JP6709126B2 - 送出し架設用の手延機 - Google Patents

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この発明は、橋桁を手延機に連結して組立ヤードから移送する際、手延機先端部がたわみにより下がった時に円滑に橋桁を橋脚・橋台間に架設するための手延機に関する。
橋体を構成する橋桁を手延機に連結して組立ヤードから移送し橋脚・橋台間に架設する送出し工法は、例えば、橋脚と橋脚の間に移動台(軌条桁)を支えるための仮設柱を設置して、この上に手延機を押し出すための軌条設備を組み立て、手延機に続いて橋桁を組み立て、これらを一緒に送り出していた。
手延機は張出梁状態となるので、先端部が下方に撓むことになる。このため従来は、この撓み分を考慮した高さで手延機及び橋桁を配設し、最終の橋脚まで到達した後、手延桁を順次解体すると共に、橋桁を降下させて送り出しを完了していた。
このように手延機の先端撓み分まで考慮した高さで橋桁を送り出すと、その降下作業の負担が大きくなるため、手延機を本体部と、先端可動部とに分離し、これらをヒンジ結合すると共に、先端可動部を油圧ジャッキ等の伸縮部材により上向きに傾倒して仰角を与え、これにより手延機を橋脚に到達させる技術が開発されてきた。
このような先端可動部を伸縮部材により回動して橋脚に到達させる手延機としては、例えば特許文献1、特許文献2に記載されるような手延機があった。
特開2004−107972号公報 特開2014−105484号公報
図5に示すように特許文献1に記載される手延機101は、手延機本体102と先端手延機103から構成されており、両者は夫々の接続端の下端突出部をヒンジ部104を介して接続されており、先端手延機103の先端側が上向きに傾倒し得るようになっていた。手延機本体102と先端手延機103の夫々の上面部材上には油圧ジャッキ105が設置されており、この油圧ジャッキ105を操作することで先端手延機103はヒンジ部104で枢支されて上向きに傾倒し、油圧によってその位置を維持するように構成されていた。先端手延機103の下面部材には所定の間隔をおいてローラ106が複数個配設されていた。
送出し作業において、橋脚107に先端手延機103が接近すると、上向きに傾倒した先端手延機103のローラ106を橋脚107上に接触させ、ここで油圧ジャッキ105を伸長させて送り出しを行い、ローラ106が橋脚107上面に連続して乗った状態で、手延機101の撓みを解消していた。
一方図6に示す特許文献2に記載される手延機201も、手延機本体部202と手延機先端部203で構成されており、両者は夫々の上面側接続端がヒンジ部204を介して接続されており、両者の下方側面に設けた油圧ジャッキ205の伸縮によって、手延機先端部203の先端が上向きに回動自在に設けられていた。
図6の二点鎖線で示す手延機先端部203が下方に撓んだ状態で、油圧ジャッキ205のピストンロッドを伸長することによりヒンジ部204を支点として手延機先端部203が先端の下面が送り出しラインLよりやや上になるまで持ち上げていた。
この手延機201は手延機先端部203を持ち上げた状態を維持したまま移送して、手延機先端部203の下面を橋脚207上に設ける回転ローラ206に到達させていた。この後、移送を停止し、油圧ジャッキ205のピストンロッドを縮めると手延機先端部203は手延機本体部202と一体に回転してヒンジ部204による連結部が上昇して略一直線になり、手延機201の撓みがなくなっていた。
しかし、従来の手延機は、何れも手延機本体部と手延機先端部が完全に分割された構成となっており、ヒンジ部がトラスを構成しないため構造が不安定であった。又、何れの油圧ジャッキもその位置が手延機の部材軸とは一致しておらず、上側若しくは横側にオフセットするため効率が悪く、ジャッキ取付部には補強が必要となり、構造が複雑になっていた。又、風や地震などの横荷重を受けるとジャッキに曲げが働く構造であった。
又、手延機101の上面部材上に設置する油圧ジャッキ105は長尺ジャッキを押して撓みをとる構成であったため座屈の恐れがあった。更に、一般的な油圧ジャッキでは実現困難な長ストロークを必要とするものであった。
この発明は、従来の送出し架設用の手延機が有する上記の問題点を解消すべくなされたものであり、手延機を分割せず、安定的な構造で、伸縮部材が部材軸と一致し、ジャッキ取付部の補強が不要で、構造が単純かつ風や地震などの横荷重を受けても伸縮部材に曲げが働かない送出し架設用の手延機を提供することを目的としている。
又、一般的な短尺の油圧ジャッキを引いて撓みをとり、座屈の心配がない送出し架設用の手延機を提供することを目的としている。又、伸縮部材における撓みとり作用の補助が可能で、安全性も確保できる送出し架設用の手延機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、この発明の送出し架設用の手延機は、橋体を構成する橋桁を橋脚・橋台間に移送して架設するため、この橋桁の先端に装着する手延機本体部と、この手延機本体部の先端にヒンジ結合部を介して連結する手延機可動部と、この手延機可動部と手延機本体部間に介在し前記橋桁及び前記手延機本体部の移送方向に対して前記手延機可動部を上下方向に回動し得る伸縮部材とを備える送出し架設用の手延機において、前記ヒンジ結合部は、前記手延機可動部の上面部材にヒンジ結合する可動部側上面連結部材と、前記手延機本体部の上面部材にヒンジ結合する本体部側上面連結部材と、これら可動部側上面連結部材と本体部側上面連結部材を連結する上面ヒンジ連結部と、前記手延機可動部の下面部材端部と前記手延機本体部の下面部材端部を連結する下面ヒンジ連結部と、この下面ヒンジ連結部と前記上面ヒンジ連結部をヒンジ結合する上下繋ぎ部材を有し、この上下繋ぎ部材は、前記伸縮部材であって、前記上面ヒンジ連結部と前記下面ヒンジ連結部間の距離を伸縮し、縮小した部材の長さが、前記手延機本体部及び前記手延機可動部の夫々の上下面部材間の距離より長い部材である伸縮上下繋ぎ部材であることを特徴とするものである。
可動部側上面連結部材と本体部側上面連結部材及び伸縮上下繋ぎ部材は、各部材の両端を夫々隣接する部材とヒンジ結合し、手延機可動部と手延機本体部間にトラスを形成する。このトラスはパンタグラフジャッキを構成する。
手延機が送り出され橋脚・橋台等の支点に到達する前には、自重により手延機がたわみ、支点上に設ける送出し設備の上面よりその先端部が下方に位置する。この時点で伸縮上下繋ぎ部材を伸長して、手延機可動部と手延機本体部間に位置するトラスを変形させる。これにより、手延機可動部の先端側が送り出し設備より上方まで跳ね上がる。
その状態で手延機を送り出して先端を送出し設備上に載荷する。その後、伸縮上下繋ぎ部材を初期状態まで引き込み、手延機を送出し架設時の形状に戻す。伸縮上下繋ぎ部材は、縮小した部材の長さが、手延機本体部及び手延機可動部の夫々の上下面部材間の距離より長い部材であるので手延機可動部と手延機本体部間に形成するトラスは、上面部材が山形となっている。
請求項2記載の送出し架設用の手延機は、前記手延機可動部の上面部材と、前記可動部側上面連結部材と、本体部側上面連結部材及び前記手延機本体部の上面部材は、それらの上面に沿ってワイヤを配設し、このワイヤの引き込み操作をするワイヤクランプジャッキを設けることを特徴とするものである。
ワイヤクランプジャッキは、伸縮上下繋ぎ部材を伸長した後、初期状態まで引き込む際、クランプの掴み替えとジャッキの伸縮によりワイヤーを引き込み、伸縮上下繋ぎ部材の引き込み作用を補助する。
請求項3記載の送出し架設用の手延機の伸縮上下繋ぎ部材は、両端クレビス付き油圧ジャッキであることを特徴とするものである。この油圧ジャッキは一般的な短尺ものを使用し、初期状態に戻して撓みをとる際には引き込みを行う。
この発明の送出し架設用の手延機は、手延機可動部と手延機本体部間にパンタグラフジャッキとなるトラスを形成し、伸縮上下繋ぎ部材が部材軸と一致するので、効率が高くなり、手延機が分割されず、安定的な構造になる。このためジャッキ取付部の補強が不要となり、構造が単純になる。しかも伸縮上下繋ぎ部材が部材軸と一致するので、風や地震などの横荷重を受けても曲げが働かない。
伸縮上下繋ぎ部材を伸長した状態で手延機を送り出して先端を送り出し、支点に載荷した後、伸縮上下繋ぎ部材を初期状態まで引き込み、手延機を送出し架設時の形状に戻すので、撓みとりの際、座屈の心配がない。伸縮上下繋ぎ部材は、手延機可動部と手延機本体部間に形成するトラスの上面部材が山形となっているので、上面部材が平坦なトラスに比べ、手延機可動部先端側の跳ね上げ角の上昇率が高くなり、跳ね上げの効率が上昇する。
請求項2記載の送出し架設用の手延機は、手延機可動部及び手延機本体部の上面部材に沿ってワイヤ及びワイヤクランプジャッキを設けるので、伸縮上下繋ぎ部材の引き込み作用を補助することができる。又、引き込み作用継続時に不具合が生じた場合でも、ワイヤの張力で繋ぎ部材の伸長を停止し得るのでトラス形状の維持が可能となり安全性も確保できる。
請求項3記載の送出し架設用の手延機の伸縮上下繋ぎ部材は、両端クレビス付き油圧ジャッキであるので一般的な短尺ものを使用でき、特殊な部材作製が不要になる。
送出し架設用の手延機が支点に到達する前、先端部を跳ね上げる側面図である。 送出し架設用の手延機の支点到達時の過程を示す説明図である。 上面部材が平坦なトラスを使用する送出し架設用の手延機の支点到達時の過程を示す説明図である。 ヒンジ結合トラス部の変形状態の説明図である。 従来の送出し架設用の手延機が支点に到達する前、先端部を跳ね上げる側面図である。 従来の別の送出し架設用の手延機が支点に到達する前、先端部を跳ね上げる側面図である。
次にこの発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は送出し架設用の手延機が支点に到達する前、先端部を跳ね上げた状態の側面図、図2は送出し架設用の手延機の支点到達時の過程を示す説明図である。送出し架設用の手延機1は、図示しない橋体を構成する橋桁の先端に装着する手延機本体部2と手延機可動部3を有し、両者間にヒンジ結合トラス部4を介在する。
このヒンジ結合トラス部4は、手延機本体部2の上面部材2aにヒンジ2bにて連結する本体部側上面連結部材4aと、手延機可動部3の上面部材3aにヒンジ3bにて連結する可動部側上面連結部材4bと、これら両上面連結部材4a,4bと上面ヒンジ4cにて連結する伸縮上下繋ぎ部材5を有する。この伸縮上下繋ぎ部材5の下端は、手延機本体部2の下面部材2cの端部と手延機可動部3の下面部材3cの端部と下面ヒンジ4dにて連結している。
ヒンジ結合トラス部4は、伸縮上下繋ぎ部材5を備えることによりパンタグラフジャッキを構成しており、これを操作することで手延機可動部3の先端を図示しない橋桁及び手延機本体部2の移送方向に対して上下方向に回動し得る。
伸縮上下繋ぎ部材5は、両端クレビス付き油圧ジャッキを用いる。この油圧ジャッキは一般的な短尺ものを使用するが、そのピン間長さは手延機本体部2及び手延機可動部3の夫々の上下面部材間の距離より長いものとする。従ってヒンジ結合トラス部4は、上面部材4a,4bが初期状態でも山形となっている。
ヒンジ結合トラス部4の上面に沿ってワイヤ6を配設し、手延機可動部3の上面部材3aにはこのワイヤ6の引き込み操作をするワイヤクランプジャッキ7を設ける。ワイヤ6はその一端を手延機本体部上面部材2aに固定すると共に、ヒンジ結合トラス部4の本体部側上面連結部材4a及び可動部側上面連結部材4bに突設するガイド部6aを挿通する。
ワイヤクランプジャッキ7は、伸縮上下繋ぎ部材5が伸長する際はフリーで、縮小する際にクランプの掴み替えとジャッキの伸縮によりワイヤ6を引き込み、伸縮上下繋ぎ部材5の引き込み作用を補助する。
図2に示すように、手延機1が送り出され、橋脚・橋台等の支点8に到達する前には、自重により手延機1がたわみ、その先端部の延長ラインL1が支点8上に設ける送出し設備9の上面よりHだけ下方に位置している(a)。
この時点で伸縮上下繋ぎ部材5を伸長して、ヒンジ結合トラス部4を変形させる。これにより、手延機可動部3の延長ラインL1が送出し設備9より上方まで跳ね上がる(b)。その状態で手延機1を送り出して、手延機可動部3の先端下面部材3cを送出し設備9上に載荷する(c)。
その後、伸縮上下繋ぎ部材5を初期状態まで引き込み、ヒンジ結合トラス部4の下面ヒンジ部4dを上昇させて、撓んだ手延機1を送出し設備9と略同一面の送り出しラインL1まで持ち上げ、送出し架設時の形状に戻す(d)。
この伸縮上下繋ぎ部材5引き込み時に合わせ、ワイヤクランプジャッキ7のクランプ掴み替えとジャッキ伸縮を行いワイヤ6を引き込み、伸縮上下繋ぎ部材5の引き込み作用を補助する。ワイヤクランプジャッキ7は伸縮上下繋ぎ部材5に不具合が生じた場合でも、ワイヤ7の張力で伸縮上下繋ぎ部材5の伸長を停止し得るのでトラス形状の維持が可能となり安全性も確保できる。
ワイヤ7の張力はヒンジ結合トラス部4が山形となっている状態の時、押し込み力として作用するので、縮小した際も上面部材が山形となっている方が安全性の面からは望ましいが、伸縮上下繋ぎ部材の長さが手延機本体部及び手延機可動部の夫々の上下面部材間の距離と等しい構成でも可能である。
図3に上面部材が平坦なトラスを使用する送出し架設用の手延機を示す。この手延機21も伸縮上下繋ぎ部材25を伸長して、ヒンジ結合トラス部24を変形させ、手延機可動部23の延長ラインL2を送出し設備9より上方まで跳ね上げ(b´)、その状態で手延機21を送り出して、手延機可動部23の先端下面部材23cを送出し設備9上に載荷する(c´)。
その後、伸縮上下繋ぎ部材25を初期状態まで引き込み、撓んだ手延機21を送出し架設時の形状に戻す(d´)。この手延機21にワイヤクランプジャッキ等の設備を設ける場合、ヒンジ結合トラス部24が山形となっている状態であればワイヤの張力を作用できる。
ヒンジ結合トラス部の形状は、縮小した際も上面部材が山形となっている方が有利であることが、手延機可動部先端側の跳ね上げ角の上昇率の面からも言える。これを図4のヒンジ結合トラス部の変形状態の説明図に基づき述べる。図4で、aは本体部側上面連結部材及び可動部側上面連結部材の長さ、bは伸縮上下繋ぎ部材の長さ、cは本体部及び可動部の夫々の上面部材のヒンジと下面ヒンジを連結する斜材の長さ、αは伸縮上下繋ぎ部材と斜材の挟角を表す。
ここでa,cは固定長さであり、bが変化するとαも変化する。L0はヒンジ結合トラス部変形前の手延機下面部材位置を示し、L1は変形時の同下面部材位置を示す。図からも明らかなように、αの変化は下面部材において倍角となっている。即ち手延機可動部の持ち上げ角は伸縮上下繋ぎ部材のジャッキストロークに倍比例している。
a=1.5m、c=2.5m、b=2.0〜3.0mとすると、α=36.9〜29.9°となり、その時の跳ね上げ角は0〜6.9°となる。一方、a=1.53m、c=2.5m、b=2.3〜3.3mとすると、α=36.9〜26.2°となり、その時の跳ね上げ角は0〜10.6°となる。
上記の例ではヒンジ結合トラス部が平坦な場合と、30cm凸状にした場合とを比較したものであるが後者の方が跳ね上げ角が大きく、跳ね上げの効率が高いことが分る。このように、本発明の送出し架設用の手延機は大揚程の持ち上げが可能となるため、乗り越え用のローラが不要となり、橋脚上に特別な設備設置スペースを必要としなくなる。
1 手延機
2 手延機本体部
2a 上面部材
2b ヒンジ
2c 下面部材
3 手延機可動部
3a 上面部材
3b ヒンジ
3c 下面部材
4 ヒンジ結合トラス部
4a 本体部側上面連結部材
4b 可動部側上面連結部材
4c 上面ヒンジ
4d 下面ヒンジ
5 伸縮上下繋ぎ部材
6 ワイヤ
7 ワイヤクランプジャッキ
8 支点

Claims (3)

  1. 橋体を構成する橋桁を橋脚・橋台間に移送して架設するため、この橋桁の先端に装着する手延機本体部と、この手延機本体部の先端にヒンジ結合部を介して連結する手延機可動部と、この手延機可動部と手延機本体部間に介在し前記橋桁及び前記手延機本体部の移送方向に対して前記手延機可動部を上下方向に回動し得る伸縮部材とを備える送出し架設用の手延機において、前記ヒンジ結合部は、前記手延機可動部の上面部材にヒンジ結合する可動部側上面連結部材と、前記手延機本体部の上面部材にヒンジ結合する本体部側上面連結部材と、これら可動部側上面連結部材と本体部側上面連結部材を連結する上面ヒンジ連結部と、前記手延機可動部の下面部材端部と前記手延機本体部の下面部材端部を連結する下面ヒンジ連結部と、この下面ヒンジ連結部と前記上面ヒンジ連結部をヒンジ結合する上下繋ぎ部材を有し、この上下繋ぎ部材は、前記伸縮部材であって、前記上面ヒンジ連結部と前記下面ヒンジ連結部間の距離を伸縮し、縮小した部材の長さが、前記手延機本体部及び前記手延機可動部の夫々の上下面部材間の距離より長い部材である伸縮上下繋ぎ部材であることを特徴とする送出し架設用の手延機。
  2. 前記手延機可動部の上面部材と、前記可動部側上面連結部材と、本体部側上面連結部材及び前記手延機本体部の上面部材は、それらの上面に沿ってワイヤを配設し、このワイヤの引き込み操作をするワイヤクランプジャッキを設けることを特徴とする請求項1記載の送出し架設用の手延機。
  3. 前記伸縮上下繋ぎ部材は、両端クレビス付き油圧ジャッキ
    であることを特徴とする請求項1、請求項2記載の送出し架設用の手延機。
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