JP6737769B2 - システム、および情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来より、商品を購入してくれたユーザに対して特典を付与し、販売促進を図る手法が知られている。これに関連して、自動販売機において販売されている商品をICカードを用いて電子マネーで購入した場合、購入により付与された返金ポイントをICカードの識別情報に関連付けて自動販売機において管理し、同じICカードで再度商品を購入したユーザに対して返金ポイントに相当する金額を商品価格から差し引いた金額を決済センターコンピュータに通知し、電子マネーから減算するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−11745号公報
しかしながら、従来のシステムでは、返金ポイントを管理していない自動販売機では返金ポイントを利用できず、返金ポイントの利用場所が限られていた。このため、販売促進の効果が十分ではなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、販売促進の効果を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、コードに埋め込まれた情報が読取装置によって読み取られることで行われるコード決済に関する情報を受信する通信部と、前記コード決済を利用したユーザに対して、前記コード決済において利用可能な特典を付与する特典付与部と、前記特典に関する情報を、前記特典が付与されたユーザの端末装置に送信する通知部と、を備える情報処理装置である。
本発明の一態様によれば、販売促進の効果を向上させることができる。
第1実施形態に係る情報処理装置を含む決済システム1の構成図である。 第1実施形態に係る端末装置100の機能構成を示す図である。 情報処理装置500の機能構成を示す図である。 残高情報551の内容の一例を示す図である。 商品等情報552の内容の一例を示す図である。 特典情報553の内容の一例を示す図である。 購入履歴情報554の内容の一例を示す図である。 第1決済方法を利用して商品等を購入するときの処理を示すシーケンス図である。 第1決済方法を利用して特典の提供を受けるときの処理を示すシーケンス図である。 図8〜9に示す処理における端末装置100の画面遷移の一例を示す図である。 端末装置100において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 端末装置100において実行される処理(特典の提供を受けるときの処理)の一例を示すフローチャートである。 端末装置100において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報処理装置を含む決済システム1Aの構成図である。 POS端末700の機能構成を示す図である。 第2決済方法を利用して商品等を購入するときの処理を示すシーケンス図である。 第2決済方法を利用して特典の提供を受けるときの処理を示すシーケンス図である。 図16〜17に示す処理における端末装置100の画面遷移の一例を示す図である。 端末装置100において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 端末装置100において実行される処理(特典の提供を受けるときの処理)の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置を含む決済システム1の構成図である。決済システム1は、コード決済を行うシステムである。コード決済とは、コードに埋め込まれた情報が読取装置によって読み取られることで行われる決済や精算の態様である。なお、決済の態様には、電子マネーの授受により決済がその場で完了する場面や、クレジットカードを用いて決済処理が完了してから引き落としによる支払いは月末や来月になる場面等が含まれる。精算の態様には、他者に借りていたお金を送金する場面や、他者に貸していたお金を受け取る場面等が含まれる。コードには、例えば、一次元コード、二次元コード等、機械によって内容が認識可能であり、かつ人によって内容が認識できない任意の表示物が含まれる。コードに埋め込まれる情報は、決済方法に応じて異なる。
決済システム1は、例えば、一以上の端末装置100と、一以上の自動販売機300と、一以上の情報処理装置500とを備える。これらの構成は、ネットワークNWによって互いに接続されており、このネットワークNWを介して互いに通信する。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、無線基地局、プロバイダなどのうちの一部または全部を含む。
第1実施形態では、端末装置100をコードの読取装置として用いる決済方法が採用されたものとして説明する。この決済方法を、以下、第1決済方法と記す。第1決済方法では、商品またはサービス(以下、商品等)を販売する販売施設において、例えば商品等の横にコードが提示されている。以下の例に置いて、販売施設は自動販売機300である。なお、販売施設は、例えば有人の店舗に設置された販売機であってもよく、ユーザ自身が会計を行う店舗(例えば、セルフレジが設置されている店舗)等であってもよく、店員がPOS端末を用いて会計を行う店舗であってもよい。サービスには、例えば、マッサージチェアの利用や、カラオケボックスの利用等が含まれる。
決済の流れの一例について説明する。ユーザは、端末装置100を用いて、自動販売機300の例えば商品等の横に提示されているコードを読み取る。端末装置100は、読み取った情報をユーザの識別情報と共に情報処理装置500に送信する。情報処理装置500は、例えば受信した情報と、ユーザの決済能力(電子マネーの残高や与信額等)に基づいて決済が可能か否かを判定し、決済が可能であると判定した場合、決済処理を実行するとともに、自動販売機300に対して商品等の排出を指示する。これにより、ユーザは、現金やカード(クレジットカードやICカード等)を取り出すことなく、端末装置100でコードを読み取るだけで商品等を購入することができる。
[端末装置]
端末装置100は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)などの、少なくとも通信機能と表示機能を有する可搬型端末装置である。図2は、第1実施形態に係る端末装置100の機能構成を示す図である。端末装置100は、例えば、通信部110と、入力部120と、表示部130と、撮像部140と、記憶部150と、アプリ実行部170とを備える。
通信部110は、セルラー網やWi−Fi網等を用いて、ネットワークNWに接続するためのハードウェアを有する。例えば、通信部110は、アンテナおよび送受信装置などを有する。入力部120は、例えば、表示部130と一体として形成されるタッチパネルTP、各種キー、ボタン、ダイヤルスイッチ、マウスなどのうち一部または全部を含む。表示部54は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)表示装置などである。撮像部140は、対象物の静止画(写真)または動画を撮像する。撮像部140は、撮像した静止画または動画(以下、撮像画像と記す)の画像データを記憶部150に記憶させる。
記憶部150は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SDカード、レジスタなどによって実現される。記憶部150には、決済アプリ151が格納されている。決済アプリ151は、コード決済を行うためのインターフェースを表示部130に表示させ、インターフェースを介して入力された情報に基づく処理を端末装置100に実行させるプログラムである。
アプリ実行部170は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが、記憶部150に記憶された決済アプリ(プログラム)151を実行することにより実現される。決済アプリ151は、例えば、ネットワークNWを介して他装置からダウンロードされてもよいし、予め端末装置100にプリインストールされていてもよい。
[情報処理装置]
次に、図3を参照して、情報処理装置500について説明する。図3は、情報処理装置500の機能構成を示す図である。情報処理装置500は、通信部510と、記憶部550と、制御部570とを備える。通信部510は、例えば、NICなどの通信インターフェースを含む。記憶部550は、例えば、RAMやROM、SSDなどのフラッシュメモリ、HDDなどである。記憶部550には、例えば、残高情報551、商品等情報552、特典情報553、購入履歴情報554などの情報が格納される。記憶部550は、情報処理装置500がネットワークを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)などの外部記憶装置であってもよい。
残高情報551は、WEB上に仮想的に作られた財布(以下、WEB財布と記す)の中に残っているユーザの残高を示す情報である。WEB財布では、例えば、チャージされた電子マネーの残高と、指定された金融機関の口座の残高とが管理されている。電子マネーは、例えば、自動的にあるいはユーザの操作に応じて口座からチャージされる。図4は、残高情報551の内容の一例を示す図である。残高情報551は、例えば、ユーザIDに、電子マネー残高と、口座残高と、口座情報とを対応付けた情報である。ユーザIDは、各ユーザを識別する識別情報である。電子マネー残高は、WEB財布に残っている電子マネーの金額である。口座残高は、WEB財布に指定されている口座の残高である。口座情報は、WEB財布に指定されている口座に関する情報(金融機関名、口座番号等)である。なお、残高情報551は、WEB財布に登録されているクレジットカードに関する情報が含まれていてもよい。
商品等情報552は、コード決済の対象に含まれる商品等に関する情報である。図5は、商品等情報552の内容の一例を示す図である。商品等情報552は、例えば、商品等IDに、商品等価格と、特典内容と、利用可能店舗等と、通知タイミングとを対応付けた情報である。商品等IDは、各商品等を識別する識別情報である。商品等価格は、商品等の価格である。特典内容は、購入者に付与される特典の種類や、特典を付与する条件(以下、付与条件と記す)等が含まれる。利用可能店舗等は、割引券を利用可能な店舗等を示す情報である。店舗等には、有人の店舗、無人の店舗、販売機等が含まれる。通知タイミングは、付与された特典に関する情報をユーザに通知するタイミングであり、例えば、設定時刻、商品等を購入してから所定時間後等である。
特典の種類には、例えば、抽選、まとめ買い、その他キャンペーン等が含まれる。付与条件は、特典の種類や商品等ごとに決められる。例えば、抽選特典においては、くじやルーレット等により当たりが出たユーザに対して何らかの特典が付与されることが決められている。また、まとめ買い特典においては、対象商品等を指定された個数以上購入したユーザに対して何らかの特典が付与されることが決められている。なお、まとめ買い特典で対象商品等を購入する期間は短期間(数時間や一日)であってもよく、長期間(数日、数か月)に及んでもよい。また、その他キャンペーン特典は、コード決済において支払った金額に応じた割引券の提供、コード決済におけるユーザの格付けのランクアップ等が含まれている。
特典情報553は、ユーザに付与された特典に関する情報である。図6は、特典情報553の内容の一例を示す図である。特典情報553は、ユーザIDに、割引券と、割引対象と、利用可能店舗等と、利用タイミングと、利用期限と、有効性とを対応付けた情報である。割引券は、コード決済において商品等を購入する際に適用可能な割引額を示す情報である。割引対象は、割引券を用いて購入できる商品等を示す情報である。利用期限は、特典の有効期限を示す情報である。有効性は、特典が有効であるか否かを示す情報である。特典がまだ利用されていない場合、有効性の欄には「利用前」が、特典が利用された場合、有効性の欄には「利用済」が、それぞれ記憶される。
購入履歴情報554は、コード決済における各ユーザの過去の購入履歴に関する情報である。図7は、購入履歴情報554の内容の一例を示す図である。購入履歴情報554は、ユーザIDに、購入日時と、品目と、購入金額と、購入場所とを対応付けた情報である。
制御部570は、決済処理部571と、特典付与部572と、通知部573と、提供部574とを備える。これらの構成要素のうち一部または全部は、例えば、CPUなどのプロセッサが、記憶部550に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの構成要素の機能のうち一部または全部は、LSI、ASIC、FPGA等のハードウェア(回路部:circuitryを含む)によって実現されていてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されていてもよい。
決済処理部571は、通信部510を用いて受信したコード決済に関する情報(以下、コード決済情報と記す)に基づいて、決済処理を実行する。コード決済情報には、決済方法に応じた情報が含まれる。本実施形態に係る第1決済方法におけるコード決済情報(以下、第1コード決済情報と記す)は、端末装置100から送信される情報であって、商品等情報と、端末装置100のユーザのユーザIDとを含む。第1コード決済情報に含まれる商品等情報は、商品等の販売施設において提示されるコードが、端末装置100によって読み取られることで取得される情報である。第1コード決済情報に含まれる商品等情報には、商品等IDと、商品等価格と、販売機IDとが含まれる。
特典付与部572は、コード決済を利用したユーザに対して、コード決済において利用可能な特典を付与する。特典付与部572は、付与した特典を特典情報553の一部として記憶部550に記憶させる。コード決済を利用したユーザには、コード決済を利用して商品等を購入したユーザと、コード決済を利用して送金したユーザ(送金された側のユーザを含む)等とが含まれる。特典を付与するための条件は、特典内容、購入した商品等、決済金額、送金金額等に応じて任意に設定可能である。
例えば、特典付与部572は、商品等情報552を参照してコード決済の対象商品等についての特典内容を取得し、特典内容に含まれる付与条件に合致した場合に、特典を付与する。具体的に説明すると、特典付与部572は、コード決済の対象商品等に抽選特典が設定されている場合、ユーザの端末装置100に対して抽選コンテンツの表示を指示し、ユーザからの指示に基づいて抽選し、当選したユーザに対して特典を付与する。
また、コード決済の対象商品等にまとめ買い特典が設定されている場合、特典付与部572は、購入履歴情報554を参照して付与条件を満たしているか判定し、付与条件を満たしているユーザに対して特典を付与する。このまとめ買い特典の付与条件は、例えば、データ決済により累積で所定数以上の商品等を購入したこと等である。
また、特典付与部572は、コード決済により商品等を購入したユーザに対して、所定金額の電子的な割引券(単に割引券とも記す)を特典として付与してもよい。この割引券の金額は、決済金額に応じた金額であってもよく、購入した商品等に応じた金額であってもよい。
また、特典付与部572は、割引券の額に限られず、決済金額に応じた様々な特典を付与してもよい。例えば、特典付与部572は、複数の特典を用意して、用意した特典にランク付けをしておき、決済金額に応じたランクの特典を付与してもよい。また、特典が同じ商品やサービスであっても、決済金額が高くなるほど提供される個数等が多くなるようにしてもよい。また、決済金額が高くなるほど複数の特典の中からユーザが選べる自由度を高くしてもよく、決済金額が高くなるほど決済金額に乗算される割引率を高くしてもよい。なお、この決済金額は、一回の決済での金額であってもよく、所定期間での決済金額の合計値であってもよい。例えば、所定期間での商品あるいはサービスごとの決済金額の合計値であってもよく、所定期間のメーカーごとの決済金額の合計値であってもよい。
通知部573は、特典に関する情報を、特典が付与されたユーザの端末装置100に送信する。特典に関する情報には、例えば、付与された(またはこれから付与される可能性のある)特典の内容、利用期限、利用店舗、対象商品等が含まれる。また、特典に関する情報には、コード決済に特典が反映されていることを示す情報(例えば、支払い額が、商品等価格から割引額を減算した金額であることを示す情報)等が含まれる。
提供部574は、特典付与部572により特典が付与されたユーザの端末装置100に対して、特典を利用可能な店舗等に関する情報を、通信部510を用いて提供する。例えば、提供部574は、特典情報553を参照し、ユーザが保持している特典とその利用可能店舗等に関する情報を読み出し、ユーザの端末装置100に送信する。利用可能店舗等に関する情報には、店舗名と、店舗の位置情報と、営業時間(開店時刻と閉店時刻等)等が含まれている。端末装置100において、アプリ実行部170は、受信した利用可能店舗等に関する情報に基づいて、ユーザの現在位置と店舗の位置とを地図データ上に表示する画面を生成し、表示部130に表示させてもよい。また、アプリ実行部170は、ユーザの現在位置から所定距離の範囲内に特典を利用可能店舗が存在する場合、表示部130やスピーカー等を用いてその旨をユーザに通知してもよい。こうすることにより、ユーザは、特典を利用可能な販売施設が近くにあることを認識することができ、特典を利用しやすくなる。
また、提供部574は、特典情報553を参照して、利用タイミングにおいて規定されているタイミングで、これらの情報を端末装置100に送信してもよい。例えば、特典が付与されることとなった特典を利用していない商品等の購入のときから所定時間(例えば、3時間)が経過した場合、提供部574は、特典の利用指示を受け付ける画面を端末装置100の表示部130に表示させるように指示してもよい。また、この利用タイミングは、商品に応じて設定されてもよい。例えば、飲料の場合は前回の購入から短期間(数時間)後であり、お弁当の場合はお昼時等である。また、利用タイミングは、天候や季節に応じて設定されてもよい。例えば、飲料に関する特典の利用指示を前回の購入から所定期間後とする場合、所定期間を夏は短く、冬は長くしてもよい。
[シーケンス図]
次に、図8〜10を参照して、決済システム1において実行される処理について説明する。図8は、第1決済方法を利用して商品等を購入するときの処理を示すシーケンス図である。図9は、第1決済方法を利用して特典の提供を受けるときの処理を示すシーケンス図である。図10は、図8〜9に示す処理における端末装置100の画面遷移の一例を示す図である。
まず、ユーザは端末装置100を操作して決済アプリを起動し、端末装置100の表示部130にコード読み取り画面201を表示させる。そしてユーザは、撮像部140によってコードを撮像しながら、コード読み取り画面201に表示されている枠内に、例えば自動販売機300の商品Aの横に提示されているコードを位置合わせする。コード読み取り画面201の枠内には、撮像部140の撮像画像が表示される。これにより、端末装置100は、コードを読み取る(S1)。端末装置100は、読み取ったコードをデコードしてデコード情報を取得し、デコード情報を表示した画面202を表示部130に表示させる(S2)。デコード情報には、商品等IDと、価格と、販売機IDとが含まれている。画面202は、デコード情報に含まれる商品等の画像(商品A)および価格(130円)と、購入キー202aとを表示する。購入キー202aは、購入指示を受け付ける操作ボタンである。
ユーザにより購入キー202aが操作された場合(S3)、端末装置100は、デコード情報(商品等IDと、価格と、販売機ID)と、ユーザIDとを対応付けた情報を情報処理装置500に送信する(S4)。情報処理装置500は、残高情報551を参照して、受信した情報に基づいて決済が可能か否かを判定する。決済が可能である場合(例えば、残高が商品等価格以上である場合)、情報処理装置500は、決済処理を実行し(S5)、通信部510を用いて商品排出指示を、販売機IDが示す自動販売機300に送信する(S6)。商品排出指示を受けた自動販売機300は、商品Aを排出する(S7)。
次いで、情報処理装置500は、商品等情報552を参照し、S5において決済処理した商品Aの商品等IDに対応する特典内容の欄に含まれる情報を確認する(S21)。例えば、商品等情報552において、商品Aの商品等IDに対応する特典内容の欄には「抽選特典、当選したら商品A〜Cのうちいずれかをプレゼントする」ことが定義されている場合について説明する。この場合、情報処理装置500は、抽選特典を提供するためのコンテンツ(抽選コンテンツ)の再生を端末装置100に指示する(S22)。抽選コンテンツは、例えば、抽選機を回転させる動画である。抽選コンテンツは、決済アプリにより情報処理装置500から自動的にダウンロードされ、記憶部150に記憶されている。端末装置100は、記憶部150から抽選コンテンツを読み出し、例えば抽選機を回転させる動画を表示させる画面203を表示部130に表示させる(S23)。画面203は、くじを引くボタン203aも含む。
ユーザによりくじを引くボタン203aが操作された場合(S24)、端末装置100は、くじが引かれたことを示す情報を情報処理装置500に送信する(S25)。情報処理装置500は、くじが引かれたことを示す情報を受信したタイミングに基づいて抽選結果を決定し(S26)、決定した抽選結果を端末装置100に送信する(S27)。抽選結果は、ユーザが獲得したばかりの特典に関する情報の一例である。なお、情報処理装置500は、くじが引かれたことを示す情報を受信したタイミングで、抽選機が止まった後のコンテンツを記憶部550から読み出し、端末装置100に送信してもよい。
端末装置100は、受信した抽選結果を表示部130に表示させる(S28)。例えば、抽選結果が当選である場合、端末装置100は、特典内容を示す情報(商品A〜Cのうちいずれか一つの画像)と、利用ボタン204aとを表示する画面204を表示部130に表示させる。利用ボタン204aは、当選により付与された特典の利用を受け付ける操作ボタンであり、例えば、当たりもう一本飲むと表示されている。この利用ボタン204aを操作することにより、ユーザは、当選により付与された特典を今すぐ利用することができる。ここで、ユーザにより利用ボタン204aが操作された場合、次に説明する特典の提供を受けるときの処理に移行する。
続いて、図9の処理について説明する。なお、以下に説明する処理は、ユーザが端末装置100を操作することにより、ユーザが利用可能な特典(過去に獲得した特典であって、まだ利用されておらず、且つ、効力が有効であるもの)のうちの一つが選択されて、選択された特典の利用が指示された場合に実行されてもよい。
ユーザにより利用ボタン204aが操作された場合、端末装置100は、特典の利用指示を受け付け(S31)、表示部130にコード読み取り画面205を表示させる。そしてユーザは、コード読み取り画面205に表示されている枠内に、例えば自動販売機300の商品Bの横に提示されているコードを位置合わせする。これにより、端末装置100は、コードを読み取る(S32)。端末装置100は、読み取ったコードをデコードしてデコード情報(商品等IDと、価格と、販売機IDを含む)を取得し、デコード情報に含まれる価格に特典を適用した価格(以下、特典適用価格と記す)を生成し、画面206を表示部130に表示させる(S33)。なお、S34において特典適用価格を生成する際、端末装置100は、情報処理装置500に対してユーザIDを送信し、ユーザが獲得している特典に関する情報の送信を要求し、情報処理装置500から受信した特典に関する情報に基づいて特典適用価格を生成してもよい。画面206には、デコード情報に含まれる商品等の画像(商品B)と、特典適用価格(0円)と、購入キー206aとが表示されている。
ユーザにより購入キー206aが操作された場合(S34)、端末装置100は、デコード情報の一部(商品等IDと、販売機ID)と、特典適用価格と、ユーザIDとを対応付けた情報を情報処理装置500に送信する(S35)。情報処理装置500は、特典適用価格が0円であるか否かを判定し(S36)、0円である場合、通信部510を用いて商品排出指示を販売機IDが示す自動販売機300に送信する(S37)。商品排出指示を受けた自動販売機300は、商品Bを排出する(S38)。なお、特典適用価格が0円でない場合、情報処理装置500は、残高情報551を参照して、受信した情報に基づいて決済が可能か否かを判定し、決済が可能である場合(残高が商品等価格以上である場合)、決済処理を実行してもよい。情報処理装置500は、特典が利用されたことを示す情報を端末装置100に送信する(S39)。端末装置100は、情報処理装置500から受信した情報に基づいて、特典が利用されたことを示す画面207を表示部130に表示させる(S40)。画面207は、ホーム画面に戻る操作を受け付けるホームキー207aを表示してもよい。
[端末装置フローチャート]
次に、図11を参照して、端末装置100において実行される処理(商品等を購入するときの処理)について説明する。図11は、端末装置100において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
まず、端末装置100が、入力部120を用いてユーザからアプリ起動指示が入力されたか否かを判定する(S101)。アプリ起動指示が入力された場合、端末装置100は、アプリ実行部170を起動し(S103)、ログイン画面を表示部130に表示させる(S105)。ユーザは、入力部120を用いてログインに必要な情報(例えば、IDとパスワード)を入力する。アプリ実行部170は、入力されたIDとパスワードを情報処理装置500に送信する(S107)。情報処理装置500によりログインが認証されない場合、S105に戻る。
情報処理装置500によりログインが認証された場合(S109)、アプリ実行部170は、コード読み取り画面(例えば、画面201)を表示部130に表示させる(S111)。アプリ実行部170は、撮像部140が撮像した情報をデコードし、デコード情報を取得したか否かを判定する(S113)。デコード情報を取得しない場合、S111に戻る。デコード情報を取得した場合、アプリ実行部170は、デコード情報を表示した画面(例えば、画面202)を表示部130に表示させる(S115)。次いで、アプリ実行部170は、入力部120において購入指示が入力されたか否かを判定する(S117)。購入指示が入力された場合、アプリ実行部170は、デコード情報(商品等IDと、価格と、販売機ID)と、ユーザIDとを対応付けた情報を情報処理装置500に送信する(S119)。一方、購入指示が入力されない場合、アプリ実行部170は、処理を終了する。
次に、図12を参照して、端末装置100において実行される処理(特典の提供を受けるときの処理)について説明する。図12は、端末装置100において実行される処理(特典の提供を受けるときの処理)の一例を示すフローチャートである。アプリ実行部170は、既に起動されており、ログインも認証されているものとする。
アプリ実行部170は、ユーザが利用可能な特典一覧の表示指示が入力部120に入力されたか否かを判定する(S131)。特典一覧の表示指示が入力された場合、アプリ実行部170は、特典一覧の送信を情報処理装置500に要求する(S133)。そして、アプリ実行部170は、情報処理装置500から受信した情報に基づいて、特典一覧を表示部130に表示させる。特典一覧には、ユーザが利用可能な特典の内容、利用期限、利用可能店舗等などが含まれる。なお、アプリ実行部170は、S131〜135の処理に代えて、特典内容を示す情報を表示する画面(例えば、画面204)を表示部130に表示させてもよい。
次いで、アプリ実行部170は、特典の利用指示が入力部120に入力されたか否かを判定する(S137)。例えば、特典一覧に含まれる特典のうちの一つが選択され、利用指示が入力された場合、アプリ実行部170は、コード読み取り画面(例えば、画面205)を表示部130に表示させる(S139)。アプリ実行部170は、撮像部140が撮像した情報をデコードし、デコード情報を取得する(S141)。そして、アプリ実行部170は、S137において利用指示があった特典に関する情報と、デコード情報とに基づいて、特典適用価格を生成し、デコード情報と、特典適用価格とを表示する画面(例えば、画面206)を表示部130に表示させる(S143)。
次いで、アプリ実行部170は、入力部120において購入指示が入力されたか否かを判定する(S145)。購入指示が入力された場合、アプリ実行部170は、S141において取得したデコード情報(商品等IDと、価格と、販売機IDを含む)と、S143において生成した特典適用価格と、提供した特典を示す情報(以下、提供済情報と記す)と、ユーザIDとを対応付けた情報を、情報処理装置500に送信する(S147)。提供済情報には、例えば、提供された特典の種類を示す情報や特典の識別情報、提供した割引の金額等が含まれる。一方、購入指示が入力されない場合、アプリ実行部170は、処理を終了する。
[情報処理装置フローチャート]
次に、図13を参照して、情報処理装置500において実行される処理について説明する。図13は、端末装置100において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
決済処理部571は、コード決済情報を受信したか否かを判定する(S201)。受信したと判定した場合、決済処理部571は、決済が可能か否かを判定する(S203)。例えば、決済処理部571は、残高情報551を参照し、ユーザIDに対応する電子マネー残高を読み出し、商品等情報に含まれる商品等価格が電子マネー残高以下であるか否かを判定する。商品等価格が電子マネー残高以下でないと判定した場合、決済処理部571は、決済が可能でないと判定し、決済ができない旨を端末装置100に通知する(S205)。
一方、商品等価格が電子マネー残高以下であると判定した場合、決済処理部571は、決済が可能であると判定し、決済処理を実行する(S207)。例えば、決済処理部571は、商品排出指示を自動販売機300に送信し、残高情報551の電子マネー残高の欄を、商品等価格を減算した金額に書き換える。次いで、決済処理部571は、S207における決済処理が特典を利用した決済であったか否かを判定する(S209)。例えば、決済処理部571は、コード決済情報に提供済情報が含まれるか否かを判定する。コード決済情報に提供済情報が含まれる場合、決済処理部571は、購入履歴情報554を更新する(S211)。例えば、決済処理部571は、購入履歴情報554のユーザIDに、商品等ID、支払い金額、販売機ID等を対応付けて、記憶部550に記憶させる。
一方、S209の判定において特典を利用した決済でないと判定した場合(例えばコード決済情報に提供済情報が含まれないと判定した場合)、特典付与部572は、商品等情報552を参照して、S207において決済処理した商品等の商品等IDに対応付けられた特典内容の欄に特典内容が記憶されているか否かを判定する(S213)。特典内容の欄に特典内容が記憶されていない場合、S211に移行する。特典内容の欄に特典内容が記憶されている場合、特典付与部572は、特典内容の欄に記憶されている特典内容を記憶部550から読み出し、通信部510を用いて端末装置100に送信する(S215)。
次いで、特典付与部572は、端末装置100に送信した特典内容が判定の必要なもの(例えば、抽選)であるか否かを判定する(S217)。特典内容が判定の必要なものである場合、特典付与部572は、端末装置100から受信した情報に基づいて、特典を付与するか否かを判定し、判定結果を端末装置100に送信する(S219)。次いで、特典付与部572は、ユーザが付与された特典を受け取るか否かを判定する(S221)。例えば、端末装置100から特典を受け取ることを示す情報を受信した場合、特典付与部572は、ユーザに特典を付与する(S223)。例えば、特典付与部572は、ユーザに付与される特典に関する情報を、特典情報553のユーザIDに対応付けて、記憶部550に格納する。なお、特典付与部572は、特典に関する情報を商品等情報552から取得してもよく、商品等情報552から取得した情報に基づいて生成してもよい。
以上説明した第1実施形態によれば、コード決済に関する情報を受信する通信部510と、コード決済により商品等を購入したユーザに対して、所定条件を満たす場合に、コード決済において利用可能な特典を付与する特典付与部572と、特典に関する情報を、特典が付与されたユーザの端末装置100に送信する通知部573とを備えることにより、コード決済を利用して商品等を購入したユーザに対して、コード決済において利用可能な特典を付与することができるため、販売促進の効果を向上させることができる。また、コード決済の利用に限定することにより、特定のユーザに限定して特典を付与することができるため、さらに効果的に販売促進を行うことができる。また、コード決済を実施する販売施設が広がることにより、ユーザの利用範囲も広がり、販売促進の効果を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、図14を参照して、第2実施形態に係る情報処理装置を含む決済システム1Aについて説明する。図14は、第2実施形態に係る情報処理装置を含む決済システム1Aの構成図である。なお、第1実施形態に係る決済システム1と同様の構成や機能については、詳細な説明を省略する。
決済システム1Aは、例えば、一以上の端末装置100と、一以上の情報処理装置500と、一以上のPOS(Point Of Sales)端末(決済端末)700とを備える。これらの構成は、ネットワークNWによって互いに接続されており、このネットワークNWを介して互いに通信する。
第2実施形態では、POS端末700をコードの読取装置として用いる決済方法が採用されたものとして説明する。この決済方法を、以下、第2決済方法と記す。
決済の流れの一例について説明する。店員が、POS端末700のリーダーを用いて商品等に表示されているバーコードを読み取って、POS端末700によって計算された合計金額をユーザに提示する。ユーザは、端末装置100を操作して、コード決済で利用可能なコードを端末装置100に表示させ、店員に提示する。店員は、POS端末700のリーダーを用いて端末装置100に表示されたコードを読み取る。POS端末700は、読み取った情報を情報処理装置500に送信する。情報処理装置500は、例えば、受信した情報に基づいて決済が可能か否かを判定し、決済が可能であると判定した場合、決済処理を実行するとともに、決済処理が実行されたことをPOS端末700に通知する。これにより、ユーザは、現金やICカードを取り出すことなく、端末装置100にコードを表示させて店員に提示するだけで商品等を購入することができる。
[情報処理装置]
本実施形態において、情報処理装置500の決済処理部571は、第2コード決済情報に基づいて決済処理を実行する。第2コード決済情報は、POS端末700から送信され、ユーザIDと、ユーザが購入する商品等に関する商品等情報とを含む。第2コード決済情報に含まれるユーザIDは、端末装置100により表示されたコードが販売施設に設置されたPOS端末700によって読み取られることで取得される。商品等情報には、商品等ID群、支払い金額、POS端末ID等が含まれる。
[POS端末]
次に、図15を参照して、POS端末700について説明する。図15は、POS端末700の機能構成を示す図である。POS(Point Of Sale)端末700は、例えばリーダーを備えるレジスターであり、例えば店舗の店員によって使用される。POS端末700は、通信部710と、入力部720と、表示部730と、リーダー740と、記憶部750と、制御部770とを備える。通信部710は、例えば、NICなどの通信インターフェースを含む。入力部720は、例えば、表示部730と一体として形成されるタッチパネルTP、各種キー、ボタン、ダイヤルスイッチ、マウスなどのうち一部または全部を含む。表示部730は、例えば、LCDや有機EL表示装置などである。
リーダー740は、光学的にコードを読み取り、読み取った情報に基づいてコードを復元して、コードに埋め込まれている情報(以下、デコード情報と記す)を取得する。リーダー740は、取得したデコード情報を制御部770に出力する。
記憶部750は、例えば、RAMやROM、SSDなどのフラッシュメモリ、HDDなどである。記憶部750には、商品等価格情報751が記憶されている。商品等価格情報751は、商品等IDに、商品等の価格、商品等名などを対応付けた情報である。
制御部770は、商品等価格情報751を参照し、リーダー740により取得されたデコード情報に基づいて会計処理を実行する。会計処理には、ユーザが購入する商品等とその価格の入力、支払い金額の計算、ユーザから支払われた金銭に基づく精算等が含まれる。なお、制御部770による会計処理は、現金を用いた精算であってもよく、電子マネーを用いた精算であってもよい。
次に、図16〜18を用いて、第2決済方法を利用した処理について説明する。図16は、第2決済方法を利用して商品等を購入するときの処理を示すシーケンス図である。図17は、第2決済方法を利用して特典の提供を受けるときの処理を示すシーケンス図である。図18は、図16〜17に示す処理における端末装置100の画面遷移の一例を示す図である。
まず、店員はPOS端末700のリーダー740を操作して、商品等に表示されている商品等コードを読み取る。POS端末700は、リーダー740によりデコードされた商品等IDに基づいて記憶部750を参照し、デコードされた商品等IDに対応付けられている価格を会計結果に追加する(S11)。全ての購入商品等についてリーダー740による商品等コードの読み取りが終了した場合、入力部720を用いて支払い指示を受け付ける操作ボタンが店員により操作される。POS端末700は、支払い金額を表示部730に表示させる(S12)。
一方、ユーザは、端末装置100を操作して決済アプリを起動し、端末装置100の表示部130にコードを表示させるための操作を、端末装置100に入力する。端末装置100は、ユーザの操作に基づいて、コード画面211を表示部130に表示させる(S13)。コード画面211には、ユーザIDが埋め込まれているコード211a、211bが表示されている。コード211aが一次元コードであり、コード211bが二次元コードである。ユーザは、端末装置100の表示画面を店員に提示する。店員は、リーダー740を、画面211に表示されているコード211a(あるいは、211b)にかざす。これにより、POS端末700は、コード211a(あるいは、211b)を読み取る(S14)。POS端末700は、読み取ったコードをデコードしてデコード情報を取得し(S15)、デコード情報(ユーザID)とともに、購入する全ての商品等の商品等IDと、支払い金額を示す情報を、情報処理装置500に送信する(S16)。
情報処理装置500は、残高情報551を参照して、受信した情報に基づいて決済が可能か否かを判定する。決済が可能である場合(例えば、残高が支払い金額以上である場合)、情報処理装置500は、決済処理を実行し(S17)、通信部510を用いて決済が可能であることを示す情報をPOS端末700に送信する(S18)。POS端末700は、情報処理装置500から受信した情報に基づいて、支払い処理を実行する(S19)。
次いで、情報処理装置500は、商品等情報552を参照し、S17において決済処理した商品等の商品等IDに対応する特典内容の欄に含まれる情報を確認する(S41)。例えば、商品等情報552において、決済処理した商品等Cの商品等IDに対応する特典内容の欄には「まとめ買い特典、対象商品を3本買ったら100円割引券をプレゼントする」ことが定義されている場合について説明する。決済処理した商品等の中に、商品等情報552の特典内容の欄に情報が含まれる対象商品がある場合、情報処理装置500は、購入履歴情報554を参照し、対象期間内に対象商品を2本以上購入しているか否かを判定する。対象期間内に対象商品を2本以上購入している場合、今回の購入で合計3本になるので、情報処理装置500は、付与条件を満たすと判定し、特典に応じたコンテンツの再生を端末装置100に指示する(S42)。端末装置100は、情報処理装置500の指示に従って、例えば抽選機を回転させる動画を表示する画面212を表示部130に表示させる(S43)。画面212は、くじを引くボタン212aも含む。
ユーザによりくじを引くボタン212aが操作された場合(S44)、端末装置100は、くじが引かれたことを示す情報を情報処理装置500に送信する(S45)。情報処理装置500は、くじが引かれたことを示す情報を受信したタイミングに基づいて抽選結果を決定し(S46)、決定した抽選結果を端末装置100に送信する(S47)。端末装置100は、受信した抽選結果を表示部130に表示させる(S48)。例えば、抽選結果が当選である場合、端末装置100は、特典内容を示す情報(100円の割引券が当たったこと)と、利用ボタン213aとを表示する表示画面213を表示部130に表示させる。利用ボタン213aには、例えば、割引券を使うと表示されている。
続いて、図17の処理について説明する。なお、以下に説明する処理は、ユーザが端末装置100を操作することにより、ユーザが利用可能な特典のうちの一つが選択されて、選択された特典の利用が指示された場合に実行されてもよい。
ユーザにより利用ボタン213aが操作された場合、端末装置100は、特典の利用指示を受け付け(S51)、コード画面214を表示部130に表示させる(S52)。コード画面214には、ユーザIDと、特典利用内容(例えば、利用する特典が100円割引券であること)とが埋め込まれているコード214a、214bが表示されている。コード214aが一次元コードであり、コード214bが二次元コードである。
一方、店員はPOS端末700のリーダー740を操作して、商品等に表示されている商品等コードを読み取る。POS端末700は、リーダー740によりデコードされた商品等IDに基づいて記憶部750を参照し、デコードされた商品等IDに対応付けられている価格を会計結果に追加する(S53)。全ての購入商品等についてリーダー740による商品等コードの読み取りが終了した場合、入力部720を用いて支払い指示を受け付ける操作ボタンが店員により操作される。POS端末700は、支払い金額を表示部730に表示させる(S54)。
次いで、店員はユーザに対してコードの提示を求める。ユーザは、端末装置100のコード画面214を店員に提示する。店員は、リーダー740を、コード画面214に表示されているコード214a(あるいは、214b)にかざす。これにより、POS端末700は、コード214a(あるいは、214b)を読み取る(S55)。POS端末700は、読み取ったコードをデコードしてデコード情報を取得し(S56)、取得したデコード情報(ユーザIDを含む。)とともに、購入する全ての商品等の商品等IDと、支払い金額を示す情報を、情報処理装置500に送信する(S57)。
情報処理装置500は、特典適用価格が0円であるか否かを判定し(S58)、0円である場合、通信部510を用いて決済が可能であることを示す情報をPOS端末700に送信する(S59)。POS端末700は、情報処理装置500から受信した情報に基づいて、支払い処理を実行する(S60)。なお、特典適用価格が0円でない場合、情報処理装置500は、残高情報551を参照して、受信した情報に基づいて決済が可能か否かを判定し、決済が可能である場合(残高が商品等価格以上である場合)、決済処理を実行してもよい。情報処理装置500は、特典が利用されたことを示す情報を端末装置100に送信する(S61)。端末装置100は、情報処理装置500から受信した情報に基づいて、特典が利用されたことを示す画面215を表示部130に表示させる(S62)。画面215は、ホーム画面に戻る操作を受け付けるホームキー215aを表示してもよい。
[端末装置フローチャート]
次に、図19を参照して、端末装置100において実行される処理(商品等を購入するときの処理)について説明する。図19は、端末装置100において実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、第1実施形態に説明の処理と同じ処理については、同一の符号を付して説明を省略する。
S109の処理において、情報処理装置500によりログインが認証された場合、アプリ実行部170は、ユーザIDを埋め込んだコードを生成し、表示部130に表示させる(S121)。
次に、図20を参照して、端末装置100において実行される処理(特典の提供を受けるときの処理)について説明する。図20は、端末装置100において実行される処理(特典の提供を受けるときの処理)の一例を示すフローチャートである。なお、第1実施形態に説明の処理と同じ処理については、同一の符号を付して説明を省略する。
S137の処理において、特典の利用指示があると判定された場合、アプリ実行部170は、ユーザIDと、特典利用内容(例えば、利用する特典が100円割引券であること)とを埋め込んだコードを生成し、コード読み取り画面(例えば、画面214)を表示部130に表示させる(S149)。特典利用内容は、特典を利用してコード決済をするための情報の一例である。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせた決済方法であってもよい。例えば、特典を利用せずに商品等を購入するときには、第1決済方法を利用し、特典を利用して商品等を購入するときには、第2決済方法を利用してもよく、その逆であってもよい。
特典適用価格は、情報処理装置500により生成されてもよい。例えば、情報処理装置500は、端末装置100から特典と特典の利用内容(割引券を利用してどの商品等を購入するか等)が指定され、指定された特典の利用が指示された場合、記憶部550を参照し、購入商品等から割引券の金額を減算した金額を特典適用価格として生成し、端末装置100に送信する。
また、決済処理部571は、商品等価格の方が電子マネー残高よりも高い場合、口座残高から一定金額を電子マネーに変換してから、決済処理を実行してもよい。
なお、上述において、第1コード決済情報に含まれる商品等情報には、商品等IDと、商品等価格と、販売機IDとが含まれる例について説明したが、商品等IDが含まれていなくてもよい。例えば、特典の付与条件が、対象となる自動販売機において販売されている全ての商品等の購入である場合、少なくとも商品等価格と販売機IDとが第1コード決済情報に含まれていればよい。
1…決済システム、100…端末装置、110…通信部、120…入力部、130…表示部、140…撮像部、150…記憶部、170…アプリ実行部、300…自動販売機、500…情報処理装置、510…通信部、550…記憶部、551…残高情報、552…商品等情報、553…特典情報、554…購入履歴情報、570…制御部、571…決済処理部、572…特典付与部、573…通知部、574…提供部

Claims (11)

  1. コードに埋め込まれた情報がユーザの端末装置によって読み取られることで行われるコード決済に関する情報を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記コード決済に関する情報に基づいて、決済処理を実行する決済処理部と、
    前記コード決済を利用したユーザの購入履歴情報に基づいて、前記ユーザに対して、前記コード決済において利用可能な特典を付与する特典付与部と、
    前記特典に関する情報を、前記特典が付与されたユーザの端末装置に送信する通知部と、を備える情報処理装置と
    前記端末装置に、
    コードに埋め込まれた情報を読み取らせ、
    前記情報処理装置によって付与された特典に関する情報を前記ユーザに通知させ、
    前記ユーザによる特典の行使の指示を受け付けさせ、
    受け付けた場合に特典を行使する旨の情報を前記情報処理装置に送信させる、
    プログラムと、
    を有するシステムであって、
    前記決済処理部は、前記ユーザの端末装置を用いて前記ユーザにより前記特典の行使が指示された場合、前記特典を適用した決済処理を実行する、
    システム
  2. 前記コード決済に関する情報は、商品またはサービスの販売施設において提示される前記コードが前記ユーザの端末装置によって読み取られることで取得される前記商品またはサービスの情報と、前記端末装置のユーザの識別情報とを含む情報である、
    請求項1に記載のシステム
  3. コードに埋め込まれた情報が読取装置によって読み取られることで行われるコード決済に関する情報を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記コード決済に関する情報に基づいて、決済処理を実行する決済処理部と、
    前記コード決済を利用したユーザに対して、前記コード決済において利用可能な特典を付与する特典付与部と、
    前記特典に関する情報を、前記特典が付与されたユーザの端末装置に送信する通知部と、を備える情報処理装置と、
    前記端末装置に、
    コードを表示部により表示させ、
    前記情報処理装置によって付与された特典に関する情報を前記ユーザに通知させ、
    前記ユーザによる特典の行使の指示を受け付けさせ、
    受け付けた場合に特典を行使する旨の情報を前記情報処理装置に送信させる、
    プログラムと、
    を有するシステムであって、
    前記決済処理部は、前記ユーザの端末装置を用いて前記ユーザにより前記特典の行使が指示された場合、前記特典を適用した決済処理を実行する、
    システム。
  4. 前記コード決済に関する情報は、前記ユーザの端末装置により表示された前記コードが販売施設に設置された前記読取装置である決済端末によって読み取られることで取得される前記端末装置のユーザの識別情報と、前記ユーザが購入する商品またはサービスの情報とを含む情報である、
    請求項に記載のシステム
  5. 前記特典付与部は、抽選を行い、当選した場合に前記特典を付与する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載のシステム
  6. 前記特典付与部は、
    前記コード決済により累積で所定数以上の商品またはサービスを購入したユーザに対して前記特典を付与する、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載のシステム
  7. 前記特典付与部は、
    前記コード決済により商品またはサービスを購入したユーザに対して、所定金額の電子的な割引券を特典として付与する、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載のシステム
  8. 前記特典付与部は、
    前記コード決済により商品またはサービスを購入したユーザに対して、決済金額に応じ特典を付与する、
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載のシステム
  9. 前記特典が付与されたユーザの端末装置に対して、前記特典を利用可能な販売施設に関する情報を提供する提供部をさらに備える、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載のシステム
  10. 情報処理装置が、
    コードに埋め込まれた情報がユーザの端末装置によって読み取られることで行われるコード決済に関する情報を受信し、
    受信された前記コード決済に関する情報に基づいて、決済処理を実行し、
    前記コード決済を利用したユーザの購入履歴情報に基づいて、前記ユーザに対して、前記コード決済において利用可能な特典を付与し、
    前記特典に関する情報を、前記特典が付与されたユーザの端末装置に送信し、
    前記ユーザの端末装置が、
    コードに埋め込まれた情報を読み取り、
    前記情報処理装置によって付与された特典に関する情報を前記ユーザに通知し、
    前記ユーザによる特典の行使の指示を受け付け、
    受け付けた場合に特典を行使する旨の情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が、
    前記ユーザの端末装置を用いて前記ユーザにより前記特典の行使が指示された場合、前記特典を適用した決済処理を実行する、
    情報処理方法。
  11. 情報処理装置が、
    コードに埋め込まれた情報が読取装置によって読み取られることで行われるコード決済に関する情報を受信し、
    受信された前記コード決済に関する情報に基づいて、決済処理を実行し、
    前記コード決済を利用したユーザに対して、前記コード決済において利用可能な特典を付与し、
    前記特典に関する情報を、前記特典が付与されたユーザの端末装置に送信し、
    前記ユーザの端末装置が、
    コードを表示部により表示させ、
    前記情報処理装置によって付与された特典に関する情報を前記ユーザに通知させ、
    前記ユーザによる特典の行使の指示を受け付けさせ、
    受け付けた場合に特典を行使する旨の情報を前記情報処理装置に送信させ、
    前記情報処理装置が、
    前記ユーザの端末装置を用いて前記ユーザにより前記特典の行使が指示された場合、前記特典を適用した決済処理を実行する、
    情報処理方法。
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