JP6703213B1 - 安全柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、比較的小型軽量であり、トラック荷台に対する取り付け、取り扱いが容易にでき、トラック荷台上の作業者の転落を防止できる安全柵を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の一態様は、輸送する荷物を積載する荷台の少なくとも側部に開閉可能な可倒式の積荷落下防止板を備えるトラックにおいて上記荷台から作業者が転落することを防止する安全柵であって、開いて倒立させた上記積荷落下防止板の上端に係合可能なブラケット部と、上記ブラケット部の上部に接合し、上面が上記荷台の表面に面一になるように配設される板状のステップ部と、上記ステップ部の上面に立設される枠体のガード部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は安全柵に関する。
荷物等の陸運輸送として、トラックによる運輸が広く利用されている。トラックの荷台には、輸送中の積載物落下防止のための荷台の囲いとして、一般に「アオリ」と称される積荷落下防止板が開閉可能に備えられているものが広く知られている。
トラックの荷台に荷物を積み込む作業及び荷台の荷物を下ろす作業(荷役作業)は積荷落下防止板を開いた状態で行われる。荷役作業では、トラックの周囲で作業をする作業者の他、1又は数名の作業者がトラック荷台上で作業を行うことがある。荷役作業の安全対策の一つとして、トラック荷台上の作業者が荷台から転落することを防止することが求められている。
荷台からの転落を防止する荷台上作業用安全柵が発案されている(特開2006−95222号公報)。この荷台上作業用安全柵は、車輪、スライド式転倒防止治具を有し、トラックまで移動させて、トラックと上記スライド式転倒防止治具とを連結することで上記荷台上作業用安全柵が作業中に移動及び転倒することを防止できるため、荷台上の作業者の転落が防止できるとされている。
上記荷台上作業用安全柵では、積荷落下防止板を開いた状態で作業をすると、作業者が荷台から足を踏み外して上記荷台上作業用安全柵の間から転落するおそれがある。また、トラックが、スライド式転倒防止治具と連結するための適当な箇所がない場合、上記荷台上作業用安全柵の固定が容易にできないおそれがある。さらに、上記荷台上作業用安全柵が比較的大型であるため、その収容や取り扱いが容易でないおそれがある。
特開2006−95222号公報
上述のような事情に鑑みて、本発明は、比較的小型軽量であり、トラック荷台に対する取り付け、取り扱いが容易にでき、トラック荷台上の作業者の転落を防止できる安全柵を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様は、輸送する荷物を積載する荷台の少なくとも側部に開閉可能な可倒式の積荷落下防止板を備えるトラックにおいて上記荷台から作業者が転落することを防止する安全柵であって、開いて倒立させた上記積荷落下防止板の上端に係合可能なブラケット部と、上記ブラケット部の上部に接合し、上面が上記荷台の表面に面一になるように配設される板状のステップ部と、上記ステップ部の上面に立設される枠体のガード部とを備える。
本発明に係る安全柵は、簡易な構成であるため比較的小型軽量とすることができ、取り扱いに優れ、トラックの荷台に対して容易に脱着可能である。
図1は、本発明の一実施形態の安全柵を積荷落下防止板に取り付けた状態を示す模式的斜視図である。 図2は、図1の安全柵を示す模式的平面図である。 図3は、図2の安全柵を積荷落下防止板に取り付けた状態を示す模式的側面図である。 図4は、図2の安全柵のA−A断面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。以下の説明で、「上」とは、トラックの荷台の表面に垂直で、この表面から離間する方向を意味し、「下」とは、その反対側を意味する。
[安全柵]
図1は、本発明の一実施形態に係る安全柵1をトラックTに取り付けた状態を示している。
安全柵1は、図2,3及び4で示すように、開いて倒立させた積荷落下防止板Wの上端に係合するブラケット部2と、このブラケット部2の上部に接合し、上面がトラックTの荷台Hの表面と面一になるように配設される板状のステップ部3と、ステップ部3の上面に立設される枠体のガード部4とを主に備える。
安全柵1の重量は、10kg以下であることが好ましい。このようにすることで、近年増加する女性ドライバーや高齢者ドライバーにも容易に取り扱うことができる。
〔ブラケット部〕
ブラケット部2は、開いて倒立させた積荷落下防止板Wの上端に係合可能である。すなわち、安全柵1は、ブラケット部2を介してトラックTの積荷落下防止板Wに取り付けられる。このため、安全柵1は、設置するためのスペースをトラックTの周囲に必要としない。
ブラケット部2は、天板2aと、天板2aに垂直で、一辺が天板2aの荷台Hに近接する側の縁部で接合している内板2bと、天板2aに垂直で、一辺が天板2aの荷台Hから離間する側の縁部で接合している外板2cとを有する。天板2a、内板2b及び外板2cは、個別に形成されて接合されたものであってもよいし、一体で形成されたものであってもよい。ブラケット部2の材質としては、特に限定されるものではなく、鉄、アルミニウム、ステンレス等を採用することができる。鉄を採用する場合は、表面にメッキ処理又は防錆塗装等をするのが好ましい。表面がメッキ層又は防錆層を有することで、錆による強度低下を抑制できると共に、作業者の手に付着した錆によって積荷が汚染されることを抑制することができる。
内板2b及び外板2cそれぞれの対向面(内面)が、積荷落下防止板Wの表面を保護するため、ゴム等で形成されるシート状の保護材を有することが好ましい。
開いて倒立した状態の積荷落下防止板Wが、内板2b及び外板2cそれぞれの対向面間に位置し、かつ天板2aの下面が上記積荷落下防止板Wの上端面に当接することでブラケット部2が積荷落下防止板Wと係合する。このため、内板2b及び外板2cそれぞれの対向面間の距離は、積荷落下防止板Wの厚みと略同一である。
ブラケット部2が積荷落下防止板Wを挟持するストッパ11を有するのが好ましい。また、このストッパ11が、積荷落下防止板Wの厚みに応じてブラケット部2に対する突出量を調整可能な調整機構を有することが好ましい。このようにすることで、内板2b及び外板2cそれぞれの対向面間の距離を大きく形成してもストッパ11が積荷落下防止板Wを挟持するため、上記対向面間の距離に対して積荷落下防止板Wの厚みが小さいトラックTに当該安全柵1を用いても、安全柵1を安定して取り付けることができる。
ストッパ11としては、例えば、外板2cとストッパ11とが螺合しているものとすることができる。具体的には、外板2cの下端側の縁部近傍に、内周面に雌螺子部分が形成された孔を形成する。ストッパ11は、上記雌螺子部分に螺合するシャフト部分を有し、このシャフト部分は、一端が外板2cの内板2bと対向する面側(内面側)に突出し、その反対面側(外面側)に他端が突出する。上記一端は、積荷落下防止板Wに当接する押圧部分を有し、上記他端は、シャフト部分を回転させるためのハンドル部分を有する。上記押圧部分の積荷落下防止板Wに当接する箇所が、積荷落下防止板Wの表面を保護するため、ゴム等で形成されるシート状の保護材を有することが好ましい。
ブラケット部2を積荷落下防止板Wに係合し、上記ハンドル部分を一方向に回転させると、上記シャフト部分の一端の外板2c内面側に対する突出量が増大する。さらに回転させると、上記押圧部分が積荷落下防止板Wの一部分に当接して、この押圧部分と内板2bとが積荷落下防止板Wを挟持する。このようにして、安全柵1が安定して取り付けられる。安全柵1を積荷落下防止板Wから取り外すには、上記ハンドル部分を他の方向に回転させると、ストッパ11の外板2c内面側に対する突出量が減少し、上記押圧部分の積荷落下防止板Wに対する押圧が解除されて安全柵1を容易に取り外すことができる。
天板2aの上面は、後述するステップ部3の下面と接合する。天板2aのステップ部3への接合としては、特に限定されるものではなく、例えば、溶接による固着、ボルト及びナットによる締結等とすることができる。
ブラケット部2は、ステップ部3に着脱自在としてもよい。このようにすることで、安全柵1の収納及び取り扱いを容易にすることができる。
ブラケット部2とステップ部3とが着脱自在である場合、ブラケット部2に対するステップ部3の高さが調整可能に構成されるのが好ましい。倒立した積荷落下防止板Wの上端面からの荷台Hの高さは、トラックの種類等によって異なるため、上記高さが調整可能であることによって、ステップ部3の上面を荷台Hに面一になるように配設することが容易にできる。
具体的には、例えば、ブラケット部2とステップ部3とが、ボルト及びナットによって締結される場合、天板2aの上面とステップ部3の下面との間にスペーサSを用いることができる。数種類の高さの異なるスペーサSを用意することにより、上記高さ調整を容易にすることができる。
また、ハンドルタイプボルトを用いて、このボルトの突出量を調整することで上記高さが調整可能としてもよい。このようにすることで、スペーサSを用いる必要がなく、上記高さ調整をより容易にすることができると共に、軽量化を図ることができる。なお、ハンドルタイプボルトとは、一端にハンドルが装着され、工具を用いることなく緩締できるボルトを意味する。
〔ステップ部〕
ステップ部3は、ブラケット部の上部に接合される。ステップ部3は、略平板状であり、上面視で略矩形である。ステップ部3は、上面が荷台Hの表面と面一になるように配設される。ステップ部3の上面を荷台Hの表面に面一になるように配設することで、作業者が荷台Hから足を踏み外すことを防止できる。
ステップ部3の上面が、荷台Hの表面と面一である、すなわち、荷台Hの表面を含む仮想面にステップ部3の上面が含まれることが特に好ましい。換言すると、ステップ部3の上面と荷台Hの表面との高低差が0cmであることが特に好ましい。ステップ部3の上面と荷台Hの表面との高低差が生じる場合は、その差が小さいことが好ましい。具体的には、荷台Hの表面の高さに対してステップ部3の上面の高さが低い場合における高さの差の上限としては、−5.0cmが好ましく、−3.0cmがより好ましく、−1.5cmがさらに好ましい。荷台Hの表面の高さに対してステップ部3の上面の高さが高い場合における高さの差の上限としては、2.0cmが好ましく、1.0cmがより好ましく、0.5cmがさらに好ましい。
ステップ部3の幅、すなわち、上面視で荷台Hに近接する側の縁部から離間する側の縁部までの距離の下限としては、特に限定されるものではなく、例えば、10cmとすることができる。上記下限は、作業者が荷台Hから足を踏み外すことを効果的に防止するため、20cmが好ましい。ステップ部3の幅の上限としては、特に限定されるものではなく、例えば、50cmとすることができる。上記上限は、安全柵1の重量や寸法が増大することを抑制して取り扱いを容易にするため、30cmが好ましい。ステップ部3の長さ、すなわち、上記幅に垂直な方向の一方の縁部から他方の縁部までの距離としては、特に限定されるものではなく、例えば、50cmとすることができる。上記下限は、作業者が荷台Hから転落することを効果的に防止するため、70cmが好ましい。ステップ部3の長さの上限としては、特に限定されるものではなく、例えば、180cmとすることができる。上記上限は、安全柵1の重量や寸法が増大することを抑制して取り扱いを容易にするため、100cmが好ましい。
ステップ部3の厚みとしては、特に限定されるものではなく、ステップ部3の材質などに応じて適宜選択されればよく、例えば、1cm以上5cm以下とすることができる。ステップ部3の材質としては、特に限定されるものではないが、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス等を採用することができる。ステップ部3は、軽量化のため、上面視で複数の貫通孔が形成されてもよい。ステップ部3は、断面が略矩形の板状部材であってもよく、強度が確保されるならば、上面を含む天板と、この天板の縁部で上記天板に垂直で下方に立設されるリブ部とを有し、断面が略コの字型に形成されるものであってもよい。
ステップ部3の下面は、補強板12を有することが好ましい。補強板12は、ステップ部3の上面で荷台Hから離間する側の縁部に荷重がかかった場合、及び後述するガード部4に荷台Hから離間する方向に負荷がかかった場合に、ステップ部3がブラケット部2との接合箇所を支点として倒れることを防止する。
補強板12は、一端がステップ部3の下面に接合され、他端がブラケット部2の外板2cの外面に接合される。すなわち、補強板12の一端側の面と他端側の面とが略垂直をなす。補強板12は、一端がステップ部3の下面に接合されていればよく、他端が外板2cに必ずしも接合される必要はなく、当接していればよい。上記他端が外板2cに接合されないことで上述のステップ部3の上面の高さ調整を容易にすることができる。
ステップ部3の上面には、滑り止め用として、ゴム等で形成されるシート状の滑り止め材が配設されることが好ましい。又は、ステップ部3の上面に、滑り止め用の複数の凸部が形成されることが好ましい。
〔ガード部〕
ガード部4は、枠体であり、ステップ部3の上面に立設される。具体的には、ガード部4は、ステップ部3の上面で、ステップ部3の上面に対して略垂直に立設される。ガード部4がステップ部3の上面に立設されることで、荷台H上の作業者が転落することを防止できる。
ガード部4の高さ、すなわち、ステップ部3の上面からガード部4の上端までの距離の下限としては、特に限定されるものではなく、例えば、50cmとすることができる。上記下限は、作業者の転落を効果的に防止するため、60cmが好ましい。ガード部4の高さの上限としては、特に限定されるものではなく、例えば、150cmとすることができる。上記上限は、安全柵1の重量や寸法が増大することを抑制して取り扱いを容易にするため、100cmが好ましい。ガード部4の長さとしては、ステップ部3の長さと略同一であることが好ましい。
ガード部4は、ステップ部3の上面の幅方向の中央領域であって、上記幅方向の中心又は中心より荷台Hに近接する側に立設されることが好ましい。上記幅方向の中心より荷台Hから離間する側に立設されると、作業者がガード部4に触れる前にステップ部3から足を踏み外すおそれがある。また、上記中央領域にガード部4が立設されることにより、ガード部4を把持して安全柵1を持ち上げた場合において、安全柵1のバランスをとることが容易になるため、安全柵1の取り扱いを容易にすることができる。具体的には、ガード部4を把持して安全柵1を移動する場合や、ガード部4を把持して安全柵1のブラケット部2を積荷落下防止板Wに係合させる際に、安全柵1の揺れ等が低減して比較的安定するため、上記移動、係合等が容易にできる。
ガード部4は、ステップ部3の上面に一端が固定されて立設される一対の柱部分4aと、この柱部分4aの他端側で、長手方向の中心軸がステップ部3と平行に架け渡される梁部分4bとを少なくとも有する。柱部分4a及び梁部分4bは、例えば、円柱若しくは角柱の部材、板状部材等とすることができる。梁部分4bは、紐状部材であってもよい。上記円柱若しくは角柱の部材は、軽量化のため、中空の部材であることが好ましい。柱部分4a及び梁部分4bは、一体で形成されたものでもよいし、個別に形成されたものを接合してガード部4を構成するものでもよい。柱部分4a及び梁部分4bの材質としては、特に限定されるものではなく、鉄、アルミニウム、ステンレス等を採用することができる。
柱部分4aのステップ部3への取り付けとしては、特に限定されるものではなく、例えば、ステップ部3に柱部分4aと篏合する孔を形成し、この孔に柱部分4aを挿入して固定することができる。上記取り付けは、接合の強度を向上させるため、例えば、略L字状に形成されたステー等の固定具10を用いて柱部分4aをステップ部3に固定することが好ましい。
ガード部4は、例えば、溶接によってステップ部3に固着されてもよいが、ステップ部3に着脱自在としてもよい。このようにすることで、安全柵1の収納及び取り扱いを容易にすることができる。
ガード部4は、一対の柱部分4aの上端に架け渡される梁部分4bに加えて、梁部分4bとステップ部3との間に1又は複数の中間梁部分が配設されてもよい。又は、梁部分4bとステップ部3との間に、ガード部4の枠内の一部又は全部を塞ぐ板状部材、ネット等が配設されてもよい。このようにすることで、ガード部4の枠内における作業者の転落を防止できると共に、ガード部4の強度を向上することができる。中間梁部分としては、梁部分4bと同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。
同一のものとしては、例えば、梁部分4bと中間梁部分とを共にアルミニウムで形成された角柱部材とする等のように、形状も材質も同一にすることである。異なるものとしては、例えば、梁部分4bをアルミニウムで形成された円柱部材とし、中間梁部分をカーボンで形成された円柱部材とするように、形状及び材質の一方を異なるものとすることの他、梁部分4bをアルミニウムで形成された角柱部材とし、中間梁部分を樹脂で形成された板状部材とする等のように、形状も材質も異なるものとすることである。
〔利点〕
当該安全柵1は、開いて倒立させた積荷落下防止板Wの上端に係合可能なブラケット部2を備えるため、取り付けが容易である。また、当該安全柵1は、積荷落下防止板Wに配置されるため、設置するためのスペースをトラックTの周囲に必要としない。当該安全柵1は、上面がトラックTの荷台Hの表面と面一になるように配設される板状のステップ部3を備えるため、荷台H上の作業者が荷台Hから足を踏み外すことを防止でき、上記作業者は安全に荷役作業をすることができる。さらに、当該安全柵1は、ステップ部3の上面に立設されるガード部3を備えるため、上記作業者が、荷台Hから転落することを防止でき、より安全に荷役作業をすることができる。加えて、当該安全柵1は、簡易な構成であるため比較的小型軽量とすることができ、収容、持ち運びに優れると共に、積荷落下防止板Wへの脱着も容易にできる。このため、荷台H上での荷役作業場所に応じて安全柵1の取付箇所を容易に移動でき、安全な荷役作業を継続して行うことができる。
また、当該安全柵1は、ストッパ11を備えるため、安定して取り付けることができ、上記作業者がさらに安全に荷役作業をすることができると共に、異なる車種のトラックに取り付けることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上記実施形態では、ガード部4が枠体であるものについて説明したが、枠体に換えて、ガード部4が、ステップ部3の上面に一辺が固定されて立設される略矩形の板状部材とすることもできる。
また、上記実施形態では、ガード部4が有する一対の柱部分4aが、ステップ部3の長さ方向の両縁部付近に立設される構成について説明したが、ステップ部3の長さ方向の中央領域に柱部分4aを立設することもでき、又は柱部分4aを1本とすることも可能である。
上記実施形態では、1つのブラケット部2が、ステップ部3の長さ方向の中心に接合されるもので説明したが、複数のブラケット部2が、ステップ部3の長さ方向の中心から等間隔に配置される構成とすることも本発明の範疇である。
本発明に係る安全柵は、トラックの荷役作業において好適に利用される。
1 安全柵
2 ブラケット部
2a 天板
2b 内板
2c 外板
3 ステップ部
4 ガード部
4a 柱部分
4b 梁部分
10 固定具
11 ストッパ
12 補強板
H 荷台
S スペーサ
T トラック
W 積荷落下防止板

Claims (3)

  1. 輸送する荷物を積載する荷台の少なくとも側部に開閉可能な可倒式の積荷落下防止板を備えるトラックにおいて上記荷台から作業者が転落することを防止する安全柵であって、
    開いて倒立させた上記積荷落下防止板の上端に係合可能なブラケット部と、
    上記ブラケット部の上部に接合し、上面が上記荷台の表面と面一になるように配設される板状のステップ部と、
    上記ステップ部の上面に立設される枠体のガード部と
    を備える安全柵。
  2. 上記ブラケット部が上記積荷落下防止板を挟持するストッパを有する請求項1に記載の安全柵。
  3. 上記ストッパが、上記積荷落下防止板の厚みに応じて上記ブラケット部に対する突出量を調整可能な調整機構を有する請求項2に記載の安全柵。

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