JP6705334B2 - 内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置及び除去方法 - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置及び除去方法に関する。
従来、内燃機関から排出されるNOxを除去する装置として、排気中に尿素水を供給するとともに、この供給された尿素水から生成されるアンモニアを還元剤として用いて、排気中のNOxを還元除去する尿素SCR装置が知られている。この尿素SCR装置が内燃機関に適用された場合、尿素SCR装置から排気中に供給された尿素水の一部が例えば排気通路に付着して、尿素水に由来する尿素由来堆積物が生成されることがある。そして、この尿素由来堆積物を除去するための制御(パージ制御と称する)として、例えば尿素SCR装置よりも上流側の排気の温度を上昇させることで尿素由来堆積物を昇華又は気化させて除去する制御が知られている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
ところで、尿素由来堆積物を除去するためのパージ制御を、予め設定された時間が経過する毎に実行することがある(以下、このパージ制御を時間毎パージ制御と称する)。しかしながら、排気温度が低温であるほど、また、この低温の時間が長いほど、尿素由来堆積物の堆積量は多くなる傾向がある。したがって、パージ制御として時間毎パージ制御のみしか実行されない場合、尿素SCR装置よりも上流側の排気温度が低温となるような内燃機関の運転時間(低温運転時間)が所定時間を超える場合には、時間毎パージ制御では除去しきれないほど多量の尿素由来堆積物が堆積してしまう可能性がある。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、時間毎パージ制御では除去しきれないほど多量の尿素由来堆積物が堆積することを抑制できる内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置及び除去方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置は、内燃機関の排気通路に配置された尿素SCR装置から供給された尿素水に由来する尿素由来堆積物を除去するパージ制御を実行するパージ制御部を備え、前記パージ制御部は、予め設定された第1の時間が経過する毎に前記パージ制御を実行し、且つ、前記尿素SCR装置よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となるような前記内燃機関の運転時間である低温運転時間を計測し、この計測された前記低温運転時間が予め設定された第2の時間を超えた場合においても、前記第1の時間が経過したか否かにかかわらず前記パージ制御を実行する。
また上記目的を達成するため、本発明に係る内燃機関の尿素由来堆積物の除去方法は、内燃機関の排気通路に配置された尿素SCR装置から供給された尿素水に由来する尿素由来堆積物を除去するパージ制御を予め設定された第1の時間が経過する毎に実行し、且つ、前記尿素SCR装置よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となるような前記内燃機関の運転時間である低温運転時間を計測し、この計測された前記低温運転時間が予め設定された第2の時間を超えた場合においても、前記第1の時間が経過したか否かにかかわらず前記パージ制御を実行する。
本発明によれば、第1の時間が経過する毎にパージ制御が実行され、且つ、低温運転時間が第2の時間を超えた場合においても、第1の時間が経過しているか否かにかかわらずパージ制御が実行されるので、尿素由来堆積物を効果的に除去することができる。これにより、第1の時間が経過する毎に実行されるパージ制御(時間毎パージ制御)では除去しきれないほど多量の尿素由来堆積物が堆積することを抑制できる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1に係る内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置110及び内燃機関の尿素由来堆積物の除去方法について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る除去装置110が適用された内燃機関システム1の全体構成を模式的に示す構成図である。内燃機関システム1は、内燃機関10、吸気通路20、排気通路30、排気浄化装置50、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)装置60、各種センサ類(図1では温度センサ40が例示されている)、及び制御装置100を備えている。
以下、本発明の実施形態1に係る内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置110及び内燃機関の尿素由来堆積物の除去方法について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る除去装置110が適用された内燃機関システム1の全体構成を模式的に示す構成図である。内燃機関システム1は、内燃機関10、吸気通路20、排気通路30、排気浄化装置50、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)装置60、各種センサ類(図1では温度センサ40が例示されている)、及び制御装置100を備えている。
なお、本実施形態に係る除去装置110は、この制御装置100の機能によって実現されている。また、本実施形態に係る除去方法は、この制御装置100の制御処理によって実現されている。
本実施形態では、内燃機関10の一例として、ディーゼル機関を用いている。なお、図1において内燃機関10の気筒13の個数は4個であるが、気筒13の個数はこれに限定されるものではない。吸気通路20は内燃機関10に吸入される吸気が通過する通路であり、その下流側端部が分岐して各気筒13の吸気ポートに接続している。排気通路30は内燃機関10から排出された排気が通過する通路であり、その上流側端部が分岐して各気筒13の排気ポートに接続している。
排気浄化装置50は尿素SCR装置60よりも上流側の排気通路30に配置されている。この排気浄化装置50は、酸化触媒51を備えるとともに、排気に含まれる煤等のPMを捕集可能なフィルタ52を備えている。フィルタ52は酸化触媒51よりも下流側に配置されている。本実施形態では、フィルタ52の一例として、ディーゼルパティキュレートフィルタ、具体的にはウォールスルータイプのディーゼルパティキュレートフィルタを用いている。
酸化触媒51は、排気に含まれる一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)といった有害物質を、酸化触媒51の触媒作用によって、水(H2O)や二酸化炭素(CO2)といった無害な物質に変化させることで、排気中の有害物質を浄化する触媒である。このような機能を有するものであれば、酸化触媒51の具体的な構成は特に限定されるものではないが、本実施形態に係る酸化触媒51は、一例として、排気が通過可能な担体に白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属触媒が担持された構成を有している。
なお、本実施形態において、排気浄化装置50は内燃機関システム1に必須の構成ではなく、例えば内燃機関システム1は排気浄化装置50を備えていない構成とすることもできる。但し、内燃機関システム1が排気浄化装置50を備えている場合の方が、これを備えていない場合に比較して排気を効果的に浄化できる点で好ましい。
尿素SCR装置60は排気浄化装置50よりも下流側の排気通路30に配置されている。尿素SCR装置60は、排気中に尿素水を供給するとともに、この排気中に供給された尿素水から生成されるアンモニア(NH3)を還元剤として排気中のNOxを還元する機能を有するNOx浄化装置である。このような機能を有するものであれば、尿素SCR装置60の具体的な構成は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、一例として、尿素水供給部61、尿素SCR触媒62、及びアンモニアスリップ触媒63を備えている。
尿素水供給部61は、尿素SCR触媒62よりも上流側、且つフィルタ52よりも下流側の排気通路30に配置されている。この尿素水供給部61の一例として、本実施形態においては、制御装置100の指示を受けて排気中に尿素水を噴射する尿素水噴射弁を用いている。この尿素水供給部61の尿素水の供給時期や尿素水の供給量は、制御装置100が制御している。
尿素SCR触媒62は、尿素の加水分解により生成されるアンモニアを用いて排気中のNOxを選択的に還元させる触媒である。尿素SCR触媒62の具体的な種類は、特に限定されるものではなく、例えば、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)等の卑金属酸化物や、ゼオライト等の貴金属のような公知のNOx選択還元触媒を用いることができる。アンモニアスリップ触媒63は、尿素SCR触媒62よりも下流側に配置されている。このアンモニアスリップ触媒63は、尿素SCR触媒62を通過したアンモニアを酸化させる酸化触媒である。
尿素水供給部61から尿素水が排気中に供給された場合、尿素水中の尿素は加水分解され、その結果、アンモニアが生成される。このアンモニアは、尿素SCR触媒62の触媒作用の下で、NOxを還元させる。この結果、窒素(N2)及び水が生成される。このようにして、尿素SCR装置60は、排気中のNOxの低減を図っている。また本実施形態によれば、アンモニアスリップ触媒63を備えているので、アンモニアが内燃機関システム1の外部に排出されることが効果的に抑制されている。
温度センサ40は、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度を検出して、検出結果を制御装置100に伝える。温度センサ40の排気通路30における具体的な配置箇所は、尿素SCR装置60よりも上流側の部分であれば特に限定されるものではないが、本実施形態においては、尿素SCR装置60よりも上流側、且つ排気浄化装置50のフィルタ52よりも下流側の部分に配置されて、この部分の排気温度を検出している。
制御装置100は、内燃機関10の燃料噴射量や燃料噴射時期等を制御するとともに、尿素SCR装置60の尿素水供給部61も制御する。このような制御装置100は、各種の制御を実行するCPU101や、CPU101の動作に必要な各種情報やプログラム等を記憶する記憶部102等を有するマイクロコンピュータを備えている。なお、記憶部102としては、ROM、RAM等の記憶装置が用いられる。
また、本実施形態に係る制御装置100は、内燃機関10の尿素由来堆積物の除去装置110としての機能も有している。そして、制御装置100のCPU101は、尿素SCR装置60から供給された尿素水に由来する尿素由来堆積物を除去するパージ制御を実行するパージ制御部としての機能を有している。
なお、この尿素由来堆積物としては、例えば尿素水供給部61から供給された尿素水が結晶化した白色の固体状の堆積物が挙げられる。この尿素由来堆積物は、特に尿素水供給部61と尿素SCR触媒62との間の排気通路30部分に堆積し易い。また、尿素水供給部61から排気中に供給された尿素水は、排気の温度が特に150℃〜300℃の場合に堆積し易い。
上述したパージ制御の具体的な内容は、尿素由来堆積物を除去できる制御であれば特に限定されるものではないが、本実施形態においては、一例として、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度を、尿素由来堆積物が昇華又は気化する温度以上(例えば320℃以上)にまで上昇させる制御を用いている。このように排気の温度を上昇させることで、尿素由来堆積物を昇華又は気化させて排気通路30から除去させることができる。
この排気の温度を上昇させる制御の具体例は特に限定されるものではないが、例えば、ポスト噴射制御、又は排気浄化装置50の酸化触媒51よりも上流側の排気通路30への燃料噴射制御(「排気管噴射制御」と称する)、あるいはこれらの組み合わせ等を用いることができる。なお、ポスト噴射制御においては、メイン噴射よりも後の時期に気筒13内に燃料が噴射される。このポスト噴射制御で噴射された燃料中の炭化水素が酸化触媒51において酸化し、このときの反応熱によって尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度を上昇させることができる。また、排気管噴射制御においては、排気浄化装置50の酸化触媒51よりも上流側の排気通路30に配置された排気管インジェクタから燃料が排気中に噴射される。この排気管インジェクタから噴射された燃料中の炭化水素は酸化触媒51において酸化し、このときの反応熱によって尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度を上昇させることができる。なお、本実施形態においては、上記のパージ制御の一例として、ポスト噴射制御が実行されている。
本実施形態に係るパージ制御部(具体的にはCPU101)は、上述したパージ制御を予め設定された第1の時間が経過する毎に行う(このパージ制御を「時間毎パージ制御」と称する)。具体的には、制御装置100の記憶部102には、予め第1の時間が記憶されており(すなわち予め設定されており)、パージ制御部は、この第1の時間が経過する毎にパージ制御を実行することで、排気温度を上昇させて尿素由来堆積物を除去する。なお、第1の時間の具体的な値は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、一例として30時間(hr)を用いている。
さらに、本実施形態に係るパージ制御部は、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となるような内燃機関10の運転時間である低温運転時間を計測し、この計測された低温運転時間が予め設定された第2の時間を超えた場合においても、前述した第1の時間が経過したか否かにかかかわらずに、パージ制御を実行する(このパージ制御を「低温時パージ制御」と称する)。この低温時パージ制御の詳細については、以下の図2の説明の中で説明する。
図2は、低温時パージ制御及びこれに関連した一連の制御処理を示すフローチャートの一例である。パージ制御部は、内燃機関システム1の始動開始とともに図2のフローチャートの実行を開始する。まず、ステップS10においてパージ制御部は、低温運転時間の計測を開始させるための条件(これを「計測開始条件」と称する)が満たされたか否かを判定する。
本実施形態においては、計測開始条件として、尿素由来堆積物が堆積し易いと考えられる条件(換言すると尿素由来堆積物が多く堆積すると考えられる条件)を用いている。ここで、尿素由来堆積物が排気通路30に堆積するのは、尿素SCR装置60によって尿素
水が排気中に供給されている場合である。そして、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が低いほど、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が少ないほど、また尿素SCR装置60による尿素水の供給量が多いほど、この尿素由来堆積物は堆積し易くなる(すなわち堆積量は多くなる)。
水が排気中に供給されている場合である。そして、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が低いほど、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が少ないほど、また尿素SCR装置60による尿素水の供給量が多いほど、この尿素由来堆積物は堆積し易くなる(すなわち堆積量は多くなる)。
そこで、本実施形態においては、計測開始条件として、尿素SCR装置60の尿素水供給部61が尿素水を供給している状態であり(すなわち尿素水供給中の状態であり)、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が所定温度以下であり、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が所定流量以下であり、且つ尿素SCR装置60の尿素水供給部61の尿素水供給量が所定供給量以上である、という条件を用いている。
なお、上記の所定温度、所定流量、所定供給量の具体的な値は、特に限定されるものではなく、例えば実験、シミュレーション等によって適切な値を求めておき、予め制御装置100の記憶部102に記憶させておけばよい(すなわち予め設定しておけばよい)。なお、本実施形態においては、上記の所定温度(排気の温度の所定温度)の一例として、後述するステップS20で用いられる排気温度の所定温度(150℃〜300℃から選択された値)と同じ値を用いている。
またパージ制御部は、この排気の温度を温度センサ40の検出結果に基づいて取得する。パージ制御部は、上記の排気の流量を、例えば内燃機関10の燃料供給量及び吸気流量に基づいて推定することで取得する。なお、内燃機関システム1が排気の流量を検出する排気流量センサを備えている場合、パージ制御部は、上記の排気の流量として、この排気流量センサの検出した値を用いることもできる。
ステップS10はYESと判定されるまで繰り返し実行される。ステップS10でYESと判定された場合、パージ制御部はステップS20を実行する。このステップS20においてパージ制御部は、低温運転時間(すなわち、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となるような内燃機関10の運転時間)の計測を開始する。この所定温度の具体的な値としては、尿素由来堆積物が堆積し易いと考えられる温度を用いることができる。この所定温度の数値例を挙げると、150℃〜300℃(150℃以上、300℃以下)の温度範囲から選択された値を用いることができる。そこで、本実施形態においては、この所定温度の一例として250℃を用いることとする。この所定温度は予め制御装置100の記憶部102に記憶させておく。
すなわち、本実施形態に係るパージ制御部は、ステップS20において、温度センサ40の検出結果を取得することで排気の温度を取得し、この取得された排気の温度が所定温度以下(250℃以下)となる内燃機関10の運転時間(低温運転時間)を計測している。パージ制御部は計測された低温運転時間を制御装置100の記憶部102に記憶する。
ステップS20の後に、パージ制御部は、ステップS30を実行する。このステップS30においてパージ制御部は、ステップS20で計測された低温運転時間が第2の時間を超えたか否かを判定する。
この第2の時間の具体的な値は、特に限定されるものではないが、例えば、低温運転時間がこの時間を超えた場合に、前述した時間毎パージ制御の実行のみでは除去しきれない量の尿素由来堆積物(すなわち多量の尿素由来堆積物)が堆積してしまうと考えられるような時間を用いることができる。この第2の時間は、例えば、予め実験、シミュレーション等によって適切な値を求めておき、制御装置100の記憶部102に記憶させておく。なお、本実施形態においては、この第2の時間の一例として、10時間(hr)を用いている。
ステップS30でNOと判定された場合、パージ制御部はステップS20を再度実行する。一方、ステップS30でYESと判定された場合(すなわち、低温運転時間が第2の時間を超えた場合)、パージ制御部はステップS40を実行する。このステップS40においてパージ制御部は、低温時パージ制御を実行する。具体的にはパージ制御部は、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度を尿素由来堆積物が昇華又は気化する温度以上にまで上昇させる制御を実行する。この排気の温度を上昇させる制御の具体例としては、例えば、前述したように、ポスト噴射制御又は排気管噴射制御、あるいはこれらの組み合わせ等を用いることができる。本実施形態においては、この低温時パージ制御の一例として、ポスト噴射制御を実行する。
このステップS40に係る低温時パージ制御の実行によって排気温度が上昇することで、尿素由来堆積物は昇華又は気化して、除去される。このステップS40の後にパージ制御部は、ステップS50において、リセット処理を実行する。このリセット処理において、パージ制御部は、既に計測された低温運転時間をリセットする。またパージ制御部は、時間毎パージ制御の実行のために既に計測された経過時間もリセットして、再び第1の時間の計測を開始する。
すなわち、本実施形態に係るパージ制御部は、低温時パージ制御を実行した場合に、既に計測されて記憶部102に記憶されている低温運転時間をリセットするとともに、時間毎パージ制御の実行のために既に計測されて記憶部102に記憶されている経過時間もリセットして再び第1の時間の計測を開始する。これにより、次回の時間毎パージ制御は、この低温時パージ制御の実行から第1の時間が経過した場合に実行されることになる。ステップS50の後にパージ制御部は、フローチャートをスタートから実行する(リターン)。
ここで、仮に、低温時パージ制御が実行されずに、時間毎パージ制御のみしか実行されない場合、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となる低温運転時間が第2の時間を超えた場合、時間毎パージ制御では除去しきれないほど多量の尿素由来堆積物が堆積してしまう可能性がある。これに対して、本実施形態によれば、第1の時間が経過する毎に時間毎パージ制御が実行され、且つ、低温運転時間が第2の時間を超えた場合においても、第1の時間が経過しているか否かにかかわらず低温時パージ制御(ステップS40)が実行されるので、尿素由来堆積物を効果的に除去することができる。これにより、時間毎パージ制御では除去しきれないほど多量の尿素由来堆積物が堆積することを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、図2のステップS10に係る計測開始条件が満たされた場合に限ってステップS20に係る低温運転時間の計測が開始されているが、本実施形態の構成はこれに限定されるものではない。例えば、パージ制御部は、ステップS10を実行しない構成とすることもできる。すなわち、この場合、パージ制御部は、計測開始条件が満たされるか否かにかかわらずに低温運転時間を計測する。この場合においても、低温時パージ制御が実行されることによって、多量の尿素由来堆積物が堆積することを抑制することは可能である。
但し、本実施形態のように、ステップS10に係る計測開始条件が満たされた場合に限ってステップS20に係る低温運転時間の計測が開始される場合の方が、そうでない場合に比較して、尿素由来堆積物が堆積し易い場合に低温運転時間の計測を開始することができるので、多量の尿素由来堆積物が堆積することを効率的に抑制することができる。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2について説明する。本実施形態に係る除去装置110及び除去方法は、図2のステップS10に係る計測開始条件が、尿素SCR装置60よりも上流側の排気通路30の管壁部の温度が所定温度以下であるという条件をさらに含んでいる点において、上述した実施形態1に係る除去装置110及び除去方法と異なっている。
続いて、本発明の実施形態2について説明する。本実施形態に係る除去装置110及び除去方法は、図2のステップS10に係る計測開始条件が、尿素SCR装置60よりも上流側の排気通路30の管壁部の温度が所定温度以下であるという条件をさらに含んでいる点において、上述した実施形態1に係る除去装置110及び除去方法と異なっている。
すなわち、本実施形態に係る計測開始条件は、尿素SCR装置60の尿素水供給部61が尿素水を供給している状態であり、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が所定温度以下であり、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が所定流量以下であり、尿素SCR装置60の尿素水供給部61の尿素水供給量が所定供給量以上であり、且つ尿素SCR装置60よりも上流側の排気通路30の管壁部の温度が所定温度以下であるという条件となっている。
なお、この排気通路30の管壁部の温度としては、例えば尿素SCR装置60よりも上流側であって、フィルタ52よりも下流側の排気通路30の管壁部の温度を用いることができる。この管壁部の温度は、この管壁部の温度を検出する温度センサの検出結果を取得することで得ることができる。また、管壁部の所定温度は、予め実験、シミュレーション等によって適切な値を求めておき、制御装置100の記憶部102に記憶させておけばよい。
ここで、尿素SCR装置60よりも上流側の排気通路30の管壁部の温度が低いほど、尿素由来堆積物は堆積し易い傾向がある。したがって、本実施形態によれば、尿素由来堆積物がより堆積しやすい条件が満たされた場合に、ステップS20において低温運転時間の計測を開始することができる。これにより、多量の尿素由来堆積物が堆積することをより効率的に抑制することができる。
(実施形態3)
続いて、本発明の実施形態3について説明する。本実施形態に係る除去装置110及び除去方法は、ステップS10に係る計測開始条件が、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量、及び尿素SCR装置60の尿素水の供給量が過渡状態(時間の経過とともに変化している状態)ではなく、定常状態(時間の経過とともに変化していない状態)であるとの条件をさらに含んでいる点において、上述した実施形態1又は実施形態2と異なっている。
続いて、本発明の実施形態3について説明する。本実施形態に係る除去装置110及び除去方法は、ステップS10に係る計測開始条件が、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量、及び尿素SCR装置60の尿素水の供給量が過渡状態(時間の経過とともに変化している状態)ではなく、定常状態(時間の経過とともに変化していない状態)であるとの条件をさらに含んでいる点において、上述した実施形態1又は実施形態2と異なっている。
すなわち、本実施形態に係るパージ制御部は、前述した実施形態1又は実施形態2に係る計測開始条件に加えて、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が定常状態であり、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が定常状態であり、且つ尿素SCR装置60の尿素水の供給量が定常状態であるとの条件がさらに満たされた場合に限って、ステップS20に係る低温運転時間の計測を開始する。
ここで、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量、及び尿素SCR装置60の尿素水の供給量がそれぞれ過渡状態の場合よりも定常状態の場合の方が、尿素由来堆積物は堆積し易い傾向がある。したがって、本実施形態によれば、ステップS10において尿素由来堆積物がより堆積しやすい条件が満たされた場合に、ステップS20において低温運転時間の計測を開始することができる。これにより、多量の尿素由来堆積物が堆積することをより効率的に抑制することができる。
(実施形態4)
続いて、本発明の実施形態4について説明する。本実施形態に係る除去装置110及び除去方法は、パージ制御部が、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度、尿素SC
R装置60よりも上流側の排気の流量、及び尿素SCR装置60の尿素水の供給量に基づいて、第2の時間(ステップS30に係る第2の時間)を変化させる点において、上述した実施形態1、実施形態2、及び実施形態3と異なっている。
続いて、本発明の実施形態4について説明する。本実施形態に係る除去装置110及び除去方法は、パージ制御部が、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度、尿素SC
R装置60よりも上流側の排気の流量、及び尿素SCR装置60の尿素水の供給量に基づいて、第2の時間(ステップS30に係る第2の時間)を変化させる点において、上述した実施形態1、実施形態2、及び実施形態3と異なっている。
具体的には、本実施形態に係るパージ制御部は、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が低いほど第2の時間を短くし、この排気の流量が少ないほど第2の時間を短くし、尿素SCR装置60の尿素水の供給量が多いほど第2の時間を短くする。
より具体的には、本実施形態に係る制御装置100の記憶部102には、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が低いほど第2の時間が短くなり、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が少ないほど第2の時間が短くなり、尿素SCR装置60の尿素水の供給量が多いほど第2の時間が短くなるように、この排気の温度、この排気の流量及びこの尿素水の供給量と第2の時間とを関連付けて規定したマップ、又は演算式が予め記憶されている。
なお、このマップ又は演算式は、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が基準排気温度以下の場合には、基準排気温度より大きい場合よりも第2の時間が短くなり、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が基準排気流量以下の場合には、基準排気流量より大きい場合よりも第2の時間が短くなり、尿素SCR装置60の尿素水の供給量が基準供給量以上の場合には、基準供給量未満の場合よりも第2の時間が短くなるように規定したマップ又は演算式とすることもできる。
そして、パージ制御部は、ステップS30において、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度、排気の流量、及び尿素SCR装置60の尿素水の供給量を取得し、取得されたこれらの情報に基づいて上記のマップ又は演算式から第2の時間を算出することで、排気の温度が低いほど第2の時間を短くし、排気の流量が少ないほど第2の時間を短くし、尿素水の供給量が多いほど第2の時間を短くしている。
ここで、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の温度が低いほど、また、尿素SCR装置60よりも上流側の排気の流量が少ないほど、さらには尿素水の供給量が多いほど、尿素由来堆積物が堆積し易い状態になる。したがって、本実施形態によれば、尿素由来堆積物が堆積し易い状態である場合ほど、ステップS30に係る第2の時間を短くして、ステップS40に係る低温時パージ制御の実行を開始し易くすることができる。これにより、多量の尿素由来堆積物が堆積することをより効果的に抑制することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 内燃機関システム
10 内燃機関
30 排気通路
60 尿素SCR装置
100 制御装置
101 CPU(パージ制御部)
110 内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置
10 内燃機関
30 排気通路
60 尿素SCR装置
100 制御装置
101 CPU(パージ制御部)
110 内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置
Claims (7)
- 内燃機関の排気通路に配置された尿素SCR装置から供給された尿素水に由来する尿素由来堆積物を除去するパージ制御を実行するパージ制御部を備え、
前記パージ制御部は、予め設定された第1の時間が経過する毎に前記パージ制御を実行し、且つ、前記尿素SCR装置よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となるような前記内燃機関の運転時間である低温運転時間を計測し、この計測された前記低温運転時間が予め設定された第2の時間を超えた場合においても、前記第1の時間が経過したか否かにかかわらず前記パージ制御を実行する、内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置。 - 前記パージ制御部は、前記低温運転時間が前記第2の時間を超えた場合に前記パージ制御を実行した場合、既に計測された前記低温運転時間をリセットするとともに、前記第1の時間が経過する毎に行われる前記パージ制御の実行のために既に計測された経過時間もリセットして再び前記第1の時間の計測を開始する請求項1記載の内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置。
- 前記パージ制御部は、前記尿素SCR装置が尿素水を供給している状態であり、前記尿素SCR装置よりも上流側の前記排気の温度が所定温度以下であり、前記排気の流量が所定流量以下であり、且つ前記尿素SCR装置の尿素水の供給量が所定供給量以上であるという計測開始条件が満たされた場合に限って、前記低温運転時間の計測を開始する請求項1又は2に記載の内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置。
- 前記計測開始条件は、前記尿素SCR装置よりも上流側の前記排気通路の管壁部の温度が所定温度以下であるという条件をさらに含む請求項3記載の内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置。
- 前記計測開始条件は、前記排気の温度、前記排気の流量、及び前記尿素水の供給量が過渡状態でなく定常状態であるとの条件をさらに含む請求項3又は4に記載の内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置。
- 前記パージ制御部は、前記排気の温度が低いほど、前記排気の流量が少ないほど、及び前記尿素水の供給量が多いほど、前記第2の時間を短くする請求項3〜5のいずれか1項に記載の内燃機関の尿素由来堆積物の除去装置。
- 内燃機関の排気通路に配置された尿素SCR装置から供給された尿素水に由来する尿素由来堆積物を除去するパージ制御を予め設定された第1の時間が経過する毎に実行し、且つ、前記尿素SCR装置よりも上流側の排気の温度が所定温度以下となるような前記内燃機関の運転時間である低温運転時間を計測し、この計測された前記低温運転時間が予め設定された第2の時間を超えた場合においても、前記第1の時間が経過したか否かにかかわらず前記パージ制御を実行する、内燃機関の尿素由来堆積物の除去方法。
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