JP6719547B2 - 屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める又は除去するためのシステム及び方法 - Google Patents

屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める又は除去するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める(loosen)又は除去するためのシステム及び方法に関する。
赤身肉屠殺動物の屠殺及びその後の屠体の切断は、屠殺場及び/又は肉処理場で行われる。比較的近代的な屠殺場及び赤身肉処理工場でさえ、多くの処理は部分的に又は完全に手で行われている。これは、少なくとも部分的には、処理されるべき屠殺体及び屠殺体部分の形状、大きさ、及び重量の、変動、ならびに、屠殺場及び赤身肉処理工場の処理地域に存在する過酷な環境条件によるものである。この手動又は半自動処理は、労働者にとって過酷な労働条件と高い労働コストとをもたらしている。
上記の問題は、US2012/0315834によって部分的に解決されている。なお、US2012/0315834は、屠殺された動物及び/又はその部分、特に屠殺された豚を処理するためのシステム及び方法を開示しており、それにおいては、例えば、オーバーハング輸送システムが、様々な処理ステップが実行されている間に個々の豚の脚部を搬送するために使用されている。これらの処理ステップの1つが図1に示されている。図1は、キャリア108で運ばれる豚屠体から肩甲骨を手で除去することを示している。なお、キャリア108は、キャリア及び屠体部分を搬送方向Tに移動させるオーバーハング輸送システム(図示せず)に取り付けられている。作業者110は、肩甲骨脱離ツール102を使用している。キャリアは、処理すべき屠体部分105を肩甲骨脱離処理ステーションに持ち込み、支持ガイド109は、屠体部分が作業者110に適切な向きで提示されることを確実にしている。
処理プロセスの開始時に、作業者は、引張板104を肩甲骨の後に配置し、それによって、ツールのトリガーを引っ張り、引張板104が作業者に向かって移動し、屠体部分が固定位置に保持されている間に肩甲骨を少なくとも部分的に緩めて屠体部分から引っ張る。
屠体がテーブル(図示せず)上に載っている間に、ここに示されている肩甲骨脱離ツール102が実施されてもよいことに、留意すべきである。
US2012/0315834
しかしながら、手動又は半手動の処理は、作業者にとって物理的に困難であり、また、高い労働コストをもたらす。
したがって、簡単な方法で屠体から肩甲骨を自動的に除去できる装置が、必要とされている。
上記背景において、本発明の実施形態の目的は、例えば豚屠体(これに限定されない)等の屠体の肩肉から肩甲骨を高収量で自動的に緩める又は除去することができるシステムを提供することである。
一般に、本発明は、好ましくは、先行技術の上述した欠点の1つ以上を、単独で又は任意の組み合わせで、軽減、緩和、又は排除することを目的とする。特に、本発明の実施形態の目的は、上述した問題又は他の問題を解決するシステムを提供することである。
これらの懸案事項の内の1つ以上をより良く扱うために、本発明の第1態様においては、動物屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める又は除去するシステムが提供され、そのシステムは、
肩肉群から選択された肩肉を脚部で固定し、肩肉を輸送方向に輸送するために、輸送手段に動作可能に連結された、保持手段と、
細長分離部を備えた分離手段であって、前記細長分離部は、前記肩甲骨が前記細長分離部を過ぎて輸送される時に前記肩甲骨に当接するように配置されており、前記肩甲骨が前記肩肉から緩められ又は分離されるまで前記肩甲骨上に増大する引張力が得られるように前記肩肉の輸送方向に対して傾斜して配置されている、分離手段と、
を備えており、
前記輸送手段は、オーバーヘッドコンベアを備えており、前記保持手段は、前記オーバーヘッドコンベアにスライド可能に取り付けられ、且つ、前記肩肉の前記脚部で前記肩肉を運ぶように構成された、シャックル(shackle)を備えており、
更に、前記肩肉を受けるように構成されて前記オーバーヘッドコンベアの下方に配置された、搬送手段を備えており、前記肩肉は、前記搬送手段によって実質的に同じ方向に搬送される。
これにより、屠体の肩肉から肩甲骨を完全に自動的に緩める又は除去できるシステムが、提供される。肩肉から肩甲骨を緩める場合には、続いて、肩甲骨を、手動で、又は完全自動又は半自動的の任意の種類の工具で、除去できる。引張力は、肩肉から肩甲骨が完全に分離されるまで増大できる。
更に、例えば肩肉から肩甲骨を切り離すことに代えて、肩肉から肩甲骨を引っ張ることは、処理の歩留まりを大幅に向上させる。
輸送方向は、本発明によれば、直線方向又は湾曲方向であってもよいし、任意のタイプの所定の輸送経路であってもよい。その輸送経路では、保持手段及び輸送手段は、肩肉を所定の経路に沿って又は直線/輸送方向に沿って移動させるように構成された、任意のタイプのロボットアーム又は同様の手段を、備えてもよい。
細長分離部と輸送方向との間の角度という用語は、任意の角度、例えば、0<x<180°の任意の角度xとして、理解される。更に、角度は、下流方向に可変であってもよい。すなわち、xは必ずしも固定される必要はなく、例えば一種の湾曲形状を有してもよい。
増大する引張力は、一実施形態では、肩肉が輸送方向に輸送される時に保持手段と細長分離部との間の距離が増大するように、細長分離部を配置することによって、得られる。
一実施形態では、肩肉は、オーバーヘッドコンベヤと実質的に同じ速度で、搬送手段によって搬送される。
また、肩肉から肩甲骨を自動的に除去するための追加の処理モジュールとして、既存のオーバーヘッドコンベアベースの食品処理システムに関連して使用されるシステムが、提供される。
更に重要なことに、システムは、肩部の最小限の持ち上げ及び除去が必要とされるだけであるため、作業者の緊張が大幅に軽減されるので、肩部の取り扱いを容易にする。
搬送手段は、肩肉を前進させることができる任意の手段として理解でき、支持手段及び駆動手段を備えており、肩肉は支持手段上に載せることができ、駆動手段は、支持手段上の肩肉を前進させるためのモーター駆動ピン/プレートを備えている。肩肉を受け入れるステップは、好ましくは、肩肉が部分的に搬送手段上に載るように行われる。
搬送手段は、エンドレスベルト又はエンドレスチェーンを含むコンベアを備えることができる。
一実施形態では、分離手段は、係合部を更に備えており、係合部は、肩肉が係合部を過ぎて輸送される間に肩甲骨と肩肉の上腕骨との間に係合するように構成されて、細長分離部に対して上流に配置されている。これは、細長分離部が肩甲骨と係合するのを容易にし、すなわち、細長分離部が肩肉から肩甲骨を緩めたり完全に分離したりするのに必要な適切な握りを肩甲骨に持たせることを容易にする。
係合部は、一実施形態では、上流方向を指す自由端を有するビーム又はロッドを備えてもよく、自由端は、肩甲骨と肩肉との間に係合するように構成されており、その間にプレカットが実行されていることが想定されていてもよい(必ずしもそうとは限らない)。別の実施形態では、係合部は、肩甲骨と肩肉との間に同時に係合しながら肩甲骨と肩肉との間でプレカットを実行するための切断手段を、備えてもよい。一例として、自由端は、肩甲骨と肩肉との間でプレカットを実行するための切断ツールを、備えている。
一実施形態では、システムは、肩肉の下部と係合するように構成されたガイド手段を、更に備えており、ガイド手段は、肩肉が輸送手段によって輸送されている間に、肩甲骨を肩肉から圧迫するように、すなわち、肩甲骨と肩肉の上腕骨との間に隙間を作るように、肩肉の下部に圧力を供給する。ガイド手段は、一実施形態では、輸送方向に沿って少なくとも部分的に配置された、細長い固定のビーム又はロッドを備えている。
これは、細長分離部が肩甲骨と係合するのを容易にし、及び/又は、肩甲骨と肩肉の上腕骨との間の隙間に係合部が入るのを容易にする。ガイド手段は、任意の機械的ツールを備えてもよく、又は、ガイド手段は、例えば肩部の下部に押し込むことによって作業者によって提供される手動の圧力として、理解できる。
一実施形態では、システムは、肩肉から肩甲骨を緩める又は除去する前に、肩肉と肩甲骨との間にプレカットを実行するために、細長分離部に対して上流に配置された、プレカット手段を、更に備えている。プレカット手段は、手動プレカットを実行する作業者であってもよく、又は、任意のタイプ例えば肩甲骨と肩肉との間に適切な開口を作るブレードタイプの切断ツールによる任意のタイプの半自動又は全自動運転であってもよい。一例として、プレカットは、ガイド手段が肩肉の下部と係合する前に、行ってもよい。
一実施形態では、搬送手段は、搬送手段の上部輸送側が分離手段に面するように、搬送手段の回転軸が垂直軸と比較して角度をなすように、配置されている。
一実施形態では、搬送手段の角度、したがって肩肉の角度は、0〜90度の間、例えば約45度である。
一実施形態では、搬送手段は、エンドレス輸送チェーンを備えている。
一実施形態では、搬送手段は、輸送チェーン上に配置された複数の離間した支持構造体を、更に備えており、支持構造体は、肩肉から肩甲骨が緩められ又は分離される間、肩肉に支持を提供するように、構成されている。
支持構造体は、一実施形態では、肩肉の上流側に配置されるように構成された一種のバックストップ構造体を、備えており、それは、肩甲骨が緩められ又は除去される間に肩肉が上流方向にスライドするのを防止するように肩肉にバック支持を提供する。
一実施形態では、搬送手段は、肩肉を受けると、肩肉から肩甲骨が緩められ又は除去される間に肩肉に支持を提供するための所望の位置に支持構造体が配置されるように、制御ユニットによって操作される。したがって、肩肉から肩甲骨が引き離される間、肩肉が輸送方向とは反対の後方にスライドしないことを保証するための、簡単な解決手段が、提供される。
複数の離間した支持構造体は、輸送方向とは反対側の肩肉の表面で肩肉に接触するように構成された(すなわち、肩肉を搬送ベルトに沿って押す)ガイドピンを、備えてもよい。
一実施形態では、細長分離部は、キャッチガイド(catch guide)及び回転可能ドリブンオーガ(rotatable driven auger)を備えており、キャッチガイドと回転可能ドリブンオーガとの間の距離は、肩甲骨が、輸送手段及びオーガの回転運動によって動かされる間にその間にロックされるように、設定されている。キャッチガイドは、一実施形態では、任意のタイプの細長いビーム又はロッド等を、備えている。
一実施形態では、キャッチガイドと回転可能ドリブンオーガとの間の内部配置は、キャッチガイドが、肩甲骨を傾けるために下流移動方向にオーガを回転運動させて、それによって、肩肉から肩甲骨を分離するために必要な引張力を生成するようになっている。
一実施形態では、回転可能ドリブンオーガとキャッチガイドとの間の内部配置は、オーガのコアの外面からキャッチガイドまでの距離が、12〜22mm、例えば15〜19mm、例えば約17mmであるように、選択できる。更に、回転可能ドリブンオーガは、オーガのコアの外面から上方に延びるピッチの頂部までの高さが、4〜8mm、例えば5〜7mm、例えば約6mmであるように、設計できる。しかしながら、これは、上記の値に限定されると解釈されるべきではない。
ピッチの頂部とキャッチガイドとの間の距離は、オーガが肩肉に係合する送り込み部で、通常は重要である。何故なら、この寸法が非常に小さい(オーガ上の高いフライト(flight)を意味する)場合、肩甲骨がオーガの真向かいにあるときにフライトの開始点がどこにあるのかを知ることが困難である故に、肩甲骨が送り込み側で突き当たってしまう可能性があるからである。
一実施形態では、システムは、対抗圧ガイド手段を更に備えており、対抗圧ガイド手段は、肩肉を細長分離部を過ぎて輸送する間に細長分離部によって加えられた引張力とは反対の対抗力を肩肉の上腕骨に供給するように構成されている。したがって、そうでなければ保持手段例えばシャックル上に存在し得る圧力負荷は、除去され、代わりに、オーバーヘッドコンベアの下方に配置された搬送手段へ伝えられる。したがって、肩甲骨の除去の間に肩肉が保持手段から脱落することが、防止される。
一実施形態では、対抗圧ガイド手段は、予め規定された閾値限界まで圧力を供給するように構成された、少なくとも1つのアクチュエータ手段に、動作可能に連結されており、少なくとも1つのアクチュエータ手段は、圧力が所定の閾値限界を超えた場合に容認(concede)するように構成されている。したがって、圧力が高すぎる場合(例えば、これは前のものより厚い肩肉であってもよい)に少なくとも1つのアクチュエータが単純に容認されるので、肩肉の厚さが異なることに起因して上腕骨が破損するのが防止される。
これは、また、異なる長さを有する肩肉のより大きな範囲を動かすのにも役立つ。一例として、短い肩肉は、長い肩肉よりも、シャックルに多くの張力を生じさせる。したがって、肩肉のより大きな長さ範囲を処理することができ、したがってオペレーショナルウィンドウ(operational window)すなわち異なるサイズの肩肉を増大させることが可能である。
そのようなアクチュエータ手段の例は、エアシリンダ、ジャッキ等である。
本発明の第2態様では、動物屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める又は除去するための方法が、提供されており、その方法は、
輸送手段に動作可能に連結された保持手段によって肩肉を脚部で固定し、前記肩肉を前記保持手段によって輸送方向へ移動させることと、
細長分離部を備えた分離手段によって前記肩肉から前記肩甲骨を除去することと、
を備えており、
前記分離手段は、前記肩甲骨が前記細長分離部を過ぎて輸送される時に前記細長分離部によって前記肩甲骨上に引張力を供給することを、用いており、前記細長分離部は、前記肩肉が前記細長分離部を過ぎて輸送方向に輸送される時に前記保持手段と前記細長分離部との間の距離が増大するように前記肩肉の輸送方向に対して傾斜して配置されており、前記肩甲骨が前記肩肉から緩められ又は分離されるまで前記肩甲骨上に増大する引張力を生じさせるようになっており、
前記輸送手段は、オーバーヘッドコンベアを備えており、前記保持手段は、前記オーバーヘッドコンベアにスライド可能に取り付けられ、且つ、前記肩肉の前記脚部で前記肩肉を運ぶように構成された、シャックルを備えており、
オーバーヘッドコンベアの下方に配置された搬送手段によって前記肩肉を受けることと、
前記肩肉を前記オーバーヘッドコンベアと実質的に同じ方向に前記搬送手段によって搬送することと、
を備えている。
一実施形態では、搬送手段によって肩肉を受け入れるステップは、肩肉が搬送手段上に部分的に載るようになっている。
一実施形態では、本方法は、分離手段によって肩肉から肩甲骨を除去する前に、肩肉が輸送手段によって輸送されている間に肩甲骨を肩肉から圧迫するように肩肉の下部にガイド手段によって圧力を供給すること、を更に備えている。これは、分離手段が肩甲骨と係合し又は掴むことを容易にする。
一実施形態では、本方法は、分離手段によって肩肉から肩甲骨を除去する前に、肩甲骨と肩肉との間にプレカットを実行すること、を更に備えている。例えば、肩甲骨と肩肉との間に空間を露出させるためにガイド手段によって押すことにより、分離手段が肩甲骨と係合し又は掴むことを更に容易にすることが可能である。
一実施形態では、本方法は、肩肉が係合部を過ぎて輸送される間に肩甲骨と肩肉の上腕骨との間の隙間に係合部によって係合すること、を更に備えている。このように、分離手段を肩甲骨と肩肉との間の領域に案内するためのガイドが、設けられている。
一実施形態では、本方法は、オーバーヘッドコンベヤと実質的に同じ速度で肩肉を前進させることを、更に備えている。
したがって、任意のタイプの動物屠体、例えば豚肉、羊、山羊、牛肉等の屠体の、肩肉から、肩甲骨を、完全に自動で且つ高収率で除去することができる方法が、提供される。
本発明の実施形態は、図面を参照して一例のみを用いて、説明される。
肩肉から肩甲骨を緩める又は除去するための従来の除去システムを示す図である。 本発明によるシステムのブロック図である。 動物屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に除去するための本発明によるシステムの一実施形態を示す図である。 肩肉から肩甲骨を分離する際に使用される細長分離部の一実施形態を示す図である。 肩肉から肩甲骨を分離する際に使用される細長分離部の一実施形態を示す図である。 図3の実施形態の正面図である。 肩肉からの肩甲骨の分離を段階的に図示した図である。 肩肉からの肩甲骨の分離を段階的に図示した図である。 肩肉からの肩甲骨の分離を段階的に図示した図である。 肩肉からの肩甲骨の分離を段階的に図示した図である。 図7cの拡大図であり、引張力及び剪断力を介して肩甲骨に加えられた引張/剪断力をより詳細に示している。
図2は、豚肉のような動物屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める(loosen)又は除去するための、本発明によるシステム200のブロック図を示している。ここで、システムは、輸送手段(T_M)202に動作可能に連結した保持手段(H_M)202と、細長分離部(El_S)206を備えた分離手段204と、を備えている。
本実施形態では、システム200は、更に、ガイド手段(G)203を備えており、分離手段204は、更に、係合部(E_S)205を備えている。なお、本発明は、ガイド手段(G)203及び係合部(E_S)205を備えないで実行してもよい。しかしながら、豚肉のような動物屠体では、これらの追加の特徴を実施することが有益であり、よって、簡単にするために、以下で論じられる実施形態は、少なくとも前記特徴を更に備えている。
以下では、システムは肩甲骨を自動的に完全に除去するものとする。
保持手段(H_M)201及び動作可能に連結された輸送手段(T_M)202は、肩肉を脚部で固定し、肩肉を輸送方向に輸送するように、構成されている。保持手段及び輸送手段(T_M)202は、例えば、ロボットシステムによって操作されるロボットアームを含むことができ、ロボットシステムは、例えば線形の又は湾曲した輸送方向に沿った、又は、例えば動的に決定された又は事前に固定された、所定の経路に沿った、あらゆる種類の輸送を、可能とする。
後に詳述するように、保持手段は、シャックルを含むことができ、輸送手段は、オーバーヘッドコンベアを備えることができる。シャックルは、肩肉を肩肉群の脚部で運ぶように構成されて、オーバーヘッドコンベヤにスライド可能に取り付けられている。
ガイド手段(G)203は、肩肉が輸送手段によって輸送されている間に、肩甲骨を肩肉から離すように、例えば、肩甲骨と肩肉との間にプレカットが形成されている場合に肩甲骨と肩肉の上腕骨との間に隙間を作るように、肩肉の下部に圧力を供給するために、肩肉の下部と係合するように、構成されている。
分離手段204は、ガイドに対して肩肉の輸送方向の下流側に配置されており、係合部(E_S)205は、肩肉が係合部を過ぎて輸送されている間に肩甲骨と肩肉の上腕骨との間にガイド(G)によって形成された隙間に、入るように、構成されている。
更に、細長分離部(El_S)206は、肩甲骨が細長分離部を過ぎて輸送される時に、肩甲骨に当接するように、配置されている。細長分離部は、肩肉が細長分離部を過ぎて輸送方向に輸送される時に保持手段と細長分離部との間の距離が増大するように、肩肉の輸送方向に対して傾斜して配置でき、肩甲骨が肩肉から緩められ又は分離されるまで、肩甲骨への引張力の増大を生じさせる。
図3は、本発明のシステム300の一実施形態を示しており、それは、輸送手段302に動作可能に連結した保持手段301と、ガイド303と、係合部305及び細長分離部306を備えた分離手段304と、を備えている。
本実施形態では、搬送手段302は、フレーム320に取り付けられたオーバーヘッドコンベア310を備えており、保持手段は、シャックル301を備えている。シャックル301は、ここでは複数が示されており、矢印313で示される輸送方向に肩肉を肩肉の脚部312で搬送するように、オーバーヘッドコンベアにスライド可能に取り付けられている。
このようなシャックル及びオーバーヘッド輸送コンベヤシステムの例についてのより詳細な説明は、国際公開第2011/074969号の例えば59頁26行〜60頁12行及び図21、17、20、及び65頁17行〜69頁7行及び図25〜25***に見出すことができ、ここに参照により組み込まれている。また、国際公開第2011/074966号もその全体が参照により組み込まれている。
ここに示されたシステム300は、搬送手段330を更に備えてもよい。搬送手段330は、例えば肩肉が部分的に搬送手段330上に載置され、且つ、肩肉が自由に吊り下げられているとき(図示せず)と比較して例えば約45度傾斜されるように、肩肉309を受け入れるよう構成され、オーバーヘッドコンベア310の下方に配置されている。そこでは、肩肉は、搬送手段330によって矢印340で示されるのと実質的に同じ方向に、及び、一実施形態ではオーバーヘッドコンベア310と実質的に同じ速度で、搬送される。ここで示されるように、搬送手段330は、肩肉309が搬送されている間に部分的に載置されるエンドレス輸送チェーン332と、輸送チェーンに設けられた例えばここに示されるバックピンである複数の離間した支持構造体331と、を備えており、隣接する支持構造体間の距離は、少なくとも肩肉の幅と同じ長さである。
搬送手段330は、例えば、肩肉から肩甲骨を除去する間の支持を提供するために、すなわち、肩肉が矢印331の反対側にスライドするのを防止するために、支持構造体331が肩肉を受ける際に肩肉の上流側に位置するように、制御ユニット(C_U)333によって、例えば同期方法で、操作される。
肩肉が輸送手段によって輸送されている間に肩肉の下部に圧力を供給するために肩肉309の下部に係合するためのガイド303は、搬送手段330に沿って配置された細長い固定されたビーム又はロッド303等を、備えている。ここに示されるように、第2ガイド339は、ガイド303のための一種のカウンタホールド(counter hold)を提供するために、設けられる。そこでは、ここに示されるように、肩肉309は、ガイド303が下部に圧力を供給する間に、第2ガイド339上に少なくとも部分的に載置されている。この配置は、第2ガイド339が無い場合でも同様に機能することができる。
係合部305は、肩肉が係合部305を過ぎて輸送されている間、肩甲骨と肩肉の上腕骨との間の隙間に円滑に入るために、搬送手段330に向かって部分的に内側に曲げられた上流方向を指す自由端を有するビーム(beam)又はロッドを、備えてもよい。係合部305は、また、肩甲骨と肩肉との間でプレカットを行うための任意のタイプの切断手段を、備えていてもよい。
ここで示される細長分離部306は、キャッチガイド307と回転可能ドリブンオーガ308とを、備えている。係合部305が肩甲骨と肩肉の上腕骨との間の隙間に入る位置で、回転可能ドリブンオーガが、係合部の横に、且つ、ここで示されているように保持手段から遠位に、位置している。キャッチガイドと回転可能ドリブンオーガとの間の距離は、肩甲骨が輸送手段及びオーガの回転運動によって移動される間にその間でロックされるように、設定されている。オーガのねじ山は、もちろん、肩甲骨の前進が、回転可能ドリブンオーガとキャッチガイドとの間に噛み合った後に、肩肉から引っ張られ又は分離されるまで上記角度で下流方向に進められるように、設計されている。
キャッチガイド307と回転可能ドリブンオーガとの間の内部配置は、肩甲骨を傾斜させるために、キャッチガイド307がオーガ308を下流側の移動方向に回転運動させ、それにより、肩甲骨を肩肉から分離するのに必要な引張力を生成する。
この配置は、図4に示されているように、キャッチガイド307がオーガ308を送り込み端401からどのように回転させるかを示しており、肩甲骨(図示せず)は、キャッチガイド307とオーガ308との間に受け入れられてクランプされ、肩甲骨が肩肉から引っ張られるまで、下流方向へ輸送される。
図5は、オーガ308とキャッチガイド307との間の寸法関係の例示的な実施形態を示しており、寸法Aは、肩甲骨が緩むのを防ぐのに関連性が高い。一例として、この寸法は、約17mmであるが、これに限定されない。
ピッチの頂部とキャッチガイドとの間の距離、すなわち、寸法Bは、送り込み部(infeed)401において重要である(図1参照)。この寸法が非常に小さい(オーガ上での高いフライト(flight)を意味する)とき、肩甲骨が送り込み側で詰まる可能性がある。何故なら、肩甲骨がオーガのすぐ前である時がフライトの開始であることを知ることが困難な場合があるからである。これは、例えば、停止、ガイドの曲げ、又は肩甲骨の破損を、生じさせ、それは、全ての場合において、引っ張られない肩甲骨をもたらす。
一例として、フライトの高さ(=A−B)は、特に屠体が豚である場合、約6mmであるが、これに限定されない。
図6は、図3の実施形態の正面図であり、搬送手段330の傾斜した配置を示している。搬送手段の回転軸650は、分離手段304に向かって前進している間、搬送手段の上側が、少なくとも部分的に、細長分離部すなわちキャッチガイド及びオーガの方に向いているように、垂直軸に対して角度をなしている。ここで図示されているように、シャックル301は、オーバーヘッドコンベア310にスライド可能に取り付けられており、ヒンジを備えており、ヒンジは、肩肉309から肩甲骨を除去する処理中に肩肉の角度調整を可能とする。
この正面図は、また、ガイド303のカウンタホールド(counter hold)を提供するための第2ガイド339を示している。
図6は、図3に示される実施形態に加えて、肩肉を細長分離部を過ぎて輸送する間に細長分離部によって加えられる引張力とは反対の矢印603で示す対抗力を肩肉の上腕骨に供給するように構成された、対抗圧ガイド手段(counter pressure guide means)602を、備えている。そのようにすることによって、そうでなければ保持手段例えば図3のシャックル301上に存在し得る圧力負荷は、除去され、代わりに、オーバーヘッドコンベアの下方に配置された例えば搬送手段へ伝えられる。これにより、肩甲骨を除去している間に肩肉が保持手段から脱落するのが、防止される。対抗圧ガイド手段は、予め規定された閾値限界まで圧力を供給するように構成された、少なくとも1つのアクチュエータ手段例えば任意のタイプのエアシリンダ、ジャッキ等に、動作可能に連結されてもよく、少なくとも1つのアクチュエータ手段は、圧力が所定の閾値限界を超えた場合に容認(concede)するように構成されている。
図7a−7dは、肩肉からの肩甲骨の分離を段階的に描写しており、係合部307がガイド手段303によって供給された圧力によって作られた隙間に入って行くところから、始まり、肩甲骨711の矢印で示されるように作用する(図7b)引張力702が、肩肉が輸送される時に着実に増加する。図7cは、肩甲骨711が肩肉から自動的に分離されることになる(図7d)、肩甲骨に作用する付加的な剪断力を、示している。対抗圧ガイド手段602及び対抗圧力も、示されている。
図8は、引張力702及び剪断力703を介して肩甲骨に加えられた引張/剪断力を、より詳細に示す図7cの拡大図を示している。オーガ308の回転方向は、矢印801によって示されている。ガイド303すなわち細長い固定のビーム又はロッドと、ガイド303による供給圧力に対して対抗力を提供する第2ガイド339と、の間の相互作用も、示されている。点線は、支持構造体331を示している。
更に、肩肉を細長分離部を過ぎて輸送する間に細長分離部によって加えられる引張力702、703とは反対の対抗力603を肩肉の上腕骨に供給するための、対抗圧ガイド手段602も、示されている。ここに示されているように、これは、また、搬送手段330上の安定した位置を保証し、さもなければ保持手段(すなわちシャックル)に存在するであろう圧力負荷を大幅に減少させ、それは、肩肉がシャックルから落ちるリスクが大幅に低減されること又は排除さえされること、を意味する。
本発明は、図面及び上記の説明において詳細に図示及び説明されてきたが、そのような図示及び説明は、例示的であり且つ限定的ではない、と考えられるべきであり、本発明は、開示された実施形態に限定されない。開示された実施形態に対する他の変更は、図面、開示、及び添付の特許請求の範囲の検討から、クレームされた発明を実施する際に当業者によって理解され、達成され得る。特許請求の範囲において、「備える(comprising)」という単語は他の要素又はプロセスを排除するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数を除外しない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。

Claims (15)

  1. 動物屠体の肩肉(309)から肩甲骨(311、711)を自動的に緩める又は除去するためのシステム(200、300)であって、
    肩肉群から選択された肩肉を脚部(312)で固定し、肩肉を輸送方向(313)に輸送するために、輸送手段(202、302)に動作可能に連結された、保持手段(201)と、
    細長分離部(206、306)を備えた分離手段(204、304)であって、前記細長分離部は、前記肩甲骨が前記細長分離部を過ぎて輸送される時に前記肩甲骨に当接するように配置されており、前記肩甲骨が前記肩肉から緩められ又は分離されるまで前記肩甲骨上に増大する引張力が得られるように前記肩肉の輸送方向に対して傾斜して配置されている、分離手段と、
    を備えており、
    前記輸送手段は、オーバーヘッドコンベア(310)を備えており、前記保持手段は、前記オーバーヘッドコンベアにスライド可能に取り付けられ、且つ、前記肩肉の前記脚部で前記肩肉を運ぶように構成された、シャックル(301)を備えており、
    更に、前記肩肉を受けるように構成されて前記オーバーヘッドコンベア(310)の下方に配置された、搬送手段(330)を備えており、前記肩肉は、前記搬送手段によって実質的に同じ方向に搬送される、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記分離手段は、係合部(205、305)を更に備えており、前記係合部は、前記肩肉が前記係合部を過ぎて輸送される間に前記肩甲骨と前記肩肉の上腕骨との間に係合するように構成されて、前記細長分離部に対して上流に配置されている、
    請求項1記載のシステム。
  3. 前記肩肉が前記輸送手段によって輸送されている間に前記肩甲骨を前記肩肉から圧迫するように前記肩肉の下部に圧力を供給するガイド手段(203、303)を、更に備えている、
    請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記肩肉から前記肩甲骨を緩める又は除去する前に、前記肩肉と前記肩甲骨との間にプレカットを実行するために、前記細長分離部に対して上流に配置された、プレカット手段を、更に備えている、
    請求項1〜3の何れか一つに記載のシステム。
  5. 前記搬送手段は、前記搬送手段の上部輸送側が前記分離手段に面するように、前記搬送手段の回転軸が垂直軸と比較して角度をなすように、配置されている、
    請求項1〜4の何れか一つに記載のシステム。
  6. 前記搬送手段は、輸送チェーン上に配置された複数の離間した支持構造体(331)を、更に備えており、隣接する前記支持構造体の間の距離は、少なくとも前記肩肉の幅と同じであり、前記支持構造体は、前記肩肉から前記肩甲骨が緩められ又は分離される間、前記肩肉に支持を提供するように、構成されている、
    請求項1〜5の何れか一つに記載のシステム。
  7. 前記細長分離部(206、306)は、キャッチガイド(307)及び回転可能ドリブンオーガ(308)を備えており、前記キャッチガイドと前記回転可能ドリブンオーガとの間の距離は、前記肩甲骨が、前記輸送手段及び前記オーガの回転運動によって動かされる間にその間にロックされるように、設定されている、
    請求項1〜6の何れか一つに記載のシステム。
  8. 前記キャッチガイドと前記回転可能ドリブンオーガとの間の内部配置は、前記キャッチガイドが、前記肩甲骨を傾けるために下流移動方向に前記オーガを回転運動させて、それによって、前記肩肉から前記肩甲骨を分離するために必要な引張力を生成するようになっている、
    請求項7記載のシステム。
  9. 対抗圧ガイド手段(602)を更に備えており、前記対抗圧ガイド手段は、前記肩肉を前記細長分離部を過ぎて輸送する間に前記細長分離部(206)によって加えられた前記引張力とは反対の対抗力を前記肩肉の上腕骨に供給するように、構成されている、
    請求項1〜8の何れか一つに記載のシステム。
  10. 前記肩肉は、前記オーバーヘッドコンベアと実質的に同じ速度で、前記搬送手段によって搬送される、
    請求項1〜9の何れか一つに記載のシステム。
  11. 動物屠体の肩肉から肩甲骨を自動的に緩める又は除去する方法であって、
    輸送手段に動作可能に連結された保持手段によって肩肉を脚部で固定し、前記肩肉を前記保持手段によって輸送方向へ移動させることと、
    細長分離部を備えた分離手段によって前記肩肉から前記肩甲骨を除去することと、
    を備えており、
    前記分離手段は、前記肩甲骨が前記細長分離部を過ぎて輸送される時に前記細長分離部によって前記肩甲骨上に引張力を供給することを、用いており、前記細長分離部は、前記肩肉が前記細長分離部を過ぎて輸送方向に輸送される時に前記保持手段と前記細長分離部との間の距離が増大するように前記肩肉の輸送方向に対して傾斜して配置されており、前記肩甲骨が前記肩肉から緩められ又は分離されるまで前記肩甲骨上に増大する引張力を生じさせるようになっており、
    前記輸送手段は、オーバーヘッドコンベア(310)を備えており、前記保持手段は、前記オーバーヘッドコンベアにスライド可能に取り付けられ、且つ、前記肩肉の前記脚部で前記肩肉を運ぶように構成された、シャックル(301)を備えており、
    オーバーヘッドコンベア(310)の下方に配置された搬送手段(330)によって前記肩肉を受けることと、
    前記肩肉を前記オーバーヘッドコンベアと実質的に同じ方向に前記搬送手段によって搬送することと、
    を備えている、
    ことを特徴とする方法。
  12. 前記分離手段によって前記肩肉から前記肩甲骨を除去する前に、前記肩肉が前記輸送手段によって輸送されている間に前記肩甲骨を前記肩肉から圧迫するように前記肩肉の下部にガイド手段によって圧力を供給すること、を更に備えている、
    請求項11記載の方法。
  13. 前記分離手段によって前記肩肉から前記肩甲骨を除去する前に、前記肩甲骨と前記肩肉との間にプレカットを実行すること、を更に備えている、
    請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記肩肉が係合部を過ぎて輸送される間に前記肩甲骨と前記肩肉の上腕骨との間の隙間に前記係合部によって係合すること、を更に備えている、
    請求項11〜13の何れか一つに記載の方法。
  15. 前記肩肉を前記オーバーヘッドコンベと実質的に同じ速度で前記搬送手段によって搬送すること、を更に備えている、
    請求項11〜14の何れか一つに記載の方法。

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