JP6713647B2 - 炭化珪素半導体装置 - Google Patents

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本開示は、炭化珪素半導体装置に関する。
半導体装置は様々な用途に用いられている。近年では、200℃以上の高温の環境や、吸収線量が数千Gy〜数万Gyという環境においても作動する半導体装置が求められている。しかし、従来のシリコン(Si)半導体は、このような環境において使用することは困難であり、新たな半導体材料が検討されている。中でも、炭化珪素(SiC)半導体は、高温耐性及び放射線耐性に優れた半導体材料として期待されている。
SiCはSiと比較してバンドギャップが広く、破壊電界強度が大きく、電子の飽和ドリフト速度が大きいといった優れた物性を有している。このため、パワー半導体の分野においては、高速且つ高耐圧の半導体としてSiC半導体は急速に広まりつつある。一方、SiCの論理回路への応用は、未だに進んでいない。論理回路には、p型のトランジスタとn型のトランジスタとを組み合わせた相補型トランジスタを用いられている。しかし、SiC半導体の場合、p型のトランジスタの電界移動度が、n型と比べて非常に低くなってしまう。このため、SiC半導体においては、高性能の相補型トランジスタを形成することが困難である。
SiC半導体により、論理回路を実現する方法として、n型のトランジスタのみを用いて、擬似的に相補型トランジスタを形成することが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2011−49410号公報
しかしながら、従来のn型のトランジスタのみを用いた論理回路においては、SiC半導体の利点を十分に生かすことができず、出力の振幅を大きくとることができないという問題がある。論理回路に用いるトランジスタには、出力最大電圧がしきい値電圧より大きいことが要求される。通常トランジスタは高温環境での動作時においてしきい値電圧が低下する。このため、高温環境において用いるトランジスタは、高温においてしきい値電圧が0ボルト以下にならないように、すなわちノーマリーオンにならないように、十分に高いしきい値電圧をとるように設計される。しきい値電圧を高くしたトランジスタを論理回路に用いるためには、十分に大きな最大出力電圧が必要となる。このためSiC半導体を論理回路に用いたことによる利点を十分に活用できない。
本開示の課題は、単一の導電型のトランジスタを用いて、振幅が大きい論理回路として動作する炭化珪素半導体装置を実現できるようにすることである。
本開示の炭化珪素半導体装置の一態様は、それぞれが、電源と接地との間に配置された第1トランジスタ及び第2トランジスタと、第1トランジスタと電源との間に接続された第3トランジスタと、第2トランジスタと電源との間に接続された第4トランジスタとを備え、第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ及び第4トランジスタは、同一導電型であり、第1トランジスタ及び第2トランジスタのゲート電極は、第1論理信号が入力される第1入力端子と接続され、第3トランジスタの第1オーミック電極は、第1トランジスタの第2オーミック電極と接続され、第4トランジスタの第1オーミック電極は、第2トランジスタの第2オーミック電極と接続され、第3トランジスタのゲート電極及び第4トランジスタのゲート電極は、第1トランジスタの第2オーミック電極と第3トランジスタの第1オーミック電極との接続ノードと接続され、第2トランジスタの第2オーミック電極と第4トランジスタの第1オーミック電極との接続ノードは、前記第1論理信号の論理演算結果を出力する出力端子と接続されている。
炭化珪素半導体装置の一態様において、第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ及び第4トランジスタは、基板の上に形成された炭化珪素半導体層と、ゲート電極と炭化珪素半導体層との間に設けられたゲート絶縁膜とを有し、ゲート絶縁膜の厚さは、3nm以上、30nm以下とすることができる。
炭化珪素半導体装置の一態様において、ゲート電極は、モリブデン、ニオブ、又はニオブとニッケルとの積層体とすることができる。
炭化珪素半導体装置の一態様は、第1トランジスタと接地との間に接続された第5トランジスタと、第2トランジスタと接地との間に接続された第6トランジスタとをさらに備え、第5トランジスタ及び第6トランジスタのゲート電極は、第2論理信号が入力される第2入力端子と接続され、出力端子から、第1論理信号と第2論理信号との否定論理積を出力するようにすることができる。
炭化珪素半導体装置の一態様は、第1トランジスタと並列に接続された第5トランジスタと、第2トランジスタと並列に接続された第6トランジスタとをさらに備え、第5トランジスタ及び第6トランジスタのゲート電極は、第2論理信号が入力される第2入力端子と接続され、出力端子から、第1論理信号と第2論理信号との否定論理和を出力するようにすることもできる。
本開示の炭化珪素半導体装置によれば、単一の導電型のトランジスタを用いて、振幅が大きい論理回路として動作する炭化珪素半導体装置を実現できる。
一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の等価回路図である。 一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。 入力電圧と出力電圧との関係を示すグラフである。 変形例に係る炭化珪素半導体装置の等価回路図である。 変形例に係る炭化珪素半導体装置の等価回路図である。
以下において、トランジスタのオーミック電極の一方をソース電極、他方をドレイン電極として説明する。ソース電極とドレイン電極とは相互に入れ替え可能である。
図1に示すように、本実施形態の炭化珪素半導体装置は、電源電位Vdd1と接地との間に配置された第1トランジスタM1と、電源電位Vdd2と接地との間に配置された第2トランジスタM2と、第1トランジスタM1と電源電位Vdd1との間に接続された第3トランジスタM3と、第2トランジスタM2と電源電位Vdd2との間に接続された第4トランジスタM4とを備えている。なお、第3トランジスタM3が接続される電源電位Vdd1と第4トランジスタM4が接続される電源電位Vdd2とは、同一とすることができるが、異なっていてもよい。
第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、第3トランジスタM3及び第4トランジスタM4は、同一導電型の金属−絶縁膜−半導体電界効果トランジスタ(MISFET)である。本実施形態においては、第1トランジスタM1から第4トランジスタM4はn型とする。
第1トランジスタM1及び第2トランジスタM2のゲート電極(G)は、論理信号が入力される入力端子Tinと接続されている。第1トランジスタM1及び第2トランジスタM2のソース電極(S)は接地され、第3トランジスタM3のソース電極(S)は、第1トランジスタM1のドレイン電極(D)と接続され、第4トランジスタM4のソース電極(S)は第2トランジスタM2のドレイン電極(D)と接続されている。第3トランジスタM3のゲート電極(G)及び第4トランジスタM4のゲート電極(G)は、第1トランジスタM1のドレイン電極(D)と第3トランジスタM3のソース電極(S)との接続ノードと接続されている。第2トランジスタのドレイン電極(D)と第4トランジスタM4のソース電極(S)との接続ノードは、出力端子Toutと接続されている。入力端子Tinに入力された論理信号は、反転されてToutから出力される。
本実施形態において、第1トランジスタM1から第4トランジスタM4は、閾値電圧等の特性を同一とすることができる。但し、特性が異なるトランジスタを組み合わせることもできる。第1トランジスタM1から第4トランジスタM4は、エンハンスメント型であっても、デュプレッション型であってもよい。
本実施形態の炭化珪素半導体装置は、例えば以下のようにして形成することができる。まず、図2に示すように、4H型のSiC基板111の上に、p型のSiC半導体層112を形成する。SiC基板111の主面の面方位は、(0001)とすることができるが、他の面方位とすることもできる。また、4°程度のオフ角が設けられていてもよい。SiC基板111は、p型、n型及び半絶縁性のいずれとしてもよい。SiC半導体層112は、アルミニウム(Al)等のp型の不純物を、6×1017cm-3程度含むエピタキシャル成長層とすることができる。SiC半導体層112の厚さは例えば3μm程度とすることができる。
次に、SiC半導体層112に、n+型の不純物拡散層113を選択的に形成する。不純物拡散層113は、例えばSiC半導体層112の上に酸化膜からなるダミーゲートを形成した後、ヒ素(As)等のn型不純物を5×1019cm-3程度となるようにSiC半導体層112にイオン注入して形成することができる。イオン注入は500℃程度の加熱下で行うことができる。イオン注入の後、カーボン膜をスパッタ法により成膜し、1800℃程度で熱処理を行い、不純物の活性化を行うことができる。
次に、不純物拡散層113を形成したSiC半導体層112の上に、ゲート絶縁膜114を形成する。ゲート絶縁膜114は、熱酸化膜とすることができるが、堆積膜とすることもできる。ゲート絶縁膜114の厚さは、ゲートリーク等の観点から好ましくは3nm以上、より好ましくは5nm以上、さらに好ましくは10nm以上である。また、放射線耐性の観点から好ましくは30nm以下、より好ましくは20nm以下、さらに好ましくは15nm以下である。
次に、図3に示すように、不純物拡散層113とオーミック接触したオーミック電極115を形成する。オーミック電極115は、不純物拡散層113の位置にコンタクトホールを形成した後、ニオブとニッケルとの積層膜を選択的に形成し、950℃程度で熱処理してシリサイド化して形成することができる。この後、ゲート電極116を選択的に形成する。ゲート電極116は例えば、Al膜とすることができる。
次に、図4に示すように、オーミック電極115及びゲート電極116を覆うように、層間絶縁膜117を形成し、必要に応じてコンタクトホールの形成及び配線の形成を行い、論理回路である炭化珪素半導体装置を形成する。
本実施形態の炭化珪素半導体装置は、入力端子(Tin)から入力された論理信号を出力端子(Tout)から反転して出力するインバータ回路として機能する。図5は、種々の温度における電源電圧Vdd1及びVdd2を5Vとした場合の入力電圧Vinと出力電圧Voutとの関係を示している。図5に示すように、入力電圧Vinが0V(L)の場合には、出力電圧Voutは4.5V(H)以上となり、電源電圧とほぼ一致した。入力電圧Vinが5Vの場合には出力電圧Voutが2V以下(L)となり、特に100℃以上の場合にはほぼ0V(L)となった。本実施形態の炭化珪素半導体装置は、n型トランジスタと、p型トランジスタとを相補的に組み合わせることなく、n型トランジスタのみにより論理回路を構成している。電界移動度が高いトランジスタを容易に作ることができるn型トランジスタのみにより論理回路を形成することができるため、高速に動作する論理回路が容易に実現できる。
また、本実施形態の炭化珪素半導体装置は、出力を大きく振ることができ、特に100℃以上の高温においてHとLとの電圧差をより大きくできるため、従来の単一導電型のトランジスタを用いた論理回路と比べて、ノイズに対する耐性を大きく向上させることができる。
オーミック電極の材質は特に限定されないが、高融点の金属材料を用いることにより、耐熱性を向上させることができる。高融点の金属材料としては、モリブデン、ニオブ、モリブデンとニッケルとの積層体、及びニオブとニッケルとの積層体等を用いることができる。積層体は、明確な層構造を有していても、合金化して層構造が認められなくなっていてもよい。コンタクト抵抗を低減する観点から、これらの金属材料はシリサイド化されていることが好ましい。
具体的に、ニオブとニッケルとの積層体によりオーミック電極を形成した炭化珪素半導体装置について、450℃の高温下において耐久試験を行ったところ、電子電界移動度は室温に比べ酸化膜厚が10nm及び20nmの場合の両方で28倍増加した。また、しきい値電圧は酸化膜が10nmの場合には−4.3mV/K、20nmの場合には−2.6mV/Kに従って低下した。
なお、ゲート電極についても、Alに代えて高融点の金属材料を用いることができる。ゲート電極に高融点の金属材料を用いることにより、耐熱性をさらに向上させることができる。
本実施形態の炭化珪素半導体装置は、ゲート絶縁膜の膜厚を好ましくは30nm以下、より好ましくは20nm以下、さらに好ましくは15nm以下とすることにより、優れた放射線耐性を示す。放射線によりゲート絶縁膜中に電子と正孔とが発生する。発生した電子は、容易にゲート電極に移動することができる。しかし、正孔は、ゲート絶縁膜中に滞留し易く、ゲート絶縁膜中に滞留した正孔は、酸化膜の分子結合を切断し劣化させる。ゲート絶縁膜を薄くすることにより、ゲート絶縁膜中において発生した正孔を量子トンネル効果によりチャネルに逃がし酸化膜の劣化を抑えることが可能となる。
本実施形態の炭化珪素半導体装置について、コバルト60(Co60)ガンマ線源を用いた放射線に対する耐久試験を行ったところ、1.13MGyのガンマ線曝露で、電子電界移動度の変化は酸化膜の膜厚が10nmのトランジスタで8%、20nmのトランジスタで26%となった。また曝露後のしきい値電圧の変化はどちらの酸化膜の場合も6%程度であった。
本実施形態の炭化珪素半導体装置は、通常のシリコン半導体からなる論理回路と同様に用いることができるが、特に高温の環境において使用することができ例えば自動車のエンジン部分等において用いることができる。さらに、高温及び高線量の環境において使用することができるため、原子炉等において使用することもできる。
本実施形態において、論理回路としてインバータ回路を示したが、トランジスタの数を増やすことにより、NAND回路又はNOR回路とすることができる。
NAND回路は、図6に示すような回路とすることができる。具体的に、インバータ回路と同様に第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4が接続された回路の第1トランジスタM1と接地との間に第5トランジスタM5が接続され、第2トランジスタM2と接地との間に第6トランジスタM6が接続されている。第5トランジスタM5及び第6トランジスタM6のゲート電極(G)は、第2入力端子Tin2と接続されている。第1トランジスタM1及び第2トランジスタM2のゲート電極(G)が接続された第1入力端子Tin1から第1論理信号が入力され、第2入力端子Tin2から第2論理信号が入力される。第2トランジスタのドレイン電極(D)と第4トランジスタM4のソース電極(S)との接続ノードと接続された出力端子Toutから、第1論理信号と第2論理信号との否定論理積が出力される。
NOR回路は、図7に示すような回路とすることができる。具体的に、インバータ回路と同様に第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4が接続された回路の第1トランジスタM1と並列に第5トランジスタM5が接続され、第2トランジスタM2と並列に第6トランジスタM6が接続されている。第5トランジスタM5及び第6トランジスタM6のゲート電極(G)は、第2入力端子Tin2と接続されている。第1トランジスタM1及び第2トランジスタM2のゲート電極(G)が接続された第1入力端子Tin1から第1論理信号が入力され、第2入力端子Tin2から第2論理信号が入力される。第2トランジスタM2及び第6トランジスタM6のドレイン電極(D)と第4トランジスタM4のソース電極(S)との接続ノードと接続された出力端子Toutから、第1論理信号と第2論理信号との否定論理和が出力される。
なお、第5トランジスタM5及び第6トランジスタM6も、第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4と同一導電型のMISFETである。
また、インバータ回路、NAND回路及びNOR回路を組み合わせることにより種々の論理回路を構成することができる。
本実施形態において、論理回路をn型のトランジスタのみにより構成する例を示した。n型のトランジスタは移動度が高いものを容易に形成することができ、高性能の論理回路とすることができる。しかし、p型のトランジスタのみにより構成することも可能である。また、本実施形態の炭化珪素半導体装置は、論理回路以外の部分を含んでいてもよく、その場合、論理回路以外の部分については、n型のトランジスタとp型のトランジスタとが混在していてもよい。
本開示の炭化珪素半導体装置は、単一の導電型のトランジスタを用いて、振幅が大きい論理回路を実現でき、特に高温及び高線量の環境下において使用する半導体装置等として有用である。
111 SiC基板
112 SiC半導体層
113 不純物拡散層
114 ゲート絶縁膜
115 オーミック電極
116 ゲート電極
117 層間絶縁膜

Claims (5)

  1. それぞれが、電源と接地との間に配置された第1トランジスタ及び第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタと電源との間に接続された第3トランジスタと、
    前記第2トランジスタと電源との間に接続された第4トランジスタとを備え、
    前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ及び前記第4トランジスタは、同一導電型の炭化珪素半導体からなるトランジスタであり、いずれもエンハンスメント型又はデュプレッション型であり
    前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタのゲート電極は、第1論理信号が入力される第1入力端子と接続され、
    前記第3トランジスタの第1オーミック電極は、前記第1トランジスタの第2オーミック電極と接続され、
    前記第4トランジスタの第1オーミック電極は、前記第2トランジスタの第2オーミック電極と接続され、
    前記第3トランジスタのゲート電極及び前記第4トランジスタのゲート電極は、前記第1トランジスタの第2オーミック電極と前記第3トランジスタの第1オーミック電極との接続ノードと接続され、
    前記第2トランジスタの第2オーミック電極と前記第4トランジスタの第1オーミック電極との接続ノードは、前記第1論理信号の論理演算結果を出力する出力端子と接続された、炭化珪素半導体装置。
  2. 前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ及び前記第4トランジスタは、基板の上に形成された炭化珪素半導体層と、前記ゲート電極と前記炭化珪素半導体層との間に設けられたゲート絶縁膜とを有し、
    前記ゲート絶縁膜の厚さは、3nm以上、30nm以下である、請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
  3. 前記ゲート電極は、モリブデン、ニオブ、又はニオブとニッケルとの積層体からなる、請求項1又は2に記載の炭化珪素半導体装置。
  4. 前記第1トランジスタと接地との間に接続された第5トランジスタと、
    前記第2トランジスタと接地との間に接続された第6トランジスタとをさらに備え、
    前記第5トランジスタ及び前記第6トランジスタは、前記第1〜第4トランジスタと同一導電型の炭化珪素半導体からなるトランジスタであり、且つ前記第1〜第4トランジスタと同じエンハンスメント型又はデュプレッション型であり、
    前記第5トランジスタ及び前記第6トランジスタのゲート電極は、第2論理信号が入力される第2入力端子と接続され、
    前記出力端子から、前記第1論理信号と前記第2論理信号との否定論理積を出力する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の炭化珪素半導体装置。
  5. 前記第1トランジスタと並列に接続された第5トランジスタと、
    前記第2トランジスタと並列に接続された第6トランジスタとをさらに備え、
    前記第5トランジスタ及び前記第6トランジスタは、前記第1〜第4トランジスタと同一導電型の炭化珪素半導体からなるトランジスタであり、且つ前記第1〜第4トランジスタと同じエンハンスメント型又はデュプレッション型であり、
    前記第5トランジスタ及び前記第6トランジスタのゲート電極は、第2論理信号が入力される第2入力端子と接続され、
    前記出力端子から、前記第1論理信号と前記第2論理信号との否定論理和を出力する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の炭化珪素半導体装置。
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