JP2009165074A - 撮像センサユニット - Google Patents

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博 野村
Atsumi Kaneko
敦美 金子
Isao Okuda
功 奥田
Eijiro Tada
英二郎 多田
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【課題】複数の光学系に対応するそれぞれの受光エリアへの有害光の入射を防ぐ遮光構造を備え、簡単かつコンパクトな構成で製造容易な撮像センサユニットを提供する。
【解決手段】撮像センサを保持するセンサ保持枠と、撮像センサの撮像面の前方に位置させてセンサ保持枠に支持された透光部材と、この透光部材とセンサ保持枠に設けた支持面と透光部材の間に挟まれて保持され、複数の受光エリアの境界部に位置してそれぞれの受光エリアに対する別光学系からの光線入射を防ぐ遮光部材とを備えたことを特徴とする撮像センサユニット。
【選択図】図6

Description

本発明は撮像センサユニットに関し、特に、複数の光学系に対応する複数の受光エリアを有する撮像センサユニットの遮光構造に関する。
近年、カメラ付き携帯電話などの携帯電子機器において、通常の被写体を撮影するアウトカメラ(メインカメラ)に加えて、テレビ通話時などに通話者自身を撮影するインカメラ(サブカメラ)を備えたものが広く普及している。単純には、アウトカメラ用とインカメラ用に別々の撮像モジュールを設けることが考えられるが、全ての部品が独立した複数の撮像モジュールを配すると装置が大型化してしまい、また製造コストも高くなってしまうので、アウトカメラ部とインカメラ部で可能な限り構成部品を共通化することが望ましい。例えば、撮像センサや画像処理用の回路部品は共通の基板上に集中して配置することでコストダウンを図ることができる。さらに、この基板上でアウトカメラ用の撮像センサとインナカメラ用の撮像センサを近接して配置することや、特許文献1や特許文献2のように、複数の光学系が共通の撮像センサの撮像面の異なる領域に結像するようにさせることで小型化を図ることができる。但し、このように複数の光学系から撮像センサに向かう光路を近接させた場合、隣接する光学系からの光が撮像センサにおけるそれぞれの受光エリアに入射してしまうおそれがあるので、こうした有害光の入射を防ぐ遮光構造が必要とされる。
特開平7-184102号公報 特開2005-20718号公報
例えば、特許文献1、2の撮像装置では、撮像センサ近傍において、入射光軸に沿う方向に延設された遮光壁(光路分離壁)によって各光学系の光路を分離させている。しかし、この遮光壁は具体的な支持構造などを備えておらず、実用的な遮光構造が望まれていた。そこで本発明は、複数の光学系に対応するそれぞれの受光エリアへの有害光の入射を防ぐ遮光構造を備え、簡単かつコンパクトな構成で製造容易な撮像センサユニットを提供することを目的とする。
本発明は、複数の光学系からの光束が入射され、該複数の光学系のそれぞれの結像位置である複数の受光エリア上に、少なくとも一つの撮像センサの撮像面を位置させた撮像センサユニットにおいて、撮像センサを保持するセンサ保持枠と、撮像センサの撮像面の前方に位置させてセンサ保持枠に支持された透光部材と、この透光部材とセンサ保持枠に設けた支持面との間に挟まれて保持され、複数の受光エリアの境界部に位置してそれぞれの受光エリアに対する別光学系からの光線入射を防ぐ遮光部材とを備えたことを特徴としている。
遮光部材の支持構造の一態様として、センサ保持枠に、撮像センサを支持するセンサ支持面と、撮像センサを囲んでセンサ支持面上に立設されその端面に透光部材を支持する立壁枠部とを設けるとよい。一方、遮光部材には、センサ保持枠の立壁枠部の内壁部に嵌合する枠状の支持脚部と、複数の受光エリアに対応する複数の開口部と該複数の開口部の間の境界遮光部を含んだ平面状の遮光マスク部とを備えるとよい。遮光部材は、支持脚部がセンサ支持面に当接し、遮光マスク部が透光部材に当接することで、撮像センサの撮像面と直交する方向への移動が規制される。
この態様の遮光部材には、遮光マスク部の境界遮光部からセンサ支持面に接近する方向に突出形成された内方遮光壁を設けて遮光性能を向上させることができる。この場合、内方遮光壁は、遮光マスク部の境界遮光部よりも幅狭であることが好ましい。さらに遮光部材には、遮光マスク部の境界遮光部からセンサ支持面とは反対方向に突出形成される外方遮光壁を設けることで、遮光性能をより一層向上させることができる。この場合、外方遮光壁を挟んで隔てられる複数の透光部材を備えるようにするとよい。
遮光部材の支持構造の異なる態様として、センサ保持枠に、撮像センサを支持するセンサ支持面と、撮像センサを囲んでセンサ支持面上に立設されその端面に透光部材を支持する立壁枠部と、この立壁枠部の端面からセンサ支持面方向に向けて形成した端面凹部とを設け、遮光部材が、センサ保持枠の端面凹部と透光部材の間で挟着保持されるように構成してもよい。
具体的には、センサ保持枠の端面凹部が、立壁枠部全体の内壁部に臨ませて形成された全周凹部からなり、遮光部材は、その外縁部が全周凹部に支持され、複数の受光エリアに対応する複数の開口部と該複数の開口部の間の境界遮光部とが形成されたシート状体として構成することができる。
あるいは、センサ保持枠の端面凹部が、立壁枠部の内壁部に臨む対向位置に設けた少なくとも一対の対向凹部からなり、この一対の対向凹部に端部が支持され、複数の受光エリアの間の境界領域に沿って延設された橋絡部材として遮光部材を構成することもできる。この場合、遮光部材が、一対の対向凹部と略同幅で該一対の対向凹部に係合する幅広遮光部と、この幅広遮光部からセンサ支持面とは反対方向に向けて突出形成された、幅広遮光部よりも幅狭の幅狭遮光壁とを有し、幅広遮光部が一対の対向凹部の底部に当接し、幅狭遮光壁が透光部材に当接することで、撮像センサの撮像面と直交する方向への遮光部材の移動が規制されるように構成することが好ましい。
以上の本発明の撮像センサユニットによれば、撮像センサ保持枠と透光部材を組み合わせたときに遮光部材も併せてユニット内に組み込まれるため、簡単かつコンパクトで製造容易な構成によって、それぞれの受光エリアに対する有害光を遮断して高い画像品質を得ることができる。
図1ないし図3は、本発明を適用した撮像センサユニット10を内蔵した撮像モジュール20を示している。横長の箱状体であるハウジング30の前面には第1の撮影開口31と基板取付開口32が形成されており、この第1の撮影開口31と基板取付開口32を囲むように、略平行な一対の長手方向壁部33、34と、略平行な一対の短手方向壁部35、36とからなる枠状部が設けられている。ハウジング30の後面は裏側壁部37によって塞がれている。裏側壁部37には、短手方向壁部36の近傍に位置させて、ハウジング30の内部と外部を貫通する第2の撮影開口38が形成されている。第2の撮影開口38には保護及び防塵用の透明部材39が嵌っている。
ハウジング30内には、長手方向に離間させて第1プリズム21と第2プリズム24が配置されている。第1プリズム21は一方の短手方向壁部35の近傍に位置し、第1の撮影開口31を通して入射面21-iから入射する光束を、反射面21-rによって出射面21-o側に向けて略直角に反射させるプリズムである。第2プリズム24は他方の短手方向壁部36の近傍に位置し、入射面24-iから入射する光束を、反射面24-rによって出射面24-o側に向けて略直角に反射させるプリズムである。第2プリズム24の出射面24-oはハウジング30の基板取付開口32側に向く。ハウジング30内にはまた、第1プリズム21と第2プリズム24の間に位置させて、第1レンズ群22と第2レンズ群23が設けられる。第1レンズ群22は第1プリズム21の出射面21-oに対向する位置に設けられ、第2レンズ群23は第2プリズム24の入射面24-iに対向する位置に設けられる。
以上の第1プリズム21、第1レンズ群22、第2レンズ群23及び第2プリズム24は、第1の撮影開口31を通しての撮影を行うメイン光学系を構成している。メイン光学系に対しては、図3に示すように、物体側からの光束が、第1の撮影開口31を通して入射光軸OP-M1に沿って第1プリズム21の入射面21-iに入射する。第1プリズム21は、その入射光束を反射面21-rで略直角に反射させ、反射された光束は横方向に向く中間光軸OP-M2に沿って第1レンズ群22、第2レンズ群23を通って進み、第2プリズム24の入射面24-iに入射する。第2プリズム24は反射面24-rで光束を物体側に向けて略直角に反射し、入射光軸OP-M1と略平行な出射光軸OP-M3に沿って出射面24-oから出射させる。つまり、メイン光学系は、入射光軸OP-M1、中間光軸OP-M2、出射光軸OP-M3に沿うコ字状の屈曲光路を有する光学系となっている。
第2レンズ群23は、ハウジング30内で中間光軸OP-M2に沿う方向へ移動可能に支持されている。メイン光学系は焦点距離可変のズーム光学系であり、第2レンズ群23の構成レンズ(図3に概念的に表した2つのレンズ)を、レンズ群駆動モータ60(図4のブロック図に概念的に示す)によって個別に移動させることで、焦点距離を変化させる。さらに、第2レンズ群23の構成レンズを一体的に中間光軸OP-M2に沿って移動させることによって、合焦動作を行わせることができる。なお、メイン光学系においていずれの部分を変倍用やフォーカシング用の可動レンズとするかは任意であって、例えば、この実施形態とは異なり、変倍動作に際して第1レンズ群22と第2レンズ群23の両方を移動させてもよい。
ハウジング30内にはさらに、第2プリズム24と短手方向壁部36の間の空間に、第2の撮影開口38に臨ませて、サブ光学系を構成するサブ撮影用レンズ群40が設けられている。サブ撮影用レンズ群40のサブ光軸OP-Sは、ハウジング30の裏側壁部37から基板取付開口32に向かう方向へ直線状に向いており、メイン光学系の出射光軸OP-M3と略平行である。第2の撮影開口38を通してサブ撮影用レンズ群40に入射した光束は、サブ光軸OP-Sに沿って基板取付開口部32側に出射される。
撮像モジュール20は、以上の各光学要素をハウジング30に組み付けた上で、基板取付開口32を塞ぐようにカバー基板50を取り付けることで完成される。図3に示すように、カバー基板50は、横長の矩形をなすベース基板上に、撮像センサユニット10、デジタルシグナルプロセッサ(以下、DSP)52、水晶発振器53、読み出し専用メモリ(以下、ROM)54、ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)55、モータドライバ56といった電子回路部品を配設したものである。なお、図3ではこれらの電子回路部品がカバー基板50の長手方向に直列的に配置されているが、基板上での電子回路部品の位置関係はこれに限定されるものではない。
図4は、撮像モジュール20における電子回路部品の制御関係を示したものである。撮像センサユニット10を構成する撮像センサ11はCCDやCMOSといった周知の撮像素子からなっており、その撮像面(受光面)に入射した光を光電変換して電気信号を出力する。例えば、撮像モジュール20が搭載される携帯電子機器の液晶ディスプレイに画像を表示するライブビュー時には、撮像センサ11からの信号がDSP52の制御により逐次読み出され、DSP52内で処理されて液晶ディスプレイの表示素子が表示可能な信号(YUV信号)が生成される。撮影時にはDSP52からの制御信号により撮像センサ11の全画素信号が読み出されDSP52内で処理され、JPEGなどの形式で圧縮され、外部のメモリ手段(メモリカードなど)に保存できる画像信号として出力される。59は、DSP52の信号出力用の外部インターフェースである。DSP52はまた、モータドライバ56を介して、レンズ群駆動モータ60を駆動制御する。ROM54には、DSP52を動作させるプログラムが記録されている。携帯電子機器の電源起動時にROM54内のプログラムが読み込まれて一連の起動処理を行い、撮像センサ11からの信号をDSP52で処理して被写体画像(ライブビュー)を出力することで撮影準備状態になったことを操作者に知らせることができる。RAM55は撮像センサ11から入力された画像信号を処理するために一時記憶領域として用いられる。水晶発振器53は設定したクロックのタイミング信号を出力する。
図3に示すように、基板取付開口32を塞ぐようにしてカバー基板50をハウジング30に取り付けると、撮像センサユニット10を構成する撮像センサ11の撮像面が、第2プリズム24の出射面24-oとサブ撮影用レンズ群40に対向して位置される。換言すれば、メイン光学系の出射光軸OP-M3とサブ光学系のサブ光軸OP-Sの延長上に撮像センサ11が位置される。そして、メイン光学系は、第1の撮影開口31から入射する光束を撮像センサ11の撮像面上の第1の受光エリア11Mに結像させ、サブ光学系は、第2の撮影開口38から入射する光束を撮像センサ11の撮像面上の第2の受光エリア11Sに結像させる。カバー基板50の取り付けに際しては、メイン光学系及びサブ光学系によって形成される被写体像が撮像センサ11の撮像面上の対応する受光エリア11M、11Sに正確に結像されるように、カバー基板50の位置が厳密に調整される。
また、カバー基板50をハウジング30に取り付ける際には、カバー基板50から延設されたモータ駆動FPC(フレキシブル基板)57(図1、図2)が、ハウジング30内に設けたレンズ群駆動モータ60の端子に接続される。このモータ駆動FPC57はモータドライバ56に接続しており、カバー基板50の組み付けが完了すると、各モータがモータドライバ56によって駆動制御される状態になる。
カバー基板50とハウジング30が結合されて完成した状態の撮像モジュール20は、携帯電話などの携帯電子機器内に取り付けられる。このとき、カバー基板50から延設された画像信号FPC(フレキシブル基板)58が、携帯電子機器に設けた制御回路(不図示)に接続される。携帯電子機器の制御回路からは、操作信号が画像信号FPC58を介して撮像モジュール20に送られる。この操作信号とは、撮影実行信号、ライブビュー(画像表示)実行信号、ズーミング動作信号、カメラ切換信号などである。撮影実行信号が入力されると、撮像モジュール20において前述したフォーカシング動作(レンズ群駆動モータ60による第2レンズ群23の移動)を含む撮影動作が行われ、DSP52によって処理されたメモリ記録用のフォーマット済み画像信号が画像信号FPC58を介して制御回路へ送られる。ライブビュー実行信号が入力されると、DSP52によって処理された画面表示用の画像信号(YUV信号)が画像信号FPC58を介して制御回路へ送られる。また、ズーミング動作信号が入力されると、モータドライバ56を介してレンズ群駆動モータ60が駆動され、撮像モジュール20の光学系における焦点距離が変化する。また、画像信号FPC58を介して撮像モジュール20に対する給電も行われる。
カメラ切換信号は、メイン光学系を用いたメインカメラモードでの撮影と、サブ光学系を用いたサブカメラモードでの撮影を選択する信号である。メインカメラモードでは、前述したライブビュー時や撮影時におけるDSP52での画像処理において、撮像センサ11の撮像面上のうち第1の受光エリア11Mの画素信号が用いられ、サブカメラモードでは、撮像センサ11の撮像面上のうち第2の受光エリア11Sの画素信号が用いられるように、撮像センサ11の使用領域が切換制御される。
このように、撮像モジュール20では、メインカメラとサブカメラで共通の撮像センサユニット10を使用し、かつ撮像センサユニット10やDSP52をはじめとする電子回路部品もメインカメラ使用時とサブカメラ使用時で共用されるため、部品点数が少なく簡略でコンパクトな構造が得られる。また、これらの電子回路部品を集約して搭載したカバー基板50がハウジング30の前面を塞ぐカバー部材としても機能しており、部品の配置効率に優れてモジュールのより一層の小型化に寄与している。
ところで、撮像センサユニット10は、メインカメラモードでは撮像センサ11の第1の受光エリア11Mに、サブカメラモードでは同じく第2の受光エリア11Sに、それぞれ隣接する光学系の有害光が入らないようにする遮光構造を備えている。この遮光構造を含めた撮像センサユニット10の詳細構造を図5ないし図9を参照して説明する。なお、図5の平面図では、紙面手前側に位置するカバーガラス13を仮想線(二点鎖線)で示し、カバーガラス13を通して視認可能な部位を実線で示している。
カバー基板50上には撮像センサ保持枠12が固定されている。撮像センサ保持枠12は、カバー基板50上に載置されて撮像センサ11を支持するセンサ支持面12aと、撮像センサ11を囲んでセンサ支持面12a上に立設された立壁枠部12bとを有している。図中の符号16は、センサ支持面12a上の端子と撮像センサ11を接続する配線である。
図5ないし図7に示すように、撮像センサ保持枠12の立壁枠部12bは、その内壁(内縁)部の長手方向サイズL1と短手方向サイズD1がそれぞれ、矩形をなす撮像センサ11の長手方向サイズL2と短手方向サイズD2よりも大きい矩形状の枠体であり、該撮像センサ11の外側を所定の間隔を空けて囲んでいる。図6及び図7に示すように、センサ支持面12aからの立壁枠部12bの突出量は、撮像センサ11の厚みよりも大きく、立壁枠部12bの突出方向端面であるカバーガラス支持面12cは、撮像センサ11の撮像面よりも突出した位置にある。この立壁枠部12bのカバーガラス支持面12c上に支持される態様で、カバーガラス13が撮像センサ保持枠12に固定されている。カバーガラス13の長手方向サイズL3と短手方向サイズD3はそれぞれ、撮像センサ保持枠12の立壁枠部12bの内壁部の長手方向サイズL1と短手方向サイズD1よりも若干大きく、カバーガラス支持面12c上に支持された状態で、カバーガラス13が撮像センサ保持枠12における撮像センサ11前方の開口部を覆う。撮像センサ保持枠12とカバーガラス13によって囲まれる領域が外部に対して密閉された防塵空間14となっており、撮像センサ11はこの防塵空間14内に位置している。
カバーガラス13は光の通過を許す透光(透明)部材である。このカバーガラス13と撮像センサ保持枠12に挟まれるようにして、遮光部材15が保持される。遮光部材15は、カバーガラス13と略平行をなす平面状の遮光マスク部15aと、該遮光マスク部15aに対して略直交する方向へ突出された支持脚部15bを有している。支持脚部15bは、撮像センサ保持枠12の立壁枠部12bの内壁部の長手方向サイズL1と短手方向サイズD1に対応する縦横サイズを有する矩形状の枠体であり、図5ないし図7に示すように、支持脚部15bの4辺の外壁部が立壁枠部12bの4辺の内壁部に当接する態様で嵌合し、撮像センサ11の撮像面と平行な方向への遮光部材15の移動は、立壁枠部12bによって規制される。一方、撮像センサ11の撮像面と直交する方向(出射光軸OP-M3やサブ光軸OP-Sに沿う方向)へは、撮像センサ保持枠12のセンサ支持面12aとカバーガラス13に挟まれることによって遮光部材15が保持される。具体的には、支持脚部15bの先端部がセンサ支持面12aに当て付くことで、撮像センサ保持枠12内への遮光部材15の挿入位置が決まり、この挿入規制状態で、遮光部材15の遮光マスク部15aの上面と、撮像センサ保持枠12のカバーガラス支持面12cとが略面一になる。そして、カバーガラス支持面12cに対して接着剤などでカバーガラス13を被せて固定すると、このカバーガラス13によって、センサ支持面12aから離れる方向、すなわち撮像センサ保持枠12から脱落する方向の遮光部材15の移動も規制される。このとき、カバーガラス13は、撮像センサ保持枠12のみならず遮光部材15に対して接着される。以上のようにして、撮像センサ保持枠12とカバーガラス13によって、撮像センサ11の撮像面と平行な方向と撮像面と直交する方向のいずれの方向にも移動を規制された状態で、防塵空間14内に遮光部材15が保持される。
遮光部材15の遮光マスク部15aには、境界遮光部15cによって隔てられた第1開口部15dと第2開口部15eが形成されている。第1開口部15dは、撮像センサ11の第1の受光エリア11Mに対応して位置する矩形穴であり、第2開口部15eは第2の受光エリア11Sに対応して位置する矩形穴であり、第1の受光エリア11Mと第2の受光エリア11Sの面積比に対応して、第2開口部15eよりも第1開口部15dの開口面積の方が大きくなっている。また、遮光部材15の境界遮光部15cから撮像センサ11(撮像センサ支持面12a)に接近するユニット内部方向に向けて、内方遮光壁15fが立設されている。内方遮光壁15fは、その先端部が撮像センサ11の撮像面に近接する位置まで延出されている。図6に示すように、撮像センサ11の撮像面と平行な方向における内方遮光壁15fの幅W1は、遮光マスク部15aの境界遮光部15cの幅W2よりも小さい。
以上の遮光部材15によって、撮像センサユニット10において第1の受光エリア11M側と第2の受光エリア11S側とで光路を分離させる遮光手段が構成されている。図3に示すように、メイン光学系を構成する第2プリズム24の出射面24-oから出射される光束は、遮光部材15の第1開口部15dを通して撮像センサ11の撮像面の第1の受光エリア11Mに入射され、この第1開口部15dを除く遮光マスク部15a(特に境界遮光部15c)や内方遮光壁15fによって、撮像センサ11の第2の受光エリア11Sには入射しないように遮られる。同様に、サブ光学系のサブ撮影用レンズ群40から出射される光束は、遮光部材15の第2開口部15eを通して撮像センサ11の撮像面の第2の受光エリア11Sに入射され、この第2開口部15eを除く遮光マスク部15a(特に境界遮光部15c)や内方遮光壁15fによって、撮像センサ11の第1の受光エリア11Mに入射しないように遮られる。これによって、撮像センサユニット10においては、メインカメラモードとサブカメラモードのそれぞれにおいて、撮影に使用しない別光学系(メインカメラモードではサブ光学系、サブカメラモードではメイン光学系)からの有害光を遮断することができる。
特に遮光部材15では、撮像センサ11の撮像面と平行な方向への広がりを有する境界遮光部15cと、撮像面と直交する方向へ延設された内方遮光壁15fの組み合わせによって、様々な方向からの有害光を確実に遮断することができる。なお、撮像センサ11の撮像面に直交する立壁状の内方遮光壁15fよりも、撮像面と平行な平面状の境界遮光部15cを幅広にした(W1<W2)ことで、内方遮光壁15fの側壁による反射光が撮像センサ11の撮像面へ向かいにくくなっており、より高い光学性能が得られる。すなわち、内方遮光壁15fに向かおうとする光線を境界遮光部15cの縁部で遮ることができ、有害な反射光の原因となる光線が内方遮光壁15fの壁面まで届きにくくなっている。
以上のように、撮像センサユニット10は、撮像センサ保持枠12の開口部をカバーガラス13で塞ぐことにより防塵空間14内に遮光部材15が保持され、遮光機能を備えたセンサユニットとしてパッケージングされるように構成されている。これにより、コンパクトかつシンプルな構造で、撮像センサ11に対する有害光の入射を防ぐことができる。また、撮像センサユニット10は、撮像センサ保持枠12内に遮光部材15を嵌め込んでカバーガラス13を取り付けるだけで完成するので、製造が容易で生産コストを低く抑えることができる。さらに、撮像センサユニット10単体で遮光機能が完結しているため、撮像モジュール20内に別途遮光手段を設けなくて済み、撮像モジュール20全体としての生産性やメンテナンス性の向上にも寄与する。
続いて、図10以下を参照して、本発明を適用した撮像センサユニットの異なる実施形態を説明する。以降の各実施形態では、先の実施形態と共通する部分については同じ符号で示し、重複する説明は省略する。
図10から図13は、第2の実施形態の撮像センサユニット110を示す。撮像センサ保持枠12の立壁枠部12bの端部には、カバーガラス支持面12cからセンサ支持面12a側に接近するように有底状に切り欠かれた全周凹部(端面凹部)12dが形成されている。全周凹部12dは、立壁枠部12bの全体に亘り、その内壁(内縁)部に臨ませて形成された矩形枠状の凹部であり、この全周凹部12dに遮光部材60が支持されている。遮光部材60は、カバーガラス13と略平行をなす平面状の薄いシート状体からなり、その外縁部60aが全周凹部12d上に載置され、この載置状態で、遮光部材60の上面と立壁枠部12bのカバーガラス支持面12cが略面一になる。そして、カバーガラス支持面12cにカバーガラス13を被せて固定することにより、カバーガラス13と全周凹部12dの底面によって、撮像センサ11の撮像面と直交する方向への移動が規制された状態で、遮光部材60の外縁部60aが挟着保持される。この挟着保持状態では、全周凹部12dの内壁面によって、撮像センサ11の撮像面と平行な方向への遮光部材60も移動も規制される。以上のようにして、撮像センサ保持枠12の全周凹部12dとカバーガラス13によって、撮像センサ11の撮像面と平行な方向と撮像面と直交する方向のいずれの方向にも移動を規制された状態で、防塵空間14内に遮光部材60が保持される。
遮光部材60には、境界遮光部60bによって隔てられた第1開口部60cと第2開口部60dが形成されている。第1開口部60cは、撮像センサ11の第1の受光エリア11Mに対応して位置する矩形穴であり、第2開口部60dは第2の受光エリア11Sに対応して位置する矩形穴であり、境界遮光部60bは、この受光エリア11M、11Sの境界部に位置して、それぞれの受光エリアへの対応しない光学系からの光線入射を防ぐ。
この実施形態の撮像センサユニット110では特に、遮光手段として薄いシート状の遮光部材60を採用することで構成が簡略化され、製造コストを低く抑えることができる。
図14から図17は、第3の実施形態の撮像センサユニット210を示す。撮像センサ保持枠12の立壁枠部12bを構成する4辺の壁部のうち、互いに平行をなす一対の長手方向壁部には、カバーガラス支持面12cからセンサ支持面12a側に接近するように有底状に切り欠かれた一対の対向凹部(端面凹部)12eが形成されている。一対の対向凹部12eは、立壁枠部12bの内壁(内縁)部に臨ませて、互いに対向する位置関係で形成されており、その底面部は撮像センサ11の撮像面に近接した高さ位置に設定されている。この一対の対向凹部12eに遮光部材61が支持されている。遮光部材61は、一対の対向凹部12eを結ぶ撮像センサ保持枠12の短手方向に向けて一様な断面形状をなす橋絡部材であり、対向凹部12eに対応する幅の幅広遮光部61aと、幅広遮光部61aの中央部から突出し該幅広遮光部61aよりも幅狭の幅狭遮光壁61bとを有する。幅広遮光部61aの上面側は、幅方向中央の幅狭遮光壁61bに接近するにつれて徐々に高くなる傾斜面61cとなっている。この傾斜面61cによって、幅狭遮光壁61bで反射した光線が、撮像センサ11に向かうのを防止することができる。
遮光部材61は、幅広遮光部61aをセンサ支持面12a側に向けた状態で、その両端部が対をなす対向凹部12eに挿入され、幅広遮光部61aの底面が対向凹部12eの底面部に当て付くことで撮像センサ保持枠12内への挿入が規制される。前述のように、対向凹部12eの底面部は撮像センサ11の撮像面に近接した高さ位置にあるため、これに支持される幅広遮光部61aの底面部も、撮像センサ11の撮像面に近接して位置される(図15、図16参照)。この挿入規制状態で、遮光部材61の幅狭遮光壁61bの突出端部と、撮像センサ保持枠12のカバーガラス支持面12cとが略同一平面上に位置される。そして、カバーガラス支持面12cに対してカバーガラス13を被せて固定すると、このカバーガラス13に幅狭遮光壁61bの突出端部が当て付き、センサ支持面12aから離れる方向、すなわち撮像センサ保持枠12から脱落する方向の遮光部材61の移動も規制される。また、撮像センサ11の撮像面と平行な方向についても、一対の対向凹部12eの内壁面と幅広遮光部61aの端部との係合関係によって、遮光部材61の移動が規制される。以上のようにして、撮像センサ保持枠12の一対の対向凹部12eとカバーガラス13によって、撮像センサ11の撮像面と平行な方向と撮像面と直交する方向のいずれの方向にも移動を規制された状態で、防塵空間14内に遮光部材61が保持される。
以上のように撮像センサユニット210内に保持された遮光部材61は、撮像センサ11における第1の受光エリア11Mと第2の受光エリア11Sの境界部の延長上に位置して、それぞれの受光エリアへの対応しない光学系からの光線入射を防ぐ。遮光部材61では、撮像面と平行な方向への広がりを有する幅広遮光部61aと、撮像面と直交する方向へ延設された幅狭遮光壁61bの組み合わせによって、有害光を確実に遮断することができる。そして、第1の実施形態の遮光部材15における境界遮光部15cと内方遮光壁15fの関係と同様に、幅広の幅広遮光部61aによって、立壁状の幅狭遮光壁61bの側壁面による有害な反射光も遮ることができる。
この実施形態の撮像センサユニット210では、一対の対向凹部12eの間を橋絡する細長い遮光部材60を採用することで、特に小型化に関して有利な構成になっている。しかも、遮光部材61は、幅広遮光部61aと幅狭遮光壁61bを組み合わせた構造であるため、小型でありながら高い遮光性能を有している。
図18から図22は、第4の実施形態の撮像センサユニット310を示す。この撮像センサユニット310に設けられる遮光部材62の支持脚部62bは、第1の実施形態の遮光部材15の支持脚部15bと同様に、撮像センサ保持枠12の立壁枠部12bの内壁部に嵌合して、撮像センサ11の撮像面と平行な方向への移動が規制される。遮光部材62の遮光マスク部62aには、撮像センサ11の第1の受光エリア11Mに対向する第1開口部62dと、撮像センサ11の第2の受光エリア11Sに対応する第2開口部62eと、これら開口部62d、62eを隔てる境界遮光部62cとが形成され、境界遮光部62cから撮像センサ11(センサ支持面12a)に接近する方向に向けて、内方遮光壁62fが立設されている。遮光部材62の境界遮光部62cからはさらに、内方遮光壁62fの突出方向とは反対側に向けて、すなわち撮像センサ11から離れる方向に向けて、外方遮光壁62gが突設されている。図19に示すように、撮像センサ11の撮像面と平行な方向において、内方遮光壁62fの幅W1、境界遮光部62cの幅W2及び外方遮光壁62gの幅W3は、W1<W3<W2の関係にある。
支持脚部62bを撮像センサ保持枠12のセンサ支持面12aに当て付けた状態で、遮光マスク部62aの上面と、撮像センサ保持枠12のカバーガラス支持面12cとが略面一になり、外方遮光壁62gはカバーガラス支持面12cとの同一平面位置よりも外方に突出する。カバーガラス13は、この外方遮光壁62gを境界にして分割される第1カバーガラス13aと第2カバーガラス13bとで構成されている。第1カバーガラス13aと第2カバーガラス13bはそれぞれ矩形をなし、第1カバーガラス13aが遮光部材62の第1開口部62dを覆い、第2カバーガラス13bが第2開口部62eを覆うように、撮像センサ保持枠12のカバーガラス支持面12cに被せて固定される。このとき、第1カバーガラス13aと第2カバーガラス13bの互いに対向する一辺部は、遮光部材6のうち、外方遮光壁62gの側面部と境界遮光部62cの上面部とにより形成されるL字状の段部に対して係合する。すなわち、外方遮光壁62gが、第1カバーガラス13aと第2カバーガラス13bの間の遮光壁進入空間13cに挿入される。以上のようにして遮光部材62は、撮像センサ保持枠12のセンサ支持面12aと第1、第2のカバーガラス13a、13bとによって挟まれて、撮像センサ11の撮像面と直交する方向の支持位置が定まる。
第1の実施形態の遮光部材15と同じく、遮光部材62における境界遮光部62cと内方遮光壁62fは、撮像センサ11の受光エリア11M、11Sの境界部の延長上に位置して、それぞれの受光エリアへの対応しない光学系からの光線入射を防ぐ。遮光部材62ではさらに、境界遮光部62c上に、カバーガラス13の遮光壁進入空間13cに挿入される態様で外方遮光壁62gが設けられているため、撮像センサユニット310は、カバーガラス13の表面から撮像センサ11の撮像面に至るまでの光路の全域が、受光エリア11M側の光路と受光エリア11S側の光路とに遮光部材62によって隔てられている。これにより、有害光に対する遮光性能がより一層高くなっている。また、撮像センサ11の撮像面と平行な方向において外方遮光壁62gは境界遮光部62cよりも幅狭であるため(W3<W2)、外方遮光壁62gの側壁面による反射光を境界遮光部62cで遮断できる点でも優れている。
なお、撮像センサユニット310では、二分割された第1カバーガラス13aと第2カバーガラス13bを用いているが、遮光壁進入空間13cの両端部が閉じられてスリット状になっている一体構造のカバーガラスを用いることも可能である。
以上、図示実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要点を逸脱しない限りにおいて異なる構成にすることが可能である。例えば、実施形態の撮像モジュール20では、メイン光学系はコ字型の光路を形成し、サブ光学系は直線状の光路を形成しているが、各々の光学系の光路は、これと異なる態様であってもよい。一例として、メイン光学系を、図3における出射光軸OP-M3に沿う方向に光学要素を並べた直線的な光路形状のタイプに置き換えることも可能である。
また、図示実施形態では、撮像センサ保持枠12との間に遮光部材を保持する透光部材を透明なカバーガラス13としているが、カバーガラスに代えて何らかの光学的効果を有する光学フィルタを設け、この光学フィルタを透光部材としてもよい。
また、図示実施形態では、撮像センサユニットがメイン光学系とサブ光学系に対応した2つの受光エリア11M、11Sを有しているが、撮像センサユニットにおいて3つ以上の光学系に対応する3つ以上の受光エリアが存在する態様であっても本発明は適用が可能である。この場合、第1、第2及び第4の実施形態の撮像センサユニット10、110、310のように、遮光部材が撮像面前方に位置する平面状の遮光マスク部を有している場合には、この遮光マスク部上に形成する開口部の数や位置を変化させることで対応させることができる。また、第3の実施形態の撮像センサユニット210のように、遮光部材が撮像センサ保持枠の対向凹部間に架け渡された形態の橋絡部材である場合には、その本数を増やしたり、交差させたりするなどして対応させることができる。
また、図示実施形態の撮像センサユニットでは、単一の撮像センサ11の撮像面をメイン光学系用の受光エリア11Mとサブ光学系用の受光エリア11Sに分けて使用しているが、複数の光学系に対応して別々の撮像センサが設けられているタイプの撮像センサユニットにも、本発明は適用が可能である。これら複数の撮像センサが近接して配置されている場合には、単一の撮像センサの撮像面を分割使用している場合と同様に、それぞれの撮像センサの撮像面に対して隣接する別光学系からの有害な光が入射するおそれがあるので、撮像センサ近傍で光路を隔てる遮光構造が必要とされる。そして、この遮光構造を備えた撮像センサユニットの構成に際して本発明を適用することが有効である。
本発明を適用した撮像センサユニットを搭載した撮像モジュールの前方斜視図である。 同撮像モジュールの後方斜視図である。 同撮像モジュールの長手方向に沿う断面図である。 同撮像モジュールにおける回路構成要素の制御関係を示すブロック図である。 第1の実施形態の撮像センサユニットの平面図である。 図5のVI-VI線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 図5のVII-VII線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 第1の実施形態の撮像センサユニットの分解斜視図である。 第1の実施形態における遮光部材を図8とは反対側から見た図である。 第2の実施形態の撮像センサユニットの平面図である。 図10のXI-XI線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 図10のXII-XII線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 第2の実施形態の撮像センサユニットの分解斜視図である。 第3の実施形態の撮像センサユニットの平面図である。 図14のXV-XV線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 図14のXVI-XVI線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 第3の実施形態の撮像センサユニットの分解斜視図である。 第4の実施形態の撮像センサユニットの平面図である。 図18のXIX-XIX線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 図18のXX-XX線に沿う撮像センサユニットの断面図である。 第4の実施形態の撮像センサユニットの分解斜視図である。 第4の実施形態における遮光部材を図21とは反対側から見た図である。
符号の説明
10 撮像センサユニット
11 撮像センサ
11M 第1の受光エリア
11S 第2の受光エリア
12 撮像センサ保持枠
12a センサ支持面
12b 立壁枠部
12c カバーガラス支持面
12d 全周凹部(端面凹部)
12e 対向凹部(端面凹部)
13 カバーガラス(透光部材)
13a 第1カバーガラス
13b 第2カバーガラス
13c 遮光壁進入空間
14 防塵空間
15 遮光部材
15a 遮光マスク部
15b 支持脚部
15c 境界遮光部
15d 第1開口部
15e 第2開口部
15f 内方遮光壁
20 撮像モジュール
21 第1プリズム(メイン光学系)
22 第1レンズ群(メイン光学系)
23 第2レンズ群(メイン光学系)
24 第2プリズム(メイン光学系)
30 ハウジング(筐体)
31 第1の撮影開口
32 基板取付開口
38 第2の撮影開口
40 サブ撮影用レンズ群(サブ光学系)
50 カバー基板
52 デジタルシグナルプロセッサ
60 遮光部材
60a 外縁部
60b 境界遮光部
60c 第1開口部
60d 第2開口部
61 遮光部材
61a 幅広遮光部
61b 幅狭遮光壁
61c 傾斜面
62 遮光部材
62a 遮光マスク部
62b 支持脚部
62c 境界遮光部
62d 第1開口部
62e 第2開口部
62f 内方遮光壁
62g 外方遮光壁
110 撮像センサユニット
210 撮像センサユニット
310 撮像センサユニット

Claims (10)

  1. 複数の光学系からの光束が入射され、該複数の光学系のそれぞれの結像位置である複数の受光エリア上に、少なくとも一つの撮像センサの撮像面を位置させた撮像センサユニットにおいて、
    上記撮像センサを保持するセンサ保持枠と;
    上記撮像センサの撮像面の前方に位置させて上記センサ保持枠に支持された透光部材と;
    上記センサ保持枠に設けた支持面と上記透光部材の間に挟まれて保持され、上記複数の受光エリアの境界部に位置してそれぞれの受光エリアに対する別光学系からの光線入射を防ぐ遮光部材と;
    を備えたことを特徴とする撮像センサユニット。
  2. 請求項1記載の撮像センサユニットにおいて、上記センサ保持枠は、上記撮像センサを支持するセンサ支持面と、撮像センサを囲んで上記センサ支持面上に立設されその端面に上記透光部材を支持する立壁枠部とを備え、
    上記遮光部材は、上記センサ保持枠の立壁枠部の内壁部に嵌合する枠状をなす支持脚部と、上記複数の受光エリアに対応する複数の開口部と該複数の開口部の間の境界遮光部を含む平面状の遮光マスク部 とを有し、
    上記遮光部材は、上記支持脚部が上記センサ支持面に当接し、上記遮光マスク部が上記透光部材に当接して、上記撮像センサの撮像面と直交する方向への移動が規制されることを特徴とする撮像センサユニット。
  3. 請求項2記載の撮像センサユニットにおいて、上記遮光部材は、上記遮光マスク部の境界遮光部から上記センサ支持面に接近する方向に突出形成された内方遮光壁を有していることを特徴とする撮像センサユニット。
  4. 請求項3記載の撮像センサユニットにおいて、上記内方遮光壁は、上記遮光マスク部の境界遮光部よりも幅狭である撮像センサユニット。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項記載の撮像センサユニットにおいて、上記遮光部材は、上記遮光マスク部の境界遮光部から、上記センサ支持面とは反対方向に突出形成される外方遮光壁を有することを特徴とする撮像センサユニット。
  6. 請求項5記載の撮像センサユニットにおいて、上記透光部材は、上記外方遮光壁を挟んで隔てられる複数の透光部材からなっていることを特徴とする撮像センサユニット。
  7. 請求項1記載の撮像センサユニットにおいて、上記センサ保持枠は、撮像センサを支持するセンサ支持面と、撮像センサを囲んで上記センサ支持面上に立設されその端面に上記透光部材を支持する立壁枠部と、上記立壁枠部の上記端面からセンサ支持面方向に向けて形成した端面凹部とを備え、
    上記遮光部材は、上記センサ保持枠の端面凹部と上記透光部材の間で挟着保持されることを特徴とする撮像センサユニット。
  8. 請求項7記載の撮像センサユニットにおいて、上記センサ保持枠の端面凹部は、上記立壁枠部全体の内壁部に臨ませて形成された全周凹部からなり、
    上記遮光部材は、その外縁部が上記全周凹部に支持され、上記複数の受光エリアに対応する複数の開口部と該複数の開口部の間の境界遮光部とが形成されたシート状体からなることを特徴とする撮像センサユニット。
  9. 請求項7記載の撮像センサユニットにおいて、上記センサ保持枠の端面凹部は、上記立壁枠部の内壁部に臨む対向位置に設けた少なくとも一対の対向凹部からなり、
    上記遮光部材は、その端部が上記一対の対向凹部に支持され、上記複数の受光エリアの間の境界領域に沿って延設された橋絡部材からなることを特徴とする撮像センサユニット。
  10. 請求項9記載の撮像センサユニットにおいて、上記遮光部材は、上記一対の対向凹部と略同幅で該一対の対向凹部に係合する幅広遮光部と、上記幅広遮光部から上記センサ支持面とは反対方向に向けて突出形成された、該幅広遮光部よりも幅狭の幅狭遮光壁とを有し、上記幅広遮光部が上記一対の対向凹部の底部に当接し、上記幅狭遮光壁が上記透光部材に当接して、上記撮像センサの撮像面と直交する方向への移動が規制されることを特徴とする撮像センサユニット。
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