JP6703523B2 - 軸方向で付勢されたワイヤリングを有するクラッチのためのカバー構成群及びこのようなカバー構成群を備えるクラッチ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用のクラッチ/摩擦クラッチのためのカバー構成群であって、操作要素、例えば皿ばねを備え、操作要素は、圧着プレートと接触するように構成されており、操作要素は、少なくとも1つのワイヤリングを介してカバーに当接している、カバー構成群に関する。
クラッチは、自動車のパワートレーン内で、一般に、内燃機関を少なくとも1つの駆動輪に連結又は駆動輪から連結解除するために使用される。このためにクラッチは、一般に、内燃機関の出力軸、例えばクランク軸と、少なくとも1つの駆動輪に作用結合されているトランスミッションの入力軸との間に設けられている。クランク軸には、一般に、1つのプレッシャプレートが相対回動不能に結合されている。トランスミッション入力軸には、一般に、1つのクラッチディスクが相対回動不能かつ軸方向移動可能に結合されている。クラッチディスクは、一般に、プレッシャプレートと、プレッシャプレートに相対回動不能かつ軸方向移動可能に結合されている圧着プレートとに挟まれて位置している。操作要素、例えば皿ばねを有するカバー構成群は、一般に、プレッシャプレートに相対回動不能に結合されている。その際、操作要素は、操作要素が圧着プレートを軸方向でプレッシャプレートに向かって押圧できるように、カバー構成群のカバーに支持されている。軸方向は、圧着プレートの移動方向である。移動の際、クラッチディスクは、プレッシャプレートと圧着プレートとの間でクランプされる。クランプは、摩擦を発生させる。これにより、内燃機関の回転出力を、クラッチを介して駆動輪に伝達することができる。
特に低コストのクラッチのために、操作要素を少なくとも1つのワイヤリングを介してカバーに支持する方法が知られている。その際、少なくとも操作要素、ワイヤリング及びカバーは、1つのカバー構成群を形成している。
このようなクラッチは、例えば西独国特許出願公開第1775113号明細書において公知である。当該刊行物は、クラッチ、特に皿ばねクラッチに関し、皿ばねは、2つの転動受け部間に揺動自在に保持されており、2つの転動受け部のうちの少なくとも一方は、ワイヤリングとして形成されており、転動受け部、皿ばね及びクラッチカバーは、保持ピンを介して1つのユニットに合体でき、さらに転動リングとして、開放端を有し、両端部が向かい合ったワイヤリングが設けられており、ワイヤリングの両端部は、複数ある保持ピンのうちの1つの保持ピンの、軸方向の長手方向延在領域に設けられた、両端部の直径に等しい少なくとも1つの切欠き内に保持されている。
つまり、操作要素及び少なくとも1つのワイヤリングは、一般に、ピン又は保持ピン、より正確に云えば、ストッパにより、ピンを介してカバーに取り付けられる。しかし、このような取り付けは、走行距離(Fahrleistung)が増すにつれかつ/又は操作回数が増すにつれ、緩みが出るのを免れず、これにより、ピンストッパ、操作要素、少なくとも1つのワイヤリング及びカバーの間に遊びが生じてしまう。この遊びは、間隙、空隙又はガタとも呼ばれる。この遊びは、クラッチの操作力特性における顕著な変化を生じさせるおそれがある。特に操作力は上昇し得る。その際、操作力は、ここでは、クラッチ操作毎に必要とされる最大の操作力を意味する。換言すれば、操作力は、ペダル行程にわたるペダル力の推移を意味せず、ペダル行程にわたるペダル力の推移の最大値を意味する。このような操作力上昇は、ドライバに場合によっては不都合なものとしてかつ/又は快適性の低下として知覚されてしまう。それゆえ、このような操作力上昇は、望ましいものではない。
さらに、操作要素の支持部における遊び及び上昇した(最大の)操作力は、クラッチの固有振動数が変化又は減少させることがある。クラッチの固有振動数が減少するに伴い、自動車を発進させるクラッチ操作時、(トランスミッション内で)ギヤをシフトする又は変速比を切り換えるクラッチ操作時及び/又はトルク形成中、クラッチ及びトランスミッション入力軸の固有振動数又はそれぞれの固有振動数特性が、互いに接近若しくは合致又は重畳する可能性が高まる。このことは、共振状態に陥るおそれがある。この共振状態は、「Eek騒音(Eek−noise)」として認識されてしまうことがある。この騒音は、軋み又は「スキールノイズ(Squeal−noise)」ともいう。この意味での軋みは、自励のかつ/又は不安定な振動挙動、あるいは自励のかつ/又は不安定な騒音である。この軋みは、ドライバに知覚され、同様にネガティブなものとして又は快適性の低下として感じ取られてしまうことがある。それゆえこのような軋みは、望ましいものではない。
クラッチ製造の分野において、このような軋み騒音に対処する既に幾つかの解決手段又は対策が公知である。
その一例は、支持ばねを有するフック継手(Hakenkupplung)の導入である。その際、皿ばねは支持ばねによって支持され、その結果、皿ばねは遊びをもたない。しかし、これは高価である。その理由は、支持ばねが別体の部材であること、特別な材料、例えば高い弾性を有する材料が必要とされること、及び/又は、設計が幾何学的な周辺条件のために比較的手間又はコストを要することにある。
同じく、ピン型の継手(Kupplung vom Bolzentyp)を導入することが公知であり、ピンは、カバーに設けられた「キーホール」を通してカバーを貫通し、カバーのトランスミッション側でばねの付勢により力が加えられる。この解決手段は、同じく高価である。その理由は、このために比較的手間又はコストのかかるカバー用工具が必要であること、付加的なピンが必要であること、かつ/又は、例えば溶接されるワイヤリングが必要であることにある。
両側のフェーシングクッションを有するクラッチディスクが使用されることもある。このようなクラッチディスクも、付加的な部材のために高価である。
さらに、ずれ補償ディスクが装着されることもある。ずれ補償ディスクは、英語の専門用語「mis−alignment compensation disc」又は「mis−alignment disc」、略して「MAD」としてよく知られている。ずれ補償ディスクは、一般にデュアルマスフライホイールとの関連で使用される、手間又はコストのかかる高価な解決手段であり、それゆえ、シングルマスフライホイールを有する低価格の自動車においては一般的でない。さらに、シングルマスフライホイールには、しばしば、組み込み型のトーショナルバイブレーションダンパを有するクラッチディスクが使用され、組み込み型のトーショナルバイブレーションダンパと、ずれ補償ディスクとの組み合わせは、極めて手間又はコストがかかり、高価である。
別の解決手段は、パイロット軸受の導入である。例えばクラッチ入力軸を、パイロット軸受を用いてクランク軸に支持することができる。このことは、トランスミッション入力軸の共振振動数を変化させる。しかし、このためには、トランスミッション入力軸、クランク軸及びクラッチ全体の内部に変更を加えることが必要である。それゆえ、これも高価な解決手段であり、低価格の自動車にはあまり適していない。
最後の例として挙げるのは、入力軸の固有振動数を乱すか又は変化させるために、かつ/又は入力軸の振動モードを乱すか又は変化させるために、異方性の好適な導入により入力軸幾何学形状を変更し得ることである。例えば、クラッチディスクと入力軸との間のインターフェースに設けられた歯列、例えばスプライン軸歯列を、単数又は複数の歯を欠くことで変化させることができる。しかし、このような異方性は、変化した応力分布のためにノッチ効果が高まるリスクを抱え込むばかりか、例えば変更される製造工具に起因するコストの上昇又は入力軸質量の上昇に至るおそれがある。このため、異方性を採用することも、付加的なコストに結び付く。
総括すると、公知の解決手段は、低価格の自動車には不適であるか、又は極めて限定的にのみ適しているにすぎない。
それゆえ、本発明の課題は、一定の最大の操作力を促進するカバー構成群を提供することである。さらに、本発明の課題は、改善された騒音特性を有するカバー構成群を提供することである。本発明の別の課題は、低コストのカバー構成群を提供することである。さらに、本発明の課題は、このようなカバー構成群を備えるクラッチを提供することである。本発明のこれらの課題はすべて等価と云え、その点において、カバー構成群又はこのようなカバー構成群を備えるクラッチを改良するという、1つの共通の、いわば上位の課題として表現することができる。
本発明の課題は、本発明により、請求項1に記載の、自動車用のクラッチのためのカバー構成群によって解決される。カバー構成群は、操作要素、例えば皿ばねを備え、操作要素は、圧着プレートと接触するように構成されており、操作要素は、少なくとも1つのワイヤリングを介してカバーに当接しており、弛緩した状態では略V字形の断面、付勢された状態では略C字形の断面を有する少なくとも1つのばね要素が、ワイヤリングを軸方向で付勢すべく、ワイヤリングに載置され、付勢中、略V字形の断面の脚片が、略C字形の断面へ移行する際に、ワイヤリングの外周面に沿って滑動するようになっている。
これにより、走行距離が増したとき及び/又はクラッチ操作回数が増したときでも、ワイヤリングの緩みが信頼性高く防止される。このことは、有利には、一定の最大の操作力を可能にする。さらにこのことは、軋みを信頼性高く防止することを可能にする。さらに有利には、極めて低コストに付勢を実現することができる。ばね要素は、予圧要素(Vorlastelement)又は付勢要素(Vorspannelement)と呼んでもよい。
有利な実施の形態は、従属請求項に係る発明であり、これについて以下に説明する。従属請求項に挙げる態様は、個別に、互いに対して及び主態様に対して独立して追求してもよい。
ばね要素は、ワイヤリングの、操作要素に面した側に設けられていると、有利である。これにより、ワイヤリングは、(実質的に)中断部のない部材として、中断部のある部材であり得るカバーに対する安定した当接を保証することができる。このことは、これにより一定の最大の操作力、ひいては改善された騒音特性を実現可能であるので、有利である。
さらに、同じく有利には、ばね要素は、ワイヤリングの、操作要素とは反対側の遊びに設けられていてもよい。これにより、ワイヤリングにより達成される/達成可能な転動幾何学形状(Abwaelzgeometrie)を維持できる。このことは、有利には、最大の操作力が上昇しないことにつながり得る。それゆえ、このことは、騒音特性も改善し得る。
ばね要素が不連続的に曲げられていると、低コストであり、ひいては有利であり得る。不連続的に曲げられるとは、特に角張った幾何学形状と解される。これには、僅かな製造手間又は製造コスト、例えば単一の変形加工ステップのみが必要である。これにより、製造コストを節減できる。
さらに、ばね要素は、連続的に曲げ変形可能であってもよい。これにより、ばね要素を、走行距離又は操作回数とともに増大する遊びに適合させることができる。これにより、有利には、一定の最大の操作力及び(それゆえ)改善された騒音特性を実現可能である。
別の形態では、ばね要素は、弾性変形又は純弾性変形可能であってもよい。これにより、走行距離又は操作回数とともに増大する遊びへの、さらに一回り改善された適合を、その度に達成することができる。有利には、一定の最大の操作力及び(それゆえ)改善された騒音特性を、より持続的に実現することができる。
さらに、操作要素、ワイヤリング及びばね要素を軸方向でカバーの圧着プレート側に固定する保持構成部分が、カバーに形成されていてもよい。このことは、これにより、同様に一定の最大の操作力及びそれゆえ改善された騒音特性を実現可能であるので、有利である。
保持部分は、ピンであってもよい。ピンは、保持区分を有していてもよい。保持区分は、ボルト頭として、リベット頭として又は別体の部材として構成されていてもよい。ピンは、カバーに溶接、接着、螺止又はリベット止めされていてもよい。さらに、カバーにおけるピンのためにかつ/又はピンにおける保持部分のために、形状結合、力結合、接合又は変形加工といったあらゆる製造技術を使用できる。このようなピンは、例えば、標準化されたカバーとともに、例えば様々なワイヤリング厚さ又はワイヤリング輪郭又は皿ばね又はワイヤリングの数等の様々な構成を使用するために、低コストに使用可能である。
さらに、保持部分は、金属薄板の変形加工によってカバーから一体に形成されていてもよい。これにより、ピンを省略することができる。したがって、この構成は、有利には、特にカバーが変形加工により製造されるものである場合に低コストである。
さらに、独立して特許を請求することもできるが、ばね要素は、保持部分の変形加工によって付勢されていてもよい。つまり、1回の製造ステップ、すなわち変形加工によって、保持部分が形成又は完成されるとともに、付勢も加えることができる。これにより、1つの製造ステップが省略可能であり、ゆえに、有利には低コストである。
この場合、特に、保持部分の遠位の端部を、保持部分の、少なくとも1つのワイヤリング及びばね要素並びに場合によっては皿ばね及び/又は皿ばねの半径方向外側若しくは内側に形成される作用縁(Kraftrand)が保持部分に当接する側へ、例えばJ字形又はL字形に変形加工してもよい。これにより、付勢を変形加工により持続的かつ/又は永続的に維持できるので、一定の最大の操作力及び改善された騒音特性が、持続的かつ/又は永続的に改善される。
さらに、ワイヤリング及び第2のワイヤリングが、操作要素のピボット部(Schwenklager)を形成してもよい。これにより、同じく有利には、一定の高い操作力を実現することができる。
別の形態では、保持部分は、金属薄板の変形加工によりカバーから一体に形成されており、ばね要素が、保持部分の変形加工により付勢されるようにしてもよい。これにより、製造の変形加工ステップにより、ばね要素の付勢も実施することができる。これにより、1つの製造ステップが省略され、ゆえに、有利には低コストである。
さらに、略90°〜略180°の角度にわたってそれぞれ延在する複数のばね要素が、周方向で分配されていてもよい。さらに、100°、110°、120°、130°、140°、150°又は160°の角度にわたって延在するばね要素が複数使用されてもよい。好ましくは、略90°の角度にわたってそれぞれ延在する4つのばね要素が、周方向で分配されていてもよい。同じく好ましくは、略120°の角度にわたってそれぞれ延在する3つのばね要素が、周方向で分配されていてもよい。同じく良好に好ましくは、略180°の角度にわたってそれぞれ延在する2つのばね要素が、周方向で分配されていてもよい。有利には、周囲にわたって分配される複数のばね要素を設けたことで、周囲にわたって不均等な緩みを、付勢によって補償することができる。その際、互いに異なる又は相互に異なる角度にわたって延在する複数のばね要素が、周方向で分配されていてもよい。これにより、ばね要素の異方性を実現可能である。これにより、特に信頼性高く騒音発生を防止できる。ここでの「略」とは、ばね要素が指定角度より僅かに小さい角度から、指定角度と等しい角度までの範囲内で形成されていること、例えば、簡単な組み立てを保証し、これにより時間と費用を節約することができるように、1°だけ小さく又はすきま嵌めを伴う円環として構成されることを意味している。
ばねセット、つまり、軸方向で1つより多くのばね要素を使用しても有利である。その際、ばねの並列接続(略同じばねたわみで、より高いばね力)、ばねの直列接続(より大きなばねたわみで、略同じばね力)又はこれらの組み合わせ、例えば実質的にプログレッシブ、リニア又はデグレッシブなばね特性線が可能である。標準化されたばね要素を用いて種々異なる構成が組み合わせ可能であるので、このことは、結局のところ、在庫管理が簡略化され、有利には、コスト削減が可能であるという利点を有している。その際、騒音特性を改善し、かつ一定の高い操作力を達成すると同時に、ワイヤリングのコストを削減するために、ワイヤリングの代わりにこのようなばねセットを使用することについても、独立して特許を請求可能である。
さらに、上記課題に応じて、上述の態様のいずれか1つの態様に係るカバー構成群と、プレッシャプレートと、軸方向で移動可能なクラッチディスクと、クラッチディスクをプレッシャプレートと協働してクランプすべく、操作要素により軸方向で移動可能な圧着プレートと、を備えるクラッチを提供することができる。このようなクラッチは、上述のそれぞれの態様の利点を有している。
本発明に係るクラッチは、限定的又は閉鎖的に解すべきものではない。クラッチとして、単板クラッチ、(貨物輸送等の高トルク時に一般的であるような)多板クラッチ、薄板積層型多板クラッチ(Lamellenkupplung)又はデュアルクラッチを使用可能である。選択的に、常閉型のクラッチ又は常開型のクラッチを、本発明の思想によって改良することができる。
つまり、換言すれば、上述の周辺条件を満たし、かつ低いコストについての顧客要求に、上述の選択的な解決手段よりも良好に応える、クラッチのためのカバー構成群及びこのようなカバー構成群を備えるクラッチを提案する。その際、目的は、(これに限ったものではないが)低価格帯又は中価格帯の自動車のために、このような車両に対する機能的な要求及び快適性に伴う要求に応える極めて低コストのクラッチを提案することである。その際、提案する解決手段は、存在する構成に容易に組み込むことができ、その結果、カバーその他の部材のための追加の投資が生じないか、仮に生じたとしても僅かにすぎないという利点を有している。極僅かな変更を加えるだけで、顧客要求に、量産に適した部材を用いて応えることを許容する、柔軟な構成を実現することができる。ばね要素は、変更なく又は僅かな変更のみで、構成スペースに関する要求が予め決まっている既存のクラッチ構造形態に組み込み可能又は導入可能である。ばね要素は、ストッパの緩み又はストッパ、操作要素及び少なくとも1つのワイヤリングの緩みを回避するものである。特にばね要素は、さもなければある程度の走行距離後に生じる遊びを回避する。これにより、軋み現象が生じる可能性が低下する。ばね要素は、あらゆる種類のクラッチに適している。
本発明により、とりわけローコストクラッチ又は安価なクラッチに用いられる、クラッチのためのカバー構成群又はこのようなカバー構成群を備えるクラッチが提案されると云ってもよい。この場合、少なくとも1つのワイヤリングに対する軸方向、すなわち、移動方向での付勢は、強められる。これにより、クラッチ摩耗が補償されかつ/又は軋み騒音が防止される。加えて、C輪郭又はV輪郭を有する金属薄板リング/ばね鋼リングが、ピボット部の領域でワイヤリングとクラッチカバーとの間、及び/又は、ワイヤリングと皿ばねとの間、及び/又は、ワイヤリングとカバー側のフック又はカバー側のストッパ又はカバー側の皿ばねピンとの間に設けられる。これにより、本発明は、ピン継手(Bolzenkupplung)、ピンレス継手(bolzenlose Kupplung)、リンク継手(Laschenkupplung)、ピボット部、皿ばね、ワイヤリングの分野及びクラッチ騒音の技術分野に関連する。
以下、本発明について、2つの実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
変形加工を行う製造ステップ前の、本発明の第1の実施の形態に係るカバー構成群を軸方向に平行に切断した(縦)断面図である。 圧着プレートとともに示す、変形加工を行う製造ステップ後の、図1に示したカバー構成群を軸方向に平行に切断した(縦)断面図である。 図2に示したカバー構成群の一部を切り取って示した斜視図である。 図1に示したばね要素の平面図である。 図4にVで示した部位でばね要素を横切るように切断した断面図である。 変形加工を行う製造ステップ前の、本発明の第2の実施の形態に係るカバー構成群を軸方向に平行に切断した(縦)断面図である。 圧着プレートとともに示す、変形加工を行う製造ステップ後の、図6に示したカバー構成群を軸方向に平行に切断した(縦)断面図である。 図7に示したカバー構成群の一部を切り取って示した斜視図である。
図面は、概略的性質のものであって、本発明の理解の一助として示したにすぎない。同一又は同等の要素には、同一の符号を付した。ある実施の形態が有する特徴を、別の実施の形態が有していてもよい。つまり、特徴は互換性を有する。
図1乃至5は、本発明の第1の実施の形態に係るカバー構成群1を示している。図1は、カバー構成群1を軸方向又は移動方向2に平行に切断して見た図である。
図1は、カバー3を示している。カバー3は、変形加工構成部材である。特にカバー区分4及び保持区分5を示しており、両区分4,5は、金属薄板の変形加工により、カバー3を形成する金属薄板部材から一体に形成されている。保持区分5の半径方向外側には、2つのワイヤリング6と、1つの皿ばね7と、1つのばね要素8とが配置されている。ばね要素8は、本実施の形態では、カバー側のワイヤリング6とカバー区分4との間に、つまり、図1で見て右側のワイヤリング6の、皿ばね7とは反対側に配置されている。皿ばね7は、請求項1で云うところの操作要素である。
保持区分5は、実質的に軸方向2でカバー区分4よりも延出している。図1は、(本発明の観点で最後の)変形加工を行う製造ステップ又は変形加工ステップ前のカバー構成群1を示している。これにより、ワイヤリング6、ばね要素8及び皿ばね7を、容易に保持区分5に被せ嵌めすることができる。保持区分5の遠位の端部9は、ワイヤリング6及びばね要素8が保持区分5に当接している保持区分5の側へ、既に部分的に変形加工されている。
図2は、変形加工を行う製造ステップ後のカバー構成群1を示している。その際、遠位の端部9は、半径方向外向きに曲げられており、J字形に圧着プレート側のワイヤリング6に巻き掛るように係合している。説明のため、図2は、圧着プレート10が皿ばね7と当接した状態を示している。
図2からは、皿ばね7が、皿ばね7の、半径方向外側に位置する端部/領域に作用縁11を有すること、及び、皿ばね7が、半径方向内向きに作用縁11から突出する皿ばね舌片12を有することが、看取可能である。
図1から図2への遠位の端部9の変形加工ステップにより、ばね要素8は付勢されている。図1の図示からは、変形加工ステップ前はばね要素が不連続的に曲げられている様子が看取可能である。より正確に云えば、ばね要素8は、V字形に曲げられている。この曲げは、保持区分5への組み付け前にばね要素に加えられた塑性変形である。変形加工ステップ後、ばね要素8は、弾性変形の結果、連続的に曲げられている。ここでは、ばね要素8は、変形加工ステップ後、C字形の断面を有している。
換言すれば、ばね要素8は、弛緩した状態又は付勢されていない状態では、V字形の断面を有している。ばね要素8がワイヤリング6に当接される際、保持区分5、すなわち、保持区分5の遠位の端部9の塑性変形により付勢を行う過程で、ばね要素8のV字形の断面の、互いに角度をなした両脚片は、ワイヤリング6の外周面に沿って滑動する。このとき、V字形の断面は、C字形の断面へ弾性変形され、ばね要素8のC字形の断面は、ワイヤリング6を部分的に包囲し、ワイヤリング6の外周面に当接するようになる。
ばね要素8は、ばね鋼から製造されている。これに関する材料選択として、例えば鋼種C75Sの使用を提案するが、これに限定したと解すべきではない。
第1の実施の形態に係るアッセンブリの説明には、図3を参照されたい。図3からは、カバー3が、ばね要素8及び/又はワイヤリング6の当接領域において、凸−凹の曲げ部13により軸方向でも半径方向外側でも支持を行うことが、看取可能である。
図3からは、皿ばね舌片12から作用縁11への移行部が、好ましくは、半径方向でワイヤリング6及びばね要素8の領域に、又はこの領域の半径方向外側に形成されていることも看取可能であるが、必須というわけではない。このことは、簡単な組み立てを可能にする。ワイヤリング6は、皿ばね7のピボット部を形成する。すなわち、皿ばね7は、操作に応じてワイヤリング6を中心に揺動するように撓曲可能である。より正確に云えば、ワイヤリング6は、断面で見て転動幾何学形状を有して形成されている。
図4及び図5は、ばね要素8の拡大図であるが、図5は、図4にV−Vで示した部位で横切るように切断した断面図である。図4からは、ばね要素8の好ましい構成として、ばね要素8が、閉じたリングとしてではなく、円環セグメントとして形成されるようにしてもよいこと、すなわち、円環セグメントとして所定の軸方向2を取り巻くように周方向で形成されるようにしてもよいことが看取可能である。円環セグメントが延在する角度は、図4にαで示してある。例えば角度αは、120°であってよい。より正確に云えば、第1の実施の形態において、角度αが略120°であることを提案する。すなわち、角度αを120°よりも若干小さくすることを提案する。その結果、3つの円環セグメントを組み合わせたとき、締め代なしに1つの円を形成することができる。
図5からは、弾性変形前のばね要素8の、不連続的に曲げられた形状が、特に明瞭に看取可能である。すなわち、ばね要素8は、断面で見て2つの脚片区分と、両脚片区分間にある1つの角度区分とを有している。ばね要素8に関して、2つの典型的な製造プロセスがある。第1の製造プロセスによれば、ばね要素8をレーザ切断により平板材料から切り出すことができる。次に、不連続的な形状を達成するために、変形加工ステップを行う。その後、クラッチカバー内に組み付ける前に、ばね要素8の焼きなましを行い、応力除去することが推奨される。第2の製造方法によれば、ばね要素8を、1つの工具を用いた1回のステップで打ち抜き・変形加工ステップにより形成してしまう。それゆえ、この方法は、量産又は大量生産に特に適している。次に、第2の製造方法でも、クラッチカバー3内に又はクラッチカバー3に接するように組み付ける前に、ばね要素8の焼きなましを行い、応力除去することが推奨される。これらの製造プロセスは、これに限定したと解すべきものでもなければ、必ずしもこれで完全と解すべきものでもない。例えば事前に、間に、同時に又は事後に表面処理を行ってもよい。
最終的には、ばね要素が、変形加工ステップに基づいてその形状をV形状からC形状へと変化させた運転状態、すなわち、不連続的に曲げられた形状から連続的に曲げられた形状へと変化させた運転状態が存在する。これにより、ばね要素8は、弾性変形をもって存在する。この弾性変形に基づいて、ばね要素8は、ワイヤリング6及び皿ばね7に弾性的な力を働かせる。つまり、ばね要素8は、ワイヤリング6及び皿ばね7を軸方向又は圧着プレート10の移動方向に付勢する。これにより、走行距離が増してもかつ/又はクラッチ操作回数が増しても付勢力が保証されることが、担保されている。
本発明の第2の実施の形態について、図6乃至8を参照しながら簡単に説明する。その際、第1の実施の形態に対する第2の実施の形態の相違点についてのみ説明する。カバー構成群1の第2の実施の形態では、ばね要素が、一方のワイヤリング6の、皿ばね7又は操作要素7に面した側に設けられている。図6を図7と比較すると、保持区分5の遠位の端部9をJ字形に半径方向外向きに曲げた変形加工ステップを再度看取可能である。ここで附言すると、ワイヤリング6及びばね要素8を保持区分5の半径方向外側に設けることは、必須ではない。ワイヤリング6及びばね要素8を保持区分5の半径方向内側に設けても、同じく有利である。ただし、ワイヤリング6及びばね要素8を保持し、ばね要素8に付勢を加えるため、遠位の端部9は、ワイヤリング6及びばね要素8が設けられている側へ曲げることが推奨される。
図8は、やはり、カバー構成群1の第2の実施の形態の一部を切り取って示した斜視図である。
最後に附言すると、本発明は、カバー3の圧着プレート側における少なくとも1つのワイヤリング6、ばね要素8及び皿ばね7のあらゆる可能な軸方向の順序を包含する。ただし、ワイヤリング6及びばね要素8から形成されるピボット部の、双方向に作用する転動幾何学形状のために、2つのワイヤリング6を設けることが好ましい。少なくとも1つのワイヤリング6、ばね要素8及び皿ばね7の配置順序は、例えば、どのような配置とすれば、走行距離が増しクラッチ操作回数が増しても、皿ばね7の軸方向2で最小の移動が約束され、これにより、できる限り均等な最大の操作力を達成できるか、という視点で選択することができる。
上述の実施例は、自動車用のクラッチのためのカバー構成群1であって、操作要素7、例えば皿ばねを備え、操作要素7は、圧着プレート10と接触するように構成されており、操作要素7は、少なくとも1つのワイヤリング6を介してカバー3に当接しており、弛緩した状態では略V字形の断面、付勢された状態では略C字形の断面を有する少なくとも1つのばね要素8が、ワイヤリング6を軸方向で付勢すべく、ワイヤリング6に載置され、付勢中、略V字形の断面の脚片が、略C字形の断面へ移行する際に、ワイヤリング6の外周面に沿って滑動するようになっている、カバー構成群1に関する。
1 カバー構成群
2 軸方向
3 カバー
4 カバー区分
5 保持区分
6 ワイヤリング
7 皿ばね
8 ばね要素
9 遠位の端部
10 圧着プレート
11 作用縁
12 皿ばね舌片
13 凸−凹の区分

Claims (9)

  1. 自動車用のクラッチのためのカバー構成群(1)であって、
    クラッチの圧着プレート(10)と接触するように構成された皿ばね(7)と、
    カバー(3)と、
    前記皿ばね(7)を前記カバー(3)に支持するための少なくとも1つのワイヤリング(6)と、
    前記ワイヤリング(6)を軸方向で付勢するように前記ワイヤリング(6)に載置された少なくとも1つのばね要素(8)と、を備え、
    前記ばね要素(8)は、弛緩した状態では略V字形の断面、付勢された状態では略C字形の断面を有しており、前記付勢中、前記略V字形の断面の脚片が、前記略C字形の断面へ移行する際に、前記ワイヤリング(6)の外周面に沿って滑動するようになっている、
    ことを特徴とする、カバー構成群(1)。
  2. 前記ばね要素(8)は、前記ワイヤリング(6)の、前記皿ばね(7)に面した側に設けられている、請求項1に記載のカバー構成群(1)。
  3. 前記ばね要素(8)が、前記ワイヤリング(6)の、前記皿ばね(7)とは反対側に設けられている、請求項1に記載のカバー構成群(1)。
  4. 別のばね要素(8)が、前記ワイヤリング(6)の、前記皿ばね(7)とは反対側に設けられている、請求項2に記載のカバー構成群(1)。
  5. 前記皿ばね(7)、前記少なくとも1つのワイヤリング(6)及び前記少なくとも1つのばね要素(8)を軸方向で前記カバー(3)の圧着プレート側に固定する保持部分(5)が、前記カバー(3)に形成されている、請求項1からまでのいずれか1項に記載のカバー構成群(1)。
  6. 前記保持部分(5)は、金属薄板の変形加工により前記カバー(3)から一体に形成されており、前記ばね要素(8)は、前記保持部分(5)の変形加工により付勢されている、請求項に記載のカバー構成群(1)。
  7. 略90°〜略180°の角度にわたってそれぞれ延在する複数のばね要素(8)が、周方向で分配されている、請求項1からまでのいずれか1項に記載のカバー構成群(1)。
  8. 前記ワイヤリング(6)及び第2のワイヤリング(6)は、前記皿ばね(7)のピボット部を形成する、請求項1からまでのいずれか1項に記載のカバー構成群(1)。
  9. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のカバー構成群(1)と、
    プレッシャプレートと、
    軸方向で移動可能なクラッチディスクと、
    前記クラッチディスクを前記プレッシャプレートと協働してクランプすべく、前記皿ばね(7)により軸方向で移動可能な圧着プレート(10)と、
    を備えることを特徴とする、クラッチ。
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