JP6722335B2 - 寝台装置 - Google Patents
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Description
(1)本発明に係る寝台装置は、寝台と、医療用具が取付けられる係止部を上部に有する医療用具取付棒と、前記医療用具取付棒の下端部を支持する棒支持部を有するとともに、前記寝台を支持する支持架台と、を備え、前記寝台が、その平面視において左右方向よりも前後方向に長く、前記医療用具取付棒に屈曲部が形成されることにより前記係止部が前記下端部の軸心に対して偏心して配置されて、前記係止部が前記下端部の軸心に対して前後方向に偏心した状態で、前記医療用具取付棒が前記棒支持部に支持されていることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係る寝台装置10を、図面に基づいて以下に説明する。図1から図11において、矢印Hは人体(新生児、乳児、児)を乗せる際に頭側となる向きを示し、また矢印Fは人体を乗せる際に脚側となる向きを示している。以下の説明においては、矢印H側を後方、矢印H側を前方、矢印H、Fの方向(前後方向)に対して直交する水平方向を左右と言う場合が有る。
床面部18上には、必要に応じてマットレス(不図示)が配置される。周壁部19のうち、後側に位置し平面視U字形状をなす後壁20は、前側に位置し平面視U字形状をなす前壁21よりも高い。周壁部19の上端部のうち、後壁20の上端部と前壁21の上端部とを接続する部分は、上方から下方に向けて傾斜している。
フレーム部22は、収容かご15の下方に配置される。フレーム部22は、平面視において環状をなし、前後方向に長い矩形状に形成されている。
脚フレーム材28は、前後方向に延び、左右一対設けられている。脚フレーム材28は、全長にわたって上下方向に同等の位置を維持している。
図3に示すように、凸部73は、脚フレーム材28の前後方向H、Fの最端部に形成されている。開口部72は、点滴棒38が差し込まれた時に、点滴棒38の軸心が鉛直方向となるように立設された状態で支持可能な深さを有する。
このように、作業者が昇降レバー43を操作してロックを解除した状態で寝台11を上下動させ、寝台11が適切な高さ位置に至った時点で作業者が昇降レバー43を操作してロックをかけることにより、寝台11を所望の高さ位置に設定することができる。
切り欠き部831には、孔834が形成されている。
揺動支持機構32は、寝台11を左右方向に延びる揺動軸O3(図2参照)回りに揺動自在に支持する。揺動支持機構32は、寝台11を平置きの状態から揺動させる場合は、寝台11を、揺動軸O3に対して前側の部分が下降し後側の部分が上昇するように揺動支持している。なお、寝台11を傾斜状態から平置き状態に戻す場合には、受け部31が寝台11に当接して動作を止めるので、後側に向けた過度な揺動が禁止されている。
ダンパー50としては、例えばガススプリングを備える構成などを採用することができる。ダンパー50の一端は受け部31に対して回動自在に連結され、ダンパー50の他端は寝台11に対して回動自在に連結されている。
機器載置部13は、受け部31に、連結部材58を介して連結されていて、寝台11に間接的に連結されている。機器載置部13は、連結部材58に、前後方向にスライド移動自在に連結されている。
図2に示すように、医療機器64には、配管及び配線のうちの少なくとも一方である被ガイド体65が接続されている。配管は、気体や液体などの流体を移送し、配線は、電力や電気信号などを伝達する。被ガイド体65としては、例えば電源線、信号線、LANケーブル、酸素等の医療用ガス用のガス管等がある。被ガイド体65は、医療機器64と、寝台11や、寝台11上の人と、を接続することができる。また、例えば電源線などの被ガイド体65は、医療機器64から後方に向けて延ばし、部屋の壁面に設けられたコンセント(不図示)に差し込むこともできる。
ガイド部14は、寝台11に着脱自在に吊り下げられている。ガイド部14は、1本の線材を複数回屈曲することで形成される。ガイド部14は、左右方向に対称に形成されている。
なお図11に示すように、揺動支持機構32が寝台11を揺動支持した状態で、寝台11及び揺動支持機構32と載置面57との間に配置空間S7が設けられていて、寝台11と載置面57とが配置空間73の高さ分、離間している。医療機器64は、配置空間S7内に収まるよう載置面57上に配置されている。
第2実施形態に係る寝台装置10Aを図12を用いて説明する。第2実施形態に係る寝台装置10Aは、取付け部36A(第2嵌合部)に点滴棒38の接続部83A(第1嵌合部)が外嵌めされる点で第1実施形態と相違する。以降の説明において、すでに説明したものと共通する構成等については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
すなわち、点滴棒38の下端部82が支持架台12の開口部72に外嵌めされる構成であっても、凸部837と切り欠き部363とが対向する位置に配置されたときに嵌合可能である。これにより、支持架台12に対して点滴棒38を取り付ける向きが規制され、所定の位置でのみ取付けることができる。
例えば、図13に示す変形例の様に、下端部(第2嵌合部)82の外周面の周方向の1カ所に外周面から外方に突出する凸部821が形成され、取付け部(第1嵌合部)36の開口部72Aの周方向の1カ所において取付け部36を貫通する切り欠きを設けることにより、凸部821を避けた切り欠き部722が形成される構成でもよい。
各脚部45の先端部が、前後方向の外側に向けて凸となるように湾曲していなくてもよく、例えば、鋭角をなすように屈曲していてもよい。
4つの脚部45が、2つの脚フレーム材28により形成されていなくてもよい。例えば、4つの脚部45を、それぞれ1つずつ4つの別々の部材によって形成することも可能である。この場合、支柱部30に4つの脚部45を各別に固定することができる。
脚部45の基端部が、直線状に延びていなくてもよい。例えば、基端部が、左右方向に凸となるように湾曲していてもよい。
上記実施形態では、機器載置部13やガイド部14を備える構成としたが、機器載置部13やガイド部14を備えなくてもよい。 本発明は、新生児用ベッドに限られず、小児用ベッドなど、他の寝台装置10にも適用することが可能である。
11 寝台
12 支持架台
36 取付け部(棒支持部、第1嵌合部)
38 点滴棒(医療用具取付棒)
45 脚部
72 開口部(棒支持部)
73、821、837 凸部
81 係止部
82 下端部(第2嵌合部)
85 屈曲部
363、722、831 切り欠き部
835 穴部
Claims (6)
- 寝台と、
医療用具が取付けられる係止部を上部に有する医療用具取付棒と、
前記医療用具取付棒の下端部を支持する棒支持部を有するとともに、前記寝台を支持する支持架台と、
を備え、
前記寝台が、その平面視において左右方向よりも前後方向に長く、
前記医療用具取付棒に屈曲部が形成されることにより前記係止部が前記下端部の軸心に対して偏心して配置されて、
前記係止部が前記下端部の軸心に対して前後方向に偏心した状態で、前記医療用具取付棒が前記棒支持部に支持され、
前記下端部が前記棒支持部にその軸心方向に内嵌めまたは外嵌めされ、
前記棒支持部と前記医療用具取付棒とのうち、外嵌めする方を第1嵌合部とし、内嵌めする方を第2嵌合部とした場合に、
前記第1嵌合部の内周面及び前記第2嵌合部の外周面のいずれか一方に規制部が設けられる一方、他方に、前記規制部を避けた回避部が形成されていることを特徴とする寝台装置。 - 前記棒支持部が前記第1嵌合部であり、前記下端部が前記第2嵌合部であり、
前記棒支持部は、前記下端部が挿入可能な開口部を備え、
前記規制部は、前記開口部の少なくとも上端縁に前記開口部の内側に向かって突出して形成され、
前記回避部は、前記下端部の下端を含む側面の周方向の一部に、前記軸心からの距離が他の部分よりも短くなるように形成され、
平面視において、前記開口部の前記規制部と、前記下端部の前記回避部とが対向する位置に配置されたときに前記下端部が前記開口部に挿入されて前記下端部が前記棒支持部に嵌合可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。 - 前記下端部が前記第1嵌合部であり、前記棒支持部が前記第2嵌合部であり、
前記医療用具取付棒の下端面に上方に向かって凹む穴部が形成され、
前記規制部は、前記穴部の少なくとも下端縁に前記軸心に向かって突出して形成され、
前記回避部は、前記棒支持部の上端を含む側面の周方向の一部に、前記棒支持部の軸心からの距離が他の部分よりも短くなるように形成され、
平断面視において、前記穴部の前記規制部と、前記棒支持部の前記回避部とが対向する位置に配置されたときに前記棒支持部が前記穴部に挿入されて前記下端部が前記棒支持部に嵌合可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。 - 前記支持架台には、その平面視において左右方向よりも前後方向に長い一対の脚部を備え、
前記脚部の前後方向の端部に前記棒支持部が設けられ、
前記医療用具取付棒が前記支持架台に取り付けられた状態において、前記下端部に対して、前記係止部が前記前後方向に沿って外側に偏心した状態となるように、前記医療用具取付棒が前記支持架台に支持されることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか一項に記載の寝台装置。 - 前記支持架台は、前記寝台を昇降自在に支持し、
前記医療用具取付棒は、前記寝台が最も低い位置で支持されたときに、前記寝台の下方で、前記寝台との干渉を避けるように前記屈曲部が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の寝台装置。 - 前記規制部は凸部であり、
前記回避部は切り欠き部であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の寝台装置。
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