JP2014216995A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントケースとリアケースとを一体とするケースを使用して防水機能を実現すると共に、ケースの再利用を容易にする携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末は、開口が設けられた筐体と、表示デバイスを含む表示ユニットと、第1の接着面にて表示ユニットの端部と接着され、第1の接着面と相対する面に設けられた第2の接着面にて筐体と接着される固定部材と、を備える。さらに、固定部材が接着された表示ユニットが、筐体の開口を覆うように、固定部材と筐体が接着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末に関する。特に、表示ユニットを固定する固定部材を備える携帯端末に関する。
近年、携帯電話やスマートフォン等、多くの携帯端末は防水機能を備えている。携帯端末の防水構造は、携帯端末を構成する部品同士をパッキン、Oリング又は両面粘着テープ等を用いて密閉することで実現する。ここで、特許文献1において、上部筐体と下部筐体が一体に構成されているとともに、上面の少なくとも一部が開放されて上面開口を形成しているケースを備える携帯電話が開示されている。
また、携帯端末は、メール等の着信時にその旨をユーザに通知し、通話時に筐体の一部を多彩な色彩で発光させて表示する等のイルミネーション機能を備えることが多い。ここで、特許文献2において、紫外線を発行するLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)を用いたイルミネーション装置が開示されている。
特開2012−095132号公報 特開2012−174749号公報
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
ここで、防水機能を実現するための携帯端末の構造には、以下の2通りが考えられる。第1に、携帯端末の筐体を、フロントケース(表示面が存在する側のケース)と、リアケース(表示面とは相対する側のケース)と、に分離する構造である。第2に、携帯端末の筐体を、第1の構造のように分離を行わない構造である。これらの構造の詳細については、後述する。
第1の構造と第2の構造とを比較すると、第2の構造には利点が多い。第2の構造では、第1の構造とは異なり、筐体がフロントケースとリアケースのように分離しておらず、単一のケースを用いる。そのため、フロントケースとリアケースを密閉するためのパッキンを必要としない。また、パッキンを固定するためのスペースが第1の構造には必要であるが、第2の構造には必要がない。さらに、第2の構造では、筐体が分離していないため、必要な部品点数が少なく、製造工数及び設計工数等のコストが削減できる。このように、筐体を分離せず、単一のケースを用いる第2の構造には利点が多く、広く用いられる。
しかし、このような第2の構造には以下の問題点がある。表示ユニットを、携帯端末の筐体に固定する際、接着剤を使用する場合が多い。これらの接着に両面粘着テープ2を使用することも考えられるが、両面粘着テープの加工には制約が存在し、一定の幅よりも短い両面粘着テープを作成することは困難である。そのため、両面粘着テープを用いた表示ユニットの固定は携帯端末への制約が大きい。一方で、接着剤を用いた表示ユニットの固定は、接着幅が短くてよいため有利である。あるいは、両面粘着テープよりも、接着剤による固定の方が、同じ接着幅でも、強固に異種構造物を固定できる。この点も、両面粘着テープに優先して接着剤が用いられる理由である。
しかし、接着剤は両面粘着テープよりも強固に固定されるため、一度接着剤により固定したものを剥がすことは極めて困難である。例えば、各種の接着剤に特化した接着剥し剤を用いることで、短時間で接着を剥すことは可能である。しかし、このように接着剥し剤を用いた場合には、被着体(フロントケース等の筐体)を溶す可能性があり、被着体の再利用は難しい。
さらに、被着体の再利用ができないと、以下のような問題が生じる。被着体であるケースの内部には、バッテリや、基板だけではなく、スピーカ等の内蔵部品が含まれている。これらの内蔵部品は、基板へ固定されるか、ケースに両面粘着テープで固定されている。ケースが再利用できなければ、携帯端末を分解し、内蔵部品を個別に取り出さなければ再利用はできず、多くの工数(コスト)が発生する。また、両面粘着テープを用いてケースに固定された内蔵部品に関しては、再利用することもできない。
以上の状況を鑑み、本発明は、フロントケースとリアケースとを一体とするケースを使用して防水機能を実現すると共に、ケースの再利用を容易にすることに寄与する携帯端末の提供を目的とする。
本発明の一視点によれば、開口が設けられた筐体と、表示デバイスを含む表示ユニットと、第1の接着面にて前記表示ユニットの端部と接着され、前記第1の接着面と相対する面に設けられた第2の接着面にて前記筐体と接着される固定部材と、を備え、前記固定部材が接着された前記表示ユニットが、前記筐体の開口を覆うように、前記固定部材と前記筐体が接着されている携帯端末が提供される。
本発明の一視点によれば、フロントケースとリアケースとを一体とするケースを使用して防水機能を実現すると共に、ケースの再利用を容易にすることに寄与する携帯端末が、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る携帯端末10の外観図の一例である。 携帯端末10の分解斜視図の一例である。 図3に示す表示ユニット201の分解斜視図の一例である。 図2に示すA1−A1方向の断面の一例を示す図である。 図2に示すB1−B1方向の断面の一例を示す図である。 携帯端末10のイルミネーション機能を説明するための図である。 防水機能を備える携帯端末20の外観図の一例である。 携帯端末20の分解斜視図の一例である。 図9に示すA2−A2方向の断面の一例を示す図である。 図9に示すB2−B2方向の断面の一例を示す図である。 防水機能を備える携帯端末30の外観図の一例である。 携帯端末30の分解斜視図の一例である。 図12に示すA3−A3方向の断面の一例を示す図である。 携帯端末10のイルミネーション機能が有効な場合の一例である。 スクリーンフレーム202の表示面側とは逆側の面の一例を示す図である。 図2に示すB1−B1方向の断面の一例を示す図である。 図2に示すB1−B1方向の断面の一例を示す図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述のように、フロントケースとリアケースとを一体とするケースを使用して防水機能を実現すると共に、ケースの再利用を容易にする携帯端末が望まれる。
そこで、一例として図1に示す断面構造を持つ携帯端末100を提供する。携帯端末100は、開口が設けられた筐体101と、表示デバイスを含む表示ユニット102と、第1の接着面にて表示ユニット102の端部と接着され、第1の接着面と相対する面に設けられた第2の接着面にて筐体101と接着される固定部材103と、を備える。さらに、固定部材103が接着された表示ユニット102が、筐体101の開口を覆うように、固定部材103と筐体101が接着される。
携帯端末100は、筐体101と表示ユニット102を直接接着するのではなく、固定部材103を使用して、間接的に接着する。その際、表示ユニット102と固定部材103が、筐体101の開口を塞ぐように、筐体101に接着されるので、携帯端末100の防水機能が実現できる。また、筐体101と固定部材103の接着と、表示ユニット102と固定部材103の接着と、に異なる手段を用いることができるので、固定部材103と筐体101の接着に、例えば、両面粘着テープ等の接着手段を採用することで、被着体(筐体101)の損傷を回避できる。そのため、筐体101を再利用できる。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図3を参照すると、携帯端末10は、表示ユニット201と、スクリーンフレーム202と、ケース203と、バッテリカバー204と、を含んで構成される。なお、スクリーンフレーム202が上述の固定部材103に相当し、ケース203が筐体101に相当する。
スクリーンフレーム202、ケース203及びバッテリカバー204は、表示ユニット201の表示面とは逆側に配置される。
また、図4を参照すると、表示ユニット201は、表示デバイス211と、タッチパネルセンサ212と、ガラススクリーン213と、を含んで構成される。表示ユニット201は、表示デバイス211として、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)等の板状の表示パネルを含んで構成される。
これら表示ユニット201の構成要素は、それぞれ、UV硬化性樹脂や両面粘着テープ等により結合される。なお、近年では、タッチパネルセンサの機能を持つ表示デバイスやガラススクリーンが存在し、このような表示デバイスを使用する際には、タッチパネルセンサ212は不要である。また、図4に図示する表示ユニット201は例示であって、表示デバイス211、タッチパネルセンサ212及びガラススクリーン213は一体となって形成されていなくともよい。
図5を参照すると、スクリーンフレーム202は、表示ユニット201を取り囲みつつ、下方から支持するスクリーン接着面221を有する。また、スクリーンフレーム202は、表示ユニット201を接着し、支持するスクリーン接着面221と相対する面に設けられたケース接着面222を有する。さらに、スクリーンフレーム202は、表示ユニット201を囲むように外枠223を有する。
スクリーン接着面221は、接着剤224を介して表示ユニット201の端部と接着される。より詳細には、表示ユニット201に含まれる表示デバイス211を保護するためのガラススクリーン213の端部と、スクリーン接着面221と、が接着される。スクリーン接着面221と表示ユニット201が接着されることにより、表示ユニット201とスクリーンフレーム202が密着し、防水機能が実現できる。なお、接着剤224の種類は特に限定されず、スクリーンフレーム202と表示ユニット201を接着するものであればどのようなものでもよい。
スクリーンフレーム202は、光透過性の樹脂により形成されることが望ましい。但し、スクリーンフレーム202の材料を限定する趣旨ではなく、金属等を材料としてスクリーンフレーム202が形成されていてもよい。また、スクリーンフレーム202には、紫外線が照射されると可視光を発する紫外線蛍光材料と、スクリーンフレーム202に入力する光を内部にて拡散する光拡散剤が適切な分量で含有されていることが望ましい。
図3、図5を参照すると、ケース203は、表示ユニット201の表示面側に開口を有する容器である。ケース203は、表示面側の開口を取り囲む接着面231と、この接着面231の外周側に接着面231を取り囲む外枠232と、を備える。ケース203の接着面231は、両面粘着テープ233により、スクリーンフレーム202のケース接着面222と接着される。即ち、ケース203とスクリーンフレーム202との接着は、ケース203の接着面231とスクリーンフレーム202のケース接着面222とを両面貼着することで実現する。ケース203とスクリーンフレーム202が接着されることにより、ケース203とスクリーンフレーム202が密着し、防水機能が実現できる。換言するならば、スクリーンフレーム202が接着された表示ユニット201が、ケース203の開口を覆うように、スクリーンフレーム202とケース203は接着される。
なお、ケース203の外枠232が、接着面231を囲んでいるため、両面粘着テープ233は外部から視認できない。即ち、接着面231からケース接着面222までの距離が、接着面231からの外枠232の高さよりも短ければ、両面粘着テープ233を外部から視認することができない。あるいは、スクリーンフレーム202の段差と、外枠232による段差と、が組み合わさり、両面粘着テープ233が外部から視認されることを防止していると捉えることもできる。なお、接着面231及びケース接着面222の接着幅は、両面粘着テープ233による接着が可能な程度の長さを有して形成する。そのため、接着面231及びケース接着面222の接着幅は、スクリーン接着面221の接着幅よりも広いのが通常である。換言するならば、スクリーン接着面221の接着幅は、ケース接着面222の接着幅よりも狭くてよい。より詳細には、スクリーン接着面221の接着幅は、ケース接着面222の接着幅のおよそ半分程度であってもよい。例えば、ケース接着面222の接着幅が2mmの場合に、スクリーン接着面221の接着幅を1mm程度とすることができる。また、スクリーンフレーム202とケース203の結合には、フックやネジを用いた固定を併用してもよい。
図3、図5を参照すると、ケース203は、バッテリ205を収容するための収容部を備える。そのため、ケース203は、表示ユニット201の表示面側とは逆側に、開口を備える。また、ケース203は、バッテリ205を収容するための開口を囲むように配設された、凹状のバッテリカバーパッキン止水部234を備える。このバッテリカバーパッキン止水部234とバッテリカバー204とで、バッテリカバーパッキン235を圧縮することで、ケース203とバッテリカバー204とが密閉され、防水機能が実現できる。なお、ケース203とバッテリカバー204の固定には、フックによる嵌合を用いることができる。
結合後のスクリーンフレーム202とバッテリカバー204の内部には、フレーム206、バッテリ205、基板207等が配置される。結合後のスクリーンフレーム202とバッテリカバー204の内部には、送受話用のスピーカ、マイク、送受信用アンテナ、カメラ、各種センサー類、外部機器との接続端子等の携帯端末を構成する内蔵部品が含まれる。これらの内蔵部品は、主として基板207に固定されるか、ケース203に両面粘着テープ等で固定される。
フレーム206は、ステンレス鋼の板金に、樹脂を一体成形するものである。図3を参照すると、フレーム206とケース203は、フックにより嵌合とネジ241により固定される。
図3、図6を参照すると、紫外線LED251が、基板207に接続されているフレキシブル基板208上に実装されている。紫外線LED251は、電圧が印加されると紫外線を発光する発光素子である。スクリーンフレーム202に紫外線蛍光材料が含まれている場合には、紫外線LED251が発光する紫外線により可視光が励起され、スクリーンフレーム202の内部にて可視光が発光される。この可視光は、後述するように、携帯端末10のイルミネーション機能の実現に用いられる。
なお、フレキシブル基板208上に実装する発光素子を紫外線LEDに限定する趣旨ではない。可視光を発光する発光素子であってもよい。但し、可視光LEDを実装する場合には、スクリーンフレーム202におけるイルミネーション機能を実現したい場所に直接光が届くようにする必要がある。可視光LEDから光の照射を受けたスクリーンフレーム202は、その光を携帯端末10の外部(ケース203の外部)に透過させることで、イルミネーション機能を実現する。
フレキシブル基板208は、土台部材252の上に固定される。なお、紫外線LED251や可視光LEDのような発光素子とスクリーンフレーム202の間を空気層とするのではなく、発光素子とスクリーンフレーム202との間に、発光素子が発光する光を拡散する、又は、導光する部材を配置してよい。より具体的には、光拡散シート又は導光パーツを、発光素子の光照射面の前面に配置してもよい。
次に、本実施形態に係る携帯端末10の組み立て手順(部品の固定手順)を説明する。
初めに、表示ユニット201とスクリーンフレーム202を、接着剤224を用いて接着する。次に、ケース203に、基板207及び土台部材252を固定する。さらに、受話用のスピーカやマイク等の内蔵部品をケース203に収容した後に、フレーム206をフックにより嵌合し、ネジ241で固定する。
その後、ケース203の接着面231に両面粘着テープ233を貼付し、両面粘着テープ233を用いてスクリーンフレーム202とケース203を接着する。その際、ネジ242を用いて、スクリーンフレーム202とケース203を結合する。ネジ242を用いることで、スクリーンフレーム202とケース203とを引き剥がす方向に力が生じたとしても、両面粘着テープ233が剥がれるのを防止できる。なお、スクリーンフレーム202とケース203との結合には、フックによる嵌合構造を利用してもよい。
さらに、バッテリ205を収容する収容部にバッテリ205を収容した後、バッテリカバー204をケース203に固定する。その際、バッテリカバー204とケース203はフックによる嵌合により固定される。
次に、本実施形態に係る携帯端末10のイルミネーション機能について説明する。
図7は、携帯端末10のイルミネーション機能を説明するための図である。なお、図7において図6と同一構成要素には、同一の符号を表し、その説明を省略する。
紫外線LED251に電圧が印加されると、紫外線261がスクリーンフレーム202に向けて照射される。紫外線261が照射されたスクリーンフレーム202には紫外線蛍光剤が適切な分量で含有されているため、この紫外線蛍光剤が紫外線261と反応して可視光262を照射する。さらに、スクリーンフレーム202には、光拡散剤も適切な分量で含有されているため、可視光262は拡散しながらスクリーンフレーム202内部に拡がる。
スクリーンフレーム202の外枠223は、表示ユニット201を囲むように設けられており、可視光262が外枠223を発光させる。
ここで、上述のように、可視光LEDを用いてイルミネーション機能を実現することもできる。しかし、可視光は、直進性を示すため、導光パーツや拡散剤を使用しないと、イルミネーション機能を実現したい箇所と可視光LEDとが直線上にない場合、当該箇所に光が届きにくい。
一方、携帯端末10のように、紫外線LEDを使用すると、紫外線蛍光材料が紫外線に反応することで各方位に可視光を発行し、光が拡散するため、イルミネーション機能を実現したい箇所と紫外線LEDとが直線上にない場合であっても、当該箇所に光(可視光)が届き易い。従って、紫外線LEDを使用してイルミネーション機能の実現する携帯端末10では、実装に必要なLEDの数を削減できる。
また、たとえ、イルミネーション機能を実現したい箇所と可視光LEDとが直線上にある場合であっても、可視光LEDが照射する可視光には光斑が生じやすい。一方、紫外線LEDを使用すれば、紫外線蛍光材料に紫外線が反応することで可視光を各方位に発光するため、可視光LEDに比べて光斑が生じにくい。
[比較例]
次に、本実施形態に係る携帯端末10と比較する比較例について説明する。
初めに、上述の第1の構造(筐体を分離する構造)を備え、防水機能を有する携帯端末20について説明する。
図9を参照すると、携帯端末20は、表示ユニット301と、フロントケース302と、リアケース303と、バッテリカバー304と、を備える。リアケース303及びバッテリカバー304は、表示ユニット301の表示面側とは反対の面に配置される。
なお、表示ユニット301は、表示ユニット201と同等の構成により実現できるため、さらなる説明を省略する。表示ユニット301は、表示デバイス311と、タッチパネルセンサ312と、ガラススクリーン313と、を含んで構成される(図10参照)。
図9、図10を参照すると、フロントケース302は、表示ユニット301の表示面側に開口を有する容器である。また、フロントケース302は、開口とは反対の側に桶底321を備えている。さらに、フロントケース302は、開口を取り囲む接着面322と、この接着面322の外周側に接着面322を囲むようにして外枠323と、を備える。フロントケース302は、接着面322において、両面粘着テープや接着剤により表示ユニット301と結合される。フロントケース302の開口を囲む接着面322と表示ユニット301が結合されることにより、開口が密閉され、防水機能が実現できる。
また、ケース用パッキン305が、フロントケース302とリアケース303との間に挟み込まれ、フロントケース302とリアケース303とが結合される。フロントケース302には、ケース用パッキン305を収容するパッキン用凹部324が設けられており、ケース用パッキン305をリアケース303に備えられたパッキン用凸部331で圧縮することにより、フロントケース302とリアケース303間が密閉され、防水機能が実現できる。
なお、フロントケース302とリアケース303は、フックを用いた嵌合による固定や、ネジを用いた固定がなされることが多い。その際、ケース用パッキン305を圧縮することで生じる反力を押さえ込むため、上述のフックやネジによる固定部は、ケース用パッキン305を収容するパッキン用凹部324の近傍に配置する必要がある。
結合後のフロントケース302とリアケース303の内部には、バッテリ306や基板307等が配置される。また、結合後のフロントケース302とリアケース303の内部には、受話用のスピーカ等の内蔵部品が配設される。これらの内蔵部品は、主として基板307に固定されるか、リアケース303に両面粘着テープ等で固定される。
リアケース303は、バッテリ306を収容するための収容部を備え、表示ユニット301の表示面側とは逆側に、開口を備える。また、リアケース303は、バッテリ306を収容するための開口を囲むように配設された凹形状のバッテリカバーパッキン止水部341を備える。このバッテリカバーパッキン止水部341とバッテリカバー304とで、バッテリカバーパッキン351を圧縮することで、リアケース303とバッテリカバー304とが密閉され、防水機能が実現できる。なお、リアケース303とバッテリカバー304の固定には、フックによる嵌合が用いられることが多い。
携帯端末20は、端末の状態を視覚的にユーザに伝えるための、又は、端末を装飾するためのイルミネーション機能を備える。図9、図11を参照すると、光透過性の樹脂で形成されたイルミネーションパーツ308は、開口361を覆うように配置される。その際、イルミネーションパーツ308は、両面粘着テープ等によりフロントケース302の接着面362と接着される。
携帯端末20は、フロントケース302とリアケース303の内部に配設される可視光LED363が発する光を透過するイルミネーションパーツ308を使って、イルミネーション機能を実現する。通常、フロントケース302を形成する樹脂には、光透過性の樹脂を使用することはなく、イルミネーションパーツ308と可視光LED363の間には、可視光LED363が照射する光を遮らないように開口361を設ける。なお、イルミネーションパーツ308と可視光LED363の間に、可視光LED363から発せられる可視光を広範囲に拡散させる拡散シートや導光パーツが配置されることもある。
携帯端末20において、表示ユニット301と同一の面にイルミネーションパーツ308を設ける場合には、外枠323からガラススクリーン313の端面までの間に、イルミネーションパーツ308を固定する部材と防水機能を設けるための寸法が必要となる。そのため、携帯端末20のような構造の端末にイルミネーション機能を与えるためには、携帯端末20の外形寸法が増加する。とりわけ、携帯端末の表示面の側面にてイルミネーション機能を実現することは、携帯端末の表示面の寸法が増加し、携帯端末の使い勝手が悪くなることから敬遠される。
次に、上述の第2の構造(筐体を分離しない構造)を備え、防水機能を有する携帯端末30について説明する。
図13を参照すると、携帯端末30は、表示ユニット401と、ケース402と、バッテリカバー403と、を備える。バッテリカバー403は、ケース402の表示面側とは反対の面に配置される。
なお、表示ユニット401の構成等については、表示ユニット201と同様のため、さらなる説明を省略する。表示ユニット401は、表示デバイス411と、タッチパネルセンサ412と、ガラススクリーン413と、を含んで構成される(図14参照)。
図13、図14を参照すると、ケース402は、表示ユニット401の表示面側に開口を有する容器である。また、ケース402は、開口とは反対の側に桶底421を備えている。さらに、ケース402は、開口を取り囲む接着面422と、この接着面422の外周側に接着面422を囲むようにして外枠423と、を備える。ケース402は、接着面422において、両面粘着テープや接着剤により表示ユニット401と接着される。ケース402の開口を囲む接着面422と表示ユニット401が結合されることにより、開口が密閉され、防水機能が実現できる。
結合後の表示ユニット401とケース402の内部には、フレーム404、バッテリ405、基板406等が配置される。なお、結合後の表示ユニット401とケース402の内部には、送受話用のスピーカ等の内蔵部品も含まれる。内蔵部品は、主として基板406に固定されるか、ケース402に両面粘着テープ等で固定される。
ケース402は、バッテリ405を収容するための収容部を備え、表示ユニット401の表示面側とは逆側に、開口を備える。また、ケース402は、バッテリ405を収容するための開口を囲むように配設された凹形状のバッテリカバーパッキン止水部424を備える。このバッテリカバーパッキン止水部424とバッテリカバー403とで、バッテリカバーパッキン431を圧縮することで、ケース402とバッテリカバー403とが密閉され、防水機能が実現できる。なお、ケース402とバッテリカバー403の固定には、フックによる嵌合が用いられることが多い。
なお、携帯端末30のケース402は、携帯端末20のようにフロントケースとリアケースとに分離する構造ではない。そのため、携帯端末20にて用いるケース用パッキン305を必要としない利点がある。また、図10を参照すると、点線で囲まれた領域371は、ケース用パッキン305による防水機能の発揮と、フロントケース302とリアケース303を固定するために必要なスペースである。領域371は、パッキン用凹部324の周辺に配置することが必要となるが、携帯端末30では領域371に相当するスペースは不要である。
さらに、携帯端末30と携帯端末20を比較すれば、携帯端末30の方が、部品点数が少ないことは明白である。そのため、製造工数の削減、設計工数の削減が可能となり、コストが削減できる。
このような事情から、携帯端末の筐体構造には、携帯端末30のような構造が多く使用される。しかし、携帯端末30のような第2の構造(筐体を分離しない構造)には欠点もあることは上述のとおりである。
ここで、携帯端末20において、防水構造を実現するために、ケース用パッキン305及びパッキン用凹部324の配設が必要である(図10参照)。さらに、パッキン用凹部324の周辺に、ケース用パッキン305が圧縮されることにより発生する反力を押さえ込むための固定構造(フックやネジ等)が必要となる。
一方、本実施形態に係る携帯端末10では、両面粘着テープ233を用いた防水構造を実現するため、携帯端末20が必要とするような固定構造は不要である。そのため、大きなスペース削減効果が得られる。
また、本実施形態に係る携帯端末10において、携帯端末10を分解する際、表示ユニット201を取り外すことになる。具体的には、スクリーンフレーム202とケース203とを貼着する両面粘着テープ233を剥がすことで、これらをケース203から分離する。一方、スクリーンフレーム202と表示ユニット201の分離は、接着剥がし剤等を用いて行う。ここで、スクリーンフレーム202と表示ユニット201は接着剤224により接着されているため、表示ユニット201を分離した後のスクリーンフレーム202の一部が溶解し、損傷している可能性がある。しかし、スクリーンフレーム202と接着される表示ユニット201の構成部品はガラスを主材料とするガラススクリーン213であるので、ガラススクリーン213が損傷している可能性は低い。即ち、再利用ができない部材はスクリーンフレーム202に限られることになる。携帯端末10の内蔵部品の大半は、ケース203や基板207に固定されているため、スクリーンフレーム202が再利用できなくとも、他の部品は再利用可能であるため、携帯端末10の再生に必要なコスト及び工数が削減できる。即ち、携帯端末20にて問題となるような内蔵部品の再利用が困難、又は、再利用に多大なコスト・工数が必要となるといったことは生じず、リペア性が優れている。
さらに、携帯端末にて、イルミネーション機能を実現する場合に、携帯端末20においては、イルミネーションパーツ308を固定する構造が必要となる。対して、本実施形態に係る携帯端末10では、このような構造は不要である。より具体的には、携帯端末10では、スクリーンフレーム202をイルミネーションパーツとして使用し、複数の紫外線LED251から紫外線をスクリーンフレーム202に照射することで、図15の点線で囲む発光範囲501を得ることができる。
以上のように、本実施形態に係る携帯端末10では、表示ユニット201又はガラススクリーン213を固定する際に、表示ユニット201とケース203(筐体)とを直接固定せず、表示ユニット201及びケース203とは異なる固定部材であるスクリーンフレーム202を介して固定する。その結果、上述のように、パッキンが圧縮されることにより発生する反力を押さえ込むための固定構造が不要となり、大きなスペースの削減が実現できる。
また、スクリーンフレーム202とケース203は両面粘着テープ233を用いて固定し、表示ユニット201とスクリーンフレーム202は接着剤224を用いて固定する。すると、表示ユニット201を固定する際に、接着剤224を使用するので、両面粘着テープを利用したときと比較して、接着幅を狭くできる。その結果、表示ユニット201(表示面)から携帯端末10の外枠(特に、側面端)までの距離を短縮できる(表示面を大きくできる)。
さらに、携帯端末30では、内蔵部品の再利用に問題が生じるが、本実施形態に係る携帯端末10では内蔵部品の再利用が容易となる(リペア性が向上する)。ケース203とスクリーンフレーム202との接着は、ケース203を溶解することのない接着手段(両面粘着テープ)によりなされるためである。
さらにまた、携帯端末10では、スクリーンフレーム202を光透過性の樹脂により形成する。その結果、イルミネーション機能を実現する場合に、新たなイルミネーションパーツを必要としない。加えて、スクリーンフレーム202がイルミネーションパーツとして機能するため、携帯端末10の表示面の側面においても、寸法の増加を伴わずにイルミネーション機能を実現できる。
[変形例]
第1の実施形態に係る携帯端末10の構成・構造は例示であって、上記の開示に限定する趣旨ではなく、各種の変形が可能である。その一部を変形例として説明する。
第1の実施形態においては、スクリーンフレーム202の材料に光透過性の樹脂を使用しているが、スクリーンフレーム202の材料を限定する趣旨ではない。例えば、スクリーンフレーム202の材料として、高剛性の材料(高剛性樹脂、金属、セラミック等)を使用することもできる。その結果、携帯端末10の剛性を高めることができる。表示ユニット201の形状は板状であり、材質は樹脂又はガラスが主であるが、上記のように、スクリーンフレーム202に特定の機能を設けることにより、新たな機能を携帯端末10に付与できる。
また、表示ユニット201(又はガラススクリーン213)と、スクリーンフレーム202との固定は、接着剤224を使用した固定に限定されない。例えば、表示ユニット201とスクリーンフレーム202の固定を、スクリーンフレーム202の成形時に行ってもよい。他にも、表示ユニット201とスクリーンフレーム202を固定する際、両面粘着テープを使用できる程度の接着幅をスクリーンフレーム202にて確保できる場合には、両面粘着テープを使用してもよい。このように、両面粘着テープを用いて表示ユニット201とスクリーンフレーム202を固定したとしても、防水構造を実現するために携帯端末20が必要とするような固定構造は不要であって、大きなスペース削減効果が得られる。さらに、スクリーンフレーム202とケース203との接着は両面粘着テープ233を使用した接着に限定されない。例えば、ケース203を損傷することなく、両者を接着できるのであれば、接着剤を使用することもできる。
両面粘着テープ233には、光反射率の高いテープ(例えば、白色のテープ)を用いるのが好適である。光反射率の高い両面粘着テープを用いることで、スクリーンフレーム202の内部を光が透過していく際に生じる光の劣化(光の減衰)が抑制され、光の拡散範囲及び光量を増大させることができる。即ち、両面粘着テープ233の材料には、スクリーンフレーム202を透過する光を反射する材料を選択するのが好適である。あるいは、両面粘着テープ233の材料として、光の透過を妨げる非光透過性の材料を使用しても同様の効果が期待できる。さらに、接着剤224の材料を、光の透過を妨げる非光透過性の材料としてもよい。
また、スクリーンフレーム202の一部の領域に加工を施すこともできる。例えば、図16に示すように、紫外線LED251が照射する紫外線がスクリーンフレーム202に直接届く範囲(図16の領域502)を除いて、スクリーンフレーム202の下側(表示面側とは逆側)の大部分の領域503に加工を施してもよい。その際に考えられる加工としては、白色の印刷や塗装等が考えられる。このような対応でも、光の劣化の抑制と、光の拡散範囲及び光量の増加が実現できる。また、このような加工により、スクリーンフレーム202を通してケース203の内部が視認されることを防止できる(携帯端末10の内部を隠蔽できる)。
また、図17の点線で示す領域504のように、スクリーンフレーム202の表示面側に光を透過しない印刷や塗装を施すことで、発光箇所を任意に指定することができる。つまり、表示ユニット201とケース203とが接着された状態において、スクリーンフレーム202の所定の領域であって、外部から視認できる領域に加工(例えば、塗装、蒸着や、シボ加工、フィルムの貼付等)を施してもよい。例えば、携帯端末20では、発光させたい場所にイルミネーションパーツを配置する必要があり、構造的・外観的な制約が大きい。対して、本実施形態に係る携帯端末10には、このような制約は存在しない。
紫外線LED251を実装する際の方向は、表示面に対して垂直でなくてもよい。例えば、図18に示すように、表示面に対して斜めに紫外線LED251を実装してもよい。その結果、イルミネーション機能を実現した箇所に光が届き易くなる。
また、スクリーンフレーム202の全部又は一部を、携帯端末10の正面や側面からだけではなく、背面からも視認可能とすることで、携帯端末10がどのような姿勢であってもユーザはイルミネーションを目視することができる。例えば、図3を参照すると、スクリーンフレーム202は、表示ユニット201を取り囲むようにケース203に接着されるので、携帯端末10の正面、側面から視認できる。また、図5を参照すると、携帯端末10を、バッテリカバー204から表示ユニット201の方向に視認(即ち、携帯端末10の背面から視認)した場合であっても、スクリーンフレーム202の外枠223から可視光が漏れることで、ユーザはイルミネーションを目視することができる。つまり、正面、側面、背面のいずれから携帯端末10を視認したとしてもスクリーンフレーム202を使用したイルミネーション機能が提供できる。近年の携帯端末は、データ(情報)の送受信端末として用いられることも多く、その時々の状態をイルミネーション機能により視覚的に把握する要求が大きい。そのため、携帯端末10の姿勢に関わらず、イルミネーションを視認できることは大きな利点である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
上述の一視点に係る携帯端末のとおりである。
[付記2]
前記筐体と前記固定部材との接着は、前記筐体と前記固定部材の両面貼着によりなされる付記1の携帯端末。
[付記3]
前記筐体の内部に配設され、発光する発光素子をさらに備え、
前記固定部材は、前記発光素子が発光する光を前記筐体の外部に透過させる付記1又は2の携帯端末。
[付記4]
前記発光素子は、紫外線を発光し、
前記固定部材は、前記発光素子が発光する紫外線により励起されて可視光を発光する紫外線蛍光材料を含む付記3の携帯端末。
[付記5]
前記固定部材は、前記発光素子が発光する入力光を内部にて拡散する光拡散剤を含む付記3又は4の携帯端末。
[付記6]
前記第1の接着面における前記表示ユニットと前記固定部材との接着は接着剤によりなされる付記1乃至5のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記7]
前記第2の接着面における前記筐体と前記固定部材との接着は両面粘着テープによりなされる付記1乃至6のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記8]
前記筐体には、前記固定部材の前記第2の接着面と接着される第3の接着面を取り囲む外枠が形成され、
接着後の前記第3の接着面から前記第2の接着面までの距離が、前記第3の接着面からの前記外枠の高さよりも短い付記1乃至7のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記9]
前記表示ユニットと前記筐体とが接着された状態において、前記固定部材の所定の領域であって、外部から視認できる領域に所定の加工が施された付記1乃至8のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記10]
前記固定部材と前記発光素子の間の空間に、前記発光素子が発光する光を拡散する、又は、導光する部材をさらに備える付記3乃至9のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記11]
前記固定部材から透過する可視光が、前記筐体をいずれの方向からも視認できるように、前記固定部材と前記筐体は接着される付記1乃至10のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記12]
前記表示ユニットは前記表示デバイスを保護するためのガラススクリーンを含み、
前記ガラススクリーンの端部と前記第1の接着面とが接着される付記1乃至11のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記13]
前記所定の加工は、
塗装、蒸着、シボ加工、フィルムの貼付の少なくともいずれか1つを含む付記9乃至12のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記14]
前記所定の加工は、前記固定部材を通して前記筐体の内部が視認されることを妨げるようになされる付記9乃至13のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記15]
前記所定の加工は、前記固定部材への入力光を、前記固定部材の内部にて反射させるためになされる付記9乃至13のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記16]
前記両面粘着テープは、前記固定部材を透過する光を反射する材料からなる付記7乃至15のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記17]
前記両面粘着テープは、前記固定部材を透過する光の透過を妨げる非光透過性の材料からなる付記7乃至16のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記18]
前記接着剤は、前記固定部材を透過する光の透過を妨げる非光透過性の材料からなる付記6乃至17のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記19]
前記固定部材は、高剛性樹脂又は金属からなる付記1乃至18のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記20]
前記固定部材と前記表示ユニットは、前記固定部材の成形時に結合される付記1乃至19のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記21]
前記筐体は、バッテリ及び基板を内部に含む付記1乃至20のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記22]
前記筐体は、送受信用アンテナを内部に含む付記1乃至21のいずれか一に記載の携帯端末。
[付記23]
前記固定部材が接着された前記表示ユニットが、前記筐体の開口を密閉するように、前記固定部材と前記筐体が接着される付記1乃至22のいずれか一に記載の携帯端末。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10、20、30、100 携帯端末
101 筐体
102、201、301、401 表示ユニット
103 固定部材
202 スクリーンフレーム
203、402 ケース
204、304、403 バッテリカバー
205、306、405 バッテリ
206、404 フレーム
207、307、406 基板
208 フレキシブル基板
211、311、411 表示デバイス
212、312、412 タッチパネルセンサ
213、313、413 ガラススクリーン
221 スクリーン接着面
222 ケース接着面
223、232、323、423 外枠
224 接着剤
231、322、362、422 接着面
233 両面粘着テープ
234、341、424 バッテリカバーパッキン止水部
235、351、431 バッテリカバーパッキン
241、242 ネジ
251 紫外線LED
252 土台部材
261 紫外線
262 可視光
302 フロントケース
303 リアケース
305 ケース用パッキン
308 イルミネーションパーツ
321、421 桶底
324 パッキン用凹部
331 パッキン用凸部
361 開口
363 可視光LED
371、502、503、504 領域
501 発光範囲

Claims (10)

  1. 開口が設けられた筐体と、
    表示デバイスを含む表示ユニットと、
    第1の接着面にて前記表示ユニットの端部と接着され、前記第1の接着面と相対する面に設けられた第2の接着面にて前記筐体と接着される固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材が接着された前記表示ユニットが、前記筐体の開口を覆うように、前記固定部材と前記筐体が接着されている携帯端末。
  2. 前記筐体と前記固定部材との接着は、前記筐体と前記固定部材の両面貼着によりなされる請求項1の携帯端末。
  3. 前記筐体の内部に配設され、発光する発光素子をさらに備え、
    前記固定部材は、前記発光素子が発光する光を前記筐体の外部に透過させる請求項1又は2の携帯端末。
  4. 前記発光素子は、紫外線を発光し、
    前記固定部材は、前記発光素子が発光する紫外線により励起されて可視光を発光する紫外線蛍光材料を含む請求項3の携帯端末。
  5. 前記固定部材は、前記発光素子が発光する入力光を内部にて拡散する光拡散剤を含む請求項3又は4の携帯端末。
  6. 前記第1の接着面における前記表示ユニットと前記固定部材との接着は接着剤によりなされる請求項1乃至5のいずれか一項に記載の携帯端末。
  7. 前記第2の接着面における前記筐体と前記固定部材との接着は両面粘着テープによりなされる請求項1乃至6のいずれか一項に記載の携帯端末。
  8. 前記筐体には、前記固定部材の前記第2の接着面と接着される第3の接着面を取り囲む外枠が形成され、
    接着後の前記第3の接着面から前記第2の接着面までの距離が、前記第3の接着面からの前記外枠の高さよりも短い請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯端末。
  9. 前記表示ユニットと前記筐体とが接着された状態において、前記固定部材の所定の領域であって、外部から視認できる領域に所定の加工が施された請求項1乃至8のいずれか一項に記載の携帯端末。
  10. 前記固定部材と前記発光素子の間の空間に、前記発光素子が発光する光を拡散する、又は、導光する部材をさらに備える請求項3乃至9のいずれか一項に記載の携帯端末。
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