JP6712762B2 - 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置 - Google Patents

微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6712762B2
JP6712762B2 JP2016032306A JP2016032306A JP6712762B2 JP 6712762 B2 JP6712762 B2 JP 6712762B2 JP 2016032306 A JP2016032306 A JP 2016032306A JP 2016032306 A JP2016032306 A JP 2016032306A JP 6712762 B2 JP6712762 B2 JP 6712762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
additive liquid
additive
cover
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016032306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017148717A (ja
Inventor
朋弘 穐田
朋弘 穐田
前田 康成
康成 前田
尚紀 柴田
尚紀 柴田
伊藤 良泰
良泰 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2016032306A priority Critical patent/JP6712762B2/ja
Priority to PCT/JP2017/002657 priority patent/WO2017145626A1/ja
Priority to TW106105497A priority patent/TWI714722B/zh
Publication of JP2017148717A publication Critical patent/JP2017148717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6712762B2 publication Critical patent/JP6712762B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K3/00Baths; Douches; Appurtenances therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/20Mixing gases with liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/50Circulation mixers, e.g. wherein at least part of the mixture is discharged from and reintroduced into a receptacle

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

本発明は、微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置に関する。
従来より、液体に空気を溶解させてから微細気泡化する微細気泡発生装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の微細気泡発生装置は、液体と空気をタンクで混合して液体に空気を溶解させた後、液体をタンクの外部に取り出して減圧することで微細気泡を発生させる。
特開2010−75919号公報
しかしながら、昨今では、微細気泡発生装置を使用するユーザの利便性をより向上させることが求められている。特許文献1のような構成では、気泡を微細化することはできるものの、その他の物質を微細化すること等は想定されておらず、ユーザの利便性という観点では未だ改善の余地があるといえる。
従って、本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、ユーザの利便性を向上させることができる微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の微細気泡発生装置は、液体と空気とを混合し液体に空気を溶解させる混合部と、混合部で液体に溶解させた空気を微細気泡化する微細化部と、微細化部よりも液体の流れ方向上流側における液体の供給路から混合部を経て微細化部に至る経路又は微細化部で液体に添加液を供給する添加液供給装置と、を備える。
本発明の微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施形態にかかる微細気泡発生装置の概略図 微細気泡発生装置の概略図 微細気泡発生装置の概略図 微細気泡発生装置の概略図 微細気泡発生装置の概略図 (a)微細気泡発生装置の概略図(b)添加液貯留ケースの概略図 (a)カバーの概略図(b)カバーの概略図(c)カバーの概略図 (a)添加液貯留ケースの概略図(b)添加液貯留ケースの概略図(c)添加液貯留ケースの概略図 微細気泡発生装置における液体および添加液の流れを説明するための概略図 微細気泡発生装置における液体および添加液の流れを説明するための概略図
以下に、本発明にかかる実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態)
図1、図2は、実施形態にかかる微細気泡発生装置2の概略構成を示す図である。
微細気泡発生装置2は、空気が溶解した液体を減圧して微細気泡化する装置であり、例えば浴槽4に設けられて使用される。図1又は図2に示すように、微細気泡発生装置2は、添加液供給装置6(図2)と、継手部8と、第1のノズル10と、空気供給パイプ12と、循環ポンプ14と、空気溶解タンク16と、第2のノズル18と、を備える。
添加液供給装置6は、浴槽4から吸い込んだ液体に添加液(例えばオイル)を添加する装置であり、本実施形態では、浴槽4の吸込口と吐出口を兼ねている。添加液供給装置6の吸込口から浴槽4の液体が吸い込まれ、液体の流れ方向上流側から順に、継手部8、第1のノズル10、循環ポンプ14、空気溶解タンク16、第2のノズル18、継手部8、添加液供給装置6(吐出口)を流れるように構成される。
以下、微細気泡発生装置2の各構成について順に説明する。
継手部8は、複数のノズルを接続するための継手部であり、本実施形態では、第1のノズル10および第2のノズル18が接続されている。継手部8において、添加液供給装置6の吸込口から吸い込んだ液体は第1のノズル10に供給され、第2のノズル18から流れてきた液体は添加液供給装置6の吐出口へ供給される。添加液供給装置6および継手部8の詳細な構成については後述する。
第1のノズル10は、継手部8と循環ポンプ14の間に接続されたノズルであり、継手部8からの液体を循環ポンプ14に向けて流す。第1のノズル10の途中には、空気供給パイプ12が接続されている。空気供給パイプ12は、第1のノズル10中の液体に空気を供給するパイプである。空気供給パイプ12を設けることにより、第1のノズル10中の液体に空気が混合される。下流側の循環ポンプ14には、液体と空気が混合された状態で供給される。
循環ポンプ14は、第1のノズル10と空気溶解タンク16の間に接続されたポンプであり、液体を循環させる圧力を発生させる。循環ポンプ14を設けることにより、前述した微細気泡発生装置2全体における液体の流れが生じるとともに、第1のノズル10から吸い込んだ液体および空気が空気溶解タンク16に供給される。
空気溶解タンク16は、液体に空気を溶解させるためのタンクである。空気溶解タンク16は、空気と混合状態の液体に圧力をかけることで液体に空気(酸素)を溶解させる。
第2のノズル18は、空気溶解タンク16と継手部8の間に接続されたノズルである。第2のノズル18は、空気溶解タンク16で空気を溶解させた液体を大気圧に開放することで減圧し、微細気泡を発生させる。このように、第2のノズル18は微細化部として機能する(第1の微細化部)。なお、後述するように第2のノズル18の下流側における継手部8も、液体に溶解した空気を微細気泡化する微細化部として機能する(第2の微細化部)。
上述した構成により、微細気泡発生装置2は、第2のノズル18および継手部8によって微細気泡化された空気を含む液体を浴槽4に向けて吐出するように構成される。
次に、添加液供給装置6および継手部8の構成について、図3−図8を用いて説明する。
図3に示すように、添加液供給装置6は、カバー20と、添加液貯留ケース22とを備える。カバー20は、浴槽4に露出されるカバーである。カバー20には、図6に示すように、吸込口48と吐出口50が形成されている。添加液貯留ケース22は、カバー20の吸込口48から吸い込んだ液体に添加するための添加液を貯留する添加液貯留部であり、カバー20の裏側に取り付けて使用される。
カバー20は、表側のアウターカバー24と、裏側のインナーカバー26とを備える。アウターカバー24は、その中央部に吐出口50を形成するカバーである。アウターカバー24は、吐出口50から吐出される液体の吐出方向A沿いに見たときに、略円形状の外形を有する。インナーカバー26は、アウターカバー24に嵌合する裏側のカバーである。インナーカバー26の中央部には開口26aが形成される。アウターカバー24の吐出口50とインナーカバー26の開口26aとが対向するように配置される。
インナーカバー26の裏側には、図7(b)、図7(c)に示すように、内縁突出部26bと外縁突出部26cが設けられている。内縁突出部26bの内側に開口26aが形成される。インナーカバー26にはさらに、図7(c)に示すように、添加液貯留ケース22を裏側に固定するための突起26dが設けられる(本実施形態では3箇所)。インナーカバー26にはさらに、後述するカバーホルダー32を固定するための突起26eが設けられる(本実施形態では2箇所)。
本実施形態では、アウターカバー24はステンレス製であり、インナーカバー26は樹脂性である。製造時には、アウターカバー24の内側にインナーカバー26を配置した状態でアウターカバー24の板金絞りを行うことにより、互いに嵌合させる。
図3に示すように、添加液貯留ケース22は、外側ケース28と、内側ケース30とを備える。外側ケース28と内側ケース30は、互いに取り付け可能に構成されている。外側ケース28および内側ケース30は、それぞれの外周縁が嵌合して互いに回転可能に取り付けられる。外側ケース28と内側ケース30は互いに取り付けられることで、添加液を貯留するためのケースを構成する。外側ケース28および内側ケース30はともに、径方向中央部が貫通した環状の部材であり、その環状部分に添加液を貯留するための貯留空間を形成する。
図8(a)などに示すように、外側ケース28の表側には、インナーカバー26に固定するための凹部28aが設けられている(本実施形態では3箇所)。凹部28aは、前述したインナーカバー26の突起26dに嵌合する。
外側ケース28の裏側部分には、図8(b)に示すように、第1の突起28bおよび第2の突起28cが設けられる。第1の突起28bおよび第2の突起28cは、内側ケース30の突起30eと嵌合可能である。第1の突起28bと内側ケース30の突起30eが嵌合すると、外側ケース28と内側ケース30は第1の回転位置に配置される。一方、第2の突起28cと内側ケース30の突起30eが嵌合すると、第2の回転位置に配置される。このような構成により、外側ケース28と内側ケース30は、第1の回転位置と第2の回転位置の間で回転可能に取り付けられる。本実施形態では、第1の回転位置は、貯留している添加液を外部に供給せずに保持する保持位置に対応し、第2の回転位置は、貯留している添加液を外部に供給する供給位置に対応する。
図8(c)に示すように、内側ケース30には、2つの貫通孔30a、30bが設けられている。これらの貫通孔30a、30bは、添加液貯留ケース22内に貯留した液を外部に排出するための孔である。本実施形態では、貫通孔30aは貫通孔30bよりも大きな径を有するとともに、ユーザが添加液貯留ケース22内に添加液を投入するための孔としても機能する。
外側ケース28の裏側にはさらに、図8(b)に示すように、第3の突起28dが設けられる。第3の突起28dは、保持位置に対応する第1の回転位置にあるときは、内側ケース30の貫通孔30aに対向して貫通孔30aを塞ぎ、供給位置に対応する第2の回転位置にあるときは、貫通孔30aに対向せずに貫通孔30aを塞がないように配置される。このように第3の突起28dを設けることで、外側ケース28と内側ケース30を第1の回転位置と第2の回転位置の間で回転させれば、添加液の保持位置と供給位置を切り替えることができる。すなわち、第3の突起28dは、貫通孔30aを閉じる位置と開く位置の間で移動可能な開閉部として機能する。
また、前述した外側ケース28の凹部28aのうちの1つは、図8(b)に示すように、外側ケース28の径方向全長にわたって設けられており、添加液貯留ケース22内の貯留空間を分断している。すなわち、凹部28aは、外側ケース28の環状部分を横切るように形成されている。外側ケース28が供給位置に対応する第2の回転位置にあるときは、凹部28aは、貫通孔30aと貫通孔30bの間に配置される。これにより、貫通孔30aから貫通孔30bに至る経路のうち、距離が短い方の経路が遮断される。
内側ケース30の裏側にはさらに、図8(c)に示すように、第1の突起30cおよび第2の突起30dが設けられる。第1の突起30cおよび第2の突起30dは、内側ケース30の中心から対向する位置に設けられており、内側ケース30の径方向に延びた突起である。第1の突起30cおよび第2の突起30dは、後述するカバーホルダー32に係止される部分である。第1の突起30cおよび第2の突起30dがカバーホルダー32に係止されることにより、ユーザがカバー20を回転させると、カバー20に固定された外側ケース28は一体的に回転する一方、内側ケース30の回転は規制され回転しないように構成される。このような構成により、カバー20の回転によって供給位置と保持位置を簡単に切り替えることができる。
図3に示すように、内側ケース30と継手部8の間には、カバーホルダー32が配置される。カバーホルダー32は、インナーカバー26との接続部32a、32bと、内側ケース30を支持する支持部32cとを備える。
接続部32a、32bはともに環状の部材であり、接続部32aが内側に配置され、接続部32bが外側に配置される。接続部32aと接続部32bは、4本の支持部32cによって接続される。接続部32aは、インナーカバー26の内側の内縁突出部26bに嵌合する(図7(b))。接続部32bは、インナーカバー26の外縁突出部26cに嵌合する。接続部32a、32bがインナーカバー26に嵌合した状態において、カバー20とカバーホルダー32の間に添加液貯留ケース22が配置される。添加液貯留ケース22がカバーホルダー32の支持部32cによって支持された状態で、カバー20とカバーホルダー32の間に挟まれる。
次に、継手部8について説明する。継手部8は、図3などに示すように、継手本体34と、複数の継手36a、36b、36c(図1)と、吐出流路形成部38と、吸込流路形成部40と、微細化ノズル部42(図6)とを備える。
継手本体34は、複数の継手36a―36c、吐出流路形成部38、吸込流路形成部40および微細化ノズル部42を支持する本体部である。
継手36a―36cは、継手本体34から延びる複数の継手である。本実施形態では、図6に示すように、継手36b、36cは吸込流路形成部40に連通し、継手36aは吐出流路形成部38に連通する。継手36aは第2のノズル18に接続され、継手36bは第1のノズル10に接続され、継手36cは使用されていない。継手36bが第1のノズル10に接続されることで、吸込流路形成部40からの液体が第1のノズル10に供給されるように構成される。継手36aが第2のノズル18に接続されることで、第2のノズル18からの微細気泡を含む液体が吐出流路形成部38に供給されるように構成される。
吐出流路形成部38は、図3、図6に示すように、継手本体34の中央部から突出した筒状の部材であり、第2のノズル18からの液体を浴槽4に吐出するための吐出流路を構成する。吐出流路形成部38は、図6に示すように、カバーホルダー32の接続部32aの裏側に接続され、カバーホルダー32の接続部32aはインナーカバー26の内縁突出部26bに嵌合している。吐出流路形成部38と継手本体34の間には、微細化ノズル部42が設けられている。微細化ノズル部42は、吐出流路形成部38の径よりも小さな径の流路を複数形成する部材であり、吐出流路形成部38の流路抵抗となる。微細化ノズル部42を設けることで、第2のノズル18から流れてくる微細化された気泡をさらに微細化する。微細化ノズル部42を備える継手部8は、第2のノズル18とともに微細化部として機能する(第2の微細化部)。
吸込流路形成部40は、カバー20の吸込口48から吸い込まれてきた液体を通す流路を形成する部材である。吸込流路形成部40は、吐出流路形成部38の径方向外側に設けられている。吸込流路形成部40と吐出流路形成部38は、吐出流路形成部38の筒状部分によって互いに仕切られている。
吸込流路形成部40の径方向外側には、パッキン44が設けられている。パッキン44は、浴槽4の壁46と吸込流路形成部40との間に挟まれている。
このような構成において、カバー20とカバーホルダー32の周縁部(接続部32b)に隙間としての吸込口48が形成されている。吸込口48は、吸込流路形成部40の流路に連通しているため、隙間である吸込口48から浴槽4内の液体が吸い込まれる。また、吸込口48から吸込流路形成部40に至る途中に添加液貯留ケース22が設けられている。添加液貯留ケース22の内側ケース30による貫通孔30a、30bが露出するように配置されており、吸込口48から吸い込まれた液体が内側ケース30内に侵入することが可能に構成される。
前記構成の微細気泡発生装置2により気泡を微細化させる動作について、図9、図10を用いて説明する。
微細気泡発生装置2の使用前に、ユーザは、添加液貯留ケース22内に添加液(例えばオイル)を注入する。具体的には、内側ケース30の貫通孔30aを介して添加液貯留ケース22内に添加液を注入する。添加液を注入した後は、添加液の保持位置である第1の回転位置に回転させることで、添加液が流出しないようにする。添加液貯留ケース22の外側ケース28における凹部28aをインナーカバー26の突起26dに嵌合させることで、添加液を貯留している添加液貯留ケース22をカバー20に取り付ける。その後、パッキン44を介して浴槽4の壁46に取り付けられている継手部8に対してカバーホルダー32を取り付けるとともに、カバーホルダー32に対してカバー20および添加液貯留ケース22を取り付ける。具体的には、添加液貯留ケース22をカバーホルダー32の支持部32cに当てるとともに、カバーホルダー32の接続部32aをインナーカバー26の内縁突出部26bに接続し、接続部32bをインナーカバー26の外縁突出部26cに接続する。これにより、図6、図9に示すように、カバー20とカバーホルダー32の間に添加液貯留ケース22が配置された状態となる。
また、カバー20とカバーホルダー32の外縁部(接続部32b)の隙間に吸込口48が形成される。このように、添加液を供給するためのカバー20および添加液貯留ケース22が吸込口48を形成するように着脱自在に設けられ、吸込口48に連通する液体の供給路に添加液が供給可能となる。このようにして、ユーザの操作を簡単なものとし、利便性を向上させることができる。
その後、カバー20を回転させることにより、外側ケース28を固定したまま内側ケース30を回転させ、保持位置である第1の回転位置から供給位置である第2の回転位置へ回転させる。このように添加液を供給可能とした状態で、微細気泡発生装置2を動作させる。
微細気泡発生装置2を動作させると、図10に示す循環ポンプ14が動作する。循環ポンプ14の動作により、微細気泡発生装置2において液体が循環する流れが作られる。具体的には、カバー20とカバーホルダー32の間の隙間である吸込口48から浴槽4の液体が吸い込まれる。
吸込口48から吸い込まれた液体は、図9に示すように、吸込流路形成部40に向かって流れる。このとき、液体の供給路の途中に配置された内側ケース30の貫通孔30a、30bが露出している。2つの貫通孔30a、30bが存在し、それぞれの貫通孔30a、30bで液体の圧力差が生じる。このため、一方の貫通孔30aに液体が入り、もう一方の貫通孔30bから液体が出るような力が作用する。本実施形態では例えば、大きい貫通孔30aから液体が入り、もう一方の小さい貫通孔30bから出る流れが生じる。
前述したように、第2の回転位置における添加液貯留ケース22内において、貫通孔30aと貫通孔30bの間の流路のうち、距離の短い方の流路が遮断されている。よって、貫通孔30aから入った液体は、距離が長い方の流路を通って貫通孔30bに到達する(図9の矢印B)。これにより、添加液貯留ケース22内に貯留されている添加液の大部分を排出することができ、添加液を有効に活用することができる。
添加液貯留ケース22から貫通孔30bを介して出てきた添加液は液体に混ざる。このとき、例えば添加液がオイルであり疎水性であれば、液体とは分離した状態で混合され、吸込流路形成部40を通って継手36bに向かう。その後、液体と添加液は、第1のノズル10に流れ、図10に示すように、空気供給パイプ12から空気が注入されるとともに、循環ポンプ14を通過して空気溶解タンク16に到達する。空気溶解タンク16では、圧力が付与されることで空気(酸素)が液体に溶解される。空気が溶解された液体は、添加液とともに第2のノズル18に流れる。
第2のノズル18においては、液体と添加液が大気圧下に開放されて減圧発泡されるため、溶解された空気が微細気泡化される。気泡の微細化に伴い、添加液であるオイルも分散するので、オイルが細かく均等に分散した液体を発生することができる。添加液としてオイルを用いた場合、ユーザが入浴したときにオイルが水分の蓋の役割を成すため、水分が肌から逃れないようにすることができる。
微細気泡を含む液体は、継手部8の継手36aに到達する。図9に示すように、微細気泡を含む液体および添加液が継手36aから微細化ノズル部42を通過する。このとき、微細化ノズル部42による径の小さな複数の孔を通過することで、微細気泡がさらに成長する。その後、微細気泡を含む液体および添加液は吐出流路形成部38内の流路を通過し、吐出口50から浴槽4に吐出される。
上述のように、本実施形態の微細気泡発生装置2は、空気溶解タンク16(混合部)と、第2のノズル18(微細化部)と、添加液供給装置6(カバー20および添加液貯留ケース22)と、を備える。空気溶解タンク16は、液体と空気とを混合し液体に空気を溶解させる。第2のノズル18は、空気溶解タンク16で液体に溶解させた空気を微細気泡化する。添加液供給装置6は、第2のノズル18よりも液体の流れ方向上流側における液体の供給路で液体に添加液を供給する。このような構成によれば、第2のノズル18において空気を微細化することに伴って添加液を分散させることができるため、気泡とともに添加液を分散させた液体を発生させることができ、添加液の作用を有する液体を供給することができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
また本実施形態の微細気泡発生装置2では、第2のノズル18の上流側における液体の供給路の入口は、微細気泡発生装置2内に液体を吸い込む吸込口48である。このような構成によれば、吸込口48から吸い込まれる液体を空気溶解タンク16に供給することで、添加液を効率的に空気溶解タンク16に供給することができる。また本実施形態のように、添加液供給装置6を吸込口48の近傍に設けた場合には、吸込口48から吸い込まれる液体に添加液を添加して空気溶解タンク16に供給できるため、添加液を効率的に空気溶解タンク16に供給できる。このようにして、ユーザの利便性を向上させることができる。
また本実施形態の微細気泡発生装置2では、添加液供給装置6は、吸込口48に連通する液体の供給路に取り付けられる。このように添加液供給装置6を配置することで、吸込口48から吸い込まれる液体に添加液を添加して空気溶解タンク16に供給できるため、添加液を効率的に空気溶解タンク16に供給できる。このようにして、ユーザの利便性を向上させることができる。
また本実施形態の微細気泡発生装置2では、添加液供給装置6は、第2のノズル18の下流で液体を吐出するための吐出口50を形成し、吐出口50の周囲に吸込口48を形成する。このように、添加液供給装置6によって吐出口50の周囲に吸込口48を設けた構成とすることにより、液体の吸込および吐出を効率的に行うことができる。
また本実施形態の微細気泡発生装置2では、添加液はオイルである。これにより、オイルによる各種作用を持つ液体を発生させることができる。
さらに、本実施形態は、浴槽4に吐出される液体に添加液を供給するための添加液供給装置6を提供する。本実施形態の添加液供給装置6は、カバー20と、添加液貯留ケース22とを備える。カバー20は、浴槽4に向けて液体を吐出するための吐出口50および吐出口50の周囲で液体を吸い込む吸込口48を形成する。添加液貯留ケース22は、カバー20に取り付けられ、カバー20の吸込口48に連通する液体の流路に供給可能に添加液を貯留する。このような構成によれば、浴槽4に吐出される液体に添加液を添加することができ、添加液の作用を有する液体を浴槽4に供給することができる。また添加液貯留ケース22を、吐出口50および吸込口48を形成するカバー20に取り付けて配置することができるため、ユーザは簡単に取り付けることができる。このようにして、ユーザの利便性を向上させることができる。
また本実施形態の添加液供給装置6では、添加液貯留ケース22は、添加液を貯留する貯留空間に連通する2つの貫通孔30a、30bを形成し、カバー20に取り付けられたときに、2つの貫通孔30a、30bを液体の流路に露出するように配置される。このように、液体の流路に露出するように2つの貫通孔30a、30bを形成することで、それぞれの貫通穴30a、30bの間に圧力差が生じた場合に添加液貯留ケース22内に液体が進入することができる。これにより、添加液貯留ケース22から添加液を効率的に取り出して液体に供給することができる。
また本実施形態の添加液供給装置6では、添加液貯留ケース22は、2つの貫通孔30a、30bのうちの1つを閉じる位置と開く位置の間で移動可能な開閉部(第3の突起28d)をさらに備える。このような開閉部を設けることで、添加液を供給する形態と供給しない形態を簡単に切り替えることができ、ユーザが所望の場合に添加液を供給することができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、実施形態では、添加液供給装置6であるカバー20および添加液貯留ケース22が吸込口48を一体的に形成する場合について説明したが、このような場合に限らない。微細化部である第2のノズル18から上流側に添加液を添加する形態であれば、供給した添加液を微細化部で分散させることができる。すなわち、微細化部(第2のノズル18)の上流側における液体の供給路から混合部(空気溶解タンク16)を経て微細化部に至る経路又は微細化部で液体に添加液を供給するように、添加液供給装置6を配置すれば、同様の効果を奏することができる。なお、例えば微細化部である第2のノズル18や混合部である空気溶解タンク16に添加液を供給する場合、浴槽4のフランジに投入口を設け、ユーザは投入口に添加液を投入するだけで添加液を添加できるようにしてもよい。このような方法によれば、より簡単に添加液を添加することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
一方、空気供給パイプ12に添加液を供給した場合、添加液と空気が混ざってエア噛み等が生じる可能性があるため、空気供給パイプ12には添加液を供給しないようにする。
また実施形態では、吐出口50の周囲に吸込口48を一体的に形成する場合について説明したが、このような場合に限らない。吐出口50および吸込口48は浴槽4の任意の位置に、分離して設けられてもよい。
また実施形態では、添加液貯留ケース22内の添加液を排出するための貫通孔30a、30bを内側ケース30に2つ設ける場合について説明したが、このような場合に限らず、添加液を排出できれば任意の構成を採用してもよい。例えば、内側ケース30に3つ以上の貫通孔を設けてもよい。ただし、本実施形態のように貫通孔30a、30bを2つ設けた場合、貫通孔30a、30bの間における圧力差により一方の貫通孔30aから液体が入り、もう一方の貫通孔30bから液体が出るような流れが最も生じやすい。このため、貫通孔30a、30bを2つのみ設けることが、添加液の効率的な供給という観点では最も優れている。
また実施形態では、添加液がオイルである場合について説明したが、例えば疎水性の他の液体や親水性のアルコールなど、任意の液体であってもよい。
なお、前記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
2 微細気泡発生装置
4 浴槽
6 添加液供給装置
8 継手部(微細化部)
10 第1のノズル
12 空気供給パイプ
14 循環ポンプ
16 空気溶解タンク(混合部)
18 第2のノズル(微細化部)
20 カバー(添加液供給装置)
22 添加液貯留ケース(添加液供給装置)
24 アウターカバー
26 インナーカバー
28 外側ケース
28d 第3の突起(開閉部)
30 内側ケース
30a、30b 貫通孔
32 カバーホルダー
34 継手本体
36a、36b、36c 継手
38 吐出流路形成部
40 吸込流路形成部
42 微細化ノズル部
44 パッキン
46 壁
48 吸込口
50 吐出口

Claims (8)

  1. 液体と空気とを混合し液体に空気を溶解させる混合部と、
    前記混合部で液体に溶解させた空気を微細気泡化する微細化部と、
    前記微細化部よりも液体の流れ方向上流側における液体の供給路から前記混合部を経て前記微細化部に至る経路又は前記微細化部で液体に添加液を供給する添加液供給装置と、
    を備え、
    前記微細化部の上流側における液体の供給路の入口は、液体を吸い込む吸込口であり、
    前記添加液供給装置は、前記吸込口に連通する前記液体の供給路に取り付けられる、微細気泡発生装置。
  2. 前記添加液供給装置は、前記微細化部の下流で液体を吐出するための吐出口を形成し、前記吐出口の周囲に前記吸込口を形成する、請求項1に記載の微細気泡発生装置。
  3. 前記添加液はオイルである、請求項1又は2に記載の微細気泡発生装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の微細気泡発生装置を備える浴槽。
  5. 浴槽に吐出される液体に添加液を供給するための添加液供給装置であって、
    浴槽に向けて液体を吐出するための吐出口を形成し、吐出口の周囲で液体を吸い込む吸込口を前記浴槽の壁面との間に形成するカバーと、
    前記カバーに取り付けられ、前記カバーの吸込口に連通する液体の流路に供給可能に添加液を貯留する添加液貯留ケースと、を備える、
    添加液供給装置。
  6. 前記添加液貯留ケースは、添加液を貯留する貯留空間に連通する2つの貫通孔を形成し、前記カバーに取り付けられたときに、前記2つの貫通孔を前記液体の流路に露出するように配置される、請求項5に記載の添加液供給装置。
  7. 前記添加液貯留ケースは、前記2つの貫通孔のうちの1つを閉じる位置と開く位置の間で移動可能な開閉部をさらに備える、請求項6に記載の添加液供給装置。
  8. 前記添加液はオイルである、請求項5から7のいずれか1つに記載の添加液供給装置。
JP2016032306A 2016-02-23 2016-02-23 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置 Active JP6712762B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016032306A JP6712762B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置
PCT/JP2017/002657 WO2017145626A1 (ja) 2016-02-23 2017-01-26 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置
TW106105497A TWI714722B (zh) 2016-02-23 2017-02-20 微細氣泡產生裝置及設有該微細氣泡產生裝置的浴槽與使用於該微細氣泡產生裝置和浴槽之添加液供給裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016032306A JP6712762B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017148717A JP2017148717A (ja) 2017-08-31
JP6712762B2 true JP6712762B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=59685438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016032306A Active JP6712762B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6712762B2 (ja)
TW (1) TWI714722B (ja)
WO (1) WO2017145626A1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3409273B2 (ja) * 1997-03-28 2003-05-26 三菱電機株式会社 浴水循環浄化装置
JP5416336B2 (ja) * 2006-11-30 2014-02-12 パナソニック株式会社 微小気泡発生装置、及びこれを用いた水洗便器装置
KR101201065B1 (ko) * 2009-03-26 2012-11-14 웅진코웨이주식회사 좌변기용 비데
US8671472B2 (en) * 2009-05-20 2014-03-18 David M. Groner Air control and aromatherapy module
JP5295385B2 (ja) * 2009-11-27 2013-09-18 三菱電機株式会社 気泡発生方法及び気泡発生装置
TWM411904U (en) * 2011-04-01 2011-09-21 Wen-Ping Chen Ultra-fine bubble piping system
JP2013257082A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Panasonic Corp 浴水循環装置の内部洗浄装置
US9027790B2 (en) * 2012-10-19 2015-05-12 Gojo Industries, Inc. Dispensers for diluting a concentrated liquid and dispensing the diluted concentrate
JP2016003810A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 給湯機

Also Published As

Publication number Publication date
TWI714722B (zh) 2021-01-01
TW201729893A (zh) 2017-09-01
JP2017148717A (ja) 2017-08-31
WO2017145626A1 (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3962074B2 (ja) マイクロバブル発生装置及び同装置を利用した洗髪装置
JP2010158680A (ja) 旋回式微細気泡発生装置の付加装置
JP2010201397A (ja) 微小気泡発生装置及び微小気泡発生方法
JP6282153B2 (ja) 泡発生装置および便器
JP5326272B2 (ja) 気泡微細化装置及び気泡微細化装置を用いた気泡発生システム
JP4710517B2 (ja) シャワー装置
JP6712762B2 (ja) 微細気泡発生装置およびそれを備える浴槽並びにそれらに用いられる添加液供給装置
JP2007313465A (ja) 気体溶解装置
JP3211585U (ja) シャワーヘッド装置
JP2009255039A (ja) 気体溶解器
JP2009226328A (ja) 気体溶解器
WO2016031464A1 (ja) ガス混合装置
JP2010029770A (ja) 気泡発生装置
JP2010172884A (ja) 気液混合生成装置
JP2008220521A (ja) シャボン発生装置
JP4228990B2 (ja) 微細気泡発生装置
JP2014226251A (ja) 浴槽システム
JP6715458B2 (ja) 添加液供給装置およびそれを備える微細気泡発生装置
JP2023542221A (ja) 吐水装置及び吐水機器
JP2014083411A (ja) シャワーヘッド
JP6785447B2 (ja) 浴槽用液体循環機構およびそれを備える微細気泡発生装置
JP2011183350A (ja) 気液混合装置
JP6688994B2 (ja) 添加液供給装置およびそれを備える微細気泡発生装置
JP6782456B2 (ja) 添加液供給機構およびそれを備える微細気泡発生装置
JP5790139B2 (ja) 気泡発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200513

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6712762

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151