JP6703985B2 - 印刷による化学機械研磨パッド - Google Patents

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Description

[0001] 本発明は、化学機械研磨に使用される研磨パッドに関する。
[0002] ナノメートル以下の特徴(features)を高い信頼度で製造することは、半導体デバイスの次世代の大規模集積(VLSI)及び超大規模集積(ULSI)における重要な技術課題の1つとなっている。しかしながら、回路技術の限界が更新されるたびに、VLSI及びULSIインターコネクト技術には、処理能力の向上が求められてきた。基板上に信頼度の高いゲート構造を形成することは、VLSI及びULSIの成功にとって、また、個々の基板やダイの回路密度や品質を高めるための継続的な取り組みにとっても重要なことである。
[0003] 集積回路は、通常、シリコンウェハ上での導電層、半導電層、又は絶縁層の連続した堆積によって、基板上に形成される。様々な製造プロセスにおいて、基板の層の平坦化が求められている。例えば、特定の用途、例えば、金属層を研磨してパターン層のトレンチにビア、プラグ、及びラインを形成する場合に、パターン層の上面が露出するまで上位層が平坦化される。他の用途、例えば、フォトリソグラフィにおいて誘電体層が平坦化される場合には、下位層の上に所望の厚みが残るまで上位層が研磨される。
[0004] 化学機械研磨(CMP)は、基板上に堆積された材料層を平坦化又は研磨するため、高密度集積回路の製造で一般的に使用されるプロセスである。キャリアヘッドは、内部に保持されている基板をCMPシステムの研磨ステーションへ提供し、可動式研磨パッドに対して基板を制御可能に付勢する。CMPは、基板の特徴面(feature side)を接触させること、及び研磨液がある間に研磨パッドに対して基板を動かすことによって、効果的に実行される。化学的な作用と機械的な作用を組み合わせることで、研磨面と接触している基板の特徴面から材料が除去される。
[0005] 化学機械研磨プロセスの1つの目的は、研磨均一性である。基板の異なる領域が異なる速度で研磨された場合、基板の幾つかの領域から材料が過剰に除去される(「過剰研磨」)又は材料の除去が少なすぎる(「研磨不足」)可能性がある。従来の研磨パッドは、「標準」パッドと、固定砥粒研磨パッドを含む。標準パッドは、耐久性のある粗面を有するポリウレタン製研磨層を有し、圧縮性バッキング層も含みうる。対照的に、固定砥粒研磨パッドは、収容媒体に保持された研磨粒子を有し、概して非圧縮性のバッキング層上に支持されうる。研磨パッドは、操作と所望の結果に応じて一義的に選択されうる。
[0006] 研磨パッドは通常、ポリウレタン材料を型成形、鋳造、又は焼結することによって作られる。型成形の場合、研磨パッドは、例えば射出成形によって1つずつ作製されうる。鋳造の場合、液状前駆体が鋳込みされ、固形物に硬化され、次に個々のパッド片にスライスされる。これらのパッド片を次に加工して、最終的な厚さにすることができる。複数の溝を研磨面に加工作製することができる、又は射出成形プロセスの一部として形成することができる。研磨パッドの形成は時間がかかり、研磨パッドがCMPでの使用に適したものになるまでには、複数のステップが必要となる。
[0007] したがって、研磨パッドを改善する必要がある。
[0008] 研磨パッドの製造方法には、3Dプリンタによる複数の層の連続堆積が含まれることが開示される。複数の研磨層の各層は、第1のノズルから基材を、また第2のノズルから添加剤を噴射することによって堆積される。基材と添加剤は固まり、凝固したパッド材料を形成することが開示されている。
[0009] 本実施形態の上述の特徴を詳細に理解しうるように、上記で簡単に要約されている本実施形態のより具体的な説明の一部は、添付の図面に示される実施形態を参照することによって行われる。しかし、本開示は他の等しく有効な実施形態も許容しうることから、添付の図面は典型的な実施形態しか例示しておらず、従って、本開示の範囲を限定すると見なすべきではないことに、留意されたい。
例示的な研磨パッドの概略断面図である。 別の例示的な研磨パッドの概略断面図である。 更に別の例示的な研磨パッドの概略断面図である。 化学機械研磨ステーションの概略的な部分断面図である。 図1Aの研磨パッドを製造するための3Dプリンタを図解する概略断面図である。
[0015] 理解を容易にするために、可能な場合には、図に共通する同一の要素を指し示すのに同一の参照番号を使用した。一実施形態の要素及び特徴は、更なる記述がなくとも、他の実施形態に有益に組み込まれうることが、想定されている。
[0016] 研磨の均一性を提供するため、均一な圧力が基板表面全体に印加されうるように、研磨パッドは研磨される基板と均一な接触を形成することが必要となる。パッドの厚みの変動は、基板表面全体にわたって均一でない圧力を引き起こしうる。厚みのわずかな変動であっても、印加される圧力に変動をもたらし、その結果、除去は均一でなくなるだけでなく、基板表面上にマイクロスクラッチなどの欠陥が高まることになる。この影響は堅い研磨パッドの場合により顕著で、低い圧力での研磨プロセスでも顕著になる。柔らかい研磨パッドは大きな厚みの変動に適応しうるが、パッドでの溝形成のプロセスは柔らかい研磨パッドでは非均一性が起こりやすい。
[0017] 厚みの均一性を改善することができる研磨パッドの製造技術は3D印刷である。3D印刷プロセスでは、パッド前駆体(例えば、液体)の薄層は、徐々に堆積されて融合し、完全な3次元研磨パッドを形成する。
[0018] 一実施例では、研磨パッドの研磨層の製造方法は、3Dプリンタによって複数の層を連続的に堆積することを含み、複数の研磨層の各層は、液体パッド材料前駆体をノズルから噴射すること、並びにパッド材料前駆体を固めて凝固したパッド材料を形成すること、によって堆積される。
[0019] 本発明の実装は、一又は複数の下記の特徴を含みうる。複数の層の各層の厚みは、研磨層の全厚みの50%未満になりうる。複数の層の各層の厚みは、研磨層の全厚みの1%未満になりうる。複数の層の少なくとも一部にパターンを形成するため、コンピュータ上で動作する3D描画プログラムのパッド前駆体の噴射を制御することによって、研磨層に凹みが形成されることがある。凹みは、研磨パッドの水平表面積全体の10〜75%になることがある。凹みの間の平坦域は、0.1〜2.5mmの横寸法を有することがある。凹みは0.25〜1.5mmの深さを有することがある。凹みは0.1mm〜2mmの最大横幅寸法を有することがある。凹みは、円筒、角錐台、又はプリズムのうちの一又は複数の形状となることがある。凹みは溝になることもある。パッド材料前駆体の凝固は、パッド材料前駆体の硬化を含みうる。パッド材料前駆体の硬化は、紫外線(UV)硬化を含みうる。パッド材料前駆体は、ウレタンアクリレートオリゴマー又はアクリレートモノマーを含みうる。凝固したパッド材料は、ポリウレタンを含みうる。研磨粒子は凝固したパッド材料の中で供給されうる。研磨粒子は金属酸化物粒子であってもよい。研磨パッドのバッキング層は、3Dプリンタによる複数の層の連続堆積によって形成されうる。バッキング層を形成することは、研磨層の複数の層とは異なる量でバッキング層の複数の層を硬化することを含みうる。バッキング層を形成することは、パッド前駆体材料とは異なる材料を射出することを含みうる。凝固した研磨材料は、一部の領域では約30から約90のショアD硬度を有し、一方、パッドの他の領域では約26から約95のショアA硬度を有しうる。パッド材料前駆体は溶けたパッド材料であってもよく、パッド材料前駆体を凝固することは溶けたパッド材料を冷却することを含みうる。
[0020] 本発明の利点は以下の一又は複数を含みうる。研磨パッドは、極めて厳密な許容誤差で、すなわち、高精度な厚さ均一性で製造することができる。溝は、厚さ均一性を歪めることなく、研磨パッド内に形成することができる。特に、0.8psi未満、或いは0.5psi未満、或いは0.3psi未満の低い圧力であっても、基板全体の研磨均一性は改善されうる。パッド製造プロセスは、異なる研磨パッド構成や溝パターンにも適用可能である。研磨パッドはより短時間で廉価に製造可能である。
[0021] 図1A〜1Cを参照すると、研磨パッド18は研磨層22を含む。図1Aに示すように、研磨パッド18は、研磨層22からなる単一層であってもよく、或いは図1Cに示すように、研磨パッド18は、研磨層22と、少なくとも1つのバッキング層20を含む複数層のパッドであってもよい。一又は複数の実施形態では、バッキング層20と研磨層22は、研磨パッド18を3D印刷する間に一体形成されうる。
[0022] 研磨パッド18は、第1のゾーン42、第2のゾーン41、及び第3のゾーン43など、一又は複数のゾーンを有してもよい。ゾーン42、41、43は、異なる特性を有する別個の領域であってもよい。一又は複数のゾーン42、41、43は、研磨パッド18の特性を変えるため、各ゾーン内に組み込まれる添加剤を有してもよい。例えば、ゾーン41と43はゾーン42より堅くてもよい。ゾーン42、41、43はまた、異なる研磨特性、熱特性、或いはその他の特性を有してもよい。これは、ゾーン42、41、43のうちの少なくとも2つで、種類及び/又量の異なる添加剤を使用することによって実現されうる。
[0023] 研磨層22は、研磨プロセスでは不活性材料になることがある。研磨層22の材料は、プラスチック、例えばポリウレタンになることがある。幾つかの実装では、研磨層22は比較的強く、硬い材料である。例えば、研磨層22は、ショアDスケールで約30ショアD〜約90ショアD、例えば約50ショアD〜約65ショアDの硬度を有しうる。他の柔らかい領域では、研磨層22は、約26ショアA〜約95ショアAのショアA硬度を有しうる。
[0024] 図1Aに示すように、研磨層22は、均質組成の層であってもよく、或いは図1Bに示すように、研磨層22は、例えばポリウレタン等のプラスチック材料のマトリクス29に保持された研磨粒子28を含んでもよい。研磨粒子28は、マトリクス29の材料よりも硬い。研磨粒子28は、研磨層の約0.05〜約75重量%を占めうる。例えば、研磨粒子28は、研磨層22の約1重量%未満、例えば約0.1重量%未満であってよい。別の態様では、研磨粒子28は、研磨層22の約10重量%を超えうる、例えば約50重量%を超えうる。研磨粒子の材料は、セリア、アルミナ、シリカ、又はこれらの組み合わせ等の金属酸化物であってよい。
[0025] 研磨層22は、80ミル以下、例えば50ミル以下、例えば25ミル以下の厚さD1を有しうる。調整プロセスは研磨面24を摩耗させる傾向があるため、研磨層22の厚さは、研磨パッド18に、例えば3000回の研磨及び調整サイクルなど、有用な寿命が提供されるように選択されうる。
[0026] 顕微鏡スケールでは、研磨層22の研磨面24は、例えば2〜4ミクロンrmsの粗い表面性状を有しうる。例えば、研磨層22に研削プロセス又は調整プロセスを施して、粗い表面性状を生成することができる。加えて、3D印刷により、例えば約200ミクロンまでの小さい均一特徴部が提供されうる。
[0027] 研磨面24では顕微鏡スケールでは粗くなっていてもよいが、研磨層22は研磨パッド自体の肉眼的スケールの厚さ均一性が良好でありうる(この均一性は、研磨層の底面に対する研磨面24の高さのグローバル変動を指し、研磨層に意図的に形成されたいかなる肉眼的溝又は貫通孔をも含むものではない)。例えば、厚さの非均一性は1ミル未満でありうる。
[0028] オプションとして、研磨面24の少なくとも一部は、スラリを搬送するために研磨面に形成された複数の溝26を含みうる。溝26は、例えば同心円、直線、斜交平行、螺旋等のほぼいかなるパターンのものであってもよい。溝があると仮定すると、研磨面24、すなわち溝26間の平坦域は、すなわち研磨パッド18の水平表面積全体の約25〜90%になりうる。従って、溝26は、研磨パッド18の水平表面積全体の10〜75%を占めうる。溝26間の平坦域は、約0.1〜2.5mmの横幅を有しうる。
[0029] 幾つかの実装では、例えばバッキング層20がある場合、溝26は研磨層22を完全に貫通して延在しうる。幾つかの実装では、溝26は、研磨層22の厚さの約20〜80%、例えば約40%を貫通して延在しうる。溝26の深さは約0.25〜約1mmであってよい。例えば、約50ミルの厚さの研磨層22を有する研磨パッド18では、溝26は約20ミルの深さD2でありうる。
[0030] バッキング層20は、研磨層22よりも柔軟で、より圧縮性が高くなりうる。バッキング層20は、ショアAスケールで80以下の硬度、例えば約60ショアAの硬度を有しうる。バッキング層20は、研磨層22よりも厚い、又は薄い、又は同じ厚さであってよい。
[0031] 例えば、バッキング層20は、ボイドを有するポリウレタン又はポリシリコン等のオープンセル又はクローズセル発泡体であってよく、これにより加圧下でセルがつぶれ、バッキング層が圧縮される。適切なバッキング層の材料は、コネクチカット州ロジャースのロジャース社のPORON4701−30、又はRohm&Haas社のSUBA−IVである。バッキング層の硬度は、層材料と空隙率を選択することによって調節可能である。別の態様では、バッキング層20は、同じ前駆体から形成され、研磨層と同じ空隙率を有するが、異なる硬化度を有することで異なる硬度を有するようになる。
[0032] ここで図2を参照すると、CMP装置の研磨ステーション10において、一又は複数の基板14が研磨されうる。研磨ステーション10は、研磨パッド18がその上に配置される回転可能なプラテン16を含みうる。研磨ステップの間、研磨液30、例えば研磨スラリは、スラリ供給ポート又は結合したスラリ/リンスアーム32によって研磨パッド18の表面に供給されうる。研磨液30は、研磨粒子、pH調節剤、又は化学活性成分を含みうる。加えて、研磨ステーション10は、研磨パッド18をスキャンするためのレーザー31を有しうる。レーザー31は、研磨パッド18が使用により摩耗したら、研磨パッド18を再調整するために使用されうる。
[0033] 基板14は、キャリアヘッド34によって研磨パッド18に当接して保持される。キャリアヘッド34は支持構造、例えば回転台から吊るされ、キャリアドライブシャフト36によってキャリアヘッドの回転モータに接続されており、これによりキャリアヘッドが軸38を中心として回転することができる。研磨液30の存在下での研磨パッド18と基板14の相対的な動きにより、基板14が研磨される。
[0034] 研磨パッド18は3D印刷プロセスによって製造されうる。3D印刷研磨パッド18に適した技術には、指向性エネルギー堆積、粉末床溶融結合、又はシート積層などの技術が含まれる。例えば、ポリジェット3D技術は、厚さ16ミクロン(0.0006インチ)の層による層追加技術である。ポリジェット迅速プロトタイピングプロセスは、研磨パッド18に高精細且つ正確な層を作りあげるため、高分解能インクジェット技術とUV硬化材料を組み合わせて使用する。別の実施例では、3Dプリンタは熱溶解積層方式(FDM)を使用して、材料を層に追加的に配置する。研磨パッド材料のフィラメントやワイヤはコイルから巻き戻され、研磨パッドを作るために一体に融合される。更に別の実施例では、3Dプリンタは粉末床に結合剤を噴射する。この技術は「結合剤噴射」又は「ドロップオンパウダー」として知られている。粉末床は、研磨パッドを製造するための添加剤並びに基材を含んでもよい。インクジェット印刷ヘッドは粉末床全体を移動し、液状結合材料を選択的に堆積する。粉末の薄層は完了した部分全体に広げられ、直前の層に粘着する各層についてこのプロセスが反復される。別の実施例では、研磨パッドは選択的レーザー焼結を使用して3D印刷されうる。レーザー又は他の適切な出力源は、レーザーの照準を3Dモデルによって画定される粉末内の点に合わせることによって、粉末材料を焼結する。レーザーは材料と結合して、固体構造を生成する。層が完成すると、ビルドプラットフォームが下降し、研磨パッドの次の断面を形成するため、材料の新しい層が焼結される。このプロセスを繰り返すことで、研磨パッドの1つの層を一度に構築する。選択的レーザー溶融(SLM)も同様な考え方を利用しているが、SLMでは様々な結晶構造、空隙率、その他の特性を考慮して、材料は焼結されるのではなく完全に溶融される。別の実施例では、研磨パッドはステレオリソグラフィ(液漕光重合)を利用して3D印刷される。液漕光重合プロセスは、UVレーザー又は同様な他の出力源などの光を使用することによって研磨パッドを構築し、フォトポリマー樹脂又は光反応性樹脂の液漕中の材料層を選択的に硬化する。もう1つのステレオリソグラフィ技術はデジタル光処理である。デジタル光処理(DLP)は、フォトポリマーの液漕中に物体の断面像を投影するプロジェクタを使用する。この光は当該画像の特定の領域だけを選択的に硬化する。直前に印刷された層は、硬化していないフォトポリマーが、プリントとプロジェクタとの間に新たにできた空間を満たす余地を残すように、再配置される。このプロセスを繰り返すことによって、オブジェクトの1つの層を一度に構築する。DLPを使用して生成される層は、30ミクロン未満の厚さの層を有しうる。別の実施例では、研磨パッドはシート積層を利用して生成される。研磨パッドは、材料のシートを交互に積み重ね、これらを結合することによって製造される。3Dプリンタは次に、材料の境界シートに研磨パッドの輪郭をスライスする。このプロセスを繰り返すことによって、研磨パッドの1つの層(シート)を一度に構築する。更に別の実施例では、研磨パッドは指向性エネルギー堆積(DEP)を利用して生成される。DEPは、材料を溶かして融合するため、熱エネルギーを1点に集めて使用する積層造形プロセスである。材料は電子ビームによって作られる溶融池に流し込まれてもよい。この電子ビームはコンピュータによって誘導され、ビルドプラットフォーム上に研磨パッドの層を形成するよう動き回る。例示の技術は研磨パッドの3D印刷に適しているが、他の3D印刷技術についても同様であることを理解されたい。
[0035] 添加剤は研磨パッド全体の基材の中で均一の濃度で存在することもあれば、そうでないこともあると理解されたい。添加剤は、研磨パッドの種々の領域内で、濃度が徐々に変化することがある。濃度が異なる区域は、半径方向、方位角方向、極方向、格子点方向、或いはその他の空間的方向に関係性を有する。例えば、添加剤は、研磨パッドのエッジから中心に向かうにつれて、濃度が徐々に上昇又は減少しうる。別の態様では、添加剤は(図1Cに示すように)パッドを水平方向91に横切って、離散的な増分で増加しうる。加えて、添加剤は(図1Cに示すように)パッドを垂直方向92に横切って、離散的な増分で増加しうる。
[0036] 図3を参照すると、研磨パッド18の研磨層22は、ポリジェット印刷などの3D印刷プロセスを利用して製造されうる。製造プロセスでは、材料の薄層が徐々に堆積され、溶融される。例えば、液滴52は液滴噴射プリンタ55のノズル54から噴射され、層50を形成することができる。液滴噴射プリンタはインクジェットプリンタと似ているが、インクの代わりにパッド前駆体材料を使用する。
[0037] 液滴噴射プリンタ55は、コントローラ60、印刷ヘッド61、及びエネルギー源62を有する。コントローラ60は、材料を支持体59に堆積するように印刷ヘッド61を配向し、エネルギー源62によって材料を硬化する構成された処理装置であってよい。エネルギー源62は、ビームのエネルギーを堆積した材料の硬化に利用するように構成された、レーザーなどのUV光であってもよい。印刷ヘッド61とエネルギー源62は、支持機構51全体にわたって(矢印Aで示すように)平行移動する。別の態様では、支持体59は、印刷ヘッド61とエネルギー源62に平面的にアクセスするため、関節接合(articulate)してもよい。
[0038] 前駆体供給源58は、ノズル54Aへの流体接続部71を有する。添加剤供給源57は、ノズル54Aへの流体接続部72Aを有しうる。一実施形態では、液滴52Aは、前駆体供給源58からのパッド前駆体材料、及び添加剤供給源57からの添加剤を含みうる。別の態様では、添加剤供給源57は、添加剤ノズル54Bなどの独立したノズルへの流体接続部72Bを有しうる。添加剤ノズル54Bは液滴52Bを堆積して、ノズル54Aからの液滴52Aに沿って層50を形成する。別の実施形態では、液滴52Aは前駆体供給源58からの前駆体材料を含み、液滴52Bは添加剤供給源57からの添加剤を含む。添加剤ノズル54Bは、添加剤を適用して層50を形成しながら、添加剤の局所濃度を制御する。
[0039] 液滴52A、52Bは、支持体59の上に材料の第1の層50Aを形成しうる。その後の堆積層50Bに対しては、ノズル54A、54Bの一方又は両方が凝固済みの材料56上に噴射することができる。各層50が凝固した後、3次元研磨層22が完全に作られるまで、新たな層が前の堆積層の上に堆積する。各層は、ノズル54Aと54Bによって、コントローラ60の上で動作する3D描画コンピュータプログラムに記憶されたパターンで適用される。各層50は、研磨層22の全体の厚みの50%未満、例えば10%未満、例えば5%未満、例えば1%未満になりうる。
[0040] 支持体59は堅い基部であってもよく、或いは、ステージリリースのためのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の層又は感圧接着剤(PSA)などの可撓性フィルムであってもよい。支持体59がPSAフィルムである場合には、支持体59は研磨パッド18の一部を形成しうる。例えば、支持体59はバッキング層20、或いはバッキング層20と研磨層22との間の層であってもよい。別の態様では、研磨層22を支持体59から取り除くことができる。
[0041] 液滴52から形成された層50の凝固済み材料への転換は、重合によって実現可能である。例えば、パッド前駆体材料の層50はモノマーであってよく、モノマーはUV硬化によってインシトゥで重合させることができる。更に、添加剤は、摩損性、剛性を変えるUV硬化性ポリマー無機混合物の空隙を生成するため、或いは層50に温度特性又は磁気特性を生成するため、UV硬化性フォームであってもよい。パッド前駆体材料は、実質的に堆積の直後に硬化しうるが、パッド前駆体材料の全層50が堆積した後に、全層50を同時に硬化させることもできる。別の態様では、液滴52A、52Bは溶融し冷却されると凝固するポリマーであってもよい。別の態様では、粉末層を広げた後、その粉末層の上に結合材料の液滴52Aを噴射させることによって、研磨層22が作製される。粉末は、研磨パッドの特性を局所的に増強するため、添加剤供給源57から利用可能な添加剤と同様の添加剤を含みうる。
[0042] 上述のように、添加剤供給源57は、研磨パッド18の層50にある種の性質又は特性を導入するため、一又は複数の添加剤を提供する。例えば、添加剤は、CMP作業を増強するため、研磨パッドの空隙率、剛性、表面エネルギー、摩損性、伝導性、化学官能性、或いはこれらの特性の組み合わせを変えうる。例えば、添加剤は、摩擦/温度に依存する材料剛性の変化をもたらす。すなわち、摩擦や温度が上昇すると、添加剤によって、基材が、さらには研磨パッド18が堅くなり、例えば、ディッシング(dishing)を低減する結果となる。添加剤は、研磨パッド18の複数の性質又は特性を強めることがあり、研磨パッド18全体にわたって不均一に、例えば、図1Cに示したゾーン41、42、43などに印刷されることがある。例えば、ある場所に多くの添加剤が添加されると研磨パッド18は更に固くなるが、第2の場所では添加物が少なくなる。添加剤は、研磨パッドとその上で処理される基板との界面で変化しうる組み込まれた化学官能性を提供しうる。例えば、添加物は基板の表面と反応して基板表面を軟化させることがあり、基板表面の機械研磨を促進しうる。3D印刷されたパッドで実現される独自の特性、及びこのような特性をもたらすために使用される添加剤について以下で説明する。
[0043] 通気性のある研磨パッドは、インクジェットバブル、発泡UV硬化性の特徴(features)、反応性ジェット噴射又は細孔を形成するためのその他の技術などを利用することによって生成されうる。研磨パッドの多孔性は、粘性のある製剤を急速に撹拌し、その後直ちにUV硬化して気泡をその場に捕捉することによって、最終硬化材料内で実現されうる。別の態様では、(窒素などの)不活性ガスの小泡は添加剤として製剤に導入して使用することが可能で、混合されると直ちに硬化する。細孔は、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリエチレン酸化物(PEO)、空洞粒子、或いは直径約5nm〜50μmの微小球体、例えば、ゼラチン、キトサン、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、メソ多孔質ナノクリレート、カルボキシルメチルセルロース(CMC)、マクロ多孔質ヒドロゲル及び乳剤微小球体などのポロゲン(細孔形成剤)を添加することによって実現されうる。別の態様では、塩の粒子(NaCl)とPEGをコポロゲンとして組み合わせることによって、リーチング(leeching)技術が使用可能で、塩はその後浸出して細孔を形成する。
[0044] 多孔性はまた、ガスを生成して発泡するUV活性核種(例えば、光酸発生剤の助けによって)、例えば、2,2`−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)のような熱開始剤を添加することによって実現されうる。UVに曝露すると、架橋結合の発熱反応は、UV硬化性製剤を加熱し、これによってAIBNを活性化する。これはまた、Nガスを生成し、ガスは硬化プロセス中に捕捉され、消えたあとに細孔を残す。別の態様では、UV硬化性ポリウレタンアクリレート(PUA)は微小細孔を生成するため、空洞ナノ粒子を有してもよい。
[0045] 添加剤はまた、研磨パッドの研磨品質を高めるために使用されうる。例示的な無機(セラミック)粒子は、研磨パッドの印刷で添加剤として使用されうる。セラミック粒子は研磨パッドの研磨特性を変えることができる。セラミック粒子には、SiO、CeO、TiO、Al、BaTiO、HfO、SrTiO、ZrO、SnO、MgO、CaO、Y、CaCO、Siが含まれうる。セラミック粒子のサイズ、すなわち直径は、UV硬化性ポリマー無機混合物を噴射できるように、約2nmから約1μmの範囲にある。セラミック粒子はまた、コア又はシェルを含む2つの金属酸化物の任意の組み合わせによるコアシェル粒子であってもよい。例えば、一実施形態では、UV硬化性でジェット噴射可能な混合物は、40〜60%のアクリレートモノマー/反応性溶剤、0.1〜10%のセリア(セラミック)ナノ粒子、0〜10%のポロゲン(空洞微小球体)、0.5〜5%の光開始剤及び0.1〜0.5%の熱阻害剤(ヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ))と混合した10〜60重量%のポリウレタンアクリレートオリゴマーからなる。この製剤は、約25°C〜約80°Cの温度、約24mN/mの表面エネルギーで、約10〜20cPの粘度を生み出す。
[0046] 添加剤は、層のポリマーマトリクスに架橋結合するように活性化されうる。研磨パッドの表面は、ポリマーマトリクスを切断するレーザーを含み、プロセス中に研磨粒子を露出するCMPパッドコンディショナーによって活性化されうる。CMPパッドコンディショナーは、研磨パッドの中で種々の添加剤を活性化するため、一又は複数の様々な出力の波長で構成されうる。加えて、レーザー源は、研磨パッド表面全体をスキャンするスキャニング機構(図2に示したレーザー31)に連結されてもよく、研磨粒子などの添加物を活性化する。研磨粒子は、研磨パッド18が使用により摩耗すると利用できるようになる。
[0047] 添加剤は熱伝導性であってもよく、及び/又は研磨パッドの熱伝導性を強化してもよい。研磨パッドの熱伝導性添加剤は、基板上に局所温度に依存する研磨効果を生み出すため、基板上に種々の温度プロファイルを有する局所領域を提供することができる。熱伝導性ナノ粒子(NP)は、添加剤として使用され、また、Au、Ag、Pt、Cu、これらの金属NPの組み合わせからなる金属間NP(PtAu、PtAgなど)、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、及びFeコアカーボンシェルなどのコアシェルNPを含みうる。
[0048] 伝導性添加物と同様に、研磨パッドには磁性添加剤も含まれうる。基板上の研磨力を局所的に制御するように、磁場の異なる領域を生成するため、外部生成磁場は研磨パッドに局所的な力を付加又は生成しうる。磁性粒子は、Fe、Ni、Co、Gd、Dy及びこれらの金属の合金に加えて、Fe、FeOFe、NiOFe、CuOFe、MgOFe、MnBi、MnSb、MnOFe、YFe12、CrO、MnAs、及びEuOなどの強磁性粒子を含みうる。
[0049] 添加剤はまた、圧電性添加剤を含みうる。圧電性添加剤は、小さな振動を誘導して局所的に研磨結果を高めるため、研磨パッド内で活性化されうる。圧電性材料には、石英、トパーズ、酒石酸ナトリウムカリウム四水和物、PVDF、GaPO、LaGaSiO14、BaTiO、Pb[ZrTi1?x]O(ここでは、0?x?1)、KNbO、LiNbO、LiTaO、NaWO、BaNaNb、PbKNb15、ZnO、((K,Na)NbO)、BiFeO、NaNbO、BiTi12、Na0.5Bi0.5TiO、及びその他の適切な材料が含まれる。
[0050] 粒子形状の添加剤は、予備成形された粒子として、或いは、対応する無機ゾルゲル反応に対する無機前駆体として、材料に添加されてもよい。例えば、塩化チタニウム及びチタンエテキシドを添加するとTiO粒子が形成されうる。後者は安価で、更に処理費用も低減しうる。この方法の大きな利点は、すべての物質を1つの溶液に一度で混合(したがって、ワンポット合成)できることにある。
[0051] 3D印刷の幾つかの実装では、研磨パッドは、研磨パッドの物理的な特性並びにその研磨結果を調整するように設計された添加剤の分布を有する。しかしながら、本書の開示の教示の範囲内にある様々な変形が行われうることを理解されたい。研磨パッドは、円形または何か他の形状のパッドとすることができる。接着剤層を研磨パッドの底面に適用して、パッドをプラテンに固定することができ、研磨パッドをプラテン上に配置する前に、接着剤層を取り外し可能なライナーでカバーすることができる。加えて、垂直方向の位置決め条件が使用されているが、研磨面及び基板は、上下逆さまに、垂直の配向に、又は他の何らかの配向に保持されうることを理解されたい。
[0052] 上述事項は、本開示の実施形態を対象としているが、本開示の基本的な範囲から逸脱せずに他の更なる実施形態を考案することができ、本開示の範囲は下記の特許請求の範囲によって規定される。

Claims (28)

  1. 研磨パッドを製造する方法であって、
    付加製造システムの印刷ヘッドを用いて複数の研磨パッド層を連続的に堆積することを含み、前記研磨パッド層を堆積することは、
    前記印刷ヘッドの一又は複数のノズルから研磨パッド前駆体材料を含む液滴を噴射することと、
    前記一又は複数のノズルから、研磨粒子、熱伝導性ナノ粒子、細孔形成剤、磁性粒子、圧電性材料、又はそれらの組み合わせを含む添加剤を含む液滴を、前記前駆体材料を含む液滴とは独立に噴射することと、
    前記研磨パッド前駆体材料を重合すること
    を含み、前記研磨パッド層のそれぞれは、重合された前記研磨パッド前駆体材料と前記添加剤の混合物を含み、
    前記研磨パッドにおける前記添加剤の濃度は、前記研磨パッドの第1の方向又は第2の方向に変化し、
    前記第1の方向は前記研磨パッドの研磨面に平行であり、前記第2の方向は前記研磨面に垂直である、
    研磨パッドを製造する方法。
  2. 前記研磨パッド前駆体材料の液滴と前記添加剤の液滴は、前記一又は複数のノズルの異なるノズルから噴射される、請求項1に記載の方法。
  3. 重合された前記研磨パッド前駆体材料との前記混合物中の前記添加剤の濃度は、前記研磨パッド層にわたって均一ではない、請求項1に記載の方法。
  4. 前記添加剤は、熱伝導性ナノ粒子を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記添加剤は一又は複数の細孔形成剤を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記添加剤は圧電性材料を含む、請求項1に記載の方法。
  7. バッキングパッド前駆体材料の液滴を噴射することを含む前記付加製造システムを用いて、複数のバッキングパッド層を連続的に堆積することを更に含み、前記バッキングパッド前駆体材料は、前記研磨パッド前駆体材料とは異なる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記研磨パッド層は、約30ショアDから約90ショアDのショアD硬度を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記複数の研磨パッド層の少なくとも1つは横方向にわたって配置された複数の別個のゾーンを含み、前記複数の別個のゾーンはそれぞれ、異なる濃度の添加剤を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記添加剤は、空隙率、剛性、表面エネルギー、摩損性、伝導性、及び化学官能性からなる群から選択される前記研磨パッドの少なくとも1つの特性を変える、請求項に記載の方法。
  11. 研磨パッドであって、
    ポリマーマトリクスを形成する重合された基材と、前記ポリマーマトリクスにおいて前記基材と架橋された添加剤と、を含む複数のプリンタ堆積層を備え、
    前記ポリマーマトリクスにおける前記添加剤の濃度が、前記研磨パッドの第1の方向又は第2の方向に変化し、
    前記第1の方向は前記研磨パッドの研磨面に平行であり、前記第2の方向は前記研磨面に垂直である、
    研磨層を備える、
    研磨パッド。
  12. 前記添加剤は、約5nmから約50nmの間の直径を有する熱伝導性ナノ粒子を含む、請求項11に記載の研磨パッド。
  13. 前記研磨層と一体形成されたバッキング層を更に備え、前記バッキング層は前記研磨層の前記基材とは異なる材料で形成される、請求項11に記載の研磨パッド。
  14. 前記研磨パッドの備える前記複数のプリンタ堆積層の少なくとも1つは、異なる特性を有する2以上の別個の領域を更に備え、第1の別個の領域が第1の濃度の添加剤を有し、第2の別個の領域が第2の濃度の添加剤を有し、前記添加剤の前記第1の濃度と前記添加剤の前記第2の濃度が異なる、請求項11に記載の研磨パッド。
  15. 前記添加剤は、空隙率、剛性、表面エネルギー、摩損性、伝導性、及び化学官能性からなる群から選択される前記研磨層の少なくとも1つの特性を変える、請求項11に記載の研磨パッド。
  16. 研磨パッドを製造する方法であって、
    付加製造システムの印刷ヘッドを用いて、複数の研磨パッド層を連続的に形成することを含み、当該複数の研磨パッド層を連続的に形成することが、
    前記印刷ヘッドの一又は複数のノズルの一つから基材を含む液滴を噴射すること、
    前記印刷ヘッドの前記一又は複数のノズルの一つから添加剤を含む液滴を噴射することであって、前記添加剤を含む液滴が前記基材を含む液滴とは独立して前記印刷ヘッドから噴射され、前記添加剤の液滴が前記研磨パッドにおいて不均一に噴射される、液滴を噴射すること、
    前記基材の前記噴射された液滴を重合して前記研磨パッド層を形成すること、
    を含み、
    前記研磨パッド層が、前記添加剤と架橋した前記基材のポリマーマトリクスを含み、
    前記研磨パッドにおける前記添加剤の濃度は、前記研磨パッドにおいて第1の方向又は第2の方向に変化し、
    前記第1の方向は前記研磨パッドの研磨面に平行であり、前記第2の方向は前記研磨面に垂直である、方法。
  17. 前記添加剤は前記研磨パッドの熱伝導率を変える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記添加剤は前記研磨パッドの空隙率を変える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記添加剤は圧電材料である、請求項16に記載の方法。
  20. 前記複数の研磨パッド層の上に複数の層を連続的に堆積して、前記研磨パッド層とともにバッキング層を一体形成することを更に含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記バッキング層を形成することは、
    前記印刷ヘッドの前記一又は複数のノズルの一つから、前記基材の組成とは異なる材料の組成を有する液滴を噴射すること
    を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記研磨パッド層は、約30ショアDから約90ショアDのショアD硬度を有する、請求項16に記載の方法。
  23. 前記研磨パッド層は、約50ショアDから約65ショアDのショアD硬度を有する、請求項22に記載の方法。
  24. 前記研磨パッド層は、約26ショアAから約95ショアAのショアA硬度を有する、請求項16に記載の方法。
  25. 前記複数の研磨パッド層の少なくとも1つは、異なる特性を有する2以上の別個の領域を備え、第1の別個の領域が第1の濃度の添加剤を有し、第2の別個の領域が第2の濃度の添加剤を有し、前記添加剤の前記第1の濃度と前記添加剤の前記第2の濃度が異なる、請求項16に記載の方法。
  26. 前記添加剤は、空隙率、剛性、表面エネルギー、摩損性、伝導性、及び化学官能性からなる群から選択される前記研磨パッド層の少なくとも1つの特性を変える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記添加剤の液滴は、前記基材の液滴を噴射するために用いられた前記一又は複数のノズルとは異なる一又は複数のノズルを用いて噴射される、請求項16に記載の方法。
  28. 前記一又は複数のノズルの一つから前記添加剤の液滴を噴射することは、前記重合された基材と架橋された前記添加剤の局所濃度を制御する、請求項16に記載の方法。
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