JP6713096B2 - レゾルバの製造方法 - Google Patents

レゾルバの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6713096B2
JP6713096B2 JP2018136686A JP2018136686A JP6713096B2 JP 6713096 B2 JP6713096 B2 JP 6713096B2 JP 2018136686 A JP2018136686 A JP 2018136686A JP 2018136686 A JP2018136686 A JP 2018136686A JP 6713096 B2 JP6713096 B2 JP 6713096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
pillar portion
winding
ring
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018136686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018161053A (ja
Inventor
征一 平栗
征一 平栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2018136686A priority Critical patent/JP6713096B2/ja
Publication of JP2018161053A publication Critical patent/JP2018161053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6713096B2 publication Critical patent/JP6713096B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

この発明は、ティースを有する輪状ステータヨークを備えるレゾルバに関する。
従来用いられていたこの種のレゾルバとしては、例えば下記の特許文献1等に記載された構成を挙げることができる。すなわち、従来のレゾルバは、輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて輪状ステータヨークの内周縁から径方向内側に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを備えている。ティースには、輪状ステータヨークの内周縁から延出された柱部が含まれている。柱部には、ステータ巻線が巻き付けられたボビンが装着されている。輪状ステータヨークの周方向に沿う柱部の幅寸法は一定とされており、柱部の断面積及び周長は柱部の延出方向に沿って一定とされている。
特開平8−98486号公報
上記のような従来のレゾルバでは、柱部の断面積及び周長が柱部の延出方向に沿って一定とされているので、ステータ巻線の1ターンの効果も柱部の延出方向に沿って一定である。一方で、理想的なステータ巻線のターン数は、小数を含む数として算出されるため、上記のような従来のレゾルバのティースの柱部では理想的なステータ巻線を実現することができず、角度の検出精度が低くなる。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、ステータ巻線の効果を理想的なステータ巻線の効果に近づけることができ、角度の検出精度を向上させることができるレゾルバを提供することを目的とする。
この発明に係るレゾルバの製造方法は、輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて輪状ステータヨークから径方向に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを設ける工程と、ティース、輪状ステータヨークの内周縁から延出されるとともに、ステータ巻線が巻きつけられる柱部を設ける工程と、柱部の周方向における幅寸法、柱部の基端から柱部の先端に向けて段階的に狭く形成する工程と、柱部に対するステータ巻線の巻き位置を柱部の基端から先端までの間で調整することにより、ステータ巻線の巻かれている位置における柱部の断面積及び周長を調整し、ステータ巻線の効果を改善する工程とを含む
また、この発明に係るレゾルバの製造方法は、輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて輪状ステータヨークから径方向に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを設ける工程と、ティース、輪状ステータヨークの内周縁から延出されるとともに、ステータ巻線が巻きつけられる柱部を設ける工程と、前記柱部の前記周方向における幅寸法、前記柱部の基端から前記柱部の先端に向けて段階的に広く形成する工程と、柱部に対するステータ巻線の巻き位置を柱部の基端から先端までの間で調整することにより、ステータ巻線の巻かれている位置における柱部の断面積及び周長を調整し、ステータ巻線の効果を改善する工程とを含む
また、この発明に係るレゾルバの製造方法は、輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて輪状ステータヨークから径方向に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを設ける工程と、ティース、輪状ステータヨークの内周縁から延出されるとともに、ステータ巻線が巻きつけられる柱部を設ける工程と、柱部の周方向における幅寸法は、柱部の基端と柱部の先頭との間の中間位置において段階的に最も狭く形成する工程と、柱部に対するステータ巻線の巻き位置を柱部の基端から先端までの間で調整することにより、ステータ巻線の巻かれている位置における柱部の断面積及び周長を調整し、ステータ巻線の効果を改善する工程とを含む
この発明のレゾルバによれば、輪状ステータヨークの周方向におけるティースの柱部の幅寸法が延出方向に沿って変化するように形成されているので、ステータ巻線の効果を理想的なステータ巻線の効果に近づけることができる。これによりレゾルバの角度の検出精度を向上させることができる。
この発明の実施の形態に係るレゾルバの輪状ステータの平面図である。 この発明の実施の形態の変形例に係るレゾルバの輪状ステータの平面図である。 この発明の実施の形態の変形例に係るレゾルバの輪状ステータの平面図である。 この発明の実施の形態の変形例に係るレゾルバの輪状ステータの平面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るレゾルバの輪状ステータの平面図である。図1において、輪状ステータ1は、輪状ステータヨーク2と、周方向に互いに間隔を置いて輪状ステータヨーク2の内周縁20から径方向内側に延出された複数のティース3とを備えている。
各ティース3は、柱部30と頭部31とを含んでいる。柱部30は、内周縁20から延出された柱状の部分である。柱部30は、周方向における幅寸法が柱部30の延出方向に沿って変化するように形成されている。具体的には、柱部30の基端30bから先端30aに向けて連続的に輪状ステータヨーク2の周方向における幅寸法が狭くなるように形成されている。柱部30の断面積及び周長は、柱部30の輪状ステータヨーク2の周方向における幅寸法に依るので、基端30bに近いほど大きく先端30aに近いほど小さい。
頭部31は、柱部30とともにT字を形成するように柱部30の先端30aに一体に設けられた部分である。頭部31には、柱部30の先端に接する中央部31aと、中央部31aから周方向に突出された一対の突部31bとが含まれる。
各柱部30には、図示しない樹脂製ボビンが装着されている。ボビンは、柱部30の延出された方向において柱部30と略等しい長さを有する。また、ボビンには、ステータ巻線が密接して巻きつけられてコイルを形成している。つまり、柱部30にはボビンを介してステータ巻線が巻き付けられている。
ステータ巻線の1ターンごとの効果は、ステータ巻線の巻かれている位置における柱部30の断面積及び周長によって決まる。したがってこのような輪状ステータ1を有するレゾルバでは、柱部30の周方向における幅寸法によって、ステータ巻線の1ターンごとの効果が変化する。そこで、輪状ステータヨーク2の周方向における柱部30の基端30bから先端30aまでの延出方向に沿う幅寸法の変化を、柱部30の設計時に調節して、ステータ巻線の効果が理想的なステータ巻線の効果に近づくように柱部30を形成する。これにより、ステータ巻線の効果を理想的なステータ巻線の効果に近づけるようにすることができ、レゾルバの角度の検出精度を向上させることができる。
また、上述したようにステータ巻線の1ターンごとの効果は、ステータ巻線の巻かれている位置における柱部30の断面積及び周長によって決まる。そこで、このような輪状ステータ1を有するレゾルバでは、ボビンへのステータ巻線の巻き位置を調整することにより、ステータ巻線の巻かれている位置における柱部30の断面積及び周長を調整することができる。したがって、ボビンへのステータ巻線の巻き位置を調整することによって、柱部30の基端30bから先端30aまでの間でステータ巻線の位置を変えて、ステータ巻線の効果を理想的なステータ巻線の効果に近づけることができる。これにより、同様にレゾルバの角度の検出精度を向上させることができる。
なお、実施の形態では、柱部30は、基端30bから先端30aに向けて連続的に輪状ステータヨーク2の周方向に沿う幅寸法が狭くなるように形成していたが、図2に示すように、基端130bから先端130aに向けて幅寸法が連続的に広くなるように柱部130を形成してもよい。これにより、実施の形態と同じ効果を得ることができる。
また、図3に示すように柱部230を、基端230bから先端230aに向けて段階的に輪状ステータヨーク2の周方向に沿う幅寸法が広くなるように形成してもよい。このように形成することで、柱部の形状が連続的に変化する場合よりも柱部230の形状の変化が明確となる。そのため自動巻線機でステータ巻線の巻線を行う時に、ステータ巻線の巻き位置を指定することが容易になる。これにより、巻線作業を自動化した時にもステータ巻線の効果を理想的なステータ巻線の効果に近づけることができ、レゾルバの角度の検出精度を向上させることができる。さらに、この場合は柱部230を、基端230bから先端230aに向けて段階的に輪状ステータヨーク2の周方向に沿う幅寸法が狭くなるように形成してもよい。
また、図4に示すように柱部330の基端330bと先端330aとの間の中間位置330cにおいて、中間位置330cにおける輪状ステータヨーク2の周方向に沿う柱部330の幅寸法が最も狭くなるように形成してもよい。これにより、柱部330の形状の変化がさらに明確になり、ステータ巻線の巻き位置を指定することがさらに容易になる。そのため自動巻線機でステータ巻線の巻線を行う時に、巻線作業を自動化した時にもステータ巻線の効果を理想的なステータ巻線の効果に近づけることができ、レゾルバの角度の検出精度を向上させることができる。
1 輪状ステータ、2 輪状ステータヨーク、3 ティース、20 内周縁、30,130,230,330 柱部、30b,130b,230b,330b 基端、30a,130a,230a,330a 先端、330c 中間位置。

Claims (3)

  1. 輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて前記輪状ステータヨークから径方向に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを設ける工程と、
    前記ティース、前記輪状ステータヨークの内周縁から延出されるとともに、ステータ巻線が巻きつけられる柱部を設ける工程と、
    前記柱部の前記周方向における幅寸法、前記柱部の基端から前記柱部の先端に向けて段階的に狭く形成する工程と、
    前記柱部に対する前記ステータ巻線の巻き位置を前記柱部の基端から先端までの間で調整することにより、前記ステータ巻線の巻かれている位置における前記柱部の断面積及び周長を調整し、前記ステータ巻線の効果を改善する工程とを含む
    ことを特徴とするレゾルバの製造方法
  2. 輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて前記輪状ステータヨークから径方向に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを設ける工程と、
    前記ティース、前記輪状ステータヨークの内周縁から延出されるとともに、ステータ巻線が巻きつけられる柱部を設ける工程と、
    前記柱部の前記周方向における幅寸法、前記柱部の基端から前記柱部の先端に向けて段階的に広く形成する工程と、
    前記柱部に対する前記ステータ巻線の巻き位置を前記柱部の基端から先端までの間で調整することにより、前記ステータ巻線の巻かれている位置における前記柱部の断面積及び周長を調整し、前記ステータ巻線の効果を改善する工程とを含む
    ことを特徴とするレゾルバの製造方法
  3. 輪状ステータヨークと、周方向に互いに間隔を置いて前記輪状ステータヨークから径方向に突出された複数のティースとを有する輪状ステータを設ける工程と、
    前記ティース、前記輪状ステータヨークの内周縁から延出されるとともに、ステータ巻線が巻きつけられる柱部を設ける工程と、
    前記柱部の前記周方向における幅寸法、前記柱部の基端と前記柱部の先頭との間の中間位置において段階的に最も狭く形成する工程と、
    前記柱部に対する前記ステータ巻線の巻き位置を前記柱部の基端から先端までの間で調整することにより、前記ステータ巻線の巻かれている位置における前記柱部の断面積及び周長を調整し、前記ステータ巻線の効果を改善する工程とを含む
    ことを特徴とするレゾルバの製造方法
JP2018136686A 2018-07-20 2018-07-20 レゾルバの製造方法 Active JP6713096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018136686A JP6713096B2 (ja) 2018-07-20 2018-07-20 レゾルバの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018136686A JP6713096B2 (ja) 2018-07-20 2018-07-20 レゾルバの製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014244028A Division JP2016111731A (ja) 2014-12-02 2014-12-02 レゾルバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018161053A JP2018161053A (ja) 2018-10-11
JP6713096B2 true JP6713096B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=63795835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018136686A Active JP6713096B2 (ja) 2018-07-20 2018-07-20 レゾルバの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6713096B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345650A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Fuji Heavy Ind Ltd モータ用ティース構造
DE102010004887A1 (de) * 2010-01-18 2011-07-21 Tyco Electronics Belgium Ec Bvba Spulenkörper zur Montage an einem Magnetkern, Magnetkern für Reluktanzresolver und Verfahren zur Herstellung
JP2012147603A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Asmo Co Ltd ステータ
JP2013085387A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Toyota Motor Corp モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018161053A (ja) 2018-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6303978B2 (ja) 回転電機のステータ
US10003243B2 (en) Rotor, method of manufacturing the rotor, and rotary electric machine having the rotor
JP2006115565A (ja) インシュレータ、電動機、及び巻線の巻回方法
JP6269435B2 (ja) 回転電機のステータ
JP2017103850A (ja) 回転電機
JP6713096B2 (ja) レゾルバの製造方法
JP2011188611A (ja) レゾルバ
JP2014007940A (ja) 電動機にコイルを固定するコイル固定装置、及び該コイル固定装置を備えた電動機
JP2016111731A (ja) レゾルバ
JP2010104102A (ja) 固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置
JP2014187840A (ja) 固定子コア製造方法
KR101758807B1 (ko) 스테이터용 서포터
JP6855694B2 (ja) ビードコア形成用フォーマ
JP2014150703A (ja) レゾルバステータ構造
JP2015216731A (ja) 電機子
CN104467302B (zh) 树脂模制定子以及其制造方法
JP2019047540A (ja) ステータコア
JP6503588B2 (ja) 樹脂一体成形型レゾルバステータ構造
JP6284908B2 (ja) ステータ及びそれを用いたレゾルバ
JP5570470B2 (ja) レゾルバおよびレゾルバの巻線方法
JP6801518B2 (ja) カフサ
US20140340079A1 (en) Flange and resolver assembly
JP2010259305A (ja) インシュレータ、電機子、及び電機子の製造方法
JP6557833B2 (ja) レゾルバステータ構造
JP6393229B2 (ja) ステータおよびレゾルバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6713096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250