JP6710985B2 - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
上記のような軽減税率は一律ではなく、例えば商品ごとの性質などに応じて異なる税率が適用される可能性がある。このため、新たに軽減税率が導入される場合には、POS(Point Of Sales)レジスタなどの商品販売データ処理装置に対して商品ごとに異なる税率を設定し直す作業が必要となり、店員の作業負担が大きくなるという問題がある。
このため、軽減税率が導入される場合には、商品販売データ処理装置により会計を行うにあたり、複数の税率のうちから税率適用条件に応じて1の税率を適用できるようにすることが求められる。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、商品ごとに1つの税率を対応付けていることから、商品ごとに対して複数の税率を設定することが困難である。
<第1実施形態>
図1及び図2は、本実施形態におけるPOS(Point Of Sales)レジスタ1の外観例を示している。図1(a)はPOSレジスタ1を操作する店員(オペレータ)側(前方)から本実施形態のPOSレジスタ1を見た正面図であり、図1(b)はPOSレジスタ1の側面図である。また、図2は、POSレジスタ1を右前方からみた斜視図である。
自動釣銭機17は、顧客に支払うべき釣銭のうち、少なくとも貨幣を釣銭排出口17aに排出するための釣銭機であり、顧客から預かった預金のうち少なくとも貨幣を投入するための預金投入口17bを備える。
なお、スキャナ部18は、バーコードのみならず、例えば二次元コードを読み取る読み取り装置であってもよい。
同図に示すように、POSレジスタ1は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、RAM(Random Access Memory)13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、スキャナ部18、印字部19、通信部20及びドロア30を備える。
CPU11、記憶部12、RAM13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、スキャナ部18、印字部19、通信部20及びドロア30は、内部バス及び通信線を介してそれぞれ接続されている。
図4は、記憶部12が記憶する税率グループ情報テーブルの一例を示している。同図に示されるように、税率グループ情報にはそれぞれグループナンバが割り当てられており、1つの税率グループ情報は、税率グループに商品情報が対応付けられた構造である。
税率グループ情報において、税率グループは、複数の税率の組み合わせを示す。商品情報は、対応の税率グループが有する複数の税率が適用される商品に関する情報である。
なお、同図では、税率について税率コードとしてのナンバが付された態様を示している。つまり、同図の場合、税率コード1が10%の税率に対応し、税率コード2が8%の税率に対応し、税率コード3が5%の税率に対応し、税率コード4が0%の税率に対応する。このため、以降の説明において、税率コードについては税率と同義で扱って記載する場合がある。
本実施形態においては、例えば、策定された税制のもとで商品に適用される可能性のある全ての税率の組み合わせが網羅されるように、各税率グループの税率の組み合わせを設定すればよい。
あるいは、店員などが操作を行うことで初期状態の税率グループ情報テーブルの作成、編集(作成された税率グループ情報の変更)が行われるようにしてもよい。
ここで、税率グループに対して商品を対応付けるということは、商品に税率を設定することに相当する。また、税率グループに対する商品の対応付けは、例えば税率グループ情報テーブルに対して商品情報を格納することに相当する。
商品A、商品B、商品C及び商品Dは、それぞれ、購入個数などをはじめとする所定の税率適用条件に従って適用される税率の組み合わせ(税率グループ)が異なる商品である。
商品税率設定モードにおいては、税率設定画面がタッチパネル付表示部14に表示される。店員は、税率設定画面に対する操作によって、商品ごとに税率を設定することができる。以下、店員が商品A、商品B、商品C、商品Dの順で税率を設定する場合の操作と、操作に応じたPOSレジスタ1の設定処理とについて説明する。
本実施形態においては、税率コード1としての10%の税率が標準税率であり、税率コード2としての8%の税率が軽減税率である。さらに、後述の税率コード3としての5%の税率と税率コード4としての0%(非課税)の税率もそれぞれ軽減税率である。
また、税率設定画面においては、税率グループ情報において格納される全ての税率グループを示す税率グループリストが表示される。そこで、店員は、税率グループリストから、税率設定対象として指定した商品Aに対応する税率グループを選択する。この場合には、同図に示すように、商品Aに対応する税率グループとしてグループナンバGP1の税率グループが選択される。
また、店員は、例えば商品の目録などを見て、商品Aについての税率適用条件の内容を確認すると、確認した税率適用条件の内容を入力する操作を税率設定画面に対して行う。
確定操作に応じて、グループナンバGP1の税率グループに対して、商品A及び商品Aに対応する税率適用条件Aが対応付けられることが確定される。即ち、商品Aについて税率が設定されたことになる。
これにより、同図に示すように、グループナンバGP2の税率グループに対して商品B及び商品Bに対応する税率適用条件Bが対応付けられた状態が得られる。そして、店員が確定操作を行うことによって、グループナンバGP2の税率グループに対して、商品B及び税率適用条件Bが対応付けられることが確定されることとなり、商品Bについて税率が設定されたことになる。
これにより、同図に示すように、グループナンバGP3の税率グループに対して商品C及び商品Dに対応する税率適用条件Dが対応付けられた状態が得られる。そして、店員が確定操作を行うことによって、グループナンバGP3の税率グループに対して、商品C及び税率適用条件Cが対応付けられることが確定されることとなり、商品Cについて税率が設定されたことになる。
これにより、同図に示すように、グループナンバGP1の税率グループに対して商品D及び商品Dに対応する税率適用条件Dが対応付けられた状態が得られる。そして、店員が確定操作を行うことによって、グループナンバGP1の税率グループに対して、商品D及び税率適用条件Dが対応付けられることが確定されることとなり、商品Dについて税率が設定されたことになる。
具体的には、グループナンバGP1の税率グループ情報における商品情報の領域には、商品Aに関する商品情報Aと、商品Dに関する商品情報Dとが格納される。また、グループナンバGP2の税率グループ情報における商品情報の領域には、商品Bに関する商品情報Bが格納される。また、グループナンバGP3の税率グループ情報における商品情報の領域には、商品Cに関する商品情報Cが格納される。
商品情報は、商品識別子と税率適用条件との各領域を含む構造である。商品Aに関連する商品情報Aの場合、同図のように、商品識別子の領域には商品Aを示す商品識別子が格納され、税率適用条件の領域には、商品Aの税率適用条件Aが格納される。具体的に、同図では、税率適用条件Aについて「イートインならば税率コード1を適用、テイクアウトならば税率コード2を適用」と記述された例が示されている。なお、同図では、説明を分かりやすくすることの便宜上、税率適用条件を通常の文章として記述した例を示しているが、例えば、所定のスクリプト言語、プログラミング言語などにより記述されてもよい。
消費税での軽減税率の導入にあたり、同じ商品について、イートインの場合には外食扱いとして高い税率を適用し、テイクアウトについては食料品の購入として扱って低い税率を適用するという考え方をとることができる。商品Aは、このような税率適用の考え方に従って税率適用条件が定められている。
商品Dに関連する商品情報Dの場合、同図のように、商品識別子の領域には商品Dを示す商品識別子が格納され、税率適用条件の領域には、商品Dの税率適用条件を示す情報が格納される。具体的に、同図では、商品Dの税率適用条件について「5個以下ならば税率コード1を適用、6個以上ならば税率コード2を適用」とされた例が示されている。
消費税での軽減税率の導入にあたり、同じ食品としての商品について、例えば購入個数が所定以下の場合には個人による飲食として扱って高い税率を適用し、購入個数が所定以上の場合には家族での飲食として扱って低い税率を適用するという考え方をとることができる。商品Dは、このような考え方に従って税率適用条件が定められている。
商品情報Bは商品Bに対応する。このため、商品情報Bにおける商品識別子の領域には、商品Bを示す商品識別子が格納される。
また、税率適用条件Bについては、「イートインならば税率コード1を適用、テイクアウトかつ5個以下ならば税率コード2を適用、テイクアウトかつ6個以上ならば税率コード2を適用」と記述された例が示されている。
商品Bは、イートイン・テイクアウトの区分に応じた税率適用の考え方と、購入個数に応じた税率適用の考え方との組み合わせに従って税率適用条件が定められている。
ステップS101:まず、POSレジスタ1は、商品税率設定モードへの移行を指示する操作が行われるのを待機している。
ステップS102:商品税率設定モードへの移行を指示する操作が行われると、POSレジスタ1は、商品税率設定モードに移行し、まず税率設定画面をタッチパネル付表示部14に表示する。税率設定画面は、商品に税率を設定するための操作に使用される操作画面である。
1つの商品の税率を設定するにあたり、店員は、まず、税率設定画面において表示される商品のリストのうちから税率設定対象の商品を指定する操作を行う。商品を指定する操作に応じて、POSレジスタ1は、指定された商品の商品識別子を取得する。POSレジスタ1は、例えば商品マスタなどの商品に関する情報を含むデータから商品識別子を取得することができる。
なお、本実施形態において「1つの商品」とは、個数ではなく、或る1つの商品識別子により示される商品をいう。
ステップS104:次に、店員は、税率設定対象として指定した商品に対応する税率グループを選択する操作を行う。POSレジスタ1は、操作によって選択された税率グループのグループナンバを取得する。
ステップS105:次に、店員は、税率設定対象として指定した商品についての税率適用条件を入力する操作を行う。POSレジスタ1は、税率適用条件の入力操作に応じて税率適用条件を生成する。
ステップS106:店員は、税率適用条件の入力までの操作を終えると、例えば前述のようにこれまでの1つの商品についての設定内容を確定させる確定操作を行う。確定操作に応じて、POSレジスタ1は、ステップS103により選択した商品の商品識別子と、ステップS105により生成した税率適用条件を含む商品情報を生成する。そのうえで、POSレジスタ1は、生成した商品情報を、記憶部12が記憶する税率グループ情報テーブルにおいて、ステップS104により取得されたグループナンバに対応する税率グループ情報に格納する。
そこで、POSレジスタ1は、税率設定モードの終了を指示する操作が行われたか否かについて判定する。
税率設定モードの終了を指示する操作が行われずに、例えば、次の税率設定対象としての商品を指定する操作が行われた場合には、ステップS103に処理が戻される。
しかし、本実施形態においては、例えば既に税率が設定されている商品について、図7にて説明したのと同様の手順により税率グループの対応付けと税率適用条件を変更することもできる。この場合、ステップS106により商品情報を格納する処理において、これまでに格納されていた商品情報を消去したうえで、新たな商品情報の格納が行われる。
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態にて説明したように商品についての税率設定に関する処理が行われることで、本実施形態のPOSレジスタ1の記憶部12には、図6に例示したように、商品情報が格納された税率グループ情報テーブルが記憶される。
本実施形態のPOSレジスタ1は、買上商品を登録する登録処理に際して、税率グループ情報テーブルに格納される税率グループ情報を利用して、以下のように店員の操作に対する支援が行われる。
本実施形態においては、1つの買上商品の登録にあたり、商品の指定が行われた後において税率を適用する段階に至ると、例えば商品登録画面において、例えば図8に示すような税率指定画面が表示される。
ここで、商品Dに対応する商品情報Dの内容は、図6(c)に示される。図6(c)の商品情報Dを格納する税率グループ情報は、図6(a)に示されるようにグループナンバGP1の税率グループが対応する。グループナンバGP1の税率グループに属する税率は、税率コード1(10%)と税率コード2(8%)である。このため、図8の税率指定画面には、税率コード1(10%)を選択する税率選択ボタンBT1と、税率コード2(8%)を選択する税率選択ボタンBT2との2つの税率選択ボタンが配置されている。
また、同図の税率指定画面において、税率コード選択ボタンの下には、決定ボタンBT11とキャンセルボタンBT12が配置されている。
決定ボタンBT11は、税率選択ボタンに対する操作により選択された税率を、商品に適用する税率として確定させるために操作されるボタンである。キャンセルボタンBT12は、税率指定操作をキャンセルし、他の操作に移行させる際に操作されるボタンである。キャンセルボタンBT12に対する操作が行われると、税率指定画面は消去される。
税率選択ボタンBT2を選択する操作は、例えば税率指定画面において税率選択ボタンBT2が配置されている領域をタッチする操作である。税率選択ボタンBT2を選択する操作が行われることに応じて、同図に示されるように、税率選択ボタンBT2が強調表示され、選択されている状態であることが示される。
ここで、商品Dに税率コード2(8%)の税率が適用されたということは、商品Dの購入個数が6個以上であることになる。そこで、本実施形態のPOSレジスタ1は、商品Dに税率コード2(8%)を適用することが確定された後の購入個数の入力操作に際して、税率コード2(8%)の税率適用条件に適合する6個以上の購入個数の入力については有効なものとして受け付けるが、5個以下の購入個数の入力は無効なものとして受け付けないようにする。
なお、従来におけるPOSレジスタや登録装置と精算装置が分離するPOSシステムなどにおいては、客に向けて表示を行う顧客用表示手段により税率を表示させることを行っていない。このため、客が買い上げ商品の税率を商品登録時または精算時に知ることができないという問題があった。客は、会計が終わった後に渡されるレシートの印字内容を見なければ買い上げ商品の税率を確認できずにいた。
このような課題を解決するために、前述のように、店員により税率選択ボタンBT1を操作して税率が確定されると、顧客用表示部側に他の表示項目(商品名称、価格など)と確定された税率とを区別して分かりやすい表示態様で表示させるようにPOSレジスタ1を構成するとよい。これにより、確定された税率を客に知らせることが可能となり、客は買い上げ商品に適用される税率(軽減税率が適用されたこと)を目視により確認し、容易に把握することができる。
ここでの「分かりやすい表示態様」の具体例として、軽減税率が適用された旨のメッセージやコメントとともに税率を表示する、あるいは税率を強調表示あるいは枠囲いする、または、他の表示と異なる色または太文字の種類(異なるフォント)、あるいは表示する文字サイズを大きくするなどの表示(報知)を行うといった態様を挙げることができる。なお、軽減税率が適用されたときにのみ客側表示部に適用された税率を表示するようにしてもよい。これにより、客は買い上げ商品に適切な税率が適用されたこと(適切に軽減税率が適用されたこと)を知ることができるので安心して会計を行うことができるという効果を奏する。
この場合において、店員が税率選択ボタンBT1を操作して税率コード1(10%)を選択して決定ボタンBT11に対する操作を行ったのであれば、その後においては以下のようにPOSレジスタ1が動作する。つまり、POSレジスタ1は、イートインとテイクアウトとのいずれかを指定するイートイン・テイクアウトの指定操作が行われた際に、イートインを指定する操作は受け付けるが、テイクアウトを指定する操作は受け付けないように動作する。
一方、店員が税率選択ボタンBT1を操作して税率コード1(10%)を選択して決定ボタンBT11に対する操作を行ったのであれば、POSレジスタ1は、その後のイートイン・テイクアウトの指定操作に際して、テイクアウトを指定する操作は受け付けるが、イートインを指定する操作は受け付けないように動作する。
なお、イートイン・テイクアウトの指定操作は、店員用表示部に表示させた税率選択ボタンBT1により操作することに限らず、例えば、イートイン・テイクアウトの指定操作が必要な商品である場合は、顧客用表示部16(客用表示手段)にイートイン・テイクアウトのいずれかを選択させるボタンを表示させ、客に選択させるようにしてもよい。この場合の操作受付は、タッチパネル付表示部14(店員用表示手段)での動作仕様と同じにするとよい。なお、この場合において、客の操作が完了しなければ次の商品の登録ができないようにしてもよい。これにより、店員の操作を軽減させることができるとともに、店員がその都度、客にイートインであるかテイクアウトであるかを質問する必要がなくなるので、客も店員に煩わしさを覚えることがなく、また、商品の登録処理や精算処理をスムーズに行うことができるとういう効果を奏する。
あるいは、項目内容の入力がタッチパネル付表示部14に表示されたボタンなどの選択である場合には、適合しない項目内容に対応するボタンをグレーアウトさせるなどして操作が不可の状態としてもよい。
ステップS202:ここで、店員が商品Dを買上商品として登録する登録商品指定操作を行うと、この登録商品指定操作に応じて、POSレジスタ1は商品Dの商品識別子を取得する。
ステップS203:次に、POSレジスタ1は、記憶部12に記憶される税率グループ情報テーブルから、ステップS202により取得した商品Dの商品識別子を含む商品情報を格納する税率グループを取得する。この場合には、図6(a)に示されるように、グループナンバGP1の税率グループが取得される。
ステップS204:POSレジスタ1は、ステップS203により取得された税率グループを利用して、図8に示した税率指定画面をタッチパネル付表示部14に表示させる。
そこで、POSレジスタ1は、税率指定画面に対する上記の操作が行われて、商品Dに対して適用する税率が確定されるのを待機する。
ステップS207:また、POSレジスタ1は、商品Dへの適用が確定された税率について判定する。この場合、グループナンバGP1の税率グループには、税率コード1(10%)と税率コード2(8%)とが属する。従って、ステップS206の判定によっては、税率コード1と税率コード2とのいずれかであることが判定結果として得られる。
ステップS208、S209は、商品に適用される税率が確定されたことに応じて、適用される税率に適合する項目内容の入力については有効とし、適合しない項目内容の入力については無効とするように入力に関する設定を行う処理である。
ステップS211:購入個数についての入力操作が行われると、POSレジスタ1は、入力操作によって入力された購入個数が、受け付け可能であるか否かについて判定する。具体的に、POSレジスタ1は、ステップS208の処理を経てステップS211に至った場合には、ステップS208の設定に従って、入力された購入個数が「5」以下であれば、受け付け可能であると判定し、「6」以上であれば受け付け不可であると判定する。
これに対して、POSレジスタ1は、ステップS209の処理を経てステップS211に至った場合には、ステップS209の設定に従って、入力された購入個数が「6」以上であれば、受け付け可能であると判定し、「5」以下であれば受け付け不可であると判定する。
ステップS213:一方、ステップS211により受け付け不可であると判定された場合、POSレジスタ1は、入力された購入個数をキャンセルし、無効とする。なお、このように入力された購入個数についてキャンセルされた場合には、例えばステップS210に処理が戻される。これにより、商品Dに適用した税率に適合した購入個数を入力し直すことができる。
また、ステップS213に至った場合としては、例えば入力された購入個数が誤っているのではなく、税率指定画面に対する操作によって商品Dへの適用が確定された税率のほうが誤っている可能性もある。このように適用が確定された税率のほうが間違いであることに気付いたような場合には、所定操作により税率指定画面を再度表示させ、ステップS205から処理を再開させることもできる。
続いて、第3実施形態について説明する。先の第2実施形態のPOSレジスタ1では、まず買上商品としての登録が指定された商品に適用する税率が設定されることに応じて、設定された税率の適用条件に適合しない項目内容の入力が行われないようにされていた。
これに対して、本実施形態のPOSレジスタ1では、買上商品として指定された商品について、まず、購入個数やイートイン・テイクアウトの指定などの項目内容の入力操作が行われていく。そして、項目内容が入力されていくことに応じて、POSレジスタ1は、指定された商品について税率適用条件に基づいて、入力された項目内容に適合する1以上の税率を適用候補として選択し、その選択結果をタッチパネル付表示部14に表示する。
図12(a)は、ステップS303により初期的に表示される税率リストの態様例を示している。
ステップS302により取得されたグループナンバGP2に対応する税率グループは、税率コード1(10%)、税率コード2(8%)及び税率コード3(5%)の組み合わせである。同図に示されるように、ステップS303により表示される税率リストは、グループナンバGP2に対応する税率グループの組み合わせが反映されている。
なお、当該ステップS305が2回目以降の処理となる場合には、これまでに記憶されていたイートイン・テイクアウト区分から、今回のステップS304に応じて指定されたイートイン・テイクアウト区分に更新が行われる。
ステップS307:ステップS306により購入個数についての指定操作が行われたことが判定された場合、POSレジスタ1は、操作により指定された購入個数を記憶する。
なお、当該ステップS307が2回目以降の処理となる場合には、これまでに記憶されていた購入個数から、今回のステップS306に応じて指定された購入個数に更新が行われる。
商品Bについての登録の終了は、例えば、買上商品として登録する次の商品についての指定が行われた場合、あるいは、小計操作が行われた場合などが該当する。
商品Bについての登録が終了していないことが判定された場合にはステップS304に処理が戻される。これにより、登録が終了するまでの間、店員は、イートイン・テイクアウト区分の指定操作と、購入個数の指定操作とをやり直すことができる。
そこで、POSレジスタ1は、商品Bの登録の終了したことが判定された場合には、このときに適用候補として選択されている1つの税率を、商品Bに適用する税率として確定させる。この後、POSレジスタ1は、例えば次の商品の登録に関する操作が行われた場合には、商品登録に関する処理を実行し、小計操作が行われた場合には、精算に関する処理を実行する。
商品Bに対応する税率グループは、グループナンバGP2に対応する税率コード1、2、3の組み合わせである。また、商品Bの税率適用条件は、商品情報B(図6(d))によれば、「イートインならば税率コード1を適用、テイクアウトかつ5個以下ならば税率コード2を適用、テイクアウトかつ6個以上ならば税率コード2を適用」というものである。以下に説明する処理は、上記のような税率適用条件の記述に従って行われる。
ステップS402:イートイン・テイクアウト区分が記憶済みでない段階では、適用される税率としては、対応の税率コードにおける税率コード1、2、3から絞り込むことはできず、いずれもが適用される可能性がある。そこで、この場合のPOSレジスタ1は、税率コード1、2、3を商品Bへの適用候補として選択する。
ステップS404:商品Bの税率適用条件によれば、イートインの場合には一義的に税率コード1が適用される。そこで、イートイン・テイクアウト区分がイートインであることが判定された場合には、税率コード1を商品Bへの適用候補として選択する。
商品Bの税率適用条件によれば、イートイン・テイクアウト区分がテイクアウトである場合に適用される税率は、購入個数に応じて税率コード2、3のいずれかとなる。
そこで、記憶されたイートイン・テイクアウト区分がテイクアウトである場合、POSレジスタ1は、購入個数が記憶済みであるか否かについてさらに判定する。
ステップS406:ステップS405にて購入個数が記憶済みでないことが判定された場合、税率コード2、3のうちからいずれかに絞り込むことはできない。そこで、この場合、POSレジスタ1は税率コード2、3を商品Bへの適用候補として選択する。
ステップS408:商品Bの税率適用条件によれば、イートイン・テイクアウト区分がテイクアウトである場合においては、購入個数が5以下の場合に適用される税率は税率コード2であり、6以上の場合に適用される税率は税率コード3である。
そこで、記憶されている購入個数が5以下であることがステップS407にて判定された場合、POSレジスタ1は、税率コード2を商品Bへの適用候補として選択する。
ステップS409:一方、記憶されている購入個数が5以下ではない、即ち6以上であることがステップS407にて判定された場合、POSレジスタ1は、税率コード3を商品Bへの適用候補として選択する。
これにより、店員は、商品登録操作を行いながら、これまでに入力済みの項目の内容に対応する税率の適用候補を確認することができる。
続いて、第4実施形態について説明する。先の各実施形態においては、図6に示したように、商品マスタなどの商品に関する情報に対して別途に税率グループ情報テーブルを設けることにより商品についての税率設定が行われるようにしていた。しかし、税率設定のための情報は上記のような態様に限定されるものではない。そこで、第4実施形態として、商品マスタとしての情報に税率設定に関する情報を格納することにより商品への税率設定が行われるようにされた構成を例に挙げて説明する。
商品名の領域は、対応の商品の名称(商品名)が格納される。
第1分類コード、第2分類コード及び第3分類コードの各領域には、対応の商品について割り当てられた分類を示す分類コードが格納される。ここで、第1分類、第2分類及び第3分類は階層化されており、第1分類が最も上の階層とされ、第1分類の階層下に第2分類があり、第2分類の階層下に第3分類が設定される。
一具体例として、第1分類においては、「食品」、「衣料品」、「生活用品」などの分類の区分により商品が分類される。また、第2分類については、例えば第1分類が「食品」の場合であれば、「食品」の階層下で「生鮮品」、「加工品」などに分類される。第3分類においては、例えば第2分類が「加工品」の場合であれば、「総菜」、「肉加工品」、「乳加工品」などに分類される。
本実施形態においては、分類ごとに税率(軽減税率または標準税率)を対応付けておくことができる。具体的に、1つの第1分類に対応させて税率が設定されていてもよい。この場合、その階層下の第2分類と第3分類とについては、第1分類と同じ税率が一律に適用されればよい。また、1つの第1分類のもとで、第2分類ごとに税率が設定されていてもよい。また、1つの第2分類のもとで、その階層下の第3分類ごとに税率が設定されていてもよい。分類コードに対応付けられた税率は、分類税率テーブルによって管理される。分類税率テーブルは、例えばPOSレジスタ1のRAM13に記憶される。
特売コードの領域は、対応の商品が特売の対象として設定されている場合に、適用される特売を示す識別子(特売コード)が格納される。
例えば、同図の商品マスタにおける商品Aが買上商品として登録された場合、本実施形態のPOSレジスタ1は、商品Aの税率の設定にあたり、商品マスタにおける商品Aの商品情報の軽減税率区分を参照する。この場合、軽減税率区分の値は「0」である。前述のように、軽減税率区分の値が「0」である場合、商品の分類に対応して設定されている軽減税率が商品に適用する。
そこで、POSレジスタ1は、商品Aの商品情報における第1分類コードの領域を参照して、第1分類コードが「100」であることを認識し、第1分類コード「100」に対応付けられた税率を、分類税率テーブルから参照する。参照の結果、第1分類コード「100」に税率が対応付けられていれば、POSレジスタ1は、対応付けられていた税率を、商品Aに適用する税率として設定する。
参照の結果、第1分類コード「100」に税率が対応付けられていなければ、POSレジスタ1は、さらに同じ商品情報の第2分類コードの領域を参照して、第2分類コードが「101」であることを認識し、第2分類コード「101」に対応付けられた税率を、分類税率テーブルから参照する。
参照の結果、第2分類コード「101」に税率が対応付けられていれば、POSレジスタ1は、対応付けられていた税率を、商品Aに適用する税率として設定する。参照の結果、第2分類コード「101」に税率が対応付けられていなければ、POSレジスタ1は、さらに同じ商品情報の第3分類コードの領域を参照して、第3分類コードが「111」であることを認識し、第3分類コード「111」に対応付けられた税率を、分類税率テーブルから取得する。そして、POSレジスタ1は、取得した税率を、商品Aに適用する税率として設定する。
なお、商品の購入に応じて会員である客のポイントカードに記録されたポイント残高にポイントを加算することが行われる場合がある。そこで、購入された商品について条件に応じて複数の税率のうちのいずれかが適用される場合には、POSレジスタ1は、適用された税率に応じて、加算するポイントの数を変更してもよい。この場合、適用される税率が高くなることに応じて、加算されるポイント数も段階的に多くしていくように変更することができる。
1つには、例えば複数の商品ごとの価格の小計金額における比率に応じて各商品の値引き額を設定し、各商品の価格から設定された値引き額を差し引く。つまり、値引き額の按分を行う。そして、値引き額が差し引かれた後の価格に対して税率を適用して合計金額を求めるようにすることができる。
また、1つには、複数の商品ごとに均等に値引き額を割り当てたうえで、値引き額が差し引かれた後の価格に対して税率を適用して合計金額を求めるようにすることができる。
また、1つには、複数の商品の価格に応じた重み付けを行って、例えば上記の按分を行った場合よりも、価格の高いものほど値引き額が多く、価格の低いものほど値引き額が少なくなるように設定して各商品の値引きを行い、そのうえで値引き額が差し引かれた後の価格に対して税率を適用して合計金額を求めるようにすることもできる。なお、逆に、価格の高いものほど値引き額が少なく、価格の低いものほど値引き額が多くなるように設定して各商品の値引きを行うようにしてもよい。
また、1つには、複数の商品に適用される税率に応じた重み付けを行って、例えば税率の高いものほど値引き額が多く、税率の低いものほど値引き額が少なくなるように設定して各商品の値引きを行い、そのうえで値引き額が差し引かれた後の価格に対して税率を適用して合計金額を求めるようにすることもできる。なお、逆に、税率の高いものほど値引き額が少なく、税率の低いものほど値引き額が多くなるように設定して各商品の値引きを行うようにしてもよい。
また、POSレジスタ1は、取引ごとに、上記のような複数の合計金額の算出手法のそれぞれにより合計金額を求めたうえで、最も合計金額が少なくなる合計金額の算出手法を採用して会計を行うようにしてもよい。これにより、客にとってはできるだけ少ない合計金額を支払えばよいこととなる。また、逆に、合計金額が多くなるほうの合計金額の算出手法を採用して会計を行うことで、店舗側に有利となるようにすることもできる。
また、POSレジスタ1は、レシートの発行にあたり、軽減税率が適用された商品と軽減税率が適用されない商品とが視覚的に容易に区別できるような様式で印字を行ってもよい。
具体的には、レシートにおいて、軽減税率が適用された商品を、まず、まとめて1行目から順に印字し、続けて軽減税率が適用されない商品をまとめて順に印字するようにしてもよい。あるいは逆に、軽減税率が適用されない商品を先にまとめて順に印字し、次に軽減税率が適用された商品をまとめて順に印字してもよい。これにより、レシートにおいて軽減税率が適用された商品について印字された領域と、軽減税率が適用されない商品について印字された領域とが明確に分離される。
あるいは、POSレジスタ1は、軽減税率が適用された商品の行には所定のマークを付し、軽減税率が適用されない商品の行にはマークを付さないようにしてレシートを発行してもよい。あるいは、POSレジスタ1は、軽減税率が適用された商品の行と軽減税率が適用されない商品の行とで互いに異なるマークを付すようにしてレシートを発行してもよい。あるいは、POSレジスタ1は、軽減税率が適用された商品と軽減税率が適用されない商品とで、印字の態様(例えば文字の太さ、斜め文字、フォントのサイズ、アンダーラインの有無など)を異ならせるようにしてレシートを発行してもよい。
また、POSレジスタ1は、商品登録に際して、登録された商品についての商品名、価格、税込価格、税額などをタッチパネル付表示部14や顧客用表示部16に表示してもよい。
このように税に関する情報が印字または表示されることで、商品についての税に関する情報を分かりやすく店員や客に提示することが可能になる。
例えば、税率適用条件に採用される項目には、買上金額が含まれてもよい。つまり、例えば、或る商品について、買上金額に応じて段階的に異なる税率が適用されるように税率適用条件を定めることができる。
この場合において、併せて購入する特定の商品は、必ずしも本商品と同じ取引に含められなくともよい。つまり、客が既に特定の商品を購入している場合、客は、本商品の購入に際して、特定の商品の購入の際に店舗から渡された購入証明書をPOSレジスタ1の店員に渡す。
POSレジスタ1の店員は、本商品の登録を行うにあたり、客から渡された購入証明書に記載された特定の商品を入力する操作を行う。特定の商品を入力する操作は、例えば店員がタッチパネル付表示部14またはキー操作部15に対する操作であってもよいし、購入証明書に印刷された特定の商品を示すバーコードをスキャナ部18により読み取らせる操作であってもよい。
POSレジスタ1は、本商品が登録された際に、上記のように特定の商品が入力されると、本商品に対応する税率適用条件に従って、特定の商品が併せて購入された場合に対応する税率を本商品に適用すればよい。このように構成すれば、特定の商品と購入対象の商品とで取引が異なっていても、商品を組み合わせて購入した際の軽減税率の適用が可能となる。
ここで、まず、店員は、客がPOSレジスタ1に買上商品として持ってきた10個の商品Dについて、1客対応の取引として商品登録を行った。この場合、商品Dについては商品登録にあたり、購入個数が10であるとして入力が行われる。この場合、商品Dの購入個数は6以上に該当するので、商品Dに適用する税率は、税率コード2の8%となる。
この後において、例えば小計操作が行われる前で商品登録操作により登録された内容が確定される前の段階にて、客から、10個の商品Dの取引を、6個の取引と4個の取引との2つの取引に分けたいとの申し出があった。
そこで、店員は、客からの申し出に応じて、商品Dについて、6個の会計と、4個の会計とに分割するように訂正する操作を行う。このような訂正の操作が行われたことに応じて、POSレジスタ1は、1取引において購入個数が10個で登録された商品Dについて、購入個数が6個で登録が行われた取引と、購入個数が4個で登録が行われた取引の2つの取引に分割する処理を行う。そして、POSレジスタ1は、このように取引を分割したことに応じて、購入個数が6個で商品Dの登録が行われた取引においては、商品Dに税率コード2を適用し、購入個数が4個で商品Dの登録が行われた取引においては、商品Dに税率コード1を適用する。
このような構成であれば、取引の分割の訂正により変更された購入個数に応じて商品に適用する税率も変更されることになる。これにより、例えば分割前の元の取引に関する登録をキャンセルして、分割後の複数の取引ごとに応じた商品登録操作をはじめから行う必要がなく、訂正に応じた会計を円滑にすすめていくことが可能になる。
以上説明したように、本実施形態の一態様は、買上商品を登録する登録手段と、登録手段で登録された商品が軽減税率の対象商品である場合、複数の異なる税率を選択可能に表示部に表示し、該表示した税率のうちから適用の対象とする税率を選択させる税率選択手段とを備えるPOSレジスタ1(商品販売データ処理装置の一例)である。
上記構成によれば、登録された買上商品が軽減税率の対象である場合には、複数の異なる税率が選択可能に表示され、表示された税率のうちから適用の対象とする税率を選択することが可能になる。これにより、1つの商品に対して複数の税率のうちから適用の対象となる税率を設定することか可能になる。
上記構成によれば、複数の異なる税率の組み合わせによる税率グループを商品に対して対応付けることにより、商品に対して一度に複数の税率を設定することができる。即ち、本実施形態によっては、商品に対して複数の税率を効率よく設定することが可能になる。
上記構成によれば、複数の税率が設定された商品に対して、さらの複数の税率をどのような条件のときに商品に適用すべきかを示す税率適用条件が対応付けられる。これにより、POSレジスタ1は、買上商品に関して例えば購入個数などの所定項目についての入力が行われることに応じて、項目内容に適合した税率の選択を行うことが容易に可能となる。
上記構成によれば、買上商品に適用する税率を先に選択すると、その後の買上商品に関する項目の入力においては、選択された税率に適合する項目内容の入力のみが受け付けられるようにすることができる。これにより、買上商品に対する項目内容の誤入力を防止することが可能になる。
上記構成によれば、POSレジスタ1は、税率グループのうちから選択された税率を商品に適用して精算処理を行うことが可能になる。
上記構成によれば、買上商品の登録操作に際して、所定の項目を入力していくごとに、入力された項目内容に適合する税率が適用候補として選択されていくようにすることができる。
上記構成によれば、店員(または客)は、商品の登録に際して所定の項目を入力していくごとに、入力された項目内容に適合する適用候補としての税率がいずれであるのかを視覚的に把握することが可能になる。
Claims (8)
- 買上商品を登録する登録手段と、
前記登録手段で登録された商品が軽減税率の対象商品である場合、複数の異なる税率のうちから適用の対象とする税率を選択させる税率選択手段と、
複数の異なる税率の組み合わせによる税率グループを記憶する記憶手段とを備え、
前記登録手段は、前記記憶手段が記憶する税率グループと、登録された商品とを対応付ける
ことを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記登録手段は、
税率グループと対応付けられた商品に対して、前記税率グループに属する税率ごとの前記商品への適用条件を示す税率適用条件をさらに対応付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 買上商品として登録された商品と対応付けられた税率グループから税率が選択されることに応じて、前記登録された商品と対応する税率適用条件に基づいて、選択された税率の適用条件を満たさない項目の入力を無効化する入力制御手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載の商品販売データ処理装置。 - 買上商品として登録された商品と対応付けられた税率グループから選択された税率を前記登録された商品に適用する税率適用手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - 買上商品として登録された商品と対応付けられた税率グループから、入力された項目内容に該当する税率適用条件を満たす1以上の税率を前記登録された商品への適用候補として選択する税率適用手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載の商品販売データ処理装置。 - 買上商品として登録された商品と対応付けられた税率グループに属する税率を表示し、前記税率適用手段により適用候補として選択された税率と、前記適用候補として選択されていない税率とで表示の態様を変更する表示制御手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項5に記載の商品販売データ処理装置。 - 商品販売データ処理装置としてのコンピュータを、
買上商品を登録する登録手段、
前記登録手段で登録された商品が軽減税率の対象商品である場合、複数の異なる税率のうちから適用の対象とする税率を選択させる税率選択手段、
複数の異なる税率の組み合わせによる税率グループを記憶する記憶手段として機能させるためのプログラムであって、
前記登録手段は、前記記憶手段が記憶する税率グループと、登録された商品とを対応付ける
プログラム。 - 前記登録手段は、
税率グループと対応付けられた商品に対して、前記税率グループに属する税率ごとの前記商品への適用条件を示す税率適用条件をさらに対応付ける
請求項7に記載のプログラム。
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