JP2001242440A - フロントライトユニット及び液晶表示装置 - Google Patents
フロントライトユニット及び液晶表示装置Info
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- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/1336—Illuminating devices
- G02F1/133616—Front illuminating devices
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄型化可能であると共にゴミに対する信頼性
の高いフロントライトユニット、及び、これを使用した
液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】 液晶表示装置５００は、導光板１０１、
導光板に光を入射する光源１０５、導光板１０１に対向
して配設されたフロントカバー１０２を有し導光板１０
１とフロントカバー１０２の周囲が接着剤１０３により
接着されて導光板１０１とフロントカバー１０２間が気
密に構成されて成るフロントライトユニット１００と、
液晶パネル５０１とを備え、導光板１０１と液晶パネル
５０１の周囲が接着剤５０２によって接着されて、フロ
ントライトユニット１００と液晶パネル５０１間が気密
に構成されている。
の高いフロントライトユニット、及び、これを使用した
液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】 液晶表示装置５００は、導光板１０１、
導光板に光を入射する光源１０５、導光板１０１に対向
して配設されたフロントカバー１０２を有し導光板１０
１とフロントカバー１０２の周囲が接着剤１０３により
接着されて導光板１０１とフロントカバー１０２間が気
密に構成されて成るフロントライトユニット１００と、
液晶パネル５０１とを備え、導光板１０１と液晶パネル
５０１の周囲が接着剤５０２によって接着されて、フロ
ントライトユニット１００と液晶パネル５０１間が気密
に構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の技術分野】本発明は、フロントライトユニッ
ト、及び、これを使用した液晶表示装置に関する。
ト、及び、これを使用した液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、携帯電話機用をはじめとし
て、各種の表示を行う表示装置として、液晶表示装置が
利用されている。図６は、携帯電話機に使用されている
従来の液晶表示装置の部分側断面図である。図６におい
て、携帯電話機筐体の前面部６０１に形成された開口６
０５には、開口を被うことによって携帯電話機内部に配
設された構成部品を保護するフロントカバー６０４が固
着されている。前面部６０１にはメッキ６０３が施され
ている。携帯電話機筐体の前面部６０１と背面部６０２
間には、液晶パネル６０６及びバックライト６０７が積
層配設されている。液晶パネル６０６には半透過型液晶
パネルが使用されている。
て、各種の表示を行う表示装置として、液晶表示装置が
利用されている。図６は、携帯電話機に使用されている
従来の液晶表示装置の部分側断面図である。図６におい
て、携帯電話機筐体の前面部６０１に形成された開口６
０５には、開口を被うことによって携帯電話機内部に配
設された構成部品を保護するフロントカバー６０４が固
着されている。前面部６０１にはメッキ６０３が施され
ている。携帯電話機筐体の前面部６０１と背面部６０２
間には、液晶パネル６０６及びバックライト６０７が積
層配設されている。液晶パネル６０６には半透過型液晶
パネルが使用されている。
【０００３】一方、携帯電話機等の携帯機器にフルカラ
ーの液晶表示装置を使用する場合、消費電力が小さい反
射型カラー液晶表示装置が好ましい。特に、携帯電話機
用液晶表示装置等、夜間等の暗所でも表示可能なことが
要求される液晶表示装置では、反射型カラー液晶表示装
置にはフロントライトが必要であり、フロントライトを
用いた液晶表示装置も利用されている（例えば、特開平
１０−１６１１２３号公報、特開平１１−２１８７５７
号公報、特開平１１−２３２９１９号公報、特開平１１
−３２６９０３号公報、特開平１１−３４４６９５号公
報参照）。
ーの液晶表示装置を使用する場合、消費電力が小さい反
射型カラー液晶表示装置が好ましい。特に、携帯電話機
用液晶表示装置等、夜間等の暗所でも表示可能なことが
要求される液晶表示装置では、反射型カラー液晶表示装
置にはフロントライトが必要であり、フロントライトを
用いた液晶表示装置も利用されている（例えば、特開平
１０−１６１１２３号公報、特開平１１−２１８７５７
号公報、特開平１１−２３２９１９号公報、特開平１１
−３２６９０３号公報、特開平１１−３４４６９５号公
報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図６に示した液晶表示
装置においては、液晶パネル６０６の基板にガラスが使
用されているため、該ガラスの割れを防止するためにフ
ロントカバー６０４と液晶パネル６０６の距離をある程
度確保する必要があり、薄型化の妨げになっていた。ま
た、フロントカバー６０４の厚みは、強度を保つために
一定の厚み（例えば、１ｍｍ程度）が必要であった。し
たがって、薄型化が困難という問題があった。また、液
晶表示装置としてカラー液晶表示装置を使用した場合、
カラー液晶表示装置の周辺回路はモノクロ液晶表示器と
比較して回路規模が大きく、薄型化が困難という問題が
あった。
装置においては、液晶パネル６０６の基板にガラスが使
用されているため、該ガラスの割れを防止するためにフ
ロントカバー６０４と液晶パネル６０６の距離をある程
度確保する必要があり、薄型化の妨げになっていた。ま
た、フロントカバー６０４の厚みは、強度を保つために
一定の厚み（例えば、１ｍｍ程度）が必要であった。し
たがって、薄型化が困難という問題があった。また、液
晶表示装置としてカラー液晶表示装置を使用した場合、
カラー液晶表示装置の周辺回路はモノクロ液晶表示器と
比較して回路規模が大きく、薄型化が困難という問題が
あった。
【０００５】一方、前述した特開平１１−３４４６９５
号公報には、タッチパネルを有する携帯型電子機器の薄
型化を目的として、反射型液晶パネル、フロントライト
及びタッチパネルを積層した構成の液晶表示装置が開示
されている。かかる構成により、ある程度は薄型化を図
ることは可能になる。しかしながら、ゴミによる信頼性
が乏しいという問題があった。即ち、反射型液晶パネル
及びフロントライトは単に積層されているにすぎずない
ため、これらの間にゴミが侵入するという問題があっ
た。導光板とタッチパネルを張合わせる構成は示されて
はいるものの、これは、タッチパネルに剛性を持たせた
り、あるいは、空気層を除くことにより透過率を向上さ
せようとするものであり、ゴミ対策については何ら考慮
されていない。また、タッチパネルが剥き出しに構成さ
れており、これを覆うフロントカバーを備えていないた
め、ゴミに対する信頼性が乏しいという問題があった。
号公報には、タッチパネルを有する携帯型電子機器の薄
型化を目的として、反射型液晶パネル、フロントライト
及びタッチパネルを積層した構成の液晶表示装置が開示
されている。かかる構成により、ある程度は薄型化を図
ることは可能になる。しかしながら、ゴミによる信頼性
が乏しいという問題があった。即ち、反射型液晶パネル
及びフロントライトは単に積層されているにすぎずない
ため、これらの間にゴミが侵入するという問題があっ
た。導光板とタッチパネルを張合わせる構成は示されて
はいるものの、これは、タッチパネルに剛性を持たせた
り、あるいは、空気層を除くことにより透過率を向上さ
せようとするものであり、ゴミ対策については何ら考慮
されていない。また、タッチパネルが剥き出しに構成さ
れており、これを覆うフロントカバーを備えていないた
め、ゴミに対する信頼性が乏しいという問題があった。
【０００６】本発明は、薄型化可能であると共にゴミに
対する信頼性の高いフロントライトユニット、及び、こ
れを使用した液晶表示装置を提供することを課題として
いる。
対する信頼性の高いフロントライトユニット、及び、こ
れを使用した液晶表示装置を提供することを課題として
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導光部
材と前記導光部材に対向して配設されたフロントカバー
とを備え、前記導光部材とフロントカバーの周囲が接着
手段によって接着されて、前記導光部材とフロントカバ
ー間が気密に構成されていることを特徴とするフロント
ライトユニットが提供される。導光部材とフロントカバ
ーの周囲が接着手段によって接着されて、前記導光部材
とフロントカバー間が気密に構成されているため、ゴミ
の侵入が防止される。ここで、前記フロントカバーの周
囲には、前記接着手段を覆う被覆部材を設けるようにし
てもよい。
材と前記導光部材に対向して配設されたフロントカバー
とを備え、前記導光部材とフロントカバーの周囲が接着
手段によって接着されて、前記導光部材とフロントカバ
ー間が気密に構成されていることを特徴とするフロント
ライトユニットが提供される。導光部材とフロントカバ
ーの周囲が接着手段によって接着されて、前記導光部材
とフロントカバー間が気密に構成されているため、ゴミ
の侵入が防止される。ここで、前記フロントカバーの周
囲には、前記接着手段を覆う被覆部材を設けるようにし
てもよい。
【０００８】また、本発明によれば、導光部材と前記導
光部材に対向して配設されたフロントカバーとを有し前
記導光部材とフロントカバーの周囲が接着されて前記導
光部材とフロントカバー間が気密に構成されて成るフロ
ントライトユニットと、液晶パネルとを備え、前記導光
部材と液晶パネルの周囲が接着されて、前記フロントラ
イトユニットと液晶パネル間が気密に構成されて成るこ
とを特徴とする液晶表示装置が提供される。フロントラ
イトの導光部材とフロントカバーの周囲が接着されて前
記導光部材とフロントカバーの間が気密に構成され又、
前記導光部材と液晶パネルの周囲が接着されて、前記フ
ロントライトユニットと液晶パネルの間が気密に構成さ
れているため、ゴミの侵入が防止される。ここで、前記
導光部材とフロントカバーの周囲が接着手段によって接
着されると共に、前記フロントカバーの周囲に前記接着
手段を覆う被覆部材が設けるようにしてもよい。また、
前記液晶パネルは反射型液晶パネルを使用することがで
きる。
光部材に対向して配設されたフロントカバーとを有し前
記導光部材とフロントカバーの周囲が接着されて前記導
光部材とフロントカバー間が気密に構成されて成るフロ
ントライトユニットと、液晶パネルとを備え、前記導光
部材と液晶パネルの周囲が接着されて、前記フロントラ
イトユニットと液晶パネル間が気密に構成されて成るこ
とを特徴とする液晶表示装置が提供される。フロントラ
イトの導光部材とフロントカバーの周囲が接着されて前
記導光部材とフロントカバーの間が気密に構成され又、
前記導光部材と液晶パネルの周囲が接着されて、前記フ
ロントライトユニットと液晶パネルの間が気密に構成さ
れているため、ゴミの侵入が防止される。ここで、前記
導光部材とフロントカバーの周囲が接着手段によって接
着されると共に、前記フロントカバーの周囲に前記接着
手段を覆う被覆部材が設けるようにしてもよい。また、
前記液晶パネルは反射型液晶パネルを使用することがで
きる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態に係
るフロントライトユニット１００の側断面図である。ま
た、図２は図１におけるＡ部の拡大図であり、図１と同
一部分には同一符号を付している。
るフロントライトユニット１００の側断面図である。ま
た、図２は図１におけるＡ部の拡大図であり、図１と同
一部分には同一符号を付している。
【００１０】図１及び図２において、フロントライトユ
ニット１００は、透光性の導光部材である平板上の導光
板１０１と、導光板１０１の一方側（上部側）に対向し
て配設され導光板１０１を保護する透光性のフロントカ
バー１０２を備えている。導光板１０１とフロントカバ
ー１０２は、所定間隔をおいて、各々の全周にわたる周
辺部で接着手段としての接着剤１０３により接着されて
いる。導光板１０１の材質は例えばアクリル樹脂、フロ
ントカバー１０２の材質は例えばポリカーボーネートに
よって構成される。接着手段は接着剤１０３のみなら
ず、両面テープを用いてもよく又、溶着による接着でも
よい。
ニット１００は、透光性の導光部材である平板上の導光
板１０１と、導光板１０１の一方側（上部側）に対向し
て配設され導光板１０１を保護する透光性のフロントカ
バー１０２を備えている。導光板１０１とフロントカバ
ー１０２は、所定間隔をおいて、各々の全周にわたる周
辺部で接着手段としての接着剤１０３により接着されて
いる。導光板１０１の材質は例えばアクリル樹脂、フロ
ントカバー１０２の材質は例えばポリカーボーネートに
よって構成される。接着手段は接着剤１０３のみなら
ず、両面テープを用いてもよく又、溶着による接着でも
よい。
【００１１】また、図２に示すように、フロントカバー
１０２に対向する導光板１０１の面（前記一方側の面）
には複数の鋸状の凹凸部２０１が形成されており、各凹
凸部２０１の溝の深さは１〜１００μｍの範囲内に形成
されている。接着材１０３は、凹凸形状ではなく、平面
状に形成されている。導光板１０１、フロントカバー１
０２及び接着剤１０３により囲まれた空間は気密になっ
ており、これにより、導光板１０１及びフロントカバー
１０２間へのゴミの侵入を防ぐことができる。尚、接着
材１０３がフロントカバー１０２側から見えないよう
に、接着剤１０３を覆うように、フロントカバー１０２
の表面の全周辺部には被覆部材としてのメッキ１０４が
施されている。
１０２に対向する導光板１０１の面（前記一方側の面）
には複数の鋸状の凹凸部２０１が形成されており、各凹
凸部２０１の溝の深さは１〜１００μｍの範囲内に形成
されている。接着材１０３は、凹凸形状ではなく、平面
状に形成されている。導光板１０１、フロントカバー１
０２及び接着剤１０３により囲まれた空間は気密になっ
ており、これにより、導光板１０１及びフロントカバー
１０２間へのゴミの侵入を防ぐことができる。尚、接着
材１０３がフロントカバー１０２側から見えないよう
に、接着剤１０３を覆うように、フロントカバー１０２
の表面の全周辺部には被覆部材としてのメッキ１０４が
施されている。
【００１２】導光板１０１の側面には近接して光源１０
５が設けられている。光源１０５の種類としては、例え
ば発光ダイオード（ＬＥＤ）が使用できる。光源１０５
としてＬＥＤを使用した場合には、１個又は複数個のＬ
ＥＤを使用できる。光源１０５の周囲には光源１０５を
囲むように、反射部材としての反射板１０６が設けら
れ、反射板１０６内面の断面は、光源１０５を焦点とす
る２次曲線に形成された曲面となっている。これによ
り、光源１０５から放射される光は、直接導光板１０１
側へ放射されると共に、反射板１０６によって導光板１
０１方向に反射される。
５が設けられている。光源１０５の種類としては、例え
ば発光ダイオード（ＬＥＤ）が使用できる。光源１０５
としてＬＥＤを使用した場合には、１個又は複数個のＬ
ＥＤを使用できる。光源１０５の周囲には光源１０５を
囲むように、反射部材としての反射板１０６が設けら
れ、反射板１０６内面の断面は、光源１０５を焦点とす
る２次曲線に形成された曲面となっている。これによ
り、光源１０５から放射される光は、直接導光板１０１
側へ放射されると共に、反射板１０６によって導光板１
０１方向に反射される。
【００１３】図３は、図１に示したフロントライトユニ
ット１００を有する液晶表示装置を備えた携帯電話機３
００の外観図であり、図１と同一部分には同一符号を付
している。図３において、携帯電話機３００は、キーパ
ッド３０１、送受信用アンテナ３０２、受話部３０３、
送話部３０４、筐体３０５、筐体３０５に施された装飾
用メッキ３０６及び表示部３０７を備えている。
ット１００を有する液晶表示装置を備えた携帯電話機３
００の外観図であり、図１と同一部分には同一符号を付
している。図３において、携帯電話機３００は、キーパ
ッド３０１、送受信用アンテナ３０２、受話部３０３、
送話部３０４、筐体３０５、筐体３０５に施された装飾
用メッキ３０６及び表示部３０７を備えている。
【００１４】図４は図３におけるＢ部のＣ−Ｃ断面図で
あり、図１及び図３と同一部分には同一符号を付してい
る。図３に示すような携帯電話機３００に図１のフロン
トライトユニット１００を組み込んだ場合、メッキ１０
４と携帯電話機３００の筐体３０５のメッキ３０６は同
一材料、又は同色に形成されている。
あり、図１及び図３と同一部分には同一符号を付してい
る。図３に示すような携帯電話機３００に図１のフロン
トライトユニット１００を組み込んだ場合、メッキ１０
４と携帯電話機３００の筐体３０５のメッキ３０６は同
一材料、又は同色に形成されている。
【００１５】図４に示すように、フロントライトユニッ
ト１００は携帯電話機３００の表示部のフロントカバー
の役目も果たしており、フロントライトユニット１００
の裏面には、近接して反射型液晶パネル４０１が配設さ
れている。反射型液晶パネル４０１は、公知の構成のも
のであり、例えば、偏光板、位相差板、拡散板、ガラス
基板、カラーフィルタ、透明電極、液晶、反射電極及び
ガラス基板（いずれも図示せず）を積層した構成となっ
ている。
ト１００は携帯電話機３００の表示部のフロントカバー
の役目も果たしており、フロントライトユニット１００
の裏面には、近接して反射型液晶パネル４０１が配設さ
れている。反射型液晶パネル４０１は、公知の構成のも
のであり、例えば、偏光板、位相差板、拡散板、ガラス
基板、カラーフィルタ、透明電極、液晶、反射電極及び
ガラス基板（いずれも図示せず）を積層した構成となっ
ている。
【００１６】以下、図１乃至図４を用いて、本実施の形
態に係るフロントライトユニット１００について詳説す
る。図２において、光源１０５から放射された光は、直
接又は反射板１０６によって反射され、平板状の導光板
１０１に、導光板１０１の両平板面と平行に近い角度で
入射する。導光板１０１がアクリル系の場合、その屈折
率は約１．５であり又、臨界角は約４２度である。スネ
ルの法則により、光の入射角度が臨界角より大きい場合
は境界面で全反射する。よって、光源１０５からの光の
入射角が４２度以上になるように凹凸部２０１の角度を
設定すれば光源１０５の光の大部分が反射型液晶パネル
４０１に入射することになる。
態に係るフロントライトユニット１００について詳説す
る。図２において、光源１０５から放射された光は、直
接又は反射板１０６によって反射され、平板状の導光板
１０１に、導光板１０１の両平板面と平行に近い角度で
入射する。導光板１０１がアクリル系の場合、その屈折
率は約１．５であり又、臨界角は約４２度である。スネ
ルの法則により、光の入射角度が臨界角より大きい場合
は境界面で全反射する。よって、光源１０５からの光の
入射角が４２度以上になるように凹凸部２０１の角度を
設定すれば光源１０５の光の大部分が反射型液晶パネル
４０１に入射することになる。
【００１７】反射型液晶パネル４０１に入射した光は偏
光板、位相差板、拡散板、ガラス基板、カラーフィル
タ、透明電極、液晶を通って反射電極に達して反射さ
れ、略もとの経路を辿って導光板１０１に達する。導光
板１０１に達した光は、導光板１０１とフロントカバー
１０２を通過し、人間の目に達し、表示として視認され
る。
光板、位相差板、拡散板、ガラス基板、カラーフィル
タ、透明電極、液晶を通って反射電極に達して反射さ
れ、略もとの経路を辿って導光板１０１に達する。導光
板１０１に達した光は、導光板１０１とフロントカバー
１０２を通過し、人間の目に達し、表示として視認され
る。
【００１８】上記の通り、本実施の形態に係るフロント
ライトユニット１００は、導光板１０１と導光板１０１
に対向して配設されたフロントカバー１０２とを有し、
導光板１０１とフロントカバー１０２の周囲が両面テー
プ等の接着手段によって接着されて、導光板１０１とフ
ロントカバー１０２の間が気密に構成されているため、
導光板１０１とフロントカバー１０２を極狭い空間を介
して一体化して近接配置することができ、フロントカバ
ー１０２の厚みも全体的な強度を保った状態で薄くする
ことが可能になる。また、ゴミに対する信頼性を確保す
ることが可能になる。
ライトユニット１００は、導光板１０１と導光板１０１
に対向して配設されたフロントカバー１０２とを有し、
導光板１０１とフロントカバー１０２の周囲が両面テー
プ等の接着手段によって接着されて、導光板１０１とフ
ロントカバー１０２の間が気密に構成されているため、
導光板１０１とフロントカバー１０２を極狭い空間を介
して一体化して近接配置することができ、フロントカバ
ー１０２の厚みも全体的な強度を保った状態で薄くする
ことが可能になる。また、ゴミに対する信頼性を確保す
ることが可能になる。
【００１９】図５は本発明の実施の形態に係る液晶表示
装置の側断面図で、図１と同一部分には同一符号を付し
ている。図５において、液晶表示装置５００は、前述し
たフロントライトユニット１００及び反射型液晶パネル
５０１を備えている。反射型液晶パネル４０１は、前記
同様に公知の構成のものであり、例えば、偏光板、位相
差板、拡散板、ガラス基板、カラーフィルタ、透明電
極、液晶、反射電極及びガラス基板（いずれも図示せ
ず）を積層した構成となっている。
装置の側断面図で、図１と同一部分には同一符号を付し
ている。図５において、液晶表示装置５００は、前述し
たフロントライトユニット１００及び反射型液晶パネル
５０１を備えている。反射型液晶パネル４０１は、前記
同様に公知の構成のものであり、例えば、偏光板、位相
差板、拡散板、ガラス基板、カラーフィルタ、透明電
極、液晶、反射電極及びガラス基板（いずれも図示せ
ず）を積層した構成となっている。
【００２０】フロントライトユニット１００の導光板１
０１と反射型液晶パネル５０１の各々の全周にわたる周
辺部を接着手段としての接着剤５０２により接着し、導
光板１０１と反射型液晶パネル５０１との間が所定間隔
をおいて気密状態に形成されている。尚、前記接着手段
としては、前述したように両面テープや溶着などの手段
を用いることができる。このように、フロントライトユ
ニット１００のみならず、フロントライトユニット１０
０と反射型液晶パネル５０１間が気密状態に形成されて
いるため、本液晶表示装置を電子機器、例えば携帯電話
機に使用することにより、携帯電話機に組み込む際に液
晶パネル５０１、導光板１０１及びフロントカバー１０
２間にゴミが侵入することが無くなり、ゴミに対する信
頼性を確保することができると共に薄型化を図ることが
可能になる。
０１と反射型液晶パネル５０１の各々の全周にわたる周
辺部を接着手段としての接着剤５０２により接着し、導
光板１０１と反射型液晶パネル５０１との間が所定間隔
をおいて気密状態に形成されている。尚、前記接着手段
としては、前述したように両面テープや溶着などの手段
を用いることができる。このように、フロントライトユ
ニット１００のみならず、フロントライトユニット１０
０と反射型液晶パネル５０１間が気密状態に形成されて
いるため、本液晶表示装置を電子機器、例えば携帯電話
機に使用することにより、携帯電話機に組み込む際に液
晶パネル５０１、導光板１０１及びフロントカバー１０
２間にゴミが侵入することが無くなり、ゴミに対する信
頼性を確保することができると共に薄型化を図ることが
可能になる。
【００２１】以上述べたように、本実施の形態に係る液
晶表示装置５００は、導光板１０１と導光板１０１に対
向して配設されたフロントカバー１０２とを有し導光板
１０１とフロントカバー１０２の周囲が接着剤１０３等
の接着手段によって接着されて導光板１０１とフロント
カバー１０２間が気密に構成されて成るフロントライト
ユニット１００と、液晶パネル５０１とを備え、導光板
１０１と液晶パネル５０１の周囲が接着剤５０２等の接
着手段によって接着されてフロントライトユニット１０
０と液晶パネル５０１が一体化され、フロントライトユ
ニット１００と液晶パネル５０１間が気密に構成されて
いる。したがって、フロントカバー１０２から反射型液
晶パネル５０１に至るまでの空間へのゴミの進入を防止
することができると共に、薄型化が可能になる。特に、
液晶表示装置がカラー液晶表示装置の場合、その周辺回
路はモノクロ液晶表示装置と比較して回路規模が大きく
薄型化の障害となるが、本実施の形態によれば、カラー
液晶表示装置の場合にも薄型化が可能になる。
晶表示装置５００は、導光板１０１と導光板１０１に対
向して配設されたフロントカバー１０２とを有し導光板
１０１とフロントカバー１０２の周囲が接着剤１０３等
の接着手段によって接着されて導光板１０１とフロント
カバー１０２間が気密に構成されて成るフロントライト
ユニット１００と、液晶パネル５０１とを備え、導光板
１０１と液晶パネル５０１の周囲が接着剤５０２等の接
着手段によって接着されてフロントライトユニット１０
０と液晶パネル５０１が一体化され、フロントライトユ
ニット１００と液晶パネル５０１間が気密に構成されて
いる。したがって、フロントカバー１０２から反射型液
晶パネル５０１に至るまでの空間へのゴミの進入を防止
することができると共に、薄型化が可能になる。特に、
液晶表示装置がカラー液晶表示装置の場合、その周辺回
路はモノクロ液晶表示装置と比較して回路規模が大きく
薄型化の障害となるが、本実施の形態によれば、カラー
液晶表示装置の場合にも薄型化が可能になる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、薄型化可能であると共
にゴミに対する信頼性の高いフロントライトユニット及
び液晶表示装置を提供することが可能になる。
にゴミに対する信頼性の高いフロントライトユニット及
び液晶表示装置を提供することが可能になる。
【図１】 本発明の実施の形態に係るフロントライトユ
ニットの側断面図である。
ニットの側断面図である。
【図２】 図１におけるＡ部の拡大図である。
【図３】 本発明の実施の形態に係るフロントライトユ
ニットを組込んだ携帯電話機の外観図である。
ニットを組込んだ携帯電話機の外観図である。
【図４】 図３におけるＢ部のＣ−Ｃ断面図である。
【図５】 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の側
断面図である。
断面図である。
【図６】 従来の液晶表示装置の部分側断面図である。
１００・・・フロントライトユニット １０１・・・導光部材としての導光板 １０２・・・フロントカバー １０３、５０２・・・接着手段としての接着剤 １０４、３０６・・・被覆部材としてのメッキ １０５・・・光源 １０６・・・反射部材としての反射板 ２０１・・・凹凸部 ３００・・・携帯電話機 ３０１・・・キーパッド ３０２・・・アンテナ ３０３・・・受話部 ３０４・・・送話部 ３０５・・・筐体 ４０１、５０１・・・反射型液晶パネル ５００・・・液晶表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｆ２１Ｙ 101:02 Ｇ０２Ｆ 1/1335 ５３０
Claims (5)
- 【請求項１】 導光部材と前記導光部材に対向して配設
されたフロントカバーとを備え、前記導光部材とフロン
トカバーの周囲が接着手段によって接着されて、前記導
光部材とフロントカバー間が気密に構成されていること
を特徴とするフロントライトユニット。 - 【請求項２】 前記フロントカバーの周囲には、前記接
着手段を覆う被覆部材が設けられていることを特徴とす
る請求項１記載のフロントライトユニット。 - 【請求項３】 導光部材と前記導光部材に対向して配設
されたフロントカバーとを有し前記導光部材とフロント
カバーの周囲が接着されて前記導光部材とフロントカバ
ー間が気密に構成されて成るフロントライトユニット
と、 液晶パネルとを備え、 前記導光部材と液晶パネルの周囲が接着されて、前記フ
ロントライトユニットと液晶パネル間が気密に構成され
て成ることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項４】 前記導光部材とフロントカバーの周囲が
接着手段によって接着されると共に、前記フロントカバ
ーの周囲に前記接着手段を覆う被覆部材が設けられてい
ることを特徴とする請求項３記載の液晶表示装置。 - 【請求項５】 前記液晶パネルは反射型液晶パネルであ
ることを特徴とする請求項３又は４記載の液晶表示装
置。
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