JP6706161B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器に関する。
たとえば特開2015−88813号公報(特許文献1)に記載されているように、電子機器に関して様々な技術が提案されている。
特開2015−88813号公報
電子機器においては、ディスプレイの表示面を覆うパネルが設けられる場合がある。この電子機器を落下させたりこの電子機器に衝撃を与えたときなど、このパネルが破損する可能性がある。
電子機器に備わるいくつかの部品を配置する上で、パネルの形状が制約となる場合がある。電子機器に内蔵させる部品を外部と連通させる必要がある際に、パネルの存在が妨げとなる場合がある。部品と外部とを連通させるためにパネルに貫通孔を設けることも考えられるが、このような貫通孔をパネルに設けた場合、パネルの強度は大幅に下がってしまう。
そこで、本開示は、電子機器における部品配置の自由度を高くしつつ、パネルの破損をなるべく起こりにくくすることができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に基づく電子機器は、ケースと、パネルと、第1部品と、カバーとを備える。上記パネルは、外形線を有する第1面を含み、上記第1面が外側を向くように上記ケースによって保持される。上記外形線は第1凹みを有する。上記第1部品は、上記ケース内に位置する。上記カバーは、上記第1部品と外部とを連通させるための貫通孔または切欠きを有し、上記第1面を平面視したときに上記第1凹みを隠すように位置する。
本開示によれば、電子機器における部品配置の自由度を高くしつつ、パネルの破損をなるべく起こりにくくすることができる。
本開示に基づく実施の形態1における電子機器の平面図である。 本開示に基づく実施の形態1における電子機器の部分拡大平面図である。 本開示に基づく実施の形態1における電子機器からカバーを取り外した状態の部分拡大平面図である。 図2におけるIV−IV線に関する矢視断面図である。 図4におけるZ1部の拡大図である。 本開示に基づく実施の形態1における電子機器に含まれるカバーの第1の斜視図である。 本開示に基づく実施の形態1における電子機器に含まれるカバーの第2の斜視図である。 本体にカバーを取り付ける様子の説明図である。 本体にカバーを取り付けた状態の部分的斜視図である。 本体にカバーおよび第2筐体部品を取り付けた状態の部分的斜視図である。 図2におけるXI−XI線に関する矢視断面図である。 図11におけるZ2部の拡大図である。 図11におけるZ3部の拡大図である。 パネルの第1凹みの第1の例の平面図である。 パネルの第1凹みの第2の例の平面図である。 パネルの第1凹みの第3の例の平面図である。 パネルの第1凹みの第4の例の平面図である。 パネルの第1凹みの第5の例の平面図である。 パネルの第1凹みの第6の例の平面図である。 パネルの第1凹みがない部分に他の部品を配置する例の説明図である。 本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第1の例の平面図である。 本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第2の例の平面図である。 本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第3の例の平面図である。 本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第4の例の平面図である。 本開示に基づく実施の形態3における電子機器に備わるパネルの部分平面図である。 本開示に基づく実施の形態3における電子機器に備わるパネルの部分斜視図である。 本開示に基づく実施の形態3における電子機器からカバーを取り外した状態の部分拡大平面図である。 本開示に基づく実施の形態3における電子機器からカバーを取り外した状態の部分斜視図である。 図28の一部をさらに拡大した部分斜視図である。 図29に示した構造からパネルなどを取り外した状態の部分斜視図である。 本開示に基づく実施の形態4における電子機器からカバーを取り外した状態の部分拡大平面図である。 図31の一部をさらに拡大した部分平面図である。 本開示に基づく実施の形態5における電子機器からカバーを取り外した状態の部分拡大平面図である。 図33の一部をさらに拡大した部分平面図である。 本開示に基づく実施の形態6における電子機器からカバーを取り外した状態の部分拡大平面図である。 図35に示した構造からパネルを取り外した状態の部分拡大平面図である。 図36に示した構造から表示パネルを取り外した状態の部分拡大平面図である。
図面において示す寸法比は、必ずしも忠実に現実のとおりを表しているとは限らず、説明の便宜のために寸法比を誇張して示している場合がある。以下の説明において、上または下の概念に言及する際には、絶対的な上または下を意味するとは限らず、図示された姿勢の中での相対的な上または下を意味する場合がある。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図13を参照して、本開示に基づく実施の形態1における電子機器について説明する。
図1に、本実施の形態における電子機器101の外観を示す。電子機器101は、図1に示すように、ケース1とパネル2とカバー3とを備える。パネル2は透明なパネルであってよい。パネル2の向こう側には、表示パネルが配置されていてよい。表示パネルは、たとえば液晶表示パネル、有機EL表示パネル、無機EL表示パネルなどのいずれかであってよい。表示パネルが表示する画像がパネル2を透過して手前から視認可能となることによって、パネル2の表面の少なくとも一部が表示領域25となっていてよい。図1に示した例では、パネル2の表面が長方形の表示領域25を含んでいる。パネル2と表示パネルとの間に挟まれるようにタッチパネルが配置されていてもよい。電子機器101は、側面にボタンを備えていてもよい。電子機器101は、図1における手前の面のいずれかの位置にボタンを備えていてもよい。
図1に示した電子機器101のうちカバー3の近傍を拡大したところを図2に示す。
図2に示すように、パネル2は、第1面2aを含む。図2に示す電子機器101からカバー3を取り外した状態を図3に示す。第1面2aは、外形線10を有する。外形線10は、第1辺13を含む。図2および図3に示す例では、第1面2aの外形線10全体を略長方形と見立てたときの長方形の短辺に相当する辺を「第1辺13」としている。第1面2aの角が丸くなっている場合には、この角の丸みの部分は第1辺13に含んでも含まなくてもよい。パネル2にとっての第1辺13の捉え方の一例は、後述する図20においても模式的に示されている。図2では、第1辺13の大部分は、カバー3によって隠されていたが、図3では、第1辺13の大部分は隠されることなく露出している。パネル2は、第1面2aが外側を向くようにケース1によって保持されている。外形線10は、第1凹み15を有する。第1凹み15は、外形線10のうち第1辺13において設けられている。
図2におけるIV−IV線に関する矢視断面図を図4に示す。図4に示すように、電子機器101は、ケース1内に位置する第1部品31を備える。第1部品31は、通気膜7と音響部品8とを含む。図4に示す例では、パネル2に重なるように表示パネル36が配置されている。パネル2と表示パネル36との間にタッチパネル37が配置されている。
カバー3は、第1部品31と外部とを連通させるための貫通孔または切欠きを有する。図1、図2および図4に示した例では、カバー3は貫通孔6を有する。貫通孔6は、たとえば第1部品31が発する音声を外部に伝えるためのものであってよい。図1、図2および図4に示した貫通孔6の形状はあくまで一例であって、これに限らない。カバー3に設けられる貫通孔は、ここで示したのと異なる形状であってもよい。カバー3は、第1部品31と外部とを連通させるためのものとして、貫通孔6の代わりに切欠きを有してもよい。カバー3が、第1部品31と外部とを連通させるためのものとして切欠きを有している例について詳しくは、後述する。
カバー3は、第1面2aに垂直な方向から見たときに第1凹み15を隠すように位置する。「第1面2aに垂直な方向から見たとき」とは、図1または図2に示すような姿勢で見たときのことである。図2に示すように、カバー3は、第1凹み15を隠すように位置する。図2では、第1凹み15は、カバー3に隠されているので、破線で示されている。
図4におけるZ1部を拡大したところを図5に示す。パネル2は、ケース1の少なくとも一部によって支持されていてよい。この例では、パネル2は第1筐体部品1aによって支持されている。第1筐体部品1aは、ケース1の一部または全部である。カバー3は、ケース1に接していてよい。ケース1は、張出部28を含む。音響部品8から出た音は、そのまま図4における上向きに直進してカバー3の貫通孔6を通るとは限らず、図4に示すようにずれた位置にある貫通孔6を通るように導かれてもよい。図4に示した例では、貫通孔6は、音響部品8に比べて電子機器101の端に近い位置にある。ケース1の形状を適宜設計することにより、所望の位置の貫通孔6と音響部品8とを、音声が通るための通路で結ぶことができる。通路は直線状とは限らずこのように曲がっていてもよい。図5に示すように、ケース1が張出部28を有することによって、音声は、音響部品8の投影領域からずれた位置へと誘導されうる。音声が電子機器101の外部から貫通孔6を通じて入ってきて音響部品8に向かう場合についても同様である。
カバー3を単独で取り出したところを図6に示す。カバー3を裏返したところを図7に示す。カバー3は、第2面3aと、第3面3bと、第4面3cと、第5面3dとを有する。第2面3a、第3面3b、第4面3cおよび第5面3dは、平面とは限らず曲面であってもよい。第2面3a、第3面3b、第4面3cおよび第5面3dは、表面に何らかの凹凸を含んでいてもよい。第3面3bは第2面3aの裏側である。第5面3dは第4面3cの裏側である。第2面3aと第4面3cとは、ほぼ垂直をなしていてよい。第2面3aと第4面3cとは、滑らかな曲面を通じてつながっていてもよい。第3面3bと第5面3dとはほぼ垂直をなしていてよい。
カバー3の第3面3bには、突起51a,51bが設けられている。突起51a,51bは、T字形の断面形状を有し、一定の方向91に延在している。突起51a,51bは、矢印90の側から見たときT字形となっている。ここでいう「T字形」とは、正確なT字形状に限らず、ほぼT字形とみなせる形状を含む概念である。突起51a,51bの各々において、一方の端は、第5面3dにつながっていてよい。
カバー3の第5面3dには、突起53a,53b,53c,53dが設けられている。突起53a,53b,53c,53dは、第5面3dにほぼ平行な長方形の面を有する。
第1筐体部品1aを含む複数の部品が組み立てられたものである本体に対して、カバー3が取り付けられる様子を図8に示す。カバー3は、矢印92の向きに第1筐体部品1aに取り付けられる。第1筐体部品1aはケース1の一部である。カバー3は、第1筐体部品1aに対して、方向91に沿って抜き差し可能となっている。第1筐体部品1aは、凹部54a,54b,54c,54dを有する。凹部54a,54b,54c,54dはほぼ長方形の凹部である。凹部54a,54b,54c,54dは、突起53a,53b,53c,53dをそれぞれ受け入れるためのものである。本体に対してカバー3を取り付けた後の状態を図9に示す。さらに第2筐体部品4を取り付けた状態を図10に示す。第2筐体部品4は、カバー3の一部を覆うようにして本体に取り付けられている。
図2におけるXI−XI線に関する矢視断面図を図11に示す。ケース1に対してカバー3が取り付けられている。図11におけるZ2部を拡大したところを図12に示す。突起51aが凹部52aに収まっている。図11におけるZ3部を拡大したところを図13に示す。突起51bが凹部52bに収まっている。図8における方向91が、図12および図13における紙面手前奥方向に相当する。
(作用・効果)
本実施の形態では、パネル2の外形線10が第1凹み15を有しており、第1部品31と外部とを連通させるための貫通孔または切欠きを有するカバー3が、第1凹み15を隠すように位置するので、パネル2の第1凹み15は保護される。したがって、第1凹み15の存在によって、電子機器における部品配置の自由度を高くしつつ、カバー3によって第1凹み15が隠されることによって、パネル2の破損をなるべく起こりにくくすることができる。
本実施の形態で示したように、第1部品31は音響部品8を含んでもよい。音響部品8は、音を扱う部品であればよい。音響部品8は、音の入力を受ける部品であってもよく、音の出力をする部品であってもよい。音響部品8は、音の入力と出力との両方を行なう部品であってもよい。音響部品は、単一部品とは限らず複数の部品の集合体であってもよい。第1部品31が音響部品である場合には、音を通過させるために、パネル2が遮っていない部位が必要となるが、本実施の形態で示したように、パネル2の外形線10が第1凹み15を有していることにより、この部位に第1部品31を配置することが可能となり、パネル2によって音を遮られることなく第1部品31を有効に使用することができる。したがって、部品配置にとって好都合である。
第1部品は、音響部品とは限らず、他のものであってもよい。たとえば、第1部品はボタンを含んでいてもよい。電子機器にボタンを配置する際にも、パネル2が遮っていない領域が必要であるので、同様のことがいえる。
本実施の形態で示したように、第1部品31は、音響部品8と前記カバーとの間に位置する通気膜7を含んでもよい。通気膜7は、音響部品8と接していなくてもよい。通気膜7は、第1部品31の一部である。このように通気膜7があることにより、カバー3の貫通孔または切欠きを介して侵入した異物が音響部品8に到達することを困難にすることができる。
通気膜7は、防水通気膜であってもよい。この構成を採用することにより、カバー3の貫通孔または切欠きを介して侵入した水が音響部品8に到達することを困難にすることができる。防水通気膜が適切に配置されることにより、電子機器に防水性能をもたせることができる。
音響部品8は、レシーバ、マイク、スピーカのうち少なくともいずれかを含んでもよい。本実施の形態では、一例として、音響部品8はレシーバを含むものとして示した。たとえば音響部品8がレシーバを含む場合、ユーザは貫通孔6を耳の付近に位置付けることによって音声を聞くことができる。たとえば音響部品8がスピーカを含む場合、貫通孔6を通じて周囲に音声を放出することができる。
パネル2は、スクリーンパネルを含んでもよい。
パネル2の主材料は、サファイアであってもよい。この構成を採用することにより、パネル2を平滑性などの特性において優れたものとすることができる。
パネル2は、たとえば一方向に長い板状であってよい。パネル2は、表示パネル36の表示面と対向する内側主面と、内側主面とは反対側に位置する外側主面とを有している。外側主面は第1面2aと同義である。パネル2は、サファイア単結晶からなっていてもよい。ここで、サファイア単結晶とは、アルミナ(Al23)の単結晶のことをいい、本明細書では、Al23純度が約90%以上の単結晶のことをいう。Al23純度は99%以上であれば、パネル2は傷がよりつきにくく、割れや欠けなどがより生じにくいようにすることができる。パネル2の材料は、サファイアに限らず、たとえば、ガラス、樹脂などであってもよい。
パネル2は、表示パネル36の表示が透過する透明の表示領域25を有している。表示領域25は表示窓とも呼ばれる。表示領域25はたとえば平面視したときに長方形をなしている。表示パネル36から出力される可視光は表示領域25を通って電子機器101の外部に取り出される。ユーザは、電子機器101の外部から、表示領域25を通じて、表示パネル36に表示される情報を視認することが可能である。
パネル2における、表示領域25を取り囲む周端部(周縁部)の大部分は、たとえばフィルムなどが貼られることによって黒色となっていてよい。これにより、周端部の大部分は、表示パネル36の表示が透過しない非表示部分となっていてよい。
カバー3の主材料は、樹脂であってもよい。この構成を採用することにより、カバー3で衝撃をある程度吸収することが可能となるので、電子機器の耐衝撃性を高めることができる。
図4に示すように、ケース1は、第1筐体部品1aと第2筐体部品4とを備えてもよい。カバー3は、第1筐体部品1aに対して係合する第1部分を備える。カバー3が前記第1部分によって第1筐体部品1aに対して係合した状態で第2筐体部品4がケース1に対して組み合わさることによってカバー3は固定されていてもよい。ここでいう「第1部分」は、突起51a,51b、突起53a,53b,53c,53d、凹部52a,52b、凹部54a,54b,54c,54dを含む。図4では、第1部分の一部である突起53cおよび凹部54cが見えている。図4では、突起53cが凹部54cに収まった状態で、その右側に第2筐体部品4が被さっている。第2筐体部品4が第1筐体部品1aに対してこのように組み合わさることによって、突起53cは凹部54cから抜け出すことができなくなっている。このようにしてカバー3は固定されている。ここでは、突起53cと凹部54cと第2筐体部品4との関係に注目して説明したが、突起51aと凹部52aとの間でも同様であり、第2筐体部品4が第1筐体部品1aに対して組み合わさることによって、突起51aは凹部52aから抜け出すことができなくなっている。突起51bと凹部52bとの間でも同様である。突起53bと凹部54bとの間でも同様である。突起53dと凹部54dとの間でも同様である。突起53aと凹部54aとの間でも同様である。この構成を採用することにより、第2筐体部品4を先に外さない限りはカバー3が第1筐体部品1aから外れることは困難となる。したがって、電子機器に衝撃が加わったときにカバー3が不所望に外れるという事態を起こりにくくすることができる。
本実施の形態で示したように、前記第1部分は、カバー3が第1面2aに平行な方向91に摺動することで第1筐体部品1aに嵌合する構造を含み、第2筐体部品4は、前記第1部分の少なくとも一部を覆うように第1筐体部品1aに対して組み合わさっていてよい。ここで示した例では、第1部分は、「第1面2aに平行な方向91に摺動することで第1筐体部品1aに嵌合する構造」として、突起51a,51bを含んでいる。これはあくまで一例であって、他の構造であってもよい。
(第1凹みのバリエーション)
第1凹み15は、上述したように、パネル2の第1面2aの第1辺13に存在する凹みである。以下、第1凹み15のバリエーションについて説明する。第1凹み15は、たとえば図14に示すように長方形の凹みであってもよい。第1凹み15は、図15に示すように台形の凹みであってもよい。図14に示したように第1凹み15が長方形の凹みである場合に比べれば、図15に示すように第1凹み15を台形の凹みとすることで、直角な角を無くすことができ、パネル2の強度を高めることができる。さらに、図16に示すように、台形の凹みにおいて生じる角に丸みをもたせることとすれば、衝撃による破損をより起こりにくくすることができる。図16に示したものは、図3に示した第1凹み15と近い形状である。図3に示すように、第1面2aに垂直な方向から見たときに、第1凹み15は、角に丸みを有する台形の凹みであってよい。第1面2aを平面視したときに、第1凹み15は、2つの斜辺を含み、前記2つの斜辺は、第1凹み15の奥にいくほど第1凹み15の幅が狭くなるテーパ形状をなしてもよい。
第1凹み15は、主に第1部品31と外部とを連通させるスペースを確保しやすくするために設けられるものであるが、確保すべきスペースが小さい場合には、図17に示すようなものであってもよい。図17に示す例では、第1凹み15は、半円形となっている。確保すべきスペースが一定の長さを有する場合には、図14〜図16に示したような形状で第1凹み15の幅を広げることも考えられるが、たとえば図18に示すように、2つの四分の一円と1本の直線とを組み合わせた形状で第1凹み15を設けることとしてもよい。
他に、たとえば図19に示すように、V字形状の凹みとして第1凹み15を設けることとしてもよい。図14〜図19に示したのは、あくまでいくつかの代表例に過ぎず、実際には、第1凹み15の形状としては、ここで挙げた以外にもさまざまな形状が採用可能である。
(第2部品)
本実施の形態では、第1部品31がケース1内にあるものとして説明したが、ケース1内には第1部品31以外にもさまざまな部品が存在してもよい。パネル2の第1面2aの第1辺13が第1凹み15を有し、かつ、パネル2に重ねて配置すべき他の部品がある場合には、第1凹み15がない部分に他の部品を配置することとしてもよい。第1凹み15がない部分は第1凹み15に比べて相対的に張り出しているといえるので、この張り出した部分に重なるように他の部品を配置することができる。その一例を図20に示す。図20ではケース1を図示省略しているが、ケース1の内部空間は、図20におけるパネル2の紙面奥側に広がっている。外形線10は、第1凹み15がある第1区間14と、第1区間14に連なり、第1区間14より張り出している第2区間16a,16bとを有する。図20に示したように、第2区間16a,16bにおいてパネル2に重なるようにケース1内に第2部品32a,32bが位置してもよい。この構成を採用することにより、限られたスペースを有効活用して各部品を配置することができる。第2部品32a,32bは、第1凹み15がないことによって相対的に張り出した部分の中に完全に収まるとは限らない。図20に示すように、第2部品32a,32bの全体ではなく一部のみが、張り出した部分に入り込むように配置されていてもよい。
図2、図3などには、領域26a,26b,26cが示されている。領域26a,26b,26cは、たとえばパネル2を介して光を入射または出射させるための領域であってよい。領域26a,26b,26cは、光以外の何かを通過させるための領域であってもよい。領域26a,26b,26cにおいては、パネル2に何らかの開口部が設けられている必要はない。領域26a,26b,26cにおいては、ケース1の内部に何らかの部品が配置されていてもよい。領域26a,26b,26cを利用可能なようにケース1の内部に配置される部品としては、たとえば発光ダイオード(Light Emitting Diode)、照度センサ、近接センサなどが挙げられる。第2部品32a,32bはこれらのうちのいずれかであってよい。第2部品が発光ダイオードである場合には、パネル2を通じて光を外部に向けて出射することができるので、電子機器から何らかの情報をユーザに知らせるためのランプとすることができる。第2部品が照度センサである場合には、パネル2を通じて外部からの光を受光し、外部環境の明るさを検出することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、カバー3が第1部品31と外部とを連通させるためのものとして貫通孔6を有している例を、電子機器101として説明した。上述したように、カバー3は貫通孔6の代わりに切欠きを有していてもよいので、カバー3が切欠きを有している例を実施の形態2として示す。実施の形態2では、実施の形態1と共通する事項については説明を繰り返さない。
本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第1の例としては、たとえば図21に示す電子機器102のようなものも考えられる。電子機器102においては、カバー3は、切欠き6iを有する。切欠き6iはT字形となっており、パネル2の中央に向かって開放されている。図21では、切欠き6iの中にパネル2の外形線の一部が見えている。
本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第2の例としては、たとえば図22に示す電子機器103のようなものも考えられる。電子機器103においては、カバー3は、切欠き6jを有する。切欠き6jは逆T字形となっており、パネル2から遠ざかる側、すなわち、電子機器103の端に向かって開放されている。
本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第3の例としては、たとえば図23に示す電子機器104のようなものも考えられる。電子機器104においては、カバー3は、切欠き6kを有する。切欠き6kはパネル2の中央に向かって開放されている。切欠き6kは図23に示したように一定幅であってもよい。切欠き6kは途中で幅が変化する形状であってもよい。図23では、切欠き6kの中にパネル2の外形線の一部が見えている。
本開示に基づく実施の形態2における電子機器の第4の例としては、たとえば図24に示す電子機器105のようなものも考えられる。電子機器105においては、カバー3は、切欠き6nを有する。切欠き6nはパネル2から遠ざかる側すなわち電子機器105の端に向かって開放されている。切欠き6nは図24に示したように一定幅であってもよい。切欠き6nは途中で幅が変化する形状であってもよい。
本実施の形態における電子機器として、切欠きの形状をいくつか例示したが、これらはあくまで例示であって、切欠きの形状はここで示したものに限らない。切欠きは、ここで示したのと異なる形状であってもよい。
図21〜図24では、切欠きの中にパネルの外形線の一部が見えている例も示したが、カバーに設ける切欠きは、このようにパネルの外形線の一部を露出させてもよい。第1凹みの一部をなす線が、カバーに設けられた切欠きの中で露出していてもよい。カバーは、第1面を平面視したときに第1凹みの一部を隠すように位置するものであってもよい。
(実施の形態3)
図3、図5、図25〜図30を参照して、本開示に基づく実施の形態3における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器は、実施の形態1における電子機器と同じ構成であってもよいが、注目している構成が実施の形態1とは異なるので、実施の形態1とは別の実施の形態として説明する。
本実施の形態における電子機器からパネル2のみを取り出したときのパネル2の一部を図25に示す。第1面2aを平面視したときに、第1凹み15は、第1斜辺17aおよび第2斜辺17bを有し、第1斜辺17aおよび第2斜辺17bは、第1凹み15の奥にいくほど第1凹み15の幅が狭くなるテーパ形状をなす。
パネル2の第1凹み15近傍の斜視図を図26に示す。本実施の形態における電子機器においてカバー3を取り外した状態は、実施の形態1において図3に示したものと同じである。図3では、パネル2の外形線10とケース1の一部との間に隙間61eが見えていた。隙間61eは、第1凹み15の内側において外形線10の一部に沿うように設けられていた。図3における隙間61eの近傍を拡大したところを図27に示す。図3における第1凹み15の近傍の斜視図を図28に示す。図28の一部をさらに拡大したところを図29に示す。
パネル2は、図26に示すように、第1凹み15の少なくとも一部に沿って位置する第1側面21と、外形線10のうち第1凹み15以外のいずれかの部分に沿って位置する第2側面22とを有する。ケース1は、図27に示すように、第1側面21に対向する第1部位75と、第2側面22に対向する第2部位76とを備える。第1側面21と第1部位75との間の長さは、第2側面22と第2部位76との間の長さより長い。
本明細書において、パネル2の側面とその側面に対向するケースの部位との間の長さに言及する際には、とりうる長さのうちで最小の長さを意味する。
図25、図26などに例示したように、第1凹み15が、第1斜辺17aおよび第2斜辺17bを有する場合には、以下のように表現することができる。パネル2は、第1斜辺17aに沿って位置する第1側面21と、外形線10のうち第1凹み15以外のいずれかの部分に沿って位置する第2側面22とを有する。ケース1は、第1側面21に対向する第1部位75と、第2側面22に対向する第2部位76とを備える。第1側面21と第1部位75との間の長さは、第2側面21と第2部位76との間の長さより長い。
図28に示した構造からパネル2、通気膜7などを取り外した状態を図30に示す。ケース1は、ケース第1部分11とケース第2部分12とを備える。図30に示すように、ケース第1部分11とケース第2部分12は、それぞれ上面を有している。ケース第1部分11の上面とケース第2部分12の上面は、高さが異なっている。
図5に示すように、ケース1は、パネル2の第1面2aとは反対側の面2bに当接するケース第1部分11と、ケース第1部分11から、第1面2aに垂直な方向に突出するケース第2部分12とを備える。図27に示すように、第1面2aに垂直な方向から見たとき、ケース第2部分12の外形線は、少なくとも第1凹み15内においてパネル2から遠ざかる向きに第1面2aの外形線10をオフセットした線から、パネル2からさらに遠ざかる向きに逸脱している部分12eを含む。この構成を採用することにより、部分12eによって生じる隙間61eの分だけ、ケース1の変形がパネル2に伝わりにくいようにすることができる。隙間61eがあることにより、ケース1の変形をある程度まで許容することが可能となるので、落下などによる衝撃が電子機器に加わった際に、パネル2の第1凹み15近傍においてケース1の変形した部分がパネル2に負荷を与えてパネル2を破損させる確率を低減させることができる。
図3などに示した例では、第1面2aを平面視したときに、第1凹み15は、2つの斜辺を含み、これら2つの斜辺は、第1凹み15の奥にいくほど第1凹み15の幅が狭くなるテーパ形状をなしているが、このように2つの斜辺がある場合には、第1面2aの外形線10をオフセットした線から逸脱する部分12eは、2つの斜辺のうち1つに沿うように設けられていてもよい。この構成を採用することにより、落下などによる衝撃が電子機器に加わった際に、斜辺の1つにおいてケース1の変形した部分がパネル2に負荷を与えてパネル2を破損させる確率を低減させることができる。
(実施の形態4)
図31〜図32を参照して、本開示に基づく実施の形態4における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器においてカバー3を取り外した状態を図31に示す。図31の一部を拡大したところを図32に示す。
実施の形態3では、ケース第2部分12の外形線は、第1面2aの外形線10をオフセットした線から逸脱している部分12eを備えていたが、本実施の形態における電子機器は、部分12eに代えて部分12fを備える。部分12fでは、部分12eに比べて、外形線10をオフセットした線から逸脱する量が大きくなっている。部分12fは、ケース第2部分12の外形線はパネル2の斜辺とは無関係な形状となっている。部分12fが大きく後退した結果、ケース第2部分12とパネル2との間に隙間61fが生じている。隙間61fは略直角三角形の形状を有する。この構成を採用することにより、部分12fにおいては、ケース第2部分12の外形線がパネル2の第1面2aの外形線10から大きく離れているので、ケース1の変形した部分がパネル2に負荷を与えてパネル2を破損させる確率を、さらに低減させることができる。
図32では隙間61fの右下でケース第2部分12の直角の角が外形線10に接しているが、この角は直角ではなく丸みを有していてもよい。角が丸みを有している方が力の作用点を分散できるので、パネル2が破損しにくくなる。
実施の形態3,4では、第1凹み15の2つの斜辺のうち一方のみに対応するように逸脱する部分12e,12fが設けられていたが、逸脱する部分は2つの斜辺の両方に設けられていてもよい。逸脱する部分が第1凹み15の2つの斜辺の両方に設けられる場合には、逸脱する部分は対称に設けられてもよく、非対称に設けられてよい。
(実施の形態5)
図33〜図34を参照して、本開示に基づく実施の形態5における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器においてカバー3を取り外した状態を図33に示す。図33の一部を拡大したところを図34に示す。
実施の形態3では、ケース第2部分12の外形線は、第1面2aの外形線10をオフセットした線から逸脱している部分12eを備えていたが、本実施の形態における電子機器は、部分12eに代えて部分12hを備える。部分12hでは、部分12eに比べて、外形線10をオフセットした線から逸脱している区間が長くなっている。部分12hは、第1凹み15の左端から右端までの全体にわたって、外形線10をオフセットした線から逸脱している。この構成を採用することにより、部分12hにおいては、広い範囲においてケース第2部分12の外形線がパネル2の第1面2aの外形線10から離れ続けているので、ケース1の変形した部分がパネル2に負荷を与えてパネル2を破損させる確率を、低減させることができる。
(実施の形態6)
図26、図35〜図37を参照して、本開示に基づく実施の形態6における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器は、実施の形態1における電子機器と同じ構成であってもよいが、注目している構成が実施の形態1とは異なるので、実施の形態1とは別の実施の形態として説明する。
本実施の形態における電子機器においてカバー3を取り外した状態を図35に示す。図33では、第1凹み15の中心を通る線65を表示している。図35に示した構造からパネル2を取り外した状態を図36に示す。図36では、パネル2の撤去に伴ってタッチパネル37(図4参照)も取り除かれている。図36では、表示パネル36が見えている。表示パネル36の一端からはフレキシブル基板38が延在している。ケース1には、開口部39が設けられている。開口部39の幅は、フレキシブル基板38の幅より大きい。フレキシブル基板38は、開口部39を通って図36の紙面手前側から紙面奥側へと引き出されている。
図36に示した構造から表示パネル36を取り外した状態を図37に示す。図37では、表示パネル36の撤去に伴ってフレキシブル基板38も取り除かれている。ケース1に設けられた開口部39は、線65に対して非対称な位置にある。ケース1には、開口部68,69が設けられている。ケース1は、開口部39、開口部68,69などに起因して左右非対称な構造となっている。ケース1は領域66,67の2つに分けて把握することができる。ケース1は、くびれ部70,71を備える。領域66内にあるくびれ部70の方が、領域67内にあるくびれ部71より細くなっている。本実施の形態では、くびれ部70,71の太さの違いに起因して、領域67より領域66の方が変形しやすい。
本実施の形態では、第1凹み15の奥行き方向に平行で第1凹み15の中心を通る線65でケース1を2分割したとき、2分割されて得られるケース1の2つの領域66,67は変形しやすさが異なっており、逸脱している部分12eは、前記2つの領域のうち変形しやすい方に対応するように位置する。本実施の形態で示す例では、領域66の方が領域67より変形しやすい。逸脱している部分12eは、領域66に対応するように位置する。この構成を採用することにより、変形しやすい領域に対応するようにして、逸脱している部分が設けられているので、落下などによる衝撃が電子機器に加わった際に、ケース1の変形した部分がパネル2に負荷を与えてパネル2を破損させる確率を効果的に低減させることができる。
本実施の形態では、一例として、くびれ部70,71の太さの違いに起因して領域67より領域66の方が変形しやすいものとしたが、実際には、2つの領域66,67のいずれがより変形しやすいかは、このように単純に定まるものとは限らない。領域の変形しやすさには、くびれ部の太さだけでなく、くびれ部の数、形状が影響する場合もある。領域の変形しやすさに、開口部の数、大きさ、位置関係が影響する場合もある。各領域に含まれる材料の種類、部材の厚み、断面形状などが、各領域の変形しやすさに影響する場合もある。変形しやすさは、総合的に定まるものである。
本実施の形態では、図26に示すように、パネル2は、第2斜辺17bに沿って位置する第3側面23を有する。図35に示すように、ケース1は、第3側面23に対向する第3部位77を備える。ケース1のうち第1斜辺17aの近傍部分の方が第2斜辺17bの近傍部分より変形しやすい。ケース1のうち第1斜辺17aの近傍部分とは、図37に示した領域66である。ケース1のうち第2斜辺17bの近傍部分とは、図37に示した領域67である。第1側面21と第1部位75との間の長さは、第3側面23と第3部位77との間の長さより長い。この構成を採用することにより、変形しやすい領域に対応するようにして、パネル2の側面とケース1の一部との間の距離が長くなっているので、落下などによる衝撃が電子機器に加わった際に、ケース1の変形した部分がパネル2に負荷を与えてパネル2を破損させる確率を効果的に低減させることができる。
なお、上記各実施の形態では、パネルの1ヶ所にのみ第1凹みがある例を示したが、パネルの複数箇所に第1凹みがある構成であってもよい。上記各実施の形態では、パネルが透明である例を中心に説明したが、パネルは透明な板材とは限らず不透明な板であってもよい。たとえばパネルが電子機器の外観に影響を及ぼす意匠パネルであってもよい。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、ここまで「電子機器」という用語を用いて説明したが、電子機器は、たとえば携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、テレビ受像機、携帯音楽プレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、電卓、電子手帳、電子辞書、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ受信機、ナビゲーションシステム、測定機などを含む広い概念である。携帯電話または携帯情報端末の概念にはスマートフォンが含まれる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 ケース、1a 第1筐体部品、2 パネル、2a 第1面、2b 面、3 カバー、3a 第2面、3b 第3面、3c 第4面、3d 第5面、4 第2筐体部品、6 (カバーに設けられた)貫通孔、7 通気膜、8 音響部品、10 外形線、11 ケース第1部分、12 ケース第2部分、12e,12f,12h (逸脱している)部分、13 第1辺、14 第1区間、15 第1凹み、16a,16b 第2区間、17a 第1斜辺、17b 第2斜辺、21 第1側面、22 第2側面、23 第3側面、25 表示領域、26a,26b,26c 領域、28 張出部、31 第1部品、32a,32b 第2部品、36 表示パネル、37 タッチパネル、38 フレキシブル基板、39 開口部、51a,51b 突起、52a,52b 凹部、53a,53b,53c,53d 突起、54a,54b,54c,54d 凹部、61e,61f,61h 隙間、65 線、66,67 領域、68,69 開口部、70,71 くびれ部、75 第1部位、76 第2部位、77 第3部位、90,92 矢印、91 方向、101,102,103,104 電子機器。

Claims (13)

  1. ケースと、
    外形線を有する第1面を含み、前記第1面が外側を向くように前記ケースによって保持され、前記外形線が第1凹みを有する、パネルと、
    前記ケース内に位置する第1部品と、
    前記第1部品と外部とを連通させるための貫通孔または切欠きを有し、前記第1面を平面視したときに前記第1凹みを隠すように位置するカバーとを備え
    前記パネルは、前記第1凹みの少なくとも一部に沿って位置する第1側面と、前記外形線のうち前記第1凹み以外のいずれかの部分に沿って位置する第2側面とを有し、
    前記ケースは、前記第1側面に対向する第1部位と、前記第2側面に対向する第2部位とを備え、
    前記第1側面と前記第1部位との間の長さは、前記第2側面と前記第2部位との間の長
    さより長い、電子機器。
  2. ケースと、
    外形線を有する第1面を含み、前記第1面が外側を向くように前記ケースによって保持され、前記外形線が第1凹みを有する、パネルと、
    前記ケース内に位置する第1部品と、
    前記第1部品と外部とを連通させるための貫通孔または切欠きを有し、前記第1面を平面視したときに前記第1凹みを隠すように位置するカバーとを備え、
    前記第1面を平面視したときに、前記第1凹みは、第1斜辺および第2斜辺を有し、前記第1斜辺および前記第2斜辺は、前記第1凹みの奥にいくほど前記第1凹みの幅が狭くなるテーパ形状をなしており、
    前記パネルは、前記第1斜辺に沿って位置する第1側面と、前記外形線のうち前記第1凹み以外のいずれかの部分に沿って位置する第2側面とを有し、
    前記ケースは、前記第1側面に対向する第1部位と、前記第2側面に対向する第2部位とを備え、
    前記第1側面と前記第1部位との間の長さは、前記第2側面と前記第2部位との間の長さより長い、電子機器。
  3. 前記第1部品は音響部品を含む、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1部品は、前記音響部品と前記カバーとの間に位置する通気膜を含む、請求項に記載の電子機器。
  5. 前記通気膜は、防水通気膜である、請求項に記載の電子機器。
  6. 前記音響部品は、レシーバ、マイク、スピーカのうち少なくともいずれかを含む、請求項からのいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記パネルは、スクリーンパネルを含む、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  8. 前記パネルの主材料は、サファイアである、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記カバーの主材料は、樹脂である、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  10. 前記ケースは第1筐体部品と第2筐体部品とを備え、
    前記カバーは、前記第1筐体部品に対して係合する第1部分を備え、前記カバーが前記第1部分によって前記第1筐体部品に対して係合した状態で前記第2筐体部品が前記ケースに対して組み合わさることによって前記カバーは固定されている、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  11. 前記第1部分は、前記カバーが前記第1面に平行な方向に摺動することで前記第1筐体部品に嵌合する構造を含み、前記第2筐体部品は、前記第1部分の少なくとも一部を覆うように前記第1筐体部品に対して組み合わさっている、請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記外形線は、前記第1凹みがある第1区間と、前記第1区間に連なり、前記第1区間より張り出している第2区間とを有し、前記第2区間において前記パネルに重なるように前記ケース内に第2部品が位置する、請求項1から11のいずれかに記載の電子機器。
  13. 前記パネルは、前記第2斜辺に沿って位置する第3側面を有し、
    前記ケースは、前記第3側面に対向する第3部位を備え、
    前記ケースのうち前記第1斜辺の近傍部分の方が前記第2斜辺の近傍部分より変形しやすく、
    前記第1側面と前記第1部位との間の長さは、前記第3側面と前記第3部位との間の長さより長い、請求項に記載の電子機器。
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