JP6715058B2 - 容器本体 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体に関する。
従来、バターやマーガリン等の食品を収容する平面視四角形状の樹脂製容器が知られている。このような容器は、食品が充填される有底の容器本体と、容器本体の開口部の外周部に係脱して当該開口部を開閉可能な有天の蓋体とで構成される(例えば、特許文献1、2参照)。
容器本体および蓋体の係脱構造として、容器本体の外周部のコーナー部分には、外側に向けて突出した容器本体側の係合爪部が成形され、蓋体の内周部のコーナー部分には、内側に向けて突出した蓋体側の係合爪部が成形されることが一般的である。そのような係合爪部は、周方向に沿って所定の長さで設けられる。
蓋体を容器本体から外して開口部を開放する場合、容器本体の長辺側を把持しつつ、蓋体の長辺側を外側から把持し、容器本体ごと内側に力を加える。そうすると、蓋体の長辺側がゆがむと同時に短辺側が外側に広がるように変形し、蓋体のコーナー部分が容器本体のコーナー部分から外側に離間して、蓋体および容器本体の互いの係合爪部の係合が解除される。
特許第5543749号公報 特開2013−52913号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載されたような従来の容器は、バターやマーガリン等の比較的硬い固形物を容器本体に収納すると、容器本体から蓋体を外す動作において、容器本体を内側にゆがませるために強い力が必要になってしまい、容器本体から蓋体を外すことが困難となる場合があった。
本発明の目的は、蓋体を容易に外すことができる容器本体を提供することにある。
本発明の容器本体は、蓋体が着脱自在に取り付けられ、前記蓋体によって開口が覆われる樹脂製の容器本体であって、底面部と、前記底面部の周縁から上方に立設された側面部と、前記側面部から外部に向けて延出した鍔部と、前記鍔部から立設され、前記側面部の上方で前記開口の辺縁を形成する四角枠状の立上側壁とを備え、前記立上側壁の四隅には、前記蓋体に設けられた蓋体側係合部と係脱する本体側係合部が設けられ、前記側面部は、前記開口を挟んで対向しかつ外側から把持される側の一対の把持側面部と、前記開口を挟みかつ前記把持側面部に対して角度をなして対向する一対の非把持側面部とを備え、前記把持側面部は、内側に窪んだ曲面部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、容器本体の把持側面部が内側に窪んだ曲面部を備えているため、この部分の鍔部を延設方向に幅広にすることができ、鍔部の曲げ剛性を低くすることができる。このため、蓋体を外す際に立上側壁よりも弱い力で鍔部がゆがむことになり、容器本体を弱い力で内側にゆがませることができるので、蓋体を容易に外すことができる。
本発明の容器本体において、前記曲面部は、前記把持側面部の上端から下端にかけて設けられていることが好ましい。
本発明によれば、曲面部が把持側面部の上端から下端にかけて設けられているため、当該把持側面部を底面部側から把持する際に、容易に把持することができる。
本発明の一実施形態に係る容器の全体を示す分解斜視図。 容器本体の底面図。 容器本体の側面図。 図3のIV−IV断面図。 本発明の変形例に係る容器本体の底面図。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る容器1の全体を示す分解斜視図である。図2〜図4は、容器本体2の底面図、側面図、および断面図である。
[容器]
図1において、容器1は、例えばバターやマーガリンなどの食品を収容するものであり、樹脂の射出成型品である。容器1は、上部に開口2Aが形成された有底の容器本体2と、容器本体2に着脱自在に取り付けられ、開口2Aを覆う有天の蓋体3とを備えている。
[容器本体]
容器本体2は、図2〜図4にも示すように、底面部21と、底面部21の周縁から上方に立設された側面部22と、側面部22の上端縁に周方向に連続して設けられ、当該上端縁から外部に向けて水平に延出した鍔部としての第1鍔部23と、第1鍔部23の先端縁から上下方向に立設され、開口2Aの辺縁を形成する略四角枠状の立上側壁24と、立上側壁24の下端縁に周方向に連続して設けられ、当該下端縁から外部に向けて水平に延出した第2鍔部25とを備えている。
側面部22は、平面視にて略長方形枠状とされている。側面部22は、開口2Aを挟んで対向しかつ外側から把持される側の一対の把持側面部としての長辺側面部22Aと、開口2Aを挟みかつ長辺側面部22Aに対して略直角をなして対向する一対の非把持側面部としての短辺側面部22Bとを備えている。
長辺側面部22Aは、内側に窪んだ曲面部22Cを備えている。曲面部22Cは、長辺側面部22Aの周方向の略中央部に設けられ、周方向に沿って内側に凸の湾曲面形状とされている。すなわち、曲面部22Cは、横断面視で周方向に沿って内側に凸状の湾曲形状を有し、当該湾曲形状が長辺側面部22Aの上端から下端(第1鍔部23から底面部21)にかけて形成されている。
立上側壁24は、平面視にて略長方形枠状とされている。この立上側壁24は、四隅に設けられた円弧状の本体側角部24Aと、開口2Aを挟んで対向しかつ外側から把持される側の一対の本体側長辺部24Bと、開口2Aを挟みかつ本体側長辺部24Bに対して略直角をなして対向する一対の本体側短辺部24Cとを備えている。
本体側角部24Aは、外側に突出するとともに、周方向に所定の長さを有した1条の本体側係合部24Dを備えている。この本体側係合部24Dは、成型により設けられている。
第2鍔部25は、本体側角部24A、本体側長辺部24B、および本体側短辺部24Cにわたって連続して設けられている。このような第2鍔部25は、蓋体3を支持する部位である。図1では、第2鍔部25は、本体側短辺部24Cおよびその両側の本体側角部24Aにかけては大きく延設され、本体側長辺部24Bに対応した位置では蓋体3の厚さ程度に小さく延設されて描かれているが、例えば周方向に沿って略同じ延設長さで形成される場合もある。
[蓋体]
蓋体3は、天面部31と、天面部31の周縁から下方に垂設された略四角枠状の側面部32と、側面部32の下端縁に周方向に連続して設けられ、当該下端縁から外部に向けて水平に僅かに延出した第1鍔部33と、第1鍔部33の先端縁から垂下され、容器本体2への取付時に立上側壁24の外側に位置する略四角枠状の垂下側壁34と、垂下側壁34の下端縁に周方向に連続して設けられ、当該下端縁から外部に向けて水平に僅かに延出した第2鍔部35とを備えている。
垂下側壁34は、平面視にて略長方形枠状とされている。この垂下側壁34は、四隅に設けられた円弧状の蓋体側角部34Aと、容器本体2の開口2Aを挟んで対向しかつ外側から把持される側の一対の把持側辺部としての蓋体側長辺部34Bと、開口2Aを挟みかつ蓋体側長辺部34Bに対して略直角をなして対向する一対の非把持側辺部としての蓋体側短辺部34Cとを備えている。
蓋体側角部34Aは、内側に突出するとともに、周方向に所定の長さを有して本体側係合部24Dと係脱する1条の蓋体側係合部34Dを備えている。この蓋体側係合部34Dは、成型により設けられている。
第2鍔部35は、蓋体側角部34A、蓋体側長辺部34B、および蓋体側短辺部34Cにわたて連続して設けられている。このような第2鍔部35が容器本体2の第2鍔部25に当接され、蓋体3が支持される。
[蓋体の取り外し]
蓋体3を容器本体2から外して開口2Aを開放する場合、蓋体3の対向する蓋体側長辺部34Bを外側から把持し、蓋体3を内側にゆがませて変形させる(図1中の白抜き矢印および2点鎖線参照)。この際、蓋体3に加えた力は、蓋体側長辺部34Bから蓋体側短辺部34Cに伝えられる。そうすると、容器本体2の第1鍔部23の長辺側が内側にゆがみ、蓋体3の蓋体側短辺部34Cが外側に広がるようにゆがむ。このため、蓋体3の蓋体側角部34Aが容器本体2の本体側角部24Aから外側に離間し、蓋体3および容器本体2の互いの係合部24D、34Dの係合が解除され、蓋体3が容器本体2から外れる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、容器本体2の長辺側面部22Aが内側に窪んだ曲面部22Cを備えているため、この部分の第1鍔部23を延設方向に幅広にすることができ、第1鍔部23の曲げ剛性を低下させることができる。このため、蓋体3を外す際に立上側壁24よりも弱い力で第1鍔部23がゆがむことになり、容器本体2を弱い力で内側にゆがませることができるので、蓋体3を容易に外すことができる。
また、容器本体2の長辺側面部22Aが曲面部22Cを備えているため、容器本体2を曲面部22Cで容易に把持することができる。
また、曲面部22Cが長辺側面部22Aの上端から下端にかけて設けられているため、当該長辺側面部22Aを底面部21側から把持する際に、容易に把持することができる。
[変形例]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変更等は、本発明に含まれる。
例えば、容器本体2は、複数の曲面部22Cを備えてもよい。この場合、曲面部22Cは、図5に示すように、長辺側面部22Aの中央部を挟んだ両側に設けられてもよい。また、曲面部22Cは、側面部22に3つ以上設けられてもよい。
本体側係合部24Dや蓋体側係合部34Dは、本体側角部24Aや蓋体側角部34Aに複数設けられていてもよい。
側面部22、立上側壁24、垂下側壁34は、平面視で長方形枠状ではなく、正方形枠状であってもよい。また、長方形枠状とされた場合でも、把持される側を短辺側面部22B、本体側短辺部24C、蓋体側短辺部34Cとし、非把持側を長辺側面部22A、本体側長辺部24B、蓋体側長辺部34Bとしてもよい。
本発明は、バターやマーガリン等の食品を収容する容器として好適に利用できる。
1…容器、2…容器本体、2A…開口、3…蓋体、21…底面部、22…側面部、22A…長辺側面部(把持側面部)、22B…短辺側面部(非把持側面部)、22C…曲面部、23…第1鍔部(鍔部)、24…立上側壁、24D…本体側係合部、34…垂下側壁、34A…蓋体側角部、34B…蓋体側長辺部、34C…蓋体側短辺部、34D…蓋体側係合部。

Claims (2)

  1. 蓋体が着脱自在に取り付けられ、前記蓋体によって開口が覆われる樹脂製の容器本体であって、
    底面部と、
    前記底面部の周縁から上方に立設された側面部と、
    前記側面部から外部に向けて延出した鍔部と、
    前記鍔部から立設され、前記側面部の上方で前記開口の辺縁を形成する四角枠状の立上側壁とを備え、
    前記立上側壁の四隅には、前記蓋体に設けられた蓋体側係合部と係脱する本体側係合部が設けられ、
    前記側面部は、
    前記開口を挟んで対向しかつ外側から把持される側の一対の把持側面部と、
    前記開口を挟みかつ前記把持側面部に対して角度をなして対向する一対の非把持側面部とを備え、
    前記把持側面部は、内側に窪んだ曲面部を備え
    前記曲面部の位置における前記鍔部の延出方向の幅は、前記曲面部が設けられていない位置の前記鍔部の幅よりも幅広とされていることを特徴とする容器本体。
  2. 請求項1に記載の容器本体において、
    前記曲面部は、前記把持側面部の上端から下端にかけて設けられていることを特徴とする容器本体。
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