JP6710291B2 - 高調波電流補償装置および空気調和システム - Google Patents

高調波電流補償装置および空気調和システム Download PDF

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Description

本発明は、系統電源に流れる電流の高調波成分を抑制する高調波電流補償装置および空気調和システムに関するものである。
従来の高調波電流補償装置は、系統電源と系統電源に接続された高調波発生負荷との間に、並列に接続されている。従来の高調波電流補償装置は、負荷電流に急激な変化がなく、また周期性があることを前提として高調波発生負荷の負荷電流を検出し、高調波発生負荷によって発生した、負荷電流に含まれる高調波成分を抽出する。そして、従来の高調波電流補償装置は、電源周期が1周期分だけ遅れている高調波成分から補償量を演算し、演算した補償量に基づきスイッチング素子のON状態およびOFF状態を制御することにより、抽出した高調波成分を相殺する補償電流を発生させる。
従来の高調波電流補償装置は、制御周期間隔で二線間の線間電圧を検出し、検出した線間電圧に基づき、系統電源の電源周期を電源電圧のゼロ点で判定する。
また、従来の高調波電流補償装置は、ゼロ点の判定により得られた電源周期と、検出した線間電圧とに基づいて相電圧実効値を演算し、演算した相電圧実効値と制御周期間隔で検出した位相θとに基づき、相電圧瞬時値を演算する。
また、このような高調波電流補償装置では、装置の構成要素となるトランスによる系統電源の電圧歪みを抑制することが提案されている。具体的には、例えば、上述したようにして相電圧、負荷電流および位相を検出することに加えて、トランスの励磁電流成分を検出することにより、励磁電流の補償電流および高調波成分を相殺するために必要な補償電流を発生させる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−308773号公報
ところで、従来の高調波電流補償装置は、補償電流の瞬時値が予め設定された値以上となった場合に、過大な電流が流れることによる装置の故障防止機能として、停止状態となる機能を有している。また、高調波電流補償装置の故障防止機能として、出力電流が予め設定された実効値以上とならないように、あるいは、高調波電流補償装置の皮相電力が予め設定された値以上にならないように出力を抑制する出力抑制機能を有している。
さらに、高調波電流補償装置は、その他の機能として、瞬時的な出力電流値が予め設定された値以上となる場合に、出力電流の瞬時値を自動的に設定値以下に抑制する機能を有している。このように、従来の高調波電流補償装置は、上述した3つの機能を組み合わせることにより、装置の安定的な動作を行っている。
しかしながら、高調波電流補償装置は、負荷電流に急激な変化がないことを利用して、負荷電流から補償電流の制御量を決定している。そのため、例えば、系統電源における電源電圧の電圧不平衡または電圧の大きな歪み等が発生した場合、高調波電流補償装置は、電源電圧環境の変動の影響を反映するのが遅れてしまう。すなわち、電圧不平衡または電圧の大きな歪み等が発生した場合には、系統電源周期中の予期しない位相において、補償電流が瞬時的に増加してしまう可能性がある。
この場合、原理的には補償の必要がない負荷電流の直流成分および偶数次の高調波成分が増加する可能性がある。上述した出力抑制機能は、系統電源の影響で負荷電流の瞬時値の変化が大きくなった場合に動作して補償電流の上限を抑制するため、この増加した高調波成分を抑制することができない。そのため、受電設備機器の発熱により、電源設備が停止する可能性があり、空気調和装置を安定して動作させる点で、改善の余地があった。
また、空気調和装置の発停の頻度が高くなると、空気調和装置では、冷房または暖房等の空気調和の動作の起動および停止を繰り返す状態が発生する。そのため、システム全体として能力不足に陥る虞があった。
本発明は、上記従来の技術における課題に鑑みてなされたものであって、系統電源の影響で設備機器に流入する負荷電流に発熱の原因となる高調波成分が発生しても、補償電流を過剰に増加させることなく、また、電源設備を異常停止させることなく空気調和装置の運転を継続させることができる高調波電流補償装置および空気調和システムを提供することを目的とする。
本発明は、系統電源に接続された負荷に並列に接続され、補償電流を供給することにより、前記系統電源から前記負荷に入力される負荷電流に含まれる高調波成分を抑制する高調波電流補償装置であって、前記負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、前記補償電流を検出する補償電流検出手段と、前記負荷電流検出手段で検出された前記負荷電流に含まれる前記高調波成分、および前記補償電流検出手段で検出された前記補償電流に基づき、前記補償電流の制御量を演算する制御量演算手段と、前記制御量が設定値を超える場合に、前記制御量を前記設定値に抑制するリミッタと、前記系統電源の線間電圧を検出する線間電圧検出手段と、前記線間電圧検出手段で検出された前記線間電圧に基づき、前記系統電源の変動に追従した相電圧指令を演算する相電圧指令演算手段と、前記制御量および前記相電圧指令に基づき、制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記制御信号生成手段で生成された前記制御信号に基づき、前記補償電流を生成する主回路とを備え、前記リミッタは、前記線間電圧検出手段で検出された前記線間電圧に基づき、該線間電圧の不平衡率を演算するとともに、前記線間電圧に含まれる高調波成分を抽出して歪み率を演算し、演算した前記不平衡率または前記歪み率に基づき、前記設定値を調整するものである。
以上のように、本発明によれば、系統電源の変動に追従した相電圧指令に基づき、補償電流を生成することにより、系統電源の影響で設備機器に流入する負荷電流に発熱の原因となる高調波成分が発生しても、補償電流を過剰に増加させることなく、また、電源設備を異常停止させることなく負荷の運転を継続させることができる。
実施の形態に係る空気調和システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す高調波電流補償装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す高調波電流補償装置における相電圧演算処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施の形態.
以下、本発明の実施の形態に係る空気調和システムについて説明する。この空気調和システムでは、例えば、高調波電流補償装置が、交流電源等の系統電源から負荷に対して流れる負荷電流の高調波成分を抑制することにより、負荷電流を補償するものである。
[空気調和システムの構成]
図1は、本実施の形態に係る空気調和システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、空気調和システム1は、系統電源2、高調波発生負荷3、高調波電流補償装置4および冷媒回路5等を備えている。この空気調和システム1では、系統電源2に高調波発生負荷3が接続され、高調波発生負荷3に冷媒回路5が接続されている。また、高調波電流補償装置4は、系統電源2と高調波発生負荷3との間で、高調波発生負荷3に並列に接続されている。系統電源2は、例えば三相交流電源であり、接続された高調波発生負荷3に対して負荷電流ILを供給する。
高調波発生負荷3は、例えば、整流器、直流リアクタ、および平滑コンデンサ(いずれも不図示)等を備えた電力変換装置である。高調波発生負荷3は、系統電源2の交流電力をPWM制御によって任意の周波数の交流電力に変換し、冷媒回路5に供給する。このとき、高調波発生負荷3は、例えば交流電力を変換する際に、高調波を発生させる。
冷媒回路5は、例えば、圧縮機、熱源側熱交換器、膨張装置、四方弁、および負荷側熱交換器等が冷媒配管を介して接続されて構成されたものである。冷媒回路5では、圧縮機が圧縮して吐出した冷媒が冷媒配管内を循環することにより、冷凍サイクルが形成されている。
(高調波電流補償装置)
高調波電流補償装置4は、例えば、系統電源2と高調波発生負荷3との間の三相(R相、S相およびT相)に設けられたそれぞれの負荷電流検出器6R、6Sおよび6Tで、系統電源2から高調波発生負荷3に供給される三相の負荷電流ILを検出する。高調波電流補償装置4は、検出した負荷電流ILに基づいて補償電流Iaを生成する。そして、高調波電流補償装置4は、生成した補償電流Iaを系統電源2と高調波発生負荷3との間に設けられた受電点10R、10Sおよび10Tに供給し、負荷電流ILを補償する。これにより、高調波発生負荷3から発生する高調波が抑制される。
負荷電流検出器6R、6Sおよび6Tは、例えば、それぞれCT(Current Transformer)等の電流センサで構成されている。なお、これに限られず、負荷電流検出器6R、6Sおよび6Tは、例えば、シャント抵抗で構成されてもよい。なお、以下の説明において、負荷電流検出器6R、6Sおよび6Tを特に区別する必要がない場合には、単に「負荷電流検出器6」と総称して説明する。また、負荷電流検出器6は、単一および複数の双方の場合を含むものとする。
図1に示すように、高調波電流補償装置4は、例えば、補償電流検出器11、位相検出手段12、補償出力指令演算手段13、補償出力指令抑制判定レベル設定手段14、補償出力指令抑制判定手段15、補償出力指令抑制演算手段16、誤差量演算手段17、制御量演算手段18、線間電圧検出手段19、相電圧指令演算手段20、リミッタ21、制御信号生成手段22、および主回路23を備えている。
補償電流検出器11R、11Sおよび11Tは、主回路23の出力側に設けられ、主回路23から出力される各相(R相、S相およびT相)の補償電流Iaを検出する。補償電流検出器11R、11Sおよび11Tは、検出結果を誤差量演算手段17および補償出力指令抑制判定手段15に供給する。補償電流検出器11R、11Sおよび11Tは、例えば、CTまたはシャント抵抗等で構成されている。なお、以下の説明において、補償電流検出器11R、11Sおよび11Tを特に区別する必要がない場合には、単に「補償電流検出器11」と総称して説明する。また、補償電流検出器11は、単一および複数の双方の場合を含むものとする。
位相検出手段12は、系統電源2の電源電圧の位相を検出する。位相検出手段12は、例えば、系統電源2の電源電圧のゼロ点を検出する検出回路を備え、検出した系統電源2の電源電圧のゼロ点から電源電圧の位相θを、予め設定された制御周期毎に演算する。制御周期は、例えば、後述する主回路23に設けられているスイッチング素子のON状態とOFF状態とを制御する周期を示すキャリア周期と同周期に設定される。
補償出力指令演算手段13は、負荷電流検出器6から供給された負荷電流ILから基本波成分を取り除き、負荷電流ILに含まれる高調波成分を抽出する。補償出力指令演算手段13は、例えば、位相検出手段12によって演算された位相θ毎に、負荷電流ILに含まれる高調波成分を演算する。補償出力指令演算手段13は、演算により得られた高調波成分に対応する信号を補償出力指令として、補償出力指令抑制演算手段16または誤差量演算手段17に供給する。
補償出力指令演算手段13は、例えば、バンドパスフィルタで構成され、予め設定された周波数範囲の高調波成分を抽出する。また、これに限られず、補償出力指令演算手段13は、例えばハイパスフィルタで構成され、予め設定された周波数以上の高調波成分を抽出してもよい。
補償出力指令抑制判定レベル設定手段14は、後述する補償出力指令抑制判定手段15における抑制判定値を設定するために設けられている。補償出力指令抑制判定レベル設定手段14は、抑制判定値を、例えば予め設定された第1〜第4の値といった任意の値に設定することができる。抑制判定値は、系統電源2における線間電圧の不平衡の度合い、または電圧歪みの大きさに応じて設定される。
補償出力指令抑制判定手段15は、補償電流検出器11で検出された補償電流Iaと、補償出力指令抑制判定レベル設定手段14で設定された抑制判定値とを比較し、補償出力指令を抑制するか否かを判定する。補償出力指令抑制判定手段15は、判定結果を示す情報を、補償出力指令抑制演算手段16に供給する。
補償出力指令抑制演算手段16は、補償出力指令抑制判定手段15の判定結果に基づき、補償出力指令演算手段13から供給された補償出力指令を抑制する。補償出力指令抑制演算手段16は、抑制した補償出力指令を誤差量演算手段17に供給する。
誤差量演算手段17は、補償出力指令演算手段13または補償出力指令抑制演算手段16から供給された補償出力指令と、補償電流検出器11で検出された補償電流Iaとに基づき、補償出力指令と補償電流Iaとの誤差量を演算する。誤差量演算手段17は、演算により得られた誤差量を制御量演算手段18に供給する。
制御量演算手段18は、誤差量演算手段17から供給された誤差量に基づき、制御量を演算する。制御量演算手段18は、演算により得られた制御量をリミッタ21に供給する。ここで、制御量演算手段18は、制御周期間隔で負荷電流ILを位相毎に補償する。本実施の形態において、制御量演算手段18は、これに加えて、負荷電流ILが周期性を有するとして、180度離れた2つの位相における誤差量から平均の誤差量を算出する。そして、2つの位相には、符号の異なる同じ大きさの補償量を供給し、1周期の補償量の和がゼロとなるように制御する。このように、負荷電流ILにおける1周期の補償量の和がゼロとなるようにすることにより、系統電源2に不平衡または歪みが発生した場合に、負荷電流ILにおいて原理的に補償する必要のない直流成分および偶数次の高調波成分が増加することが回避される。
線間電圧検出手段19は、主回路23の出力側に設けられ、主回路23に供給される系統電源2の電源電圧である三相分の線間電圧瞬時値を制御周期間隔で検出する。線間電圧検出手段19は、検出した各相の線間電圧瞬時値を相電圧指令演算手段20に供給する。
相電圧指令演算手段20は、線間電圧検出手段19によって制御周期間隔で検出された線間電圧瞬時値に基づき、補償された相電圧瞬時値を演算して取得する。相電圧指令演算手段20は、取得した相電圧瞬時値を相電圧指令として制御信号生成手段22に供給する。
ここで、従来の高調波電流補償装置4は、系統電源2の各相の相電圧実効値を取得する際に、3つの線間電圧のうちいずれか一つの線間電圧のみを検出し、検出した線間電圧に基づいて各相の相電圧実効値を演算している。しかしながら、このようにして各相の相電圧実効値を取得した場合には、系統電源2の電源電圧に不平衡または歪み等が発生したときに、不平衡および歪み等を考慮して各相の相電圧実効値を得ることができない。そのため、高調波の抑制能力が低下してしまう。
そこで、本実施の形態に係る高調波電流補償装置4は、すべての線間電圧瞬時値を検出し、検出した線間電圧瞬時値に基づいて各相の相電圧実効値をそれぞれ演算する。具体的には、相電圧指令演算手段20は、線間電圧検出手段19によって制御周期間隔で検出された線間電圧瞬時値に基づき、系統電源2の1周期毎に相電圧実効値を演算する。このとき、R相の相電圧実効値は、R相とS相との線間電圧から算出される。また、S相の相電圧実効値は、T相とR相との線間電圧から算出される。さらに、T相の相電圧実効値は、S相とT相との線間電圧から算出される。
また、相電圧指令演算手段20は、算出された相電圧実効値と、位相検出手段12で検出された位相θとに基づいて、相電圧瞬時値を演算する。相電圧指令演算手段20は、線間電圧検出手段19で検出された線間電圧瞬時値の絶対値を相毎に算出するとともに、算出された相電圧瞬時値に基づき線間電圧瞬時値を相毎に算出し、算出した線間電圧瞬時値の絶対値を相毎に算出する。
そして、相電圧指令演算手段20は、算出した2つの線間電圧瞬時値の絶対値の差分を誤差量として相毎に算出し、算出した誤差量に対してPI制御等の負帰還制御を行い、制御量を算出する。相電圧指令演算手段20は、算出した制御量を相電圧瞬時値に加算し、相電圧瞬時値を補償した相電圧指令を取得する。このとき、R相とS相との線間電圧に基づき算出した制御量は、R相電圧およびS相電圧に加える。また、S相とT相の線間電圧に基づき算出した制御量は、S相電圧およびT相電圧に加える。さらに、T相とR相の線間電圧に基づき算出した制御量は、T相電圧およびR相電圧に加える。
例えば、系統電源2の電源電圧の振幅が電源周期以下の極僅かな時間で大きくなった場合について考える。この場合、従来は、相電圧実効値から相電圧瞬時値を演算するだけであり、瞬時的な電圧振幅変化に追従することができない。
これに対して、本実施の形態では、線間電圧の演算値と、線間電圧検出手段19で検出された実際の検出値との誤差に対する負帰還制御を追加する。これにより、線間電圧の瞬時的な変化に追従することができ、実際の相電圧と制御信号生成手段22で使用する相電圧指令との誤差量が減少するため、補償電流Iaを抑制できずに過電流となる事態が回避される。
リミッタ21は、制御量演算手段18から供給された制御量を抑制し、制御信号生成手段22に供給する。リミッタ21は、補償電流Iaが補償電流Iaの過電流レベルを超えないように、当該制御量を設定値として予め設定されたリミット値に抑制する。ここで、過電流レベルとは、絶縁破壊等の電気回路の損傷を回避するための、補償電流Iaの振幅の絶対値の上限である。
また、リミッタ21は、線間電圧検出手段19で検出された線間電圧瞬時値から各次数の高調波成分を抽出して全高調波歪みを算出する。そして、リミッタ21は、算出した全高調波歪みによって得られる歪み率が予め設定された設定値以上となった場合に、リミット値を調整する。なお、高調波の歪み率は、例えば後述する主回路23で補償電流が生成される前に、補償電流Iaをゼロとした状態で制御を行っている際に、系統電源2の電源電圧を検出することによって求める。
さらに、リミッタ21は、線間電圧検出手段19で検出された線間電圧瞬時値から、各線間電圧における不平衡の度合いを示す不平衡率を算出する。そして、リミッタ21は、算出した不平衡率に基づいてリミット値を調整する。リミッタ21は、リミット値に抑制された制御量を制御信号生成手段22に供給する。
制御信号生成手段22は、リミッタ21から供給された制御量と、キャリア周期と、相電圧指令演算手段20から供給された相電圧指令とに基づき、制御信号を生成する。制御信号生成手段22は、生成した制御信号を主回路23に供給する。
主回路23は、制御信号生成手段22から供給された制御信号に基づき、補償電流Iaを生成し、生成した補償電流Iaを受電点10R、10Sおよび10Tに供給する。これにより、負荷電流ILの高調波成分が抑制されるため、系統電源2に高調波成分を含む電流が流入しないように負荷電流ILが補償される。
主回路23は、例えば、三相電力変換器における一般的な回路構成であり、ゲート駆動回路と、スイッチング素子および転流ダイオードで構成されるアームを6つ備えたブリッジ回路と、ブリッジ回路の上アームと下アームとの間のそれぞれの中点に接続された3つのリアクトルと、ブリッジ回路の直流部に設けられたエネルギー蓄積用のコンデンサとを備え、順変換器と逆変換器との機能を有するものである。
[高調波電流補償装置の動作]
次に、本実施の形態に係る空気調和システム1における高調波電流補償装置4の動作について説明する。図2は、図1に示す高調波電流補償装置4における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、高調波電流補償装置4において、補償出力指令抑制判定レベル設定手段14は、抑制判定値が設定されたか否かを判断する(ステップS1)。抑制判定値が設定されたと判断した場合(ステップS1;Yes)には、処理がステップS2に移行する。一方、抑制判定値が設定されていないと判断した場合(ステップS1;No)には、処理がステップS1に戻り、抑制判定値が設定されるまで、ステップS1の処理を繰り返す。
次に、位相検出手段12は、系統電源2における電源電圧のゼロ点を検出したか否かを判断する(ステップS2)。電源電圧のゼロ点を検出したと判断した場合(ステップS2;Yes)、高調波電流補償装置4は、補償電流Iaに初期値を設定する(ステップS3)。一方、電源電圧のゼロ点を検出しないと判断した場合(ステップS2;No)には、処理がステップS4に移行する。
位相検出手段12は、位相θを検出する(ステップS4)。そして、高調波電流補償装置4は、検出した位相θに基づき、制御周期が到来したか否かを判断する(ステップS5)。制御周期が到来したと判断した場合(ステップS5;Yes)、補償出力指令演算手段13は、負荷電流検出器6で検出された負荷電流ILの高調波成分を抽出する(ステップS6)。一方、制御周期が到来していないと判断した場合(ステップS5;No)には、処理がステップS4に戻る。
次に、高調波電流補償装置4は、負荷電流ILの高調波成分の指令値の抑制判定を行うか否かを判断する(ステップS7)。負荷電流ILの高調波成分の指令値の抑制判定を行わない(ステップS7;No)と判断した場合、誤差量演算手段17は、負荷電流ILの高調波成分と、補償電流Iaとに基づき、誤差量を算出する(ステップS8)。また、制御量演算手段18は、ステップS8で算出した誤差量に基づき、制御量を算出する(ステップS9)。
高調波電流補償装置4は、ステップS7で負荷電流ILの高調波成分の指令値の抑制判定を行ったか否かを判断する(ステップS10)。負荷電流ILの高調波成分の指令値の抑制判定を行っていないと判断した場合(ステップS10;No)には、処理がステップS11に移行する。一方、ステップS10において、負荷電流ILの高調波成分の指令値の抑制判定を行ったと判断した場合(ステップS10;Yes)には、処理がステップS13に移行する。
次に、高調波電流補償装置4は、ステップS9で算出した制御量がリミット値を超えるか否かを判断する(ステップS11)。制御量がリミット値を超えると判断した場合(ステップS11;Yes)には、処理がステップS12に移行する。一方、制御量がリミット値を超えないと判断した場合(ステップS11;No)には、処理がステップS13に移行する。
リミッタ21は、制御量をリミット値に抑制する(ステップS12)。また、制御信号生成手段22は、相電圧指令および制御量基づき、制御信号を生成する(ステップS13)。主回路23は、ステップS13で生成した制御信号に基づいてスイッチング素子を制御し(ステップS14)、スイッチング素子の動作に応じて、受電点10R、10Sおよび10Tに補償電流Iaを供給する(ステップS15)。
そして、高調波電流補償装置4は、終了指令を受けたか否かを判断する(ステップS16)。終了指令を受けたと判断した場合(ステップS16;Yes)には、一連の処理が終了する。一方、終了指令を受けていないと判断した場合(ステップS16;No)には、処理がステップS2に戻る。
一方、ステップS7において、負荷電流ILの高調波成分の指令値の抑制判定を行うと判断した場合(ステップS7;Yes)には、処理がステップS17に移行する。補償出力指令抑制判定手段15は、補償出力指令抑制判定レベル設定手段14に設定された抑制判定値と、補償電流検出器11によって検出された補償電流Iaとを比較し、三相の補償電流Iaのうち、一相でも補償電流Iaが抑制判定値に達しているか否かを判断する(ステップS17)。
三相の補償電流Iaのうち、一相でも抑制判定値に達していると判断した場合(ステップS17;Yes)、補償出力指令抑制演算手段16は、高調波電流補償装置4は、負荷電流ILの高調波成分の指令値を抑制する(ステップS18)。一方、三相の補償電流Iaのうち、一相でも抑制判定値に達していないと判断した場合(ステップS17;No)には、処理がステップS10に移行する。
このように、本実施の形態に係る高調波電流補償装置4は、前回供給した補償電流Iaの制御量と、予め設定された設定値とに基づいて次回の補償電流Iaを制御する動作構成である。つまり、高調波電流補償装置4は、制御周期の1周期分の遅れ成分があったとしても、高調波発生負荷3等に急激な変化がなく、負荷電流ILに周期性があれば、次回の負荷電流ILを予測することができる。そのため、キャリア周波数を高速な値に設定し、高速動作可能なスイッチング素子を用いてON状態とOFF状態とを制御すれば、実使用上問題ない程度まで負荷電流ILの高調波成分を抑制することができる。
次に、相電圧演算処理を行う際の高調波電流補償装置4の動作について説明する。図3は、図1に示す高調波電流補償装置4における相電圧演算処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、位相検出手段12は、系統電源2における電源電圧のゼロ点を検出したか否かを判断する(ステップS21)。電源電圧のゼロ点を検出したと判断した場合(ステップS21;Yes)、相電圧指令演算手段20は、線間電圧検出手段19によって検出された各線間電圧瞬時値に基づき、各相の相電圧実効値を演算する(ステップS22)。一方、電源電圧のゼロ点を検出しないと判断した場合(ステップS21;No)には、処理がステップS23に移行する。
次に、高調波電流補償装置4は、位相検出手段12で検出された位相θに基づき、制御周期が到来したか否かを判断する(ステップS23)。制御周期が到来したと判断した場合(ステップS23;Yes)、相電圧指令演算手段20は、算出された相電圧実効値と位相θとに基づき、各相の相電圧瞬時値を算出する(ステップS24)。一方、制御周期が到来していないと判断した場合(ステップS23;No)には、処理がステップS23に戻り、制御周期が到来するまでステップS23の処理を繰り返す。
また、線間電圧検出手段19は、系統電源2の線間電圧瞬時値を相毎に検出する(ステップS25)。相電圧指令演算手段20は、ステップS24で算出された相電圧瞬時値に基づき線間電圧瞬時値を相毎に算出し、算出した線間電圧瞬時値の絶対値を相毎に算出するとともに、ステップS25で検出された線間電圧瞬時値の絶対値を相毎に算出する。そして、相電圧指令演算手段20は、得られた2つの線間電圧瞬時値の絶対値の差分を誤差量として相毎に算出する(ステップS26)。
次に、相電圧指令演算手段20は、ステップS26で算出した誤差量に対して負帰還制御を行い、制御量を算出する(ステップS27)。そして、相電圧指令演算手段20は、ステップS24で算出した各相電圧瞬時値に対して、ステップS27で算出した制御量を相毎に加算し、相電圧指令を取得する(ステップS28)。このようにして得られた相電圧指令は、制御信号生成手段22に供給され、制御信号生成手段22で制御信号を生成する際に用いられる。
以上のように、本実施の形態に係る高調波電流補償装置4は、系統電源2に接続された高調波発生負荷3に並列に接続され、補償電流Iaを供給することにより、系統電源2から高調波発生負荷3に入力される負荷電流ILに含まれる高調波成分を抑制するものである。高調波電流補償装置4は、負荷電流ILを検出する負荷電流検出器6と、補償電流Iaを検出する補償電流検出器11と、負荷電流検出器6で検出された負荷電流ILに含まれる高調波成分、および補償電流検出手段で検出された補償電流Iaに基づき、補償電流Iaの制御量を演算する制御量演算手段18と、制御量が設定値を超える場合に、制御量を設定値に抑制するリミッタ21と、系統電源2の線間電圧を検出する線間電圧検出手段19と、線間電圧検出手段19で検出された線間電圧に基づき、系統電源2の変動に追従した相電圧指令を演算する相電圧指令演算手段20と、制御量および相電圧指令に基づき、制御信号を生成する制御信号生成手段22と、制御信号生成手段22で生成された制御信号に基づき、補償電流Iaを生成する主回路23とを備えている。このように、高調波電流補償装置4では、系統電源2の変動に追従した相電圧指令を演算し、この相電圧指令と制御量とに基づく制御信号によって補償電流Iaが生成されるため、負荷電流ILに含まれる高調波成分の抑制能力を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る高調波電流補償装置4において、リミッタ21は、線間電圧検出手段19で検出された線間電圧に基づき、線間電圧の不平衡率を演算するとともに、線間電圧に含まれる高調波成分を抽出して歪み率を演算し、演算した不平衡率または歪み率に基づき、設定値を調整する。これにより、系統電源2棟の影響で負荷電流ILの変化が大きくなるに伴い、原理的に補償の必要がない直流成分および偶数次の高調波成分を増加させるような補償出力指令の変化があった場合でも、補償電流Iaが大きくなることを抑制できる。
また、これにより、負荷電流ILの直流成分および偶数次の高調波成分を増加させることなく、高調波発生負荷3の運転を継続させることができる。例えば、高調波発生負荷3が電力変換装置であり、電力変換装置からの電力を冷媒回路5に供給する場合には、冷媒回路5を含む空気調和システム1の運転を継続させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した本発明の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した例では、高調波電流補償装置4の構成要素として、補償出力指令抑制判定レベル設定手段14、補償出力指令抑制判定手段15および補償出力指令抑制演算手段16を備えるように説明したが、補償出力指令を抑制する必要がない場合には、これらを設ける必要はない。
1 空気調和システム、2 系統電源、3 高調波発生負荷、4 高調波電流補償装置、5 冷媒回路、6、6R、6S、6T 負荷電流検出器、10R、10S、10T 受電点、11、11R、11S、11T 補償電流検出器、12 位相検出手段、13 補償出力指令演算手段、14 補償出力指令抑制判定レベル設定手段、15 補償出力指令抑制判定手段、16 補償出力指令抑制演算手段、17 誤差量演算手段、18 制御量演算手段、19 線間電圧検出手段、20 相電圧指令演算手段、21 リミッタ、22 制御信号生成手段、23 主回路。

Claims (4)

  1. 系統電源に接続された負荷に並列に接続され、補償電流を供給することにより、前記系統電源から前記負荷に入力される負荷電流に含まれる高調波成分を抑制する高調波電流補償装置であって、
    前記負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、
    前記補償電流を検出する補償電流検出手段と、
    前記負荷電流検出手段で検出された前記負荷電流に含まれる前記高調波成分、および前記補償電流検出手段で検出された前記補償電流に基づき、前記補償電流の制御量を演算する制御量演算手段と、
    前記制御量が設定値を超える場合に、前記制御量を前記設定値に抑制するリミッタと、
    前記系統電源の線間電圧を検出する線間電圧検出手段と、
    前記線間電圧検出手段で検出された前記線間電圧に基づき、前記系統電源の変動に追従した相電圧指令を演算する相電圧指令演算手段と、
    前記制御量および前記相電圧指令に基づき、制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記制御信号生成手段で生成された前記制御信号に基づき、前記補償電流を生成する主回路と
    を備え
    前記リミッタは、
    前記線間電圧検出手段で検出された前記線間電圧に基づき、該線間電圧の不平衡率を演算するとともに、前記線間電圧に含まれる高調波成分を抽出して歪み率を演算し、
    演算した前記不平衡率または前記歪み率に基づき、前記設定値を調整する高調波電流補償装置。
  2. 前記リミッタは、前記主回路により前記補償電流が生成される前に前記線間電圧検出手段で検出された前記線間電圧に基づき、前記不平衡率および前記歪み率を演算する
    請求項に記載の高調波電流補償装置。
  3. 前記高調波成分に基づく補償出力指令と前記補償電流との誤差量を演算する誤差量演算手段をさらに備え、
    前記制御量演算手段は、
    位相が180度離れた2つの位相に対応するそれぞれの誤差量に基づき、該誤差量の平均値を演算し、
    演算した前記誤差量の平均値に基づき、前記制御量を演算する
    請求項1または2に記載の高調波電流補償装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の高調波電流補償装置と、
    前記系統電源に接続され、前記系統電源から供給される電流で駆動する冷媒回路と
    を備えた空気調和システム。
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