JP6703789B2 - 像ブレ補正装置及び方法、及び撮像装置 - Google Patents
像ブレ補正装置及び方法、及び撮像装置 Download PDFInfo
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Description
図1は、本発明の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図であり、交換レンズ100と、カメラ本体120とから構成されるレンズ交換式のデジタルスチルカメラを例にとって示している。なお、本発明はレンズ交換式のデジタルスチルカメラに限るものではなく、レンズと一体型のカメラや、像ぶれ補正を行うことのできるビデオカメラ等、様々な光学機器に応用すること可能である。
流し撮りアシストモード設定が行われていない通常モード時、交換レンズ100内では、角速度センサ111が手ブレ等によるカメラの振れを検出する。その検出結果を用いることで手ブレ補正制御部117により、シフトレンズ群104を駆動して手ブレ補正動作が行われる。
次に、流し撮りアシストモード時の制御について説明する。流し撮りアシストモードでは、主に、光学手ブレ補正と、露光時間(電荷蓄積時間)の制御により、流し撮り時に被写体のブレが少なくなるようにする。
ここで、図2を参照して、流し撮りアシストモード時の交換レンズ100内のシフトレンズ群104の駆動制御について説明する。なお、手ブレ補正制御部117の構成は上述した通りであるので、ここでは説明を省略する。図2に示すように、流し撮り制御部118は、カメラ情報取得部601、角速度データ出力部602、被写体角速度取得部603、加算器604、第2の積分器605、設定変更部606、通信制御部610を含む。
図6は、第1の実施形態におけるカメラマイコン132で行われる流し撮りアシストモード時の撮影シーケンスを示すフローチャートである。図6において、S101ではレリーズスイッチが半押しされたかどうか(SW1 ON)を検出する。半押しされるとS102へと進み、時間計測カウンタをインクリメントする。半押しされていない場合はS103で、レリーズスイッチが半押しされるまで時間計測カウンタをリセットする。
画面に占める被写体のサイズが大きく、また電車のように撮影者に向かって近づいてくるようなケース(図9)では、従来の手法で撮影すると電車の一部が停止し、一部がブレたような画像が撮影されるケース(図10)があった。こうした現象が発生する要因としては、被写体から撮影者までの距離で近い所と遠い所が発生(遠近混合状態)してしまっているためである。この状態では、撮影者から近い所(図11の1201)と遠い所(図11の1202)では検出される動きベクトルの量に差ができてしまう。
次に、図18を参照して、第1の本実施形態における流し撮りアシスト撮影について説明する。この処理は、図6及び図7に示す処理と並行して所定周期で行われ、図7のS206で流し撮りアシストが許可された場合に、図6のS112において、ここで設定される内容に基づいて、撮影が行われる。流し撮りアシスト処理を開始すると、S2101で動きベクトル検出部141において動きベクトルを検出する。次にS2102で、角速度センサ111から角速度を取得する。次にS2103で被写体までの距離を、合焦した時のフォーカスレンズ群103の位置から計算して取得する(距離取得)。なお、被写体距離は、位相差AFから得ても良い。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、被写体の動きベクトルの判定に距離画像を用いるところが、第1の実施形態と異なる。距離画像は、TOF(Time−Of−Flight)法や、像面位相差方式の撮像素子を用いるなど、従来より提案されている手法を用いて取得することができる(距離画像取得手段)。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、距離画像を用いて画面に占める被写体サイズが大きいかどうかを判定するところが、上述した第1及び第2の実施形態と異なる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、距離画像を用いて被写体が遠近混合被写体かどうかを判定するところが、上述した第1乃至第3の実施形態と異なる。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図22は、本第5の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。図1に示す撮像装置では、シフトレンズ群104をシフトさせることにより手ブレを補正したが、図22に示す構成では、撮像素子934をドライバ932により光軸と垂直な方向にシフトすることで、手ブレを補正する。これに伴い、交換レンズ900内にシフトレンズ群104が無い場合にも、手ブレ補正が可能となる。また、交換レンズ900内に位置センサ106、アンプ115が不要になると共に、レンズマイコン113の手ブレ補正制御部117及び流し撮り制御部118が、カメラ本体920側に移っている。更に、角速度センサ941がカメラ本体920側に備わっている。
Claims (15)
- 装置の動き情報を取得する動き情報取得手段と、
撮像手段により被写体を撮像して得られた画像信号から、連続した2枚の画像間の動きベクトルを検出するベクトル検出手段と、
前記ベクトル検出手段により検出された前記動きベクトルのうち、前記画像における被写体領域の前記動きベクトルの分布と、前記2枚の画像間の時間に基づいて、前記撮像手段で次の撮像を行う際の電荷蓄積時間を求める取得手段と、
前記動き情報と、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布に基づいて、前記画像の像ブレを補正する補正量を算出する算出手段と、を有し、
前記取得手段は、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布の中心と、前記被写体領域の前記動きベクトルそれぞれとの差分の最大値により、前記2枚の画像間の時間を割ることにより、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする像ブレ補正装置。 - 装置の動き情報を取得する動き情報取得手段と、
撮像手段により被写体を撮像して得られた画像信号から、連続した2枚の画像間の動きベクトルを検出するベクトル検出手段と、
前記ベクトル検出手段により検出された前記動きベクトルのうち、前記画像における被写体領域の前記動きベクトルの分布と、前記2枚の画像間の時間に基づいて、前記撮像手段で次の撮像を行う際の電荷蓄積時間を求める取得手段と、
前記動き情報と、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布に基づいて、前記画像の像ブレを補正する補正量を算出する算出手段と、を有し、
前記取得手段は、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布の中心と、前記被写体領域の前記動きベクトルそれぞれとの差分の最大値を許容値により除した値により、前記2枚の画像間の時間を割ることにより、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする像ブレ補正装置。 - 前記取得手段は、前記動き情報と、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布の中心との差が、予め決められた閾値よりも大きい場合に、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の像ブレ補正装置。
- 前記算出手段は、前記動き情報と、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布の中心との差が、予め決められた閾値よりも大きい場合に、前記差に基づいて、前記補正量を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。
- 前記予め決められた閾値は、画角に応じて決められることを特徴とする請求項3または4に記載の像ブレ補正装置。
- 被写体までの距離を取得する距離取得手段を更に有し、
前記取得手段は、前記被写体までの距離が予め決められた距離より近い場合に前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。 - 距離画像を取得する距離画像取得手段を更に有し、
前記取得手段は、前記距離画像に基づいて、前記ベクトル検出手段により検出された前記動きベクトルのうち、前記被写体領域の前記動きベクトルを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。 - 前記取得手段は、前記距離画像に基づいて、前記被写体までの距離が予め決められた距離より近い場合に、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする請求項7に記載の像ブレ補正装置。
- 前記取得手段は、前記距離画像に基づいて、前記被写体が画像に占める比率が予め決められた比率よりも大きい場合に、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする請求項7に記載の像ブレ補正装置。
- 前記取得手段は、前記距離画像に基づいて、更に、前記被写体が遠近混合被写体であると判断した場合に、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする請求項8に記載の像ブレ補正装置。
- 前記被写体からの光を前記撮像手段に結像する撮像光学系に含まれ、光軸に対して異なる方向に移動するための像ブレ補正レンズを更に有し、
前記補正量により前記像ブレ補正レンズを駆動することにより、像ブレを補正することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。 - 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
請求項1乃至11のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置と
を有することをと特徴とする撮像装置。 - 前記補正量により、前記撮像手段に含まれる撮像素子を光軸に対して異なる方向に移動することにより、像ブレを補正することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
- 動き情報取得手段が、装置の動き情報を取得する動き情報取得工程と、
ベクトル検出手段が、撮像手段により被写体を撮像して得られた画像信号から、連続した2枚の画像間の動きベクトルを検出するベクトル検出工程と、
取得手段が、前記ベクトル検出工程で検出された前記動きベクトルのうち、前記画像における被写体領域の前記動きベクトルの分布と、前記2枚の画像間の時間に基づいて、前記撮像手段で次の撮像を行う際の電荷蓄積時間を求める取得工程と、
算出手段が、前記動き情報と、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布に基づいて、前記画像の像ブレを補正する補正量を算出する算出工程と、を有し、
前記取得工程では、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布の中心と、前記被写体領域の前記動きベクトルそれぞれとの差分の最大値により、前記2枚の画像間の時間を割ることにより、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする像ブレ補正方法。 - 動き情報取得手段が、装置の動き情報を取得する動き情報取得工程と、
ベクトル検出手段が、撮像手段により被写体を撮像して得られた画像信号から、連続した2枚の画像間の動きベクトルを検出するベクトル検出工程と、
取得手段が、前記ベクトル検出工程で検出された前記動きベクトルのうち、前記画像における被写体領域の前記動きベクトルの分布と、前記2枚の画像間の時間に基づいて、前記撮像手段で次の撮像を行う際の電荷蓄積時間を求める取得工程と、
算出手段が、前記動き情報と、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布に基づいて、前記画像の像ブレを補正する補正量を算出する算出工程と、を有し、
前記取得工程では、前記被写体領域の前記動きベクトルの分布の中心と、前記被写体領域の前記動きベクトルそれぞれとの差分の最大値を許容値により除した値により、前記2枚の画像間の時間を割ることにより、前記電荷蓄積時間を求めることを特徴とする像ブレ補正方法。
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