JP6721950B2 - 被覆食品の製造方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、センター材を均一に被覆する技術が開示されているが、かかる技術はセンター材の表面に凹凸が無いことを大前提としているため、かかる問題を解決することはできない。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、表面に凹凸のあるセンター材を食品原料で被覆してなる被覆食品の製造において、食品原料による被覆の均一性を向上させる技術を提供することにある。
また、本発明の解決しようとする第2の課題は、表面に凹凸のあるセンター材を食品原料によって均一に且つ薄く被覆する技術を提供することにある。
本発明によれば、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材の表面における油脂含有原料による被覆の均一性を向上させることができる。
また、本発明によれば、使用する油脂原料の量を調節することによって、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材が、食品原料によって均一に且つ薄く被覆された被覆食品を製造することができる。
かかる形態の本発明の被覆食品の製造方法によれば、効率的に被覆食品を製造することができる。
本発明の方法によれば、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材の表面における油脂含有原料による被覆の均一性を向上させることができる。
また、本発明によれば、使用する油脂原料の量を調節することによって、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材を、食品原料によって均一に且つ薄く被覆することができる。
また、本発明によれば、表面に凹凸のあるセンター材を食品原料によって均一に被覆し、且つ、その被覆厚を任意の厚さに制御することもできる。
本発明は、常温で固体の油脂含有原料からなるコーティング液を、表面に凹部及び/又は凸部のある、転動しているセンター材に噴霧することにより、前記センター材表面を前記油脂含有原料で被覆することを含む被覆食品の製造方法であって、前記センター材への到達時の前記コーティング液の液滴の平均粒子径が1000μm以下であることを特徴とする被覆食品の製造方法である。
本発明によれば、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材の表面における油脂含有原料による被覆の均一性を向上させることができる。
また、本発明によれば、使用する油脂原料の量を調節することによって、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材が、食品原料によって均一に且つ薄く被覆された被覆食品を製造することができる。
また、本明細書において「薄く被覆する」とは、被覆食品における被覆厚が最も厚い部分(最大被覆厚という)で、1.5mm以下、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.7mm以下であることをいう。
なお、本明細書において「薄く均一に被覆する」とは、最大被覆厚が1.5mm以下の時に被覆厚差が1.0mm以下、最大被覆厚が1.0mm以下の時に被覆厚差が0.7mm以下、最大被覆厚が0.7mm以下の時に被覆厚差が0.5mm以下であることをいう。
以下、本発明の被覆食品の製造方法の各構成について詳細に説明する。
本発明におけるコーティング液は、常温で固体の油脂含有原料をその融点以上に熱することによって得ることができる。常温で固体の油脂含有原料としては、「チョコレート利用食品の表示に関する公正競争規約」で定義されているところのチョコレート類を例示することができ、具体的には同規約で定義されているチョコレート、準チョコレート、チョコレート菓子、準チョコレート菓子などを好ましく例示することができる。
本発明においてガナッシュをコーティング液として用いる場合には、ガナッシュを、好ましくは15〜60℃、より好ましくは20〜55℃、さらに好ましくは25〜50℃に調整したものをコーティング液とすることが好ましい。
本発明におけるセンター材としては、一般的に食品の原料として使用され、本発明における油脂含有原料と組み合わせることの可能なあらゆる食品素材及び加工食品を用いることができ、スナック類、ナッツ類、ドライフルーツ類、焼成菓子類、キャンディー類、錠菓類、豆類及びゼリー類等を例示することができる。
表面に凹部及び/又は凸部を有するセンター材としては、凹凸によって模様が形成されている食品や、凹凸が設けられることによって動物等の形状を模している食品が好ましく例示できる。
本発明においてセンター材を転動させる方法は特に制限されず、回転釜、底部が回転する釜及び内部に回転羽を備える釜を用いる方法など、従来のパンコーティングで用いられている方法を例示することができる。本発明において好ましくは、回転釜を用いてセンター材を転動させる。
本発明の被覆食品の製造方法においては、転動しているセンター材にコーティング液を噴霧する。コーティング液を噴霧する態様としては特に限定されないが、好ましくはスプレーノズルより噴霧する。
コーティング液の液滴がセンター材に到達する時の粒子径を上の数値範囲とすることによって、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材の表面における油脂含有原料による被覆の均一性を向上させることができる。
また、スプレーノズルから上記数値範囲よりも大きい粒子径のコーティング液を噴射して、センター材に到達するまでの間に乾燥等の工程を踏むことによって液滴の粒子径を小さくし、センター材到達時に該液滴が上記数値範囲内の平均粒子径になるようにしても良い。
コーティング液をスプレーノズルから噴霧している状態で、該スプレーノズルの直下に紙をかざす。紙をかざす位置は、スプレーノズルの直下10cmの位置とする。そして、紙に付着した液滴を顕微鏡によって観察することによって粒子径を求める。なお、円形状でない液滴については、最大の径を粒子径とする。顕微鏡による粒子径の計測を統計学的に信頼できる数の液滴について行い、その平均値を平均粒子径とする。なお、粒子径を計測する液滴は2以上の液滴が重なったものではないことを必要とする。
かかる実施の形態の本発明によれば、センター材を効率的に油脂含有原料によって被覆することができる。
本発明の製造方法は、以下に記載する製造装置によって実施することができる。
本発明は、常温で固体の油脂含有原料からなるコーティング液を、表面に凹部及び/又は凸部のある、転動しているセンター材に噴霧することにより、センター材表面を油脂含有原料で被覆するための被覆食品の製造装置であって、前記センター材を転動するための釜と、平均粒子径が1000μm以下の液滴の噴霧が可能なスプレーノズルと、を備える被覆食品の製造装置にもある。
以下、本発明の各構成について詳述する。
本発明の被覆食品の製造装置は、センター材を転動するための釜を備える。
本発明においてセンター材を転動させるための釜は特に制限されず、通常のパンコーティングで使用する回転釜、底部が回転する釜及び内部に回転羽を備える釜などを例示することができる。本発明において好ましくは、回転釜を用いる。
本発明の被覆食品の製造装置において、回転釜の回転軸は水平面に対して斜めとすることが好ましい。
本発明の被覆食品の製造装置は、平均粒子径が1000μm以下、より好ましくは950μm以下の液滴の噴霧が可能なスプレーノズルを備える。
本発明の実施の形態では、スプレー圧力を調整する圧力調整機構を備えていても良い。かかる実施の形態によれば、スプレーノズルより噴霧されるコーティング液の液滴の平均粒子径を、スプレー圧力を調整することによって容易に調整することができる。
本発明においてスプレーノズルとしては、以下のような基本的形態をとるものを例示できる。すなわち、中心にコーティング液の経路を備え、その周囲にエアーが通過する複数の経路を備え、これらの経路が粒子化されたコーティング液が噴霧されるノズル先端を有する密閉された空間(キャップ)に導かれる形態のスプレーノズルを例示することができる。
このような基本的形態を有するスプレーノズルには、コーティング液の経路とエアーの複数経路が、お互いに平行の関係にある「ラウンド型」、一方、コーティング液の経路の周囲において、エアーの複数経路が螺旋状である「360°円環型」などがある。
また、大量生産する場合には、例えば、スプレーノズルを等間隔に複数配置することで対応できる。
本発明の実施の形態においては、噴霧されたコーティング液のほぼ全量が直接センター材に付着するのであれば、スプレー角度は問わない。
本発明は、常温で固体の油脂含有原料からなるコーティング液を、表面に凹部及び/又は凸部のある、転動しているセンター材に噴霧することにより、前記センター材を前記油脂含有原料で被覆する方法であって、前記センター材への到達時の前記コーティング液の液滴の平均粒子径が1000μm以下であることを特徴とする、センター材を油脂含有原料で被覆する方法にもある。
本発明におけるコーティング液、センター材、センター材の転動、コーティング液の噴霧に関する実施の形態は、上の<1>被覆食品の製造方法の項目で述べた通りである。
本発明の被覆食品の製造方法によれば、表面に凹部及び/又は凸部のあるセンター材をチョコレートやガナッシュで被覆してなる被覆食品を提供することができる。かかる被覆食品は、センター材にチョコレート等が均一に被覆されているため、センター材の表面に設けられた凹凸に由来する意匠効果や食感・風味を楽しむことができるものであり、新しい嗜好を提供することができる。
(1)スプレーノズル2からコーティング液3を毎分10gの流量で噴霧している状態において、スプレーノズルの直下10cmの位置に、紙61を0.5秒かざし、スプレーノズルの直下の位置を中心に、同心円状にコーティング液を紙61に付着させる(図2(a))。
(2)付着したコーティング液3によって形成された円の中心から外周に向けて、コーティング液3が付着した紙61を、短冊状に切り取り、短冊状紙片62を得る(図2(b))。
(3)短冊状紙片62を長さ方向に1cmずつ切り取り、それぞれの紙片63に付着したコーティング液3の重量を計測する(図2(c))。
(4)付着したコーティング液3によって形成された円の中心部を起点として、紙片63に付着したコーティング液3の累積度を求める。
(5)累積度が90%になる紙片63を、40倍の顕微鏡で観察し、付着しているコーティング液3の液滴の粒子径を求める。なお、円形状でない状態の液滴については、最大径を粒子径とする。
なお、「累積度が90%になる紙片」を選んで観察する理由は、付着しているコーティング液3の液滴が重なることがないため、粒子径の測定が容易であるからである。
(6)少なくとも、100点以上の粒子径を求め、これらの平均値を平均粒子径とする。
本試験例においては、以下のセンター材、コーティング液、スプレーノズルを用いて被覆菓子を製造し、センター材が油脂含有原料によって均一に被覆されているか否かを評価した。
[センター材]
菓子1:ワッフルの形状を模した1辺25mmの略正方形の焼成菓子、厚み3mm、重さ0.3g
菓子2:エビの形状を模した焼成菓子、平均最大径29mm、重さ0.4g
[コーティング液]
40℃に調整した液状チョコレート
[スプレーノズル]
スプレーイング システムス ジャパン株式会社
ノズル:PF100150DF−SS(ラウンド型)
キャップ:PA180−SS
噴霧時のスプレー圧力を0.1MPa、0.15MPaとした場合において製造されたチョコレート被覆菓子を観察し、センター材がチョコレートによって均一に被覆されているか否かを評価した。
また、噴霧時のスプレー圧力を0.1MPa、0.15MPaとした時のコーティング液の液滴の平均粒子径を別途測定した。
結果を表1、図3に示す。
一方、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が928μmの時は、センター材を菓子1及び菓子2とした何れの場合であっても、凸部分だけではなく凹部分もチョコレートによって被覆することができ、センター材表面の全てをチョコレートによって被覆することができた。
この結果より、センター材への到達時のコーティング液の液滴の平均粒子径を1000μm以下とすることによって、表面に凹凸のあるセンター材を均一に被覆することができることがわかった。
試験例1で作製した被覆食品について、最も被覆厚が厚い個所と、最も被覆厚が薄い個所を目視で選定し、ノギスを用いて当該個所の被覆厚を測定した。最も厚く被覆されている個所の被覆厚(最大被覆厚)、最も薄く被覆されている個所の被覆厚(最少被覆厚)、最大被覆厚と最少被覆厚の平均値、及び最大被覆厚と最小被覆厚の差(被覆厚差)を表2に示す。
一方、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が928μmの時は、最大被覆厚が菓子1は0.8mm、菓子2は0.6mmであり、また、被覆厚差が菓子1は0.5mm、菓子2は0.4mmであった。
これらの結果より、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が928μmの時は、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が1839μmの時に比べ、最大被覆厚も被覆厚差も小さくなることがわかった。
以上より、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径を1000μm以下とすることによって、表面に凹凸のあるセンター材を薄く且つ均一に被覆することができることがわかった。
40℃に融解した油性チョコレートにシロップ(糖、アルコール、水)を加えて調製したガナッシュ(水分含有量:9.1質量%)をコーティング液として使用して、試験例1と同様の条件でセンター材(菓子2)に噴霧しガナッシュ被覆菓子を製造した。
噴霧時のスプレー圧力を0.1MPa、0.15MPaとした場合において製造されたガナッシュ被覆菓子を観察し、センター材がガナッシュによって均一に被覆されているか否かを評価した。
また、噴霧時のスプレー圧力を0.1MPa、0.15MPaとした時のコーティング液の液滴の平均粒子径を別途測定した。
結果を表3、図4に示す。
一方、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が605μmの時は、凸部分だけではなく凹部分もガナッシュによって被覆することができ、センター材表面の全てをガナッシュによって被覆することができた。
この結果より、ガナッシュをコーティング液とした場合であっても、センター材への到達時のコーティング液の液滴の平均粒子径を1000μm以下とすることによって、表面に凹凸のあるセンター材を均一に被覆することができることがわかった。
試験例3で作製した被覆食品について、試験例2と同様に最大被覆厚及び最少被覆厚を測定し、平均値及び被覆厚差を算出した。結果を表4に示す。
一方、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が605μmの時、最大被覆厚は0.9mmであり、また、被覆厚差は0.7mmであった。
この結果は、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が605μmの時は、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径が1214μmの時に比べ、最大被覆厚も被覆厚差も小さくなることを示している。
以上より、コーティング液をガナッシュとした場合であっても、噴霧するコーティング液の液滴の平均粒子径を1000μm以下とすることによって、表面に凹凸のあるセンター材を薄く且つ均一に被覆することができることがわかった。
2 スプレーノズル
3 コーティング液
4 センター材
5 堆積面
61 紙
62 短冊状紙片
63 紙片
Claims (3)
- 油脂含有原料からなる、常温で固体のコーティング液を、表面に凹部及び/又は凸部のある、転動しているセンター材に噴霧することにより、前記センター材表面を前記油脂含有原料で被覆することを含む被覆食品の製造方法であって、
前記センター材への到達時の前記コーティング液の液滴の平均粒子径が1000μm以下であって、前記平均粒子径は、以下の平均粒子径測定手順に沿って測定したときのものであることを特徴とする被覆食品の製造方法。
[平均粒子径測定手順]
コーティング液をスプレーノズルから噴霧している状態で、該スプレーノズルの直下10cmの位置に紙をかざす。紙に付着した液滴を顕微鏡によって観察することによって粒子径を求め、その平均値を平均粒子径とする。
ただし、円形状でない液滴については、最大の径を粒子径とし、粒子径を測定する液滴は、2以上の液滴が重なったものではない。 - 前記コーティング液の噴霧範囲が、前記センター材の堆積面の範囲内であることを特徴とする、請求項1に記載の被覆食品の製造方法。
- 油脂含有原料からなる、常温で固体のコーティング液を、表面に凹部及び/又は凸部のある、転動しているセンター材に噴霧することにより、前記センター材を前記油脂含有原料で被覆する方法であって、
前記センター材への到達時の前記コーティング液の液滴の平均粒子径が1000μm以下であって、前記平均粒子径は、以下の平均粒子径測定手順に沿って測定したときのものであることを特徴とする、センター材を油脂含有原料で被覆する方法。
[平均粒子径測定手順]
コーティング液をスプレーノズルから噴霧している状態で、該スプレーノズルの直下10cmの位置に紙をかざす。紙に付着した液滴を顕微鏡によって観察することによって粒子径を求め、その平均値を平均粒子径とする。
ただし、円形状でない液滴については、最大の径を粒子径とし、粒子径を測定する液滴は、2以上の液滴が重なったものではない。
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