JP6726265B2 - センサブラケット - Google Patents

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Description

本発明は、センサブラケットに関する。
従来、輸送機器において、外界検知センサとしてのカメラと、このカメラを輸送機器本体に支持するブラケットと、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。ブラケットは、カメラのレンズフードを形成している。レンズフードの底面部分は、レンズの画角に応じてレンズから離れるほど左右幅を広げる末広がりの態様をなしている。レンズフードの底面部分は、残余の部分に対して着脱可能とされ、メンテナンス時等にレンズフード内にアクセスすることを可能としている。
独国特許出願公開第102014224860号明細書
しかし、近年のカメラは視野角が広く、したがって上記底面部分のように画角に応じて拡幅する部品を着脱可能とするには、着脱する部品が大型化し、センサフード周りのメンテナンス作業をし難くする虞がある。また、着脱構造によってはレンズフード内の表面に凹凸が生じることも考えられるが、この凹凸がレンズ側を向く面を有していると、レンズ側に光等の乱反射が生じてしまうため、着脱構造を設ける際には留意する必要がある。
そこで本発明は、センサフードを備えて外界検知センサを支持するセンサブラケットにおいて、センサフード周りのメンテナンス作業を容易にするとともに、検知部側への反射波の発生を抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、電磁波を検知する外界検知センサ(10)の検知部(12)側から検知方向(F1)へ延び、前記検知部(12)の検知中心軸(CL3)が通過する検知空間(K1)を囲むセンサフード(21)を備え、前記センサフード(21)は、前記検知空間(K1)に臨む平坦状の表面(26a)を形成する表面形成部(26)を備え、前記表面形成部(26)は、前記表面(26a)の一部(26a1)を含む固定体(30)と、前記表面(26a)の他部(26a2)を含んで前記固定体(30)に対して分離可能に構成される分割体(40)と、を備え、前記表面(26a)における平面視で前記検知方向(F1)と直交する方向を面幅方向(X1)、前記表面(26a)における平面視で前記面幅方向(X1)と直交する方向を面前後方向(Y1)、前記面幅方向(X1)および前記面前後方向(Y1)と直交する方向を高さ方向(Z1)としたとき、前記高さ方向(Z1)から見て、前記固定体(30)と前記分割体(40)との間の分割部(P1)は、前記表面(26a)を、前記面幅方向(X1)で前記検知中心軸(CL3)を含む第一範囲(H1)と、前記検知中心軸(CL3)を避けた第二範囲(H2)と、に区画し、前記第一範囲(H1)は、前記高さ方向(Z1)で前記第二範囲(H2)と同一高さ或いは前記第二範囲(H2)よりも前記検知中心軸(CL3)に近接して配置されていることを特徴とするセンサブラケット(20)を提供する。
この構成によれば、センサフードにおける検知空間に臨む平坦状の表面を形成する表面形成部が、固定体と、固定体から分離可能な分割体と、を備えることで、メンテナンス時にセンサフード内にアクセスするような場合にも、着脱する部品が小さくて済む。すなわち、外界検知センサの性能向上により画角または放射・入射角が広がると、この広がりに応じてセンサフードに幅広平坦状の表面が形成されるため、この表面を形成する表面形成部全体を着脱する構成では、着脱する部品が大きく作業性が低下する虞がある。これに対し、平坦状の表面を形成する表面形成部が、固定体から分離可能な分割体を備えることで、センサフード内にアクセスする場合等に着脱する部品が小さくて済み、作業性を向上させることができる。
ここで、表面形成部を分割することで、固定体と分割体との間の分割部において、平坦状の表面に段差が生じる可能性がある。このとき、表面における面幅方向で検知中心軸を含む第一範囲が、表面における面幅方向で検知中心軸を含まない第二範囲よりも、高さ方向で検知中心軸に近接して配置される設定とすることで、固定体と分割体との間に段差が生じたとしても、段差面(表面と交差する面)が検知中心軸側を向かない配置となる。これにより、検知部側への電磁波の乱反射が抑えられ、センサの検出精度への影響を抑えることができる。固定体と分割体とが同一面にある場合(段差が出来ていない場合)においても、検知中心軸側を向く面がない構成であれば、検知部側への電磁波の乱反射を抑えることができる。
上記「平坦状」とは、大きな段差や屈曲などが実質的に無いことを意味し、緩やかなカーブ、固定や補強のための凹凸、などが存在する場合も含む。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のセンサブラケット(20)において、前記表面(26a)は、前記検知部(12)に至る反射波を低減する反射波低減構造(25)を備えている。
この構成によれば、反射波低減構造によってレンズ側への光等の乱反射を抑えるとともに、反射波低減構造を備える表面形成部を分割構造とした場合に、平坦状の表面(反射波低減構造)に段差が生じるような場合も、レンズ側への光等の乱反射を良好に抑えることができる。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載のセンサブラケット(20)において、前記表面(26a)の前記第一範囲(H1)は、前記表面(26a)の前記面幅方向(X1)で前記分割部(P1)よりも内側に位置し、前記分割体(40)で構成されている。
この構成によれば、表面の面幅方向の内側が分割体で構成されるので、分割体を単一構成として着脱作業等を簡素化し、効率の良い分割構造とすることができる。
請求項4に記載した発明は、請求項1から3の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)において、前記固定体(30)は、前記分割体(40)をはめ合わせて閉塞する固定側開口部(37)を備え、前記分割体(40)の外周部(40a)は、前記固定側開口部(37)の内周部(37a)に対して、前記表面形成部(26)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側から重なる重なり部(40b)を備えている。
この構成によれば、分割体の外周部が、固定側開口部の内周部に対して表面形成部の裏面側から重なる重なり部を備えるので、分割体の取り付け時に、分割体が固定側開口部内に脱落することを抑止することができる。また、分割体を固定側開口部に取り付けた状態で高さ方向から見たとき、分割体の外周部と固定側開口部の内周部との間にオーバーラップが生じて隙間の発生を無くしているため、センサフード内への電磁波の侵入を抑止することができる。
請求項5に記載した発明は、請求項1から4の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)において、前記固定体(30)は、前記分割体(40)をはめ合わせて閉塞する固定側開口部(37)を備え、前記分割体(40)の外周部(40a)および前記固定側開口部(37)の内周部(37a)の各々は、前記表面(26a)と交差する方向(Z1)で他方に当接可能な第一方向当接面(37s1,40s1)と、前記表面(26a)に沿う方向(X1,Y1)で他方に当接可能な第二方向当接面(37s2,40s2)と、を備えている。
この構成によれば、分割体の外周部および固定側開口部の内周部の各々が、表面と交差する方向で他方に当接可能な第一方向当接面と、表面に沿う方向で他方に当接可能な第二方向当接面と、を備えることで、分割体を固定側開口部にはめ込んだときに、第一方向当接面によって表面形成部の表面と交差する方向で分割体の位置が規定され、かつ第二方向当接面によって表面形成部の表面に沿う方向で分割体の位置が規定される。これにより、分割体の規定位置への取り付けを容易にすることができる。第一方向当接面を形成する部位は、分割体の外周部と固定側開口部の内周部との間にオーバーラップを生じさせるため、センサフード内への電磁波の侵入を抑止することができる。
請求項6に記載した発明は、請求項1から4の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)において、前記固定体(30)は、前記分割体(40)をはめ合わせて閉塞する固定側開口部(37)を備え、前記分割体(40)の外周部(40a)および前記固定側開口部(37)の内周部(37a)の少なくとも一方は、前記表面形成部(26)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側ほど前記固定側開口部(37)の外周側に位置するように傾斜し、前記表面(26a)に沿う方向(X1,Y1)で他方と重なる傾斜面(37s3,40s3)を備えている。
この構成によれば、分割体の外周部および固定側開口部の内周部の少なくとも一方が、裏面側ほど固定側開口部の外周側に位置するように傾斜した傾斜面を備えることで、固定側開口部の内周部が裏面側(センサフード外側)ほど広がるように形成される態様、および分割体の外周部が表面側(センサフード内側)ほど狭まるように形成される態様、の少なくとも一方が実現される。これにより、センサフード外側から分割体を取り付けやすくなる。傾斜面を形成する部位は、分割体の外周部と固定側開口部の内周部との間にオーバーラップを生じさせるため、センサフード内への電磁波の侵入を抑止することができる。
請求項7に記載した発明は、請求項1から6の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)において、前記分割体(40)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側に凹部(48c)が形成されている。
この構成によれば、分割体に凹部を形成することで、分割体の軽量化を図り、分割体を取り付ける部位の負荷を軽減するとともに、分割体の着脱作業の負荷を軽減することができる。
請求項8に記載した発明は、請求項1から7の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)において、前記分割体(40)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側に機能部品(49)が配置されている。
この構成によれば、分割体に形成した凹部を機能部品の配置スペースとすることにより、デッドスペースを有効に活用することができる。
請求項9に記載した発明は、請求項8に記載のセンサブラケット(20)において、前記機能部品(49)は前記検知空間(K1)を昇温させるヒータ(49)である。
この構成によれば、ヒータを検知空間に近づけて効率よく温めることにより、センサフードが突き当たる窓ガラス等の透過部材の曇りを効果的に抑えることができる。
請求項10に記載した発明は、請求項1から9の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)において、前記センサフード(21)は、前記表面(26a)を上向きに配置している。
この構成によれば、平坦状の表面が鉛直上方向きに配置されるので、埃などの掃除が必要となった場合にも、分割体を取り外すことで掃除がしやすく、検知精度を良好に維持することができる。
請求項11に記載した発明は、請求項10に記載のセンサブラケット(20)において、前記センサフード(21)は、前記表面(26a)の前記面幅方向(X1)の端部から上方に起立する側面(27a)を形成する側面形成部(27)を備え、前記表面形成部(26)と前記側面形成部(27)との間の隅部(29)には、前記表面(26a)と前記側面(27a)とを繋ぐ凹状の湾曲面(29a)が形成されている。
この構成によれば、表面と側面とが交差する隅部に凹状の湾曲面を備えるため、表面の掃除をする際にも、表面と側面とが交差する隅部まで掃除がしやすく、検知精度を良好に維持することができる。
請求項12に記載した発明は、請求項11に記載のセンサブラケット(20)において、前記表面(26a)および前記湾曲面(29a)は、前記検知部(12)に至る反射波を低減する反射波低減構造(25)を備えている。
この構成によれば、平坦状の表面のみならず、表面と側面とが交差する隅部の湾曲面にも反射波低減構造が設けられるため、検知部側への乱反射をより一層抑えることができる。
本発明によれば、センサフードを備えて外界検知センサを支持するセンサブラケットにおいて、センサフード周りのメンテナンス作業を容易にするとともに、検知部側への反射波の発生を抑えることができる。
本発明の実施形態における車両の要部の左側面図である。 本発明の実施形態における車両の外界検知カメラ周辺の一部断面を含む左側面図である。 上記外界検知カメラを支持するカメラブラケットを表面側から見た平面図である。 上記外界検知カメラを支持するカメラブラケットを裏面側から見た平面図である。 図4から外界検知カメラを取り外した状態の平面図である。 図5から分割体を取り外した状態の平面図である。 上記分割体を表面側から見た平面図である。 上記分割体を裏面側から見た平面図である。 上記外界検知カメラを支持するカメラブラケットの斜視図である。 (a)は図9のA−A断面図、(b)は(a)のXb部拡大図であり、上記分割体と固定体との重なり構造の第一例を示している。 (a)は図9のA−A断面図、(b)は(a)のXIb部拡大図であり、上記分割体と固定体との重なり構造の第二例を示している。 図12(a)は図9のA−A断面図に相当する説明図、図12(b)は分割部周辺の斜視図である。 図12(a)は比較例における図9のA−A断面図に相当する説明図、図12(b)は比較例における分割部周辺の斜視図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する変形例の説明図である。 図9のA−A断面図に相当する説明図であり、光軸と分割部の段差面との位置関係を示している。 図9のA−A断面図に相当する説明図であり、光軸と分割部の段差面との位置関係を示している。 図9のA−A断面図に相当する説明図であり、光軸と分割部の段差面との位置関係を示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両1における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車両左右中心を示す線CL1が示されている。
図1は、本実施形態の車両1の要部の左側面図である。
図1に示すように、本実施形態の車両(輸送機器)1は、車室CAの前方にフロントウインドウ(窓)2およびフロントウインドウガラス(ウインドシールド)3を備え、車室CAの側方にサイドウインドウ(窓)4およびサイドウインドウガラス5を備えている。符号6は車室CA上方のルーフ、符号Wfは前輪、符号Dsはサイドドア、符号1aは車両本体(輸送機器本体)1aをそれぞれ示している。本実施形態の車両本体1aは、車両1から外界検知カメラ10およびカメラブラケット20を除いた部分(外界検知カメラ10およびカメラブラケット20を取り付ける対象)とする。
フロントウインドウガラス3の上部かつ左右中央部の内面3a側(車室CA側)には、外界検知センサとしての外界検知カメラ10が設置されている。外界検知カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。外界検知カメラ10は、例えば周期的に繰り返し車両前方を撮像する。外界検知カメラ10が検知した情報は、検知方向の物体の位置、種類、速度等の認識に供され、この認識に基づき、車両1の運転アシスト制御や自動運転制御等がなされる。符号10Aは外界検知センサ(カメラ)の取り付け構造を示している。
図2は、車両1の外界検知カメラ10周辺の一部断面を含む左側面図、図3は、外界検知カメラ10を支持するカメラブラケット20を表面側(後述する底面形成部26の厚さ方向の底面26a側)から見た平面図、図4は、外界検知カメラ10を支持するカメラブラケット20を裏面側(後述する底面形成部26の厚さ方向の裏面26b側)から見た平面図である。なお、外界検知カメラ10周辺を車室側から覆うカバー類は不図示とする。
図2〜図4に示すように、外界検知カメラ10は、上下方向の厚さを抑えた偏平状の本体部11と、本体部11の後部上方に配置された円柱状のレンズ12と、を備えている。レンズ12は、中心軸線である光軸CL3を略水平にして配置され、レンズ表面12aを車両前方(検知方向)に向けている。図2中矢印F1は外界検知カメラ10における光軸CL3に沿う検知方向、矢印B1は検知方向の反対方向を示している。本実施形態では、検知方向は車両前方を指向する一方向、反対方向は車両後方を指向する一方向とする。すなわち、双方向である光軸方向の内、一方向を検知方向、他方向を反対方向とする。外界検知カメラ10は、外観上は光軸CL3に関して概ね左右対称に構成されている。
外界検知カメラ10は、カメラブラケット20を介して、後上がりに傾斜したフロントウインドウガラス3の内面3aに固定されている。カメラブラケット20は、例えば合成樹脂製の射出成型品であり、フロントウインドウガラス3の内面3aに接着剤等により貼付されている。カメラブラケット20は、フロントウインドウガラス3の傾斜に沿うように設けられ、このカメラブラケット20に車室側から外界検知カメラ10が取り付けられている。カメラブラケット20および外界検知カメラ10の周囲は、車室側から不図示のカメラカバーによって覆われている。
図9の斜視図を併せて参照し、カメラブラケット20は、外界検知カメラ10のレンズ12側から検知方向へ延びる検知空間K1を囲むレンズフード21と、フロントウインドウガラス3の内面3aに貼付される貼付部22と、を一体形成している。カメラブラケット20の略中央部には、外界検知カメラ10のレンズ12を車室側からレンズフード21内に露出させる開口28bを形成するレンズ用開口部28を備えている。レンズフード21は、レンズ用開口部28から前方へ、前側ほど左右幅を広げるように形成されている。レンズ12の光軸(検知中心軸)CL3は、レンズ12の中心から検知空間K1を通過し、レンズフード21の開口21bを閉塞するフロントウインドウガラス3に至っている。
レンズフード21は、検知空間K1に下方から臨む底面26aを形成する底面形成部26と、検知空間K1に左右側方から臨む側面27aを形成する側面形成部27と、を備えている。底面26aは、車両左右方向と平行をなし、側面視では車両前後方向および光軸CL3に対して前下がりに傾斜した平面とされている。底面26aひいては底面形成部26は、底面26aと垂直な方向から見た平面視で、前側ほど左右幅を広げる三角形状に形成されている。本実施形態の「平面視」とは、特に記載が無ければ底面26aと垂直な方向から見ることとし、本実施形態の「平面図」とは、特に記載が無ければ底面26aと垂直な方向から見た平面図とする。底面26aは、厳密な意味での平面に限らず、後述する反射波低減構造25の細かな凹凸を形成(配列)するための基準面(仮想面)であってもよい。
以下、底面26aにおける平面視で検知方向F1と直交する方向(双方向、底面26aに沿う左右方向)を面幅方向X1、底面26aにおける平面視で面幅方向X1と直交する方向(双方向、底面26aに沿う前後方向)を面前後方向Y1、面幅方向X1および面前後方向Y1と直交する方向(双方向、底面26aに垂直な上下方向)を高さ方向Z1とする。高さ方向Z1から見ることが前記平面視に相当する。
レンズフード21には、面幅方向X1で幅広の底面26aが形成され、合わせて反射波低減構造25も面幅方向X1で幅広に形成される。底面26aは、レンズ12の画角に応じてレンズ12から離れるほど左右幅を広げる末広がりの態様をなしている。底面26aは、検知方向F1でレンズ12から離れるほど面幅方向X1で拡幅している。底面26aは、完全な平面に限らず、大きな段差や屈曲などが実質的に無い平坦状(緩やかなカーブ、固定や補強のための凹凸、などが存在する場合も含む。)であってもよい。底面26aが緩やかにカーブするような場合、例えば底面26aの両端間に渡る直線に沿う方向が面幅方向X1となる。
側面27aひいては側面形成部27は、底面形成部26の後部両側の左右傾斜辺部から上後方へ屈曲して立ち上がるように形成されている。側面27aは、レンズ用開口部28の左右側縁部から底面形成部26の前縁部の左右両端部に向けて、上後方への起立高さを漸減させるように形成されている。側面27aの上下幅は、底面26aの左右幅に対して小さく、したがってレンズフード21および検知空間K1は、上下幅を抑えた偏平状に形成されている。
レンズフード21の上面部は、外界検知カメラ10の検知方向に位置する開口21bを形成している。開口21bは、レンズ用開口部28の上縁部、左右側面形成部27の上縁部、底面形成部26の前縁部に囲まれて形成されている。開口21bは、レンズフード21ひいてはカメラブラケット20がフロントウインドウガラス3に固定された状態で、フロントウインドウガラス3の内面3aによって閉塞されている。フロントウインドウガラス3は、外界検知カメラ10の検知方向に配置され、外界検知カメラ10が検知する光(電磁波)を透過させる透過部材の一例である。
レンズフード21は、検知空間K1に臨む表面21a(底面26aおよび左右側面27a)の少なくとも一部(本実施形態では底面26a)に、レンズ12に至る反射光(反射波)を低減する反射波低減構造(ストレイライトシールド(Stray Light Shield;SLS))25を備えている。本実施形態の反射波低減構造25は、例えば左右方向に沿って断面三角形状をなして延びる波形状を、前後方向で複数並べるように形成したものである。反射波低減構造25により、外界検知カメラ10のレンズ12にストレイライト(迷光、反射波)が至ることが抑えられる。
底面26aは、波形状等の立体形状の反射波低減構造25を設ける場合、前記立体形状を形成する際の基準面(仮想面)となる。反射波低減構造25の波形状等のパターン形状は、前記基準面に沿って複数配列されることとなる。パターン形状は、一定周期のものに限らず、所定の変化を有したり不定期であってもよい。また、立体形状に限らずシボや塗装等の表面処理であってもよい。レンズフード21の側面27aに反射波低減構造25を備えてもよい。
図3、図4中線CL2は、カメラブラケット20の左右中心を示している。カメラブラケット20は、線CL2に関して概ね左右対称に構成されている。カメラブラケット20は、平面視で左右中心CL2を車両左右中心CL1に一致させている。外界検知カメラ10は、平面視で光軸CL3をカメラブラケット20の左右中心CL2および車両左右中心CL1に一致させている。例えば外界検知カメラ10を車両左右中心CL1からずらして設置する場合等には、カメラブラケット20の左右中心CL2が車両左右中心CL1からずれて配置され、かつ外界検知カメラ10の光軸CL3がカメラブラケット20の左右中心CL2からずれて配置されることがある。また、カメラブラケット20や外界検知カメラ10が左右非対称に構成されることがある。
図3、図9を参照し、レンズフード21における反射波低減構造25を備える底面26aを形成する底面形成部26は、反射波低減構造25の一部(固定側構造部25a)を含んで車両本体1a(例えばフロントウインドウガラス3)に固定される固定体30と、反射波低減構造25の残余の他部(分割側構造部25b)を含んで固定体30に対して分離可能に構成される分割体40と、に分割構成されている。図12(a)を参照し、底面形成部26は、底面26aの一部(固定側底面26a1)を含んで車両本体1aに固定される固定体30と、底面26aの他部(分割側底面26a2)を含んで固定体30に対して分離可能に構成される分割体40と、を備えるともいえる。固定体30は、貼付部22と一体形成されており、貼付部22を含んで一体の固定体30と捉えることができる。
図4〜図8を併せて参照し、分割体40は、平面視で光軸CL3と重なる概略矩形状の範囲に設けられている。詳細には、分割体40の平面視の概略形状を形成する平板部48(図7、図8参照)は、車両左右方向に沿うように延びる前辺部40a1、車両前後方向に沿うように延びる左右側辺部40a2、左右外側ほど前側に位置するように傾斜して延びる左右後傾斜辺部40a3、左右後傾斜辺部40a3の内側端の間に形成される後中央切り欠き部40a4、を備えている。固定体30には、分割体40を整合させる概略矩形状の開口37bを形成する固定側開口部37が設けられている。固定側開口部37に分割体40を取り付けた状態で、固定体30と分割体40とは、底面26aを構成する表面を互いに面一又は平行に配置する。レンズフード21の側面27aに反射波低減構造25を備える場合、側面形成部27の一部を含む分割体40を設けてもよい。
高さ方向Z1から見たとき、底面形成部26における固定体30と分割体40との間の分割部P1は、底面26aおよび底面形成部26を、面幅方向X1で光軸CL3を含む第一範囲H1と、光軸CL3を含まない(光軸CL3を面幅方向X1で避けた)第二範囲H2と、に区画している。第一範囲H1は、底面26aおよび底面形成部26の面幅方向X1の内側において、分割体40で構成されている。第二範囲H2は、底面26aおよび底面形成部26の面幅方向X1の外側において、固定体30で構成されている。第一範囲H1(分割体40の表面)は、第二範囲H2(固定体30の表面)よりも、高さ方向Z1で光軸CL3に近接して配置されている。
底面形成部26の固定体30側(裏面26b側)には、外界検知カメラ10が取り付けられている。外界検知カメラ10において、本体部11の前端部左側には、第一センサ被固定部15が前方に向けて突設され、本体部11の前端部右側には、第二センサ被固定部16が前方に向けて突設されている。底面形成部26の裏面26bにおいて、固定側開口部37の左側には、第一センサ被固定部15に対応する第一センサ固定部35が下方に向けて突設され、固定側開口部37の右側には、第二センサ被固定部16に対応する第二センサ固定部36が下方に向けて突設されている。
第一センサ被固定部15および第二センサ被固定部16は、第一センサ固定部35および第二センサ固定部36に対し、底面形成部26の裏面26bに沿うように後方移動して(後方に向かって移動しながら)差し込まれる。これにより、第一センサ被固定部15および第二センサ被固定部16と、第一センサ固定部35および第二センサ固定部36と、が非締結の係合状態となる。本実施形態の「非締結の係合状態」とは、ボルトやナット等の締結部材を用いずに結合されることの意である。なお、締結部材を用いて結合される構成に置換してもよい。これら第一センサ固定部35および第二センサ固定部36の間に外界検知カメラ10が架け渡されることで、固定側開口部37を設けたことによる固定体30の剛性低下が抑えられる。
外界検知カメラ10の本体部11の後端部11aの左右中央部には、第三センサ被固定部17が設けられている。底面形成部26の裏面26bにおいて、固定側開口部37の後方には、第三センサ被固定部17に対応する第三センサ固定部39が設けられている。第三センサ被固定部17は、本体部11の後端部11aが底面形成部26に下方から接近するように移動することで、第三センサ固定部39に対し弾性的に係合する。これにより、第三センサ被固定部17と第三センサ固定部39とが非締結の係合状態となる。
各センサ被固定部15〜17と各センサ固定部35,36,39との係合により、外界検知カメラ10がカメラブラケット20の固定体30に取り付けられている。外界検知カメラ10は、分割体40と平面視でオーバーラップしている。
図5は、図4から外界検知カメラ10を取り外した状態の平面図、図6は、図5から分割体40を取り外した状態の平面図である。
図4〜図6に示すように、カメラブラケット20の裏面(裏面26b)において、第一センサ固定部35および第二センサ固定部36の後方には、それぞれ外界検知カメラ10の本体部11の左右側部に沿うように延びる第一後方延出壁部35aおよび第二後方延出壁部36aが立設されている。第一後方延出壁部35aおよび第二後方延出壁部36aは、それぞれフロントウインドウガラス3、固定体30および外界検知カメラ10の重なり方向(積層方向)に起立している。第一後方延出壁部35aおよび第二後方延出壁部36aは、外界検知カメラ10取り付け時のガイドとして機能する。外界検知カメラ10の本体部11は僅かに左右非対称とされ、これに合わせて第一センサ固定部35および第二センサ固定部36の配置も僅かに左右非対称とされている。
第一センサ固定部35および第二センサ固定部36の左右内側部には、それぞれ車両前後方向に沿うように延びる第一壁部35bおよび第二壁部36bが設けられている。第一壁部35bおよび第二壁部36bも、それぞれ前記積層方向に起立している。第一壁部35bおよび第二壁部36bは、分割体40取り付け時のガイドとして機能する。例えば第一壁部35bの左右内側には、前後一対のリブ35cが設けられている。前後リブ35cは、左右内側端を分割体40の左側縁に近接させており、これら前後リブ35cが分割体40の左側の取り付けガイドとなる。
図7は、分割体40を表面側(平板部48の表面48a側、底面26a側)から見た平面図、図8は、分割体40を裏面側(平板部48の裏面48b側、裏面26b側)から見た平面図である。
図7、図8を参照し、分割体40は、反射波低減構造25を厚さ方向の一側面(表面48a)に有する平板部48を備えている。平板部48は、平面視の外周部(分割体40の外周部40aとする)に、前辺部40a1、左右側辺部40a2、左右後傾斜辺部40a3、後中央切り欠き部40a4、を備えている。
前辺部40a1は、平板部48の前端部に形成され、平面視で車両左右方向に沿うように延びている。
左右側辺部40a2は、平板体の左右側端部に形成され、平面視で車両前後方向に沿うように延びている。
左右後傾斜辺部40a3は、平板体の左右後端部に形成され、平面視で左右外側ほど前側に位置するように傾斜して延びている。
後中央切り欠き部40a4は、分割体40の後部左右内側で左右後傾斜辺部40a3の内側端の間に形成され、平面視で前方に凸の半円状をなしている。
前辺部40a1の左右側部からは、前方に向けて第一被固定部41および第二被固定部42が突設されている。底面形成部26の裏面26bにおいて、固定側開口部37の前側には、第一被固定部41および第二被固定部42に対応する第一固定部31および第二固定部32がそれぞれ下方に向けて突設されている。第一被固定部41および第二被固定部42は、それぞれ第一固定部31および第二固定部32に対し、底面形成部26の裏面26bに沿うように前方移動して差し込まれる。これにより、第一被固定部41および第二被固定部42と、第一固定部31および第二固定部32と、が非締結の係合状態となる。
ここで、分割体40側の被固定部である第一被固定部41および第二被固定部42は、固定体30側の固定部である第一固定部31および第二固定部32よりも、それぞれ脆弱に形成されている。すなわち、第一被固定部41および第二被固定部42は、例えば薄肉部や切り欠き等を設けること、あるいは第一固定部31および第二固定部32に対して材料を異ならせること、の少なくとも一方により、脆弱に形成されている。これにより、分割体40を固定体30から取り外す際などに、これらの固定部分の損壊が生じるような場合にも、分割体40側が壊れることで固定体30側を保護することが可能となる。
左右後傾斜辺部40a3からは、それぞれ平板部48の表面48a側に向けて第一突出壁部46aおよび第二突出壁部46bが起立している。各突出壁部46a,46bは、後傾斜辺部40a3から上後方へ屈曲して立ち上がるように形成されている。各突出壁部46a,46bは、固定体30の左右側面形成部27の裏側に重なるように配置されている。各突出壁部46a,46bは、平面視で後傾斜辺部40a3と略平行な起立先端部を形成している。各突出壁部46a,46bは、平板部48の表面48aとの直交方向に対して傾斜し、側面形成部27と略平行に形成されている。各突出壁部46a,46bは、左右内側の内側端を平面視で車両前後方向に沿わせるように形成している。各突出壁部46a,46bの内側端は、後中央切り欠き部40a4の左右前端に連なっている。
突出壁部46a,46bの起立先端部の左右内側には、平板部48の表面48aと略平行をなす第一弾性変形片45aおよび第二弾性変形片45bが、それぞれ後方かつ左右外側に向けて突設されている。各弾性変形片45a,45bは、平面視で三角形状に形成されており、平面視で車両左右方向に沿うように延びる後辺部と、平面視で車両前後方向に沿うように延びる外側辺部と、を有している。各弾性変形片45a,45bの内側端は、突出壁部46a,46bの内側端に連なり、これらが後中央切り欠き部40a4の左右前端に至るまで、平面視で車両前後方向に沿う直線状に形成されている。
底面形成部26の裏面26bにおいて、固定側開口部37の後側には、弾性変形片45a,45bにそれぞれ対応する第一突起部38aおよび第二突起部38bが突設されている。弾性変形片45a,45bは、固定体30の各突起部38a,38bにそれぞれ固定体30から離れる側に押圧される。これにより、後述する第三被固定部43および第四被固定部44と第三固定部33および第四固定部34との係合が強まり、分割体40の後端部が固定体30にガタなく強固に固定される。
突出壁部46a,46bの起立先端部の左右外側には、弾性変形片45a,45bの左右外側に間隔を空けて、第三被固定部43および第四被固定部44がそれぞれ後方に向けて突設されている。底面形成部26の裏面26bにおいて、固定側開口部37の後側には、第三被固定部43および第四被固定部44に対応する第三固定部33および第四固定部34がそれぞれ下方に向けて突設されている。第三被固定部43および第四被固定部44は、分割体40の後端部が固定体30に下方から接近するように移動することで、第三固定部33および第四固定部34に対しそれぞれ弾性的に係合する。これにより、第三被固定部43および第四被固定部44と、第三固定部33および第四固定部34と、が非締結の係合状態となる。
第三被固定部43および第四被固定部44は、弾性変形片45a,45bと間隔を空けて分離しているので、これら一方の弾性変形が他方の弾性変形に影響を与え難い。
ここで、第三被固定部43および第四被固定部44も、対応する第三固定部33および第四固定部34よりも、それぞれ脆弱に形成されている。これにより、分割体40を固定体30から取り外す際などに損壊が生じるような場合にも、分割体40側が壊れることで固定体30側を保護することが可能となる。
突出壁部46a,46bの裏面側には、平板部48の裏面48bと同一面状の押圧面を形成する第一押圧部47aおよび第二押圧部47bがそれぞれ突設されている。各押圧部47a,47bは、突出壁部46a,46bの裏面から後方に張り出し、弾性変形片45a,45bの前方に平面視三角形状等の押圧面を形成する。各押圧部47a,47bには、裏面48b側に開放する肉抜き凹部が適宜形成されている。各押圧部47a,47bは、互いに僅かに左右非対称とされている。押圧部47a,47bを除き、分割体40は左右対称に構成されている。外界検知カメラ10およびカメラブラケット20は、異なる車種やセンサ配置に用いる場合、左右非対称となりやすいが、分割体40が左右対称であれば流用が容易である。
ここで、弾性変形片45a,45bおよび押圧部47a,47bは、第一被固定部41および第二被固定部42よりも、第三被固定部43および第四被固定部44に近接して配置されている。これにより、分割体40を固定体30に取り付ける際に押圧部47a,47bを押圧すれば、第三被固定部43および第四被固定部44を固定体30に係合させやすく、かつ弾性変形片45a,45bを弾性変形させやすくなる。例えば、分割体40の裏面48bには、シート状のヒータ49が取り付けられている。分割体40に取り付ける機能部品はヒータ49に限らず、例えば室内灯やカースピーカー等であってもよい。
<反射波低減構造の隙間について>
図10(a)は、図9のA−A断面図であり、上記分割体40と固定体30との重なり構造の第一例を示している。図10(b)は図10(a)のXb部拡大図である。
分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間に隙間が生じると、この隙間からレンズフード21内に光が侵入して迷光となり、外界検知カメラ10の検出精度に影響を与えてしまう。
図10(a)に示すように、本実施形態では、分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間に、底面形成部26の裏面26bに沿う方向でオーバーラップ(重なり代R1)が生じている。つまり、分割体40の外周部40aは、固定側開口部37の内周部37aに対して底面形成部26の裏面26b側から重なる重なり部40bを備えている。
図10(a)の例では、分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aを、それぞれ互いに噛み合う階段状の断面形状としている。「互いに噛み合う階段状の断面形状」とは、分割体40を固定側開口部37に裏面26b側からはめ込んだときに、底面形成部26の裏面26bと直交する方向で分割体40の位置を規定し、かつ分割体40の分割側構造部25bを含む表面を、固定体30の固定側構造部25aを含む表面と平行に配置する断面形状である。底面形成部26の裏面26bに沿う方向では、分割体40の周囲に隙間を形成し、分割体40の部品公差等を許容して固定側開口部37にはめ込みやすくしている。
図10(b)を参照し、分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aは、底面26aと直交する方向(高さ方向Z1)で他方に当接可能な第一方向当接面37s1と、底面26aに沿う方向(面幅方向X1および面前後方向Y1)で他方に当接可能な第二方向当接面37s2と、を備えている。なお、図示都合上、面前後方向Y1で当接可能な第二方向当接面37s2の図示は省略している。
これにより、分割体40を固定側開口部37にはめ込む際に、第一方向当接面37s1によって底面形成部26の底面26aと交差する方向で分割体40の位置が規定され、かつ第二方向当接面37s2によって底面形成部26の底面26aに沿う方向で分割体40の位置が規定されるので、分割体40の取り付けが容易である。
分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aにおける互いに当接可能な第一方向当接面37s1(および第二方向当接面37s2)の形状は問わず、例えば円弧状の凸面が点接触又は線接触するような構成でもよい。互いに当接可能な第一方向当接面37s1(および第二方向当接面37s2)は、直接当接する構成に限らず、シール部材等を介して間接的に当接する構成でもよい。互いに当接可能な第一方向当接面37s1(および第二方向当接面37s2)の間に隙間を空けた状態で分割体40が固定される構成でもよい。この場合、分割体40の位置が底面26aに沿う方向で前記隙間に対応する分だけずれても、高さ方向Z1から見たときに分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間にオーバーラップ(重なり代R1)が生じていればよい。
図11(a)は、図9のA−A断面図であり、上記分割体40と固定体30との重なり構造の第二例を示している。図11(b)は図11(a)のXIb部拡大図である。
分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間にオーバーラップを生じさせる断面形状は、上記階段状の断面形状に限らず、例えば図11に示すように、分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aを、それぞれ互いに整合する傾斜状の断面形状としてもよい。この場合も、分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間に、底面形成部26の裏面26bに沿う方向でオーバーラップR1が生じている。つまり、分割体40の外周部40aは、固定側開口部37の内周部37aに対して底面形成部26の裏面26b側から重なる重なり部40bを備えている。
図11(b)を参照し、分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aは、底面形成部26の裏面26b側ほど固定側開口部37の外周側に位置するように傾斜し、底面26aに沿う方向(面幅方向X1および面前後方向Y1)で他方と重なる傾斜面37s3,40s3を備えている。なお、図示都合上、面前後方向Y1で重なる傾斜面37s3,40s3の図示は省略している。
これにより、固定側開口部37の内周部37aが裏面26b側(レンズフード21外側)ほど広がるように形成され、かつ分割体40の外周部40aが底面26a側(レンズフード21内側)ほど狭まるように形成されることとなる。このため、レンズフード21外側から固定側開口部37内へ分割体40をはめ込みやすく、かつ分割体40が傾斜面37s3,40s3に沿って規定位置へ案内される。傾斜面37s3,40s3同士が直接又は間接的に当接することで、底面形成部26の底面26aと交差する方向および底面26aに沿う方向の両方で分割体40の位置が規定され、この点でも分割体40の取り付けが容易である。
分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aの両方が傾斜面を備える構成に限らず、一方が高さ方向Z1(板厚方向)に沿う端面を有し、他方のみ傾斜面を備える構成でもよい。図示のように、互いに当接可能な傾斜面の間に隙間sを空けた状態で分割体40が固定される構成でもよい。この場合、分割体40の位置が底面26aに沿う方向で前記隙間sに対応する分だけずれたとしても、高さ方向Z1から見たときに、分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間にオーバーラップ(重なり代R1)が生じていればよい。また、傾斜面同士が互いに当接した状態で分割体40が固定される構成でもよい。
図10、図11の例は、固定側開口部37の底面26a上の縁が、分割体40の裏面26b上の縁よりも固定側開口部37の内側にあるといえる。この条件を満たせば、分割体40と固定体30との重なり構造は図10、図11の例に限定されない。このように、分割体40と固定体30との間に、反射波低減構造25を含む表面(底面26a)に沿う面沿い方向で隙間を発生させない配置とすることで、反射波低減構造25を分割構造とした場合にも、レンズフード21内への光の侵入が抑えられる。
<反射波低減構造の段差について>
図12(a)は図9のA−A断面に相当する説明図、図12(b)は分割部P1周辺の斜視図である。
図12(a)、図12(b)に示すように、カメラブラケット20の一部を着脱可能な分割体40とした場合、分割体40および固定側開口部37の間の隙間や相互部品の公差および位置ズレ等の影響により、分割体40が固定側開口部37内でレンズフード21内側に向けて沈み込むと、反射波低減構造25を含む底面26aに段差を生じさせる。この段差が形成する段差面D1(分割体40の外周面、底面26aと略直交する面)が、底面26aに沿う方向で光軸CL3側を向いていると、レンズ12側に光等の乱反射が生じてしまうため、外界検知カメラ10の検出精度に影響しやすい。
本実施形態では、レンズ12の正面領域(面幅方向X1の内側の第一範囲H1)に位置する分割体40を、面幅方向X1の外側の第二範囲H2に位置する固定体30に対して、レンズフード21内側に張り出させている。これにより、分割体40の部品公差や位置ズレ等を含めても、レンズフード21内側から見て、分割側底面26a2が固定側底面26a1よりも高さ方向Z1で高い配置となる。すなわち、底面26a上において分割体40が固定体30側に沈み込まなくなるので、底面26aに沿う方向で光軸CL3側を向いた段差面D1(図13(a)参照)が、反射波低減構造25(底面26a)上に表出しなくなる。したがって、段差面D1によってレンズ12側に光等の乱反射が生じることが抑えられる。
図13(a)は比較例における図9のA−A断面に相当する説明図、図13(b)は比較例における分割部P1周辺の斜視図である。
図13(a)、図13(b)に示す例では、レンズフード21内側から見て、固定側底面26a1が分割側底面26a2よりも高い配置であり、これらの間の段差面D1は、レンズ12側(第一範囲H1側)に露出している。したがって、段差面D1によってレンズ12側に光等の乱反射が生じる虞がある。
ここで、分割側底面26a2と固定側底面26a1とが同じ高さにあれば、これらの間に段差面が生じないので、レンズ12側への光等の乱反射が抑えられる。一方、反射波低減構造25が波形状等の凹凸パターン形状の場合、分割側底面26a2と固定側底面26a1とが同じ高さにあっても、これらが互いに底面26aに沿う方向で凹凸パターン形状の半ピッチ程度ずれると、固定体30側の反射波低減構造25の凹凸パターン形状の端面が表出し、光等の乱反射の原因となる。このため、分割側底面26a2は、凹凸パターン形状の高さ分を越える程度に、固定側底面26a1よりも高く配置することが望ましい。
図14に示す例では、分割体40の板厚を厚くし、分割体40および固定体30の裏面が同一面となるように配置しながら、分割側底面26a2が固定側底面26a1よりも高くなるように配置している。分割体40および固定体30の裏面を同一面とすることで、容易に分割体の着脱ができる効果が得られる。更に板厚を厚くすることで、部材が重くなり防振効果が得られる。また体積が大きくなることで蓄熱効果が得られる。
図15に示す例では、図14の例に対し、分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aを、それぞれ互いに噛み合う階段状の断面形状としている。換言すれば、図10の例に対し、分割体40の板厚を厚くしている。分割体40の板厚を厚くすることで、部材が重くなり防振効果が得られる。更に板厚を厚くすることで、部材が重くなり防振効果が得られる。また体積が大きくなることで蓄熱効果が得られる。
図16に示す例では、図11の例に対し、分割体40が固定側開口部37内でレンズフード21内側に向けて沈み込み、もって分割体40が固定体30よりも高さ方向Z1で高くなる配置としている。図11の分割体40は板厚を厚くしておらず、裏面側には分割体40がレンズフード21内側に沈み込んだ分だけ窪みが形成されている。この窪みを利用して、ヒータ49等の機能部品を配置してもよい。
一方、図17〜図20に示す例では、板厚を厚くしていた分割体40の裏面側を肉抜きすることで、分割体40に凹部48cを形成している。この場合、別体の分割体40を軽量化して分割体40を取り付ける部位の負荷を抑えるとともに、図19、図20に示すように、凹部48cをヒータ49等の機能部品の配置スペースとして利用可能である。
図17、図19の例では、分割体40および固定体30の表面側を同一面状に配置し、裏面側で分割体40を突出させている。図18、図20の例では、分割体40および固定体30の裏面側を同一面状に配置し、表面側で分割体40を突出させている。
図21〜図23を参照し、レンズ12および光軸CL3と、分割体40および固定体30の間の分割部P1の段差面D1と、の位置関係について説明する。
図21に示すように、レンズ12の光軸CL3と、分割体40ひいては反射波低減構造25の幅方向中心CL4と、が平面視で一致する場合、分割体40が高い配置であれば、段差面D1はレンズ12側を指向しないので、段差面D1からレンズ12側に光等が反射せず、外界検知カメラ10の検出精度への影響が抑えられる。
図22に示すように、レンズ12の光軸CL3に対して分割体40が面幅方向X1でオフセットすると、これに伴い分割体40両側の段差面D1もオフセットする。しかし、固定体30よりも高い配置の分割体40が、レンズ12の光軸CL3を含む第一範囲H1に位置していれば(第一範囲H1を構成していれば)、分割体40両側の段差面D1はレンズ12側を指向しないので、段差面D1からレンズ12側に光等が反射せず、外界検知カメラ10の検出精度への影響が抑えられる。
一方、図23に示すように、固定体30よりも高い配置の分割体40が、レンズ12の光軸CL3を含まない第二範囲H2までオフセットしてしまうと(第二範囲H2を構成してしまうと)、分割体40両側の段差面D1の内の一方の段差面D1が、レンズ12側を指向する配置となるので、段差面D1からレンズ12側に光等の反射が生じてしまい、外界検知カメラ10の検出精度に影響する虞がある。このような分割体40の配置では、固定体30における光軸CL3を含む第一範囲H1を構成する部位を、分割体40よりも高く配置すればよい。
つまり、底面26a上に表出する段差面D1が、分割体40および固定体30の何れに構成されるかによらず、光軸CL3を含む第一範囲H1が、光軸CL3を避けた第二範囲H2よりも高く配置される構成とすることで、段差面D1からレンズ12側に光の反射が生じることを抑えることができる。
レンズフード21は、底面26aを上向きにして配置されており、フロントウインドウガラス3で閉塞されているものの、底面26a上には埃等の汚れが溜まりやすい。本実施形態では、底面形成部26に着脱可能な分割体40を備えることで、底面26aの掃除等のメンテナンスが容易である。
また、レンズフード21において、底面形成部26と側面形成部27との間の隅部29に、底面26aと側面27aとを繋ぐ凹状の湾曲面29aが形成されている。これにより、底面26aの掃除をする際にも、底面26aと側面27aとが交差する隅部29まで掃除がしやすくなる。
そして、底面26aに備える反射波低減構造25は、湾曲面29aにまで至っており、底面26aから立ち上がる湾曲面29aからレンズ12側への光等の乱反射を効果的に抑えている。
以上説明したように、上記実施形態におけるカメラブラケット20は、外界検知カメラ10を車両本体1aに支持するカメラブラケット20であって、前記外界検知センサ10のレンズ12側から検知方向F1へ延び、前記レンズ12の光軸CL3が通過する検知空間K1を囲むレンズフード21を備え、前記レンズフード21は、前記検知空間K1に臨む平坦状の底面26aを形成する底面形成部26を備え、前記底面形成部26は、前記底面26aの一部(固定側底面26a1)を含んで前記車両本体1aに固定される固定体30と、前記底面26aの他部(分割側底面26a2)を含んで前記固定体30に対して分離可能に構成される分割体40と、を備えている。
そして、前記底面26aにおける平面視で前記検知方向F1と直交する方向を面幅方向X1、前記底面26aにおける平面視で前記面幅方向X1と直交する方向を面前後方向Y1、前記面幅方向X1および前記面前後方向Y1と直交する方向を高さ方向Z1としたとき、前記高さ方向Z1から見て、前記固定体30と前記分割体40との間の分割部P1は、前記底面26aを、前記面幅方向X1で前記光軸CL3を含む第一範囲H1と、前記光軸CL3を避けた第二範囲H2と、に区画し、前記第一範囲H1は、前記高さ方向Z1で前記第二範囲H2よりも前記光軸CL3に近接して配置されている。
この構成によれば、レンズフード21における検知空間K1に臨む平坦状の底面26aを形成する底面形成部26が、車両本体1aに固定される固定体30と、固定体30から分離可能な分割体40と、を備えることで、メンテナンス時にレンズフード21内にアクセスするような場合にも、車両本体1aに対して着脱する部品が小さくて済む。すなわち、外界検知カメラ10の性能向上(広角化)により画角(視野角、電波センサの場合は放射・入射角)が広がると、この広がりに応じてレンズフード21に幅広平坦状の底面26aが形成されるため、この底面26aを形成する底面形成部26全体を着脱する構成では、着脱する部品が大きく作業性が低下する虞がある。これに対し、平坦状の底面26aを形成する底面形成部26が、固定体30から分離可能な分割体40を備えることで、レンズフード21内にアクセスする場合等に着脱する部品が小さくて済み、作業性を向上させることができる。
ここで、底面形成部26を分割することで、固定体30と分割体40との間の分割部P1において、平坦状の底面26aに段差が生じる可能性がある。このとき、底面26aにおける面幅方向X1で光軸CL3を含む第一範囲H1が、底面26aにおける面幅方向X1で光軸CL3を含まない第二範囲H2よりも、高さ方向Z1で光軸CL3に近接して配置される設定とすることで、固定体30と分割体40との間に段差が生じたとしても、段差面D1(底面26aと交差する面)が光軸CL3側を向かない配置となる。これにより、レンズ12側への電磁波の乱反射が抑えられ、外界検知カメラ10の検出精度への影響を抑えることができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記底面26aは、前記レンズ12に至る反射光を低減する反射波低減構造25を備えている。
この構成によれば、反射波低減構造25によってレンズ12側への光等の乱反射を抑えるとともに、反射波低減構造25を備える底面形成部26を分割構造とした場合に、平坦状の底面26a(反射波低減構造25)に段差が生じるような場合も、レンズ12側への光等の乱反射を良好に抑えることができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記表面26aの前記第一範囲H1は、前記表面26aの前記面幅方向X1の内側に位置し、前記分割体40で構成されている。
この構成によれば、底面26aの面幅方向X1の内側が分割体40で構成されるので、分割体40を単一構成として着脱作業等を簡素化し、効率の良い分割構造とすることができる。すなわち、底面26aの面幅方向X1の外側が分割体40で構成される場合には、分割体40が複数となって着脱作業等を複雑にすることが考えられるのに対し、底面26aの面幅方向X1の内側が分割体40で構成されることで、簡易でバランスの良い分割構造とすることができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記固定体30は、前記分割体40をはめ合わせて閉塞する固定側開口部37を備え、前記分割体40の外周部40aは、前記固定側開口部37の内周部37aに対して、前記底面形成部26の前記表面26aの反対側の面である裏面26b側から重なる重なり部40bを備えている。
この構成によれば、分割体40の外周部40aが、固定側開口部37の内周部37aに対して底面形成部26の裏面26b側から重なる重なり部40bを備えるので、分割体40の取り付け時に、分割体40が固定側開口部37内に脱落することを抑止することができる。また、分割体40を固定側開口部37に取り付けた状態で高さ方向Z1から見たとき、分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間にオーバーラップが生じて隙間の発生を無くしているため、レンズフード21内への電磁波の侵入を抑止することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記固定体30は、前記分割体40をはめ合わせて閉塞する固定側開口部37を備え、前記分割体40の外周部40aおよび前記固定側開口部37の内周部37aの各々は、前記底面26aと交差する高さ方向Z1で他方に当接可能な第一方向当接面37s1,40s1と、前記底面26aに沿う面幅方向X1および面前後方向Y1で他方に当接可能な第二方向当接面37s2,40s2と、を備えている。
この構成によれば、分割体40の外周部および固定側開口部37の内周部の各々が、底面26aと交差する方向で他方に当接可能な第一方向当接面37s1,40s1と、底面26aに沿う方向で他方に当接可能な第二方向当接面37s2,40s2と、を備えることで、分割体40を固定側開口部37にはめ込んだときに、第一方向当接面37s1,40s1によって底面形成部26の底面26aと交差する方向で分割体40の位置が規定され、かつ第二方向当接面37s2,40s2によって底面形成部26の底面26aに沿う方向で分割体40の位置が規定される。これにより、分割体40の規定位置への取り付けを容易にすることができる。第一方向当接面37s1,40s1を形成する部位は、分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間にオーバーラップを生じさせるため、レンズフード21内への電磁波の侵入を抑止することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記固定体30は、前記分割体40をはめ合わせて閉塞する固定側開口部37を備え、前記分割体40の外周部40aおよび前記固定側開口部37の内周部37aの少なくとも一方は、前記底面形成部26の裏面26b側ほど前記固定側開口部37の外周側に位置するように傾斜し、前記底面26aに沿う面幅方向X1および面前後方向Y1で他方と重なる傾斜面37s3,40s3を備えている。
この構成によれば、分割体40の外周部40aおよび固定側開口部37の内周部37aの少なくとも一方が、裏面26b側ほど固定側開口部37の外周側に位置するように傾斜した傾斜面37s3,40s3を備えることで、固定側開口部37の内周部37aが裏面26b側(レンズフード21外側)ほど広がるように形成される態様、および分割体40の外周部40aが底面26a側(レンズフード21内側)ほど狭まるように形成される態様、の少なくとも一方が実現される。これにより、レンズフード21外側から分割体40を取り付けやすくなる。傾斜面37s3,40s3を形成する部位は、分割体40の外周部40aと固定側開口部37の内周部37aとの間にオーバーラップを生じさせるため、レンズフード21内への電磁波の侵入を抑止することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記分割体40の裏面26b側に凹部48cが形成されている。
この構成によれば、分割体40に凹部48cを形成することで、分割体40の軽量化を図り、分割体40を取り付ける部位の負荷を軽減するとともに、分割体40の着脱作業の負荷を軽減することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記分割体40の裏面26b側に機能部品(例えばヒータ49)が配置されている。
この構成によれば、分割体40に形成した凹部48cを機能部品の配置スペースとすることにより、デッドスペースを有効に活用することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記機能部品は前記検知空間K1を昇温するヒータ49である。
この構成によれば、ヒータ49を検知空間K1に近づけて効率よく温めることにより、レンズフード21が突き当たる窓ガラス等の透過部材の曇りを効果的に抑えることができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記レンズフード21は、前記底面26aを上向きにして配置されている。
この構成によれば、平坦状の底面26aが鉛直上方向きに配置されるので、埃などの掃除が必要となった場合にも、分割体40を取り外すことで掃除がしやすく、検知精度を良好に維持することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記レンズフード21は、前記底面26aの前記面幅方向X1の端部から上方に起立する側面27aを形成する側面形成部27を備え、前記底面形成部26と前記側面形成部27との間の隅部29には、前記底面26aと前記側面27aとを繋ぐ凹状の湾曲面29aが形成されている。
この構成によれば、底面26aと側面27aとが交差する隅部29に凹状の湾曲面29aを備えるため、底面26aの掃除をする際にも、底面26aと側面27aとが交差する隅部29まで掃除がしやすく、検知精度を良好に維持することができる。
上記実施形態におけるカメラブラケット20は、前記底面26aおよび前記湾曲面29aは、前記レンズ12に至る反射光を低減する反射波低減構造25を備えている。
この構成によれば、平坦状の底面26aのみならず、底面26aと側面27aとが交差する隅部29の湾曲面29aにも反射波低減構造25が設けられるため、レンズ12側への乱反射をより一層抑えることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、カメラブラケット20は、フロントウインドウガラス3に固定される構成に限らず、フロントウインドウガラス3以外の例えばルーフやフロントピラー等の車体に固定されてもよい。この場合、カメラブラケット20は、車体への固定位置からレンズフード21を検知方向F1(フロントウインドウガラス3側)に延ばす構成でもよい。レンズフード21は、フロントウインドウガラス3に接触せずに近接配置された構成でもよい。レンズフード21の開口21bは、フロントウインドウガラス3に接して完全に密閉される構成に限らず、フロントウインドウガラス3に対して多少の隙間をもって配置されて閉塞された構成でもよい。レンズフード21は、フロントウインドウガラス3(透過部材)に固定されるものに限らない。車両1は、外界検知カメラ10がカメラブラケット20に支持される構成に限らず、外界検知カメラ10にカメラブラケット20が支持される構成であってもよい。この場合、固定体30は、車体本体1aに間接的に固定されるといえる。
外界検知センサは、車室前方の窓に設置して車両前方を検知するものに限らず、車室側方の窓に設置して車両側方を検知するものであったり、車室後方の窓に設置して車両後方を検知するものであってもよい。外界検知センサの検知方向に配置される透過部材は、車室の窓に設けるウインドシールド等の窓部材に限らず、例えば外装部品の内側等にセンサを設置した場合、センサ設置場所の検知方向に配置される透過部材であってもよい。外界検知センサの検知方向に配置する透過部材はガラスに限らず樹脂等であってもよい。自動二輪車等の車室を有さない輸送機器の場合、外界検知センサの設置場所は窓部材ではなくカウルのスクリーン等の透過部材であってもよい。
例えば、カメラは可視光のみならず赤外線等の不可視光を撮影するカメラであってもよい。カメラ等の光学センサのみならず赤外線またはミリ波等のマイクロ波を用いたレーダー等の電波センサであってもよい。上記実施形態におけるカメラのレンズの配置は、レーダーの場合はアンテナの配置となる。単一のセンサではなく、ステレオカメラ等、複数のセンサを備えた構成でもよい。カメラおよびレーダーを併用する構成であってもよい。
実施形態の車両1は輸送機器の一例であり、本発明を適用する輸送機器としての車両は、乗用車に限らず貨物車も含み、さらに車室を有する車両に限らず、自動二輪車等の小型の鞍乗り型車両も含む。車両は、二輪、三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。また、輸送機器には、自転車、鉄道、船舶、航空機なども含んでいる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 車両(輸送機器)
1a 車両本体(支持体)
10 外界検知カメラ(外界検知センサ)
12 レンズ(検知部)
F1 検知方向
CL3 光軸(検知中心軸)
K1 検知空間
20 カメラブラケット(センサブラケット)
21 レンズフード(センサフード)
25 反射波低減構造
26 底面形成部(表面形成部)
26a 底面(表面)
26a1 固定側底面(一部)
26a2 分割側底面(他部)
26b 裏面
27 側面形成部
27a 側面
29 隅部
29a 湾曲面
30 固定体
37 固定側開口部
37a 内周部
37s1 第一方向当接面
37s2 第二方向当接面
37s3 傾斜面
40 分割体
40a 外周部
40s1 第一方向当接面
40s2 第二方向当接面
40s3 傾斜面
40b 重なり部
48c 凹部
49 ヒータ(機能部品)
X1 面幅方向
Y1 面前後方向
Z1 高さ方向
P1 分割部
H1 第一範囲
H2 第二範囲

Claims (12)

  1. 電磁波を検知する外界検知センサ(10)の検知部(12)側から検知方向(F1)へ延び、前記検知部(12)の検知中心軸(CL3)が通過する検知空間(K1)を囲むセンサフード(21)を備え、
    前記センサフード(21)は、前記検知空間(K1)に臨む平坦状の表面(26a)を形成する表面形成部(26)を備え、
    前記表面形成部(26)は、前記表面(26a)の一部(26a1)を含む固定体(30)と、前記表面(26a)の他部(26a2)を含んで前記固定体(30)に対して分離可能に構成される分割体(40)と、を備え、
    前記表面(26a)における平面視で前記検知方向(F1)と直交する方向を面幅方向(X1)、前記表面(26a)における平面視で前記面幅方向(X1)と直交する方向を面前後方向(Y1)、前記面幅方向(X1)および前記面前後方向(Y1)と直交する方向を高さ方向(Z1)としたとき、
    前記高さ方向(Z1)から見て、前記固定体(30)と前記分割体(40)との間の分割部(P1)は、前記表面(26a)を、前記面幅方向(X1)で前記検知中心軸(CL3)を含む第一範囲(H1)と、前記検知中心軸(CL3)を避けた第二範囲(H2)と、に区画し、
    前記第一範囲(H1)は、前記高さ方向(Z1)で前記第二範囲(H2)と同一高さ或いは前記第二範囲(H2)よりも前記検知中心軸(CL3)に近接して配置されていることを特徴とするセンサブラケット(20)。
  2. 前記表面(26a)は、前記検知部(12)に至る反射波を低減する反射波低減構造(25)を備えている、請求項1に記載のセンサブラケット(20)。
  3. 前記表面(26a)の前記第一範囲(H1)は、前記表面(26a)の前記面幅方向(X1)で前記分割部(P1)よりも内側に位置し、前記分割体(40)で構成されている請求項1又は2に記載のセンサブラケット(20)。
  4. 前記固定体(30)は、前記分割体(40)をはめ合わせて閉塞する固定側開口部(37)を備え、
    前記分割体(40)の外周部(40a)は、前記固定側開口部(37)の内周部(37a)に対して、前記表面形成部(26)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側から重なる重なり部(40b)を備えている、請求項1から3の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)。
  5. 前記固定体(30)は、前記分割体(40)をはめ合わせて閉塞する固定側開口部(37)を備え、
    前記分割体(40)の外周部(40a)および前記固定側開口部(37)の内周部(37a)の各々は、前記表面(26a)と交差する方向(Z1)で他方に当接可能な第一方向当接面(37s1,40s1)と、前記表面(26a)に沿う方向(X1,Y1)で他方に当接可能な第二方向当接面(37s2,40s2)と、を備えている、請求項1から4の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)。
  6. 前記固定体(30)は、前記分割体(40)をはめ合わせて閉塞する固定側開口部(37)を備え、
    前記分割体(40)の外周部(40a)および前記固定側開口部(37)の内周部(37a)の少なくとも一方は、前記表面形成部(26)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側ほど前記固定側開口部(37)の外周側に位置するように傾斜し、前記表面(26a)に沿う方向で他方と重なる傾斜面(37s3,40s3)を備えている、請求項1から4の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)。
  7. 前記分割体(40)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側に凹部(48c)が形成されている、請求項1から6の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)。
  8. 前記分割体(40)の前記表面(26a)の反対側の面である裏面(26b)側に機能部品(49)が配置されている、請求項1から7の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)。
  9. 前記機能部品(49)は前記検知空間(K1)を昇温させるヒータ(49)である、請求項8に記載のセンサブラケット(20)。
  10. 前記センサフード(21)は、前記表面(26a)を上向きに配置している、請求項1から9の何れか一項に記載のセンサブラケット(20)。
  11. 前記センサフード(21)は、前記表面(26a)の前記面幅方向(X1)の端部から上方に起立する側面(27a)を形成する側面形成部(27)を備え、
    前記表面形成部(26)と前記側面形成部(27)との間の隅部(29)には、前記表面(26a)と前記側面(27a)とを繋ぐ凹状の湾曲面(29a)が形成されている、請求項10に記載のセンサブラケット(20)。
  12. 前記表面(26a)および前記湾曲面(29a)は、前記検知部(12)に至る反射波を低減する反射波低減構造(25)を備えている、請求項11に記載のセンサブラケット(20)。
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