JP6714452B2 - 防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防振装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、これらの両取付部材を連結する弾性体と、液体が封入された第1取付部材内の液室を、弾性体を壁面の一部に有する主液室、およびダイヤフラムを隔壁の一部に有し、かつ主液室よりも第1取付部材の軸方向の一方側に位置する副液室に仕切る仕切部材と、を備え、仕切部材に、主液室と副液室とを連通するオリフィス通路が形成された液体封入型の防振装置が知られている。
この種の防振装置として、例えば下記特許文献1に示されるような、オリフィス通路における副液室側の開口を開閉する開閉手段を備え、開閉手段は、ダイヤフラムから軸方向の一方側に離れた位置に配設された基板部を備える構成が知られている。
特開2014−219019号公報
しかしながら、従来の防振装置では、開閉手段の基板部が第1取付部材とは異なる部材に固定されていたので、スペース効率が悪いという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、省スペース化を容易に図ることができる防振装置を提供することを目的とする。
振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、これらの両取付部材を連結する弾性体と、液体が封入された前記第1取付部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部に有する主液室、およびダイヤフラムを隔壁の一部に有し、かつ前記主液室よりも前記第1取付部材の軸方向の一方側に位置する副液室に仕切る仕切部材と、を備えるとともに、前記仕切部材に、前記主液室と前記副液室とを連通するオリフィス通路が形成された液体封入型の防振装置であって、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口を開閉する開閉手段を備え、前記開閉手段は、前記ダイヤフラムから前記軸方向の一方側に離れた位置に配設された基板部と、前記基板部と前記ダイヤフラムとの間に配設され、前記基板部との間に気密な拡縮空間を形成する拡縮膜と、前記拡縮膜を前記軸方向の他方側に向けて付勢し、前記ダイヤフラムを、前記仕切部材における前記オリフィス通路の開口周縁部に押し付ける付勢手段と、を備え、前記基板部は、前記第1取付部材に着脱自在に装着され、前記基板部には、前記拡縮空間に作動流体が給排される給排孔が形成され、前記基板部と、前記第1取付部材との間には、前記拡縮膜と前記ダイヤフラムとの間の内部空間と、この防振装置の外部と、を連通する連通路が形成され、前記ダイヤフラムのうち、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口と対向する対向部分は、スペーサを介して前記拡縮膜に当接していることを特徴とする。
この発明によれば、開閉手段が、基板部を介して第1取付部材に装着されているので、開閉手段を備える防振装置のかさ張りを抑えることが可能になり、省スペース化を容易に図ることができる。
また、開閉手段が第1取付部材に着脱自在に装着されているので、防振装置に要求される仕様に合わせて、開閉手段の付勢手段や拡縮膜等を容易に変更することができる。
さらに、基板部と第1取付部材との間に、拡縮膜とダイヤフラムとの間の内部空間と、この防振装置の外部と、を連通する連通路が形成されているので、前記内部空間内で拡縮膜およびダイヤフラムが拡縮変形するのに伴い、空気を、前記内部空間とこの防振装置の外部との間を流通させることが可能になり、このような拡縮変形が阻害されるのを防ぐことができる。
また、ダイヤフラムと拡縮膜との間に、スペーサが配設されているので、例えば付勢手段や拡縮膜の外径等によらず、ダイヤフラムの対向部分を偏り少なく、均等に仕切部材に押し付けやすくすることができる。
また、前記軸方向から見た平面視において、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口は、前記スペーサより径方向の内側に位置していてもよい。
この場合には、軸方向から見た平面視において、オリフィス通路における副液室側の開口が、スペーサより径方向の内側に位置しているので、例えば付勢手段の外径が、オリフィス通路における副液室側の開口の直径よりも小さくても、オリフィス通路における副液室側の開口を全域にわたって、ダイヤフラムにより閉塞することができる。
また、前記ダイヤフラムのうち、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口と対向する対向部分は、他の部分より厚肉に形成され、前記軸方向から見た平面視において、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口は、前記対向部分より径方向の内側に位置していてもよい。
この場合には、ダイヤフラムの前記対向部分が厚肉に形成されているので、ダイヤフラムが拡縮膜により仕切部材に押し付けられたときに、例えばダイヤフラムが波形状に変形する等して、ダイヤフラムと仕切部材との間に隙間が生ずるのを抑えることが可能になり、軸方向から見た平面視において、オリフィス通路における副液室側の開口が、前記対向部分より径方向の内側に位置していることと相俟って、ダイヤフラムにより、オリフィス通路における副液室側の開口を確実に閉塞することができる。
本発明に係る防振装置によれば、省スペース化を容易に図ることができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の、弾性隔壁を含む位置での縦断面図である。 図1に示す防振装置の、受圧液室を含む位置での縦断面図である。 図1に示す防振装置のX−X線矢視断面図である。 図1に示す防振装置の平板部材の上面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る液体封入型の防振装置を説明する。
図1に示すように、防振装置10は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材11、および他方に連結される第2取付部材12と、これらの両取付部材を連結する弾性体13、14と、液体が封入された第1取付部材11内の封入液室(液室)15を、弾性体14を壁面の一部に有する主液室16、およびダイヤフラム21を隔壁の一部に有し、かつ主液室16よりも第1取付部材11の軸方向の一方側に位置する副液室17に仕切る仕切部材18と、を備えている。仕切部材18には、主液室16と副液室17とを連通するオリフィス通路22が形成されている。
前記液体としては、例えばエチレングリコール、水、シリコーンオイル等が挙げられる。
以下、第1取付部材11の中心軸線Oに沿う方向を軸方向という。軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。ここで、第2取付部材12は柱状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。
第1取付部材11における軸方向の中央部と、第2取付部材12における軸方向の中央部と、は、軸方向に異なる位置に位置している。以下、軸方向のうち、第1取付部材11の軸方向の中央部が、第2取付部材12の軸方向の中央部に対して位置する側を軸方向の一方側といい、その反対側を軸方向の他方側という。
なお、防振装置10が振動発生部および振動受部に各別に連結された設置状態で、静荷重(初期荷重)が入力されるバウンド側は、前記一方側となっており、前記静荷重の入力方向の反対側であるリバウンド側は、前記他方側となっている。
図1に示すように、第1取付部材11の前記他方側の端部には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部11aが形成されている。フランジ部11aは、軸方向から見た平面視において矩形状をなしている。第1取付部材11の前記他方側の開口端縁における径方向の内端部には、径方向の内側に開口する窪み部11gが形成されている。第1取付部材11の内周面は、被覆膜11bにより被覆されている。
第1取付部材11は、前記一方側に位置する一方側筒部11cと、一方側筒部11cの前記他方側に位置し、内径および外径が一方側筒部11cよりも縮径された他方側筒部11dと、を備えている。フランジ部11aと他方側筒部11dとの接続部分、および一方側筒部11cと他方側筒部11dとの接続部分には、全周にわたって延び、径方向の外側に向けて突出する環状リブ11eが、それぞれ形成されている。一方側筒部11cの前記一方側の端部は、外径が拡径され、他方側筒部11dの前記一方側の端部は、内径が縮径されている。
一方側筒部11cの前記一方側の開口端縁には、着脱用雌ねじ部11fが周方向に間隔をあけて複数形成されている。なお、第1取付部材11は、軸方向から見た平面視において、角形状をなしていてもよい。
第2取付部材12の外径は、第1取付部材11の内径よりも小さく、第2取付部材12は、第1取付部材11の径方向の内側に位置している。第2取付部材12は、第1取付部材11の前記他方側の端部から前記他方側に向けて突出している。第2取付部材12の軸方向の大きさは、第1取付部材11の軸方向の大きさよりも小さくなっている。
弾性体13、14は、軸方向に間隔をあけて配置された環状の第1弾性体13と、第1弾性体13の前記一方側に配設された環状の第2弾性体14と、を備えている。第1弾性体13および第2弾性体14は、それぞれ中心軸線Oと同軸に配設されている。第1弾性体13および第2弾性体14は、例えばゴム材料や合成樹脂材料などからなる弾性材料により形成されている。図2に示すように、第1弾性体13と第2弾性体14との間には、液体が封入された環状液室19が形成されている。
第1弾性体13の外周縁部は、第1取付部材11の内周面に、被覆膜11bを介して連結されているとともに、第1取付部材11の窪み部11g内に配設されている。第1弾性体13は、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、前記他方側に向けて張り出すことで、径方向の内側に位置する部分の軸方向に沿う大きさが大きくなっている。第1弾性体13は、第1取付部材11における前記他方側の開口部を閉塞している。
第2弾性体14の外周縁部は、第1取付部材11における一方側筒部11cの前記他方側の端部内に嵌合されたリング部材20に連結されている。
第2弾性体14は、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、前記他方側に向けて延在している。第2弾性体14の外表面のうち、前記他方側を向き、環状液室19を画成する画成面14aは、前記一方側に向けて凹となる凹曲面状に形成されている。
ここで、第1取付部材11における前記一方側の開口部は、ダイヤフラム21により閉塞されている。ダイヤフラム21は、ダイヤフラムゴム21aと、ダイヤフラムゴム21aの外周縁部内に埋設され、第1取付部材11における前記一方側の端部内に被覆膜11bを介して嵌合されたダイヤフラムリング21bと、を備えている。ダイヤフラムゴム21aは、前記一方側に向けて開口する逆椀状に形成されている。
そして、第1取付部材11内においてダイヤフラム21と第2弾性体14との間に位置する部分が封入液室15とされている。
本実施形態では、防振装置10は、封入液室15を前記一方側と前記他方側とに仕切る仕切部材18を備えている。仕切部材18は、ダイヤフラムリング21bとリング部材20とにより軸方向に挟み込まれるとともに、第1取付部材11内に被覆膜11bを介して嵌合されている。なお、図示の例では、仕切部材18は、第1仕切部材18aと、第1仕切部材18aの前記一方側に配設された第2仕切部材18bと、を備えている。
封入液室15のうち、仕切部材18と第2弾性体14との間に位置する部分が主液室16とされ、仕切部材18とダイヤフラム21との間に位置する部分が副液室17とされている。主液室16は、第2弾性体14の変形により内容積が変化する。副液室17は、ダイヤフラム21のダイヤフラムゴム21aの変形により内容積が変化する。
これらの主液室16および副液室17は、オリフィス通路22a、22bを通して互いに連通されている。オリフィス通路22a、22bは、仕切部材18に設けられている。
オリフィス通路22a、22bの流路長および流路断面積は、オリフィス通路22a、22bの共振周波数が予め決められた周波数となるように設定(チューニング)されている。この予め決められた周波数としては、例えばアイドル振動(例えば、周波数が18Hz〜30Hz、振幅が±0.5mm以下)の周波数や、アイドル振動よりも周波数が低いシェイク振動(例えば、周波数が14Hz以下、振幅が±0.5mmより大きい)の周波数などが挙げられる。
オリフィス通路22は、共振周波数が互いに異なる第1オリフィス通路22aおよび第2オリフィス通路22bを備えている。第1オリフィス通路22aは、仕切部材18の径方向の中央部に形成され、仕切部材18を軸方向に貫いている。第2オリフィス通路22bは、仕切部材18において、第1オリフィス通路22aより径方向の外側に位置する部分に配置されている。第2オリフィス通路22bの少なくとも一部は、周方向に沿って延び、第2仕切部材18bの前記他方側を向く表面に形成された溝部と、第1仕切部材18aの前記一方側を向く裏面と、により画成されている。
第2オリフィス通路22bは、第1オリフィス通路22aよりも流路長が長く、かつ流路断面積が小さくなっている。なお、第1オリフィス通路22aおよび第2オリフィス通路22bは、互いに同等の共振周波数であってもよいし、第1オリフィス通路22aおよび第2オリフィス通路22bのうちのいずれか一方のみであってもよい。
ここで図1に示すように、第1弾性体13と第2弾性体14との間に配置された弾性隔壁25は、中心軸線Oを径方向に挟んで2つ設けられるとともに互いに同形同大とされており、これらの弾性隔壁25は、環状液室19を、互いに同形同大の2つの受圧液室24に分割する。受圧液室24は、中心軸線Oを径方向に挟んで配置されている。
制限通路23は、リング部材20と、仕切部材18と、第1取付部材11の内周面と、の間に設けられている。制限通路23は、各受圧液室24と副液室17とを各別に連通するように一対設けられ、各受圧液室24が、制限通路23および副液室17を通して互いに連通されている。制限通路23の流路長および流路断面積は、制限通路23および副液室17の共振周波数が予め決められた周波数となるように設定(チューニング)されている。この予め決められた周波数としては、例えばアイドル振動の周波数や、アイドル振動よりも周波数が低いシェイク振動の周波数などが挙げられる。
なお制限通路23は、1つであっても2つ以上であってもよい。制限通路23が2つ以上である場合には、共振周波数が互いに異なっていてもよい。また、これに代えて例えば、制限通路23が、各受圧液室24を直結しており、主液室16、副液室17、第1オリフィス通路22a、および第2オリフィス通路22bとは非連通となっていてもよい。
弾性隔壁25は、第1弾性体13に連結されるとともに第2弾性体14に当接している。弾性隔壁25は、第1弾性体13から第2弾性体14に向けて突出し、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次、軸方向に沿った大きさが大きくなっている。弾性隔壁25において前記一方側を向く当接面25aは、前記一方側に向けて突となす突曲面状に形成され、第2弾性体14における画成面14aに液密に当接している。
弾性隔壁25の径方向に沿った大きさは、第1弾性体13の内周縁部から外周縁部までの径方向に沿った大きさよりも小さく、第2弾性体14の内周縁部から外周縁部までの径方向に沿った大きさよりも小さい。弾性隔壁25における径方向の外端部は、被覆膜11bに連結されている。なお第1弾性体13、弾性隔壁25および被覆膜11bは、一体に形成されている。
図1に示すように、第2取付部材12は、第1弾性体13の内周縁部が連結された第1分割体26と、第2弾性体14の内周縁部が連結された第2分割体27と、に軸方向に分割されている。
第2分割体27は中心軸線Oと同軸に配設された柱状に形成されている。第2分割体27の外径は、軸方向の一方側に向かうに従い漸次、拡径している。また、第2分割体27の前記一方側を向く端面には、前記他方側に向けて窪んだ凹曲面状の窪み部27aが形成されている。
第2分割体27の前記他方側を向く端面(分割面)の外周縁部には、前記他方側に向けて開口する周溝27bが形成されている。第2分割体27の径方向の中央部には、第2分割体27を軸方向に貫く貫通孔27cが形成されている。
第2分割体27の前記他方側を向く端面に、前記一方側に向けて窪む嵌合凹部27dが形成されている。嵌合凹部27dは中心軸線Oと同軸に配設されている。貫通孔27cと嵌合凹部27dとが軸方向に連通している。貫通孔27cは、嵌合凹部27dよりも小径となっている。
第1分割体26における前記一方側の端部の外周面には、径方向の外側に向けて膨出する環状膨出部26cが形成されている。第1分割体26の、前記一方側を向く端面(分割面)に、前記一方側に向けて突出する嵌合突部26bが形成されている。嵌合突部26bは、中心軸線Oと同軸に配設されている。
嵌合突部26bは、第2分割体27の嵌合凹部27d内に挿入されている。嵌合突部26bの前記一方側を向く端面と、第2分割体27の嵌合凹部27dの底面と、の間には軸方向の隙間が設けられている。第1分割体26の前記一方側を向く端面と、第2分割体27の前記他方側を向く端面と、は軸方向に離間しており、両者の間には、周方向に延在する環状凹部28が形成されている。
ここで、第1分割体26には、第1分割体26を振動発生部および振動受部のうちのいずれか他方に連結する第1連結部材29aが装着される第1装着穴12aと、第2分割体27の貫通孔27cに連通し、第1分割体26と第2分割体27とを連結する第2連結部材29bが装着される第2装着穴12bと、が形成されている。
第1装着穴12aは、第1分割体26における前記他方側を向く端面に形成されている。第2装着穴12bは、第1分割体26の嵌合突部26bにおける前記一方側を向く端面に形成されている。第1装着穴12aおよび第2装着穴12bは、それぞれ軸方向に沿って延びている。
貫通孔27cおよび第2装着穴12bに、第2連結部材29bが一体に装着されることにより、第1分割体26および第2分割体27が互いに軸方向に連結されている。図示の例では、第2連結部材29bは、第2分割体27の前記一方側から貫通孔27cに挿入され、第2装着穴12bに固定されている。また、第2取付部材12が、固定板29cを介して振動発生部および振動受部のうちのいずれか他方に固定されている。
図2に示すように、第1弾性体13および第2弾性体14それぞれの内周縁部同士は、軸方向に隣り合っている。第2弾性体14の内周縁部は、第2分割体27の外周面に連結され、周溝27b内に進入している。
第1弾性体13の内周縁部は、第1分割体26において軸方向の中央部よりも前記一方側に位置する部分の外周面に連結されている。図示の例では、第1弾性体13の内周縁部は、第1分割体26における前記一方側を向く端面と、第2分割体27における前記他方側を向く端面とにより軸方向に挟まれ、環状凹部28内に進入している。そして、第1弾性体13および第2弾性体14それぞれの内周縁部同士は軸方向に液密に重なり合っている。
ここで、防振装置10は、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cを開閉する開閉手段30を備えている。開閉手段30は、ダイヤフラム21から前記一方側に離れた位置に配設された基板部31と、基板部31とダイヤフラム21との間に配設され、基板部31との間に気密な拡縮空間Aを形成する拡縮膜32と、拡縮膜32を前記他方側に向けて付勢し、ダイヤフラム21を、仕切部材18における第1オリフィス通路22aの開口周縁部に押し付ける付勢手段33と、を備えている。
基板部31は、軸方向から見た平面視で円形状を呈する。基板部31の径方向の中央部には、基板部31の前記他方側を向く表面から前記他方側に向けて突出し、有頂筒状をなす突出筒部31aが形成されている。基板部31のうち、径方向の外側に位置する外周部31bは、他の部分より厚肉に形成されている。外周部31bの前記他方側を向く表面には、前記一方側に窪む環状溝31cが全周にわたって形成されている。
図1に示すように、基板部31の外周縁部には、基板部31を軸方向に貫く第1取付孔31dが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。第1取付孔31dの周方向の位置は、第1取付部材11の着脱用雌ねじ部11fの周方向の位置と同等となっている。
基板部31の前記他方側には、リング状をなす平板部材34が配設されている。平板部材34の外周縁部には第2取付孔34aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。
平板部材34の前記他方側には、筒状をなす押え部材35が配設されている。押え部材35の前記一方側の端部には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部35aが形成されている。押え部材35の前記他方側の開口端縁は、ダイヤフラム21のダイヤフラムリング21bにおける前記一方側の開口端縁に当接し、ダイヤフラム21を前記他方側に向けて押圧している。ダイヤフラムリング21bは、仕切部材18と、押え部材35とにより軸方向に挟まれている。
押え部材35は、第1取付部材11内に、被覆膜11bを介して嵌合されている。押え部材35のフランジ部35aには、第3取付孔35bが周方向に間隔をあけて複数形成されている。
拡縮膜32は、前記一方側の端部に径方向の外側に向けて突出するフランジ部32aが形成された有頂筒状に形成されている。フランジ部32aの径方向の外端部には、径方向の外側に向けて突出する環状取付部32bが連設されている。環状取付部32bは、径方向の内端部がフランジ部32aの径方向の外端部に連なり、前記他方側に向けて突の曲面状に形成された突条部と、突条部における径方向の外端部から径方向の外側に向けて突出する連結部と、連結部の径方向の外端部から前記一方側に向けて突出する端縁部と、を備えている。
環状取付部32bの端縁部は、基板部31の環状溝31c内に配設されている。環状取付部32bの連結部および端縁部それぞれは、基板部31と平板部材34とにより、軸方向に挟まれている。
拡縮膜32は、例えばゴム材料や合成樹脂材料などからなる弾性材料により形成され、頂壁32c、周壁32d、およびフランジ部32aには、内部に金属製の補助金具32eが埋設されている。これにより、頂壁32c、周壁32dおよびフランジ部32aは、一定の剛性を具備している。
付勢手段33はコイルバネであり、その内側に基板部31の突出筒部31aが挿入されている。付勢手段33のうち、前記他方側の端部は、拡縮膜32の頂壁32cにおける前記一方側を向く裏面に当接し、前記一方側の端部は、基板部31の前記他方側を向く表面に当接している。これにより、付勢手段33が、拡縮膜32を前記他方側に向けて付勢している。
また、第2取付部材12の第1分割体26に形成された第1装着穴12aおよび第2装着穴12bは、互いに非連通となっている。第1分割体26において、第1装着穴12aと第2装着穴12bとの間に位置する部分には、第1装着穴12aおよび第2装着穴12bそれぞれの内部を軸方向に隔てる隔壁部12cが形成されている。
また、弾性隔壁25および第1弾性体13に、軸方向に沿って延びるとともに、軸方向の外側に向けて開口する第1凹部25bが形成されている。第1凹部25bは、第2取付部材12を径方向に挟むように2つ形成され、弾性隔壁25それぞれの径方向の中央部に形成されている。
図3に示すように、第1凹部25bは軸方向から見た平面視において円形状をなしている。図1に示すように、第1凹部25bの軸方向の大きさ(深さ)は、径方向の大きさ(内径)よりも大きくなっている。第1凹部25bの前記一方側の端部の軸方向の位置は、環状凹部28よりも前記一方側に位置しているとともに、第2分割体27の窪み部27aよりも前記他方側に位置している。
また、図3に示すように、第1分割体26の外周面のうち、第1凹部25bと軸方向および周方向の両方向において同等の位置に位置する部分には、径方向の内側に向けて窪む第2凹部26dが形成されている。
第2凹部26dは、第1分割体26における環状膨出部26cに形成されている。第2凹部26dは、軸方向から見た平面視において円弧上をなし、軸方向に沿って延びている。第2凹部26dの内周面は、第1凹部25bの内周面と同一周面となっている。なお、これに代えて、第2凹部26dの内周面が、第1凹部25bの内周面より僅かに径方向の内側に位置し、第1弾性体13により覆われていてもよい。
そして本実施形態では、基板部31は、第1取付部材11に着脱自在に装着されている。基板部31は、着脱用ボルト40を第1取付孔31d、第2取付孔34a、および第3取付孔35bに挿入しつつ、着脱用雌ねじ部11fに螺着することで第1取付部材11に装着されている。
基板部31は、平板部材34および押え部材35とともに、第1取付部材11の前記一方側の開口端縁に装着されている。
そして、全ての着脱用ボルト40を第1取付部材11から外すことで、開閉手段30およびダイヤフラム21が第1取付部材11から取り外せるようになっている。なお、基板部31および平板部材34は一体に形成されていてもよい。また、全ての着脱用ボルト40を第1取付部材11から外しても、ダイヤフラム21および押え部材35を第1取付部材11に固定されたままにしてもよい。
また本実施形態では、基板部31には、拡縮空間Aに作動流体が給排される給排孔31eが形成されている。給排孔31eは、基板部31の突出筒部31aの径方向の中央部に形成され、防振装置10の外部と拡縮空間Aとを連通している。
図2に示すように、基板部31と第1取付部材11との間には、拡縮膜32とダイヤフラム21との間の内部空間Bと、この防振装置10の外部と、を連通する連通路34bが形成されている。連通路34bは、平板部材34の前記他方側を向く表面に形成されている。
図4に示すように、連通路34bは周方向に間隔をあけて複数形成されている。図示の例では、連通路34bは4つ形成されている。連通路34bは軸方向から見た平面視において、径方向に長い長方形状をなしている。図2に示すように、連通路34bの径方向の内端部は、押え部材35の内周縁よりも径方向の内側に位置している。連通路34bの径方向の外端部は、押え部材35の外周縁に位置していて、連通路34bは径方向の外側に開口している。
また本実施形態では、ダイヤフラム21のうち、第1オリフィス通路22aにおける副液室17の開口22cと対向する対向部分21cは、スペーサ36を介して拡縮膜32に当接している。スペーサ36は円形状の板材であり、金属製となっている。スペーサ36および拡縮膜32の頂壁32cは、中心軸線Oと同軸に配設されている。スペーサ36の外径は、拡縮膜32の頂壁32cの外径よりも大きくなっている。なおスペーサ36の形状は円形状に限られない。
また本実施形態では、ダイヤフラム21のうち、対向部分21cは、他の部分より厚肉に形成されている。対向部分21cは軸方向から見た平面視において円形状をなしている。
対向部分21cの軸方向の大きさ(厚み)は、対向部分21cの全域にわたって同等となっている。対向部分21cのうち、外周縁部は仕切部材18と当接し、径方向の中央部は仕切部材18と当接或いは近接している。図示の例では、対向部分21cの前記他方側を向く表面において、外周縁部には、前記他方側に向けて突出する当接環部21dが形成され、径方向の中央部には、前記他方側に向けて突出する当接突部21eが形成されている。
ダイヤフラム21の対向部分21cは、付勢手段33により前記他方側に向けて付勢され、当接環部21dが、仕切部材18における第1オリフィス通路22aの開口周縁部に押し付けられて当接している。また、当接突部21eが、仕切部材18のうち、開口22c内に配置されたリブ22dに、軸方向に当接或いは近接している。
また本実施形態では、軸方向から見た平面視において、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cは、スペーサ36より径方向の内側に位置している。さらにまた、軸方向から見た平面視において、開口22cは、対向部分21cより径方向の内側に位置している。図示の例では、開口22c、対向部分21c、およびスペーサ36は、中心軸線Oと同軸に配設され、開口22cの内径Lが、対向部分21c、およびスペーサ36の各外径より小さくなっている。
また、軸方向から見た平面視において、開口22cの内径Lは、付勢手段33の外径よりも大きくなっている。
次に、以上のように構成された防振装置10の作用について説明する。
防振装置10は、主液室16が鉛直方向上側に位置し、かつ副液室17が鉛直方向下側に位置するように取り付けられる圧縮式(正立式)となっている。
当該防振装置10が例えば自動車にキャブマウントとして取り付けられる場合、第1取付部材11は、振動発生部としてのラダーフレームに連結される一方、第2取付部材12に、固定板29cを介して振動受部としてのキャビンが連結される。防振装置10は、径方向のうち、受圧液室24が中心軸線Oを挟んで並ぶ並列方向が、例えば前記前後方向または前記左右方向などに一致するように取り付けられる。なお、防振装置10はエンジンマウントとして用いてもよい。
防振装置10では、軸方向の振動が入力され、第1取付部材11と第2取付部材12とが軸方向に相対的に変位すると、第1取付部材11および第2取付部材12を互いに連結する第2弾性体14が弾性変形する。すると主液室16の容積が変化し、主液室16と副液室17との間で第1オリフィス通路22aおよび第2オリフィス通路22bを通して液体が往来し、第1オリフィス通路22aおよび第2オリフィス通路22b内で液柱共振が生じ、第1オリフィス通路22aおよび第2オリフィス通路22bそれぞれの共振周波数と同等の周波数の振動が減衰、吸収される。
また、径方向の振動が入力され、第1取付部材11と第2取付部材12とが径方向に相対的に変位すると、第1弾性体13、第2弾性体14および弾性隔壁25が弾性変形する。すると、各受圧液室24の容積が変化し、各受圧液室24の間で制限通路23および副液室17を通して液体が往来して制限通路23で液柱共振が生じ、制限通路23の共振周波数と同等の周波数の振動が減衰、吸収される。
ここで、振動発生部が駆動してアイドル振動が入力されると、図示されない給排手段によって、給排孔31eを通して拡縮空間A内を排気して負圧にし、付勢手段33の他方側に向けた付勢力に抗して拡縮膜32を収縮させ、拡縮膜32によるダイヤフラム21に対する他方側に向けた押し上げを解除する。これにより、ダイヤフラム21の当接環部21dが、仕切部材18の第1オリフィス通路22aの開口周縁部に押し付けられなくなり、第1オリフィス通路22aが開放される。
そして、第2オリフィス通路22bより流通抵抗が低い第1オリフィス通路22aを通して、液体が流通し液柱共振を生じさせることとなり、入力されたアイドル振動が減衰、吸収される。
一方、振動発生部が駆動してシェイク振動が入力されると、例えば給排孔31eを通して拡縮空間A内に給気する等して、拡縮膜32内を大気圧に戻し、付勢手段33の他方側に向けた付勢力によって拡縮膜32を拡張させることで、拡縮膜32によりダイヤフラム21を他方側に向けて押し上げる。これにより、ダイヤフラム21の当接環部21dが、第1オリフィス通路22aの開口周縁部に押し付けられ、第1オリフィス通路22aの副液室17側に向けた開口を閉塞する。
そして、第2オリフィス通路22bを通して液体が流通し、液柱共振を生じさせることとなり、入力されたシェイク振動が減衰、吸収される。
以上説明したように、本発明に係る防振装置10によれば、開閉手段30が、基板部31を介して第1取付部材11に装着されているので、開閉手段30を備える防振装置10のかさ張りを抑えることが可能になり、省スペース化を容易に図ることができる。
また、開閉手段30が第1取付部材11に着脱自在に装着されているので、防振装置10に要求される仕様に合わせて、開閉手段30の付勢手段33や拡縮膜32等を容易に変更することができる。
さらに、基板部31と第1取付部材11との間に、拡縮膜32とダイヤフラム21との間の内部空間Bと、この防振装置10の外部と、を連通する連通路34bが形成されているので、内部空間B内で拡縮膜32およびダイヤフラム21が拡縮変形するのに伴い、空気を、内部空間Bとこの防振装置10の外部との間を流通させることが可能になり、このような拡縮変形が阻害されるのを防ぐことができる。
また、ダイヤフラム21と拡縮膜32との間に、スペーサ36が配設されているので、例えば付勢手段33や拡縮膜32の外径等によらず、ダイヤフラム21の対向部分を偏り少なく、均等に仕切部材18に押し付けやすくすることができる。
また、軸方向から見た平面視において、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cが、スペーサ36の内側に位置しているので、例えば付勢手段33の外径が、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cの直径よりも小さくても、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cを全域にわたって、ダイヤフラム21により閉塞することができる。
また、ダイヤフラム21の対向部分21cが厚肉に形成されているので、ダイヤフラム21が拡縮膜により仕切部材18に押し付けられたときに、例えばダイヤフラム21が波形状に変形する等して、ダイヤフラム21と仕切部材18との間に隙間が生ずるのを抑えることが可能になり、軸方向から見た平面視において、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cが、対向部分21cの内側に位置していることと相俟って、ダイヤフラム21により、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cを確実に閉塞することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、ダイヤフラム21と拡縮膜32との間に、スペーサ36が配設されている構成を示したが、このような態様に限られない。ダイヤフラムと拡縮膜との間に、スペーサが配設されていなくてもよい。
また、ダイヤフラム21において、対向部分21cが他の部分よりも厚肉に形成された構成を示したが、このような態様に限られない。対向部分が厚肉に形成されていなくてもよい。
また、第1オリフィス通路22aにおける副液室17側の開口22cの内径L、スペーサの外径、および対向部分の外径それぞれの大小関係については、任意に変更可能である。
また、上記実施形態においては、第1分割体26の前記一方側を向く端面に嵌合突部26bが形成され、第2分割体27の前記他方側を向く端面に嵌合凹部27dが形成された構成を示したが、このような態様に限られない。第1分割体および第2分割体における各分割面に、嵌合凹部、およびこの嵌合凹部内に嵌合された嵌合突部が各別に形成されていなくてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構
成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせても
よい。
10 防振装置
11 第1取付部材
12 第2取付部材
13 第1弾性体
14 第2弾性体
15 封入液室(液室)
16 主液室
17 副液室
18 仕切部材
21 ダイヤフラム
21c 対向部分
22a、22b オリフィス通路
22c 開口
30 開閉手段
31 基板部
31e 給排孔
32 拡縮膜
33 付勢手段
34b 連通路
36 スペーサ
A 拡縮空間
B 内部空間
O 中心軸線

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、
    これらの両取付部材を連結する弾性体と、
    液体が封入された前記第1取付部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部に有する主液室、およびダイヤフラムを隔壁の一部に有し、かつ前記主液室よりも前記第1取付部材の軸方向の一方側に位置する副液室に仕切る仕切部材と、を備えるとともに、
    前記仕切部材に、前記主液室と前記副液室とを連通するオリフィス通路が形成された液体封入型の防振装置であって、
    前記オリフィス通路における前記副液室側の開口を開閉する開閉手段を備え、
    前記開閉手段は、
    前記ダイヤフラムから前記軸方向の一方側に離れた位置に配設された基板部と、
    前記基板部と前記ダイヤフラムとの間に配設され、前記基板部との間に気密な拡縮空間を形成する拡縮膜と、
    前記拡縮膜を前記軸方向の他方側に向けて付勢し、前記ダイヤフラムを、前記仕切部材における前記オリフィス通路の開口周縁部に押し付ける付勢手段と、を備え、
    前記基板部は、前記第1取付部材に着脱自在に装着され、
    前記基板部には、前記拡縮空間に作動流体が給排される給排孔が形成され、
    前記基板部と、前記第1取付部材との間には、前記拡縮膜と前記ダイヤフラムとの間の内部空間と、この防振装置の外部と、を連通する連通路が形成され
    前記ダイヤフラムのうち、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口と対向する対向部分は、スペーサを介して前記拡縮膜に当接していることを特徴とする防振装置。
  2. 前記軸方向から見た平面視において、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口は、前記スペーサより径方向の内側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記ダイヤフラムのうち、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口と対向する対向部分は、他の部分より厚肉に形成され、前記軸方向から見た平面視において、前記オリフィス通路における前記副液室側の開口は、前記対向部分より径方向の内側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の防振装置。
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