JP6718985B2 - 角形二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は車載用途等に使用される角形二次電池に関する。
近年、電気自動車等の動力源として、エネルギー密度の高いリチウムイオン二次電池の開発が進められている。車載用途の二次電池では缶に収納された捲回群に様々な衝撃や荷重が加わることがあるため、二次電池内でのショートの防止が必要である。これに対して、捲回群と缶の間に袋状の絶縁シートを配置する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2009−26704号公報
特許文献1では正極および負極を構成する蓄電要素と、内部空間が当該蓄電要素に対応する角形形状の金属容器を備え、蓄電要素と金属容器の間には、蓄電要素と金属容器とを隔離する絶縁フィルムが備えられている。そして、上記絶縁フィルムは、上記蓄電要素を囲む袋状に形成されている。蓄電要素は、より容量を向上させるために金属容器の隙間をできるだけ減少させるように設定させる傾向があるために、絶縁フィルムに囲まれた蓄電要素を金属容器に挿入する際は、蓄電要素の広面の合剤層は金属容器の広面から絶縁フィルムを介して押圧を受ける。この時、絶縁フィルムは挿入前の撓みを伸ばすように周囲に広がるが、絶縁フィルムが袋状であると、蓄電要素横方向(軸方向)に伸びようとする絶縁フィルムは金属容器短側面に接触して弛みが発生し、これを蓄電要素の広面の合剤層と金属容器の広面の間でフィルムがしわとなって挟み込むこととなり、合剤層にフィルムのしわの凹凸ができることによって、歪な押圧を受けることから性能劣化につながる恐れがある。
本発明は上記課題に対して、合剤層と金属容器の間の絶縁フィルムを均一な面にすることにより、合剤層への歪なダメージを防止し、且つ、外力に対して捲回群と缶の絶縁性を高めた角形二次電池の提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本願は絶縁フィルムに関して、蓄電要素を挟み込むように折り合わされた1枚のフィルムから構成され、金属箔露出層の少なくとも一方側に、フィルム同士が重なり合った状態で金属箔露出層の一方側の先端よりも突出した部分を有しており、突出した重なり部の一部外面は、前記フィルムが突出した方向と対向する金属容器の面に当接して、突出した重なり部の先端が蓄電要素と前記角形形状の金属容器の角部との間の空間に配置されていることを特徴とする。
上記手段により本発明では合剤層と金属容器の間の絶縁フィルムを均一な面にすることにより、合剤層への歪なダメージを防止し、且つ、外力に対して捲回群と缶の絶縁性を高めることができる。
本発明に係る角形電池の第1実施形態の外観を示す斜視図。 図1の角形電池の電地缶から取り外した分解斜視図。 図1の角形電池における捲回電極体の分解斜視図。 図1の角形電池における絶縁シートの斜視図。 図1の角形電池における正面図、及び側短面部の断面図。 本発明による第2実施形態を示した図。 本発明による第3実施形態を示した図。 本発明による第4実施形態を示した図。 本発明による第5実施形態を示した図。 本発明の原理を示した図。
≪実施形態1≫
[角形蓄電池の全体構造]
以下、この発明の角形蓄電池を、リチウムイオン角形二次電池を一実施形態として図面と共に説明する。
図1は、この発明の角形蓄電池の一実施の形態を示す外観斜視図であり、図2は、図1に示された角形蓄電池の電池缶4から取り出した分解斜視図である。
角形蓄電池1は、電池蓋(蓋部材)3および電池缶4とから構成される、薄型のほぼ直方体形状の金属容器2内に、捲回電極体40が収容され、図示はしないが非水電解液が注入されて構成されている。電池蓋3および電池缶4は、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス等により形成される。この電池蓋3には注液栓11、安全弁13が形成され、両端にはそれぞれ外部正極端子61、及び負極外部端子71が配置される。
図2においては、電池蓋3には、正極集電板21、負極集電板31等が一体的に組み付けられ、電池蓋ユニット10として構成される。電池蓋ユニット10の正極集電板21および負極集電板31は、それぞれ、電極群40の正極金属箔または負極集電箔に、例えば、超音波溶接により接合されることにより、集電体23、33と捲回電極体40とが一体化されて発電素子50を構成し、電池缶4の上端部の開口部から収容される。
発電素子50は、電極の合剤層の塗布領域を覆った絶縁シート14で周囲を覆うことで電池缶4に直接触れないように絶縁されて缶内に収容される構造になっている。
図3は電極群40の巻き終り側を展開した状態の外観斜視図である。
捲回電極体40は、正極電極41と負極電極42とを、第1、第2のセパレータ43、44を介在して扁平状に捲回して形成されたものである。
正極電極41は、例えば、アルミニウム箔等からなる正極金属箔41aの表裏両面に正極合剤層41bが形成されたものである。正極合剤層41bは、一側縁に正極金属箔41aが露出された正極合剤未処理部41cが形成されるように正極金属箔41aに正極合剤が塗工されて形成される。
負極電極42は、例えば、銅箔等からなる負極金属箔42aの表裏両面に負極合剤層42bが塗工されたものである。負極合剤層42bは、正極合剤未処理部41cが配置された側縁と対向する側縁である他側縁に、負極金属箔42aが露出された負極合剤未処理部42cが形成されるように負極金属箔42aに正極合剤が塗工されて形成される。
正極合剤層41bは、正極活物質としてマンガン酸リチウム(化学式LiMn)100重量部に対し、導電材として10重量部の鱗片状黒鉛と結着剤として10重量部のPVDFとを添加し、これに分散溶媒としてNMPを添加、混練して作製する。この正極合剤を厚さ20μmのアルミニウム箔の両面に正極合剤未処理部41cを残して塗布する。その後、乾燥、プレス、裁断してアルミニウム箔を含まない正極活物質塗布部の厚さ(表裏両面の合計)90μmの正極電極41を得る。
負極合剤層42bは、負極活物質として非晶質炭素粉末100重量部に対して、結着剤として10重量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)を添加し、これに分散溶媒としてN−メチルビロリドン(以下、NMPという。)を添加、混練して作製する。この負極合剤を厚さ10μmの銅箔の両面に負極合剤未処理部42cを残して塗布する。その後、乾燥、プレス、裁断して銅箔を含まない負極活物質塗布部の厚さ(表裏両面の合計)70μmの負極電極42を得る。
電極群40を形成するには、第1、第2のセパレータ43、44の間に、それぞれ、負極電極42の巻始め側端部を、正極電極41の巻始め側端部よりも内側に位置するように配置して捲回する。この場合、正極合剤未処理部41cと負極合剤未処理部42cとは、幅方向(捲回方向に直交する方向)の反対側の側縁に位置するように配置する。負極合剤層42bの幅、換言すれば、捲回方向に直交する方向の長さは、正極合剤層41bの幅よりも広く形成されている。また、第1のセパレータ43の幅は、正極電極41の正極合剤未処理部41cを一側縁側において外部に露出する寸法とされている。第2のセパレータ44の幅は、負極電極42の負極合剤未処理部42cを他側縁側において外部に露出する寸法とされている。
電極群40の巻始め側には空洞部40a(図3参照)が形成されている。また、捲回電極体40の巻終り側は、最外周が第2のセパレータ44であり、その内側が負極電極42である。従って、正極合剤層41bは、巻始め側から巻終り側までの全長に亘り、幅方向においても、すべての部分が、負極合剤層42bにより覆われている。
このように、捲回電極体40は、正極電極41においては、正極金属箔41aの正極合剤未処理部41cが外部に露出しており、負極電極42においては、負極金属箔42aの負極合剤未処理部42cが外部に露出している。
図2に図示されるように、電池蓋3には、非水電解液を注入するための注液口(図示せず)が設けられている。また、電池蓋3には、過充電等により内部圧力が基準値を超えて上昇した際に、圧力を抜くための安全弁13が設けられている。
非水電解液には、エチレンカーボネートとジメチルカーボネートとを体積比で1:2の割合で混合した混合溶液中へ六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1モル/リットルの濃度で溶解したものを用いることができる。
注液口は電解液注入後に、注液栓11が嵌合され、レーザ溶接によって塞がれる。そして電池蓋3は、レーザ溶接により電池缶4と接合され、密閉される。
電池蓋組立体10は、電池蓋3と、正極側端子構成部60と、負極側端子構成部70を備える。正極側端子構成部60は、正極外部端子61、正極外部端子61と電池蓋3との間に配置された絶縁板64、および正極外部端子61と接続された正極集電板21から構成される。
正極外部端子61と正極集電板21は、上述したように一体的に固定され、電池蓋3に取り付けられている。
正極側端子構成部60を作製するには次のようにする。正極集電板21は、絶縁部材64を介して電池蓋3の下面に固定され、それぞれ金属容器2の内部に配置される。正極外部端子61は、絶縁部材64を介して電池蓋3の上面に固定され、金属容器2の外部に配置される。図示は省略するが、正極集電板21と正極外部端子61は、電池蓋3を貫通する接続端子によってかしめ固定され、該接続端子を介して電気的に接続されている。正極集電板21および正極外部端子61は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって製作されている。
負極集電板31は、絶縁部材74を介して電池蓋3の下面に固定され、それぞれ電池容器2の内部に配置される。負極外部端子71は、絶縁部材75を介して電池蓋3の上面に固定され、電池容器2の外部に配置される。図示は省略するが、負極集電板31と負極外部端子71は、電池蓋3を貫通する接続端子によってかしめ固定され、該接続端子を介して電気的に接続されている。負極集電板31および負極外部端子71は、例えば、銅または銅合金によって製作されている。
そして正極集電板21及び負極集電板31が、それぞれ捲回電極体40に接合されることにより、角形蓄電池1は、外部正極端子61および外部負極端子71に接続された外部電子機器に対して、充放電が可能となる。
電池蓋3に正極外部端子61、負極外部端子71および正極集電板21、負極集電板31等が固定されることで蓋組立体10が構成されている。さらに、捲回電極体40の箔露出部41c,42cが、集電板23,33に接合されて固定され、捲回電極体40が正極、負極集電板21,31の間に支持されることで、蓄電要素50が構成されている。なお、本発明では集電板と電極体の組み合わせを蓄電要素50と呼ぶこととする。
[絶縁フィルム]
次に、本発明の特徴となる絶縁フィルム14について、上記捲回電極体40の周囲に配置された絶縁フィルム14の構成について図4を参照して説明する。この絶縁フィルム14は、蓄電要素50の金属露出部の絶縁だけでなく、捲回電極体40の外周が柔らかいセパレータで構成されていることから、この保護も目的として蓄電要素50の周囲を覆っている。図4は図1の角形電池を電池缶4から取り出して分解した斜視図であり、絶縁フィルム14は、蓄電要素50を電池蓋3に相対する底面方向から挟み込むように折り合わされた1枚のフィルムから構成されており、その上端部、および左右の端面部は開口している。さらに、捲回電極体40の軸心方向左右の金属箔露出部の少なくとも一方側において、絶縁フィルム14の端部は金属露出部よりも突出しており、捲回電極体40を介したフィルム同士が突出部で重なり合っている。突出した重なり部の一方側一部外面は、絶縁フィルムが突出した方向と対向する電池缶40の短側面に当接する当接部14a、14bを形成することとなる。当接した部分の絶縁フィルムは、電池缶4の短側面に沿うように接していることから、特に制約や抵抗を受けることはなく、他方の重なった絶縁フィルムに対しても折り返されているものの、制約や抵抗を受けることはない。
図5に絶縁フィルム14の突出部(当接部14a、14b)と電池缶4の角部との位置関係を示す。図5の上図は角形蓄電池1の外面図である。図5の下図は上図の角形蓄電池1をA−A断面で切断した図である。絶縁フィルム14の当接部14a、14bから先端までの絶縁フィルム(突出部分)は、蓄電要素50と角形形状の電池缶4の角部4aとの間の空間4bに配置されていることで特に周囲の強制や束縛を受けることなく自由に動くことができ、蓄電要素50と電池缶4とを電気的に隔離している。なお、上記蓄電要素50と角形形状の電池缶4の角部との間の空間とは、蓄電要素50の合剤層が塗布されていない金属露出部と電池缶4の角部であり、この部分は合剤層の塗布がない分の空間が発生しており、薄い絶縁フィルムが例えば5〜6枚重なっても十分な空間になっている。
蓄電要素50を電池缶4に挿入する際は、上記セパレータの保護も兼ね、絶縁フィルム14で囲んだ状態で押し込むが、その時捲回電極体40は電池缶4から長側面を押圧されることから厚みが縮むときに発生する絶縁フィルムの弛みや、元々寸法的にある弛みは引き伸ばされ周囲に弛んでいた分のフィルムが移動しようとする。この時、捲回電極体40の軸心方向に移動したフィルムは電池缶4の短側面で突き当たり、そこでゆるんだフィルムを捲回電極体40の合剤層と電池缶4の間に絶縁フィルム14のしわが発生した状態で咬み込んでしまう恐れがある。
つまり、別の言い方をすると、捲回電極体40から突出した絶縁フィルム14の突出部14a、14bは捲回電極体40の長側面側に折り返され、当該突出部14a、14bの先端が合剤層積層部まで到達しない長さの(突出部14a、14bの先端が空間に配置される)構成になっている。
図10(a)及び(b)はそれぞれ本発明の原理を記載するものである。なお、本図は説明のために寸法関係を多少誇張して記載しているため、正確な寸法関係を示すものではない。(a)は従来例のように、絶縁フィルム14の突出部14aの長さが短く、突出部14aの先端部が電池缶4の短側面に当接する構造である。図10(a)の左図は捲回電極体40を電池缶4に挿入する前の絶縁フィルム14と電池缶4の位置関係を示すものである。捲回電極体40を電池缶4に挿入するにつれて、左図の矢印方向に絶縁フィルム14が伸ばされることとなる。その結果、図10(a)右図に示すように、絶縁フィルムの突出部14aの先端が電池缶4の短側面に当接することとなり、捲回電極体40の長側面側にしわが発生する。その結果、電池缶4の長側面と捲回電極体40の間にしわが入り込むことによって角形蓄電池1を固縛する際にしわの凹凸による押圧力の差が発生し、電池劣化の促進に影響する。
図10(b)は本発明のしわ抑制原理を示すものである。図10(b)の左図は捲回電極体40を電池缶4に挿入する前の絶縁フィルム14と電池缶4の位置関係を示すものである。捲回電極体40を電池缶4に挿入するにつれて、左図の矢印方向に絶縁フィルム14が伸ばされることとなる。本発明では図10(a)と異なり、突出部14aが捲回電極群の長側面方向に折り曲げられた状態で、突出部14aの一部が電池缶4の短側面と当接し、電池缶4の内部に挿入されることとなる。その結果、突出部14aの先端部が捲回電極群の軸方向に移動してフィルムの変異を吸収するので、捲回軸方向に発生するしわを抑制することができる。従って、電池缶4の長側面と捲回電極体40の間にしわが入り込むことによって角形蓄電池1を固縛する際にしわの凹凸による押圧力の差が発生し、電池劣化の促進されることが防止される。
なお、突出した絶縁フィルム14は、電池缶4の長側面と捲回電極体40の合剤層部がフィルムを介して密接しているには位置しないこととし、突出部(当接部14a、14b)の動きを妨げることはない。
以上説明したように、本構造では蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に発生する絶縁フィルムのたるんだ部分の移動を電池缶4の短側面で突き当てることなく、蓄電要素50と角形形状の電池缶4の角部との間の空間で自由に動いてたるみを吸収することができるために、フィルムがゆるむことなく捲回電極体40の合剤層と電池缶4の間に絶縁フィルム14のしわが発生した状態で咬み込んでしまう恐れがない。そのため、絶縁フィルム14の咬み込みによる絶縁フィルム14の破れや、その後の固縛への影響を抑制することができる。
なお、本実施形態に係る絶縁フィルム14に使用される好適なシート状絶縁材料としては、絶縁性が良好でシワ等ができ難く、耐熱性が高い合成樹脂材料であることが好ましく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂材料、またポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド等を好適に使用することができ、厚みとしては25μmから100μm程度が好適と考えるが、電池の構成に合わせて変更することが可能である。
なお、本実施形態では電極体を捲回電極体40としたが、電極を積層させた積層電極体であってもよい。
以上説明した第1実施形態による角形のリチウムイオン二次電池は次のような作用効果を奏することができる。
本構造では蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に発生する絶縁フィルムのたるんだ部分の移動を電池缶4の短側面で突き当てることなく、蓄電要素50と角形形状の電池缶4の角部との間の空間で自由に動いてたるみを吸収することができるために、フィルムがゆるむことなく捲回電極体40の合剤層と電池缶4の間にフィルムにしわが発生した状態で咬み込んでしまう恐れがない。そのため、捲回電極体40の合剤層と電池缶4の間を均一面のフィルムで当接することができ、合剤層への不均一なダメージが発生することなく品質の安定化が図られる。
≪実施形態2≫
続いて実施形態2について説明を行う。実施形態2の実施形態1との相違点は、絶縁フィルム14は合剤層露出部から突出した重なり部分で折り曲げられており、かつ折り曲げられた部分の絶縁フィルム14同士は、重なった状態で少なくとも一部が固着されている点である。
図6は、本発明の実施形態2に係る絶縁フィルム14を示す斜視図である。図6の上図は突出部14a、14bの折り曲げ前、図6の下図は突出部14a、14bの折り曲げ後の図を示すものであり、まずは図6の上図から説明する。実施形態1でも説明したが、まず1枚のシートで形成された絶縁フィルム14が、捲回電極体40の底面側から二つ折りにされて捲回電極体40の2つの幅広面を覆う。このとき二つ折にされた絶縁フィルム14の両端は、それぞれ集電板23、33から突出して突出部14a、14bが形成される。そして、突出した突出部14a、14bはそれぞれ、表裏のフィルムが重なった部分で互いに固着され、固着部14cを形成する。この固着の方策としては、熱溶着、超音波溶着などのほか、粘着剤などによる接合などが考えられる。これによって、より蓄電要素50を電池缶4に挿入するときの絶縁フィルムの折り曲げが容易となり、生産組立性の向上が図れる。また、固着部14cは部分的に設けられている方が好ましい。例えば図6に示すように3点で固着すると、固着部14c間は隙間があるので、電解液が捲回電極体側に浸透することとなる。なお、固着部14cの数等については特に制限はない。
突出部14a、14bはそれぞれ固着部14cが形成された後、図6の下図に示すように捲回電極体40の幅広面側に折り曲げられて電池缶4に収納されることとなる。なお、突出部14a、14bをそれぞれを折り曲げる方向は捲回電極体の同一面側に折り曲げても、それぞれ反対側の面に折り曲げてもどちらでも良い。
以上、本実施形態では絶縁フィルム14の突出部14a、14bに固着部14cを形成した。このような構成にすることにより、実施形態1の効果に加え、より蓄電要素50を電池缶4に挿入するときの絶縁フィルムの折り曲げが容易となり、生産組立性の向上が図れる。さらに、固着部14cが突出部14a、14b内で部分的に設けられることによって、固着部14c間から電解液が浸透しやすくなり、蓄電要素50の劣化抑制に繋がる。
≪実施形態3≫
続いて実施形態3について説明を行う。実施形態3の実施形態1との相違点は、集電板23、33の側面部(電池缶4の短側面と対向する部分)を、複数枚の絶縁フィルム14で覆った点である。
図7は、本発明の実施形態3に係る角形電池側短面部の断面図である。図7の上図のA−A断面で切断した図が図7下図となる。本実施例では、突出した絶縁フィルム14の重なり部(突出部14a、14b)の折り曲げ位置を集電板23、33側にずらし、フィルムの突出方向に配置される金属箔露出部に接続された集電板23,33の側面部を3枚のフィルムで覆うこととした。突出して重なっている絶縁フィルム14に対向する電池缶40の短側面に当接して曲げ返るフィルムの位置によって、金属箔露出部に接続された集電板23、33と電池缶4の間の絶縁フィルムの重なる枚数が変わる。よって、合剤層露出部は束ねられて集電板23、33が接合されており、絶縁フィルムの折り曲げられる位置は、合剤層露出部端部の集電板23、33の蓄電要素中心軸Cよりも集電体から離れる方向の位置で折り曲げられている。言い換えると、集電体23と電池缶4の長側面との間に集電板23側に折り曲げられる折り曲げ部が形成される構成となっている。そのため、集電体端部と蓄電容器短側面の間は3枚のフィルムが折り重なって位置することができる。これによって、蓄電要素50を電池缶4に挿入するときに集電板23、33と電池缶4の開口部で接触してフィルムが切れたりすることのリスクを低減することができる。
なお、本実施形態では集電板23、33の側面に配置される絶縁フィルム14の枚数は3枚としたが、突出部14a、14bをさらに折り曲げて絶縁フィルム14の積層枚数を増やしても良い。このような構成とした場合、集電板23、33の短側面は強固に保護されることになり、集電板23、33と電池缶4の開口部で接触してフィルムが切れたりすることのリスクを低減することができる。
以上、本実施形態では、絶縁フィルム14の折り曲げ位置を、集電体23と電池缶4の長側面との間に折り曲げ部が形成される構成となっている。このような構成にすることによって、これによって、蓄電要素50を電池缶4に挿入するときに集電板23、33と電池缶4の開口部で接触してフィルムが切れたりすることのリスクを低減することができる。
≪実施形態4≫
続いて実施形態4について説明を行う。実施形態4の実施形態1との相違点は、突出部14a、14bの下端部を絶縁フィルム14の内側に折り曲げる構造または切り欠く構造とした点である。
図8の上図は、本発明の実施形態4に係る絶縁フィルム14を捲回電極体40の長側面側から見た図、図8の下図は本発明の実施形態4に係る絶縁フィルム14の斜視図である。
電池缶4には蓄電要素と対向する底面部を有し、フィルムの底面部側の面であって、フィルムの突出方向側の少なくとも一方の端部は捲回電極体40が配置された側に折り曲げられて面取り形状となった部分100が形成される。このような構造をとることによって、これによって蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に、絶縁フィルムを合剤層に折り曲げた部分の底面が電池缶4に引っかかることなく、スムーズに挿入することが可能となる。
なお、この面取り形状となった部分100は、折り曲げ加工だけではなく、切断加工によっても可能である。これによって蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に、絶縁フィルムを合剤層に折り曲げた部分の底面が電池缶4に引っかかることなく、スムーズに挿入することができる。
以上、本実施形態では、突出部14a、14bの下端部を絶縁フィルム14の内側に折り曲げる構造または切り欠く構造とした。このような構造にすることにより、蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に、絶縁フィルムを合剤層に折り曲げた部分の底面が電池缶4に引っかかることなく、スムーズに挿入することが可能となる。
≪実施形態5≫
続いて実施形態5について説明を行う。実施形態5の実施形態1との相違点は、絶縁フィルム14の底面部側の面であって、フィルムの突出方向側の少なくとも一方の端部には2箇所にスリット110が形成されている点である。
図9の上図は実施形態5にかかる絶縁フィルム14の突出部14a、14bの折り曲げ前を示す図、図9の下図は実施形態5にかかる絶縁フィルム14の突出部14a、14bの折り曲げ後を示す図である。
電池缶4は捲回電極体40と対向する底面部を有している。本実施形態では、絶縁フィルム14の底面部側の面であって、フィルムの突出方向側の少なくとも一方の端部に2箇所スリット110を形成する構成とした。図9の下図に示すように捲回電極体40の側面から突出して重なっている絶縁フィルム14の突出部14a、14bは電池内側に折り曲げられるが、スリットにより設けられた底面突出部111は突出したままの状態になっている。特に突出部14a、14bが捲回電極体40の長側面側に折り曲げられるようにくせがついていると、これを電池缶4に挿入したときに、突出した底面突出部111が、側面の折り曲げたフィルムを包み込むように電池蓋3の方向に折れ曲がり、簡素な工程で蓄電要素50を電池缶4の中に収納できるとともに、蓄電要素50を電池缶4の中に案内する作用も働き、実施形態1よりもよりスムーズに挿入することができる。
また、底面にスリットが入っていることによって、電解液を注液した後に捲回群に浸潤できなかった遊離液が発生したとしても、フィルム内外の流路は保持できていることから電解液の捲回群への含浸性を阻害することはない。
以上、本実施形態をでは、絶縁フィルム14の底面部側の面であって、フィルムの突出方向側の少なくとも一方の端部に2箇所スリット110を形成する構成とした。このような構造にすることによって、簡素な工程で蓄電要素50を電池缶4の中に収納できるとともに、蓄電要素50を電池缶4の中に案内する作用も働き、よりスムーズに蓄電要素50を電池缶4に挿入することができる。また、底面にスリットが入っていることによって、電解液を注液した後に捲回群に浸潤できなかった遊離液が発生したとしても、フィルム内外の流路は保持できる。
以上、簡単に本発明についてまとめる。本発明に記載の二次電池は、金属箔(41a、42a)に合剤が塗布された合剤層(41b、42b)が配置された部分と、金属箔が露出された金属箔露出部(41c、42c)をする電極体(40)と、金属箔露出部(41c、42c)と接続される集電体(23、33)とで構成される蓄電要素(50)と、蓄電要素(50)を覆う一枚の絶縁フィルム(14)と、蓄電要素(50)を及び絶縁フィルム(14)を収納し、開口、底面及び当該底面と接続される側面とを有する角形形状の電池缶(4)を備え、絶縁フィルム(14)は、電池缶(4)の底面側で折り返されて蓄電要素(50)を覆い、蓄電要素(50)から突出して電池缶(4)の側面に対向し、かつ絶縁フィルム(14)が重なりあった突出部(14a、14b)を有し、突出部(14a、14b)の一部は、絶縁フィルム(14)が突出した方向と対向する側面に当接し、突出部(14a、14b)の先端は、蓄電要素(50)と角形形状の電池缶(4)の角部との間の空間に配置される。このような構造にすることによって、蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に発生する絶縁フィルム14のたるんだ部分の移動を電池缶4の短側面で突き当てることなく、蓄電要素50と角形形状の電池缶4の角部との間の空間で自由に動いてたるみを吸収することができる。そのため、フィルムがゆるむことなく捲回電極体40の合剤層と電池缶4の間にフィルムにしわが発生した状態で咬み込んでしまう恐れがない。従って、捲回電極体40の合剤層と電池缶4の間を均一面のフィルムで当接することができ、合剤層への不均一なダメージが発生することなく品質の安定化が図られる。
また、本発明に記載の二次電池は、突出部(14a、14b)の少なくとも一部が固着された固着部(14c)を有する。このような構造にすることによって、より蓄電要素50を電池缶4に挿入するときの絶縁フィルムの折り曲げが容易となり、生産組立性の向上が図れる。さらに、固着部14cが突出部14a、14b内で部分的に設けられることによって、固着部14c間から電解液が浸透しやすくなり、蓄電要素50の劣化抑制に繋がる。
また本発明に記載の二次電池は、固着部(14c)は、接着又は溶着により固着されている。
また本発明に記載の二次電池は、突出部(14a、14b)は、集電体(23、33)と集電体(23、33)が対向する電池缶(4)の側面との間で、前記集電体側に折り返される。このような構造にすることによって、集電体端部と蓄電容器短側面の間は3枚のフィルムが折り重なって位置することができ、蓄電要素50を電池缶4に挿入するときに集電板23、33と電池缶4の開口部で接触してフィルムが切れたりすることのリスクを低減することができる。
また、本発明に記載の二次電池は、電池缶底面側の突出部は、面取り形状となっている。このような構造にすることにより、蓄電要素50を電池缶4に挿入する際に、絶縁フィルムを合剤層に折り曲げた部分の底面が電池缶4に引っかかることなく、スムーズに挿入することが可能となる。
また本発明に記載の二次電池は、絶縁フィルム14は、電池缶底面側で少なくとも2つのスリットが形成されている。このような構造にすることによって、スリットにより設けられた底面突出部111が形成され、この底面突出部111が、側面の折り曲げたフィルムを包み込むように電池蓋3の方向に折れ曲がり、簡素な工程で蓄電要素50を電池缶4の中に収納できるとともに、蓄電要素50を電池缶4の中に案内する作用も働き、実施形態1よりもよりスムーズに挿入することができる。さらに底面にスリットが入っていることによって、電解液を注液した後に捲回群に浸潤できなかった遊離液が発生したとしても、フィルム内外の流路は保持できる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 角形蓄電池
2 金属容器
3 電池蓋
4 電池缶
11 注液栓
13 安全弁
14 絶縁フィルム
21 正極側集電板
31 負極側集電板
40 捲回電極体
50 蓄電要素

Claims (6)

  1. 金属箔に合剤が塗布された合剤層が配置された部分と、金属箔が露出された金属箔露出部をする電極体と、前記金属箔露出部と接続される集電体とで構成される蓄電要素と、
    前記蓄電要素を覆う一枚の絶縁フィルムと、
    当該蓄電要素を及び絶縁フィルムを収納し、開口、底面及び当該底面と接続される側面とを有する角形形状の電池缶を備えた二次電池において、
    前記絶縁フィルムは、前記電池缶の底面側で折り返されて前記蓄電要素を覆い、前記蓄電要素から突出して前記電池缶の側面に対向し、かつ前記絶縁フィルムが重なりあった突出部を有し、
    前記突出部の一部は、前記絶縁フィルムが突出した方向と対向する前記側面に当接し、
    前記突出部の先端は、前記蓄電要素と前記角形形状の電池缶の角部との間の空間に配置されることを特徴とする二次電池。
  2. 請求項に記載の二次電池において、
    前記突出部は少なくとも一部が固着された固着部を有することを特徴とする二次電池。
  3. 請求項に記載の二次電池において、
    前記固着部は、接着又は溶着により固着されていることを特徴とする二次電池。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の二次電池において、
    前記突出部は、前記集電体と当該集電体が対向する電池缶の側面との間で、前記集電体側に折り返されることを特徴とする二次電池。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の二次電池において、
    前記電池缶底面側の前記突出部は、面取り形状となっていることを特徴とする二次電池。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載の二次電池おいて、
    前記絶縁フィルムは、前記電池缶底面側で少なくとも2つのスリットが形成されていることを特徴とする二次電池。
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