JP6717088B2 - 低周波治療器、低周波治療器用の本体部、および、低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせ - Google Patents

低周波治療器、低周波治療器用の本体部、および、低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせ Download PDF

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Description

本発明は、低周波治療器に関する。
低周波治療器は、パッドを通して使用者の身体に低周波パルス電流を供給することで、たとえば肩凝り等をほぐすことができる。
特許文献1(特開平06−339531号公報)に開示された低周波治療器においては、治療器本体が上半部分と下半部分とから構成され、上半部分と下半部分との間にパッドが配置される。上半部分には、一対の接続端子が設けられており、下半部分にも、一対の接続端子が設けられている。上半部分を下半部分に組み付けることで、上半部分に設けられた一対の接続端子と下半部分に設けられた一対の接続端子とが導通する。
特許文献2(実開平05−048955号公報)に開示された低周波治療器においては、治療器本体が本体部と電池ケースとから構成され、電池ケースはパッドに予め取り付けられている。本体部には、一対の電池接続金具が設けられており、電池ケースには電源が内蔵されており、パッドには、上記電源の正極端子と負極端子とが取り付けられている。本体部を電池ケースおよびパッドに組み付けることで、本体部に設けられた一対の電池接続金具とパッドに設けられた正極端子と負極端子とが導通する。
特開平06−339531号公報 実開平05−048955号公報
特許文献1(特開平06−339531号公報)に開示された低周波治療器においては、上半部分を下半部分(パッド)から分離した際に、一対の接続端子が露出する。特許文献2(実開平05−048955号公報)に開示された低周波治療器においても、本体部を電池ケース(パッド)から分離した際に、電源の正極端子および負極端子が露出する。
特許文献1,2における低周波治療器においては、本体部をパッドから取り外した時に、露出した2つの電極部(端子)の間に電位差が形成される。したがって、低周波治療器において本来的に予定されている使用形態とは異なる形態で2つの電極部は導通可能な余地を有しており、2つの電極部が導通した場合に、電力が意図しない形で消費される可能性がある。
本発明は、上記のような実情に鑑みて創作されたものであって、本体部をパッドから取り外した時に、露出する2つの電極部の間に電位差が形成されることを防止可能な低周波治療器、低周波治療器用の本体部、および、低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせを提供することを目的とする。
本発明に基づく低周波治療器は、パッド側電極部を表面上に有するパッドと、上記パッドを保持するホルダと、上記ホルダに着脱可能に取り付けられる本体部と、を備え、上記本体部は、本体部側電極部と、上記本体部側電極部に接続された電気回路と、上記電気回路の一部を開閉するインターロック機構と、を有し、上記ホルダは、上記インターロック機構を作動させるインターロックピンを有し、上記本体部が上記ホルダに取り付けられていない状態では、上記インターロックピンは上記インターロック機構から離間し、上記インターロック機構は上記電気回路を開状態としており、上記本体部が上記ホルダに取り付けられている状態では、上記本体部側電極部は上記パッド側電極部に当接して導通し、上記インターロックピンは上記インターロック機構を作動させ、上記インターロック機構は上記電気回路を閉状態としている。
上記低周波治療器において好ましくは、上記電気回路は、離間して配置された一対の接点部を有し、上記インターロック機構は、一対の上記接点部に当接することでこれらを導通させる導電部と、一対の上記接点部から遠ざかる方向に上記導電部を付勢する付勢部と、を含み、上記本体部が上記ホルダに取り付けられている状態では、上記インターロックピンが上記付勢部の付勢力に抗して上記導電部を一対の上記接点部に当接させている。
上記低周波治療器において好ましくは、上記本体部は、上記ホルダに対向する面である下面を有し、上記下面は、上記インターロックピンが挿通される貫通孔を有し、上記本体部の内部には、上記貫通孔を封止する封止部材が配置されており、上記導電部は、上記封止部材に設けられている。
上記低周波治療器において好ましくは、上記導電部は、二色成型によって上記封止部材に一体的に設けられている。
上記低周波治療器において好ましくは、上記付勢部は、上記封止部材に一体的に設けられている。
上記低周波治療器において好ましくは、上記貫通孔から見て上記本体部の内部の側には、筒状の形状を有する筒状部が設けられており、上記筒状部の内側空間は上記貫通孔に連通しており、上記封止部材は、上記本体部の内部において上記筒状部の周囲を囲うように配置される周壁部と、上記筒状部の内側において進退移動可能な柱状部と、を含み、上記導電部は、一対の上記接点部に対向するように上記柱状部の端部に設けられており、上記付勢部は、上記周壁部と上記柱状部とを接続し、一対の上記接点部から上記導電部が遠ざかるように上記柱状部を付勢している。
本発明に基づく低周波治療器用の本体部は、低周波治療器に備えられる、低周波治療器用の本体部であって、上記低周波治療器は、パッド側電極部を表面上に有するパッドと、上記パッドを保持するホルダと、を含み、上記本体部は、上記ホルダに着脱可能に取り付けられ、上記本体部は、本体部側電極部と、上記本体部側電極部に接続された電気回路と、上記電気回路の一部を開閉するインターロック機構と、を有し、上記ホルダは、上記インターロック機構を作動させるインターロックピンを有し、上記本体部が上記ホルダに取り付けられていない状態では、上記インターロックピンは上記インターロック機構から離間し、上記インターロック機構は上記電気回路を開状態としており、上記本体部が上記ホルダに取り付けられている状態では、上記本体部側電極部は上記パッド側電極部に当接して導通し、上記インターロックピンは上記インターロック機構を作動させ、上記インターロック機構は上記電気回路を閉状態としている。
本発明に基づく低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせは、パッド側電極部を表面上に有するパッドと、上記パッドを保持するホルダとを含む、低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせであって、上記ホルダには、低周波治療器の本体部が着脱可能に取り付けられ、上記本体部は、本体部側電極部と、上記本体部側電極部に接続された電気回路と、上記電気回路の一部を開閉するインターロック機構と、を有し、上記ホルダは、上記インターロック機構を作動させるインターロックピンを有し、上記本体部が上記ホルダに取り付けられていない状態では、上記インターロックピンは上記インターロック機構から離間し、上記インターロック機構は上記電気回路を開状態としており、上記本体部が上記ホルダに取り付けられている状態では、上記本体部側電極部は上記パッド側電極部に当接して導通し、上記インターロックピンは上記インターロック機構を作動させ、上記インターロック機構は上記電気回路を閉状態としている。
上記の構成によれば、本体部をパッドから取り外した時に、露出する2つの電極部の間に電位差が形成されることを防止することが可能となる。
実施の形態における低周波治療器1を示す斜視図である。 実施の形態における低周波治療器1に備えられる本体部4をホルダ3およびパッド2から分離した状態を示す斜視図である。 図1中のIII−III線に沿った矢視断面図である。 図2中のIV−IV線に沿った矢視断面図である。 実施の形態における低周波治療器1に備えられる一対の接点部45a,45bと、これらを導通させるための導電部47との位置関係を模式的に示す平面図である。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。以下の説明の中で上下方向に関して言及する場合、その上下方向は図1に示した低周波治療器1における上下方向に相当している。
図1は、実施の形態における低周波治療器1を示す斜視図である。図2は、低周波治療器1に備えられる本体部4をホルダ3およびパッド2から分離した状態を示す斜視図である。図3は、図1中のIII−III線に沿った矢視断面図であり、図4は、図2中のIV−IV線に沿った矢視断面図である。
(低周波治療器1)
図1および図2に示すように、低周波治療器1は、いわゆるコードレスタイプの低周波治療器であり、パッド2、ホルダ3、本体部4を備える。
(パッド2)
パッド2は、シート状の形状を有し、使用者の身体に取り付けられる。パッド2の外表面のうち、身体に対向する身体側部21の表面(下面)には、導電層2aが設けられる。パッド2は、導電性のゲルG(図3,4参照)等を使用して使用者の皮膚上に貼り付けられ、導電層2aを通して使用者に低周波パルス電流が供給される。
図2に示すように、パッド2は、取付部2Xおよび治療部2Yを有する。取付部2Xは、ホルダ3によって保持される。取付部2Xには、窓部23および貫通孔2Hが設けられている。窓部23の内側には、後述するホルダ3の位置決め突起312が配置される。貫通孔2Hには、後述するホルダ3のインターロックピン33が挿通される。治療部2Yは、取付部2Xの左右両外側に設けられ、治療部2Yの身体側部21には導電層2aが露出している。
導電層2aは、取付部2Xにおける本体部4に対向する表面にも露出しており、この露出部分がパッド側電極部22を構成する。パッド側電極部22は、本体部側電極部43との電気的接続のために形成されており、取付部2Xの一端に、一方の電極部(たとえば+極)に対応した導電層2aが露出しており、取付部2Xの他端に、他方の電極部(たとえば−極)に対応した導電層2aが露出している。
(ホルダ3)
図2に示すように、ホルダ3は、板状の形状を有するパッド保持部31と、パッド保持部31の両端から起立する一対の壁部32とを備える。パッド保持部31の上面311に、パッド2の取付部2Xが配置される。上面311と取付部2Xとの間には、必要に応じて、両面粘着テープ、のり、接着剤などが配置される。
パッド保持部31には、位置決め突起312が設けられている。パッド2に設けられた窓部23の内周縁を位置決め突起312に合わせることで、ホルダ3に対してパッド2が位置決めされる。パッド保持部31の中央には、インターロックピン33も設けられる。パッド2をホルダ3に取り付ける際、インターロックピン33は貫通孔2Hの中に挿通される(図3,図4も参照)。詳細は後述するが、インターロックピン33は、インターロック機構46(図3,図4)を作動させるためのものである。
パッド2は消耗品であるので、交換の際には、パッド2は本体部4に対して着脱可能とされている。本実施の形態では、ホルダ3がパッド2を保持することで両者が一体となっており、パッド2およびホルダ3に対して本体部4を着脱するよう構成されている。パッド2はホルダ3ごと交換されるが、必要に応じてホルダ3を再利用することも不可能ではない。
(本体部4)
図1および図2に示すように、本体部4は、略直方体の形状を有するケース4aを外装体として含んでいる。ケース4aとホルダ3との間には、誘導係合部5(図1)が形成されており、本体部4(ケース4a)は、ホルダ3に着脱可能に取り付けられる。誘導係合部5は、ケース4aの側面41に形成された突起51(図2)と、ホルダ3の壁部32に形成された溝部52(図2)とから構成される。
図2に示すように、溝部52は、縦溝部521と横溝部522とを含む。縦溝部521は、縦方向に形成され、上方が開口している。横溝部522は、横方向に形成され、両端が開口している。突起51および溝部52は、本体部4をホルダ3に取り付ける際には、両者が正対する方向に両者が接近移動して係合に至る。ホルダ3に対して本体部4を回転移動させることで、両者の係合が解除され、本体部4をホルダ3から取り外すことができる。
図2〜図4を参照して、本体部4は、ホルダ3に取り付けられた状態で、パッド2の導電層2aに低周波パルス電流を供給する。具体的には、本体部4は、一対の本体部側電極部43、基板44(図3,図4)、電気回路45、および、インターロック機構46を備える。電気回路45は、低周波パルス電流を形成するための各種の制御機器を含み、基板44の表面上に実装されている。
詳細は後述するが、インターロック機構46は、電気回路45の一部(接点部45a,45b)を開閉することができる。基板44、電気回路45、インターロック機構46は、本体部4(ケース4a)内部に設けられる。本体部4(ケース4a)内部には、図示しない電源(バッテリ)なども設けられる。ケース4aの外部には、スイッチ48S(図2)や、図示しない表示部などが設けられる。
図2〜図4を参照して、本体部4のケース4aは、ホルダ3に対向する面である下面42(図2)を有し、下面42から、一対の本体部側電極部43が突出している。一対の本体部側電極部43の各々は、電極体431および電極付勢部432を有する。電気回路45は、電極付勢部432を介して(あるいは電極付勢部432を介することなく)電極体431に導通している。電極体431は、下面42に対して進退可能であり、電極付勢部432は、電極体431を下面42から突出する方向に付勢している。
電極体431は、略円柱状の形状を有し、その外周面には鍔部4311が設けられる。鍔部4311とケース4aの内表面4uとの間に、電極付勢部432が配置される。鍔部4311に対して電極付勢部432が設けられる側とは反対側には、Oリング4312が配置される。鍔部4311がOリング4312を介してケース4aの内表面4tに当接することにより、電極体431の突出が規制される。
本体部4がホルダ3に取り付けられた状態では(図4)、本体部側電極部43(電極体431)の先端部がパッド側電極部22に当接する。これにより、本体部側電極部43とパッド側電極部22とが導通し、ひいては、電気回路45はパッド側電極部22に低周波パルス電流を供給可能となる。
(インターロック機構46)
図3および図4を参照して、本体部4のケース4aの下面42は、貫通孔42Hを有している。貫通孔42Hには、ホルダ3に設けられたインターロックピン33が挿通される。本実施の形態では、貫通孔42Hから見て本体部4(ケース4a)の内部の側に、筒状の形状を有する筒状部42Tが設けられており、筒状部42Tの内側空間は、貫通孔42Hに連通している。
上述のとおり、本体部4(ケース4a)の内部には、基板44や電気回路45が設けられる。電気回路45は、離間して配置された一対の接点部45a,45bを有している。一対の接点部45a,45bは、後述する導電部47によって導通されるものであるが、一対の接点部45a,45bが導通していない状態では、電気回路45は開状態とされ、2つの本体部側電極部43の間に電位差が形成されることはない。
具体的には、本体部4(ケース4a)の内部には、基板44や電気回路45に加えて、導電部47および封止部材48も配置される。封止部材48は、下面42に設けられた貫通孔42Hを封止し、防水性、防湿性、防塵性などを担保する。本実施の形態の封止部材48は、付勢部48a、柱状部48b、周壁部48cを含む。周壁部48cは、本体部4の内部において、筒状部42Tの周囲を囲うように配置される。柱状部48bは、筒状部42Tの内側において進退移動可能なように配置される。
図5は、一対の接点部45a,45bと、これらを導通させるための導電部47との位置関係を模式的に示す平面図である。図3〜図5を参照して、導電部47は、貫通孔42Hを封止するための封止部材48に設けられている。本実施の形態では、導電部47は、一対の接点部45a,45bに対向するように、柱状部48bの端部に設けられている。導電部47(たとえばカーボン)は、二色成型によって、封止部材48に一体的に設けることが可能である。
付勢部48aは、封止部材48の構成要素の一つとして、封止部材48の中に周壁部48cおよび柱状部48bと一体的に設けられており、周壁部48cと柱状部48bとを接続している。付勢部48aは、一対の接点部45a,45bから導電部47が遠ざかるように柱状部48bを付勢している。
本実施の形態においては、少なくとも、導電部47と付勢部48aとによって、インターロック機構46が構成されている。すなわち、インターロック機構46は、一対の接点部45a,45bに当接することでこれらを導通させる導電部47と、一対の接点部45a,45bから遠ざかる方向に導電部47を付勢する付勢部48aとを含み、本体部4がホルダ3に取り付けられている状態では(図4)、インターロックピン33が付勢部48aの付勢力に抗して導電部47を一対の接点部45a,45bに当接させている。
概括すると、本体部4がホルダ3に取り付けられていない状態では(図3に示す状態では)、インターロックピン33はインターロック機構46から離間し、インターロック機構46は電気回路45を開状態としており、本体部4がホルダ3に取り付けられている状態では、本体部側電極部43はパッド側電極部22に当接して導通し、インターロックピン33はインターロック機構46を作動させ、インターロック機構46は電気回路45を閉状態としている。これにより、本体部4は、パッド2の導電層2aに低周波パルス電流を供給することが可能となる。
(作用および効果)
本体部4がホルダ3およびパッド2に取り付けられていない状態では、導電部47は、一対の接点部45a,45bに当接しておらず、一対の接点部45a,45bは導通していない。この状態では、電気回路45は開状態とされ、2つの本体部側電極部43の間に電位差が形成されることはない。
低周波治療器1においては、ホルダ3のインターロックピン33が本体部4の貫通孔42Hに挿通された状態で、低周波治療器1が使用されることが予定されている。低周波治療器1においては、本来的に予定されている使用形態とは異なる形態では、すなわち本体部4をホルダ3から分離した状態では、2つの本体部側電極部43の間に電位差が形成されることは防止されており、2つの本体部側電極部43は導通可能な余地をほとんど(あるいはまったく)有していない。したがって、電力が意図しない形で消費される可能性もほとんど(あるいはまったく)ない。
(他の構成)
上述の実施の形態では、電気回路45が一対の接点部45a,45bを有しており、インターロックピン33がインターロック機構46(付勢部48a)の付勢力に抗して導電部47を一対の接点部45a,45bに当接させるという構成が採られている。インターロック機構46がメカニカルな構造によって実現されるという構成は必須の構成ではなく、たとえば、インターロック機構46は、ソフトウェアによる処理や、メカニカルな構造およびソフトウェアによる処理を組み合わせることによって実現されていてもよい。たとえば、本体部4がホルダ3に取り付けられている状態では、インターロックピン33が所定のスイッチを動作させることでソフトウェアによる処理が実行され、電気回路45を閉状態とすることができる。
上記の実施の形態では、本体部4の内部にインターロック機構46が設けられており、インターロックピン33を挿通するための貫通孔42Hが本体部4に設けられており、貫通孔42Hにインターロックピン33が挿通されることで、インターロック機構46が作動する。このような構成に限られず、インターロック機構46は、本体部4の外部に設けられていてもよい。上記の実施の形態では、本体部4の内部に貫通孔42Hを封止する封止部材48が配置されているが、封止機能は必要に応じて設けられることができるものであって、封止部材48の代わりに、付勢部48aをコイルバネなどから構成し、コイルバネと導電部47とでインターロック機構46を構成してもよい。
上記の実施の形態では、導電部47は、二色成型によって封止部材48に一体的に設けられている。このような構成に限られず、導電部47は、接着剤や溶着などによって封止部材48に接合されていてもよい。
上記の実施の形態では、付勢部48aが、封止部材48に柱状部48bや周壁部48cと一体的に設けられているが、この構成も必須ではない。付勢部48aは、柱状部48bや周壁部48cとは別部材として準備した後に、柱状部48bや周壁部48cに接合してもよい。
上記の実施の形態では、貫通孔42Hから見て本体部4の内部の側に、筒状部42Tが設けられている。筒状部42Tは、必要に応じて本体部4に設けられているとよい。筒状部42Tが本体部4に設けられていない場合には、封止部材48の周壁部48cも、必要に応じて封止部材48に設けられているとよい。封止部材48は、柱状部48bを有しているが、柱状部48bの代わりに、円盤形状(ダイアフラムのようなもの)を有していてもよい。
以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 低周波治療器、2 パッド、2H,42H 貫通孔、2X 取付部、2Y 治療部、2a 導電層、3 ホルダ、4 本体部、4a ケース、4t,4u 内表面、5 誘導係合部、21 身体側部、22 パッド側電極部、23 窓部、31 パッド保持部、32 壁部、33 インターロックピン、41 側面、42 下面、42T 筒状部、43 本体部側電極部、44 基板、45 電気回路、45a,45b 接点部、46 インターロック機構、47 導電部、48 封止部材、48S スイッチ、48a 付勢部、48b 柱状部、48c 周壁部、51 突起、52 溝部、311 上面、312 位置決め突起、431 電極体、432 電極付勢部、521 縦溝部、522 横溝部、4311 鍔部、4312 Oリング、G ゲル。

Claims (6)

  1. パッド側電極部を表面上に有するパッドと、
    前記パッドを保持するホルダと、
    前記ホルダに着脱可能に取り付けられる本体部と、を備え、
    前記本体部は、本体部側電極部と、前記本体部側電極部に接続された電気回路と、前記電気回路の一部を開閉するインターロック機構と、を有し、
    前記ホルダは、前記インターロック機構を作動させるインターロックピンを有し、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられていない状態では、前記インターロックピンは前記インターロック機構から離間し、前記インターロック機構は前記電気回路を開状態としており、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられている状態では、前記本体部側電極部は前記パッド側電極部に当接して導通し、前記インターロックピンは前記インターロック機構を作動させ、前記インターロック機構は前記電気回路を閉状態としており、
    前記電気回路は、離間して配置された一対の接点部を有し、
    前記インターロック機構は、一対の前記接点部に当接することでこれらを導通させる導電部と、一対の前記接点部から遠ざかる方向に前記導電部を付勢する付勢部と、を含み、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられている状態では、前記インターロックピンが前記付勢部の付勢力に抗して前記導電部を一対の前記接点部に当接させており、
    前記本体部は、前記ホルダに対向する面である下面を有し、
    前記下面は、前記インターロックピンが挿通される貫通孔を有し、
    前記本体部の内部には、前記貫通孔を封止する封止部材が配置されており、
    前記導電部は、前記封止部材に設けられている、
    低周波治療器。
  2. 前記導電部は、二色成型によって前記封止部材に一体的に設けられている、
    請求項に記載の低周波治療器。
  3. 前記付勢部は、前記封止部材に一体的に設けられている、
    請求項またはに記載の低周波治療器。
  4. 前記貫通孔から見て前記本体部の内部の側には、筒状の形状を有する筒状部が設けられており、前記筒状部の内側空間は前記貫通孔に連通しており、
    前記封止部材は、
    前記本体部の内部において前記筒状部の周囲を囲うように配置される周壁部と、
    前記筒状部の内側において進退移動可能な柱状部と、を含み、
    前記導電部は、一対の前記接点部に対向するように前記柱状部の端部に設けられており、
    前記付勢部は、前記周壁部と前記柱状部とを接続し、一対の前記接点部から前記導電部が遠ざかるように前記柱状部を付勢している、
    請求項からのいずれか1項に記載の低周波治療器。
  5. 低周波治療器に備えられる、低周波治療器用の本体部であって、
    前記低周波治療器は、パッド側電極部を表面上に有するパッドと、前記パッドを保持するホルダと、を含み、
    前記本体部は、前記ホルダに着脱可能に取り付けられ、
    前記本体部は、本体部側電極部と、前記本体部側電極部に接続された電気回路と、前記電気回路の一部を開閉するインターロック機構と、を有し、
    前記ホルダは、前記インターロック機構を作動させるインターロックピンを有し、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられていない状態では、前記インターロックピンは前記インターロック機構から離間し、前記インターロック機構は前記電気回路を開状態としており、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられている状態では、前記本体部側電極部は前記パッド側電極部に当接して導通し、前記インターロックピンは前記インターロック機構を作動させ、前記インターロック機構は前記電気回路を閉状態としており、
    前記電気回路は、離間して配置された一対の接点部を有し、
    前記インターロック機構は、一対の前記接点部に当接することでこれらを導通させる導電部と、一対の前記接点部から遠ざかる方向に前記導電部を付勢する付勢部と、を含み、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられている状態では、前記インターロックピンが前記付勢部の付勢力に抗して前記導電部を一対の前記接点部に当接させており、
    前記本体部は、前記ホルダに対向する面である下面を有し、
    前記下面は、前記インターロックピンが挿通される貫通孔を有し、
    前記本体部の内部には、前記貫通孔を封止する封止部材が配置されており、
    前記導電部は、前記封止部材に設けられている、
    低周波治療器用の本体部。
  6. パッド側電極部を表面上に有するパッドと、前記パッドを保持するホルダとを含む、低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせであって、
    前記ホルダには、低周波治療器の本体部が着脱可能に取り付けられ、
    前記本体部は、本体部側電極部と、前記本体部側電極部に接続された電気回路と、前記電気回路の一部を開閉するインターロック機構と、を有し、
    前記ホルダは、前記インターロック機構を作動させるインターロックピンを有し、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられていない状態では、前記インターロックピンは前記インターロック機構から離間し、前記インターロック機構は前記電気回路を開状態としており、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられている状態では、前記本体部側電極部は前記パッド側電極部に当接して導通し、前記インターロックピンは前記インターロック機構を作動させ、前記インターロック機構は前記電気回路を閉状態としており、
    前記電気回路は、離間して配置された一対の接点部を有し、
    前記インターロック機構は、一対の前記接点部に当接することでこれらを導通させる導電部と、一対の前記接点部から遠ざかる方向に前記導電部を付勢する付勢部と、を含み、
    前記本体部が前記ホルダに取り付けられている状態では、前記インターロックピンが前記付勢部の付勢力に抗して前記導電部を一対の前記接点部に当接させており、
    前記本体部は、前記ホルダに対向する面である下面を有し、
    前記下面は、前記インターロックピンが挿通される貫通孔を有し、
    前記本体部の内部には、前記貫通孔を封止する封止部材が配置されており、
    前記導電部は、前記封止部材に設けられている、
    低周波治療器用のパッドとホルダとの組み合わせ。
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