JP6613149B2 - 像ブレ補正装置及びその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Description
また、画像移動速度(P/D)からカメラ振れピクセル速度(A)を減算して、手振れの影響を除去した被写体速度Bを式(2)のように算出する。
ここでレンズ駆動処理において用いられる追尾量(目標被写体追尾移動量)は以下で求められる。
時間N(被写体位置1を検出した画像の露光重心のタイミングと、次の露光重心の予定時間との差分)を被写体速度Bに乗算した被写体移動に伴う予想被写体ズレ位置補正量(式(3)右辺第2項)と、被写体位置1と目標とする画像内での被写体位置との差分位置Z(式(3)右辺第1項)を加算することで、連写中に被写体が画角中心に捉えられるような追尾量の算出が可能である。
ここで、撮影直前の被写体位置と被写体の移動速度によって、ゲインα,βを変更する方法について説明する。
(1)被写体検出位置Zが画面の中央に近い場合
差分位置ZがE(画面中央に近い)であるとき、ゲインαは点609で示す0に設定され、ゲインβは被写体速度が大きく、被写体が中心から離れる方向の場合点614で示されるゲインに設定される。また、ゲインβは被写体速度が小さく、被写体が中心から離れる方向の場合点615で示されるゲインに設定され、被写体速度が小さく、被写体が中心へ向かう方向の場合点616で示されるゲインに設定される。さらに、被写体速度が大きく、被写体が中心へ向かう方向の場合点617で示されるゲインに設定される。
(2)被写体検出位置Zが画面の中央から離れており、且つ被写体速度が画面中央から離れる方向で速い場合
差分位置ZがF(画面中央から離れている)であるとき、被写体速度が画面中央から離れる方向で速い場合なので曲線601が選択され、ゲインαは点610で示されるゲインに設定される。ゲインβは、曲線605が選択され、点618で示されるゲインに設定される。
(3)被写体検出位置Zが中央から離れており、且つ被写体速度が画面中央から離れる方向で遅い場合
差分位置ZがF(画面中央から離れている)であるとき、被写体速度が画面中央から離れる方向で遅い場合なので曲線602が選択され、ゲインαは点611で示されるゲインに設定される。ゲインβは、曲線606が選択され、点619で示されるゲインに設定される。
(4)被写体検出位置Zが中央から離れており、且つ被写体速度が画面中央へ向かう方向で遅い場合
差分位置ZがF(画面中央から離れている)であるとき、被写体速度が画面中央へ向かう方向で遅い場合なので曲線603が選択され、ゲインαは点612で示されるゲインに設定される。ゲインβは、曲線607が選択され、点620で示されるゲインに設定される。
(5)被写体検出位置Zが中央から離れており、且つ被写体速度が中心へ向かう方向で速い場合
差分位置ZがF(画面中央から離れている)であるとき、被写体速度が中心へ向かう方向で速い場合なので曲線604が選択され、ゲインαは点613で示されるゲインに設定される。ゲインβは、曲線608が選択され、点621で示されるゲインに設定される。
(1)撮像素子を光軸に垂直な面内で移動させる構成。
(2)撮像素子が出力する各撮影フレームの切り出し位置を変更する構成。
(3)撮像素子と撮影レンズ群を含む鏡筒を回転駆動する構成。
(4)撮像装置をパン・チルトできる回転雲台を撮像装置に組み合わせた構成。
(5)上記複数の被写体追尾装置を組み合わせた構成。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (11)
- 画面内における被写体の位置を検出する位置検出手段と、
前記被写体の位置の前記画面内における移動量を用いて被写体の速度を検出する速度検出手段と、
連写撮影において、撮影の直前に検出している前記被写体の位置と、前記被写体の速度とに基づいて、前記被写体を前記画面内の目標位置に移動させるために必要な、被写体像を画面上で移動させるシフト手段の補正量である追尾量を算出する追尾量算出手段と、
前記追尾量に基づいて、前記シフト手段を駆動する制御手段と、
を備えることを特徴とする像ブレ補正装置。 - 装置の振れを検出する振れ検出手段の出力に基づいて、前記装置の振れに起因する像ブレを補正するための前記シフト手段の補正量を算出する補正量算出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記補正量と前記追尾量とを加算した値を用いて前記シフト手段を駆動することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
- 前記被写体の位置に基づいて、前記追尾量の算出に用いるゲインを変更するゲイン変更手段をさらに備え、前記追尾量算出手段は、前記被写体を前記画面内の目標位置に移動させるために必要な前記シフト手段の補正量の予測値に前記ゲインを乗算することにより前記追尾量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の像ブレ補正装置。
- 前記ゲイン変更手段は、前記被写体の位置が前記画面内の中心から離れるほど前記ゲインを大きくし、前記被写体位置が前記画面内の中心に近いほど前記ゲインを小さくすることを特徴とする請求項3に記載の像ブレ補正装置。
- 前記被写体の速度に基づいて、前記追尾量の算出に用いるゲインを変更するゲイン変更手段をさらに備え、前記追尾量算出手段は、前記被写体を前記画面内の目標位置に移動させるために必要な前記シフト手段の補正量の予測値に前記ゲインを乗算することにより前記追尾量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の像ブレ補正装置。
- 前記ゲイン変更手段は、前記被写体の速度が大きいほど前記ゲインを大きくし、前記被写体の速度が小さいほど前記ゲインを小さくすることを特徴とする請求項5に記載の像ブレ補正装置。
- 前記被写体の速度の向きが前記画面内の中心から離れる方向の場合に前記ゲインを大きくし、前記被写体速度の向きが前記画面内の中心に向かう方向の場合に前記ゲインを小さくすることを特徴とする請求項5に記載の像ブレ補正装置。
- 被写体像を撮像する撮像手段と、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 画面内における被写体の位置を検出する位置検出工程と、
前記被写体の位置の前記画面内における移動量を用いて被写体の速度を検出する速度検出工程と、
連写撮影において、撮影の直前に検出している前記被写体の位置と、前記被写体の速度とに基づいて、前記被写体を前記画面内の目標位置に移動させるために必要な、被写体像を画面上で移動させるシフト手段の補正量である追尾量を算出する追尾量算出工程と、
前記追尾量に基づいて、前記シフト手段を駆動する制御工程と、
を有することを特徴とする像ブレ補正装置の制御方法。 - 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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JP2016006555A JP6613149B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 像ブレ補正装置及びその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体 |
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JP2016006555A JP6613149B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 像ブレ補正装置及びその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体 |
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