JP2022530129A - マウスピースが移動可能に取り付けられたエアロゾル発生装置 - Google Patents

マウスピースが移動可能に取り付けられたエアロゾル発生装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、本体およびマウスピースを備える、エアロゾル発生装置に関する。本体は、エアロゾル形成基体を受容するための加熱チャンバーを備える。マウスピースは、本体に移動可能に接続されている。マウスピースは、第一の位置と第二の位置との間の第一の運動において本体に対して移動可能なように構成されている。第一の位置は、エアロゾル発生装置の動作位置である。第二の位置では、加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出する。マウスピースは、第二の位置と第三の位置との間の第二の運動において本体に対して移動可能なように構成されている。第二の位置から第三の位置へのマウスピースの第二の運動は、事象をトリガするように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明はエアロゾル発生装置に関する。
吸入可能なベイパーを発生するためのエアロゾル発生装置を提供することは既知である。かかるエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を燃焼することなく、エアロゾル形成基体を加熱し得る。こうしたエアロゾル形成基体は、エアロゾル発生物品の一部として提供されてもよい。こうしたエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように配列され得る。エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生装置の加熱チャンバーの中にエアロゾル発生物品を挿入するためにロッド形状を有してもよい。発熱体は、エアロゾル発生物品がエアロゾル発生装置の加熱チャンバー内に受容されたときにエアロゾル形成基体を加熱するために、加熱チャンバーの中または周りに配列され得る。通常、エアロゾル形成基体は、発熱体によって気化され、その後エアロゾルが形成される。エアロゾル発生装置は、マウスピースを備えてもよい。ユーザーは、マウスピースを通して、発生したエアロゾルを吸入し得る。マウスピースは、加熱チャンバーの近位端に配列され得る。エアロゾル発生物品の使用後に、加熱チャンバーからエアロゾル発生物品を取り出すことは困難な場合がある。例えば、加熱チャンバーを洗浄するため、または発熱体など、加熱チャンバーの一つ以上の構成要素の交換もしくは修理のために、加熱チャンバーにアクセスすることが概して困難な場合もある。
エアロゾル発生物品の排出が改善されたエアロゾル発生装置を有することが望ましいであろう。加熱チャンバーへのアクセスが改善されたエアロゾル発生装置を有することが望ましいであろう。加熱チャンバーの洗浄が改善されたエアロゾル発生装置を有することが望ましいであろう。加熱チャンバー以外のエアロゾル発生装置の一つ以上の要素へのアクセスが改善されたエアロゾル発生装置を有することが望ましいであろう。
本発明の一態様によれば、エアロゾル発生装置が提供される。エアロゾル発生装置は、本体を備え得る。エアロゾル発生装置は、マウスピースを備えてもよい。本体は、エアロゾル形成基体を受容するための加熱チャンバーを備え得る。マウスピースは、本体に移動可能に接続され得る。マウスピースは、本体に対して移動可能なように構成され得る。マウスピースは、第一の位置と第二の位置との間の第一の運動において本体に対して移動可能なように構成され得る。第一の位置は、エアロゾル発生装置の動作位置であってもよい。第二の位置では、加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出し得る。第一の位置から第二の位置へのマウスピースの第一の運動は、事象をトリガするように構成され得る。マウスピースは、第二の運動において本体に対して移動可能なように構成され得る。第二の運動は、第二の位置と第三の位置との間であってもよい。いくつかの実施形態では、第三の位置は、第一の位置と同じ位置であってもよい。第二の位置から第三の位置へのマウスピースの第二の運動は、事象をトリガするように構成され得る。
本発明の一態様によれば、本体およびマウスピースを備える、エアロゾル発生装置が提供される。本体は、エアロゾル形成基体を受容するための加熱チャンバーを備える。マウスピースは、本体に移動可能に接続されている。マウスピースは、第一の位置と第二の位置との間の第一の運動において本体に対して移動可能なように構成されている。第一の位置は、エアロゾル発生装置の動作位置である。第二の位置では、加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出する。マウスピースは、第二の位置と第三の位置との間の第二の運動において本体に対して移動可能なように構成されている。第二の位置から第三の位置へのマウスピースの第二の運動は、事象をトリガするように構成されている。
いくつかの実施形態では、第一の運動は、任意選択で、事象をトリガするように構成され得る。
いくつかの実施形態では、第三の位置は、第一の位置と同じ位置であってもよい。
第二の位置で加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることにより、加熱チャンバーへのアクセスを可能にすることができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることにより、使用後に、加熱チャンバーからのエアロゾル発生物品の取り外しを容易にすることができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることにより、使用前に、加熱チャンバーへのエアロゾル発生物品の挿入を容易にすることができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることにより、使用後に、使用済みまたは少なくとも部分的に使用済みのエアロゾル発生物品の交換を容易にすることができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることにより、加熱チャンバー内に配置された発熱体へのアクセスを可能にすることができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることは、加熱チャンバーに対して開口部を露出させることによって実現され得る。加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出しているときに、エアロゾル形成基体、およびエアロゾル形成基体を備えるエアロゾル発生物品のうちの一方または両方を、加熱チャンバー内に受容することができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることにより、エアロゾル形成基体およびエアロゾル発生物品のうちの一方または両方へのアクセスを可能にすることができる。典型的には、エアロゾル形成基体またはエアロゾル発生物品は、マウスピースの第二の位置での使用後に、加熱チャンバーから取り外され得るか、または排出され得る。マウスピースの第二の位置では、加熱チャンバーの少なくとも一つの側面が完全に露出し得る。
第二の位置で加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることに加えて、マウスピースが第二の位置から第三の位置へと移動するマウスピースの第二の運動によって、事象がトリガされる。したがって、マウスピースの運動を利用することにより、二つの機能、すなわち、加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させる機能、および事象をトリガする機能、を可能にすることができる。第一および第二の運動は、別個の運動である。
本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」は、エアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを発生する装置に関する。エアロゾル形成基体はエアロゾル発生物品の一部であってもよい。例えば、エアロゾル形成基体は、喫煙物品の一部であってもよい。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを発生させる喫煙装置であってもよい。発生したエアロゾルは、ユーザーの口を通ってユーザーの肺の中に直接吸入可能なエアロゾルであってもよい。エアロゾル発生装置はホルダーであってもよい。エアロゾル発生装置は、電気加熱式の装置であってもよい。エアロゾル発生装置は、電気加熱式の喫煙装置であってもよい。エアロゾル発生装置は、ハウジングを備え得る。エアロゾル発生装置は電気回路を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、電源を備え得る。エアロゾル発生装置は、加熱チャンバーを備え得る。エアロゾル発生装置は、発熱体を備え得る。電気回路、電源、加熱チャンバー、および発熱体は、エアロゾル発生装置の本体内に配列されていることが好ましい。エアロゾル発生装置は、液体エアロゾル形成基体を保存するための液体貯蔵部分を備え得る。本開示において加熱チャンバーへのアクセスが説明される場合、このアクセスは、代替的に、液体貯蔵部分へのアクセスを指す場合がある。液体貯蔵部分へのアクセスを容易にする際に、液体貯蔵部分内に新しい液体エアロゾル形成基体を提供することができる。
本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体を含む物品を指す。例えば、エアロゾル発生物品は、ユーザーの口を通ってユーザーの肺の中に直接吸入可能なエアロゾルを発生する喫煙物品であってもよい。エアロゾル発生物品は、使い捨てであってもよい。たばこを含むエアロゾル形成基体を備える喫煙物品は、たばこスティックと呼ばれ得る。
エアロゾル発生物品は、実質的に円筒状であってもよい。エアロゾル発生物品は実質的に細長くてもよい。エアロゾル発生物品は、長さと、その長さに対して実質的に直角を成す円周とを有してもよい。エアロゾル形成基体は実質的に円筒状の形状であってもよい。エアロゾル形成基体は実質的に細長くてもよい。エアロゾル形成基体はまた、長さと、その長さに対して実質的に直角を成す円周とを有してもよい。
エアロゾル発生物品は、およそ30mm~およそ100mmの全長を有してもよい。エアロゾル発生物品は、およそ5mm~およそ12mmの外径を有してもよい。エアロゾル発生物品はフィルタープラグを備えてもよい。フィルタープラグは、エアロゾル発生物品の下流端に位置してもよい。フィルタープラグは、セルロースアセテートフィルタープラグであってもよい。一つの態様では、フィルタープラグは、およそ7mmの長さであるが、およそ5mm~およそ10mmの長さを有してもよい。
一つの態様では、エアロゾル発生物品は、およそ45mmの全長を有する。エアロゾル発生物品は、およそ7.2mmの外径を有してもよい。さらに、エアロゾル形成基体は、およそ10mmの長さを有してもよい。代替的に、エアロゾル形成基体は、およそ12mmの長さを有してもよい。さらに、エアロゾル形成基体の直径は、およそ5mm~およそ12mmであってもよい。エアロゾル発生物品は外側紙ラッパーを備えてもよい。さらに、エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体とフィルタープラグの間に分離部を備えてもよい。分離部は、およそ18mmであってもよいが、およそ5mm~およそ25mmの範囲であってもよい。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有する基体に関する。こうした揮発性化合物は、エアロゾル形成基体を加熱することによって放出されてもよい。エアロゾル形成基体は好都合なことに、エアロゾル発生物品または喫煙物品の一部であってもよい。
エアロゾル形成基体は固体エアロゾル形成基体であってもよい。代替的に、エアロゾル形成基体は固体構成要素と液体構成要素の両方を備えてもよい。エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。代替的に、エアロゾル形成基体は非たばこ材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、高密度で安定したエアロゾルの形成を容易にするエアロゾル形成体をさらに含んでもよい。適切なエアロゾル形成体の例は、グリセリンおよびプロピレングリコールである。
エアロゾル形成基体が固体エアロゾル形成基体である場合、固体エアロゾル形成基体は、薬草の葉、たばこ葉、たばこの茎の断片、再構成たばこ、均質化したたばこ、押出成形たばこ、キャストリーフたばこ、および膨化たばこのうちの一つ以上を含有する、例えば粉末、顆粒、ペレット、断片、スパゲッティ、細片、またはシートのうちの一つ以上を含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、ばらの形態であってもよく、または適切な容器またはカートリッジで提供されてもよい。任意選択で、固体エアロゾル形成基体は、基体の加熱に伴い放出される追加的なたばこまたは非たばこ揮発性風味化合物を含有してもよい。固体エアロゾル形成基体はまた、例えば追加的なたばこまたは非たばこ揮発性風味化合物を含むカプセルも含有してもよく、こうしたカプセルは固体エアロゾル形成基体の加熱中に溶けてもよい。
本明細書で使用される「均質化したたばこ」は、粒子状たばこを凝集することによって形成された材料を指す。均質化したたばこは、シートの形態であってもよい。均質化したたばこ材料は、乾燥重量基準で5%超のエアロゾル形成体含有量を有してもよい。代替的に、均質化したたばこ材料は、乾燥重量基準で5~30重量%のエアロゾル形成体含有量を有してもよい。均質化したたばこ材料のシートは、たばこ葉の葉身およびたばこ葉の茎のうちの一方または両方を粉砕することによって、または別の方法で組み合わせることによって得られた粒子状たばこを凝集することによって形成されてもよい。代替的に、または追加的に、均質化したたばこ材料のシートは、例えばたばこの処理、取り扱い、および発送中に形成されたたばこダスト、たばこの微粉、およびその他の粒子状たばこ副産物のうちの一つ以上を含んでもよい。均質化したたばこ材料シートは、粒子状たばこの凝集を助けるために、一つ以上の本来備わっている結合剤(すなわち、たばこ内在性結合剤)、一つ以上の外来的な結合剤(すなわち、たばこ外来性結合剤)、またはこれらの組み合わせを含んでもよいが、代替的に、または追加的に、均質化したたばこ材料シートは、たばこおよび非たばこ繊維、エアロゾル形成体、湿潤剤、可塑剤、風味剤、充填材、水性および非水性の溶剤、ならびにこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されないその他の添加物を含んでもよい。
任意選択で、固体エアロゾル形成基体は、熱的に安定な担体上に提供されてもよく、またはその中に包埋されてもよい。担体は、粉末、顆粒、ペレット、断片、スパゲッティ、細片またはシートの形態を取ってもよい。代替的に、担体は、その内表面上、またはその外表面上、またはその内表面と外表面の両方の上に堆積された固体基体の薄い層を有する、管状の担体であってもよい。こうした管状の担体は、例えば紙、または紙様の材料、不織布炭素繊維マット、低質量の目の粗いメッシュ金属スクリーン、もしくは穿孔された金属箔、または任意の他の熱的に安定した高分子マトリクスで形成されてもよい。
特に好ましい態様では、エアロゾル形成基体は、均質化したたばこ材料の捲縮したシートの集合体を含む。本明細書で使用される「捲縮したシート」という用語は、複数の実質的に平行な隆起または波形を有するシートを意味する。エアロゾル発生物品が組み立てられたとき、実質的に平行な隆起または波形は、エアロゾル発生物品の長軸方向軸に沿って、またはこれと平行に延びることが好ましい。これは有利なことに、均質化したたばこ材料の捲縮したシートを集合してエアロゾル形成基体を形成するのを容易にする。しかし、当然のことながら、エアロゾル発生物品に含めるための均質化したたばこ材料の捲縮したシートは代替的に、または追加的に、エアロゾル発生物品が組み立てられたときに、エアロゾル発生物品の長軸方向軸に鋭角または鈍角で配置されている複数の実質的に平行な隆起またはコルゲーションを有してもよい。ある特定の態様では、エアロゾル形成基体は、実質的に表面全体にわたって実質的に均等にテクスチャ加工された均質化したたばこ材料のシートの集合体を含み得る。例えば、エアロゾル形成基体は、シートの幅にわたって実質的に均等に離隔している複数の実質的に平行な隆起または波形を含む均質化したたばこ材料の捲縮したシートの集合体を含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体は、例えばシート、発泡体、ゲル、またはスラリーの形態で担体の表面上に堆積されてもよい。固体エアロゾル形成基体は担体の表面全体の上に堆積されてもよく、代替的に、使用中に不均一な風味送達を提供するためのパターンで堆積されてもよい。
エアロゾル形成基体は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有する基体である。揮発性化合物はエアロゾル形成基体の加熱によって放出されてもよい。エアロゾル形成基体は植物由来材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体はたばこを含んでもよい。エアロゾル形成基体は、加熱に伴いエアロゾル形成基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。代替的に、エアロゾル形成基体は非たばこ含有材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、均質化した植物由来材料を含んでいてもよい。
エアロゾル形成基体は、少なくとも一つのエアロゾル形成体を含んでいてもよい。エアロゾル形成体は、使用時に高密度の安定したエアロゾルの形成を容易にし、かつシステムの動作温度にて熱分解に対して実質的に抵抗性である任意の適切な周知の化合物または化合物の混合物である。適切なエアロゾル形成体は当業界で周知であり、これには多価アルコール(トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノアセテート、ジアセテート、またはトリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸、またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチル、テトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられるが、これらに限定されない。エアロゾル形成体は、多価アルコールまたはその混合物(トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオールおよびグリセリンなど)であってもよい。エアロゾル形成体はプロピレングリコールであってもよい。エアロゾル形成体は、グリセリンとプロピレングリコールの両方を含んでもよい。
エアロゾル形成基体はまた、液体状で提供されてもよい。液体エアロゾル形成基体は、その他の添加物および成分(風味剤など)を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は、水、溶媒、エタノール、植物抽出物、および天然風味または人工風味を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は、ニコチンを含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は、約0.5%~約10%(例えば、約2%)のニコチン濃度を有してもよい。液体エアロゾル形成基体は、エアロゾル発生物品の液体貯蔵部分内に含まれてもよく、その場合、エアロゾル発生物品はカートリッジとして表示されてもよい。
エアロゾル発生装置は電気回路を備えてもよい。電気回路はマイクロプロセッサを備えてもよく、これはプログラム可能マイクロプロセッサであってもよい。マイクロプロセッサはコントローラの一部であってもよい。電気回路はさらなる電子構成要素を備えてもよい。電気回路は発熱体への電力供給を調節するよう構成され得る。電力はエアロゾル発生装置の起動に続いて発熱体へと連続的に供給されてもよく、または毎回の吸煙ごとなどのように、断続的に供給されてもよい。電力は、電流パルスの形態で発熱体に供給され得る。電気回路は発熱体の電気抵抗をモニターするように、かつ発熱体の電気抵抗に応じて、発熱体への電力供給を制御するように構成されていることが好ましい。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置の本体内に電源(典型的に電池)を備えてもよい。一つの態様では、電源はリチウムイオン電池である。代替的に、電源は、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、またはリチウム系電池(例えば、リチウムコバルト電池、リチウム鉄リン酸塩電池、チタン酸リチウム、またはリチウムポリマー電池)であってもよい。代替として、電源は、コンデンサーなどの別の形態の電荷蓄積装置であってもよい。電源は再充電を必要とする場合があり、また一回以上の使用体験のために十分なエネルギーの蓄積を可能にする容量を有してもよい。例えば、電源は約6分間、または6分の倍数の時間にわたってエアロゾルを連続的に発生するのに十分な容量を有してもよい。別の実施例では、電源は、所定の吸煙回数または発熱体の不連続的な起動を提供するために十分な容量を有してもよい。
本開示の全ての態様で、発熱体は電気抵抗性の材料を含み得る。適切な電気抵抗性材料としては、ドープされたセラミックなどの半導体、「導電性」のセラミック(例えば、二ケイ化モリブデンなど)、炭素、黒鉛、金属、合金、およびセラミック材料と金属材料とでできた複合材料が挙げられるが、これらに限定されない。こうした複合材料は、ドープされたセラミックまたはドープされていないセラミックを含んでもよい。適切なドープされたセラミックの例としては、ドープ炭化ケイ素が挙げられる。適切な金属の例としては、チタン、ジルコニウム、タンタル白金、金、銀が挙げられる。適切な金属合金の例としては、ステンレス鋼、ニッケル含有、コバルト含有、クロム含有、アルミニウム含有、チタン含有、ジルコニウム含有、ハフニウム含有、ニオブ含有、モリブデン含有、タンタル含有、タングステン含有、スズ含有、ガリウム含有、マンガン含有、金含有、および鉄含有合金、ならびにニッケル、鉄、コバルト、ステンレス鋼系の超合金、Timetal(登録商標)、ならびに鉄-マンガン-アルミニウム系合金が挙げられる。複合材料において、電気抵抗性材料は、必要とされるエネルギー伝達の動態学および外部の物理化学的特性に応じて任意選択で、断熱材料中に包埋、断熱材料中に封入、もしくは断熱材料で被覆されてもよく、またはその逆も可である。
発熱体は、エアロゾル発生装置の一部であってもよい。エアロゾル発生装置は、内部発熱体もしくは外部発熱体、または内部発熱体および外部発熱体の両方を備えることができ、ここで「内部」および「外部」は、エアロゾル形成基体についてである。内部発熱体は任意の適切な形態を取ってもよい。例えば、内部発熱体は加熱ブレードの形態を取ってもよい。代替的に、内部ヒーターは、異なる導電性部分または電気抵抗性の金属チューブを有するケーシングまたは基体の形態を取ってもよい。代替的に、内部発熱体は、エアロゾル形成基体の中心を通り抜ける一つ以上の加熱針またはロッドであってもよい。その他の代替としては、加熱ワイヤーまたはフィラメント、例えばNi-Cr(ニッケルクロム)、白金、タングステン、または合金ワイヤーもしくは加熱プレートが挙げられる。任意選択で、内部発熱体は剛直な担体材料の中またはこの材料上に配置されてもよい。一つのかかる態様では、電気抵抗性のある発熱体は、温度と抵抗率との間の定義された関係を有する金属を使用して形成され得る。こうした例示的な装置において、金属は、セラミック材料などの適切な断熱材料上にトラックとして形成され、その後ガラスなどの別の断熱材料中に挟まれてもよい。この様態で形成されたヒーターは動作中に、発熱体の加熱と、その温度のモニターの両方に使用されてもよい。
外部発熱体は任意の適切な形態を取ってもよい。例えば、外部発熱体は、ポリイミドなどの誘電性基板上の一つ以上の可撓性の加熱箔の形態を取ってもよい。可撓性の加熱箔は、基体受容空洞の周辺部に適合する形状にすることができる。代替的に、外部発熱体は、金属のグリッド(複数可)、可撓性プリント基板、成形回路部品(MID)、セラミックヒーター、可撓性炭素繊維ヒーターの形態を取ってもよく、または適切な形状の基体上にプラズマ蒸着などの被覆技法を使用して形成されてもよい。外部発熱体はまた、温度と抵抗率の間の明確な関係を有する金属を使用して形成されてもよい。こうした例示的な装置において、金属は適切な断熱材料の二つの層の間のトラックとして形成されてもよい。この様態で形成された外部発熱体は動作中に、外部発熱体の加熱と、外部発熱体の温度のモニターの両方に使用されてもよい。
内部発熱体または外部発熱体は、熱を吸収および貯蔵し、そしてその後、エアロゾル形成基体に熱を経時的に放出する能力を有する材料を含む、ヒートシンクまたは蓄熱体を備えてもよい。ヒートシンクは、適切な金属またはセラミック材料など、任意の適切な材料で形成されてもよい。一つの態様では、材料は、高い熱容量(顕熱貯蔵材料)を有するか、または熱を吸収し、その後可逆的なプロセス(高温相変化など)によって熱を放出する能力を有する材料である。適切な顕熱貯蔵材料としては、シリカゲル、アルミナ、炭素、ガラスマット、ガラス繊維、鉱物、金属または合金(アルミニウム、銀、または鉛など)、およびセルロース系材料(紙など)が挙げられる。可逆的な相変化によって熱を放出するその他の適切な材料としては、パラフィン、酢酸ナトリウム、ナフタレン、ろう、ポリエチレンオキシド、金属、金属塩、共晶塩の混合物、または合金が挙げられる。ヒートシンクまたは蓄熱体は、エアロゾル形成基体と直接的に接触し、かつ保存した熱を基体に直接的に伝達できるように配列されてもよい。代替的に、ヒートシンクまたは蓄熱体の中に貯蔵された熱は、金属チューブなどの熱導体によってエアロゾル形成基体に伝達されてもよい。
発熱体は有利なことに、伝導によってエアロゾル形成基体を加熱する。発熱体は基体、または基体が配置されている担体と、少なくとも部分的に接触してもよい。代替的に、内部発熱体または外部発熱体のいずれかからの熱は、熱伝導性要素によって基体に伝導されてもよい。
動作中、エアロゾル形成基体は、エアロゾル発生装置内に完全に包含されてもよい。その場合、ユーザーはエアロゾル発生装置のマウスピースを吸煙してもよい。
マウスピースは、任意の周知の接続手段によって本体に取り外し可能に接続され得る。マウスピースは、ヒンジによって本体と接続されていることが好ましい。
マウスピースが第二の位置にあるとき、装置は、加熱チャンバーへのアクセスを容易にするように構成され得る。マウスピースの第二の位置では、エアロゾル発生物品を、加熱チャンバーに挿入することができるか、または加熱チャンバーから取り外すことができる。
マウスピースが第二の位置にあるとき、装置は、加熱チャンバーの洗浄を容易にするように構成され得る。マウスピースの第二の位置では、発熱体を洗浄するために、加熱チャンバー内に配列された発熱体へのアクセスを可能にすることができる。発熱体は、ブラシなどの洗浄用具を加熱チャンバーに挿入することによって手動で洗浄することができる。使用済みエアロゾル発生物品を取り外した後に、発熱体へのアクセスを容易にすることができることが好ましい。使用済みエアロゾル発生物品を取り外した後、ユーザーは、発熱体を手動で洗浄し、その後、新しいエアロゾル発生物品を加熱チャンバーに挿入することができる。代替的にまたはさらに、発熱体および加熱チャンバーのうちの一つ以上を、マウスピースの第一の運動の間に自動的に洗浄することができる。エアロゾル発生装置は、発熱体、および加熱チャンバーの内壁のうちの一つ以上から、望まれない成分を掻き取るように構成されている、掻き取り要素などの洗浄要素を備え得ることが好ましい。洗浄要素は、マウスピースの第一の運動が洗浄要素を移動させるように、マウスピースと機械的に接続されていることが好ましい。代替的に、洗浄要素は、例えば、リニアモータによって電気的に作動され得る。洗浄要素は、発熱体および加熱チャンバーのうちの一つ以上の形状に適合した形状を有し得る。洗浄要素は、加熱チャンバーの内壁と接触する円形形状を有し得る。洗浄要素は、加熱チャンバーの長軸方向軸に沿って移動するように構成され得る。
マウスピースが第二の位置にあるとき、装置は、エアロゾル発生装置に関する情報の表示を容易にするように構成され得る。情報の表示は、情報の光学的または触覚的な表示であってもよい。情報には、エアロゾル発生物品の枯渇状態が含まれ得る。情報を表示するためのディスプレイが提供され得る。ディスプレイは、エアロゾル発生装置の外側に配列され得る。ディスプレイは、エアロゾル発生装置の本体の外側に配列され得る。代替的にまたはさらに、情報を表示するために二次装置を利用することができる。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置と二次装置との間の情報伝達を可能にする通信インターフェースを備え得る。二次装置は、スマートフォンまたはタブレットなどのモバイル装置であってもよい。表示される情報には、洗浄動作の状態、残りの吸煙回数、および加熱チャンバー内の温度などの異なるパラメータが含まれ得る。
マウスピースが第二の位置にあるとき、装置は、加熱チャンバーから離れたエアロゾル発生装置の要素へのアクセスを容易にするように構成され得る。エアロゾル発生装置の電源へのアクセスを容易にすることができる。これにより、電源を再充電すること、または電源の交換もしくは修理が可能となる場合がある。マウスピースの第二の位置においてエアロゾル発生装置の要素にアクセスするための開口部を提供することができる。
マウスピースが第二の位置にあるとき、装置は、加熱チャンバーへのアクセス、加熱チャンバーの洗浄、エアロゾル発生装置に関する情報の表示、および加熱チャンバーから離れたエアロゾル発生装置の要素へのアクセスのうちの一つ以上を容易にするように構成され得る。さらなる要素へのアクセスは、加熱チャンバーを通して容易にされ得る。さらなる要素へのアクセスは、加熱チャンバーから、好ましくはエアロゾル発生装置の側面から離れたさらなる開口部を通して容易にされ得る。
エアロゾル発生装置は、貯蔵容器を備え得る。貯蔵容器は、新しいエアロゾル発生物品を保持するように構成され得る。貯蔵容器は、加熱チャンバーの近くに配列され得る。貯蔵容器は、エアロゾル発生装置の同じ側面に配列され得る。貯蔵容器は、エアロゾル発生物品が貯蔵容器内に収容され得るような形状を有し得る。貯蔵容器を利用して、加熱チャンバー内のエアロゾル発生物品の使用後に、新しいエアロゾル発生物品を取り出すことができる。マウスピースの第二の位置では、加熱チャンバーおよび貯蔵容器へのアクセスを容易にすることができる。ユーザーは、加熱チャンバーから使用済みエアロゾル発生物品を取り外し、貯蔵容器から新しいエアロゾル発生物品を加熱チャンバー内に置くことができる。さらに、ユーザーは、さらなる新しいエアロゾル発生物品を貯蔵容器内に置くことができる。
第一の運動によって、エアロゾル発生物品を、加熱チャンバーから少なくとも部分的に排出することができる。この目的のために、エアロゾル発生装置は、排出機構を備え得る。排出機構は、機械的な排出機構であっても、電気的な排出機構であってもよい。マウスピースの第二の位置では、エアロゾル発生物品を、加熱チャンバーから少なくとも部分的に排出することができる。使用済みエアロゾル発生物品を少なくとも部分的に排出することにより、ユーザーによるエアロゾル発生物品の把持および取り外しを簡略化することができる。代替的にまたはさらに、貯蔵容器内に位置付けられた新しいエアロゾル発生物品を、第一の運動によって少なくとも部分的に排出することができる。マウスピースの第二の位置では、新しいエアロゾル発生物品を、貯蔵容器から少なくとも部分的に排出することができる。貯蔵容器から新しいエアロゾル発生物品を少なくとも部分的に排出するために、同じまたはさらなる排出機構を利用することができる。排出機構は、本明細書に記載の洗浄要素を包含するように構成され得る。排出機構は、二重機能を有することが好ましい。第一の機能は、使用済みエアロゾル発生物品のうちの一つ以上を加熱チャンバーから、および新しいエアロゾル発生物品を貯蔵容器から、少なくとも部分的に排出することであってもよい。第二の機能は、発熱体および加熱チャンバーのうちの一つ以上を少なくとも部分的に洗浄するように、洗浄要素を移動させることであってもよい。
第一の位置では、マウスピースは、加熱チャンバーを閉じることができる。マウスピースは、空気出口を除いて加熱チャンバーを閉じることができる。空気出口は、エアロゾルが、空気出口を通り、そしてユーザーの口に向かってマウスピースを通って流れるように利用され得る。したがって、第一の位置は、動作位置であってもよい。
マウスピースは、装置の近位端に配列され得る。マウスピースの代わりに、カバーフラップ、ハンドル、またはキャップを、本体に移動可能に取り付けることができる。本明細書で使用される場合、「上流」、「下流」、「近位」、および「遠位」という用語は、使用中にユーザーがエアロゾル発生装置を吸う方向に対する、エアロゾル発生装置の構成要素または構成要素の部分の相対的な位置を説明するために使用される。
使用時に、発生したエアロゾルが、ユーザーに向かってマウスピースを通ってエアロゾル発生装置から出る場合がある。マウスピースは、近位端とも称され得る。使用時に、ユーザーは、エアロゾル発生装置によって発生したエアロゾルを吸入するために、エアロゾル発生装置の近位端またはマウスピースを吸うことができる。エアロゾル発生装置は、近位端またはマウスピースに対向する遠位端を備える。エアロゾル発生装置の近位端またはマウスピースは、下流端とも称され得、エアロゾル発生装置の遠位端は、上流端とも称され得る。エアロゾル発生装置の構成要素または構成要素の部分は、エアロゾル発生装置の近位端、下流端、またはマウスピースと、遠位端または上流端との間のこれらの構成要素または構成要素の部分の相対的な位置に基づいて、互いに上流または下流にあるものとして説明され得る。
マウスピースは、マウスピースの第一の運動がマウスピースの第二の運動の前に行われるように構成され得る。マウスピースは、第一および第二の運動が同時に行われ得るように構成され得る。
終了時にマウスピースが第二の位置に位置付けられる第一の運動によって可能になる機能に加えて、マウスピースは、終了時にマウスピースが第三の位置に位置付けられる第二の運動によって、または第二の運動の後に事象をトリガするように構成されている。
事象には、使用済みエアロゾル発生物品の少なくとも部分的な排出が含まれ得る。特に、加熱チャンバーへのアクセスがマウスピースの第二の位置で可能になる場合、使用済みエアロゾル発生物品の少なくとも部分的な排出がマウスピースの第二の運動によって容易になることが好ましい。事象には、使用済みエアロゾル発生物品の完全な排出が含まれ得る。このようにして、エアロゾル発生物品の取り外しを簡略化することができる。
使用済みエアロゾル発生物品を少なくとも部分的に排出するために、本明細書に記載の排出機構を利用することができる。排出機構は、機械的な排出機構として構成され得る。代替的に、排出機構は、電気的な排出機構として構成され得る。エアロゾル発生装置は、マウスピースの第一の運動およびマウスピースの第二の運動のうちの一方または両方を、エアロゾル発生装置の一つ以上の構成要素、特に排出機構の直線的な運動に変換するための機械的な手段を備え得る。直線的な運動は、並進運動とも称され得る。排出機構は、エアロゾル発生装置の長軸方向軸に沿って、または長軸方向軸と平行に移動するように構成され得る。
事象には、発熱体の少なくとも部分的な排出が含まれ得る。発熱体を部分的に排出することにより、エアロゾル発生物品の取り外し、発熱体の洗浄、発熱体の修理、および発熱体の交換のうちの一つ以上を簡略化することができる。発熱体を少なくとも部分的に排出することを、本明細書に記載の排出機構によって容易にすることができる。使用済みエアロゾル発生物品を少なくとも部分的に排出すると共に、発熱体を少なくとも部分的に排出することができることが好ましい。
事象には、加熱チャンバーの少なくとも部分的な排出が含まれ得る。加熱チャンバーを部分的に排出することにより、エアロゾル発生物品の取り外し、加熱チャンバーの洗浄、加熱チャンバーの修理、および加熱チャンバーの交換のうちの一つ以上を簡略化することができる。加熱チャンバーを少なくとも部分的に排出することを、本明細書に記載の排出機構によって容易にすることができる。発熱体および使用済みエアロゾル発生物品を少なくとも部分的に排出すると共に、加熱チャンバーを少なくとも部分的に排出することができることが好ましい。
事象には、加熱チャンバーの洗浄サイクルの開始が含まれ得る。この態様は、第三の位置が第一の位置と同一である場合に特に好ましい。言い換えれば、この態様は、マウスピースが第二の運動の間に第一の位置に戻る場合に特に好ましい。洗浄サイクルの間に、加熱チャンバーおよび発熱体のうちの一方または両方から、望まれない残留物を除去することができる。
事象には、加熱チャンバーの熱分解洗浄サイクルの開始が含まれ得る。この態様は、第三の位置が第一の位置と同一である場合に特に好ましい。マウスピースを再び第一の位置に置いた後に、熱分解を可能にすることができる。エアロゾル発生装置の動作後、エアロゾル発生基体からの望まれない残留物が、加熱チャンバー内、もしくは発熱体上、またはこれらの両方に留まる場合がある。望まれない残留物は、有機化合物を含み得るか、または有機化合物からなり得る。有機化合物の熱遊離は、熱分解によって行われ得る。熱分解は、化学化合物が熱の作用により分解するプロセスである。有機化合物は、概して、熱分解して、発熱体から離れる方向に遊走し、発熱体を洗浄された状態のままにし得る、有機蒸気および液体を形成する。コントローラは、発熱体の温度が摂氏約375度の第一の温度に上昇され得る第一の熱サイクルを通して発熱体を作動させるようにプログラムされ得る。これにより、発熱体に近接して配置されたエアロゾル形成基体からのエアロゾルの形成を可能にすることができる。コントローラは、発熱体の温度が約30秒の期間にわたって摂氏約550度の第二の温度に上昇され得る第二の熱サイクルを通して発熱体を作動させるようにさらにプログラムされ得る。これにより、発熱体または加熱チャンバー上に配置された有機材料が分解または熱分解することを可能にすることができる。
事象には、ユーザーインターフェース上に、本明細書に記載の一つ以上の情報を出力するためのコントローラからの信号の開始が含まれ得る。
事象には、使用済み消耗品の少なくとも部分的な排出、加熱チャンバーの発熱体の少なくとも部分的な排出、加熱チャンバーの少なくとも部分的な排出、加熱チャンバーの洗浄サイクルの開始、加熱チャンバーの熱分解洗浄サイクルの開始、およびユーザーインターフェース上に一つ以上の情報を出力するためのコントローラからの信号の開始のうちの一つ以上、特にこれらのうちの複数が含まれ得る。
第二の位置は、第一の位置と第三の位置との間の中間位置であってもよい。いくつかの態様では、第三の位置は、第一の位置と同じであってもよい。典型的には、第一の運動は、加熱チャンバーへのアクセスを可能にするように、180度にわたるマウスピースの枢動運動であってもよい。第二の運動は、別の180度にわたるマウスピースの枢動運動の続きであってもよい。同じ方向における第一の運動と第二の運動の後の枢動運動の合計は、360度の全回転であってもよい。代替的に、反対の枢動運動が、0度の総正味回転に対して第二の運動中に容易になる場合がある。結果として、マウスピースは、第一および第三の位置の両方では加熱チャンバーを閉じるように構成され得、第二の位置では加熱チャンバーへのアクセスを可能にするように構成され得る。第三の位置では、熱分解洗浄を開始することができる。
マウスピースの二つの部分の運動によって、ユーザーは、運動に関する触覚フィードバックを有し得る。結果として、ユーザーは、マウスピースを見る必要なしに、マウスピースを移動させ、マウスピースの位置、ひいては、現在の機能を識別することができる。第一の運動は第一の距離を網羅し得、第二の運動は第二の距離を網羅し得る。二つの運動は、同じ方向であってもよい。エアロゾル発生装置は、マウスピースが第二の位置にあるときにユーザーが触覚フィードバックを経験するように、機械抵抗が第二の位置に作り出されるように構成され得る。
マウスピースは、本体に枢動可能に取り付けられ得る。本体とマウスピースとの間の枢動取り付け、ヒンジによって容易になる場合がある。マウスピースは、加熱チャンバーから離れる方向に枢動するように構成され得る。ユーザーは、親指などの指でマウスピースを開けることができる。マウスピースと本体との間の取り付けは、恒久的であってもよい。マウスピースは、本体の近位端の縁に取り付けられ得る。枢動取り付けにより、本体に対するマウスピースの枢動運動を可能にすることができる。枢動運動は、回転運動とも称され得る。
第一および第二の運動は、同じタイプの運動であってもよい。第一および第二の運動は、枢動運動であってもよい。運動を同じタイプによるものとして構成することによって、運動を実施することを簡略化することができる。二つの運動は、運動を区別するための異なる触覚特性を有し得る。典型的には、両方の運動は、機械抵抗を含み得る。第二の運動は、第一の運動よりも高い機械抵抗を有し得るか、またはその逆であってもよい。
代替的に、第一および第二の運動は、異なるタイプの運動であってもよい。典型的には、第一の運動は枢動運動であってもよく、第二の運動は直線的な運動であってもよく、またはその逆であってもよい。
第一および第二の運動の両方が、直線的な運動であってもよい。第一の運動は、加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させるように、エアロゾル発生装置の長軸方向軸と直角を成す摺動運動であってもよい。第二の運動は、加熱チャンバーから使用済みエアロゾル発生物品を少なくとも部分的に排出するように、エアロゾル発生装置の長軸方向軸に沿った、または長軸方向軸に対して横断する、摺動運動であってもよい。
マウスピースによって第二の位置において加熱チャンバーを部分的に露出させる代わりに、マウスピースとは異なる部分を移動させて、加熱チャンバーを部分的に露出させることができる。
第一の運動が枢動運動である場合、第一の位置のマウスピースと第二の位置のマウスピースとの間の角度は、90°であってもよい。このようにして、エアロゾル発生物品を取り外すため、および挿入するための、加熱チャンバーへのアクセスを容易にすることができる。第一の位置では、マウスピースは、水平位置に位置付けられ得る。第二の位置への回転後、マウスピースは、垂直位置に配列され得る。結果として、第一の運動は、水平位置から垂直位置への枢動運動であってもよい。
第二の運動が枢動運動である場合、第二の位置のマウスピースと、第三の位置のマウスピースとの間の角度は、90°であってもよい。第二の運動の間または後に、事象がトリガされる。第二の運動によって、マウスピースは、垂直位置から水平位置へと再び移動され得る。第一の運動と第二の運動とが一緒になって、マウスピースの180°の運動をもたらす場合がある。第三の位置では、マウスピースは、第一の位置に再び位置付けられ得る。代替的に、第三の位置で、マウスピースは、第一の位置に対して180°回転する。第三の位置では、マウスピースは、第一の位置と比較して完全にひっくり返されて開いていてもよい。
枢動運動は、枢動軸を中心としたマウスピースの運動を含み得る。枢動軸は、長軸方向軸であって、長軸方向軸が、エアロゾル発生装置の長軸方向の長さに沿った軸であり得る、長軸方向軸であってもよい。枢動軸は、横断軸であって、横断軸が、装置の長軸方向軸を横断し得る、横断軸であってもよい。枢動軸は、エアロゾル発生装置の中央長軸方向軸であってもよい。中央長軸方向軸は、エアロゾル発生装置の幾何学的中心または重心を通って走る。ヒンジは、長軸方向軸または中央長軸方向軸を中心とした、マウスピースの枢動運動を可能にするように、垂直配列で構成され得る。ヒンジは、横断軸を中心とした、マウスピースの枢動運動を可能にするように、水平配列で構成され得る。
マウスピースは、摺動要素を備え得る。第一の運動は枢動運動であってもよく、第二の運動は摺動運動であってもよく、またはその逆であってもよい。摺動運動は、直線的な運動であることが好ましい。結果として、異なるタイプの運動を組み合わせることができる。枢動運動により、加熱チャンバーから離れる方向にマウスピースを移動させて、加熱チャンバーへのアクセスを可能にすることができる。マウスピースの第二の運動としての摺動運動は、ユーザーによって容易に第一の運動とは区別され得る。
摺動運動を容易にするために、エアロゾル発生装置は、摺動要素を備え得る。摺動要素は、摺動シャフトを含み得る。マウスピースは、摺動シャフトに沿って摺動するように構成され得る。摺動シャフトは、エアロゾル発生装置の長軸方向軸または中央長軸方向軸に沿って、またはこれらの軸と平行に配列され得る。したがって、摺動要素は、垂直配列で構成され得る。代替的に、摺動要素は、横断軸に沿った、または横断軸と平行な摺動運動を可能にするように、水平配列で構成され得る。
マウスピースは、基部支持体を備え得る。基部支持体は、マウスピースが第一の位置にあるとき、加熱チャンバーの基部に配列され得る。摺動運動の間、基部支持体は、加熱チャンバーからエアロゾル発生物品を排出し得る。これに関して、基部支持体は、エアロゾル発生物品の上流、かつマウスピースの直線的な運動が同時にエアロゾル発生物品を移動させ得るように、エアロゾル発生物品と接触して配列され得る。第一の運動の間の枢動運動を容易にするために、マウスピースとエアロゾル発生装置の本体との間にヒンジを提供することができる。マウスピースは、第二の運動の間の後続の摺動運動を容易にするための摺動要素を備え得る。第一の運動が摺動運動として構成されている場合、摺動要素は、本体とマウスピースとの間に配列され、マウスピースが本体に摺動可能に取り付けられ得るように構成され得る。この場合、マウスピースは、第二の運動の間の枢動運動を可能にするように、ヒンジを備えることが好ましい。
摺動要素は、摺動運動を制限するためのストッパーを備え得る。
さらなる態様では、回転運動と直線的な運動とを組み合わせることができる。典型的には、マウスピースの回転により、発熱体を回転させて、加熱チャンバーの内側壁から、望まれない成分を掻き取ることをもたらし得る一方で、同時にマウスピースの直線的な運動を利用して加熱チャンバーにアクセスすることができる。この態様では、発熱体は、有利には、メッシュヒーター、好ましくは管状メッシュヒーターとして構成され、好ましくは加熱チャンバーの内側壁に隣接して配列され得る。
マウスピースは、第一の運動の機械的なエネルギーを使用することによって、第二の運動の間または第二の運動に応答して、事象をトリガするように構成され得る。この態様によれば、事象のトリガを容易にするために、電源からの電気的なエネルギーは必要とされない場合がある。第一の運動の機械的なエネルギーを使用することによって、事象が容易になることが好ましい。第二の運動の機械的なエネルギーを使用することによって、事象のトリガまたは事象自体を容易にすることができる。特に、事象に対して第二の運動の第一の運動のうちの一方または両方の機械的なエネルギーを使用するために、本明細書に記載の機械的な手段を利用することができる。装置は、マウスピースの枢動運動を、クランクシャフトに接続されたレバーロッドの直線的な運動に変換するため、マウスピースに接続されたクランクシャフトを備え得る。レバーロッドは、加熱チャンバーからのエアロゾル発生物品の排出を少なくとも部分的に容易にするように構成され得る。したがって、エアロゾル発生物品の排出が改善され得る。排出されたエアロゾル発生物品は、ユーザーによって容易に把持され、取り外され得る。レバーロッドによって、レバー作用を容易にして、エアロゾル発生物品の排出の程度を定義することができる。クランクシャフトにより、マウスピースから第三の位置への運動、好ましくは第一の位置に戻る運動の際に、新しいエアロゾル発生物品を下げて、加熱チャンバー内に戻すように、マウスピースの逆の運動を可能にすることができる。機械的な手段は、典型的には、クランクシャフトと、マウスピースの枢動運動を排出機構の直線的な運動に変換して、使用済みエアロゾル発生物品、貯蔵容器内の新しいエアロゾル発生物品、発熱体、および加熱チャンバーのうちの一つ以上を排出するためのレバーロッドと、を備え得る。
エアロゾル発生装置は、電源と、検知手段と、を備え得る。検知手段は、第一の運動および第二の運動のうちの一方または両方を検出するように構成され得る。エアロゾル発生装置は、電源の電気的なエネルギーを使用することによって事象をトリガするように構成され得る。動作は、電源の電気的なエネルギーを使用することによって簡略化され得る。特に、エアロゾル発生装置の快適な使用は、事象をトリガするために電源の電気的なエネルギーを使用することによって達成され得る。電源は、発熱体に電力供給するため、かつ同時に事象をトリガするために使用され得る。エアロゾル発生装置は、排出手段および機械的な手段のうちの一方または両方を移動させるようにコントローラによって制御される電気モータを備え得る。コントローラは、検知手段が第一の運動および第二の運動のうちの一方または両方を検出すると、電気モータの動作を制御するように構成され得る。
装置は、加熱チャンバーの内側の温度を測定するように構成された温度検知手段を備え得る。コントローラは、温度検知手段が、加熱チャンバー内の温度が所定の閾値を超えたことを検出した場合に、マウスピースの運動、好ましくは第一の運動を防止するように構成され得る。検知手段は、センサとして構成され得る。検知手段は、発熱体として構成することができ、発熱体の電気抵抗をコントローラによって測定および利用して、発熱体の温度を決定することができる。第一の運動を防止することにより、加熱チャンバーおよび結果としてマウスピースが熱すぎる場合に、ユーザーが、望まれない高い温度を経験することを防止することができる。運動の防止は、本明細書に記載の熱分解洗浄が利用される場合に有益である場合がある。これに関して、加熱チャンバーが、熱分解洗浄中に高い温度に加熱される場合がある。したがって、熱分解洗浄の間、および好ましくは熱分解洗浄完了後の所定の時間枠にわたって、マウスピースが移動するのを防止することができる。
本発明はまた、エアロゾル発生装置のマウスピースを移動させるための方法であって、
本明細書に記載のエアロゾル発生装置を提供することと、
第一の運動によってマウスピースを第一の位置から第二の位置へと移動させ、それによって、加熱チャンバーを少なくとも部分的に露出させることと、
第二の運動によってマウスピースを第二の位置から第三の位置へと移動させ、それによって、事象をトリガすることと、を含む、方法に関し得る。
本発明は、本明細書に記載のエアロゾル発生装置と、本明細書に記載のエアロゾル発生物品と、を備える、エアロゾル発生システムにさらに関し得る。
本発明は、エアロゾル発生装置にさらに関し得る。エアロゾル発生装置は、本体を備え得る。エアロゾル発生装置は、マウスピースを備えてもよい。本体は、エアロゾル形成基体を受容するための加熱チャンバーを備え得る。マウスピースは、本体に移動可能に接続され得る。マウスピースは、本体に対して移動可能なように構成され得る。マウスピースは、第一の位置と第二の位置との間の第一の運動において本体に対して移動可能なように構成され得る。第一の位置は、エアロゾル発生装置の動作位置であってもよい。第二の位置では、加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出し得る。第一の位置から第二の位置へのマウスピースの第一の運動は、本明細書に記載の事象をトリガするように構成され得る。第一の位置から第二の位置へのマウスピースの第一の運動は、本明細書に記載の電気的な事象をトリガするように構成され得る。第一の位置から第二の位置へのマウスピースの第一の運動は、本明細書に記載の熱分解、および本明細書に記載の発熱体への電源の停止のうちの一つ以上をトリガするように構成され得る。第一の位置から第二の位置へのマウスピースの第一の運動は、本明細書に記載の以下の事象のうちの一つ以上をトリガするように構成され得る。加熱チャンバーへのアクセス、加熱チャンバーの洗浄、エアロゾル発生装置に関する情報の表示、加熱チャンバーから離れたエアロゾル発生装置の要素へのアクセス、使用済みエアロゾル発生物品の少なくとも部分的な排出、加熱チャンバーの発熱体の少なくとも部分的な排出、加熱チャンバーの少なくとも部分的な排出、加熱チャンバーの洗浄サイクルの開始、加熱チャンバーの熱分解洗浄サイクルの開始、ユーザーインターフェース上に一つ以上の情報を出力するためのコントローラからの信号の開始。
本発明は、エアロゾル発生装置にさらに関し得る。エアロゾル発生装置は、本体を備え得る。エアロゾル発生装置は、マウスピースを備えてもよい。本体は、エアロゾル形成基体を受容するための加熱チャンバーを備え得る。マウスピースは、本体に移動可能に接続され得る。マウスピースは、ヒンジによって本体に接続され得る。ヒンジにより、マウスピースと本体との間の枢動運動を可能にすることができる。マウスピースは、本体に対して移動可能なように構成され得る。マウスピースは、第一の位置と第二の位置との間の第一の運動において本体に対して移動可能なように構成され得る。第一の位置は、エアロゾル発生装置の動作位置であってもよい。第二の位置では、加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出し得る。第一の位置から第二の位置へのマウスピースの第一の運動は、加熱チャンバーからエアロゾル形成基体を少なくとも部分的に排出するように構成され得る。装置は、第一の機械的な手段を備え得る。第一の機械的な手段は、マウスピースの枢動運動を、第一の機械的な手段に接続された第二の機械的な手段の直線的な運動に変換するように構成され得る。第二の機械的な手段は、直線的な運動を、第二の機械的な手段に接続された第三の機械的な手段の枢動レバーの運動に変換するように構成され得る。第三の機械的な手段は、枢動レバーの運動を、第三の機械的な手段に接続された第四の機械的な手段の直線的な運動に変換するように構成され得る。第四の機械的な手段は、エアロゾル形成基体を少なくとも部分的に排出するように構成され得る。機械的な手段は、マウスピースから第一の位置に戻る運動の際に、新しいエアロゾル形成基体を下げて、加熱チャンバー内に戻すように、マウスピースの逆の運動を可能にすることができる。第一の機械的な手段は、マウスピースに接続されたクランクシャフトであってもよい。第二の機械的な手段は、クランクシャフトに接続された伝達シャフトであってもよい。第三の機械的な手段は、レバーロッドであってもよい。第四の機械的な手段は、ピストンであってもよい。
一態様に関して説明された特徴は、本発明の他の態様にも等しく適用されてもよい。
例証としてのみであるが、以下の添付図面を参照しながら本発明をさらに説明する。
図1Aおよび図1Bは、本体およびマウスピースを備える、従来のエアロゾル発生装置の断面図を示す。 図1Aおよび図1Bは、本体およびマウスピースを備える、従来のエアロゾル発生装置の断面図を示す。 図2A、図2B、および図2Cは、本発明によるエアロゾル発生装置の一態様の断面図である。 図2A、図2B、および図2Cは、本発明によるエアロゾル発生装置の一態様の断面図である。 図2A、図2B、および図2Cは、本発明によるエアロゾル発生装置の一態様の断面図である。 図3Aおよび図3Bは、本発明によるエアロゾル発生装置のさらなる態様の断面図を示す。 図3Aおよび図3Bは、本発明によるエアロゾル発生装置のさらなる態様の断面図を示す。 図4A、図4B、および図4Cは、図3Aおよび図3Bに描かれるエアロゾル発生装置のさらなる断面図を示す。 図4A、図4B、および図4Cは、図3Aおよび図3Bに描かれるエアロゾル発生装置のさらなる断面図を示す。 図4A、図4B、および図4Cは、図3Aおよび図3Bに描かれるエアロゾル発生装置のさらなる断面図を示す。
図1Aおよび図1Bは、本体10およびマウスピース12を備える、従来のエアロゾル発生装置を示す。本体10は、電源、コントローラを含む制御回路、および発熱体などの、図に示されていない複数の要素を備える。図1は、本体10の加熱チャンバー14ならびに空気吸込み口16を示す。空気吸込み口16を通して、周囲空気を加熱チャンバー14内に引き込むことができる。
発熱体は、内部発熱体として、好ましくは加熱チャンバー14の内側に配列された加熱ピンまたは加熱ブレードとして構成されている。代替的に、発熱体は、加熱チャンバー14を少なくとも部分的に取り囲んで配列された外部発熱体として構成され得る。
空気吸込み口16は、加熱チャンバー14内への気流を可能にするように構成されている。空気は、加熱チャンバー14内に配列されたエアロゾル形成基体を備えるエアロゾル発生物品18を通って、加熱チャンバー14内へと流れ、マウスピース12の空気チャネル20を通って、マウスピース12から流れる。空気吸込み口16、加熱チャンバー14、およびマウスピース12の空気チャネル20を通る気流を、図1Bの矢印によって示す。
マウスピース12は、本体10に接続可能なように構成されている。マウスピース12と本体10との間の接続は、周知の手段によって容易になる場合がある。図1Aに見られ得るように、マウスピース12は、本体10から引き離されている。図1Bでは、マウスピース12は、本体10に取り付けられている。
図2A、図2B、および図2Cは、本発明によるエアロゾル発生装置の一態様を示す。エアロゾル発生装置の主な要素は、図1に示されるエアロゾル発生装置の要素と同様である。したがって、図1に示される従来のエアロゾル発生装置と、本発明による、図2に描かれるエアロゾル発生装置との間の違いのみを、以下において説明する。
図2に示されるエアロゾル発生装置はまた、本体10と、マウスピース12と、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品18を受容するための加熱チャンバー14と、を備える。さらに、加熱チャンバー14内への気流を可能にするための空気吸込み口16が提供されている。マウスピース12は、空気チャネル20を備え、これにより、空気吸込み口への周囲空気の気流が、加熱チャンバー14内で受容されたエアロゾル発生物品18を通り、そしてマウスピース12の空気チャネル20を通ることを可能にする。マウスピース12は、ヒンジ22によって本体10に移動可能に接続されている。ヒンジ22は、横断軸の周りのマウスピース12の枢動運動を可能にする。横断軸は、エアロゾル発生装置の長軸方向軸と直角を成す。
図1に示される従来のエアロゾル発生装置に加えて、図2に描かれるエアロゾル発生装置のマウスピース12は、第一の位置から第二の位置への第一の運動で移動可能である。第二の位置では、加熱チャンバー14は、少なくとも部分的に露出しているか、または開いている。いくつかの実施形態では、第一の運動は、事象をトリガし得る。例えば、図2Bに示されるように、マウスピース12が第二の位置に移動すると、エアロゾル発生物品18は、加熱チャンバー14と共に、少なくとも部分的に抽出されるか、排出されるか、持ち上げられるか、または別の方法で加熱チャンバー14から長軸方向に並進する。図2Bでは、エアロゾル発生物品18は、エアロゾル発生物品の一部分が加熱チャンバー14から外に突出するように、長軸方向に並進する。このようにして、ユーザーは、加熱チャンバー14からエアロゾル発生物品18をより簡単に取り外すことができる。さらに、マウスピース12は、第二の運動によって、第二の位置から第三の位置へと移動可能である。第二の運動は、事象をトリガする。マウスピース12の第一の位置が、図2Aに描かれている。第一の位置では、マウスピース12は、加熱チャンバー14を閉じる。第一の位置では、マウスピース12は、水平位置に配列される。図2Bでは、マウスピース12の第二の位置が描かれている。図2Bの矢印によって、第一の位置から第二の位置へのマウスピース12の第一の運動が示されている。第一の運動の間、マウスピース12は、約90°枢動する。図2Cでは、マウスピース12の第三の位置が描かれている。さらに、図2Cの矢印によって、マウスピース12の第二の運動が示されている。第二の運動では、マウスピース12は、さらに90°枢動する。図2A~2Cでは、マウスピースの二つの90°の運動が累積的に示されており、その結果、マウスピースは、第一の位置と第三の位置との間で180°移動する。しかしながら、いくつかの実施形態では、第二の運動は、第二の運動が加熱チャンバー14を再び閉じるように、第一の運動の方向とは反対の方向である場合があることが理解されよう。
エアロゾル発生装置は、マウスピース12の運動中に機能を実現するための手段を備える。図2に描かれる実施形態では、手段は、機械的な手段である。機械的な手段は、ヒンジ22に接続された、またはヒンジ22の近くの近位にあるクランクシャフト24を含む。クランクシャフト24は、マウスピース12の枢動運動を直線的な運動に変換するように構成されている。マウスピース12の枢動運動の、マウスピース12の第一の運動の間の直線的な運動への変換が図2Bに描かれている。直線的な運動は、好ましくは伝達シャフト26によって、レバーロッド28に伝達される。レバーロッド28は、エアロゾル発生装置の本体10に回転可能に取り付けられている。マウスピース12の枢動運動の結果としてのレバーロッド28の枢動運動も図2Bに描かれている。
レバーロッド28は、ピストン30を備え得る。ピストン30は、加熱チャンバー14内に延び得る。ピストン30は、マウスピース12の第一の位置の加熱チャンバー14の基部に位置付けられ得る。ピストン30は、エアロゾル発生物品18が加熱チャンバー14内に受容されているとき、エアロゾル発生物品18と接触するように構成され得る。ピストンは、加熱チャンバー14の容器と接触するように構成することができ、この容器は、エアロゾル発生物品18を受容する。ピストン30は、マウスピース12の第一の運動の間または第一の運動に応答して、加熱チャンバー14から少なくとも部分的に使用済みエアロゾル発生物品18を排出するように構成され得る。ピストン30は、レバーロッド28の枢動運動がピストン30の直線的な運動に変換されるように、レバーロッド28に回転可能に取り付けられ得る。
第一の運動の間、加熱チャンバー14へのアクセスは、マウスピース12の枢動運動によって容易になる。さらに、クランクシャフト24、伝達シャフト26、レバーロッド28、およびピストン30を含む機械的な手段によって、使用済みエアロゾル発生物品18が、加熱チャンバー14から部分的に排出される。図2Aに描かれる第一の位置は、エアロゾル発生装置の動作位置であることが好ましい。エアロゾル発生物品18を使用した後に、ユーザーが、使用済みエアロゾル発生物品18を排出することを望む場合がある。マウスピース12を図2Bに示される第二の位置に移動させることによって、使用済みエアロゾル発生物品18の部分的な排出が容易になる。ユーザーは、使用済みエアロゾル発生物品18を把持し、使用済みエアロゾル発生物品18を取り外すことができる。
図2A、図2B、および図2Cに示されるエアロゾル発生装置は、貯蔵容器32を備える。貯蔵容器32は、予備のエアロゾル発生物品34を保持するように構成されている。図2に見られ得るように、レバーロッド28と回転可能に接続された第二のピストン36によって、新しいエアロゾル発生物品34を、マウスピース12の第二の位置で貯蔵容器32から少なくとも部分的に排出することができる。ユーザーは、マウスピース12のこの第二の位置で、加熱チャンバー14からの使用済みエアロゾル発生物品18を、貯蔵容器32からの新しいエアロゾル発生物品34と交換することができる。
図には図示されていないが、第一の位置においてマウスピース12を定位置に保つための係止手段を提供することができる。係止手段は、機械的な係止手段であってもよい。機械的な係止手段は、リップおよび戻り止めをそれぞれマウスピース12および本体10に含み得る。リップは、例えば、スナップ嵌めで戻り止めに係合され得る。リップは、弾性的に変形可能なリップであってもよい。弾性的に変形可能なリップは、スナップ嵌めを克服するのに十分な力を加えることによって戻り止めから係合解除され得る。機械的なリップおよび戻り止めが説明されているが、他の係止手段が提供され得ることが理解されよう。
図3A、図3B、ならびに図4A、図4B、および図4Cは、エアロゾル発生装置の別の態様を示す。この態様では、マウスピース12の第一の運動は、エアロゾル発生装置の長軸方向軸と平行である軸Lの周りの枢動運動である。
マウスピース12の第一の位置は、図3A、図4A、および図4Cに描かれている。図4Aおよび図4Bは、上面図である。図4Cは、図3Aに示される線AA’に沿った切断図である。マウスピース12の第一の位置では、マウスピース12は、係止手段によって定位置に係止される。係止手段は、雌型係止要素38と、雄型係止要素40と、を含み得る。エアロゾル発生装置の本体10は、雌型係止要素38を備え得、マウスピース12は、雄型係止要素40を備え得る。しかしながら、エアロゾル発生装置の本体10が、雄型係止要素40を備える場合もあり、マウスピース12が、雌型係止要素38を備える場合もある。雄型40および雌型38の係止手段が説明されているが、他の係止手段が提供され得ることが理解されよう。例えば、係止手段は、図2A~図2Cに示される実施形態を参照して上で説明されるリップおよび戻り止めを含み得る。
第一の運動の間に、マウスピース12が回転し、それにより、雄型係止要素40が雌型係止要素38から係合解除される。マウスピース12は、約180°回転することが好ましい。第一の運動が、図4Bに描かれている。
図3Aおよび図3Bに見られ得るように、マウスピース12のヒンジ22は、第一の摺動シャフト42と接続されている。第一の摺動シャフト42は、第二の摺動シャフト44に沿って摺動するように構成されており、第二の摺動シャフト44は、エアロゾル発生装置の本体10の一部である。第一の摺動シャフト42は、基部支持体46と接続されている。摺動シャフトは、マウスピース12の第二の運動を可能にする。マウスピース12の第二の運動は、直線的な運動である。直線的な運動は、軸Lに沿っている。直線的な運動では、マウスピース12は、エアロゾル発生装置の本体10から距離を置く。基部支持体46は、マウスピース12が第一の位置または第二の位置にあるとき、加熱チャンバー14の基部に位置付けられ得る。基部支持体46は、エアロゾル発生物品18が加熱チャンバー14内に受容されているとき、エアロゾル発生物品18の上流端と接触するように構成されている。マウスピース12が第二の位置から第三の位置に移動する第二の運動の間に、基部支持体46は、加熱チャンバー14からエアロゾル発生物品18を少なくとも部分的に排出する。第二の運動およびマウスピース12の第三の位置が図3Bに描かれている。
図4Aは、マウスピース12が係止手段によってしっかりと保持されている、第一の位置にあるマウスピース12を示す。図4Bでは、マウスピース12は、使用済みエアロゾル発生物品18がアクセス可能になるように、第二の位置に枢動している。図4Cは、図3Aからの線AA’に沿った切断図を示しており、エアロゾル発生物品18は加熱チャンバー14内に受容されていない。結果として、図4Cにおいて、基部支持体46を見ることができる。

Claims (14)

  1. エアロゾル発生装置であって、
    エアロゾル形成基体を受容するための加熱チャンバーを備える本体と、
    マウスピースと、を備え、前記マウスピースが、前記本体に移動可能に接続され、
    前記マウスピースが、第一の位置と第二の位置との間の第一の運動において前記本体に対して移動可能なように構成されており、
    前記第一の位置が、前記エアロゾル発生装置の動作位置であり、
    前記第二の位置では、前記加熱チャンバーが少なくとも部分的に露出し、
    前記マウスピースが、前記第二の位置と第三の位置との間の第二の運動において前記本体に対して移動可能なように構成され、
    前記第二の位置から前記第三の位置への前記マウスピースの前記第二の運動が、事象をトリガするように構成されており、前記事象が、
    使用済みエアロゾル発生物品の少なくとも部分的な排出、
    前記加熱チャンバーの発熱体の少なくとも部分的な排出、
    前記加熱チャンバーの少なくとも部分的な排出、
    前記加熱チャンバーの洗浄サイクルの開始、
    前記加熱チャンバーの熱分解洗浄サイクルの開始、
    ユーザーインターフェース上に一つ以上の情報を出力するためのコントローラからの信号の開始、のうちのいずれか一つ以上を含む、エアロゾル発生装置。
  2. 前記マウスピースが前記第二の位置にあるときに、前記装置が、
    前記加熱チャンバーへのアクセス、
    前記加熱チャンバーの洗浄、
    前記エアロゾル発生装置に関する情報の表示、
    前記加熱チャンバーから離れた前記エアロゾル発生装置の要素へのアクセス、のうちの少なくとも一つ以上を容易にするように構成されている、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  3. 前記マウスピースが、前記本体に枢動可能に取り付けられている、請求項1または2に記載のエアロゾル発生装置。
  4. 前記第一および第二の運動が、同じタイプの運動である、請求項3に記載のエアロゾル発生装置。
  5. 前記第一の運動および前記第二の運動が、異なるタイプの運動である、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  6. 前記第一の運動が、枢動運動であり、前記第一の位置の前記マウスピースと前記第二の位置の前記マウスピースとの間の角度が90°であることが好ましい、前記いずれかの請求項に記載のエアロゾル発生装置。
  7. 前記第二の運動が、枢動運動であり、前記第二の位置の前記マウスピースと前記第三の位置の前記マウスピースとの間の角度が90°であることが好ましい、前記いずれかの請求項に記載のエアロゾル発生装置。
  8. 前記枢動運動が、枢動軸を中心とした前記マウスピースの運動を含み、前記枢動軸が、
    長軸方向軸であって、前記長軸方向軸が、前記エアロゾル発生装置の前記長軸方向の長さに沿った軸である、長軸方向軸、または
    横断軸であって、前記横断軸が、前記装置の長軸方向軸を横断する、横断軸、または
    前記エアロゾル発生装置の中央長軸方向軸である、請求項6または7に記載のエアロゾル発生装置。
  9. 前記マウスピースが、摺動要素を備え、前記第一および第二の運動のうちの一方が、枢動運動であり、前記第一および第二の運動のうちのもう一方が、摺動運動である、請求項1~3および5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  10. 前記マウスピースが、前記本体に摺動可能に取り付けられている、請求項1、2、および4~9のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  11. 前記マウスピースが、前記第一の運動の機械的なエネルギーを使用することによって、前記第二の運動の間または前記第二の運動に応答して、前記事象をトリガするように構成されている、請求項1~10のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  12. 前記エアロゾル発生装置が、電源と、検知手段と、を備え、
    前記検知手段が、前記第一の運動および前記第二の運動のうちの一つ以上を検出するように構成され、
    前記エアロゾル発生装置が、前記電源の電気的なエネルギーを使用することによって前記事象をトリガするように構成されている、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 前記装置が、クランクシャフトであって、前記マウスピースの枢動運動を前記クランクシャフトに接続されたレバーロッドの直線的な運動に変換するために前記マウスピースに接続されている、クランクシャフトを備え、前記レバーロッドが、前記加熱チャンバーからの前記エアロゾル発生物品の排出を少なくとも部分的に容易にするように構成されている、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  14. 前記装置が、前記加熱チャンバーの内側の温度を測定するように構成された温度検知手段を備え、前記装置が、コントローラであって、前記加熱チャンバー内の前記温度が所定の閾値を超えていることを温度センサが検出した場合に、前記第一の運動または逆の第一の運動のうちの一つ以上を防止するように構成されている、コントローラを備える、請求項1~13のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
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