JP6712164B2 - クーポン提供システム、クーポン提供方法、およびクーポン提供サーバ - Google Patents

クーポン提供システム、クーポン提供方法、およびクーポン提供サーバ Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク上のクーポン提供サイトから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供システム、クーポン提供方法、およびネットワークを介して端末装置へクーポンを提供するクーポン提供サーバに関する。
飲食店などの店舗では、常に、顧客の来店を促して新規顧客の獲得、事業の継続につなげる必要がある。そのため、店舗ではクーポンを発行することで、新規顧客の獲得に取り組んでいる。しかし、紙媒体のクーポンは配布範囲が限られており、必ずしも新規顧客の獲得に繋がらない。
そこで、より広範な客層へ効率的にクーポンを配布できるように、電子クーポン配布サーバからユーザ端末へ配布された電子クーポンを、ユーザ間で配布できる電子クーポンの配布システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−128774号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電子クーポンの配布システムにより配布された電子クーポンは、配布対象のユーザ層を飛躍的に広げられるものの、必ずしもクーポンの利用率が高くないため、クーポン配布量の割に、店舗への集客向上に貢献できているとは言えなかった。
例えば、よく知られている紙媒体のクーポンのうち、くじ形式のクーポンは、こすったり、剥がしたり、削ったりといった開く作業を行わないと、どんな内容のクーポンか分からないため、期待と緊張を持ってクーポンを開くことから、ユーザの印象に残り易く、それだけクーポンが利用される可能性も高かったと考えられる。しかし、紙媒体のクーポンは、当該店を利用する際に携帯していなければならないし、利用する前に紛失してしまう可能性があるため、利便性に欠けるという問題点がある。
これに対して、特許文献1に記載の発明のように、端末装置に電子クーポンを届ける仕組みでは、多くのユーザが日常的に携帯している端末装置にクーポンを配布することで、店舗利用時のクーポン不携帯やクーポン紛失といった問題が起き難い反面、クーポンを受け取ったユーザに強い印象を与えることができず、クーポンを取得したこと自体がユーザの記憶に残り難いので、クーポンの使用に繋げることができない可能性がある。
そこで、本発明は、ユーザの記憶に残り易いクーポンをユーザの端末装置に提供できるクーポン提供システム、クーポン提供方法、およびクーポン提供サーバの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るクーポン提供システムは、ネットワーク上のクーポン提供サイトから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供システムにおいて、前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段と、前記端末装置に備わったセンサが所定の条件を満たした場合に条件達成信号を受信する信号受信手段と、前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供手段と、を含むことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記端末装置は複数の前記センサを備え、前記センサが満たす前記所定の条件は、前記複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせとした、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記複数のセンサ群には、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含む、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定範囲に含まれる前記タッチセンサが人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定位置にある前記タッチセンサが人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定範囲に含まれる複数の前記タッチセンサのうち所定数以上が同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の多角形の各頂点に対応する位置の前記タッチセンサが同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定割合以上の範囲に含まれる前記タッチセンサが同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記クーポン提供手段から前記クーポンが提供された前記端末装置の前記表示部にクーポン画像が表示されることで、当該クーポンの使用が可能になるようにした、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記クーポン画像は、所定のクーポン使用期間を経過することで、使用可能状態から使用不能状態へ遷移するようにした、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記クーポン画像が使用不能状態へ遷移した後、再び前記条件達成信号を信号受信手段が受信することで、前記クーポン提供手段が同じクーポンを前記端末装置へ提供するようにした、ことを特徴とする。
また、上記クーポン提供システムにおいて、前記要求画面送信手段は、要求可能な複数のクーポンを含むクーポン提供要求画面を送信し、前記クーポン提供手段は、前記条件達成信号に対応するクーポンを前記端末装置へ提供するようにした、ことを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るクーポン提供方法は、ネットワーク上のクーポン提供サイトから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供方法において、前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信ステップと、前記端末装置に備わったセンサが所定の条件を満たした場合に条件達成信号を受信する信号受信ステップと、前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供ステップと、を含むことを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るクーポン提供サーバは、ネットワークを介して端末装置へクーポンを提供するクーポン提供サーバにおいて、前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段と、前記端末装置に備わったセンサが所定の条件を満たした場合に条件達成信号を受信する信号受信手段と、前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係るクーポン提供システム、クーポン提供方法、およびクーポン提供サーバによれば、所定のクーポン提供条件を満たすように、ユーザ自身が端末装置に働きかける動作を必要とするので、クーポンを受け取るとき、ユーザにインパクトを与えることができ、クーポンの提供を受けたことがユーザの記憶に残り易くなる。よって、ユーザによるクーポンの使用に繋げられる可能性を高め、クーポンの価値を上げることができる。
また、所定のクーポン提供条件の達成をユーザに課すことで、当該クーポンに対するユーザの欲求度を推し量ることができ、積極的にクーポンを使用する可能性の高いユーザに絞ってクーポンを提供するような運用も可能となる。
本発明に係るクーポン提供システムの実施形態の概略構成図である。 管理サーバで用いるクーポン管理テーブルの一例を示すイメージ図である。 管理サーバで用いる発行済みクーポン管理テーブルの一例を示すイメージ図である。 管理サーバが行うクーポン提供処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ端末装置でクーポンを取得する流れの一例を示す概略説明図である。 ユーザ端末装置で取得したクーポンの期限が切れた後に再取得する流れの一例を示す概略説明図である。 クーポン提供条件の他の例を示す概略説明図である。
以下、本発明に係るクーポン提供システム、クーポン提供方法、およびクーポン提供サーバの実施形態につき、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すクーポン提供システムは、本発明に係るクーポン提供方法を適用したもので、例えば、クーポン提供サイトを構成するクーポン提供サーバとして機能する管理サーバ1と、ネットワーク2を介して管理サーバ1よりクーポンを受取可能なユーザ端末装置3とで構成される。なお、本実施形態のクーポン提供システムにおいては、集客力の高い施設や店舗、飲食店街など設置されたクーポン専用端末装置4をユーザが操作することで、管理サーバ1からのクーポンを取得することもできる。また、本実施形態では、単一の管理サーバ1によってクーポン提供サイトの機能を実現するクーポン提供サーバを構成したが、複数のサーバによってクーポン提供サーバを構成するようにしても良い。
管理サーバ1は、サーバ装置用コンピュータ(CPU、ROM、RAM、I/O、不揮発性の外部記憶装置、ネットワーク接続用のインターフェース等を含むハードウェア)に各種機能を実現するためのプログラムをロードさせた装置で、少なくとも、ユーザ端末装置3の表示部31に対してクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段11、ユーザ端末装置3からの条件達成信号を受信する条件達成信号受信手段12、ユーザ端末装置3へクーポンを提供するクーポン提供手段13を備える。
このほか、管理サーバ1には、ユーザに提供するクーポンの情報を管理するクーポンデータベース14、クーポン提供サイトに登録された会員情報を記憶する会員データベース15、ユーザからのクーポン検索要求を受けてクーポンデータベース14から検索条件にマッチしたクーポンを抽出し、ユーザ端末装置3へ検索結果を提示するクーポン情報検索処理手段16等を備える。
要求画面送信手段11は、ユーザ端末装置3へクーポン提供要求画面を送信するものである。例えば、要求画面送信手段11が、会員データベース15の会員情報に基づき選定したクーポンについてのクーポン提供要求画面を、該当する会員のユーザ端末装置3へ送信するプッシュ型の送信を行うものでも良い。或いは、クーポン情報検索処理手段16が、ユーザの発意に基づくクーポン検索を行ってユーザ端末装置3に検索結果を提示し、その中からユーザがクーポンを選ぶことにより、ユーザ端末装置3からクーポン要求信号が管理サーバ1へ送信され、要求画面送信手段11が、クーポン提供要求画面(この要求信号に対応するクーポンをユーザが取得するために用いられる画面)を当該ユーザ端末装置3へ送信するプル型の提供方法でも構わない。
ここで、ユーザ端末装置3の表示部31に表示されるクーポン提供要求画面とは、クーポンの詳細内容をユーザに提示する画面では無く、当該クーポンをユーザが取得するために達成するべき所定の条件(後に詳述)をユーザに提示する画面である。達成するべき所定の条件は、例えば、図2に示すようなクーポン管理テーブルに規定されており、要求画面送信手段11が、このクーポン管理テーブルを参照することで、クーポンに応じた適切なクーポン提供要求画面をユーザ端末装置3へ送信できるのである。なお、クーポン管理テーブルは、クーポン提供手段13が備えるものとしたが、これに限定されず、外部の記憶装置や別のサーバ装置などからクーポン管理に必要な情報の提供を受けるようにしても良い。
クーポン管理テーブルは、少なくとも、クーポンデータベース14にて管理している全てのクーポンを識別するために付されたクーポンIDと、達成条件と、を紐付けたもので、ユーザが要求したクーポンが特定されると、自ずとクーポン提供要求画面に提示する達成条件の種類(例えば、パターンA、パターンB、パターンCなど)が定まる。なお、一つのクーポンIDに対して、複数の達成条件を紐付けておき、乱数による抽選等で、何れか1つの達成条件を選び、選ばれた達成条件の種類によるクーポン提供要求画面をユーザ端末装置3へ提示するようにしても良い。また、クーポン管理テーブルは、それぞれのクーポンIDと、達成条件と、を紐づけてクーポン提供手段13に記憶できれば、テーブル形式の記憶情報でなくても良い。
また、図2に示すクーポン管理テーブルでは、クーポンIDとクーポン提供店舗の店舗ID、提供枚数(クーポンを発行する上限枚数)、チャレンジ回数(ユーザ端末装置3へクーポン提供要求画面を送信した回数)、達成回数(ユーザ端末装置3から条件達成信号を受信した回数)等を紐付けてあり、クーポンの発行状況などを把握することができる。
上記のようにして、要求画面送信手段11よりクーポン提供要求画面がユーザ端末装置3へ送信され、ユーザが所定の条件を満たす動作を行い、所定の条件が達成されると、ユーザ端末装置3から管理サーバ1へ条件達成信号が送信されることとなる。よって、条件達成信号受信手段12が条件達成信号を受信すると、当該ユーザ端末装置3でクーポンの提供を受ける条件が達成されたと判断できる。
なお、クーポン管理テーブルは、要求画面送信手段11や条件達成信号受信手段12が逐次更新しても良いが、本実施形態では、クーポン提供手段13が統括的に更新・管理するものとする。例えば、要求画面送信手段11がユーザ端末装置3へクーポン提供要求画面を送信した場合には、これを把握したクーポン提供手段13が、クーポン管理テーブルの該当クーポンIDにおけるチャレンジ回数を+1更新し、条件達成信号受信手段12が条件達成信号を受信した場合には、これを把握したクーポン提供手段13が、クーポン管理テーブルの該当クーポンIDにおける達成回数を+1更新する。
上述したように、クーポン管理テーブルの更新・管理を行うクーポン提供手段13は、要求画面送信手段11がユーザ端末装置3にクーポン提供要求画面を送信したこと、および条件達成信号受信手段12がユーザ端末装置3から条件達成信号を受信したことを把握できるので、クーポン提供要求画面が送信されたユーザ端末装置3から条件達成信号を受信した場合に限って、クーポン提供手段13は、当該ユーザ端末装置3へ使用可能なクーポンを提供する。かくすれば、不正に生成された条件達成信号がユーザ端末装置3から送信された場合でも、クーポン提供要求画面の送信履歴が無いことから、クーポン提供手段13が不正な条件達成信号に対してクーポンを提供してしまうことを防げる。
また、クーポン提供手段13は、ユーザ端末装置3に対して送信された(ユーザに発行された)クーポンの管理を行うために、図3に示すような発行済みクーポン管理テーブルを参照する。これは、発行済みクーポンの有効期限が切れたとき、同じクーポンの再発行を可能にするためである。なお、発行済みクーポン管理テーブルは、クーポン提供手段13が備えるものとしたが、これに限定されず、外部の記憶装置や別のサーバ装置などから発行済みクーポンの管理に必要な情報の提供を受けるようにしても良い。
発行済みクーポン管理テーブルは、発行したクーポン全てに付した識別符であるクーポン発行IDと、クーポンIDと、会員IDと、当該クーポンの有効期限と、当該クーポンにおける期限延長の可否と、を紐付けて管理するもので、有効期限が切れた後に期限の延長を許可されているクーポンについては、ユーザ端末装置3からの延長要請に応じて、クーポン提供手段13がクーポン期限延長ための制御を行う。また、発行済みクーポン管理テーブルは、クーポンIDと、会員IDと、当該クーポンの有効期限と、当該クーポンにおける期限延長の可否と、を紐づけてクーポン提供手段13に記憶できれば、テーブル形式の記憶情報でなくても良い。
なお、クーポン提供手段13によるクーポン期限延長に課される達成条件として、当該クーポンの取得時に課されていた達成条件を再び達成させるようにしても良いし、これとは異なる達成条件を乱数抽出等でランダムに選定し、ユーザ端末装置3へ提示するようにしても良い。また、クーポンサイトに登録された正規会員(会員データベース15に会員情報のあるユーザ)でなくてもクーポンの提供を可能にする場合には、クーポン発行IDと、端末ID(条件達成信号を送信したユーザ端末装置3に固有の製造番号や電話番号など)と、を紐付けて管理すれば良い。
ここで、上述した管理サーバ1によって実現されるクーポン提供処理の流れを、図4に示すフローチャートに基づき説明する。
クーポン提供処理の開始に伴って、クーポン提供手段13が、ユーザ端末装置3からクーポン要求を受けたか否かを判定し(ステップS1)、クーポン要求を受けていれば、対象となるクーポンの達成条件に合致したクーポン提供要求画面を要求画面送信手段11からユーザ端末装置3へ送信させる(ステップS2)。これにより、クーポン要求を行ったユーザ端末装置3の表示部31には、クーポン提供条件達成のための所定動作をユーザに促すクーポン提供画面が表示される。上記ステップS2でクーポン提供要求画面が送信されると、クーポン提供手段13は、クーポン管理テーブルを更新し(ステップS3)、このクーポン提供要求画面の送信先であるユーザ端末装置3を特定できる情報(例えば、所持者であるユーザの会員ID、端末IDなど)を記憶しておく(ステップS4)。
上記ステップS1で、クーポン提供手段13が、ユーザ端末装置3からクーポン要求を受けていないと判定した場合、および上記ステップS4で、クーポン提供手段13が、クーポン提供要求画面の送信先であるユーザ端末装置3を特定できる情報を記憶した後には、条件達成信号受信手段12がユーザ端末装置3からの条件達成信号を受信したか否かを判定する(ステップS5)。このステップS5で条件達成信号を受信していないと判定された場合には、そのままクーポン提供処理を一旦終了する。
一方、上記ステップS5にて、条件達成信号受信手段12がユーザ端末装置3からの条件達成信号を受信したと判定された場合、クーポン提供手段13が、条件達成信号の送信元であるユーザ端末装置をクーポン提供要求画面の送信先として記憶しているか否かを判定する(ステップS6)。このステップS6で条件達成信号の送信元であるユーザ端末装置をクーポン提供手段13が記憶していないと判定された場合には、そのままクーポン提供処理を終了し、当該ユーザ端末装置3へのクーポン提供は行わない。
上記ステップS6で、クーポン提供手段13が、条件達成信号の送信元であるユーザ端末装置をクーポン提供要求画面の送信先として記憶していると判定された場合、クーポン提供手段13によって、当該ユーザ端末装置3へ使用可能なクーポンが提供され(ステップS7)、使用可能なクーポン提供に伴うクーポン管理テーブルの更新(例えば、達成回数の+1更新)をクーポン提供手段13が行い(ステップS8)、更に、発行済みクーポン管理テーブルの更新をクーポン提供手段13が行い(ステップS9)、クーポン提供処理を終了する。
上述したようなクーポン提供処理を行う管理サーバ1からクーポン提供要求画面の送信を受けるユーザ端末装置3は、電子的なクーポンという性質上、可搬性の高い端末装置であることを要し、尚且つ、ユーザの働きかけで検知状態が変化するセンサを備えている必要がある。例えば、比較的大きな表示部31を備えるノート型パソコン3a、比較的小さな表示部31を備えるフィーチャーフォン3b、携帯無線端末用OSを採用したスマートフォン3cやタブレット端末3d等をユーザ端末装置3として用いることができる。
例えば、スマートフォン3cやタブレット端末3dをクーポン受領のためのユーザ端末装置3として用いる場合、クーポンアプリ32(携帯無線端末用OS上で動作するアプリケーションプログラム)を予めインストールしておく。クーポンアプリ32を起動させると、管理サーバ1からクーポンを受け取るために必要な機能、例えば、提供条件表示手段32a、条件達成判定手段32b、条件達成信号送信手段32cが動作する。すなわち、ユーザ端末装置3が管理サーバ1からクーポン提供要求画面送信信号を受けると、提供条件表示手段32aによってクーポン提供条件等が表示部31に表示され、ユーザが提供条件を満たす動作を行ってクーポン提供条件が達成されたかを条件達成判定手段32bによって判定し、提供条件の達成を条件達成判定手段32bが判定すると、条件達成信号送信手段32cによって条件達成信号が管理サーバ1へ送信される。なお、管理サーバ1より提供されたクーポンの有効期限等をユーザ端末装置3内で管理するため、クーポンアプリ32は、受領クーポン管理手段32dを備える。
管理サーバ1からクーポンの提供を受ける際に課される提供条件は、ユーザ端末装置3に備わっている各種センサの検知状態の組み合わせが、所定条件を満たすことである。ユーザ端末装置3に備わっているセンサとして、例えば、マルチタッチスクリーン33のタッチセンサパネル33aを用いることができる。タッチセンサパネル33aの一例として、誘電体を挟んで一対の透明電極を対峙させた静電容量方式のタッチセンサを二次元面にアレイ配置した光透過率の高い薄型パネルがあり、液晶パネル等の薄い表示部31の表示面にタッチセンサパネル33aを一体的に配置することにより、マルチタッチスクリーン33が構成される。このマルチタッチスクリーン33を用いれば、ユーザが指で画面の複数箇所を同時にタッチした状態や、画面に指を押し当てたままスイープした動作等を検知できる。
標準的なユーザ端末装置3には、マルチタッチスクリーン33のほかに、速度の変化を検出する加速度センサ34a、単位時間あたりの回転角を検出するジャイロセンサ34b、周囲の明るさを検知する照度センサ34c、圧力を検知する圧力センサ34d、物体が近づいたことを非接触で検出する近接センサ34e、温度を計測する温度センサ34f、湿度を計測する湿度センサ34g、重力を計測する重力センサ34h、磁場(磁界)の大きさ・方向を計測する磁界センサ34i等が備わっている。これらのセンサのうち、ユーザが能動的に働きかけて検出値が変化するものであれば、提供条件の達成判定に用いることができる。
ただし、ユーザがクーポンを取得するために達成するべき「所定の条件」としては、ユーザの記憶に残る程度に困難性がある難易度に設定しておくことが望ましいものの、あまりにも難易度が高いと、ユーザによる取得条件の達成が困難になって、クーポンがユーザに提供されなくなってしまうという問題が生ずる。そのさじ加減は設計事項であり、達成条件の選定に特別な基準は無い。しかしながら、前述したクーポン管理テーブルにて管理しているチャレンジ回数と達成回数とを用い、チャレンジ回数に対する達成回数の比率(提供条件達成率)を求めれば、その達成条件の難易度を提供条件達成率から推し量ることができるので、達成条件の難易度を微調整する指標として使うことができる。
ここで、ユーザ端末装置3を使ったユーザの動作によって達成可能な達成条件の一例を図5に基づき説明する。本例では、ユーザ端末装置3に備わっているタッチセンサパネル33a(複数のタッチセンサがアレイ配置されたパネル)を用い、複数のタッチセンサの検知状態(人体の接触状態)の組み合わせから達成条件を設定した。
例えば、ユーザが、クーポン提供サイトで「店舗のエリア」や「店舗業態」等を指定してクーポンを検索すると、クーポン情報検索処理手段16によって店舗が絞り込まれ、候補となる店舗がユーザ端末装置3に提示される。ユーザが、候補の中の何れかの店舗を指定すると、当該店舗で発行されているクーポンを選ぶ画面が、ユーザ端末装置3のマルチタッチスクリーン33に表示される(図5(a)を参照)。なお、クーポン情報検索処理手段16が提供可能なクーポンの候補を抽出する条件は、特定の店舗に絞り込むことに限定されず、ユーザが指定したエリア内にある複数店舗の中からクーポンをランダムに抽出して選択させる(選択したクーポンによって利用店舗も異なる)ようにしても良いし、使用期限やサービス種別(例えば、割引系クーポン、無料サービス系クーポンなど)といった、その他の条件で抽出するようにしても良い。或いは、クーポンサイト会員宛てのメールマガジン等に掲載されたクーポン一覧からユーザが選ぶようにしても良い。
ユーザ端末装置3に提示するクーポンの選択画面では、そのクーポンによって得られる特典内容の詳細をユーザに知らせないでおく。ただし、使用条件(宴会予約時のみ利用可など)や使用期限(提供当日のみ利用可など)等の補助的条件は、必要に応じてユーザに知らせるようにしても良い。また、当該店舗で複数のクーポンを提供していた場合には、図5(a)のクーポン選択画面のように、複数のクーポン(例えば、クーポン1とクーポン2)をそれぞれ選択可能な状態で提示すれば、選択したクーポンによって特典内容が異なるので、選ぶ楽しみをユーザに与えることができる。無論、複数のクーポンを提供可能であっても、乱数等によるランダム選択で1つのクーポンのみを提示するようにしても良い。
ユーザが、クーポン選択画面で何れかのクーポンを選択すると(例えば、「チャレンジ」と表示したボタン領域をタップすると)、クーポン選択信号が端末装置3から管理サーバ1へ送信される。これにより、要求画面送信手段11からクーポン提供要求画面がユーザ端末装置3へ送信され、これに基づいて提供条件表示手段32aが表示部31にクーポン提供を要求できるための達成条件等を明示したクーポン提供要求画面を表示し、ユーザの動作を促す。
図5(b)は、初期状態のクーポン提供要求画面がマルチタッチスクリーン33の表示部31に表示されたユーザ端末装置3を示すもので、提供条件表示手段32aによって生成されたクーポン提供要求画面の一部には、略正方形の所定領域として必須接触領域35を設けてある。この必須接触領域35に満遍なく人体が接触したか否かを、各タッチセンサの検出情報に基づいて条件達成判定手段32bが判定する。
そこで、ユーザが、このクーポン提供要求画面の必須接触領域35を指先で擦ってゆくと、タッチセンサによる人体接触を検知した範囲が広がってゆき、人体接触を検知したタッチセンサに対応する画素の色を落として後ろに隠れていた画像が現れたかのように表示部31に表示する画像を変化させてゆくと(例えば、図5(c),(d)を参照)、紙媒体のスクラッチカードを削っているような印象をユーザに与えることができ、飽きること無くクーポン提供条件を達成することができる。なお、クーポン提供の達成条件を必須接触領域35へ複数回(例えば、2回〜3回)接触することに設定し、必須接触領域35に一度触れただけでは後ろの画像がぼんやりとしか現れず、所定回数接触することで後ろの画像が明確に見えるようにすると、達成条件の難易度を若干上げることができ、ユーザの記憶に残り易いような難易度に調整できる。
必須接触領域35に含まれる全てのタッチセンサによって人体接触が検知され、図5(e)に示すように、必須接触領域35に対応する範囲の画素が全て削り落とされて後ろに隠れていた画像の全範囲が表示されたような画面表示(例えば、「クーポンGET!」の文字表示)になると、条件達成判定手段32bによってクーポン提供条件が達成されたと判定されるので、条件達成信号送信手段32cによって管理サーバ1へ条件達成信号が送信され、クーポン提供手段13より対応する使用可能なクーポン(提供内容や条件などが記載されたクーポン画像)がユーザ端末装置3へ送信され、マルチタッチスクリーン33に取得クーポン36として表示される。すなわち、クーポンの詳細な内容は、クーポン提供条件達成後に取得クーポン36が表示されて始めてユーザに知らされるのである。
なお、紙媒体のスクラッチカードのように、必須接触領域35に指で触れると後ろから取得クーポン36が徐々に見えるようにしても良いが、その場合、クーポンの内容がある程度見えたところで欲しくないクーポンと判断され、途中で放棄される可能性もあるので、取得クーポン36は、クーポン提供条件が達成された後に表示することが望ましい。また、紙媒体のスクラッチカードのように、100%開かなくても70%程度開けば、スクラッチを開いたとみなせるようにする場合には、必須接触領域35に代えて接触対象領域を設定し、併せて接触対象領域の所定割合以上でクーポン提供条件達成(例えば、70%程度以上なら、図5(d)にてクーポン提供条件達成)と設定すれば良い。
また、上述した例では、クーポン選択画面で1つのクーポンを選択してクーポン取得要求を行うものとしたが、複数のクーポンを一度に選べるようにしても良い。この場合、複数のクーポン取得要求に合わせて、複数のクーポン取得条件が一度に表示部31に表示されることとなるが、全てのクーポン取得にチャレンジして、全てのクーポンを取得できるようにしても良いし、一番初めにクーポン取得条件を達成したクーポンのみを取得できるようにしても良い。
次に、ユーザ端末装置3で取得したクーポン管理の一例を図6に基づき説明する。
上記のようにしてユーザ端末装置3で取得したクーポンは、クーポンアプリ32の受領クーポン管理手段32dによって管理され、クーポン使用時には、例えば、ユーザ端末装置3でクーポンアプリ32を立ち上げ(図6(a)を参照)、取得クーポン一覧などからクーポンを選択することで、受領クーポン管理手段32dが取得クーポン36の画像を表示部31に表示する(図6(b)を参照)。そして、取得クーポン36が表示された状態の表示部31を利用店舗にて提示し、確認を受けることで、当該クーポンのサービスを利用できる。無論、取得クーポンの利用方法は特に限定されず、店舗に設置されたクーポン利用端末などにユーザ端末装置3をかざすことで、使用可能なクーポンの情報が店舗側に自動で送信され、当該クーポンのサービスを利用できるようにしても良い。
なお、ユーザ端末装置3では取得クーポン36そのものを管理せず、取得したクーポンのクーポン発行IDのみをユーザ端末装置3で保存しておき、管理サーバ1が会員等に提供したクーポンを一括管理するようにしても良い。かくすれば、ユーザ端末装置3からクーポン発行IDに基づく取得クーポン提供要求を受ける毎に、管理サーバ1が該当のクーポンをユーザ端末装置3へ提供するので、ユーザ端末装置3から取得クーポン提供要求を全く受けていないクーポン発行IDを管理サーバ1側で把握できる。よって、そのようなクーポン発行IDを保存しているユーザ端末装置3へクーポンの使用を促すようなメッセージを送って、ユーザの注意を喚起し、クーポンが期限切れとなる前に使用するよう働きかけることができる。
また、取得クーポン36を受領クーポン管理手段32dで管理すると、取得クーポンの使用期限の管理をユーザ端末装置3側で行えるので、予め定めた期限猶予期間を過ぎると、クーポンの表示画像における輝度を落とすなどして注意を喚起する警告用取得クーポン36′を表示部31に表示し(図6(b)を参照)、クーポン期限が迫っていることをユーザに知らせることができる。なお、ユーザ端末装置3のカレンダ機能が正常であるとは限らないので、管理サーバ1へ一旦アクセスして現在時刻のタイムスタンプを受け取り、クーポン期限の判定を行うようにしても良い。
事前の警告にもかかわらず、取得クーポン36の使用期限が切れてしまった場合、警告用取得クーポン36′よりも更に輝度を落としたり、×マークを付けたりすることで、クーポン画像を使用不能状態へ遷移させ、このクーポンが使用できないことをユーザに知らせる。そして、受領クーポン管理手段32dは、当該クーポンに期限延長が設定されているか否かを確認し、当該クーポンの期限延長が不可であれば破棄するが、当該クーポンの期限延長が可能であれば期限延長を希望するか否かをユーザに選択させる選択画面を表示する(図6(c)を参照)。ユーザがクーポンの期限延長を望まず、「やめる」と表示したボタンを選択した場合は、当該クーポンを破棄する。
一方、ユーザがクーポンの期限延長を望み、「再チャレンジ」と表示したボタンを選択した場合は、受領クーポン管理手段32dが期限延長要求信号を管理サーバ1へ送信し、これを受けたクーポン提供手段13が、発行済みクーポン管理テーブルから該当クーポンの延長可否を確認し、延長可能と確認できれば、そのクーポンIDに対応する達成条件でのクーポン延長要求画面を要求画面送信手段11からユーザ端末装置3へ送信させる。
これを受けた提供条件表示手段32aによって、マルチタッチスクリーン33の表示部31にはクーポン延長要求画面が表示される(図6(d)参照)。このクーポン延長要求画面の一部には、略正方形の所定領域として必須接触領域35が設けられ、期限切れとなったクーポンの取得時と同様、スクラッチカードを剥がすような動作をユーザに促す。この必須接触領域35に満遍なく人体が接触したことを、各タッチセンサの検出情報に基づいて条件達成判定手段32bが判定すると、クーポン延長条件が達成されたこととなり、条件達成信号送信手段32cより管理サーバ1へ条件達成信号が送信され、使用期限の延長された取得クーポン36″がクーポン提供手段13よりユーザ端末装置3に提供される(図6(f)を参照)。
なお、延長可能クーポンについては、延長可能回数や単位延長期間などの情報も発行済みクーポン管理テーブルで管理し、延長上限回数になったクーポン発行IDの再延長を拒否するようにしても良い。また、期限延長のためにユーザに課す達成条件は、そのクーポンIDと紐付いた達成条件を用いずに、達成難易度のより高い達成条件から選定しても良いし、逆に、達成難易度のより低い達成条件から選定するようにしても良い。
上述したクーポン提供の達成条件は、ユーザ端末装置3に備わっているタッチセンサパネル33a(複数のタッチセンサがアレイ配置されたパネル)を用い、複数のタッチセンサの検知状態(人体の接触状態)の組み合わせから達成条件を設定したが、異なる種類のセンサの検知状態を組み合わせて達成条件を設定しても良い。例えば、画面上に表示したボールが穴に落ちないようにゴールまで転がしてゆくゲームを達成条件とした場合、ユーザ端末装置3を水平状態から前後左右へ微妙に傾ける動作を必要とするので、ジャイロセンサ34bと重力センサ34hの検知状態から条件達成を判定できる。
また、ユーザ端末装置3に備わっているタイマ機能も経過時間を検知するセンサであるから、各種センサの検知状態と、その検知状態が持続される時間からクーポン提供条件を設定することも可能である。例えば、クーポン提供要求画面に「画面に手を当てて温めてください」など、ユーザ端末装置3の表示部31に手を当てる動作を促すメッセージだけを表示しておき、指示に従うと、時間の経過とともに透過性がよくなって、後ろの画像が徐々に浮き出るようにする。
この場合、ユーザ端末装置3は、画面上に透明な二次元温度センサを備えていないので、実際には手の温度を検知するのではなく、手のひらが接触している箇所をタッチセンサパネル33aのタッチセンサで検出し、人体接触の検出位置からガラス面に温度が伝搬して昇温化してゆく過程をシミュレートし、体温程度まで昇温したと想定される部位の画素にて後ろの画像を表示するように、画面表示を変化させて行くのである。かくすれば、加熱によって透明になるインクの塗布面を、手で暖めて透明にして行くことが達成条件であるかのように見せかけることができ、ユーザに与える興趣を高めて、クーポン取得の過程を印象づけることができる。
また、ユーザ端末装置3は、特定個人の持ち物であることが一般的であるから、ユーザ端末装置3を所持しているユーザが個人的にクーポン取得を行うケースが多いと考えられるものの、多人数で店舗を利用するためのクーポンを、誰かのユーザ端末装置3から取得する可能性もある。このように、多人数での利用に制限されているクーポンを提供する場合など、複数人が協力することで条件達成が容易になるクーポン提供条件を設定すれば、一緒にクーポンを取得した複数人で店舗を利用する動機付けとなる。
図6(a)に示すクーポン提供画面では、六芒星の各頂点部位にタッチ部位の目安となる円A、円B、円C、円D、円E、円Fを描いてあり、円A〜円Fの全てに同時にタッチすることがクーポン提供を受けるための達成条件であることを示してある。単に円A〜円Fへ同時に触れれば良いのなら、円A〜円Fの全てを手のひらで覆うように画面へ当てるなどして、一人のユーザだけで簡単にクリアできてしまう。
そこで、タッチセンサパネル33aにおける各タッチセンサを必須接触領域と接触不可領域とに分け、必須接触領域のタッチセンサは全て人体接触を検知している状態で、尚且つ接触不可領域のタッチセンサは全て人体接触を検知していない状態であれば、クーポン提供条件が達成されるように設定する。一例として、図6(b)に示すタッチセンサパネル33aのように、円Aに対応する部位には、第1必須接触領域35aとその周囲に接触・非接触を問わない第1緩衝領域37aを設け、円Bに対応する部位には第2必須接触領域35bと第2緩衝領域37bを設け、円Cに対応する部位には第3必須接触領域35cと第3緩衝領域37cを設け、円Dに対応する部位には第4必須接触領域35dと第4緩衝領域37dを設け、円Eに対応する部位には第5必須接触領域35eと第5緩衝領域37eを設け、円Fに対応する部位には第6必須接触領域35fと第6緩衝領域37fを設け、これら第1〜第6必須接触領域35a〜35fおよび第1〜第6緩衝領域37a〜37fを除く全てのタッチセンサは接触不可領域38に設定する。
かくすれば、一人のユーザが接触不可領域38に触れること無く第1〜第6必須接触領域35a〜35fのみにタッチすることは非常に困難であるが、二人、三人と協力者が多くいれば、クーポン提供条件達成の難易度は低いものとなる。このように、みんなで協力してクーポンを取得したということを印象づけられれば、クーポンの使用に皆が積極的となり、発行したクーポンの使用率を高めることに寄与できる可能性がある。
上述した管理サーバ1からユーザ端末装置3へクーポンを提供するクーポン提供システムにおいては、ユーザ端末装置3に備わっている複数のセンサの検知状態を組み合わせて所定条件の成立を判定するものとしたため、ユーザ端末装置3に搭載可能な小形軽量のセンサしか所定条件の判定に使えないという制約がある。しかしながら、標準的なユーザ端末装置3に備わった接続端子を介して外部接続できるセンサ機器を使えば、所定条件の判定に使えるセンサの種類を増やすことができる。さらに、ネットワーク2を介して管理サーバ1と通信可能なクーポン専用端末装置4を使ってユーザ端末装置3へクーポンを提供するクーポン提供システムにおいては、クーポン専用端末装置4が据え置き型であることから、比較的大型で携帯に不向きなセンサ装置を装備することもできるので、更に多様なクーポン提供条件を設定できる。
図1に示すクーポン専用端末装置4は、管理サーバ1へのクーポン提供要求や管理サーバ1からのクーポン取得を統括的に行うクーポン提供制御部41を備え、クーポン専用端末利用者のインターフェースとなるマルチタッチスクリーン42のほか、虹彩認証装置43、手のひら静脈認証装置44、指静脈認証装置45、非侵襲血糖値センサ46等のセンサ装置を備える。このクーポン専用端末装置4を利用するにあたって、例えば、ユーザに対してクーポン提供サイトの会員認証を行ったり、非会員のユーザが所持するユーザ端末装置3の固有IDを取得したりすることで、クーポンの提供先となるユーザ端末装置3を予め特定しておくことが望ましい。
クーポン専用端末装置4が備えるセンサ群のうち、虹彩認証装置43、手のひら静脈認証装置44、指静脈認証装置45はクーポンサイト会員の個人を特定するためのセンサ情報として用いることができるので、複数のセンサで会員個人を特定できれば、会員向けの優遇クーポンを提供するようにしても良い。また、非侵襲血糖値センサ46は、皮膚を傷つけずに血糖値を検出できるので、ユーザに負担をかけずに使用できる。例えば、高カロリー食のクーポンを提供する際に、検知された血糖値が正常範囲(例えば、70〜160mg/dL)にあることをクーポン提供条件とすれば、ユーザとのマッチングを高めることができる。
なお、ユーザが所定動作を行った結果、クーポン専用端末装置4でクーポン提供条件を達成したとき、ユーザ端末装置3へ使用可能なクーポンを提供する方法は特に限定されない。例えば、赤外線通信やブルートゥース(登録商標)等の無線通信によってクーポン専用端末装置4からユーザ端末装置3へクーポンを提供するようにしても良いし、クーポン専用端末装置4のマルチタッチスクリーン42に表示された二次元バーコード等を読み込むことで、そのユーザ端末装置3が管理サーバ1よりクーポンの提供を受けられるようにしても良い。
以上、本発明に係るクーポン提供システム、クーポン提供方法、およびクーポン提供サーバの実施形態を添付図面に基づいて説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない範囲で、公知既存の等価な技術手段を転用することにより実施しても構わない。
1 管理サーバ
11 要求画面送信手段
12 条件達成信号受信手段
13 クーポン提供手段
2 ネットワーク
3 ユーザ端末装置
31 表示部
32 クーポンアプリ
32a 提供条件表示手段
32b 条件達成判定手段
32c 条件達成信号送信手段
33 マルチタッチスクリーン
33a タッチセンサパネル

Claims (9)

  1. ネットワーク上のクーポン提供サイトから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供システムにおいて、
    前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段と、
    前記端末装置に備わった複数のセンサが、当該複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせに基づいて複数のユーザを同時に検出した場合に条件達成信号を受信する信号受信手段と、
    前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供手段と、
    を含み、
    前記複数のセンサ群は、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含み、
    前記タッチセンサは必須接触領域及び接触不可領域を有し、
    前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定範囲に含まれる所定数以上の前記必須接触領域のタッチセンサが同時に人体の接触を検知し、かつ、前記所定範囲に含まれる所定数以上の前記接触不可領域のタッチセンサが人体の接触を検知していない場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とするクーポン提供システム。
  2. 前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定範囲に含まれる複数の前記タッチセンサのうち所定数以上が同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とする請求項に記載のクーポン提供システム。
  3. 前記クーポン提供手段から前記クーポンが提供された前記端末装置の前記表示部にクーポン画像が表示されることで、当該クーポンの使用が可能になるようにした、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のクーポン提供システム。
  4. 前記クーポン画像は、所定のクーポン使用期間を経過することで、使用可能状態から使用不能状態へ遷移するようにした、
    ことを特徴とする請求項に記載のクーポン提供システム。
  5. ネットワーク上のクーポン提供サイトから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供システムにおいて、
    前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段と、
    前記端末装置に備わった複数のセンサが、当該複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせに基づいて複数のユーザを同時に検出した場合に条件達成信号を受信する信号受信手段と、
    前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供手段と、
    を含み、
    前記複数のセンサ群は、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含み、
    前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の多角形の各頂点に対応する位置の前記タッチセンサが同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とするクーポン提供システム。
  6. ネットワーク上のクーポン提供サーバから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供方法において、
    前記クーポン提供サーバの制御部により、前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信ステップと、
    前記制御部により、前記端末装置に備わった複数のセンサが、当該複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせに基づいて複数のユーザを同時に検出した場合に条件達成信号を受信する信号受信ステップと、
    前記制御部により、前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供ステップと、
    を含み、
    前記複数のセンサ群は、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含み、
    前記タッチセンサは必須接触領域及び接触不可領域を有し、
    前記信号受信ステップは、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定範囲に含まれる所定数以上の前記必須接触領域のタッチセンサが同時に人体の接触を検知し、かつ、前記所定範囲に含まれる所定数以上の前記接触不可領域のタッチセンサが人体の接触を検知していない場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とするクーポン提供方法。
  7. ネットワーク上のクーポン提供サーバから端末装置へクーポンを提供するクーポン提供方法において、
    前記クーポン提供サーバの制御部により、前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信ステップと、
    前記制御部により、前記端末装置に備わった複数のセンサが、当該複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせに基づいて複数のユーザを同時に検出した場合に条件達成信号を受信する信号受信ステップと、
    前記制御部により、前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供ステップと、
    を含み、
    前記複数のセンサ群は、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含み、
    前記信号受信ステップは、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の多角形の各頂点に対応する位置の前記タッチセンサが同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とするクーポン提供方法。
  8. ネットワークを介して端末装置へクーポンを提供するクーポン提供サーバにおいて、
    前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段と、
    前記端末装置に備わった複数のセンサが、当該複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせに基づいて複数のユーザを同時に検出した場合に条件達成信号を受信する信号受信手段と、
    前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供手段と、
    を含み、
    前記複数のセンサ群は、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含み、
    前記タッチセンサは必須接触領域及び接触不可領域を有し、
    前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の所定範囲に含まれる所定数以上の前記必須接触領域のタッチセンサが同時に人体の接触を検知し、かつ、前記所定範囲に含まれる所定数以上の前記接触不可領域のタッチセンサが人体の接触を検知していない場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とするクーポン提供サーバ。
  9. ネットワークを介して端末装置へクーポンを提供するクーポン提供サーバにおいて、
    前記端末装置へクーポン提供要求画面を送信する要求画面送信手段と、
    前記端末装置に備わった複数のセンサが、当該複数のセンサ群における各検知状態の組み合わせに基づいて複数のユーザを同時に検出した場合に条件達成信号を受信する信号受信手段と、
    前記端末装置に前記クーポン提供要求画面が送信されており、且つ、前記条件達成信号を受信した場合に、前記端末装置へ使用可能なクーポンを提供するクーポン提供手段と、
    を含み、
    前記複数のセンサ群は、前記端末装置の表示部に設けられているタッチセンサを含み、
    前記信号受信手段は、前記表示部に表示された前記クーポン提供要求画面の多角形の各頂点に対応する位置の前記タッチセンサが同時に人体の接触を検知した場合に、前記端末装置から前記条件達成信号を受信する、
    ことを特徴とするクーポン提供サーバ。
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