JP3212811U - 加熱式たばこ装置用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱式たばこ装置の装置蓋体の装置本体に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができ、また、加熱式たばこ装置への装着性を高めることができる加熱式たばこ装置用ケースを提供する。【解決手段】装置本体5が収容されるケース本体41と、装置蓋体11に装着されるケース蓋体63と、ケース本体に押圧操作可能に設置され、非操作時には上記ケース蓋体に係合してケース蓋体及び装置蓋体を閉状態に保持し、押圧操作されることによりケース蓋体との係合を解除するとともに装置側開蓋操作部材21を押圧して本体側係合凸部23と蓋体側係合凸部29の係合を解除してケース蓋体及び装置蓋体を開放するケース側開蓋操作部材51と、ケース側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢するケース側開蓋操作部材用弾性部材(コイルバネ61)と、を具備したもの。【選択図】図6

Description

本考案は、加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースに係り、特に、加熱式たばこ装置の装置蓋体の装置本体に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができ、また、加熱式たばこ装置への装着性を高めることができるように工夫したものに関する。
従来の加熱式たばこ装置用ケースの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。
特許文献1に記載された収容ケースは開閉式ケースを収容するものである。
まず、上記開閉式ケースの構成について説明する。上記開閉式ケースは、本体部と、この本体部にヒンジ部を介して回動可能に取り付けられた蓋部と、から構成されている。上記本体部には開蓋ボタンによって押圧操作される係止片がある。この係止片が蓋部に設けられた突片と係合することで上記蓋部が閉じた状態が保持される。また、上記開蓋ボタンの押圧操作によって上記係止片と上記突片の係合が解除されると上記蓋部が開放される。
そして、上記収容ケースは、上記開閉式ケースの本体部が収容されるケース本体と、上記開閉式ケースの蓋部に覆設されるとともに上記ケース本体とヒンジ部を介して回動可能となるケース蓋体と、から構成されている。上記ケース本体には、操作部が回動可能に設置されている。上記ケース蓋体には第1掛止部が設けられていて、上記操作部にはその第1掛止部に係合される第2掛止部と、上記開閉式ケースの本体部の開蓋ボタンを押圧する押圧部が設けられている。
上記収容ケースに上記開閉式ケースを収容した状態で、上記収容ケースのケース蓋体を上記開閉式ケースの蓋体とともに閉じると、上記ケース蓋体の第1掛止部が上記操作部の第2掛止部に係合され、上記ケース蓋体と蓋体の閉じた状態が保持される。この場合、仮に、上記開閉式ケースの係止片や突片が破損していても問題はない。
また、上記収容ケースの操作部を操作することで、上記押圧部により上記開閉式ケースの開蓋ボタンが押圧され、上記開閉式ケースの係止片と突片の係合が解除されると共に、上記収容ケースの上記操作部の第2掛止部と第1掛止部の係合も解除され、上記収容ケースのケース蓋体とともに上記開閉式ケースの蓋部が開放される。
実用新案登録第3206564号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、上記操作部は上記収容ケースのケース本体に回動可能に設置されているが、その操作部が押圧操作された後復帰する動作は上記開閉式ケースの開蓋ボタンの復帰動作に依存している。上記開蓋ボタンの復帰動作は板バネ等の弾性復帰力によってなされる。この弾性部材が劣化・破損した場合には、上記開閉式ケースの開蓋ボタンの復帰動作はもとより上記操作部の復帰動作が損なわれることになり、その結果、上記収容ケースのケース蓋体ひいては開閉式ケースの蓋部を閉じた状態で保持することができなくなってしまうという問題があった。
また、別の問題として加熱式たばこ装置への装着性の問題があった。特許文献1に記載されている収容ケースの場合には、ケース本体に対してケース蓋体がヒンジ部を介して開閉自在に構成されているため、組み立てた状態では、加熱式たばこ装置を収容ケース内に挿し込むことができず、収容ケースを一旦分解してから加熱式たばこ装置に装着しなければならない。具体的に説明すると、ケース本体を二つ割りに分解しておき、一方、蓋部にケース蓋体を被冠し、それを上記二つ割りにしたケース本体によって挟み込んで固定することになる。そのため収容ケースの開閉式ケースへの装着性が悪いという問題があった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、加熱式たばこ装置の装置蓋体の装置本体に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができ、また、加熱式たばこ装置への装着性を高めることができる加熱式たばこ装置用ケースを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願考案の請求項1に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、装置本体と、上記装置本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた装置蓋体と、上記装置蓋体を開方向に付勢する装置蓋体用弾性部材と、上記装置本体に設けられた本体側係合部と、上記装置蓋体に設けられ上記本体側係合部に係合して上記蓋体を閉じた状態に保持する蓋体側係合部と、上記装置本体に押圧操作可能に設けられ押圧されることにより上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除する装置側開蓋操作部材と、上記装置側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢する装置側開蓋操作部材用弾性部材と、からなる加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記装置本体が収容されるケース本体と、上記装置蓋体に装着されるケース蓋体と、上記ケース本体に押圧操作可能に設置され、非操作時には上記ケース蓋体に係合して上記ケース蓋体及び上記装置蓋体を閉状態に保持し、押圧操作されることにより上記ケース蓋体との係合を解除するとともに上記装置側開蓋操作部材を押圧して上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除して上記ケース蓋体及び装置蓋体を開放するケース側開蓋操作部材と、上記ケース側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢するケース側開蓋操作部材用弾性部材と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材は上記本体側開蓋操作部材方向に平行に往復動可能に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項3に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項2記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体と上記ケース本体はそれぞれ独立した部材であることを特徴とするものである。
又、請求項4に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項3記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体は上端を開口させた有底形状をなしていて上記装置本体を上記開口を介して出し入れできるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項3又は請求項4記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体は上記加熱式たばこ装置の蓋に両面テープで固定されていることを特徴とするものである。
又、請求項6に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部が上記ケース本体の外周面より内側に配置されることを特徴とするものである。
又、請求項7に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項6記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部と上記ケース本体の外周面との距離は0.1mm以上であることを特徴とするものである。
又、請求項8に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1〜請求項7の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材には上記装置側開蓋操作部材を押圧操作する押圧部が設けられていて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間には隙間が存在していることを特徴とするものである。
又、請求項9に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項8記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間の距離は0.2mm以上であることを特徴とするものである。
又、請求項10に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1〜請求項9の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体と上記装置本体の間には弾性部材が介挿されていることを特徴とするものである。
以上述べたように本願考案の請求項1による加熱式たばこ装置用ケースによると、装置本体と、上記装置本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた装置蓋体と、上記装置蓋体を開方向に付勢する装置蓋体用弾性部材と、上記装置本体に設けられた本体側係合部と、上記装置蓋体に設けられ上記本体側係合部に係合して上記蓋体を閉じた状態に保持する蓋体側係合部と、上記装置本体に押圧操作可能に設けられ押圧されることにより上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除する装置側開蓋操作部材と、上記装置側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢する装置側開蓋操作部材用弾性部材と、からなる加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記装置本体が収容されるケース本体と、上記装置蓋体に装着されるケース蓋体と、上記ケース本体に押圧操作可能に設置され、非操作時には上記ケース蓋体に係合して上記ケース蓋体及び上記装置蓋体を閉状態に保持し、押圧操作されることにより上記ケース蓋体との係合を解除するとともに上記装置側開蓋操作部材を押圧して上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除して上記ケース蓋体及び装置蓋体を開放するケース側開蓋操作部材と、上記ケース側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢するケース側開蓋操作部材用弾性部材と、を具備したので、加熱式たばこ装置の装置蓋体の装置本体に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができる。
又、請求項2に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材は上記本体側開蓋操作部材方向に平行に往復動可能に設置されているので、ケース側開蓋操作部材及びその近傍の構成をより簡略化させることができる。
又、請求項3に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項2記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体と上記ケース本体はそれぞれ独立した部材であるので、構成を簡易なものとすることができると共に、上記加熱式たばこ装置への装着性を高めることができる。
又、請求項4に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項3記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体は上端を開口させた有底形状をなしていて上記装置本体を上記開口を介して出し入れできるように構成されているので、上記加熱式たばこ装置への装着性を高めることができる。
又、請求項5に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項3又は請求項4記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体は上記加熱式たばこ装置の蓋に両面テープで固定されているので、構成を簡易なものとすることができる。
又、請求項6に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部が上記ケース本体の外周面より内側に配置されるので、上記ケース側開蓋操作部材の誤操作を防止することができる。
又、請求項7に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項6記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部と上記ケース本体の外周面との距離は0.1mm以上であるので、誤操作を確実に防止することができる。
又、請求項8に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1〜請求項7の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材には上記装置側開蓋操作部材を押圧操作する押圧部が設けられていて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間には隙間が存在しているので、上記ケース側開蓋操作部材の誤操作を防止することができる。
又、請求項9に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項8記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間の距離は0.2mm以上であるので、誤操作を確実に防止することができる。
又、請求項10に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1〜請求項9の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体と上記装置本体の間には弾性部材が介挿されているので、上記加熱式煙草装置の装置本体の外形寸法のバラつきを上記弾性部材によって吸収することができ、上記ケース本体を上記装置本体にフィットした状態で装着することができる。
本考案の第1の実施の形態を示す図で、加熱式たばこ装置用ケースを示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、加熱式たばこ装置用ケースの分解斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、加熱式たばこ装置を収容した状態の加熱式たばこ装置用ケースの側面図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、図3のIV−IV断面図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、加熱式たばこ装置用ケース内に加熱式たばこ装置を収容して、加熱式たばこ装置用ケースのケース蓋体及び加熱式たばこ装置の装置蓋体を開いた状態の断面図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、図4のVI部の拡大図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で、加熱式たばこ装置用ケース内に加熱式たばこ装置を収容して、加熱式たばこ装置用ケースのケース蓋体及び加熱式たばこ装置の装置蓋体を閉じた状態の断面図である。
以下、図1乃至図6を参照しながら本考案の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態による加熱式たばこ装置用ケース1内には、図1乃至図3に示すように、加熱式たばこ装置3が出し入れ可能に収容される構成になっている。以下、詳細に説明する。
まず、上記加熱式たばこ装置3の構成を説明する。図4に示すように、上記加熱式たばこ装置3には装置本体5がある。この装置本体5には、たばこホルダ7がその先端側(図4中上側)を露出させた状態で着脱可能に設置されている。上記たばこホルダ7は筒状のハウジング9を備えていて、このハウジング9内には、図示しない金属製の加熱用ブレードとバッテリとヒータが内装されている。喫煙する場合には、上記たばこホルダ7を取り出してそのハウジング9内に図示しない加熱式たばこを挿し込む。次に、図示しないスイッチをオンしてヒータにより加熱用ブレードを介して加熱式たばこを加熱する。所定時間加熱した後加熱式たばこを介して喫煙する。
また、上記装置本体5には、図示しないバッテリと充電器が内装されており、上記たばこホルダ7が上記装置本体5に設置されると上記たばこホルダ7のバッテリへの充電が行われる。
なお、上記装置本体5内のバッテリには図示しないケーブルを介して、例えば、パソコン等から充電される。
また、上記装置本体5には装置蓋体11がヒンジ12を介して回動可能に設置されている。また、図3に示すように、上記装置本体5の側面には電源スイッチ13が設置されている。この電源スイッチ13を押圧操作することで、充電器によってたばこホルダ7のバッテリへの充電が行われる。また、上記装置本体5の側面にはクリーニングスイッチ15が設置されている。このクリーニングスイッチ15を押圧操作することにより上記たばこホルダ7のヒータを動作させ、上記加熱用ブレードを加熱して上記加熱用ブレードに付着した汚れを除去する。また、上記装置本体5の側面にはLEDから構成された表示部17が設けられている。この表示部17により、上記装置本体5のバッテリの残量、上記たばこホルダ7のバッテリの残量等が表示される。
また、図4乃至図6に示すように、上記加熱式たばこ装置3の上記装置本体5には装置側開蓋操作部材21が図6中左右方向に所定の範囲で移動可能に設けられている。この装置側開蓋操作部材21の図6中上端側には本体側係合凸部23が図6中左側に向けて突出・形成されている。また、上記装置側開蓋操作部材21の図6中下端側には操作部25が図6中左側に向けて突出・形成されている。上記操作部25は上記装置本体5の貫通孔27を介して外側に露出されている。
また、上記装置蓋体11の内側の図6中下端側には蓋体側係合凸部29が突出・形成されていて、上記蓋体側係合凸部29と上記本体側係合凸部23が係合されることで、上記装置蓋体11を閉じた状態が保持される。上記装置蓋体11は、図示しない装置蓋体用弾性部材によって、常時開方向(図4中時計回り方向)に回動付勢されている。上記操作部25を図6中右側に押圧操作すると、上記蓋体側係合凸部29と上記本体側係合凸部23との係合が解除され、上記装置蓋体11が上記装置蓋体用弾性部材によって開放される。
また、上記装置側開蓋操作部材21の図6中右側には装置側開蓋操作部材用弾性部材としての板バネ31が設置されており、上記装置側開蓋操作部材21はこの板バネ31によって常時が図6中左側に付勢されている。上記装置側開蓋操作部材21は、図6中右側への押圧操作が解除されると、上記板バネ31によって自動的に図6中左側に復帰する。
次に、上記加熱式たばこ装置用ケース1の構成について説明する。
図1乃至図5に示すように、上記加熱式たばこ装置用ケース1にはケース本体41がある。このケース本体41は有底の中空形状となっており、図2に示すように、上側が開口されている。また、図2に示すように、上記ケース本体41の側面(図2中左側の面)には、表示部用窓43が形成されている。
また、図2に示すように、上記ケース本体41の側面(図2中左側の面)の上端側(図2中上端側)には、ケース側開蓋操作部材収容部45が設けられている。このケース側開蓋操作部材収容部45は図2中上側が開口されている。また、図6に示すように、外側の側面(図6中左側の面)には、操作部用貫通孔47が形成されている。また、上記ケース側開蓋操作部材収容部45の図6中右側には押圧部用スリット49が形成されている。
図6に示すように、上記ケース側開蓋操作部材収容部45内にはケース側開蓋操作部材51が収容・配置されている。このケース側開蓋操作部材51の図6中上端側には係合凸部53が図6中左側に向けて突出・形成されている。また、上記ケース側開蓋操作部材51の図6中下端側には操作部55が図6中左側に向けて突出・形成されている。上記操作部55は上記操作部用貫通孔47を介して外側に露出されている。
また、上記ケース側開蓋操作部材51の図6中右側には、押圧部57が突出・形成されている。上記ケース側開蓋操作部材51の上記押圧部57の基端部には凹部59が形成されている。また、図6に示すように、非押圧時には上記押圧部57の先端側(図6中右端側)が上記押圧部用スリット49内に位置しているが、上記ケース側開蓋操作部材51が上記操作部55を介して押圧操作され図6中右側に平行に移動されると、上記押圧部57は上記押圧部用スリット49を貫通して上記ケース本体41の内部に突出され、上記装置側開蓋操作部材21を押圧する。
上記ケース側開蓋操作部材51と上記ケース本体41との間にはケース側開蓋操作部材用弾性部材としてのコイルバネ61が介挿されている。このコイルバネ61の図6中左端は上記ケース側開蓋操作部材51の凹部59内に挿入されており、上記コイルバネ61の図6中右端は上記ケース側開蓋操作部材収容部45内の図6中右側の面に当接されている。
上記ケース側開蓋操作部材51は上記操作部55を介して押圧操作され、図6中右側に平行に移動されるが、押圧操作が解除されれば上記コイルバネ61の弾性復帰力により、図6中左側に復帰する。
なお、図2に示すように、上記ケース側開蓋操作部材51は、上記ケース側開蓋操作部材収容部45内に、図2中上側から挿入されて取り付けられる。
また、図1に示すように、上記加熱式たばこ装置用ケース1にはケース蓋体63がある。このケース蓋体63は、図4に示すように、上記加熱式たばこ装置3の装置蓋体11に、例えば、図示しない両面テープを介して装着される。また、図2に示すように、上記ケース蓋体63と上記ケース本体41はそれぞれ独立した部材である。
また、上記ケース蓋体63の内側の図6中下端側には係合凸部65が突出・形成されていて、上記ケース蓋体63が閉じられると、上記ケース蓋体63の係合凸部65が上記ケース側開蓋操作部材51の係合凸部53に係合し、上記ケース蓋体63が閉じられた状態が保持される。一方、操作部55を介して上記ケース側開蓋操作部材51を図6中右側に押圧操作すると、上記ケース蓋体63の係合凸部65と上記ケース側開蓋操作部材51の係合凸部53との係合が解除される。このとき、上記ケース側開蓋操作部材51の上記押圧部57によって上記装置側開蓋操作部材21も押圧操作され、上記蓋体側係合凸部29と上記本体側係合凸部23との係合が解除されるので、装置蓋体用弾性部材の弾性力により上記ケース蓋体63と上記装置蓋体11がともに開放される。
また、図6に示すように、上記ケース側開蓋操作部材51の操作部55はケース側開蓋操作部材収容部45から外部(図6中左側)に突出しないように構成されている。すなわち、上記ケース側開蓋操作部材51の操作部55の図6中左側の面と上記ケース本体41のケース側開蓋操作部材収容部45の図6中左側の面との距離(図6中符号Aで示す)は、0.1mm以上に設定されている。これにより誤操作、例えば、不用意・不必要な操作部55の押圧操作を防止している。
また、上記装置側開蓋操作部材21の操作部25の図6中左側の面と上記ケース側開蓋操作部材51の押圧部57の図6中右側の面との間には隙間が設けられている。その隙間の大きさ(図6中符号Bで示す)は、0.2mm以上に設定される。このようにすることで、上記ケース側開蓋操作部材51の上記装置側開蓋操作部材21に対する遊びが確保され、誤操作、例えば、不用意・不必要な操作部25の押圧操作を防止している。
次に、この第1の実施の形態による作用を説明する。
まず、加熱式たばこ装置用ケース1の加熱式たばこ装置3への装着について説明する。まず、上記加熱式たばこ装置3の装置本体5を上記加熱式たばこ装置用ケース1のケース本体41に図2中上側から挿入する。
次に、上記加熱式たばこ装置用ケース1のケース蓋体63を上記加熱式たばこ装置3の装置蓋体11に装着する。このとき、上記装置蓋体11と上記ケース蓋体63とは図示しない両面テープによって接着・固定される。
次に、上記加熱式たばこ装置3の装置蓋体11と上記ケース蓋体63の開閉動作について説明する。
まず、上記加熱式たばこ装置3及び上記加熱式たばこ装置用ケース1の上記装置蓋体11及び上記ケース蓋体63を開ける場合について説明する。
上記加熱式たばこ装置用ケース1のケース側開蓋操作部材51を操作部55を介して押圧操作すると、上記加熱式たばこ装置用ケース1のケース側開蓋操作部材51の係合凸部53とケース蓋体63の係合凸部65との係合が解除される。
このとき、上記ケース側開蓋操作部材51の押圧部57によって上記加熱式たばこ装置3の装置側開蓋操作部材21の操作部25が押圧操作され、上記装置側開蓋操作部材21の係合凸部23と上記加熱式たばこ装置3の装置蓋体11の係合凸部29の係合も解除される。
そして、上記加熱式たばこ装置3の装置蓋体用弾性部材によって上記装置蓋体11とともに上記ケース蓋体63が開放される。
次に、上記装置蓋体11及び上記ケース蓋体63を閉じる場合について説明する。上記ケース蓋体63を上記装置蓋体11とともに回動させて閉じると、上記加熱式たばこ装置側では、上記装置蓋体11の係合凸部29が装置側開蓋操作部材21の係合凸部23に当接し、上記装置側開蓋操作部材21が図6中右側に付勢されるが、上記装置蓋体11の係合凸部29が上記装置側開蓋操作部材21の係合凸部23の図6中下側に移動すると、板バネ31によって上記装置側開蓋操作部材21が図6中左側に復帰し、上記装置蓋体11の係合凸部29と上記装置側開蓋操作部材21の係合凸部23が係合される。
このとき、上記加熱式たばこ装置用ケース1側でも、同様に、上記ケース蓋体63の係合凸部65がケース側開蓋操作部材51の係合凸部53に当接し、上記ケース側開蓋操作部材51が図6中右側に付勢されるが、上記ケース蓋体63の係合凸部65が上記ケース側開蓋操作部材51の係合凸部53の図6中下側に移動すると、コイルバネ61によって上記ケース側開蓋操作部材51が図6中左側に復帰し、上記ケース蓋体63の係合凸部65と上記ケース側開蓋操作部材51の係合凸部53が係合される。
これによって、上記装置蓋体11及び上記ケース蓋体63が閉じられその状態が保持される。
ここで、上記加熱式たばこ装置3の板バネ31が劣化し、上記装置側開蓋操作部材21の図6中左側への復帰動作が行われなくなってしまった場合について考える。このような場合であっても、コイルバネ61が設けられているので、ケース側開蓋操作部材51は図6中左側へ正常に復帰することになり、それによって、上記装置蓋体11及び上記ケース蓋体63が閉じられその状態が保持される。
また、図6に示すように、上記ケース側開蓋操作部材51の操作部55はケース側開蓋操作部材収容部45から外部(図6中左側)に突出されていないので、操作部55が不用意・不必要に押圧される誤操作は防止される。
また、ケース側開蓋操作部材45の押圧部57と装置側開蓋操作部材21の操作部25との間に隙間が設けられているので、操作部25が不用意・不必要に押圧される誤操作は防止される。
次に、この第1の実施の形態による効果について説明する。
まず、加熱式たばこ装置用ケース1にはケース側操作部材用弾性部材としてのコイルバネ61が設置されており、常時は、このコイルバネ61によってケース側開蓋操作部材51を図6中左側に押圧するようになっているので、仮に、加熱式たばこ装置3の板バネ31が機能しなくなった場合であっても、ケース側開蓋操作部材51は図6中左側へ正常に復帰することになり、それによって、上記装置蓋体11及び上記ケース蓋体63が閉じられその状態が保持される。つまり、加熱式たばこ装置3の装置蓋体11の装置本体5に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができる。
また、上記加熱式たばこ装置用ケース1のケース本体41とケース蓋体63は、独立した部材となっており、これらを連結する構成がなく、構成を簡単なものとすることができるとともに、上記加熱式たばこ装置3への装着性を高めることができる。
また、上記ケース蓋体63は、上記加熱式たばこ装置3の装置蓋体11に両面テープで固定されるので、構成を簡単なものとすることができる。
また、上記加熱式たばこ装置3の装置本体5を上記加熱式たばこ装置用ケース1のケース本体41に図2中上側の開口部から挿入することで、上記ケース本体41を上記加熱式たばこ装置3の装置本体5に装着できるので、上記加熱式たばこ装置用ケース1の装着性を高めることができる。
また、上記ケース側開蓋操作部材51は図6中左右側に平行に往復動可能に移動されるように設置されているので、ケース側開蓋操作部材51及びその近傍の構成をより簡略化させることができる。
また、図6に示すように、上記ケース側開蓋操作部材51の操作部25の図6中左側の面を上記ケース本体41のケース側開蓋操作部材収容部45の図6中左側の面より0.1mm以上引っ込めたので、誤操作を防止することができる。
また、上記装置側開蓋操作部材21の操作部25の図6中左側の面と上記ケース側開蓋操作部材51の押圧部57の図6中右側の面との隙間の大きさを0.2mm以上に設定したので、上記装置側開蓋操作部材21の上記ケース側開蓋操作部材51に対する十分な遊びが確保され、誤操作を防止することができる。
次に、図7を参照しながら本考案の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態による加熱式たばこ装置用ケース1では、加熱式煙草装置3の装置本体5の表裏両面に弾性部材としてのウレタンシール73を貼り付けた構成になっている。
上記装置本体5に上記ケース本体41を装着する際は、先に上記装置本体5の外側の図7中紙面垂直方向両側の表裏両面にそれぞれウレタンシール73を貼り付け、その後、上記装置本体5を上記ケース本体41に挿入する。
なお、その他の構成は前記第1の実施の形態と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示し、その説明を省略する。
上記構成によると、上記装置本体5の外形寸法のバラつきを上記ウレタンシール73によって吸収することができるので、上記装置本体5に外形寸法のバラツキがあっても上記ケース本体41を上記装置本体5にフィットした状態で装着することができる。
尚、本考案は前記第1、第2の実施の形態に限定されない。
まず、前記第1、第2の実施の形態の場合には、ケース側開蓋操作部材用弾性部材としてコイルバネを使用したがそれに限定されるものではなく、例えば、板バネ等、様々なものが考えられる。
また、前記第1、第2の実施の形態の場合には、たばこホルタが着脱可能なタイプの加熱式たばこ装置を例に挙げて説明したが、たばこホルダが一体化された加熱式たばこ装置に対しても同様に適用できる。
また、前記第2の実施の形態において、ウレタンシールを貼り付ける場所や数、ウレタンシールの大きさには様々な場合が考えられる。
また、前記第2の実施の形態においては、弾性部材としてウレタンシールを使用したが、それに限定されるものではなく、様々な材質のものが考えられる。
その他、各構成要素の形状、寸法等、図示した構成はあくまで一例である。
本考案は、加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースに係り、特に、加熱式たばこ装置の装置蓋体の装置本体に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができ、また、加熱式たばこ装置への装着性を高めることができるように工夫したものに関し、例えば、携帯用の加熱式たばこ装置用のケースとして好適である。
1 加熱式たばこ装置用ケース
3 加熱式たばこ装置
5 装置本体
11 装置蓋体
21 装置側開蓋操作部材
23 本体側係合凸部(本体側係合部)
29 蓋体側係合凸部(蓋体側係合部)
31 板バネ(装置側開蓋操作部材用弾性部材)
41 ケース本体
51 ケース側開蓋操作部材
53 係合凸部
61 コイルバネ(ケース側開蓋操作部材用弾性部材)
63 ケース蓋体
65 係合凸部
73 ウレタンシール(弾性部材)
上記目的を達成するべく本願考案の請求項1に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、装置本体と、上記装置本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた装置蓋体と、上記装置蓋体を開方向に付勢する装置蓋体用弾性部材と、上記装置本体に設けられた本体側係合部と、上記装置蓋体に設けられ上記本体側係合部に係合して上記装置蓋体を閉じた状態に保持する蓋体側係合部と、上記装置本体に押圧操作可能に設けられ押圧されることにより上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除する装置側開蓋操作部材と、上記装置側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢する装置側開蓋操作部材用弾性部材と、からなる加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記装置本体が収容されるケース本体と、上記装置蓋体に装着されるケース蓋体と、上記ケース本体に押圧操作可能に設置され、非操作時には上記ケース蓋体に係合して上記ケース蓋体及び上記装置蓋体を閉状態に保持し、押圧操作されることにより上記ケース蓋体との係合を解除するとともに上記装置側開蓋操作部材を押圧して上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除して上記ケース蓋体及び装置蓋体を開放するケース側開蓋操作部材と、上記ケース側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢するケース側開蓋操作部材用弾性部材と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材は上記装置側開蓋操作部材方向に平行に往復動可能に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項3に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項2記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体と上記ケース本体はそれぞれ独立した部材であることを特徴とするものである。
又、請求項4に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項3記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体は上端を開口させた有底形状をなしていて上記装置本体を上記開口を介して出し入れできるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項3又は請求項4記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体は上記装置蓋に両面テープで固定されていることを特徴とするものである。
又、請求項6に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部が上記ケース本体の外周面より内側に配置されることを特徴とするものである。
又、請求項7に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項6記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部と上記ケース本体の外周面との距離は0.1mm以上であることを特徴とするものである。
又、請求項8に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1〜請求項7の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材には上記装置側開蓋操作部材を押圧操作する押圧部が設けられていて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間には隙間が存在していることを特徴とするものである。
又、請求項9に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項8記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間の距離は0.2mm以上であることを特徴とするものである。
又、請求項10に記載された加熱式たばこ装置用ケースは、請求項1〜請求項9の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体と上記装置本体の間には弾性部材が介挿されていることを特徴とするものである。
以上述べたように本願考案の請求項1による加熱式たばこ装置用ケースによると、装置本体と、上記装置本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた装置蓋体と、上記装置蓋体を開方向に付勢する装置蓋体用弾性部材と、上記装置本体に設けられた本体側係合部と、上記装置蓋体に設けられ上記本体側係合部に係合して上記装置蓋体を閉じた状態に保持する蓋体側係合部と、上記装置本体に押圧操作可能に設けられ押圧されることにより上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除する装置側開蓋操作部材と、上記装置側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢する装置側開蓋操作部材用弾性部材と、からなる加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記装置本体が収容されるケース本体と、上記装置蓋体に装着されるケース蓋体と、上記ケース本体に押圧操作可能に設置され、非操作時には上記ケース蓋体に係合して上記ケース蓋体及び上記装置蓋体を閉状態に保持し、押圧操作されることにより上記ケース蓋体との係合を解除するとともに上記装置側開蓋操作部材を押圧して上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除して上記ケース蓋体及び装置蓋体を開放するケース側開蓋操作部材と、上記ケース側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢するケース側開蓋操作部材用弾性部材と、を具備したので、加熱式たばこ装置の装置蓋体の装置本体に対する閉機能を長期にわたって安定・保持することができる。
又、請求項2に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材は上記装置側開蓋操作部材方向に平行に往復動可能に設置されているので、ケース側開蓋操作部材及びその近傍の構成をより簡略化させることができる。
又、請求項3に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項2記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体と上記ケース本体はそれぞれ独立した部材であるので、構成を簡易なものとすることができると共に、上記加熱式たばこ装置への装着性を高めることができる。
又、請求項4に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項3記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体は上端を開口させた有底形状をなしていて上記装置本体を上記開口を介して出し入れできるように構成されているので、上記加熱式たばこ装置への装着性を高めることができる。
又、請求項5に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項3又は請求項4記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース蓋体は上記装置蓋に両面テープで固定されているので、構成を簡易なものとすることができる。
又、請求項6に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部が上記ケース本体の外周面より内側に配置されるので、上記ケース側開蓋操作部材の誤操作を防止することができる。
又、請求項7に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項6記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材の操作部と上記ケース本体の外周面との距離は0.1mm以上であるので、誤操作を確実に防止することができる。
又、請求項8に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1〜請求項7の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース側開蓋操作部材には上記装置側開蓋操作部材を押圧操作する押圧部が設けられていて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間には隙間が存在しているので、上記ケース側開蓋操作部材の誤操作を防止することができる。
又、請求項9に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項8記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間の距離は0.2mm以上であるので、誤操作を確実に防止することができる。
又、請求項10に記載された加熱式たばこ装置用ケースによると、請求項1〜請求項9の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、上記ケース本体と上記装置本体の間には弾性部材が介挿されているので、上記加熱式煙草装置の装置本体の外形寸法のバラつきを上記弾性部材によって吸収することができ、上記ケース本体を上記装置本体にフィットした状態で装着することができる。
また、図6に示すように、上記ケース側開蓋操作部材51の操作部55はケース側開蓋操作部材収容部45から外部(図6中左側)に突出されていないので、操作部55が不用意・不必要に押圧される誤操作は防止される。
また、ケース側開蓋操作部材51の押圧部57と装置側開蓋操作部材21の操作部25との間に隙間が設けられているので、操作部25が不用意・不必要に押圧される誤操作は防止される。

Claims (10)

  1. 装置本体と、上記装置本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた装置蓋体と、上記装置蓋体を開方向に付勢する装置蓋体用弾性部材と、上記装置本体に設けられた本体側係合部と、上記装置蓋体に設けられ上記本体側係合部に係合して上記蓋体を閉じた状態に保持する蓋体側係合部と、上記装置本体に押圧操作可能に設けられ押圧されることにより上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除する装置側開蓋操作部材と、上記装置側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢する装置側開蓋操作部材用弾性部材と、からなる加熱式たばこ装置を収容する加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記装置本体が収容されるケース本体と、
    上記装置蓋体に装着されるケース蓋体と、
    上記ケース本体に押圧操作可能に設置され、非操作時には上記ケース蓋体に係合して上記ケース蓋体及び上記装置蓋体を閉状態に保持し、押圧操作されることにより上記ケース蓋体との係合を解除するとともに上記装置側開蓋操作部材を押圧して上記本体側係合部と上記蓋体側係合部の係合を解除して上記ケース蓋体及び装置蓋体を開放するケース側開蓋操作部材と、
    上記ケース側開蓋操作部材を反押圧方向に付勢するケース側開蓋操作部材用弾性部材と、
    を具備したことを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  2. 請求項1記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース側開蓋操作部材は上記本体側開蓋操作部材方向に平行に往復動可能に設置されていることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  3. 請求項2記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース蓋体と上記ケース本体はそれぞれ独立した部材であることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  4. 請求項3記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース本体は上端を開口させた有底形状をなしていて上記装置本体を上記開口を介して出し入れできるように構成されていることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  5. 請求項3又は請求項4記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース蓋体は上記加熱式たばこ装置の蓋に両面テープで固定されていることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース側開蓋操作部材の操作部が上記ケース本体の外周面より内側に配置されることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  7. 請求項6記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース側開蓋操作部材の操作部と上記ケース本体の外周面との距離は0.1mm以上であることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  8. 請求項1〜請求項7の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース側開蓋操作部材には上記装置側開蓋操作部材を押圧操作する押圧部が設けられていて、
    上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間には隙間が存在していることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  9. 請求項8記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記押圧部と上記装置側開蓋操作部材との間の距離は0.2mm以上であることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
  10. 請求項1〜請求項9の何れかに記載の加熱式たばこ装置用ケースにおいて、
    上記ケース本体と上記装置本体の間には弾性部材が介挿されていることを特徴とする加熱式たばこ装置用ケース。
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