JP6715169B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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Description

この発明は、部品実装装置に関し、特に、複数の実装ヘッドを備える部品実装装置に関する。
従来、複数の実装ヘッドを備える部品実装装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、基板に部品を実装する複数の実装ヘッドを備える実装装置(部品実装装置)が開示されている。この特許文献1の実装装置は、実装ヘッドの先端に吸着ノズルが装着されている。吸着ノズルは、真空圧(負圧)を利用して、先端に部品を吸着して保持するとともに、保持している部品を基板に装着するように構成されている。
特開2015−130377号公報
しかしながら、上記特許文献1の実装装置(部品実装装置)では、真空圧(負圧)を利用して先端に部品を吸着して保持しているため、全ての実装ヘッドに対して負圧を供給する必要がある。このため、負圧を供給する負圧発生部の容量を小さくすることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、実装ヘッドにより部品を保持するための負圧を供給する負圧発生部の容量を小さくすることが可能な部品実装装置を提供することである。
この発明の一の局面による部品実装装置は、基板に部品を実装する複数の実装ヘッドを含むヘッドユニットと、実装ヘッドにより部品を少なくとも装着する動作の際に実装ヘッドにより部品を保持するための負圧を供給する負圧発生部と、実装ヘッドを上下方向に移動させる上下駆動部と、実装ヘッドが上昇された場合に、実装ヘッドの部品を吸着する先端部に磁力を発生させる磁石部とを備え、実装ヘッドは、上昇された場合に、負圧発生部からの負圧の供給が停止され、磁石部の磁力により部品を保持するように構成されている。
この発明の一の局面による部品実装装置では、上記のように、実装ヘッドが上昇された場合に、実装ヘッドの部品を吸着する先端部に磁力を発生させる磁石部を設ける。これにより、磁石部により発生される磁力により部品を保持することができるので、上昇された実装ヘッドに対して負圧を供給する必要がない。つまり、全ての実装ヘッドに対して負圧を供給する必要がないので、負圧発生部の容量を小さくすることができる。その結果、負圧発生部を小型化することができるので、負圧発生部をヘッドユニットに搭載することができる。これにより、負圧を供給する構成を簡素化することができる。また、部品を保持する実装ヘッドに対して負圧の供給を停止することができるので、負圧発生部の駆動を停止または出力を抑制することができる。これにより、省エネルギー化を図ることができる。
また、上記一の局面による部品実装装置では、実装ヘッドは、上昇された場合に、負圧発生部からの負圧の供給が停止され、磁石部の磁力により部品を保持するように構成されている。これにより、部品を保持する実装ヘッドに対して負圧の供給を停止するので、複数の実装ヘッドのうち、負圧が必要な特定の実装ヘッドに対して集中して負圧を供給することができる。また、磁力を利用して部品を装着する場合に比べて、負圧を停止して正圧を作用させることにより部品を迅速かつ確実に装着することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、負圧発生部は、実装ヘッドにより部品を吸着する動作の際にも実装ヘッドに負圧を供給するように構成されている。このように構成すれば、磁力を利用して部品を吸着する場合に比べて、負圧を利用して部品を迅速かつ確実に吸着することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、複数の実装ヘッドは、円周状に配置され、部品を吸着または装着する吸装着位置に対して回転して移動されるように構成されており、複数の実装ヘッドのうち、吸装着位置近傍以外に配置されている実装ヘッドは、磁石部により部品を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成されている。このように構成すれば、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッドは、磁力により部品を保持することができるので、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッドに対しての負圧の供給を停止することができる。これにより、効果的に省エネルギー化を図ることができる。また、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッドに対して負圧を供給する必要がないので、負圧発生部の容量を容易に小さくすることができる。
上記複数の実装ヘッドが円周状に配置されている構成において、好ましくは、磁石部は、複数の実装ヘッドのうち、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッドに対応する位置に配置されており、複数の実装ヘッドは、回転されることにより、磁石部との相対的な位置が移動されるように構成されている。このように構成すれば、実装ヘッドを回転することにより、部品を吸着する先端部に磁力を発生させることができるので、磁力の発生および停止を容易に切り替えることができる。
この場合、実装ヘッドの各々に磁石部に当接可能に設けられ、複数の実装ヘッドの回転移動の軸線に対して垂直な軸線回りに回転するローラをさらに備える。このように構成すれば、ローラが回転することにより、磁石部と実装ヘッドとの間に働く磁力に抗して、実装ヘッドを磁石部に対して容易に相対的に移動させることができる。
上記複数の実装ヘッドが円周状に配置されている構成において、好ましくは、磁石部は、複数の実装ヘッドの各々に設けられており、複数の実装ヘッドのうち、吸装着位置に配置されている実装ヘッドは、磁石部による部品を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成されている。このように構成すれば、磁石部と実装ヘッドとを共に回転移動させることができるので、実装ヘッドの回転の際に、磁石部と実装ヘッドとを引き離す必要がない。これにより、回転の際の駆動力が大きくなるのを抑制することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、複数の実装ヘッドは、直線状に配置され、磁石部は、複数の実装ヘッドの各々に設けられており、複数の実装ヘッドのうち、上昇されている実装ヘッドは、磁石部により部品を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成されているとともに、下降されている実装ヘッドは、磁石部による部品を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成されている。このように構成すれば、上昇されている実装ヘッドは、磁力により部品を保持することができるので、上昇されている実装ヘッドに対しての負圧の供給を停止することができる。これにより、効果的に省エネルギー化を図ることができる。また、上昇されている実装ヘッドに対して負圧を供給する必要がないので、負圧供給部の容量を容易に小さくすることができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、磁石部は、電磁石を含む。このように構成すれば、磁石部による磁力の発生および停止を電力の制御により容易に切り替えることができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、磁石部は、上昇された状態の実装ヘッドの上端部に設けられている。このように構成すれば、実装ヘッドが上昇した際に磁石部と近づけることができるので、上昇した実装ヘッドの先端部に確実に磁力を発生させることができる。
本発明によれば、上記のように、実装ヘッドにより部品を保持するための負圧を供給する負圧発生部の容量を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態による部品実装装置の概略を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置の制御的な構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置のヘッドユニットを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置のヘッドユニットを示した側面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置のヘッドユニットを示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置の複数の実装ヘッドを示した図である。 本発明の第1実施形態による部品実装装置の実装ヘッドへのエアの経路を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による部品実装装置のヘッドユニットを示した側面図である。 本発明の第2実施形態による部品実装装置の実装ヘッドへのエアの経路を説明するための図である。 本発明の第3実施形態による部品実装装置のヘッドユニットを示した平面図である。 本発明の第3実施形態による部品実装装置の実装ヘッドの上下移動を説明するための図である。 本発明の第4実施形態による部品実装装置のヘッドユニットを示した正面図である。 本発明の第4実施形態による部品実装装置の実装ヘッドの上下移動を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例による部品実装装置の複数の実装ヘッドを示した図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例による部品実装装置のヘッドユニットを示した平面図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例による部品実装装置の実装ヘッドおよび磁石部を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(部品実装装置の構成)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態による部品実装装置100の構成について説明する。
図1に示すように、部品実装装置100は、一対のコンベア2により基板PをX方向に搬送し、実装作業位置Mにおいて基板Pに部品31を実装する部品実装装置である。図1に示すように、部品実装装置100は、基台1と、一対のコンベア2と、部品供給部3と、ヘッドユニット4と、支持部5と、一対のレール部6と、部品認識カメラ7と、制御部8(図2参照)とを備えている。
一対のコンベア2は、基台1上に設置され、基板PをX方向に搬送するように構成されている。また、一対のコンベア2は、搬送中の基板Pを実装作業位置Mで停止させた状態で保持するように構成されている。また、一対のコンベア2は、基板Pの寸法に合わせてY方向の間隔を調整可能に構成されている。
部品供給部3は、一対のコンベア2の外側(Y1側およびY2側)に配置されている。また、部品供給部3には、複数のテープフィーダ3aが配置されている。
テープフィーダ3aは、複数の部品31を所定の間隔を隔てて保持したテープが巻き付けられたリール(図示せず)を保持している。テープフィーダ3aは、リールを回転させて部品31を保持するテープを送出することにより、テープフィーダ3aの先端から部品31を供給するように構成されている。ここで、部品31は、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗などの電子部品を含む。また、部品31は、表面に軟磁性体のメッキ処理が施されている。たとえば、部品31の表面には、ニッケルを含む金属によりメッキ処理が施されている。これにより、部品31は、磁力により吸着することが可能である。
ヘッドユニット4は、部品31が装着される基板Pに対して作業を行うように構成されている。具体的には、ヘッドユニット4は、一対のコンベア2および部品供給部3の上方位置に配置されており、ノズル41が下端に取り付けられた複数(18本)の実装ヘッド42と、基板認識カメラ43とを含んでいる。また、図2に示すように、ヘッドユニット4は、エジェクタ44と、エア制御弁44aと、Z軸モータ45と、R軸モータ46と、ロータリ軸モータ47とを含んでいる。また、図4〜図6に示すように、ヘッドユニット4には、複数の磁石部48が設けられている。なお、エジェクタ44は、特許請求の範囲の「負圧発生部」の一例である。また、Z軸モータ45は、特許請求の範囲の「上下駆動部」の一例である。
実装ヘッド42は、基板Pに部品31を実装するように構成されている。実装ヘッド42は、昇降可能(Z方向に移動可能)に構成されている。また、実装ヘッド42は、エジェクタ44(図2および図3参照)によりノズル41の先端部に発生された負圧によって、テープフィーダ3aから供給される部品31を吸着するように構成されている。また、実装ヘッド42は、磁石部48によりノズル41の先端部に磁力を発生させて部品31を保持するように構成されている。また、実装ヘッド42は、部品実装装置100の外部から供給される正圧によりノズル41の先端部に発生された正圧によって、基板Pにおける装着位置に部品31を装着(実装)する作業を行うように構成されている。なお、負圧とは、実装ヘッド42の雰囲気(周辺)の空気圧より低い空気圧のことであり、部品31を吸着するのに十分な空気圧である。また、正圧とは、実装ヘッド42の雰囲気(周辺)の空気圧より高い空気圧のことである。
図5に示すように、複数の実装ヘッド42は、円周状に配置されている。また、複数の実装ヘッド42は、上下方向に延びるロータリ軸線回りにA方向に回転されるように構成されている。つまり、複数の実装ヘッド42は、ロータリ式である。また、複数の実装ヘッド42は、部品31を吸着または装着する吸装着位置に対して回転して移動されるように構成されている。また、実装ヘッド42およびノズル41は、磁性体を含む材料により形成されている。つまり、実装ヘッド42は、磁石部48が近接された場合、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部に磁力が発生するように、磁性体を含んでいる。磁性体は、たとえば、ステンレスを含む。
基板認識カメラ43は、認識対象としての基板Pを撮像可能に構成されている。具体的には、基板認識カメラ43は、図1に示すように、基板Pの位置を認識するために、基板PのフィデューシャルマークFを撮像するように構成されている。そして、フィデューシャルマークFの位置を撮像して認識することにより、基板Pにおける部品31の装着位置を正確に取得することが可能である。また、基板認識カメラ43の近傍には、照明(図示せず)が設けられている。照明は、基板認識カメラ43の撮像時に光(可視光や赤外光など)を基板Pに照射するように構成されている。これにより、基板認識カメラ43により基板Pを鮮明に撮像することが可能である。
エジェクタ44は、実装ヘッド42に負圧を供給するように構成されている。具体的には、エジェクタ44は、実装ヘッド42により部品31を少なくとも装着する動作の際に実装ヘッド42により部品31を保持するための負圧を供給するように構成されている。また、エジェクタ44は、実装ヘッド42により部品31を吸着する動作の際に実装ヘッド42に負圧を供給するように構成されている。エジェクタ44により供給される負圧は、図7に示すように、通路491または492と、吸装着位置近傍に位置する通路493とを介して、吸装着位置近傍に位置する実装ヘッド42に供給される。また、エジェクタ44は、図3に示すように、ヘッドユニット4に設けられている。これにより、負圧を供給する装置を、ヘッドユニット4に設けることができるので、ヘッドユニット4の外部に設ける場合に比べて、負圧を供給する配管を簡素化することができる。
通路491は、吸装着位置に位置する1本の実装ヘッド42にエア(正圧または負圧)を供給する。通路492は、吸装着位置の前2本または後2本の実装ヘッド42にエアを供給する。通路491および492は、実装ヘッド42が回転する際にオーバーラップして通路493に接続されるように構成されている。これにより、実装ヘッド42の回転中にも確実にエアを供給することが可能である。
エア制御弁44a(図2参照)は、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部に供給されるエア(負圧、正圧または停止)を切り替えるように構成されている。具体的には、エア制御弁44aは、通路491および492に、それぞれ、個別に設けられている。また、エア制御弁44aは、実装ヘッド42に供給される、正圧、負圧およびエアの停止を切り替えるように構成されている。エア制御弁44aは、たとえば、三方弁を含む。なお、正圧は、部品実装装置100の外部から供給される。負圧は、エジェクタ44から供給される。
Z軸モータ45は、実装ヘッド42を上下方向(Z方向)に移動させるように構成されている。具体的には、Z軸モータ45は、当接部451を上下させるように構成されている。当接部451は、図4〜図6に示すように、下降することにより、吸装着位置に位置する実装ヘッド42に対して上方(Z1方向)から当接して、下方に押し下げるように構成されている。また、当接部451は、上昇することにより、吸装着位置に位置する実装ヘッド42を上方に移動させるように構成されている。詳しくは、吸装着位置に位置する実装ヘッド42は、当接部451の上昇に伴って、バネの力により、上方の位置に戻るように移動するように構成されている。
R軸モータ46は、実装ヘッド42を上下方向に延びる軸線を中心に回転させるように構成されている。これにより、実装ヘッド42に吸着された部品31の水平方向の向きを調整することが可能である。R軸モータ46は、複数の実装ヘッド42を連動して回転させるように構成されている。これにより、複数の実装ヘッド42毎にR軸モータ46を設ける必要がないので、部品点数が増加するのを抑制することが可能である。
ロータリ軸モータ47は、図5に示すように、複数の実装ヘッド42を、上下方向に延びるロータリ軸線回りにA方向に回転させるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、磁石部48は、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部(ノズル41)に磁力を発生させるように構成されている。具体的には、図6に示すように、磁石部48は、上昇された状態の実装ヘッド42の上端部に設けられている。また、磁石部48は、永久磁石により構成されている。たとえば、磁石部48は、ネオジム系の永久磁石またはフェライト系の永久磁石を含む。また、磁石部48は、上昇された状態の実装ヘッド42に当接するように構成されている。また、磁石部48は、吸装着位置近傍以外に位置する個々の実装ヘッド42に対応する位置に個別に設けられている。また、各々の磁石部48は、実装ヘッド42側(下側)の極が互いに同じ極になるように配置されている。たとえば、全ての磁石部48は、それぞれ、S極を下方に向けて配置されている。または、全ての磁石部48は、それぞれ、N極を下方に向けて配置されている。
ここで、第1実施形態では、図5および図6に示すように、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置近傍(吸装着位置の1本、前の1本および後の1本)に配置されている実装ヘッド42には、磁石部48が配置されていない。なお、図6に示す複数の実装ヘッド42は、円周状に配置されているものを便宜的に横方向に並べて図示したものである。また、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置近傍(吸装着位置の1本、前の2本および後の2本)に配置されている実装ヘッド42には、エア制御弁44aを介して、エジェクタ44による負圧または外部からの正圧が接続されている。また、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置近傍以外に配置されている実装ヘッド42は、磁石部48により部品31を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成されている。つまり、磁石部48は、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッド42に対応する位置に配置されている。
また、第1実施形態では、複数の実装ヘッド42は、回転されることにより、磁石部48との相対的な位置が移動されるように構成されている。また、実装ヘッド42は、少なくとも部品31を基板Pに装着する動作の際に、エジェクタ44から供給される負圧により部品31を保持するように構成されている。また、実装ヘッド42は、部品31を基板Pに装着する動作の際に、外部から供給される正圧により部品31を離間させるように構成されている。また、実装ヘッド42は、上昇された場合に、エジェクタ44からの負圧の供給が停止され、磁石部48の磁力により部品31を保持するように構成されている。
支持部5は、図1および図2に示すように、X軸モータ51を含んでいる。支持部5は、図1に示すように、X軸モータ51を駆動させることにより、支持部5に沿ってヘッドユニット4をX方向に移動させるように構成されている。支持部5は、両端部が一対のレール部6により支持されている。
一対のレール部6は、基台1上に固定されている。X1側のレール部6は、Y軸モータ61を含んでいる。レール部6は、Y軸モータ61を駆動させることにより、支持部5を一対のレール部6に沿ってX方向と直交するY方向に移動させるように構成されている。ヘッドユニット4が支持部5に沿ってX方向に移動可能であるとともに、支持部5がレール部6に沿ってY方向に移動可能であることによって、ヘッドユニット4はXY方向に移動可能である。
部品認識カメラ7は、基台1の上面上に固定されている。部品認識カメラ7は、部品31を撮像可能に構成されている。具体的には、部品認識カメラ7は、一対のコンベア2の外側(Y1側およびY2側)に配置されている。部品認識カメラ7は、部品31の装着に先立って部品31の吸着状態(吸着姿勢)を認識するために、実装ヘッド42のノズル41に吸着された部品31を下側(Z2側)から撮像するように構成されている。これにより、実装ヘッド42のノズル41に吸着された部品31の吸着状態を制御部8により取得することが可能である。また、部品認識カメラ7の近傍には、照明(図示せず)が設けられている。照明は、部品認識カメラ7の撮像時に光(可視光や赤外光など)をノズル41に吸着された部品31に照射するように構成されている。これにより、部品認識カメラ7によりノズル41に吸着された部品31を鮮明に撮像することが可能である。
制御部8は、一対のコンベア2による基板Pの搬送動作、ヘッドユニット4による実装動作、基板認識カメラ43や部品認識カメラ7による撮像動作などの部品実装装置100の全体の動作を制御するように構成されている。また、制御部8は、実装動作を行うプログラムに基づいて、実装動作を制御するように構成されている。たとえば、制御部8は、エジェクタ44のエア圧(負圧)を制御するように構成されている。また、制御部8は、エア制御弁44aによるエア(負圧、正圧または停止)の切り替えを制御するように構成されている。また、制御部8は、X軸モータ51、Y軸モータ61を駆動させて、ヘッドユニット4を水平方向に移動させる制御を行うように構成されている。また、制御部8は、Z軸モータ45を駆動させて、実装ヘッド42の昇降移動を制御するように構成されている。また、制御部8は、R軸モータ46を駆動させて、実装ヘッド42を、上下方向(Z方向)の軸線回りに回転させるように構成されている。また、制御部8は、ロータリ軸モータ47を駆動させて、複数の実装ヘッド42をロータリ軸線回りに回転させるように構成されている。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部(ノズル41)に磁力を発生させる磁石部48を設ける。これにより、磁石部48により発生される磁力により部品31を保持することができるので、上昇された実装ヘッド42に対して負圧を供給する必要がない。つまり、全ての実装ヘッド42に対して負圧を供給する必要がないので、エジェクタ44の容量を小さくすることができる。その結果、エジェクタ44を小型化することができるので、エジェクタ44をヘッドユニット4に搭載することができる。これにより、負圧を供給する構成を簡素化することができる。また、部品31を保持する実装ヘッド42に対して負圧の供給を停止することができるので、エジェクタ44の駆動を停止または出力を抑制することができる。これにより、省エネルギー化を図ることができる。
また、第1実施形態では、実装ヘッド42を、少なくとも部品31を基板Pに装着する動作の際に、エジェクタ44から供給される負圧により部品31を保持するように構成する。これにより、磁力を利用して部品31を装着する場合に比べて、負圧を停止して正圧を作用させることにより部品31を迅速かつ確実に装着することができる。また、実装ヘッド42を、上昇された場合に、エジェクタ44からの負圧の供給が停止され、磁石部48の磁力により部品31を保持するように構成する。これにより、部品31を保持する実装ヘッド42に対して負圧の供給を停止するので、複数の実装ヘッド42のうち、負圧が必要な特定の実装ヘッド42に対して集中して負圧を供給することができる。
また、第1実施形態では、エジェクタ44を、実装ヘッド42により部品31を吸着する動作の際にも実装ヘッド42に負圧を供給するように構成する。これにより、磁力を利用して部品31を吸着する場合に比べて、負圧により部品31を迅速かつ確実に吸着することができる。
また、第1実施形態では、複数の実装ヘッド42を、円周状に配置し、部品31を吸着または装着する吸装着位置に対して回転して移動されるように構成する。また、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置近傍以外に配置されている実装ヘッド42を、磁石部48により部品31を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成する。これにより、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッド42は、磁力により部品31を保持することができるので、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッド42に対しての負圧の供給を停止することができる。これにより、効果的に省エネルギー化を図ることができる。また、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッド42に対して負圧を供給する必要がないので、エジェクタ44を容易に小型化することができる。
また、第1実施形態では、磁石部48を、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置近傍以外に配置される実装ヘッド42に対応する位置に配置する。また、複数の実装ヘッド42を、回転されることにより、磁石部48との相対的な位置が移動されるように構成する。これにより、実装ヘッド42を回転することにより、部品31を吸着する先端部に磁力を発生させることができるので、磁力の発生および停止を容易に切り替えることができる。
また、第1実施形態では、磁石部48を、上昇された状態の実装ヘッド42の上端部に設ける。これにより、実装ヘッド42が上昇した際に磁石部48と近づけることができるので、上昇した実装ヘッド42の先端部に確実に磁力を発生させることができる。
[第2実施形態]
次に、図8および図9を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、磁石部が永久磁石により構成されている上記第1実施形態とは異なり、磁石部を電磁石により構成した例について説明する。なお、第1実施形態と同様の箇所には同様の符号を付している。
第2実施形態では、図8に示すように、部品実装装置200(図1参照)は、磁石部201を備えている。磁石部201は、複数の実装ヘッド42の全てに設けられている。また、磁石部201は、実装ヘッド42とともにロータリ軸線回りに回転するように構成されている。磁石部201は、電磁石を含む。また、磁石部201は、実装ヘッド42の各々を取り囲むようにコイルが配置されている。また、各々の磁石部201は、独立して通電されるように構成されている。これにより、吸装着位置に位置する実装ヘッド42に対して磁力の発生を停止させるとともに、吸装着位置以外に位置する実装ヘッド42に対して磁力を発生させることが可能である。また、磁石部201は、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部(ノズル41)に磁力を発生させるように構成されている。
エジェクタ44〈図2参照〉は、実装ヘッド42に負圧を供給するように構成されている。具体的には、エジェクタ44は、実装ヘッド42により部品31を少なくとも装着する動作の際に実装ヘッド42により部品31を保持するための負圧を供給するように構成されている。エジェクタ44により供給される負圧は、図9に示すように、通路203と、エア制御弁202とを介して、吸装着位置近傍に位置する実装ヘッド42に供給される。エア制御弁202は、複数の実装ヘッド42の全てに対応するように設けられている。エア制御弁202は、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部に供給されるエア(負圧、正圧または停止)を切り替えるように構成されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
上記のように、第2実施形態では、第1実施形態と同様に、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部に磁力を発生させる磁石部48を設ける。これにより、エジェクタ44の容量を小さくすることができる。また、エジェクタ44の駆動を停止または出力を抑制することができるので、省エネルギー化を図ることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、電磁石の磁石部201を設ける。これにより、磁石部201による磁力の発生および停止を電力の制御により容易に切り替えることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図10および図11を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、磁石部が、吸装着位置近傍以外に位置する個々の実装ヘッドに対応する位置に設けられている上記第1実施形態とは異なり、磁石部が、吸装着位置近傍を含む全ての回転位置の実装ヘッドに対応する位置に設けられている構成の例について説明する。なお、第1実施形態と同様の箇所には同様の符号を付している。
第3実施形態では、図10に示すように、部品実装装置300(図1参照)の磁石部48は、複数の実装ヘッド42の各々に設けられている。また、磁石部48は、実装ヘッド42とともにロータリ軸線回りに回転するように構成されている。また、磁石部48は、永久磁石により構成されている。たとえば、磁石部48は、ネオジム系の永久磁石またはフェライト系の永久磁石を含む。また、磁石部48は、上昇された状態の実装ヘッド42に当接するように構成されている。また、磁石部48は、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部(ノズル41)に磁力を発生させるように構成されている。
具体的には、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置に配置されている実装ヘッド42は、磁石部48による部品31を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成されている。つまり、図11に示すように、吸装着位置以外に配置されている実装ヘッド42は、上昇されることにより、磁石部48に当接している。これにより、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部に磁力が発生する。一方、吸装着位置に配置されている実装ヘッド42は、下降されることにより、磁石部48から離間している。これにより、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部の磁力の発生が停止される。
また、図11に示すように、当接部451は、磁石部48を避けた状態で、実装ヘッド42に当接するように構成されている。つまり、当接部451は、磁石部48とオフセットした位置で実装ヘッド42に当接して、実装ヘッド42を下方に押し下げるように構成されている。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
上記のように、第3実施形態では、第1実施形態と同様に、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部に磁力を発生させる磁石部48を設ける。これにより、エジェクタ44の容量を小さくすることができる。また、エジェクタ44の駆動を停止または出力を抑制することができるので、省エネルギー化を図ることができる。
また、第3実施形態では、上記のように、磁石部48を、複数の実装ヘッド42の各々に設ける。また、複数の実装ヘッド42のうち、吸装着位置に配置されている実装ヘッド42を、磁石部48による部品31を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成する。これにより、磁石部48と実装ヘッド42とを共に回転移動させることができるので、実装ヘッド42の回転の際に、磁石部48と実装ヘッド42とを引き離す必要がない。これにより、回転の際の駆動力が大きくなるのを抑制することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
次に、図12および図13を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、複数の実装ヘッドは円周状に配置されている上記第1〜第3実施形態とは異なり、複数の実装ヘッドが直線状に配置されている構成の例について説明する。なお、第1実施形態と同様の箇所には同様の符号を付している。
第4実施形態では、図12に示すように、部品実装装置400(図1参照)のヘッドユニット401は、複数の実装ヘッド42を含む。複数(10本)の実装ヘッド42は、直線状に配置されている。また、磁石部48(図13参照)は、複数の実装ヘッド42の各々に設けられている。また、磁石部48は、永久磁石により構成されている。たとえば、磁石部48は、ネオジム系の永久磁石またはフェライト系の永久磁石を含む。また、磁石部48は、上昇された状態の実装ヘッド42に当接するように構成されている。また、磁石部48は、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部(ノズル41)に磁力を発生させるように構成されている。
具体的には、複数の実装ヘッド42のうち、上昇されている実装ヘッド42は、磁石部48により部品31を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成されている。また、複数の実装ヘッド42のうち、下降されている実装ヘッド42は、磁石部48による部品31を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成されている。つまり、図13に示すように、実装ヘッド42は、上昇されることにより、磁石部48に当接している。これにより、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部に磁力が発生する。一方、実装ヘッド42は、下降されることにより、磁石部48から離間している。これにより、実装ヘッド42(ノズル41)の先端部の磁力の発生が停止される。
また、第4実施形態では、エジェクタ402は、複数の実装ヘッド42の各々に設けられている。また、各々のエジェクタ402は、独立して駆動されるように構成されている。これにより、下降位置に位置する実装ヘッド42に対して負圧を供給するとともに、上昇位置に位置する実装ヘッド42に対して負圧の供給を停止させることが可能である。また、エジェクタ402は、図12に示すように、ヘッドユニット401に設けられている。
図13に示すように、昇降部403は、複数の実装ヘッド42の各々に設けられている。また、昇降部403を駆動するZ軸モータ45(図2参照)は、昇降部403毎に設けられている。つまり、複数の実装ヘッド42を個別に昇降させることが可能である。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態の効果)
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
上記のように、第4実施形態では、第1実施形態と同様に、実装ヘッド42が上昇された場合に、実装ヘッド42の部品31を吸着する先端部に磁力を発生させる磁石部48を設ける。これにより、エジェクタ402の容量を小さくすることができる。また、エジェクタ402の駆動を停止または出力を抑制することができるので、省エネルギー化を図ることができる。
また、第4実施形態では、上記のように、複数の実装ヘッド42を、直線状に配置する。また、磁石部48を、複数の実装ヘッド42の各々に設ける。また、複数の実装ヘッド42のうち、上昇されている実装ヘッド42を、磁石部48により部品31を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成するとともに、下降されている実装ヘッド42を、磁石部48による部品31を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成する。これにより、上昇されている実装ヘッド42は、磁力により部品31を保持することができるので、上昇されている実装ヘッド42に対しての負圧の供給を停止することができる。これにより、効果的に省エネルギー化を図ることができる。また、上昇されている実装ヘッド42に対して負圧を供給する必要がないので、エジェクタ402の容量を容易に小さくすることができる。
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、エジェクタ(負圧発生部)は、実装ヘッドにより部品を吸着および装着する動作の際に実装ヘッドにより部品を保持(吸着)するための負圧を供給する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、負圧発生部は、実装ヘッドにより部品を少なくとも装着する動作の際に実装ヘッドにより部品を保持するための負圧を供給すればよい。この場合、実装ヘッドにより部品を吸着する場合に、磁力を利用して吸着してもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、エジェクタ(負圧発生部)は、ヘッドユニットに設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、負圧発生部は、ヘッドユニットとは別個に設けられていてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、正圧は、部品実装装置の外部から供給される構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、正圧が部品実装装置に設けられた正圧発生部から供給されてもよい。この場合、正圧発生部は、負圧発生部と一体的に設けられていてもよい。
また、上記第1実施形態では、磁石部と実装ヘッドとが直接当接する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図14に示す第1変形例のように、実装ヘッド42の各々に磁石部48に当接可能に設けられ、複数の実装ヘッド42の回転移動の軸線に対して垂直な軸線回りに回転するローラ501を設けてもよい。また、磁石部と実装ヘッドを当接させずに、所定の間隔を隔てて、隣接するように配置してもよい。
また、上記第1実施形態では、磁石部が個別に複数設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図15に示す第2変形例のように、円弧形状(略C字形状)の磁石部を1つ設けてもよい。また、複数の実装ヘッドに跨って配置される磁石部を、2以上組み合わせて配置してもよい。
また、上記第1実施形態では、磁石部が実装ヘッドの上部に設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図16に示す第3変形例のように、磁石部48を実装ヘッド42の側方に設けてもよい。この場合、磁石部48は、実装ヘッド42毎に個別に設けてもよいし、円弧形状の1つの磁石部を設けてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、ヘッドユニットが1つ設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ヘッドユニットを複数設けてもよい。また、1つのヘッドユニットに複数のロータリを設けてもよい。
4、401 ヘッドユニット
31 部品
42 実装ヘッド
44、402 エジェクタ(負圧発生部)
45 Z軸モータ(上下駆動部)
48、201 磁石部
100、200、300、400 部品実装装置
501 ローラ
P 基板

Claims (9)

  1. 基板に部品を実装する複数の実装ヘッドを含むヘッドユニットと、
    前記実装ヘッドにより前記部品を少なくとも装着する動作の際に前記実装ヘッドにより前記部品を保持するための負圧を供給する負圧発生部と、
    前記実装ヘッドを上下方向に移動させる上下駆動部と、
    前記実装ヘッドが上昇された場合に、前記実装ヘッドの前記部品を吸着する先端部に磁力を発生させる磁石部とを備え
    前記実装ヘッドは、上昇された場合に、前記負圧発生部からの負圧の供給が停止され、前記磁石部の磁力により前記部品を保持するように構成されている、部品実装装置。
  2. 前記負圧発生部は、前記実装ヘッドにより前記部品を吸着する動作の際にも前記実装ヘッドに負圧を供給するように構成されている、請求項に記載の部品実装装置。
  3. 複数の前記実装ヘッドは、円周状に配置され、前記部品を吸着または装着する吸装着位置に対して回転して移動されるように構成されており、
    前記複数の実装ヘッドのうち、前記吸装着位置近傍以外に配置されている前記実装ヘッドは、前記磁石部により前記部品を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 前記磁石部は、前記複数の実装ヘッドのうち、前記吸装着位置近傍以外に配置される前記実装ヘッドに対応する位置に配置されており、
    前記複数の実装ヘッドは、回転されることにより、前記磁石部との相対的な位置が移動されるように構成されている、請求項に記載の部品実装装置。
  5. 前記実装ヘッドの各々に前記磁石部に当接可能に設けられ、前記複数の実装ヘッドの回転移動の軸線に対して垂直な軸線回りに回転するローラをさらに備える、請求項に記載の部品実装装置。
  6. 前記磁石部は、前記複数の実装ヘッドの各々に設けられており、
    前記複数の実装ヘッドのうち、前記吸装着位置に配置されている前記実装ヘッドは、前記磁石部による前記部品を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成されている、請求項に記載の部品実装装置。
  7. 複数の前記実装ヘッドは、直線状に配置され、
    前記磁石部は、前記複数の実装ヘッドの各々に設けられており、
    前記複数の実装ヘッドのうち、上昇されている前記実装ヘッドは、前記磁石部により前記部品を吸着する先端部に磁力が発生させられるように構成されているとともに、下降されている前記実装ヘッドは、前記磁石部による前記部品を吸着する先端部の磁力の発生が停止されるように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装装置。
  8. 前記磁石部は、電磁石を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  9. 前記磁石部は、上昇された状態の前記実装ヘッドの上端部に設けられている、請求項1〜のいずれか1項に記載の部品実装装置。
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