JP7023326B2 - 寝台装置 - Google Patents
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Description
(1)本発明に係る寝台装置は、寝台と、前記寝台を支持する支持架台と、を備え、前記寝台が、その平面視において左右方向よりも前後方向に長く、前記支持架台に、前後方向に突出する脚部が設けられ、前記脚部が、前側に向けて延びるとともに前方に向かうに従って左右方向に互いに離間する左右一対の前脚部と、後側に向けて延びるとともに後方に向かうに従って左右方向に互いに離間する左右一対の後脚部と、を備え、左側の前記前脚部と左側の前記後脚部との間、及び右側の前記前脚部と右側の前記後脚部との間に、左右一対の側方スペースが設けられ、前記各脚部の基端部が、前後方向に沿って直線状に延びており、前記支持架台が、前後方向に延びる左右一対の脚フレーム材を備え、前記脚フレーム材は、その脚先端部の末端に固定された取付け部を備え、前記取付け部に対して鉛直軸線回りに回転自在にキャスターの回転軸が取り付けられ、前記取付け部の開口部に、前記回転軸と同軸となるように、点滴棒を差し込み可能となっていることを特徴とする。
そこで、この寝台装置では、左側の前脚部と左側の後脚部との間、及び右側の前脚部と右側の後脚部との間に、左右一対の側方スペースが設けられている。これにより、他者が寝台装置に左右方向から接近したときに、その人の足を、側方スペースに進入させることができる。その結果、他者の接近が脚部によって阻害されるのを抑制することができる。
しかも、この寝台装置では、各脚部の基端部が、前後方向に沿って直線状に延びている。これにより、例えば、各脚部の基端部が、左右方向の外側に向けて張り出している場合などに比べて、側方スペースを広く確保することができる。その結果、他者の接近が脚部によって阻害されるのを効果的に抑制することができる。
また、直線部は、脚フレーム材における前後方向の中央部に設けられている。したがって、支柱部を直線部に固定することで、支柱部を脚フレーム材における中央部に固定することが可能になり、寝台装置の前後方向における重さのバランスをとり易くすることができる。
床面部18上には、必要に応じてマットレス(不図示)が配置される。周壁部19のうち、後側に位置し平面視U字形状をなす後壁20は、前側に位置し平面視U字形状をなす前壁21よりも高い。周壁部19の上端部のうち、後壁20の上端部と前壁21の上端部とを接続する部分は、上方から下方に向けて傾斜している。
フレーム部22は、収容かご15の下方に配置される。フレーム部22は、平面視において環状をなし、前後方向に長い矩形状に形成されている。
脚フレーム材28は、前後方向に延び、左右一対設けられている。脚フレーム材28は、全長にわたって上下方向に同等の位置を維持している。
キャスター29は、各取付け部36のそれぞれに対して鉛直軸線回りに回転自在に取付けられた回転軸(不図示)と、この回転軸に対して取付けられた車輪39と、この車輪39の回転を許可又はロックするストッパ40とを備えている。
このように、作業者が昇降レバー43を操作してロックを解除した状態で寝台11を上下動させ、寝台11が適切な高さ位置に至った時点で作業者が昇降レバー43を操作してロックをかけることにより、寝台11を所望の高さ位置に設定することができる。
揺動支持機構32は、寝台11を左右方向に延びる揺動軸O回りに揺動自在に支持する。揺動支持機構32は、寝台11を平置きの状態から揺動させる場合は、寝台11を、揺動軸Oに対して前側の部分が下降し後側の部分が上昇するように揺動支持している。なお、寝台11を傾斜状態から平置き状態に戻す場合には、受け部31が寝台11に当接して動作を止めるので、後側に向けた過度な揺動が禁止されている。
ダンパー50としては、例えばガススプリングを備える構成などを採用することができる。ダンパー50の一端は受け部31に対して回動自在に連結され、ダンパー50の他端は寝台11に対して回動自在に連結されている。
機器載置部13は、受け部31に、連結部材58を介して連結されていて、寝台11に間接的に連結されている。機器載置部13は、連結部材58に、前後方向にスライド移動自在に連結されている。
図2に示すように、医療機器64には、配管及び配線のうちの少なくとも一方である被ガイド体65が接続されている。配管は、気体や液体などの流体を移送し、配線は、電力や電気信号などを伝達する。被ガイド体65としては、例えば電源線、信号線、LANケーブル、酸素等の医療用ガス用のガス管等がある。被ガイド体65は、医療機器64と、寝台11や、寝台11上の人と、を接続することができる。また、例えば電源線などの被ガイド体65は、医療機器64から後方に向けて延ばし、部屋の壁面に設けられたコンセント(不図示)に差し込むこともできる。
ガイド部14は、寝台11に着脱自在に吊り下げられている。図6に示すように、ガイド部14は、1本の線材を複数回屈曲することで形成される。ガイド部14は、左右方向に対称に形成されている。ガイド部14は、寝台11のフレーム部22に装着される左右一対の装着部66と、両装着部66間に左右方向に架設された架設部67と、を備えている。
なお図7に示すように、揺動支持機構32が寝台11を揺動支持した状態で、寝台11及び揺動支持機構32と載置面57との間に配置空間73が設けられている。医療機器64は、配置空間73内に収まるよう載置面57上に配置されている。
ここで、この種の寝台装置10に対しては、例えば本実施形態のように、寝台11上に新生児や乳児が乗せられているとき等に、その児を抱きかかえることを目的として、看護者などの他者が前後方向よりも左右方向から接近する機会が多い。そこで、この寝台装置10では、各脚部45の基端部が、前後方向に沿って直線状に延びている。これにより、例えば、各脚部45の基端部が、左右方向の外側に向けて張り出している場合などに比べて、側方スペースS3を広く確保することができる。その結果、他者の接近が脚部45によって阻害されるのを効果的に抑制することができる。
また、直線部33は、脚フレーム材28における前後方向の中央部に設けられている。したがって、支柱部30を直線部33に固定することで、支柱部30を脚フレーム材28における中央部に固定することが可能になり、寝台装置10の前後方向における重さのバランスをとり易くすることができる。
また、ガイド部14が、寝台11の下方に配置されている。したがって、ガイド部14により案内される被ガイド体65を、寝台11によって上方から覆い隠すことが可能になり、見栄えをよくすることもできる。
4つの脚部45が、2つの脚フレーム材28により形成されていなくてもよい。例えば、4つの脚部45を、それぞれ1つずつ4つの別々の部材によって形成することも可能である。この場合、支柱部30に4つの脚部45を各別に固定することができる。
上記実施形態では、支持架台12が寝台11を昇降自在に支持するが、昇降させなくてもよい。
本発明は、新生児用ベッドに限られず、小児用ベッドなど、他の寝台装置10にも適用することが可能である。
11 寝台
12 支持架台
13 機器載置部
14 ガイド部
28 脚フレーム材
29 キャスター
30 支柱部
32 揺動支持機構
33 直線部
45 脚部
45a 前脚部
45b 後脚部
46 架設部材
65 被ガイド体
S1 前方スペース(前後スペース)
S2 後方スペース(前後スペース)
S3 側方スペース
Claims (4)
- 寝台と、
前記寝台を支持する支持架台と、
を備え、
前記寝台が、その平面視において左右方向よりも前後方向に長く、
前記支持架台に、前後方向に突出し、末端に点滴棒を差し込み可能である脚部が設けられ、
前記脚部が、前側に向けて延びるとともに前方に向かうに従って左右方向に互いに離間する左右一対の前脚部と、後側に向けて延びるとともに後方に向かうに従って左右方向に互いに離間する左右一対の後脚部と、を備え、
前記前脚部の上面、又は前記後脚部の上面に、架設部材が設けられていることを特徴とする寝台装置。 - 前記架設部材が、載置面又は収納部を有していることを特徴とする請求項1記載の寝台装置。
- 平面視した場合に、前記各脚部の先端部が、前後方向の外側に向けて凸となるように湾曲していることを特徴とする請求項1または2に記載の寝台装置。
- 前記左右一対の前脚部同士の間、及び前記左右一対の後脚部同士の間の少なくとも一方に、前後スペースが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の寝台装置。
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