JP6714808B2 - 偏光膜用フィルムおよびそれを用いた偏光膜ならびにその製造方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は、数平均繊維径が2〜200nmのセルロース繊維を分散したPVA系樹脂からなる偏光膜用フィルムを第1の要旨とする。
本発明の偏光膜用フィルムは、数平均繊維径が2〜200nmのセルロース繊維を分散したPVA系樹脂を用いて得られる。
本発明の偏光膜用フィルムの形成材料において、マトリックス成分となるPVA系樹脂について説明する。
かかる重量平均分子量が少なすぎるとPVA系樹脂を光学フィルムとする場合に充分な光学性能が得られにくい傾向があり、多すぎるとPVA系樹脂フィルムを偏光フィルムとする場合に延伸が困難となり、工業的な生産が難しく好ましくない。
つぎに、PVA系樹脂に分散してなるセルロース繊維について説明する。
本発明において、特定の数平均繊維径であるセルロース繊維の原料(セルロース繊維原料)となるものは、下記に示すようなセルロース含有物から一般的な精製工程を経て不純物を除去したものである。
上記セルロース含有物としては、例えば、針葉樹や広葉樹等の木質(木粉等)、コットンリンターやコットンリント等のコットン、さとうきびや砂糖大根等の絞りかす、亜麻、ラミー、ジュート、ケナフ等の靭皮繊維、サイザル、パイナップル等の葉脈繊維、アバカ、バナナ等の葉柄繊維、ココナツヤシ等の果実繊維、竹等の茎幹繊維等の植物由来原料、バクテリアが産生するバクテリアセルロース、バロニアやシオグサ等の海草やホヤの被嚢等の天然セルロースがあげられる。これらの天然セルロースは、結晶性が高いので低線膨張率、高弾性率になり好ましい。特に、植物由来原料から得られるセルロース含有物が好ましい。
セルロース含有物の精製方法は、例えば、セルロース含有物をベンゼン−エタノール混合液や炭酸ナトリウム水溶液で脱脂した後、亜塩素酸塩で脱リグニン処理を行い(ワイズ法)、アルカリ化合物で脱ヘミセルロース処理することにより行なわれる。また、上記ワイズ法の他に、過酢酸を用いる方法(Pa法)、過酢酸過硫酸混合物を用いる方法(Pxa法)等もセルロース含有物の精製方法として利用される。また、上記方法に続いて、適宜、さらに漂白処理等が行なわれる。
本発明にて用いられるセルロース繊維の数平均繊維径は、2〜200nmであるが、好ましくは100nm以下、より好ましくは20nm以下、さらに好ましくは10nm以下、特に好ましくは8nm以下である。また、上記セルロース繊維の数平均繊維径は、小さい程好ましいが、高い補強効果を発現するためには、セルロースの結晶性を維持することが重要であることから、2nm以上である必要がある。セルロース繊維の平均繊維径が上記の下限値未満の場合は、セルロースのI型結晶構造が維持できない場合があり、繊維自体の強度や弾性率が低下し、補強効果が得られ難い傾向がある。また、セルロース繊維の数平均繊維径が上記上限値を超える場合はPVA系樹脂との接触面積が小さくなるため、補強効果が小さくなったり、透明性が悪化したりする傾向がある。
ちなみに、上記セルロース繊維原料においては、通常、数平均繊維径は1μm〜1mm程度であり、一般的な精製を経たものの数平均繊維径は、通常、50μm程度である。
本発明にて用いられるセルロース繊維の数平均繊維長は、好ましくは1μm以下、より好ましくは900nm以下、さらに好ましくは800nm以下である。セルロース繊維の数平均繊維長をこの範囲にすることにより、PVA系樹脂中でのセルロース繊維の分散性が向上する。また、上記セルロース繊維の数平均繊維長は、小さい程好ましいが、天然セルロースのレベルオフ重合度を考えると、実質的には好ましくは100nm以上、より好ましくは150nm以上、さらに好ましくは200nm以上であることが特に好ましい。
ちなみに、上記セルロース繊維原料の数平均繊維長は、通常、一般的には0.1〜10mm程度である。
本発明に用いられるセルロース繊維としては、上述のとおり、PVA系樹脂に対する分散性の向上という点から、変性処理されたものを用いることが好ましい。
カチオン基を有する基として具体的には、アンモニウム基、ホスホニウム基またはスルホニウム基等のオニウム基があげられる。また、オニウム基を有する基は、通常分子量が1000以下程度の基である。具体的には、一級アンモニウム、二級アンモニウム、三級アンモニウム、四級アンモニウム等のアンモニウム、ホスホニウム、スルホニウムまたはこれらのいずれかを有する基、すなわち、アンモニウムを有する基、ホスホニウムを有する基またはスルホニウムを有する基があげられる。本発明において、カチオン基としては、アンモニウムを含む基が好ましく、特に、四級アンモニウムを含む基が好ましい。
アニオン基を有する基としては、具体的には、カルボキシ基、燐酸由来の基、スルホ基等があげられる。アニオン基を有する基は、通常分子量が1000以下程度の基である。本発明において、アニオン基としては、カルボキシ基、燐酸由来の基が好ましく、特に燐酸由来の基が好ましい。
燐酸由来の基として具体的には、燐酸、ポリ燐酸、亜燐酸、ホスホン酸、ポリホスホン酸あるいはこれらの塩またはエステルよりなる群から選ばれる少なくとも一つである。これらの中でも、低コストであり、扱いやすく、また、セルロース繊維のヒドロキシ基に燐酸基を導入して微細化(解繊)解繊効率をより向上できることから、燐酸基を有する化合物が好ましい。
カルボキシ基を有するセルロース繊維を得るためには、セルロース繊維の水酸基を酸化してもよいし、カルボキシ基を有する化学修飾剤を用いて水酸基を変性してもよい。
さらには、上記以外の、例えば、セルロース繊維に、炭素数1〜20のアルキルカルボニル基、アリール基で置換されてもよい炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、アルキニルカルボニル基、アリールカルボニル基等を導入して変性処理する方法があげられる。
炭素数1〜20のアルキルカルボニル基としては、具体的にアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、2−ブチリル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、ヘプタノイル基、オクタノイル基、ノナノイル基、デカノイル基、ウンデカノイル基、ドデカノイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ピバロイル基等があげられる。
アリール基で置換されてもよい炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基としては、具体的にアクリロイル基、メタクリロイル基、シンナモイル基等があげられる。
アルキニルカルボニル基としては、プロピオロイル基等があげられる。
アリールカルボニル基としては、ベンゾイル基、ナフトイル基等があげられる。
これらの化学修飾剤は一種を単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
これらの基を導入することで、セルロース繊維の耐熱性が高くなり、高温での物性低下や着色が小さくなる。
変性セルロース繊維を製造する方法としては、上述の通り、例えばセルロース繊維に対し、化学的または物理的処理により、セルロース繊維の水酸基に他の基を導入する方法が採られる。そして、変性処理はセルロース繊維原料に対して行なってもよいし、解繊処理後のセルロース繊維に対して行なってもよいが、セルロース繊維を変性する前に、酵素処理、酸処理等の前処理を行うことが好ましい。これらの前処理を行なうことにより、繊維長が短くなり、解繊効率が向上する。
本発明で用いられるセルロース繊維は、上述の様な変性処理を行なったものをそのまま用いることもできるが、透明性、より良好な機械物性、線膨張係数、水中安定性や乾燥収縮率を得るためには、解繊により、微細なセルロース繊維とすることが好ましい。そして、解繊により微細なセルロース繊維を効率よく得るために前処理を行ってもよい。
(A)キャスト法によりナノファイバーセルロース−PVA系複合フィルムを製膜する工程。
(B)製膜されたナノファイバーセルロース−PVA系複合フィルムを加熱して乾燥する工程。
工程(A)においては、まず、フィルム形成材料となるナノファイバーセルロース−PVA系樹脂水分散液を調製する。ナノファイバーセルロース−PVA系樹脂水分散液の調製方法は、好適には、前述のとおり、ナノファイバーセルロース水分散液とPVA系樹脂水溶液を各々調製した後、これらを混合する方法があげられる。ナノファイバーセルロース水分散液は前述したようにして調製することができる。一方、PVA系樹脂水溶液は、たとえば、多軸押出機を用いて調製してもよく、また、上下循環流発生型撹拌翼を備えた溶解缶において、缶中に水蒸気を吹き込んで含水PVA系樹脂ウェットケーキを溶解させて水溶液を調製することもできる。
製膜したフィルムは、必要に応じて加熱処理を行なってもよい。加熱処理温度については、70〜140℃で行うことが好ましく、特には70〜135℃で行なうことが好ましい。加熱処理温度が低すぎるとフィルムの耐水性が不足したり、熱処理斑が多くなり、光学斑の原因となる傾向があり、高すぎると偏光膜製造時の延伸性が低下する傾向がある。
つぎに、本発明の偏光膜用フィルムであるナノファイバーセルロース−PVA系樹脂複合フィルムを用いて、偏光膜を製造する。
さらに、延伸倍率は最終的に前記範囲に設定されればよく、延伸操作は一段階のみならず、製造工程の任意の範囲の段階に実施すればよい。
〔(H11−H1)/(H11+H1)〕1/2
なお、上記単体透過率は、分光光度計を用いて偏光膜単体の光線透過率を測定して得られる値である。
なお、例中「部」、「%」とあるのは、重量基準を意味する。
(1−1)数平均繊維径(nm)
セルロース繊維の数平均繊維径は、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、以下のようにして測定した。
<AFM>
手法:原子間力顕微鏡法(タッピングモード)
探針:未修飾のSi製カンチレバー(NCH)
環境:室温(25℃)・大気中(湿度50%程度)
装置:ブルカー社製Digital Instrument NanoscopeIII
デ−タサンプリング数:512×512ポイント
AFM造の種別:高さ像、位相像(繊維一つ一つを認識するため)
画像解析法:AFM観察像から繊維をトレースして、繊維を一本ずつ抽出し、繊維一本の高さの最高値を繊維の太さとして計測した。この計測値を平均して数平均繊維径とした。
上記数平均繊維径と同様、原子間力顕微鏡(AFM)を用い、上記条件にて、AFM観察像から繊維をトレースして、繊維を一本ずつ抽出し、繊維一本の長さを計測した。この計測値を平均して数平均繊維長とした。
カチオン化されたセルロース繊維のカチオン基量(窒素量)は、窒素測定装置(TN−10、三菱化学アナリテック社製)を用いてJIS−K2609に準じて測定した。
ナノファイバーセルロース−PVA樹脂複合フィルムおよび延伸フィルムを縦30mm×横30mmのサイズにカットしたものを試験片として3枚用意し、JIS K7361に準拠し、日本電色工業社製ヘイズメーター「NDH−2000」を用いて測定した。
(製造例1)カチオン化セルロース水分散液の製造
セルロース繊維原料を得るために、広葉樹漂白クラフトパルプ(LBKP、王子ホールディング社製、固形分30%)固形分で100部に5N塩酸を2500体積部添加し、撹拌下85℃で1時間加熱した。これを冷却後、濾過し、中性になるまで水洗した。
オートクレーブ中に、PVA樹脂(重量平均分子量135,000、ケン化度99.8モル%)15.0部とグリセリン(和光純薬工業社製、試薬特級)2.03部、製造例1にて得られたカチオン化セルロース水分散液(固形分0.18%)41.9部(換算:PVA樹脂100部に対して0.5部)、イオン交換水41.1部を量り取り密閉した後、120℃にて2時間加熱し、上記カチオン化ナノファイバーセルロース−PVA樹脂混合分散液を得た。この混合分散液を90℃に加熱したホットプレート上に設置したガラス板上に適量載せ、ギャップ50μmのアプリケータを用いて塗布し、そのまま90℃にて3分間乾燥させフィルム化した。得られたフィルムを枠に固定し、74℃で30秒間、続いて120℃で30秒間処理することにより、カチオン化ナノファイバーセルロース−PVA樹脂複合フィルムを得た。上記複合フィルムの厚みは10μmであった。
実施例1記載の方法と同様にして厚みが30μmのカチオン化ナノファイバーセルロース−PVA樹脂複合フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様にして偏光膜を得た。得られた偏光膜の厚みは14μm、ヘイズは0.5%であった。
また、実施例1と同様に限界延伸倍率を測定したところ、8倍であった。
ナノサイズのカチオン化されたセルロース繊維(カチオン化ナノファイバーセルロース)を添加しない以外は実施例1に記載の方法に従い、厚み10μmのPVA樹脂フィルムを製膜した。得られたフィルムを実施例1と同様にして偏光フィルムの作製を行なったが、一軸方向の延伸において延伸倍率5.1倍で破断した。なお、5.0倍の延伸倍率でのフィルムの厚みは6μm、ヘイズが0.4%であった。
Claims (6)
- 数平均繊維径が2〜200nmのセルロース繊維を分散したポリビニルアルコール系樹脂からなる偏光膜用フィルムであって、上記セルロース繊維がカチオン基を有する基を導入してなる変性セルロース繊維であり、上記偏光膜用フィルムの厚みが5〜60μmであることを特徴とする偏光膜用フィルム。
- ポリビニルアルコール系樹脂100重量部に対するセルロース繊維の含有量が0.01〜20重量部であることを特徴とする請求項1記載の偏光膜用フィルム。
- 請求項1または2記載の偏光膜用フィルムを、染色,延伸してなることを特徴とする偏光膜。
- 偏光膜の厚みが1〜30μmであることを特徴とする請求項3記載の偏光膜。
- 偏光膜のヘイズが1%以下であることを特徴とする請求項3または4記載の偏光膜。
- 請求項1または2記載の偏光膜用フィルムを、一方向に5.5倍以上延伸する工程を有することを特徴とする偏光膜の製造方法。
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