JP6718841B2 - 無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線装置に関し、特に、基地局との間で実行される同期処理に関する。
無線LAN(Local Area Network)が広く用いられている。無線LANには、インターネット等の通信網に通信接続された複数のアクセスポイントが設置されるものがある。パーソナルコンピュータ、スマートホン等の情報端末は、アクセスポイントとの間で無線信号によるパケット通信を行い、アクセスポイントを介して通信網に通信接続する。
各アクセスポイントは、情報端末との間で無線通信が可能なサービスエリアを形成する。また、各アクセスポイントは情報端末との間で時分割通信を行い、複数の通信回線を実現する。情報端末は、あるサービスエリアから他のサービスエリアに移動するときにはハンドオーバ処理によって途切れのない通信を行う。このように、各アクセスポイントが時分割通信を行い、複数のアクセスポイントが連携して動作するためには、各アクセスポイントのパケット送受信タイミングが同期している必要がある。
そこで、各アクセスポイントは、例えば、GPS(Global Positioning System)から送信された信号から同期処理用の時刻情報を取得する。また、各アクセスポイントが、NTP(Network Time Protocol)を用いてインターネットから時刻情報を取得する無線LANもある。
以下の特許文献1には、GPSを利用した時刻同期処理システムが記載されている。このシステムでは、マスタがGPS衛星から送信された基準時刻情報を受信して、時刻の同期を行うための時刻パケットを生成する。マスタは、無線LANを介して複数のスレーブに時刻パケットを同報送信する。また、非特許文献2には、複数の計測ノードの間で無線通信が行われる無線LANが記載されている。各計測ノードは、計測対象の物理量を計測する装置を備えており、計測値を含むパケットを送受信する。複数の計測ノードのうち1つはGPS衛星から時刻情報を受信し、複数の計測ノードの間の通信に基づいて、複数の計測ノードが動作タイミングの同期を行う。
特開2009−111654号公報
日山 雅之他、「無線LANにおける高精度時刻同期方式の検討と実験」、信学技報, vol. 108, no. 460, IA2008-79, pp. 73-78, 2009年3月. 資料番号, SITE2008-56, IA2008-79.
無線通信の規格には、無線信号の送信を行った後、所定時間以上の送信休止が要求されるものがある。このような規格の下で複数の無線装置が同期処理を実行する場合、各無線装置は、無線信号の送信時間の制限の下、短時間で同期処理を実行する必要がある。そのため、各無線装置が確実に同期処理を実行することが困難となる場合がある。
本発明は、無線装置の同期処理を迅速に実行することを目的とする。
本発明は、基地局との間でパケットを送受信する無線部と、前記無線部を制御する制御部と、ローカル時計と、を備える無線装置において、前記制御部は、前記基地局から繰り返し送信され、タイミングを規定する同期パケットを受信する同期パケット受信処理と、時間を前後して受信される第1の同期パケットおよび第2の同期パケットのうち、前記第1の同期パケットが受信されてから前記第2の同期パケットが受信されるまでの間に遅延パケットを送信し、当該遅延パケットを送信した遅延パケット送信時刻を前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求め、前記遅延パケット送信時刻を記憶する遅延パケット送信処理と、を前記無線部と共に実行し、時間を前後して受信される2つの同期パケットのうち後の同期パケットは、先の同期パケットが前記基地局から送信された時刻を示す情報を含み、前記制御部は、さらに、前記第2の同期パケットが受信された第2同期パケット受信時刻を前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求め、前記遅延パケット送信時刻および前記第2同期パケット受信時刻に基づいて、前記遅延パケットを送信してから前記第2の同期パケットが受信されるまでの折り返し遅延時間を求める処理と、前記遅延パケットが前記基地局で受信されてから、前記基地局から前記第2の同期パケットが送信されるまでの折り返し待機時間を、前記第2の同期パケットに含まれる情報であって、前記遅延パケットが前記基地局で受信された時刻を示す情報前記第2の同期パケットの次に受信される第3の同期パケットに含まれる情報とに基づいて求める処理と、前記基地局から繰り返し送信される同期パケットのうちの1つである第4の同期パケットが前記基地局から送信された時刻と、当該第4の同期パケットが前記無線装置で受信された時刻との差異を示す仮オフセット時間を、当該第4の同期パケットの次に受信される第5の同期パケットに含まれる情報と、前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求める処理と、前記仮オフセット時間、前記折り返し遅延時間、および前記折り返し待機時間に基づいて、前記ローカル時計を調整すべき時間を示すオフセット時間を求める処理と、を含むオフセット決定処理を実行することを特徴とする。
望ましくは、前記制御部は、時間を前後して受信される2つの同期パケットが受信された第1の受信時刻および第2の受信時刻を、前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求める処理と、前記2つの同期パケットのうち、先に受信された同期パケットが前記基地局から送信された第1の送信時刻を、前記2つの同期パケットのうち後に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて求める処理と、前記後に受信された同期パケットの次に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて、前記後に受信された同期パケットが前記基地局から送信された第2の送信時刻を求める処理と、前記第1の受信時刻および前記第2の受信時刻と、前記第1の送信時刻および前記第2の送信時刻とに基づいて、前記ローカル時計が時刻を刻む速さを調整する処理と、を含む調整処理を実行する。
望ましくは、前記制御部は、前記調整処理を実行した後に、前記オフセット決定処理を実行する。
本発明に関連する技術は、基地局との間でパケットを送受信する無線部と、前記無線部を制御する制御部と、ローカル時計と、を備える無線装置において、前記制御部は、前記基地局から繰り返し送信され、タイミングを規定する同期パケットを受信する同期パケット受信処理を前記無線部と共に実行し、時間を前後して受信される2つの同期パケットのうち後の同期パケットは、先の同期パケットが前記基地局から送信された時刻を示す情報を含み、前記制御部は、さらに、時間を前後して受信される2つの同期パケットが受信された第1の受信時刻および第2の受信時刻を、前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求める処理と、前記2つの同期パケットのうち、先に受信された同期パケットが前記基地局から送信された第1の送信時刻を、前記2つの同期パケットのうち後に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて求める処理と、前記後に受信された同期パケットの次に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて、前記後に受信された同期パケットが前記基地局から送信された第2の送信時刻を求める処理と、前記第1の受信時刻および前記第2の受信時刻と、前記第1の送信時刻および前記第2の送信時刻とに基づいて、前記ローカル時計が時刻を刻む速さを調整する処理と、を実行する。
本発明によれば、無線装置の同期処理を迅速に実行することができる。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 同期処理のシーケンスチャートである。 応用実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 アドホック通信システムの構成を示す図である。 基地局のハードウエアの例を示す図である。 同期用無線装置のハードウエアの例を示す図である。
図1には、本発明の実施形態に係る通信システムの構成が示されている。通信システムは、基地局10、アクセスポイント12−1〜12−3、および情報端末20を備える。ここでは、3台のアクセスポイント12−1〜12−3が設けられた例が示されているが、アクセスポイントの数は任意である。
各アクセスポイント12−j(j=1〜3)はインターネット18に接続されており、無線LANを構成する。情報端末20は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機である。
各アクセスポイント12−jは、情報端末20との無線通信が可能なサービスエリアを形成する。情報端末20は、自らが存在するサービスエリアを形成するアクセスポイントと無線通信を行い、インターネット18に通信接続する。
基地局10は、動作タイミング規定用の基地局時計を備えている。基地局10は、GPS衛星から基準時刻情報を受信し、基地局時計が発する時刻(基地局時刻)を基準時刻情報が表す基準時刻に合わせる。
アクセスポイント12−jは、同期用無線装置14−jおよび無線LANノード16−jを備える。同期用無線装置14−jは、例えば、無線通信の規格であるARIB STD−T93に従う特定小電力無線装置であってもよい。同期用無線装置14−jは、無線LANノード16−jに時刻を出力するローカル時計を備えている。基地局10は、アクセスポイント12−jが備える同期用無線装置14−jとの間で通信を行い、同期用無線装置14−jと共に同期処理を実行する。同期用無線装置14−jは、同期処理を実行することによって、自らのローカル時計が発する時刻を基地局時刻に合わせる。ローカル時計は、基地局時刻に合わせられた時刻を無線LANノード16−jに与える。無線LANノード16−jは、ローカル時計から与えられた時刻に従うタイミングで動作する。これによって、無線LANノード16−1〜16−3の動作が同期する。
図2には、基地局10と同期用無線装置14−jとの間で実行される同期処理のシーケンスチャートが示されている。同期処理では、基地局10が所定の送信周期STで各同期用無線装置14−jに同期パケットを繰り返し送信する。基地局10が、ARIB STD−T93に従う特定小電力無線装置である場合には、送信周期STは、この規格に定められた送信休止時間に基づいて設定される。
基地局10は、時刻S(0)に同期用無線装置14−jを宛先とする同期パケットを送信する。同期パケットは、同期処理を実行するタイミングを規定するために同期用無線装置14−jに送信するパケットである。同期パケットを送信する際に、基地局10は、同期用無線装置14−jに割り当てられたアドレスを同期パケットに含ませる。基地局10は、さらに、同期パケットを送信した同期パケット送信時刻S(0)を自らの基地局時計によって求め、同期パケット送信時刻S(0)を記憶する。同期用無線装置14−jは、受信された同期パケットに自らのアドレスが含まれていることを認識することで、同期パケットに応じた処理を実行する。なお、同期パケット送信時刻S(0)より先に同期パケットが送信されていた場合には、基地局10は、時刻S(0)に送信する同期パケットに、時刻S(0)よりも送信周期STだけ前の同期パケット送信時刻S(−1)を含ませる。
同期用無線装置14−jは同期パケット送信時刻S(0)から時間Δ1後の時刻R(0)に同期パケットを受信する。同期用無線装置14−jは、同期パケット受信時刻R(0)を自らが備えるローカル時計によって求め、同期パケット受信時刻R(0)を記憶する。また、同期用無線装置14−jは、受信した同期パケットに含まれる同期パケット送信時刻を同期パケットから取得し記憶する。
同様に、基地局10は、時刻S(0)より後の時刻S(1),S(2),S(3),・・・・・に、送信周期STで同期用無線装置14−jを宛先とする同期パケットを繰り返し送信する。基地局10は、さらに、同期パケットを送信した同期パケット送信時刻S(1),S(2),S(3),・・・・・を基地局時計によって求め、各同期パケット送信時刻を記憶する。同期パケットを送信する際に、基地局10は、同期用無線装置14−jに割り当てられたアドレスに加えて、先の送信周期で同期パケットを送信した時刻を示す同期パケット送信時刻を同期パケットに含ませる。すなわち、基地局10は、時刻S(1)に送信する同期パケットに同期パケット送信時刻S(0)を含ませる。同様に、基地局10は、時刻S(2),S(3),S(4),・・・・・に送信する同期パケットに、それぞれ、同期パケット送信時刻S(1),S(2),S(3),・・・・・を含ませる。同期用無線装置14−jは、受信された同期パケットに自らのアドレスが含まれていることを認識することで、その同期パケットに応じた処理を実行する。
同期用無線装置14−jは同期パケット送信時刻S(1),S(2),S(3),・・・・・のそれぞれから時間Δ1後の同期パケット受信時刻R(1),R(2),R(3),・・・・・に同期パケットを受信する。同期用無線装置14−jは、各同期パケット受信時刻を、自らが備えるローカル時計によって求め、各同期パケット受信時刻を記憶する。
同期用無線装置14−jは、受信した同期パケットに含まれる同期パケット送信時刻を取得し、記憶する。これによって同期用無線装置は14−jは、同期パケット受信時刻R(1),R(2),R(3),・・・・・に受信した同期パケットから、それぞれ、同期パケット送信時刻S(0),S(1),S(2),・・・・・を取得し、記憶する。
同期用無線装置14−jは、同期パケットを受信するごとに、次のような周波数調整処理を実行する。すなわち、同期用無線装置14−jは、同期パケット受信時刻R(n+1)に同期パケットを受信すると、その時までに記憶した同期パケット送信時刻S(n−1)、同期パケット送信時刻S(n)、同期パケット受信時刻R(n−1)、および同期パケット受信時刻R(n)を用いて、(数1)に従って周波数誤差δを求める。ここで、nは任意の整数である。
(数1)δ=[R(n)−R(n−1)]/[S(n)−S(n−1)]
周波数誤差δは、基地局時計が時刻を刻む速さに対し、ローカル時計が時刻を刻む速さがδ倍であることを意味する。同期用無線装置14−jは、周波数誤差δを求めるごとに、自らのローカル時計が時刻を刻む速さを1/δ倍に調整する。
同期パケットを受信し、周波数誤差δを求め、ローカル時計が時刻を刻む速さを1/δ倍に調整するという周波数調整処理を繰り返し実行することで、周波数誤差δが1に近付き、または1に一致する。
周波数調整処理が複数回に亘って実行された後、基地局10および同期用無線装置14−jは、次のような時刻調整処理を実行する。時刻調整処理は、1つの同期パケットを受信してから、次の同期パケットを受信するまでの間に同期用無線装置14−jが基地局10に遅延パケットを送信し、基地局10が遅延パケットを受信してから順次送信する2つの同期パケットを、同期用無線装置14−jが受信するものである。同期用無線装置14−jは、各パケットの受信時刻、および同期パケットに含まれる情報に基づいて、ローカル時計が示す時刻を調整する。同期用無線装置14−jは、遅延パケットを送信した時刻、遅延パケットを送信した後に同期パケットを受信した時刻、遅延パケットを送信した後に受信された2つの同期パケットに含まれる情報に基づいて、ローカル時計が示す時刻を調整する。
図2には、同期パケット受信時刻R(3)およびR(4)の間の時刻t(3)に、同期用無線装置14−jが遅延パケットを基地局10に送信する例が示されている。同期パケットに対して同期用無線装置14−jが実行する処理については、上記の周波数調整処理と同様であるため、ここではその説明を簡略化する。
同期用無線装置14−jは、遅延パケットを送信した遅延パケット送信時刻t(3)をローカル時計によって求め記憶する。同期パケット送信時刻S(3)およびS(4)の間の時刻t(4)に基地局10は遅延パケットを受信する。
基地局10は、遅延パケットを受信すると、遅延パケット受信時刻t(4)を基地局時計によって求め記憶する。そして、遅延パケット受信時刻t(4)を含ませた同期パケットを同期パケット送信時刻S(4)に送信する。
同期用無線装置14−jは、遅延パケット送信時刻t(3)および同期パケット受信時刻R(4)に基づいて、遅延パケットを送信してから、その次の同期パケットを受信するまでの折り返し遅延時間LDを求める。すなわち、同期用無線装置14−jは、(数2)に基づいて折り返し遅延時間LDを求める。
(数2)LD=R(4)−t(3)
同期用無線装置14−jは、同期パケット受信時刻R(4)に受信された同期パケットに含まれる遅延パケット受信時刻t(4)を取得する。また、同期用無線装置14−jは、同期パケット受信時刻R(5)に受信された同期パケットに含まれる同期パケット送信時刻S(4)を取得する。
同期用無線装置14−jは、同期パケット送信時刻S(4)および遅延パケット受信時刻t(4)に基づいて、基地局10が遅延パケットを受信してから、次の同期パケットを送信するまでの折り返し待機時間Wを求める。すなわち、同期用無線装置14−jは、(数3)に基づいて折り返し待機時間Wを求める。
(数3)W=S(4)−t(4)
同期用無線装置14−jは、折り返し遅延時間LDおよび折り返し待機時間Wに基づいて遅延時間Dを求める。遅延時間Dは、基地局10から同期パケットが送信され、その同期パケットが同期用無線装置14−jで受信されるまでの時間、または、同期用無線装置14−jから遅延パケットが送信され、その遅延パケットが基地局10で受信されるまでの時間である。すなわち、同期用無線装置14−jは、(数4)に基づいて遅延時間Dを求める。
(数4)D=(LD−W)/2
同期用無線装置14−jは、同期パケット受信時刻R(4)より後において、同期パケット受信時刻R(m+1)に同期パケットが受信されると、同期パケット送信時刻S(m)および同期パケット受信時刻R(m)を用いて、(数5)に従ってオフセット時間Toを求める。この例においてmは4以上の整数である。オフセット時間Toは、ローカル時計が示す時刻が基地局時刻に対して進んでいる時間である。
(数5)To=R(m)−S(m)−D
ローカル時計によって求められた同期パケット受信時刻R(m)から、基地局時計によって求められた同期パケット送信時刻S(m)を減算した値は、伝搬時間Dを含んだ仮のオフセット時間である。(数5)は、このような仮オフセット時間から遅延時間Dを減算することでオフセット時間Toが求められることを意味している。
なお、m=4の場合は、(数5)は簡略化され、同期用無線装置14−jは(数6)に基づいてオフセット時間Toを求めてもよい。
(数6)To=[R(4)−S(4)]/2−[t(4)−t(3)]/2
上記では、同期パケット受信時刻R(3)に同期パケットが受信されてから、同期パケット受信時刻R(4)に次の同期パケットが受信されるまでの間の時刻t(3)に、同期用無線装置14−jが遅延パケットを基地局10に送信する例について説明した。一般的には、kを1以上の整数として、同期パケット受信時刻R(k)に同期パケットが受信されてから、同期パケット受信時刻R(k+1)に次の同期パケットが受信されるまでの間の時刻t(k)に、同期用無線装置14−jが遅延パケットを基地局10に送信する処理が実行される。基地局10は、同期パケット送信時刻S(k)と同期パケット送信時刻S(k+1)との間の時刻t(k)に遅延パケットを受信する。
この場合(数2)および(数3)を一般化した(数7)および(数8)によって、折り返し遅延時間LDおよび折り返し待機時間Wがそれぞれ求められる。また、(数5)におけるmは、k+1以上の整数である。
(数7)LD=R(k+1)−t(k)
(数8)W=S(k+1)−t(k+1)
m=k+1の場合、(数6)は、(数9)のように一般化される。
(数9)To=[R(k+1)−S(k+1)]/2−[t(k+1)−t(k)]/2
同期用無線装置14−jは、(数2)〜(数5)、あるいは、(数7)、(数8)、(数4)および(数6)を、1つの数式ごとに実行してもよい。また、同期用無線装置14−jは、(数2)で表される折り返し遅延時間LD、および(数3)で表される折り返し待機時間Wを(数4)に代入した数式を用いて遅延時間Dを求め、(数5)に基づいてオフセット時間Toを求める処理を実行してもよい。同期用無線装置14−jは、さらに、(数2)で表される折り返し遅延時間LD、および(数3)で表される折り返し待機時間Wを(数4)に代入し、さらに、その数式で表される遅延時間Dを(数5)に代入して得られる数式を用いてオフセット時間Toを求める処理を実行してもよい。すなわち、いずれかの数式で求まる変数を適宜、他の数式に代入して得られる数式に基づいて、オフセット時間Toを求める処理を実行してもよい。
同期用無線装置14−jは、オフセット時間Toを求めた後、自らのローカル時計の時刻からオフセット時間Toを減算することで、自らのローカル時計の時刻を基地局時刻に合わせる。同期用無線装置14−jは、無線LANノード16−jに自らのローカル時計の時刻を出力する。
上記では、同期用無線装置14−1〜14−3のうちの1つと基地局10とが実行する周波数調整処理および時刻調整処理について説明した。同期用無線装置14−1〜14−3は、それぞれ、同様の周波数調整処理および時刻調整処理を実行する。
また、同期パケットは、同期用無線装置14−1〜14−3に同報送信してもよい。この場合、基地局10は、同期パケットを送信する際に、同期用無線装置14−1〜14−3に対して共通に割り当てられた同報アドレスを同期パケットに含ませる。各同期用無線装置は、受信された同期パケットに同報アドレスが含まれていることを認識することで、同期パケットに応じた処理を実行する。
同期パケット送信時刻、遅延パケット送信時刻等、基地局10から各同期用無線装置に個別に送信される情報については、各同期用無線装置のアドレスと、各同期用無線装置に個別に向けられた情報とを対応付けた個別情報を1つの同期パケットに含ませればよい。各同期用無線装置は、同報送信された同期パケットを受信したときは、同期パケットに含まれる複数の個別情報のうち、自らのアドレスと一致するものから同期パケット送信時刻、遅延パケット送信時刻等を取得する。
上記では、3台のアクセスポイント12−1〜12−3があり、各アクセスポイント12−j(j=1〜3)が同期用無線装置14−jを備える例について説明したが、アクセスポイントの数は任意である。
このような処理によって、各無線LANノードは、基地局時刻に同期した時刻を取得する。基地局時刻は、GPS衛星から送信される基準時刻に同期しているため、各無線LANノードが認識する時刻は、基準時刻に同期する。これによって、複数の無線LANノードのそれぞれの動作が同期する。
基地局時刻と、ローカル時計が示す時刻(ローカル時刻)との相違の要因には、基地局時刻とローカル時刻との間に一定時間のずれがあることの他、基地局時計が時刻を刻む速さと、ローカル時計が時刻を刻む速さとが異なることがある。ローカル時刻を基地局時刻に合わせたとしても、これらの時計が時刻を刻む速さが異なる場合、短時間でこれらの時計が示す時刻に相違が生じてしまう。
本実施形態に係る通信システムでは、周波数調整処理が繰り返し実行される。この処理では、基地局から同期用無線装置に同期パケットが送信され、同期用無線装置から基地局にパケットが送信されなくてもよい。そのため、簡単な処理によって迅速に、ローカル時計が時刻を刻む速さが、基地局時計が時刻を刻む速さに近似し、または一致する。さらに、本実施形態に係る通信システムでは、周波数調整処理が実行された上で、時刻調整処理が実行され、ローカル時刻が調整される。したがって、ローカル時計が時刻を刻む速さが基地局時計が時刻を刻む速さに近似し、または一致したという条件の下で、ローカル時刻が基地局時刻に近似させられ、または一致させられる。例えば、図2に示された例では、同期用無線装置14−jが遅延パケットを1回送信する処理と、基地局10が同期パケットを2回送信する処理によって、1回の時刻調整処理が完了する。したがって、ローカル時刻が基地局時刻に迅速に近似し、または迅速に一致する。
図3には、応用実施形態に係る通信システムの構成が示されている。この通信システムは、図1に示される通信システムに対し、中継局22を設けたものである。中継局22は、中継無線装置24および中継基地局26を備える。中継無線装置24は同期用無線装置14−1および14−2と同様の構成を有し、同期用無線装置14−1および14−2と同様の処理を実行する。中継基地局26は基地局10と同様の構成を有し、基地局10と同様の処理を実行する。
中継無線装置24は基地局10との間で同期処理、すなわち、周波数調整処理および時刻調整処理を実行し、そのローカル時計の時刻を基地局時刻に合わせる。中継無線装置24は、ローカル時計の時刻を中継基地局26に与える。中継基地局26は、自らが備える基地局時計の基地局時刻を、中継無線装置24から与えられた時刻に合わせる。
中継基地局26は、各アクセスポイント12−j(j=1または2)が備える同期用無線装置14−jとの間で同期処理を実行する。同期処理を実行すると共に、同期用無線装置14−jは、それぞれに付設された無線LANノード16−jにローカル時計の時刻を与える。
このような処理によって、各無線LANノード16−jは、中継基地局26の基地局時刻に同期し、さらには、基地局10の基地局時刻に同期した時刻を取得する。各無線LANノード16−jが同期用無線装置14−jから与えられた時刻に従ったタイミングで動作することで、複数のアクセスポイントの動作が同期する。また、基地局10の基地局時刻は、GPS衛星から送信される基準時刻に同期しているため、各アクセスポイントが認識する時刻は、基準時刻に同期する。
この通信システムでは、各アクセスポイント12−jが、中継局22との間で同期処理を実行し、中継局22が基地局10との間で同期処理を実行する。したがって、図1に示される通信システムに比べて、基地局10と各アクセスポイント12−jの間の距離を大きくしてもよい。
同期用無線装置および無線LANノードは、無線LANのアクセスポイントを構成する他、アドホック無線装置を構成してもよい。複数のアドホック無線装置はマルチホップ通信によって、送信元のアドホック無線装置から宛先のアドホック無線装置にパケットを送信する。マルチホップ通信とは、送信元のアドホック無線装置から送信されたパケットが、他の1つまたは複数のアドホック無線装置による中継送信によって、通信状況によっては直接、宛先のアドホック無線装置に伝送される通信形態をいう。
図4にはアドホック通信システムの構成が示されている。アドホック無線装置28−j(j=1〜3)は、同期用無線装置14−jおよび無線LANノード16−jを備える。同期用無線装置14−jは、基地局10との間で同期処理を実行し、基準時刻に同期した時刻を発生する。同期用無線装置14−jは基準時刻に同期した時刻を無線LANノード16−jに与える。無線LANノード16−jは、同期用無線装置14−jから与えられた時刻に従って動作する。これによって無線LANノード16−1〜16−3の動作タイミングが同期する。無線LANノード16−1〜16−3は動作タイミングが同期した状態でマルチホップ通信を行う。
無線LANノード16−jには、情報端末20−jが接続されている。情報端末20−jは、無線LANノード16−jにマルチホップ通信を行わせることで、宛先の情報端末との間でパケット通信を行う。
図5には基地局10のハードウエアの例が示されている。基地局10は、GPS受信部30、基地局時計32、制御部34、無線部36を備える。GPS受信部30は、GPS衛星から基準時刻情報を受信し、基準時刻を制御部34に出力する。基地局時計32は、基地局時刻を制御部34に出力する。制御部34は、基地局時計32を制御して、基地局時刻を基準時刻に合わせる。
無線部36はパケットを受信し制御部34に出力する。また、無線部36は、制御部34から出力されたパケットを送信する。
制御部34は、例えば、予め読み込まれたプログラム、または、予め書き込まれたプログラムによって演算処理を実行するプロセッサによって構成される。制御部34は、無線部36と共に、同期パケットを同期用無線装置に送信する同期パケット送信処理を実行する。また、制御部34は、同期パケット送信時刻および遅延パケット受信時刻を必要に応じて記憶するメモリを備える。
制御部34は、先の同期パケット送信処理で同期パケットが送信された時刻を示す同期パケット送信時刻を、次の同期パケット送信処理で送信される同期パケットに含ませる。
また、制御部34は、遅延パケットが無線部36で受信され、遅延パケットが無線部36から出力されると、基地局時計32が示す時刻に従って遅延パケット受信時刻を求める。制御部34は、次に送信する同期パケットに遅延パケット受信時刻を含ませる。
図6には同期用無線装置14のハードウエアの例が示されている。同期用無線装置14は、制御部38、ローカル時計40、インターフェース42、および無線部44を備える。インターフェース42には、上述の無線LANノード、情報端末等の情報処理装置が接続される。ローカル時計40は、インターフェース42に接続された情報処理装置の動作タイミングを規定する時刻を発し、制御部38に出力する。
無線部44はパケットを受信し制御部38に出力する。また、無線部44は、制御部38から出力されたパケットを送信する。
制御部38は、例えば、予め読み込まれたプログラム、または、予め書き込まれたプログラムによって演算処理を実行するプロセッサによって構成される。制御部38は、無線部44と共に同期パケット受信処理を実行する。同期パケット受信処理は、基地局10から送信され、タイミングを規定する同期パケットを受信する処理である。また、制御部38は、同期パケット受信時刻、同期パケット送信時刻、および遅延パケットを送信時刻を必要に応じて記憶するメモリを備える。
同期パケットには、先の同期パケット受信処理で基地局10が同期パケットを送信した同期パケット送信時刻が含まれる。同期パケット受信処理には、同期パケットを受信した同期パケット受信時刻を求める処理が含まれる。
制御部38は、基地局10から繰り返し送信される同期パケットを受信する同期パケット受信処理と、時間を前後して受信される第1の同期パケットおよび第2の同期パケットのうち、第1の同期パケットが受信されてから第2の同期パケットが受信されるまでの間に遅延パケットを送信する遅延パケット送信処理とを無線部44と共に実行する。
制御部38は時刻調整処理を実行する。時刻調整処理は、遅延パケットを送信してから第2の同期パケットが受信されるまでの折り返し遅延時間をローカル時計40が示す時刻に基づいて求める処理と、遅延パケットが基地局10で受信されてから、基地局10から第2同期パケットが送信されるまでの折り返し待機時間を、第2の同期パケットに含まれる情報と第2の同期パケットの次に受信される第3の同期パケットに含まれる同期パケット送信時刻とに基づいて求める処理と、基地局10から繰り返し送信される同期パケットのうちいずれかである第4の同期パケットが基地局10から送信された時刻と、第4の同期パケットが無線部44で受信された時刻との差異を示す仮オフセット時間を、第4の同期パケットの次の受信される第5の同期パケットに含まれる情報と、ローカル時計40が示す時刻と基づいて求める処理と、仮オフセット時間、折り返し遅延時間、および折り返し待機時間に基づいて、ローカル時計40を調整すべき時間を示すオフセット時間を求めるオフセット決定処理とを含む。
また、制御部38は周波数調整処理を実行する。周波数調整処理は、時間を前後して受信される2つの同期パケットが受信された第1の受信時刻および第2の受信時刻を、ローカル時計40が示す時刻に基づいて求める処理と、2つの同期パケットのうち、先に受信された同期パケットが基地局10から送信された第1の送信時刻を、2つの同期パケットのうち後に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて求める処理と、後に受信された同期パケットの次に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて、後に受信された同期パケットが基地局10から送信された第2の送信時刻を求める処理と、第1の受信時刻および第2の受信時刻と、第1の送信時刻および第2の送信時刻とに基づいて、ローカル時計40が時刻を刻む速さを調整する処理とを含む。
制御部38は、インターフェース42に接続された情報処理装置に、ローカル時計40が発する時刻を出力する。
10 基地局、12−1〜12−3 アクセスポイント、14−1〜14−3 同期用無線装置、16−1〜16−3 無線LANノード、18 インターネット、20 情報端末、22 中継局、24 中継無線装置、26 中継基地局、28−1〜28−3 アドホック無線装置、30 GPS受信部、32 基地局時計、34,38 制御部、36,44 無線部、40 ローカル時計、42 インターフェース。

Claims (3)

  1. 基地局との間でパケットを送受信する無線部と、
    前記無線部を制御する制御部と、
    ローカル時計と、を備える無線装置において、
    前記制御部は、
    前記基地局から繰り返し送信され、タイミングを規定する同期パケットを受信する同期パケット受信処理と、
    時間を前後して受信される第1の同期パケットおよび第2の同期パケットのうち、前記第1の同期パケットが受信されてから前記第2の同期パケットが受信されるまでの間に遅延パケットを送信し、当該遅延パケットを送信した遅延パケット送信時刻を前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求め、前記遅延パケット送信時刻を記憶する遅延パケット送信処理と、を前記無線部と共に実行し、
    時間を前後して受信される2つの同期パケットのうち後の同期パケットは、先の同期パケットが前記基地局から送信された時刻を示す情報を含み、
    前記制御部は、さらに、
    前記第2の同期パケットが受信された第2同期パケット受信時刻を前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求め、前記遅延パケット送信時刻および前記第2同期パケット受信時刻に基づいて、前記遅延パケットを送信してから前記第2の同期パケットが受信されるまでの折り返し遅延時間を求める処理と、
    前記遅延パケットが前記基地局で受信されてから、前記基地局から前記第2の同期パケットが送信されるまでの折り返し待機時間を、前記第2の同期パケットに含まれる情報であって、前記遅延パケットが前記基地局で受信された時刻を示す情報前記第2の同期パケットの次に受信される第3の同期パケットに含まれる情報とに基づいて求める処理と、
    前記基地局から繰り返し送信される同期パケットのうちの1つである第4の同期パケットが前記基地局から送信された時刻と、当該第4の同期パケットが前記無線装置で受信された時刻との差異を示す仮オフセット時間を、当該第4の同期パケットの次に受信される第5の同期パケットに含まれる情報と、前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求める処理と、
    前記仮オフセット時間、前記折り返し遅延時間、および前記折り返し待機時間に基づいて、前記ローカル時計を調整すべき時間を示すオフセット時間を求める処理と、
    を含むオフセット決定処理を実行することを特徴とする無線装置。
  2. 請求項1に記載の無線装置において、
    前記制御部は、
    時間を前後して受信される2つの同期パケットが受信された第1の受信時刻および第2の受信時刻を、前記ローカル時計が示す時刻に基づいて求める処理と、
    前記2つの同期パケットのうち、先に受信された同期パケットが前記基地局から送信された第1の送信時刻を、前記2つの同期パケットのうち後に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて求める処理と、
    前記後に受信された同期パケットの次に受信された同期パケットに含まれる情報に基づいて、前記後に受信された同期パケットが前記基地局から送信された第2の送信時刻を求める処理と、
    前記第1の受信時刻および前記第2の受信時刻と、前記第1の送信時刻および前記第2の送信時刻とに基づいて、前記ローカル時計が時刻を刻む速さを調整する処理と、
    を含む調整処理を実行することを特徴とする無線装置。
  3. 請求項2に記載の無線装置において、
    前記制御部は、前記調整処理を実行した後に、前記オフセット決定処理を実行することを特徴とする無線装置。
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