JP6710281B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6710281B2
JP6710281B2 JP2018534258A JP2018534258A JP6710281B2 JP 6710281 B2 JP6710281 B2 JP 6710281B2 JP 2018534258 A JP2018534258 A JP 2018534258A JP 2018534258 A JP2018534258 A JP 2018534258A JP 6710281 B2 JP6710281 B2 JP 6710281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
power
inverter
switching element
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018534258A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018034007A1 (ja
Inventor
光生 松井
光生 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2018034007A1 publication Critical patent/JPWO2018034007A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6710281B2 publication Critical patent/JP6710281B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/02Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal
    • H02M7/04Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/12Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/42Circuits or arrangements for compensating for or adjusting power factor in converters or inverters
    • H02M1/4208Arrangements for improving power factor of AC input
    • H02M1/4225Arrangements for improving power factor of AC input using a non-isolated boost converter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

この発明は電力変換装置に関し、特に、高調波抑制機能が付加された電力変換装置に関する。
近年、電気機器の普及に伴い、高調波電流量が増加し、電力系統の品質の低下が問題となっている。そのため、各系統に接続される電気機器は、高調波発生量に制限が設けられている。それを受けて、各電気機器において、リアクトル及びアクティブ素子などを利用した高調波対策の方法が提案されている。
電力系統側への従来の高調波対策としては、主に、下記の2つの方法がある。
第1の方法は、電源側に三相交流用のリアクトルを設置する方法である(例えば、例えば、特許文献1参照)。
第2の方法は、電力変換装置の前段の整流器を、ダイオード整流器ではなく、PWM整流器から構成する方法である。但し、この場合においても、第1の方法のように、電源側に三相交流用のリアクトルを設置する必要がある。
特許文献1に記載の電力変換装置は、電源供給源に接続されたコンバータ回路と、平滑用コンデンサを介してコンバータ回路に接続され、駆動対象の電動機を駆動するインバータ回路とを備えている。特許文献1に記載の電力変換装置においては、電源供給源とコンバータ回路との間に、三相分の交流用リアクトルが接続されている。
特開2010−172152号公報
上述した第1及び第2の方法においては、いずれの方法の場合においても、三相分の交流用リアクトルが必要であり、それによって、電力変換装置の実装体積が大型化するという課題があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で、高調波を抑制しながら、小型化を図ることが可能な、電力変換装置を得ることを目的としている。
この発明は、第1のダイオードから構成され、入力される交流電力を整流し、整流後の電力を出力するダイオード整流器と、前記ダイオード整流器で整流された前記整流後の電力を昇降圧した電力に変換するコンバータと、直列接続された第1の半導体スイッチング素子から構成されたアームを1以上有するとともに、前記1以上のアームの両端に接続された平滑コンデンサを有し、前記コンバータにより昇降圧され、前記平滑コンデンサに出力された直流電力を用いて交流電力を形成し、駆動対象機器に対して、各前記アームの前記第1の半導体スイッチング素子の直列接続点から駆動電流を供給するインバータと、を備え、前記コンバータは、前記ダイオード整流器の出力の正極側に一端が接続された第2の半導体スイッチング素子と、アノードが前記インバータの各前記アームの負極側に接続されるとともに前記ダイオード整流器の出力の負極側に接続され、カソードが前記第2の半導体スイッチング素子の他端に接続された第2のダイオードと、前記インバータの前記1以上のアームのうちの1つのアームと、前記1つのアームの前記第1の半導体スイッチング素子の前記直列接続点と前記第2のダイオードの前記カソードとの間に接続された直流リアクトルとから構成され、前記インバータの前記1つのアームは、前記インバータと前記コンバータとで共有されている、電力変換装置である。
この発明に係る電力変換装置によれば、ダイオード整流器とコンバータとでチョッパ回路を構成したので、簡易な構成で高調波対策が可能であり、また、従来用いていた3相分の交流リアクトルを1つの直流リアクトルに置き換えられたため、電力変換装置の小型化が図れる。
この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の電圧および電流の波形図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示した構成図である。図1に示すように、電力変換装置は、三相ダイオード整流器2と、昇降圧コンバータ3と、ローパスフィルタ(LPF:Low-Pass Filter)5と、三相電圧型インバータ6とを備えている。
図1に示すように、電力変換装置は、系統電源1に接続されている。系統電源1は、商用電源、すなわち、三相交流電源から構成されている。電力変換装置は、系統電源1からの商用三相交流電力を、電動機7が要求する三相交流電力に変換することで、電動機7を駆動する。ここでは、電力変換装置の駆動対象を、電動機7として説明する。
系統電源1には、三相ダイオード整流器2が接続されている。三相ダイオード整流器2は、系統電源1からの交流電力を全波整流する。三相ダイオード整流器2は、6個の整流ダイオード2a〜2fをブリッジ接続して構成されている。すなわち、図1に示すように、三相ダイオード整流器2は、3対の整流ダイオード(2a,2b)、(2c,2d)、(2e,2f)を有し、各対を構成する2つの整流ダイオードが直列に接続されている。また、各対の直列接続点21,22,23に、系統電源1の各相R,S,Tが接続されている。
一方、三相電圧型インバータ6は、電動機7に接続されている。三相電圧型インバータ6は、6個の半導体スイッチング素子6a〜6f(以下、インバータスイッチング素子6a〜6fとする。)と、平滑コンデンサ8とから構成されている。インバータスイッチング素子6a,6c,6eは上側に設けられ、インバータスイッチング素子6b,6d,6fは下側に設けられている。また、インバータスイッチング素子6a,6bが直列接続されて、第1のアームが構成されている。同様に、インバータスイッチング素子6c,6dが直列接続されて、第2のアームが構成されている。また、同様に、インバータスイッチング素子6e,6fが直列接続されて、第3のアームが構成されている。これらの3つのアームは、並列に接続されている。また、第1〜第3のアームの直列接続点61〜63から、電動機7に駆動電流が供給される。なお、第1のアーム、第2のアーム、第3のアームは、それぞれ、電動機7のU相、V相、W相に対応している。平滑コンデンサ8の一端は、各アームの正極側に接続され、平滑コンデンサ8の他端は、各アームの負極側に接続されている。また、第1〜第3のアームは、1個の半導体スイッチモジュールで形成するようにしてもよい。
昇降圧コンバータ3は、ローパスフィルタ5を介して、三相ダイオード整流器2に接続されている。昇降圧コンバータ3は、三相ダイオード整流器2で整流された整流後の電力を昇降圧した電力に変換する。昇降圧コンバータ3は、図1に示すように、コンバータスイッチング素子3aと、コンバータパッシブ素子3bと、直流リアクトル(DCL)4と、平滑コンデンサ8と、第1のアームのインバータスイッチング素子6a,6bとから構成されている。
このように、本実施の形態1に係る電力変換装置は、昇降圧コンバータ3と三相電圧型インバータ6とで第1のアームを共有している点が、1つの特徴である。このように、本実施の形態1では、第1のアームが、コンバータの機能とインバータの機能とを有している。
昇降圧コンバータ3において、コンバータパッシブ素子3bは、ダイオードから構成されている。コンバータパッシブ素子3bのアノードは、第1のアームの負極側に接続される。さらに、コンバータパッシブ素子3bのアノードは、ローパスフィルタ5を介して、三相ダイオード整流器2の出力の負極側にも接続されている。コンバータパッシブ素子3bのカソードは、コンバータスイッチング素子3aの一端に接続されている。コンバータスイッチング素子3aの他端は、ローパスフィルタ5を介して三相ダイオード整流器2の出力の正極側に接続されている。コンバータスイッチング素子3aは、例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)またはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの半導体パワーデバイスから構成される。また、直流リアクトル4は、コンバータパッシブ素子3bのカソードと第1のアームの直列接続点61との間に接続されている。
本実施の形態1においては、三相ダイオード整流器2、直流リアクトル4、昇降圧コンバータ3のコンバータスイッチング素子3a、および、三相電圧型インバータ6のインバータスイッチング素子6bが、チョッパ回路部を構成している。
また、図1に示すように、電力変換装置は、三相電圧型インバータ6のインバータスイッチング素子6a〜6f、および、コンバータスイッチング素子3aのオン/オフを制御するスイッチング制御回路11を備えている。
次に、図1および図2を用いて、この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の動作について説明する。図2は、実施の形態1に係るチョッパ回路部を動作させた場合の動作波形図である。
図1において、系統電源1の交流電力は、三相ダイオード整流器2で整流され、その整流された電力は、チョッパ回路部に入力される。チョッパ回路部では、昇降圧コンバータ3のコンバータスイッチング素子3aのスイッチングと、三相電圧型インバータ6の第一のアームの下側のインバータスイッチング素子6bのスイッチングとによって、上記整流された電力の入力電圧が昇降圧され、上記交流電力は直流電力に変換される。当該直流電力は、平滑コンデンサ8へ出力される。
平滑コンデンサ8に出力された直流電力によって、三相電圧型インバータ6が駆動される。すなわち、スイッチング制御回路11によって、インバータスイッチング素子6a〜6fのオン/オフが制御されることで、交流電力が発生する。こうして、当該交流電力は、電動機7に出力されて、電動機7が駆動される。
実施の形態1の高調波抑制方法は、図2に示すように、系統電源1の各相の相電圧9に対して、相電流10を120°通電電流波形とすることで実現する。
その方法としては,昇降圧コンバータ3のコンバータスイッチング素子3aのオン/オフのスイッチングを制御することにより、直流リアクトル4に印加される電圧を制御し、直流リアクトル4に流れる電流を直流一定量に制御する。
直流リアクトル4に流れる電流が一定電流になると、高周波成分が含まれるものの、昇降圧コンバータ3への入力電流は直流成分が支配的な電流が流れる。そのため、三相ダイオード整流器2の出力側の電流は、ローパスフィルタ5を通過することで、高周波成分が除去されるので、直流リアクトル4に流れる電流と相似形の直流一定電流となる。これについて以下に詳細に説明する。
上述したように、第1のアームのインバータスイッチング素子6a,6bは、昇降圧コンバータ3と三相電圧型インバータ6とで共有されている。このように共有されているアームのインバータスイッチング素子6a,6bは、電動機7への交流電圧出力のため、正弦波比較PWM制御により、非対称にオン・オフ動作を行う。すなわち、インバータスイッチング素子6aがオン時には、インバータスイッチング素子6bがオフとなり、インバータスイッチング素子6aがオフ時には、インバータスイッチング素子6bがオンとなる。この動作に伴い、インバータスイッチング素子6bがオン時には、直流リアクトル4に磁気エネルギーが蓄えられる。一方、スイッチング素子6aがオン時には、その磁気エネルギーは、スイッチング素子6aの逆並列接続のダイオードを介して、電解コンデンサ8へ供給される。この動作は、コンバータパッシブ素子3bに印加される平均電圧を昇圧し電解コンデンサ8へ供給する動作であり、インバータスイッチング素子6bの通流率に依存して昇圧比が決定する。
一方で、コンバータパッシブ素子3bに印加される平均電圧は、コンバータスイッチング素子3aの通流率により決定する。そのため、コンバータスイッチング素子3aの通流率を制御することで、コンバータパッシブ素子3bに印加される平均電圧は、三相ダイオード整流器2の直流出力平均電圧を降圧した値となる。
以上より、コンバータスイッチング素子3aとコンバータパッシブ素子3bとで構成されるアームは降圧動作を行い、インバータスイッチング素子6a,6bから構成されるアームは昇圧動作を行うため、これらの2つのアームの動作によって、入力電圧の昇降圧動作を実現する。また、それぞれのアームの動作は独立動作で、オン・オフのタイミングを同期する必要はない。
高調波抑制は、昇降圧コンバータ3のコンバータスイッチング素子3aのオン/オフのスイッチングを制御することにより、直流リアクトル4に印加される電圧を制御し、直流リアクトル4に流れる電流を制御することで行う。
すなわち、コンバータスイッチング素子3aのオン/オフのスイッチング制御を行うと、昇降圧コンバータ3の入力電流は、直流リアクトル4に流れる電流量にスイッチング周波数等の様々な成分が乗った電流値となる。そのため、前段のローパスフィルタ5により直流成分以外の周波数成分をカットし、三相ダイオード整流器2の出力電流を一定直流電流量にできるよう、直流リアクトル4に流れる電流を制御する。
こうして、三相ダイオード整流器2の出力側の電流が直流一定電流となると、三相ダイオード整流器2は負荷が一定電流源の場合と同じ動作を行う。そのため、各相の入力電流は120°通電波形となる。すなわち、図2に示すように、系統電源1の各相の相電流10は、系統電源1の各相の相電圧9が最大または最小付近の120°区間で導通し、導通時は母線電流(直流リアクトル4の電流)と同一の電源電流が流れる。従って、母線電流を制御することにより、系統電源1の各相の相電流10を制御することができる。そのため、三相ダイオード整流器2のみを使用するコンデンサインプット型と比較して、高調波を低減することができる。
また、本実施の形態において、スイッチング周波数を高くすることで、コンバータスイッチング素子3aの開閉により発生する電流リプルは小さくなるので、より細やかに、電流波形を制御することが可能になる。
なお、ここで、本実施の形態において、120°区間のみ導通する理由は、本実施の形態では、整流器として、ダイオードをブリッジ接続した三相ダイオード整流器2を用いているためである。ダイオードで構成された整流器を使用した場合、電源の各相は、チョッパ回路の有無にかかわらず、相電圧が最大または最小付近の120°区間で通電するが、それ以外の60°区間、すなわち、ゼロクロス付近の±30°では通電しない。一方、整流器として、IGBTのようなスイッチング素子をブリッジ接続した整流器を用いた場合には、電源の各相の電流波形は、ほぼ正弦波に制御されるので、ゼロクロス付近でも通電することになり。180°区間で通電する。また、例えば、誘導モータのように、三相電源を整流せずに利用する場合においても、180°区間で通電する。
上述したように、高調波抑制を目的とした場合に、従来の電力変換装置においては、一般的に、三相分の交流リアクトルが使用されているが、本実施の形態1においては、三相分の交流リアクトルを設ける代わりに、1つの直流リアクトル4のみを使用すればよいため、電力変換装置の小型化が図れる。
また、本実施の形態1においては、チョッパ回路部に、昇降圧コンバータ3を使用している。昇降圧コンバータ3は、一般的な反転型の昇降圧チョッパと比較して、コンバータスイッチング素子3a及びコンバータパッシブ素子3bに印加される電圧が低いため、低耐圧デバイスが使用できる。よって、本実施の形態1で示した電力変換装置を用いて、例えばエレベータ駆動用制御盤を設計するにあたり、実装面での小型化が期待できる。
また、昇降圧コンバータ3により、昇降圧動作可能なため、電動機7の定格電圧に合わせて、三相電圧型インバータ6の出力をPAM制御でき、三相電圧型インバータ6の出力制御の自由度が上がる。
また、実施の形態1において、更なる高調波抑制機能を付加させるために、電源系統側にLPFを追加接続してもよい。
実施の形態1に係る電力変換装置は、例えば、エレベータの駆動装置、エスカレータ等の乗客コンベアの駆動装置、空気調和機、産業用工作機器などの、種々の分野の装置に適用可能である。
以上のように、本実施の形態1に係る電力変換装置は、複数の整流ダイオード2a〜2f(第1のダイオード)から構成され、入力される交流電力を整流する三相ダイオード整流器2と、三相ダイオード整流器2で整流された交流電力を直流電力に変換する昇降圧コンバータ3と、それぞれ2つずつ直列接続されたインバータスイッチング素子6a〜6f(第1の半導体スイッチング素子)から構成された第1〜第3のアームを有し、昇降圧コンバータ3から入力される直流電力を用いて、各アームのインバータスイッチング素子の直列接続点61〜63から駆動対象機器の電動機7に駆動電流を供給する三相電圧型インバータ6とを備えている。また、昇降圧コンバータ3は、三相ダイオード整流器2の出力の正極側に一端が接続されたコンバータスイッチング素子3a(第2の半導体スイッチング素子)と、アノードが三相電圧型インバータ6の各アームの負極側と三相ダイオード整流器2の出力の負極側とに接続され、カソードがコンバータスイッチング素子3aの他端に接続されたコンバータパッシブ素子3b(第2のダイオード)と、三相電圧型インバータ6の第1のアームと、第1のアームの直列接続点61とコンバータパッシブ素子3bのカソードとの間に接続された直流リアクトル4とから構成されている。
このように、三相電圧型インバータ6の第1のアームは、三相電圧型インバータ6と昇降圧コンバータ3とで共有されている。その分だけ、部品点数が少なくなり、電力変換装置の基板を小さくすることができ、電力変換装置全体の小型化が図れる。
また、本実施の形態1においては、三相ダイオード整流器2、直流リアクトル4、昇降圧コンバータ3のコンバータスイッチング素子3a、および、三相電圧型インバータ6のインバータスイッチング素子6bで、PFC昇高圧チョッパ回路部を構成するようにしたので、簡易な構成で、電力系統側への高調波対策を行うことが可能である。
また、本実施の形態1においては、従来使用されていた三相分の3つの交流リアクトルを、1つの直流リアクトル4に置き換えられるため、電力変換装置の基板を小さくすることができ、電力変換装置全体の小型化が図れる。
また、本実施の形態1においては、コンバータとして、昇降圧機能を有した昇降圧コンバータ3を用いるようにしたため、コンバータにおいて昇降圧できるため、従来においては系統電圧によって必要であった変圧用トランスが不要となり、さらなる小型が図れる。
さらに、本実施の形態1においては、昇降圧コンバータ3を使用するようにしたので、昇降圧コンバータは、一般的な反転型の昇降圧チョッパと比較して、コンバータスイッチング素子3a及びコンバータパッシブ素子3bに印加される電圧が低いため、低耐圧デバイスが使用できるので、コスト削減が図れる。
また、本実施の形態1において、三相電圧型インバータ6の第1〜第3のアームを、1つの半導体スイッチモジュールとして構成するようにしてもよい。その場合には、電力変換装置のさらなる小型化が図れる。
本実施の形態1に係る電力変換装置は、以上のように小型化が図れるので、エレベータ等の種々のシステムに実装した場合、実装のスペースに自由度を持てることができる。

Claims (4)

  1. 第1のダイオードから構成され、入力される交流電力を整流し、整流後の電力を出力するダイオード整流器と、
    前記ダイオード整流器で整流された前記整流後の電力を昇降圧した電力に変換するコンバータと、
    直列接続された第1の半導体スイッチング素子から構成されたアームを1以上有するとともに前記1以上のアームの両端に接続された平滑コンデンサを有し、前記コンバータにより昇降圧され、前記平滑コンデンサに出力された直流電力を用いて交流電力を形成し、駆動対象機器に対して、各前記アームの前記第1の半導体スイッチング素子の直列接続点から駆動電流を供給するインバータと、
    を備え、
    前記コンバータは、
    前記ダイオード整流器の出力の正極側に一端が接続された第2の半導体スイッチング素子と、
    アノードが前記インバータの各前記アームの負極側に接続されるとともに前記ダイオード整流器の出力の負極側に接続され、カソードが前記第2の半導体スイッチング素子の他端に接続された第2のダイオードと、
    前記インバータの前記1以上のアームのうちの1つのアームと、
    前記1つのアームの前記第1の半導体スイッチング素子の前記直列接続点と前記第2のダイオードの前記カソードとの間に接続された直流リアクトルと
    から構成され、
    前記インバータの前記1つのアームは、前記インバータと前記コンバータとで共有されている、
    電力変換装置。
  2. 前記第1の半導体スイッチング素子及び前記第2の半導体スイッチング素子のオン/オフ動作を制御するスイッチング制御回路をさらに備え、
    前記スイッチング制御回路は、前記第2の半導体スイッチング素子のスイッチング制御により、前記直流リアクトルに印加される電圧を制御して、前記直流リアクトルに流れる電流を直流一定量に制御する、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記1以上のアームは、単一の半導体スイッチモジュールから構成される、
    請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記コンバータは、前記ダイオード整流器で整流された交流電圧を昇降圧する昇降圧コンバータから構成される、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の電力変換装置。
JP2018534258A 2016-08-19 2016-08-19 電力変換装置 Expired - Fee Related JP6710281B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/074270 WO2018034007A1 (ja) 2016-08-19 2016-08-19 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018034007A1 JPWO2018034007A1 (ja) 2018-11-22
JP6710281B2 true JP6710281B2 (ja) 2020-06-17

Family

ID=61196535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018534258A Expired - Fee Related JP6710281B2 (ja) 2016-08-19 2016-08-19 電力変換装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6710281B2 (ja)
CN (1) CN109643958B (ja)
DE (1) DE112016007157T5 (ja)
WO (1) WO2018034007A1 (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09140182A (ja) * 1995-11-10 1997-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレスモータの駆動回路
JPH10174456A (ja) * 1996-12-05 1998-06-26 Hitachi Ltd インバータ付き空気調和機
JP4140245B2 (ja) * 2002-01-31 2008-08-27 松下電器産業株式会社 インバータ制御方法とその制御方法を用いた節電装置
JP4140244B2 (ja) * 2002-01-31 2008-08-27 松下電器産業株式会社 インバータ制御方法とその制御方法を用いた節電装置
CN100414820C (zh) * 2002-07-30 2008-08-27 大金工业株式会社 用于交流/交流电力转换的电力模块
CN2598253Y (zh) * 2003-01-22 2004-01-07 山东彼岸电力科技有限公司 一种升压型串级调速装置
JP4186714B2 (ja) * 2003-05-30 2008-11-26 株式会社日立製作所 交流モータ駆動システム
JP2010172152A (ja) 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Corp 電力変換装置
JP2013121290A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Denso Corp 負荷制御システム
CN104024029B (zh) * 2012-01-05 2017-03-01 株式会社东芝 电动车控制装置以及电动车
JP5843624B2 (ja) * 2012-01-17 2016-01-13 三菱電機株式会社 系統連系用電力変換システム
JP6202985B2 (ja) * 2013-10-25 2017-09-27 株式会社東芝 電気機関車の電力変換装置
RU2615170C1 (ru) * 2013-12-26 2017-04-04 Мицубиси Электрик Корпорейшн Устройство преобразования энергии
GB2536589A (en) * 2014-01-15 2016-09-21 Mitsubishi Electric Corp Inverter device and air conditioner using inverter device

Also Published As

Publication number Publication date
DE112016007157T5 (de) 2019-05-02
WO2018034007A1 (ja) 2018-02-22
CN109643958B (zh) 2021-03-30
JPWO2018034007A1 (ja) 2018-11-22
CN109643958A (zh) 2019-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9148072B2 (en) Inverter apparatus
JP6569839B1 (ja) 電力変換装置
US10439542B2 (en) Electric power conversion device
WO2013069326A1 (ja) 電力変換装置
JP2008113514A (ja) 電源回路、及びこれに用いる制御回路
US11177741B2 (en) AC-AC converter circuit
JP2012125090A (ja) スイッチング電源およびそれを搭載した表示装置
JP2011234485A (ja) インバータ式発動発電機
KR101191738B1 (ko) 전력 변환 장치
EP2120320B1 (en) Dc power supply device
EP3396836B1 (en) Converter device, motor driving apparatus, refrigerator, air conditioning apparatus, and heat pump water heater
JP2019037077A (ja) 電力変換回路及びその制御法
KR20180043595A (ko) 전력 변환 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
JP2016123148A (ja) スイッチング電源装置
JP2013247788A (ja) 電源装置
JP6710281B2 (ja) 電力変換装置
JP2007082317A (ja) 電力システム
JP7305062B2 (ja) 電力変換装置
KR102007852B1 (ko) 전력 변환 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
JPH10174456A (ja) インバータ付き空気調和機
JP4471076B2 (ja) Pwmサイクロコンバータ
JP4692704B2 (ja) 力率改善電源回路
JP2021013277A (ja) モータ駆動装置
KR102069067B1 (ko) 리플 저감 정류부를 포함하는 전력 변환 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
TWI815333B (zh) 交流直流轉換裝置、交流轉換裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6710281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees