JP6716012B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関するものである。
従来、冷蔵庫では、外郭を構成する冷蔵庫本体の庫内を仕切り部材で上下方向に仕切って温度帯の異なる複数段の貯蔵室を形成した構成が知られている。貯蔵室は、一例として冷蔵庫、野菜室、冷凍室等で構成されている。各貯蔵室には、使い勝手を考慮して、被冷却物を内部に収納できる収納ケースを設ける場合がある。また、被冷却物の各貯蔵室の前面開口には、貯蔵室扉が設けられている。貯蔵室扉には、貯蔵室内の冷気が外部へ流出することを防ぐための扉ガスケットが、内側周縁に沿って取り付けられている。
冷蔵庫では、野菜室と冷蔵室とを仕切る仕切り部材の板厚を薄厚に形成して冷蔵室からの間接冷却を高める場合がある。しかし、仕切り部材は、前面側が扉ガスケットの密着面であるため、扉ガスケットと密着させるだけの厚さを確保する必要があり、薄厚とした部分と前面側の部分との間で段差が生じてしまう問題がある。つまり、冷蔵庫は、収納ケースは、仕切り部材の薄厚部分に合わせた大きさとすると、野菜室扉を手前に引いた際に段差部が障害で開かなくなる。そこで、収納ケースは、仕切り部材の前面側の厚さに合わせた大きさにする必要がある。しかし、収納ケースは、収納ケースの上面開口と仕切り部材の薄厚部分の下面との間に、段差分の大きな隙間が生じてしまう。その結果、収納ケースの上面開口と仕切り部材の下面との隙間から収納ケース内の水分が逃げだし、野菜等の鮮度が落ちる虞がある。
例えば特許文献1に開示された貯蔵庫では、収納ケースである冷凍室容器が、主容器と、主容器の上面開口を覆うように配置された補助容器とから成り、補助容器の上面開口を蓋で直接塞ぐ構成である。この貯蔵庫は、冷凍室容器の上面開口を蓋で塞いでいるので、収納ケース内の水分を保持することができ、野菜等の鮮度を保つことができる。
特開2007−271243号公報
特許文献1に開示された貯蔵庫のように、収納ケースの上面開口を蓋で直接塞ぐ構成では、収納ケースに収納した被冷却物を取り出す度に、蓋を開ける手間がかかり、使い勝手が悪いものとなっている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、仕切り部材の板厚を薄厚にして間接冷却を高めつつ、収納ケースの上面開口を覆って収納ケース内の水分を保持することができ、使い勝手に優れた冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、内箱と外箱とで囲まれた内部に断熱材が充填されて形成され、前面側が開口した冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の庫内を仕切り、上下方向に沿って複数段の貯蔵室を形成する仕切り部材と、上面が開口し、前記複数段の貯蔵室のうち少なくとも一の貯蔵室に設けられた収納ケースと、前記収納ケースの開口面を覆うカバー材と、を備え、前記収納ケースが設けられる前記貯蔵室を形成する上方側の前記仕切り部材は、前記冷蔵庫本体の奥行方向において、前面側に対し後方側を薄厚とすることで形成された第1段差部を有しており、前記カバー材は、前記仕切り部材に固定され、前記収納ケースの上面開口を覆う上面カバー部と、前記収納ケースに向かって突き出して前記第1段差部によって生じる隙間を埋める構成とされ、前記上面カバー部の奥行方向の縁辺に着脱自在に取り付けられた一対の側面カバー部と、前記貯蔵室の背面側に設けられた背面カバー部と、を有するものである。
本発明に係る冷蔵庫によれば、冷蔵室と野菜室とを仕切る仕切り部材の板厚を薄厚に形成して冷蔵室からの間接冷却を高めた構成であっても、収納ケースの上面開口をカバー材で確実に覆うことができるので、収納ケース内の水分を保持することができ、野菜等の鮮度を長期間保つことができる。また、カバー材は、上面カバー部が仕切り部材に固定されており、収納ケースのみを引き出すことができるので、収納ケースに収納した被冷却物を取り出す度に、蓋を開ける手間がなく、使い勝手に優れている。
本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の内部構造を示した断面図である。 図2に示した野菜室の拡大図である。 図3に示したX部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の野菜室の内部構造を正面方向から示した拡大断面図である。 図5に示したY部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の収納ケースを示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の野菜室の内部を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫のカバー材と仕切り部材とを分解して示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫であって、上面カバー部に側面カバー部を取り付ける異なる構成を示した要部拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の内部構造を示した断面図である。図3は、図2に示した野菜室の拡大図である。図4は、図3に示したX部拡大図である。図5は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の野菜室の内部構造を正面方向から示した拡大断面図である。図6は、図5に示したY部拡大図である。
本実施の形態に係る冷蔵庫100は、図1及び図2に示すように、前面に開口を有し、内部を複数の仕切り部材10、11で仕切られて複数段の貯蔵室が設けられた冷蔵庫本体1を備えている。冷蔵庫本体1には、冷蔵庫100の内側である樹脂製の内箱12と、冷蔵庫100の外側である鋼板製の外箱13とで密封された空間が形成されている。内箱12と外箱13とで密閉された内部には、真空断熱材が設置され、ウレタンフォームなどの発泡断熱材が充填されている。
複数段の貯蔵室は、一例として上から順に冷蔵室2、野菜室3、冷凍室4で構成されている。各貯蔵室は、設定可能な温度帯(設定温度帯)によって区別されており、例えば、冷蔵室2が約3℃、野菜室3が約5℃、冷凍室4が約−12℃〜−18℃にそれぞれ設定可能となっている。なお、各貯蔵室の設定温度はこれに限るものではなく、設置場所及び内容物に応じて適宜設定を変更することができる。
なお、詳細に図示することは省略したが、冷凍室4の後方側には、仕切り壁によって仕切られた冷却器室が設けられている。冷却器室には、−20〜−30℃程度の冷気を生成する冷却器と、その冷気を各室に供給するファンとが収納されている。冷却器室と各貯蔵室は、冷却器室で生成した冷気を各貯蔵室に送るための風路が設けられて連通されている。
また、詳細に図示することは省略したが、冷蔵庫100の底部付近であって、冷凍室4の後方側には、圧縮機等を収納する機械室が設けられている。圧縮機で圧縮された高温で高圧の冷媒ガスは、図示省略の凝縮器で冷却されて高圧の液冷媒になり、さらに図示省略の減圧装置(通常は、キャピラリーチューブ)で減圧されて低圧の二相冷媒になる。低圧の二相冷媒は、冷却器(蒸発器)で冷蔵庫100の各貯蔵室を冷却することで、低圧のガス冷媒となり、圧縮機に戻る。冷蔵庫100では、上記冷媒サイクルが繰り返し行われている。
冷蔵室2は、図1及び図2に示すように、使用頻度が高く、使用者が腰を屈めずに出し入れが可能な最上段に配置されている。冷蔵室2の前面開口部には、回転式の冷蔵室右扉20a及び冷蔵室左扉20bが開閉自在に取り付けられている。冷蔵室右扉20a及び冷蔵室左扉20bには、図3及び図4に示すように、室内冷気の外部流出を防ぐ扉ガスケット7が、内側周縁に沿って取り付けられている。扉ガスケット7は、扉を閉じると外箱13の前面側及び仕切り部材10の前面側に密着し、冷蔵室右扉20a及び冷蔵室左扉20bを閉じたときに形成される冷蔵室右扉20a及び冷蔵室左扉20bと外箱13との間の隙間をシールする。
冷蔵室2の内部には、図2に示すように、食品を載置ための食品棚21が一例として上下方向に間隔をあけて3つ設けられている。また、冷蔵室右扉20a及び冷蔵室左扉20bの内面側には、扉ポケット22が一例として3つ設けられている。扉ポケット22は、例えば、牛乳パック、ペットボトル、或いは缶飲料やビン詰め食品などを入れるために設けられている。
野菜室3も、図1及び図2に示すように、使用頻度が高く、使用者が腰を屈めずに出し入れが可能な場所である中段に配置されている。野菜室3の直上には、冷蔵室2が配置されており、仕切り部材10によって仕切られている。野菜室3と冷蔵室2とを仕切る仕切り部材10は、板厚を薄厚に形成されており、冷蔵室2からの間接冷却を高めた構成とされている。
野菜室3の前面開口部には、引き出し式の野菜室扉30が開閉自在に取り付けられている。野菜室扉30は、扉に固定して設けられたフレームを野菜室3の左右の内壁面に水平に形成されたレール14に対してスライドさせることにより、冷蔵庫100の奥行方向(前後方向)に開閉できるようになっている。また、野菜室扉30には、図3及び図4に示すように、室内冷気の外部流出を防ぐ扉ガスケット8が、内側周縁に沿って取り付けられている。扉ガスケット8は、扉を閉じると、外箱13の前面側及び仕切り部材10の前面側に密着し、野菜室扉30を閉じたときに形成される野菜室扉30と、外箱13及び仕切り部材10との間の隙間をシールする。
野菜室3には、図2〜図6に示すように、被冷却物を内部に収納できる収納ケース5が引出し自在に格納されている。図7は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の収納ケースを示した斜視図である。収納ケース5は、図7に示すように、上面が開口した略箱状に構成されている。すなわち、収納ケース5は、底面50と、前面51と、前面51に対応する背面52と、前面51及び背面52に直交する2つの側面53、53とから構成されている。収納ケース5の開口縁には、野菜室3の内壁面に向かって突き出すフレーム54が設けられている。フレーム54の前面側は、野菜室扉30によって支持されている。そのため、収納ケース5は、野菜室扉30の開閉に連動して前後方向(奥行方向)にスライドするようになっている。
また、冷凍室4は、野菜室3の下方に配置されている。冷凍室4と野菜室3とは、図2及び図3に示すように、仕切り部材11によって仕切られている。冷凍室4の前面開口部には、引き出し式の冷凍室扉40が開閉自在に取り付けられている。また、冷凍室扉40には、図3に示すように、室内冷気の外部流出を防ぐ扉ガスケット9が、内側周縁に沿って取り付けられている。なお、冷凍室4にも、食品等を内部に収納できる収納ケース41、42がそれぞれ引出し自在に格納されている。各貯蔵室に設けられる収納ケースは、冷蔵庫100の全体の容量を考慮して複数設置して、収納性及び整理のしやすさなどが向上させることもできる。
ここで、冷蔵庫100では、図3及び図4に示したように、野菜室3と冷蔵室2とを仕切る仕切り部材10の板厚を薄厚に形成して冷蔵室2からの間接冷却を高めている。しかし、仕切り部材10は、前面側が扉ガスケット8の密着面であるため、扉ガスケット8と密着させるだけの厚さを確保する必要があり、薄厚とした部分(図3のA部)と前面側の部分(図3のB部)との間で段差10aが生じてしまう問題がある。つまり、収納ケース5は、仕切り部材10の薄厚部分に合わせた大きさとすると、野菜室扉30を手前に引いた際に段差10aが障害で開かなくなる。そのため、収納ケース5は、仕切り部材10の前面側の厚さに合わせた大きさにする必要がある。しかし、収納ケース5は、上面開口と仕切り部材10の薄厚部分の下面との間に、段差分の大きな隙間が生じてしまう。その結果、収納ケース5の上面開口と仕切り部材10の下面との隙間から収納ケース5内の水分が逃げだし、被冷却物である野菜等の鮮度が落ちる虞がある。
そこで、本実施の形態の冷蔵庫100は、野菜室3の収納ケース5の上面開口を覆うカバー材6を備えている。図8は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の野菜室の内部を拡大して示した斜視図である。図9は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫のカバー材と仕切り部材とを分解して示した斜視図である。カバー材6は、図8に示すように、収納ケース5内の水分が逃げ出さないように保持して、収納した野菜等の鮮度を保つ目的で設けられている。カバー材6は、図9に示すように、上面カバー部60と、収納ケース5に向かって突き出す一対の側面カバー部61、61と、野菜室3の背面側に設けられた背面カバー部62とで構成されている。
上面カバー部60は、収納ケース5の上面開口と略同形、同大であり、収納ケース5の上面開口を覆うものである。上面カバー部60は、冷蔵室2と野菜室3とを仕切る仕切り部材10の下面に例えばネジ等の固定部材で固定されている。また、上面カバー部60には、奥行方向の縁辺に沿って収納ケース5に向かって突き出すフランジ部60aが設けられている。各フランジ部60aには、図6及び図9に示すように、野菜室3の内壁面に向かって突き出すツメ部60bが設けられている。ツメ部60bは、図示例の場合、奥行方向に沿って間隔をあけて2個設けた構成を示しているが、1個以上あればよい。
側面カバー部61は、収納ケース5に向かって突き出し、野菜室3の奥行方向における上面カバー部60と収納ケース5との間の隙間を埋めるために設けられている。側面カバー部61は、野菜室3の奥行方向の縁辺に沿って上面カバー部60に着脱自在に取り付けられている。具体的には、側面カバー部61には、図6に示すように、上面カバー部60のツメ部60bに掛け止める嵌合孔61aが、ツメ部60bに対応する位置に形成されている。側面カバー部61は、嵌合孔61aをツメ部60bに掛け止めて、上面カバー部60に着脱自在に取り付けられている。
なお、図10は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫であって、上面カバー部に側面カバー部を取り付ける異なる構成を示した要部拡大断面図である。図10に示すように、側面カバー部61に収納ケース5側に向かって突き出すツメ部60bを設け、上面カバー部60のフランジ部60aにツメ部60bに掛け止める嵌合孔61aを形成した構成でもよい。また、側面カバー部61を収納ケース5に着脱自在に取り付ける構造は、図示した構成に限定されず、他の構成でもよい。
側面カバー部61は、収納ケース5の奥行方向の縁辺との間に例えば5mm〜15mm程度の隙間をあけて上面カバー部60に取り付けることが望ましい。収納ケース5を野菜室3から出し入れする際に、側面カバー部61が邪魔にならないようにするためである。
側面カバー部61には、図6に示すように、収納ケース5の内方へ突き出すリブ61bが、奥行方向の縁辺に沿って設けられている。リブ61bは、上面カバー部60のフランジ部60aよりも下方に位置するように2つ設けられている。リブ61bを設けることで、側面カバー部61の強度を高めることができるとともに、収納ケース5の奥行方向における縁辺周囲を覆うことができ、収納ケース5内の水分が逃げ出さないように保持する効果を高めることができる。但し、本実施の形態の冷蔵庫100は、側面カバー部61にリブ61bを設けることなく、実施することもできる。
背面カバー部62は、収納ケース5に向かって突き出し、野菜室3の背面側における上面カバー部60と収納ケース5との間の隙間を埋めるために設けられている。背面カバー部62は、野菜室3の背面側にある内箱12にネジ等の固定部材で固定されている。また、背面カバー部62は、下端部が仕切り部材11にネジ等の固定部材で固定されている。背面カバー部62は、野菜室3の背面側に向かって凹ませた段差部62aを有している。野菜室3に収納した収納ケース5は、背面側の縁辺が背面カバー部62の段差部62aの下方に位置している。つまり、収納ケース5の背面側は、背面カバー部62の段差部62aによって覆われているので、収納ケース5内の水分が逃げ出さないように保持する効果を高めることができる。
背面カバー部62は、段差部62aと野菜室3に収納した収納ケース5の背面側の縁辺との間に、例えば5mm〜15mm程度の隙間をあけて設けられている。収納ケース5を野菜室3から出し入れする際に、背面カバー部62が邪魔にならないようにするためである。
上記のように、本実施の形態の冷蔵庫100は、カバー材6が、仕切り部材10に固定され、収納ケース5の上面開口を覆う上面カバー部60と、収納ケース5に向かって突き出し、カバー材6における貯蔵室(例えば野菜室3)の奥行方向の縁辺に沿って着脱自在に取り付けられた一対の側面カバー部61、61と、貯蔵室(例えば野菜室3)の背面側に設けられた背面カバー部62と、有する構成である。よって、冷蔵庫100は、冷蔵室2と野菜室3とを仕切る仕切り部材10の板厚を薄厚に形成して冷蔵室2からの間接冷却を高めた構成であっても、収納ケース5の上面開口を確実に覆うことができ、収納ケース5内の水分を保持することができるから、被冷却物である野菜等の鮮度を長期間保つことができる。
また、冷蔵庫100は、カバー材6の上面カバー部60が仕切り部材10に固定されており、収納ケース5のみを引き出すことができるので、収納ケース5に収納した被冷却物を取り出す度に蓋を開ける等の手間がなく、使い勝手に優れている。
また、側面カバー部61は、上面カバー部60に着脱自在に取り付けられる構成なので、収納ケース5の形状、仕切り部材の形状、或いは貯蔵室(例えば野菜室3)の形状に合わせた種々の大きさ又は形状に取り替えて使用することができ、使い勝手に優れている。
また、背面カバー部62は、貯蔵室(例えば野菜室3)の背面側に向かって凹ませた段差部62aを有している。そして、貯蔵室(例えば野菜室3)に収納した収納ケース5は、背面側の縁辺が段差部62aの下方に位置している。よって、冷蔵庫100は、収納ケース5の背面側が背面カバー部62の段差部62aによって覆われているので、収納ケース5内の水分が逃げ出さないように保持する効果を高めることができる。
また、上面カバー部60には、奥行方向の縁辺に沿って収納ケース5に向かって突き出すフランジ部60aが形成され、フランジ部60aに外向きに突き出すツメ部60bが設けられている。側面カバー部61には、ツメ部60bに掛け止める嵌合孔61aが形成されている。側面カバー部61は、嵌合孔61aをツメ部60bに掛け止めて、上面カバー部60に取り付けられている。つまり、冷蔵庫100は、簡易な構造で容易に側面カバー部61を上面カバー部60に取り付けることができるので、使い勝手に優れている。
側面カバー部61には、収納ケース5の内方へ突き出すリブ61bが、奥行方向に沿って設けられている。よって、冷蔵庫100は、リブ61bによって収納ケース5の奥行方向における縁辺周囲を覆うことができ、収納ケース5内の水分が逃げ出さないように保持する効果を高めることができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、複数段の貯蔵室は、上から順に冷蔵室2、野菜室3、冷凍室4とした構成を示したが、他の構成であってもよい。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室、3 野菜室、4 冷凍室、5 収納ケース、6 カバー材、7、8、9 扉ガスケット、10、11 仕切り部材、10a 段差、12 内箱、13 外箱、14 レール、20a 冷蔵室右扉、20b 冷蔵室左扉、21 食品棚、22 扉ポケット、30 野菜室扉、40 冷凍室扉、41、42 収納ケース、50 底面、51 前面、52 背面、53 側面、54 フレーム、60 上面カバー部、60a フランジ部、60b ツメ部、61 側面カバー部、61a 嵌合孔、61b リブ、62 背面カバー部、62a 段差部、100 冷蔵庫。

Claims (5)

  1. 内箱と外箱とで囲まれた内部に断熱材が充填されて形成され、前面側が開口した冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体の庫内を仕切り、上下方向に沿って複数段の貯蔵室を形成する仕切り部材と、
    上面が開口し、前記複数段の貯蔵室のうち少なくとも一の貯蔵室に設けられた収納ケースと、
    前記収納ケースの開口面を覆うカバー材と、を備え、
    前記収納ケースが設けられる前記貯蔵室を形成する上方側の前記仕切り部材は、前記冷蔵庫本体の奥行方向において、前面側に対し後方側を薄厚とすることで形成された第1段差部を有しており、
    前記カバー材は、前記仕切り部材に固定され、前記収納ケースの上面開口を覆う上面カバー部と、
    前記収納ケースに向かって突き出して前記第1段差部によって生じる隙間を埋める構成とされ、前記上面カバー部の奥行方向の縁辺に着脱自在に取り付けられた一対の側面カバー部と、
    前記貯蔵室の背面側に設けられた背面カバー部と、を有する、冷蔵庫。
  2. 前記背面カバー部は、前記貯蔵室の背面側に向かって凹ませた第2段差部を有しており、
    前記貯蔵室に収納した前記収納ケースは、背面側の縁辺が前記第2段差部の下方に位置している、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記上面カバー部には、奥行方向の縁辺に沿って収納ケースに向かって突き出すフランジ部が形成され、前記フランジ部にツメ部が設けられており、
    前記側面カバー部には、前記ツメ部に掛け止める嵌合孔が形成されており、
    前記側面カバー部は、前記嵌合孔を前記ツメ部に掛け止めて、前記上面カバー部に取り付けられている、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記上面カバー部には、奥行方向の縁辺に沿って収納ケースに向かって突き出すフランジ部が形成され、前記フランジ部に嵌合孔が形成されており、
    前記側面カバー部には、前記嵌合孔に掛け止めるツメ部が設けられており、
    前記側面カバー部は、前記ツメ部を前記嵌合孔に掛け止めて、前記上面カバー部に取り付けられている、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記側面カバー部には、前記収納ケースの内方へ向かって突き出すリブが、前記貯蔵室の奥行方向に沿って設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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