JP6703096B2 - 建築材料の切除装置 - Google Patents

建築材料の切除装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6703096B2
JP6703096B2 JP2018507495A JP2018507495A JP6703096B2 JP 6703096 B2 JP6703096 B2 JP 6703096B2 JP 2018507495 A JP2018507495 A JP 2018507495A JP 2018507495 A JP2018507495 A JP 2018507495A JP 6703096 B2 JP6703096 B2 JP 6703096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
impact
socket member
plate
building material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018507495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018528097A5 (ja
JP2018528097A (ja
Inventor
ハイゼ、クリストフ
フィッティンク、イェルク
ラインハルト、シュテフェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Herrenknecht AG
Kraftanlagen Heidelberg GmbH
Original Assignee
Herrenknecht AG
Kraftanlagen Heidelberg GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Herrenknecht AG, Kraftanlagen Heidelberg GmbH filed Critical Herrenknecht AG
Publication of JP2018528097A publication Critical patent/JP2018528097A/ja
Publication of JP2018528097A5 publication Critical patent/JP2018528097A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6703096B2 publication Critical patent/JP6703096B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/18Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by milling, e.g. channelling by means of milling tools
    • B28D1/181Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by milling, e.g. channelling by means of milling tools using cutters loosely mounted on a turning tool support
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/22Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by cutting, e.g. incising
    • B28D1/24Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by cutting, e.g. incising with cutting discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

本発明は、請求項1の上位概念による建築材料の切除装置に関する。
この種の装置は、特許文献1から公知である。建築材料の脆性コンポーネントを切除するためのこの公知の装置は、中央長手軸を中心に回転可能な切除ユニットを有し、この切除ユニットはインパクトディスク(Schlagscheiben)の群(複数)を有する。各群のインパクトディスクは、半径方向に遊びをもってディスク支持軸に取り付けられている。ディスク支持軸はさらに中央長手軸に対して半径方向に間隔を置いて配置されている。この公知の装置では、周方向にインパクトディスクの複数の群が設けられている。
特許文献2から、建築材料を切除するためのさらなる装置が公知である。この装置は、中央軸を中心に回転可能な切除ユニットを有し、この切除ユニットは切削ホイールの群(複数)を有する。各群の切削ホイールはホイール支持軸に取り付けられている。ここで各切削ホイールには、硬化された複数の鏨が突き出るように周方向に沿って装着されている。
EP 1 266 737 A2 WO 2005/091877 A2
本発明の基礎とする課題は、とりわけ鉄筋エレメント(Bewehrungsstahlelement)のような少なくとも1つの展延性コンポーネントと、コンクリートのような少なくとも1つの脆性コンポーネントとを有する、例えば鉄筋コンクリートのような建築材料を効率的に切除することを特徴とする冒頭に述べた形式の装置を提供することである。
この課題は、冒頭に述べた形式の装置において本発明により請求項1の特徴によって解決される。
即ち本発明の一視点により、中央長手軸を中心に回転可能な少なくとも1つの切除ユニットによって建築材料を切除するための装置であって、該切除ユニットは、建築材料の少なくとも1つの脆性コンポーネントを切除するために少なくとも一群のインパクトディスクを有し、前記群または各群のインパクトディスクは、半径方向に遊びをもってディスク支持軸に取り付けられており、前記または各ディスク支持軸は、前記中央長手軸に対して半径方向に間隔を置いて配置されており、前記または少なくとも一群のインパクトディスクに対して周方向および/または軸方向に隣接して少なくとも1つの切削ソケット部材が配置されており、該切削ソケット部材は、建築材料の少なくとも1つの展延性コンポーネントを切削切除するための少なくとも1つの切削プレートを有することを特徴とする装置が提供される。
本発明による装置において周方向および/または軸方向にインパクトディスク(衝撃ディスク)の群に隣接して、建築材料の展延性コンポーネントを切削切除するように構成された少なくとも1つの切削ソケット部材(Schneidsockel)が配置されていることにより、少なくとも1つの展延性コンポーネントと少なくとも1つの脆性コンポーネントとから形成された建築材料が、前記または各脆性コンポーネントに対して作用を及ぼすためのインパクトディスクと前記または各展延性コンポーネントに対して切削切除作用を及ぼすための切削ソケット部材を目的どおりに使用することによって非常に効率的に切除される。なぜなら各コンポーネントに対してそれらの固有の機械的特質に適合された切除工具が設けられているからである。
この関連で特に有利には、前記または各切削ソケット部材の作用エッジがインパクトディスクの半径方向の両終端位置の間に存在することである。ここでインパクトディスクは、好ましくは半径方向で外周側に半径方向の終端位置を規定する隆起部と、半径方向で内周側にある窪み部とを有する。これにより、前記または各脆性コンポーネントがインパクトディスクにより露出されると共に、引き続きインパクトディスクを回避しながら(後退させて)前記または各切削ソケット部材によって、前記または各切削ソケット部材を損傷する重大な危険性なしに完全に除去される。
本発明のさらなる有利な構成は従属請求項の対象である。
従って本発明においては、以下の形態が可能である。
(形態1)中央長手軸を中心に回転可能な少なくとも1つの切除ユニットによって建築材料を切除するための装置であって、該切除ユニットは、建築材料の少なくとも1つの脆性コンポーネントを切除するために少なくとも一群のインパクトディスクを有し、前記群または各群のインパクトディスクは、半径方向に遊びをもってディスク支持軸に取り付けられており、前記または各ディスク支持軸は、前記中央長手軸に対して半径方向に間隔を置いて配置されており、前記または少なくとも一群のインパクトディスクに対して周方向および/または軸方向に隣接して少なくとも1つの切削ソケット部材が配置されており、該切削ソケット部材は、建築材料の少なくとも1つの展延性コンポーネントを切削切除するための少なくとも1つの切削プレートを有すること。
(形態2)前記または各切削ソケット部材の作用エッジは、インパクトディスクの半径方向の両終端位置の間にあることが好ましい。
(形態3)前記インパクトディスクは、半径方向で外周側に半径方向の終端位置を規定する隆起部と、半径方向で内周側にある窪み部とを有することが好ましい。
(形態4)軸方向に隣接する2つのインパクトディスクの間には中間リングが設けられており、該中間リングは、該当するディスク支持軸の周囲に配置されていることが好ましい。
(形態5)各切削ソケット部材は、複数の切削プレートを有することが好ましい。
(形態6)1つの作用エッジを形成するために、切削プレートの切削エッジは前記中央長手軸から等間隔に配置されていることが好ましい。
(形態7)少なくとも2つの作用エッジを形成するために、切削プレートの複数の群の切削エッジが、前記中央長手軸から半径方向に異なる間隔で配置されていることが好ましい。
(形態8)切削プレートは、それぞれの切削ソケット部材に脱着可能に取り付けられていることが好ましい。
(形態9)切削プレートは、軸方向に遊びなしで受け入れポケット内に配置されていることが好ましい。
(形態10)軸方向に隣接する切削プレートは、周方向にオフセットして配置されていることが好ましい。
(形態11)複数の切削ソケット部材が設けられており、全ての切削ソケット部材の切削プレートは、軸方向に切れ目なく切削領域を覆うことが好ましい。
(形態12)前記または各切削ソケット部材には、解離した材料を除去するためのスクレーパモジュールが前方に配設されていることが好ましい。
(形態13)周方向にインパクトディスクの複数の群と複数の切削ソケット部材が設けられていることが好ましい。
(形態14)周方向に軸方向部分には、インパクトディスクの群と切削ソケット部材とが交互に配置されていることが好ましい。
(形態15)周方向に1つの軸方向部分には、周方向に専らインパクトディスクの群または切削ソケット部材だけが配置されており、外周側の軸方向部分には周方向にインパクトディスクの群と切削ソケット部材とが交互に配置されていることが好ましい。
(形態16)前記または各群のインパクトディスクは、1つの動作位置において半径方向に、前記または各切削ソケット部材だけが建築材料の展延性コンポーネントの切除に対して作用するようにオフセットされていることが好ましい。
(形態17)前記または各切削ソケット部材は、周方向に片側で作用する切削プレートを有することが好ましい。
(形態18)前記または各切削ソケット部材は、周方向に両側で作用する第1の切削プレートと第2の切削プレートを有することが好ましい。
(形態19)前記または各切削ソケット部材は、軸を中心にして周方向に2つの動作位置に傾動可能であることが好ましい。
尚、本願の特許請求の範囲に付記されている図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
本発明のさらなる有利な構成および利点は、図面を参照した実施例の以下の説明から得られる。
本発明による一装置の実施例の外側プレートを見た斜視図である。 図1による実施例を外側プレートとは反対の側から見た斜視図である。 図1と2による実施例の断面図である。 図2と図3による実施例の詳細を示す斜視図である。 本発明による装置のためのスクレーパモジュールを有する一切削ソケット部材の実施形態を示す斜視図である。 本発明による装置のためのスクレーパモジュールを有する一切削ソケット部材のさらなる実施形態を示す斜視図である。 図4aによる一切削ソケット部材のさらなる実施形態を示す側面図である。 本発明による装置のためのスクレーパモジュールを有する一切削ソケット部材のさらなる実施形態を示す斜視図である。 本発明による装置のためのスクレーパモジュールを有する一切削ソケット部材のさらなる実施形態を示す斜視図である。 本発明による装置のためのスクレーパモジュールを有する一切削ソケット部材のさらなる実施形態を示す斜視図である。 建築材料の脆性コンポーネントを切除する際の一動作位置(インパクトディスクの突出位置)における図1から図3による実施例の切除ユニットを示す概略側面図である。 さらなる非切除動作位置(インパクトディスクの後退位置)における切除ユニットを示す、図8に対応する概略的側面図である。 建築材料の脆性コンポーネントの切除および展延性コンポーネントの切除の準備が行われる際のさらなる動作位置における切除ユニットを示す、図8および図9に対応する概略的側面図である。 建築材料の展延性コンポーネントを切除する際のさらなる動作位置における切除ユニットを示す、図8から図10に対応する概略的側面図である。 建築材料の脆性コンポーネントの新たな削除の際、および展延性コンポーネントの切除後のさらなる動作位置における切除ユニットを示す、図8から図11に対応する概略的側面図である。 脆性コンポーネントと展延性コンポーネントを有する建築材料の体積部分を行路状に除去した後の、図1から図3による実施例を示す概略的斜視図である。 本発明による一装置のさらなる実施例を示す斜視図である。 本発明による一装置のさらなる実施例を示す斜視図である。 図15による実施例の断面図である。 脆性コンポーネントと展延性コンポーネントを有する建築材料の体積部分を行路状に除去した後の、図15および図16による実施例を示す概略図である。 本発明による一装置のさらなる実施例を外側プレートから見た斜視図である。 本発明による装置のための切除ユニットのさらなる実施形態を示す斜視図である。 本発明による一装置のための切除ユニットのさらなる実施形態を示す斜視図である。 第1の動作位置にある本発明による装置のための切除ユニットのさらなる実施形態を示す斜視図である。 第2の動作位置にある図21の本発明による装置のための切除ユニットのさらなる実施形態を示す斜視図である。 第1の動作位置にある本発明による装置のための切除ユニットのさらなる実施形態を示す側面図である。 第2の動作位置にある図23による本発明の装置のための切除ユニットのさらなる実施形態を示す側面図である。
図1は、本発明による一装置の実施例を斜視図に示す。図1による実施例は、実質的に直方体形の外側プレート1を有し、この外側プレートは図1による図では観察者に向いている。図1の図で外側プレート1の観察者とは反対の側には同様に実質的に直方体形の内側プレート2が設けられており、この内側プレートは外側プレート1と接続されている。外側プレート1と内側プレート2の丸められた脚部領域にはウェブ状のローラベアリング台3が取り付けられている。このローラベアリング台は、外側プレート1および内側プレート2を越えて突き出る円筒状の案内ローラ4を回転可能に支承する。
外側プレート1と内側プレート2には、案内ローラ4に対向する頭部領域に駆動軸5が、脚部領域に被駆動軸6が回転可能に支承されている。駆動軸5と被駆動軸6とは、外側プレート1に配置され、図1に図示されないトランスミッションユニットを介して、駆動軸5の回転運動が被駆動軸6に伝達されるように互いに接続されている。駆動軸5は、例えば電気エネルギーが供給可能な駆動モータ7と接続されている。この駆動モータにより駆動軸5は回転駆動可能であり、一方、被駆動軸6は切除ユニット8と連結されている。
実質的に円筒状に構成された切除ユニット8は、建築材料の少なくとも1つの脆性コンポーネントを切除するために、切除工具としてのインパクトディスク9の群(複数)を有する。これらインパクトディスクの群は、被駆動軸6の中央軸の中心に一致する切除ユニット8の中央長手軸から半径方向に間隔を置いて配置されている。インパクトディスク9の群は、周方向に互いに角度間隔を置いて配置されている。
周方向に隣接するインパクトディスク9の群の間には、建築材料の少なくとも1つの脆性コンポーネントを切除するために、規定の回転方向で、すなわち片側で作用する切除ユニット8のそれぞれ1つの切削ソケット部材(Schneidsockel)10が配置されている。この切削ソケット部材は位置固定して配置されており、周方向で見て片側に、建築材料の少なくとも1つの展延性コンポーネントを切削切除するように構成された複数の切削プレート11をさらなる切除工具として有する。切除ユニット8の規定どおりの回転方向で各切削ソケット部材10にはスクレーパモジュール12が(回転方向で)前方に配設(vorgelagert)されている。このスクレーパモジュールによりインパクトディスク9から切除された前記または各脆性コンポーネントの材料を、切削ソケット部材10が展延性コンポーネントに作用する前に十分に除去することができる。
さらに図1の図から、駆動モータ7と切除ユニット8との間には保護カバー13が設けられていることが分かる。この保護カバーは、内側プレート2と例えばネジによって脱着可能に接続されている。
図2は、図1による実施例を外側プレート1とは反対の側から見た斜視図である。図2から、この実施例では周方向に2つの軸方向部分14a,14bにおいて、切除の際に比較的静粛な回転を達成するために、半径方向で外周側の隆起部と半径方向で内周側にある窪み部とにより形成されたインパクトディスク9のそれぞれ4つの群と、片側で作用するそれぞれ4つの切削ソケット部材10とが設けられており、周方向に直接隣接するインパクトディスク9の2つの群の間にはそれぞれ1つの切削ソケット部材10が配置されていることが分かる。ここで2つの軸方向部分14a,14bには、インパクトディスク9の群と切削ソケット部材10が45°だけオフセットして交互に配置されており、したがって軸方向に一方の軸方向部分14a,14bのインパクトディスク9の群は、他方の軸方向部分14b,14aの切削ソケット部材10の横に配置されており、あるいは一方の軸方向部分14a,14bの切削ソケット部材10は、他方の軸方向部分14a,14bのインパクトディスク9の群に隣接して配置されている。これにより建築材料の切除の際に、軸方向に比較的均等な負荷分散が生じる。
さらに図2の図から、インパクトディスク9の群はそれぞれ1つのディスク支持軸15に回転可能に支承されていることが分かる。インパクトディスク9の群のディスク支持軸15は、内側プレート2から離れる側にある軸方向部分14bにおいて、内側プレート2とは反対の側のディスク支持軸の端部により軸支持部材16に支承されている。一方、内側プレート2に向いた側のこのディスク支持軸15の端部は、内側プレート2に隣接する軸方向部分14aの切削ソケット部材10内に保持されている。内側プレート2に隣接する軸方向部分14aのディスク支持軸15の、内側プレート2とは反対の側の端部は、内側プレート2から離れる側にある軸方向部分14bの切削ソケット部材10内に支承されている。一方、このディスク支持軸15の内側プレート2に向いた側の端部は、内側プレート2に直接対向するディスク状の支持プレート17内に保持されている。支持プレート17には、内側プレート2に隣接する軸方向部分14aの切削ソケット部材10も固定されている。
図3は、図1と図2による実施例を、駆動軸5と被駆動軸6の中央軸が存在する平面における断面図に示す。図3から、この実施例ではトランスミッションユニットがリンクチェーン18によって構成されていることが分かる。このリンクチェーンは、外側プレート1内に配置されており、駆動軸5ないし被駆動軸6と接続されたピニオン19,20と係合している。
さらに図3の図から、インパクトディスク9は半径方向に遊びをもってそれぞれのディスク支持軸15に取り付けられており、この遊びは、ディスク支持軸15の直径よりも大きなインパクトディスク9の中央切欠部の直径により引き起こされていることが分かる。
隣接するインパクトディスク9の間には該当するディスク支持軸15の周囲に中間リング21が配置されている。これらの中間リングは、インパクトディスク9の軸方向に運動を最小限に制限する。しかし最小限であっても半径方向におけるインパクトディスク9の運動はまだ確実に可能である。
図3aは、図1から図3による切除ユニット8の詳細を、ディスク支持軸15の自由端部に配置されたインパクトディスク9の群の領域において斜視図に示す。図3aではディスク支持軸15が、図2と図3による配置と比較して、図3aには図示されない内側プレート2から軸方向に離れるように突き出て図示されている。これによりこのディスク支持軸15は、端部側の自由端部に端部ディスク15aを有することが分かる。この端部ディスクの外径は、自由端部に保持されており、かつ受け入れ凹部9aと面一に接続するために端部ディスク15aに対して形成されたインパクトディスク9の内径よりも大きい。さらに図3aの図から、ディスク支持軸15の自由端部に配置されたインパクトディスク9の群ではインパクトディスク9の間に中間リング21が配置されていないことが分かる。これにより切除ユニット8の外周側の縁部領域では、縁部側に配置された軸支持部材16によって引き起こされるある程度のデッド効果(Todeffekt)を取り除きながら、さらに比較的大きな切除率が得られる。
図4は、例えば図1から図3に基づき説明した実施例のように、本発明の装置のためのスクレーパモジュール12を有し、かつ片側で作用する切削ソケット部材10の実施形態を示す斜視図である。図4による切削ソケット部材10は、ウェッジ状に構成され、かつ半径方向および軸方向に伸長する中実のソケット本体22を有する。図4の図では観察者とは反対の側であり、かつ図1から図3の実施例により使用される際には被駆動軸6に向いた側であるソケット本体22の内周側23は、図4の図で観察者に向いた側であり、かつ図1から図3の実施例により使用される際には被駆動軸6とは反対の側である外周側24よりも周方向に小さく寸法設定されている。
ソケット本体22の外周側24は、半径方向に配向され、かつ軸方向に直線状に伸長する後ろ側の受け段25aを有する。この受け段は、外周側24を隆起領域と窪み領域に分割する。そしてこの受け段には、図4の実施形態では直方体形の複数の切削プレート11の正方形の基面がそれぞれ1つの固定ネジ26を介して脱着可能に取り付けられている。有利には後ろ側の受け段25aに取り付けられた各切削プレート11は、後ろ側の受け段25aに周方向で形成された受け入れポケット27内に配置されている。この受け入れポケットは、当該受け入れポケット27内に配置された切削プレート11を、固定ネジ26に加えて軸方向のスライドに対して遊びなしで確保する。
図4から、後ろ側の受け段25aに取り付けられた切削プレート11は、半径方向で外周側に、かつ後ろ側の受け段25aとは反対の側にそれぞれ1つの切削エッジ28を有することが分かる。この切削エッジは、切削切除のために後ろ側の作用エッジを形成しながら、切除ユニット8の中央長手軸から等間隔に配置されており、さらにこの実施例では軸方向に互いに面一に配向されている。切削エッジ28は、軸方向に少なくとも外周側24の隆起領域の平面内にある。しかし好ましくは外周側24のこの隆起領域を僅かに越えて突き出ている。これにより切除ユニット8が建築材料の切除を実施するために回転する際に、後ろ側の受け段25aに取り付けられた切削プレート11の全ての切削エッジ28が、後ろ側の作用エッジに沿って時間的に同時に係合する。
図4により切削プレート11が直方体形に構成されている場合、有利には切削プレート11は、それぞれの固定ネジ26を外した後、それぞれ新しい、まだ摩耗していない切削エッジ28を表側に配置された全部で8つの異なる位置に動かすことにより、最終的な摩滅まで比較的長く使用される。
さらに図4にはスクレーパモジュール12が示されている。このスクレーパモジュールはモジュール本体29を有し、このモジュール本体は後ろ側の受け段25aから間隔を置いて切削プレート11の切削エッジ28に対向して配置されている。モジュール本体29はソケット本体22に取り付けられており、軸方向にソケット本体22の全幅にわたって伸長している。モジュール本体29は、半径方向にソケット本体22の外周側24を越えて少なくとも切削エッジ28の平面まで、しかし好ましくはこれを越えて突き出るブラシエレメント30を支持する。このブラシエレメントは比較的に曲げ剛性があり、例えば弾性の金属ワイヤから作製されている。ブラシエレメント30は、図4の実施形態では、軸方向に伸長する複数の列に配置され、かつ周方向に互いにオフセットされて配置されている。したがって周方向にブラシエレメント30を見ると、実質的に閉じた平面が生じる。したがって後ろ側の受け段25aとブラシエレメント30との間には、ソケット本体22の外周側24の窪み領域に受け入れ容積が形成されている。
図4aは、本発明による装置のためのスクレーパモジュール12を有する切削ソケット部材10のさらなる実施形態を示す斜視図であり、この切削ソケット部材は規定どおりの回転方向で、すなわち片側で作用する。図4aの切削ソケット部材10は、図4の実施形態による後ろ側の受け段25aの他に前側の受け段25bを有する。この前側の受け段は、スクレーパモジュール12と後ろ側の受け段25aとの間に配置されている。
前側の受け段25bは、後ろ側の受け段25aのように半径方向に配向されており、軸方向に直線状に伸長して構成されている。したがって外周側24は2つの隆起領域と2つの窪み領域に分割されている。前側の受け段25bには、後ろ側の受け段25aと同じように、図4aの実施形態では複数の直方体形の切削プレート11の正方形の基面がそれぞれ1つの固定ネジ26を介して脱着可能に取り付けられている。有利には前側の受け段25bに取り付けられた各切削プレート11は、前側の受け段25bに周方向に形成された受け入れポケット27内に配置されている。この受け入れポケットは、当該受け入れポケット27内に配置された切削プレート11を、固定ネジ26に加えて軸方向のスライドに対して遊びなしで確保する。
図4aから、前側の受け段25bに取り付けられた切削プレート11は、半径方向で外周側に、かつ前側の受け段25bとは反対の側にそれぞれ1つの切削エッジ28を有することが分かる。この切削エッジは、切削切除のために表側の作用エッジを形成しながら、切除ユニット8の中央長手軸から等間隔で配置されており、さらにこの実施例では軸方向に互いに面一に配向されている。切削エッジ28は、軸方向に少なくとも前側の受け段25bに隣接する外周側24の隆起領域の平面内にある。しかし好ましくは外周側24のこの隆起領域を僅かに突き出ている。これにより切除ユニット8が建築材料の切除を実施するために回転する際に、全ての切削エッジ28が表側の作用エッジに沿って時間的に同時に係合する。
さらに図4aの実施形態における切削ソケット部材10にはスクレーパモジュール12が装備されている。このスクレーパモジュールは、図4の実施形態のスクレーパモジュール12に対応して構成されているので、以下では繰り返しを避けるため再度詳細に説明しない。
図4bは、図4aによる切削ソケット部材10のさらなる実施形態を示す側面図である。図4bの図から、後ろ側の受け段25aに取り付けられた切削プレート11の切削エッジ28は、前側の受け段25bに取り付けられた切削プレート11の切削エッジ28よりも、ソケット本体の内周側23から半径方向に比較的に大きな間隔で配置されていることが分かる。これにより、表側の作用エッジと後ろ側の作用エッジとは半径方向に異なる高さで配置されている。したがって切除ユニット8が規定どおりの回転方向で回転する際に、まず表側の作用エッジに沿って、続いて半径方向に表側の作用エッジを越えて突き出た後ろ側の作用エッジに沿って、建築材料の展延性コンポーネントが工具を傷めずに効率的に2段階で切削切除される。
図5は、本発明の装置のためのスクレーパモジュール12を有する、片側で作用する切削ソケット部材10のさらなる実施形態を示す斜視図である。ここで図4の実施形態と図5の実施形態とで互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、以下で詳細には説明しない。図5の実施形態では、図4の実施形態とは異なり、後ろ側の受け段25aが軸方向に階段状に、1つの切削プレート11から隣接する切削プレート11への移行領域において丸められた移行部によって形成されている。したがって切削プレート11は周方向に好ましくはそれぞれ同じ間隔だけ互いにオフセットして配置されている。これにより切除ユニット8が建築材料の切除を実施するために回転する際に、切削プレート11の切削エッジ28は、切除ユニット8の中央長手軸からのそれらの間隔が同じであるので、作用エッジに沿って建築材料の少なくとも1つの展延性コンポーネントと時間的にずれて係合する。
図6は、本発明による装置のためのスクレーパモジュール12を有する、片側で作用する切削ソケット部材10のさらなる実施形態を示す斜視図である。ここで図4および図5の実施形態と図6の実施形態とで互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、以下で詳細には説明しない。図6の実施形態では、図4および図5の実施形態とは異なり、後ろ側の受け段25aが軸方向にV字状に、1つの切削プレート11から隣接する切削プレート11への移行領域において丸められた移行部によって形成されている。したがって切削プレート11は周方向に好ましくはそれぞれ同じ間隔だけ互いにオフセットして配置されている。ここで切削プレート11の対は、切削エッジ28の面一の対と共に周方向に互いに対向して配置することができる。これにより切除ユニット8が建築材料の切除を実施するために回転する際に、個々のまたは対の切削エッジ28は、切除ユニット8の中央長手軸からそれらの間隔が同じであるので、作用エッジに沿って時間的にずれて係合する。
図7は、本発明による装置のためのスクレーパモジュール12を有する、片側で作用する切削ソケット部材10のさらなる実施形態を斜視図に示す。ここで図4から図6の実施形態と図7の実施形態とで互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、以下で詳細には説明しない。図7の実施形態では、図5の実施形態に対応して後ろ側の受け段25aが階段状に構成されているが、図4から図6の実施形態とは異なり円筒状に構成された切削プレート11により構成されており、この切削プレートは円形の基面を有する。ここで切削プレート11の一部分は、ソケット本体22の外周側24の隆起領域を越えて半径方向に突き出ている。円筒状に構成された切削プレート11を有する図7の実施形態は、ソケット本体22の外周側24の隆起領域を越えて突き出る切削エッジ28の部分が摩耗した後、円筒状の切削プレート11を相応の角度だけ回転し、それぞれの切削エッジ28のまだ摩耗していない部分をソケット本体22の外周側24の隆起領域を越えて突き出るように配置するためには、固定ネジ26を僅かに緩めれば良いことを特徴とする。したがって固定ネジ26を完全にネジ外しすることは、切削プレート11が完全に摩滅するまで摩耗した際に一度必要なだけである。
図8は、規定どおりの回転方向で、すなわち片側で作用する切削ソケット部材10を有する、図1から図3の実施例の切除ユニット8を示す概略的側面図である。この切削ソケット部材は、建築材料32の例えばコンクリートのような脆性コンポーネント31を切除する動作位置では周方向にオフセットして配置された切削プレート11を有する。この建築材料は、鉄筋コンクリートにより形成されており、展延性コンポーネント33として鉄筋エレメントを有する。建築材料32の切除の際に、被駆動軸6はただ1つの回転方向で、すなわち規定どおりの回転方向で回転する。これにより切除ユニット8は図8の図では反時計方向に回転され、一方、切除ユニット8は回転方向に並進的に、すなわち図8の図では直線の矢印により示すように左から右へ走行される。
切除ユニット8が回転する際に、建築材料32と接触しないインパクトディスク9は、遠心力のため半径方向に最大まで外周側に配置されており、被駆動軸6に向いた中央切欠部の領域においてそれぞれのディスク支持軸15に当接している。インパクトディスク9が建築材料32に衝突する際にインパクトディスクは、半径方向に遊びを伴って支承されているので半径方向で内周側に回避する。しかし、その際に建築材料32に伝達される衝撃により脆性コンポーネント31は、切除領域における材料の打撃除去によって切削される。この切削は、脆性コンポーネント31と接触するインパクトディスク9が、自由インパクトディスク9のように半径方向に最大で外周側に配置されるまで行われる。
図8の図で、建築材料32に最も接近しているインパクトディスク9は、その下にある切除領域において、脆性コンポーネント31の切除がそれ以上行われない程までこの脆性コンポーネント31にすでに入り込んでいる。
図9は、切除が行われないさらなる動作位置における切除ユニット8を、図8に対応する概略的側面図に示す。この動作位置では建築材料32に最も接近しているインパクトディスク9が展延性コンポーネント33と接触している。展延性コンポーネント33は、その衝撃強さのためインパクトディスク9の衝撃伝達によって切除されないか、ほとんど切除されず、通常は可塑性に変形するだけである。そのため展延性コンポーネント33と接触するインパクトディスク9は半径方向に最大で内周側に、それぞれのディスク支持軸15に当接するまで回避している。
図10は、建築材料32の脆性コンポーネント31の新たな切除および展延性コンポーネント33の切除の準備が行われる際のさらなる動作位置における切除ユニット8を、図8と図9に対応する概略的側面図に示す。図10の図から、展延性コンポーネント33をインパクトディスク9が通過走行した後、まずスクレーパモジュール12が、続いて切削ソケット部材10の切削プレート11が展延性コンポーネント33と係合することが分かる。図10に示された動作位置では、スクレーパモジュール12のブラシエレメント30が展延性コンポーネント33と接触して図示されており、これにより展延性コンポーネント33からはインパクトディスク9によって脆性コンポーネント31から切除された材料が除去される。
図11は、建築材料32の展延性コンポーネント33を切除する際のさらなる動作位置における切除ユニット8を、図8から図10に対応する概略的側面図に示す。この動作位置では、切削ソケット部材10の切削プレート11が展延性コンポーネント33と係合しており、作用エッジに沿った展延性コンポーネント33への切削エッジ28の作用によって、切除領域にある展延性コンポーネント33の切削材料が切除される。
図12は、さらなる動作位置における切除ユニット8を、図8から図11に対応して概略的側面図に示す。この動作位置は、図8の動作位置に対応して脆性コンポーネント31が新たに除去される際であり、かつ図11の動作位置において処理された切除領域にある建築材料32の展延性コンポーネント33が切除された後の位置である。これにより新たな切除サイクルが、まず建築材料32の脆性コンポーネント31が、続いて展延性コンポーネント33が切除されることにより開始される。
図8から図12に関連する説明から、規定の切除深さを達成し、かつインパクトディスク9と前記または各切削ソケット部材10との非常に効率的な共同作用を達成するために、切削エッジ28により形成される各切削ソケット部材10の作用エッジ(複数)がインパクトディスク9の半径方向の両終端位置の間に配置されていると有利であることが分かる。これによりインパクトディスク9により脆性コンポーネント31が切除された後、展延性コンポーネント33への衝突の際にインパクトディスク9が回避すると共に建築材料32の展延性コンポーネント33が露出され、そして露出された展延性コンポーネント33は引き続き、インパクトディスク9が半径方向で内周側に回避することにより切削ソケット部材10によって除去される。
図13は、部分的に図示した鉄筋コンクリートブロックの形態にある建築材料32の体積部分(Volumen)を行路状に切除した後の、図1から図3の実施例を示す概略的斜視図である。前記鉄筋コンクリートブロックは、複数の鉄筋エレメントの形の展延性コンポーネント33と、コンクリートの形の脆性コンポーネント31を有しており、コンクリートには鉄筋エレメントが3次元に埋め込まれている。図13から、図1から図3の実施例によって案内ローラ4が建築材料32の上に載置され、切除ユニット8が切除行路の端部で180度だけ旋回することにより交互に行路状に往復走行することによって、溝状の凹部を建築材料32に取り込むことができることが分かる。
ここでは、周方向に順次連続する切削ソケット部材10の切削プレート11が切除ユニット8の軸方向にオフセットされており、一度通過走行するだけで切除ユニット8の軸方向に切れ目のない切除領域が生じるようにしておくと有利である。
図14は、本発明の一装置のさらなる実施例を斜視図に示す。ここでは、図1から図3に基づき説明した実施例および図14による実施例において互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、以下では一部は詳細に説明しない。図14による実施例は、図1から図3の2つの実施例から実質的に構成されており、これらの外側プレート1は切除ユニット8の反対側で互いに接続されている。これにより比較的に幅広の切除領域が得られる。切除ユニット8の間にある領域は、例えば図14の実施例を切除ユニット8の軸方向にずらすことにより別個に切除すべきである。これによって有利には比較的に幅広であり、過度に深くない切除行路において建築材料が切除される。
図15は、本発明の一装置のさらなる実施例を斜視図に示す。ここで、図1から図3並びに図14に基づいて説明した実施例および図15による実施例において互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、以下で一部は詳細に説明しない。図15による実施例で切除ユニット8は、1つの内周側軸方向部分34aと2つの外周側軸方向部分34b、34cとを備えるフォーク状の支持構造体を有する。これらの軸方向部分は、周方向に同じ形式で、隣接して配置されたインパクトディスク9のそれぞれ2つの群と、隣接して配置されたインパクトディスク9の2つの群の間に配置された1つの切削ソケット部材10との交互の連続体(Abfolge)によって構成されている。軸方向部分34a,34b,34cは、ウェッジ状に構成された2つの接続プレート35a,35bを介して支持プレート36と接続されており、支持プレートには結合フランジ37を介して駆動モータ7も取り付けられている。
図1から図3の実施例と同じように、駆動モータ7と各軸方向部分34a,34b,34cに対する切除ユニット8との間にはそれぞれ1つの保護カバー13a,13b,13cが配置されている。
図16は、図15による実施例を断面図に示す。図16から、軸方向部分34a,34b,34cのインパクトディスク9の群と切削ソケット部材10は、それぞれ1つの中空チャンバリム38a,38b,38cに取り付けられており、これらの中空チャンバリムは、切除ユニット8と共同作用する被駆動軸6にそれぞれ回動不能に結合されていることが分かる。被駆動軸6は、接続プレート35a,35bに回転可能に支承されており、トランスミッションユニットとしてのトランスミッションホイール並びに駆動ホイール40を介して、駆動モータ7と接続された駆動軸5に連結されている。
図17は、部分的に図示した鉄筋コンクリートブロックの形態にある建築材料32の体積部分を行路状に切除した後の、図15と図16に基づき説明した実施例を概略的斜視図に示す。前記鉄筋コンクリートブロックは、複数の鉄筋エレメントの形の展延性コンポーネント33と、コンクリートの形の脆性コンポーネント31を有しており、コンクリートに鉄筋エレメントが3次元に埋め込まれている。図15と図16の実施例では、窪んだ切除行路が、比較的緩慢に走行すべき往路と比較的急速に走行すべき復路との往復走行により形成され、復路では隣接する軸方向部分34a,34b,34cの間に往路の後にまだ残っている隆起領域を切除するために、切除ユニット8は軸方向にずらされる。これによって有利には、比較的に幅広であり、かつ比較的に深い切除行路において建築材料が比較的迅速に切除される。
図18は、本発明の一装置のさらなる実施例を斜視図に示す。ここで、図1から図3、図14および図15に基づいて説明した実施例並びに図18による実施例において互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、以下で一部は詳細に説明しない。スクレーパモジュール12なしで構成された図18の実施例はただ1つの軸方向部分41を有する。この軸方向部分は、中空チャンバリム38上に周方向に、それぞれ一群のインパクトディスク9と1つの切削ソケット部材10の連続体を支持する。中空チャンバリム38は、被駆動軸6と回動不能に接続されており、2つの接続プレート35a,35bの間に配置されており、接続プレートには被駆動軸6が回転可能に支承されている。被駆動軸6はさらに、駆動モータ7および図18に図示しないトランスミッションユニットを介して回転駆動可能である。ただ1つの軸方向部分41を設けることにより図18の実施例は、とりわけ中空チャンバリム38の直径が大きい場合でも、切除行路上を1回だけ通過走行することにより、切除ユニット8の半径よりもやや小さい深さを達成することができる、ことを特徴とする。
図19は、本発明による装置のための切除ユニット8のさらなる実施形態を斜視図に示す。ここで、図19による切除ユニット8のさらなる実施形態および前に説明した切除ユニット8において、互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、繰り返しを避けるために一部は再度詳細に説明しない。図19の実施形態における切除ユニット8では、図2の切除ユニット8とは異なり、全ての切削ソケット部材10が1つの軸方向部分14aに、そしてインパクトディスク9の全ての群が1つの別の軸方向部分14bに配置されている。これにより効率的な切除が得られる。図19では、軸方向部分14a,14bの軸方向の広がりに対応して切除ユニット8が軸方向に、まずインパクトディスク9が、そして軸方向にずらした後に切削ソケット部材10の切削プレート11が建築材料32と係合するようオフセットされている。
図20は、本発明による装置のための一切除ユニット8のさらなる実施形態を斜視図に示す。ここで、図20による切除ユニット8のさらなる実施形態および前に説明した切除ユニット8において、互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、繰り返しを避けるために一部は再度詳細に説明しない。図20の切除ユニット8の実施形態は、図19の切除ユニット8の実施形態に対して、周方向にインパクトディスク9の群および切削ソケット部材10が、複数の内周側軸方向部分14a1,14a2,14aNにおいて「一種だけ(sortenrein)」である、ことを特徴とする。すなわち、1つの軸方向部分14a1,14a2,14aNにはインパクトディスク9の群だけが存在するか、または切削ソケット部材10だけが存在し、しかし軸方向には交互に配置されている。一方、外周側軸方向部分14bには周方向に交互にインパクトディスク9の群と切削ソケット部材10が配置されている。これにより、軸方向に多段にオフセットされている図19の実施形態に対して、建築材料32の効率的な切除が得られる。
図21は、本発明による装置のための一切除ユニット8のさらなる実施形態を斜視図に示す。ここで、図21による切除ユニット8のさらなる実施形態および前に説明した切除ユニット8において、互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、繰り返しを避けるために一部は再度詳細に説明しない。図21の実施形態の切除ユニット8では、ディスク支持軸15の支持プレート17とは反対側の端部が、被駆動軸6を中心に周方向に回転可能な調節プレート42に傾斜して設置された長手の強制案内切欠部43内に支承されている。強制案内切欠部43の傾斜は、矢印により示された調節プレート42の第1の回転方向を基準にして強制案内切欠部43の後ろ側の端部が調節プレート42の縁部に比較的近く配置されており、一方、この後側の端部に対向する、第1の回転方向を基準にして強制案内切欠部43の前側の端部は調節プレート42の縁部からさらに離れているように設置されている。
さらに図21の図から、この実施形態で支持プレート17に向いた外周側の調節プレート42の側に配置された軸支持部材16には、半径方向に伸長する半径方向オフセット切欠部44が形成されていることが分かる。対応して図21の図の切削ソケット部材10には、図示しない半径方向オフセット切欠部44が設けられている。
図21の図では切除ユニット8が第1の動作位置に存在する。この第1の動作位置では、調節プレート42が第1の回転方向で回転した後、ディスク支持軸15の端部は、調節プレート42の回転方向で後ろ側の、半径方向でさらに外周側にある強制案内切欠部43の端部の領域に配置されている。この第1の動作位置では、切除ユニット8の動作時にインパクトディスク9が、図2の切除ユニット8の実施形態のように、外力の作用なしで切削プレート11の切削エッジ28よりも半径方向に隆起している。
図22は、第2の動作位置にある図21の切除ユニット8のさらなる実施形態を示す斜視図である。この第2の動作位置は、図21の第1の動作位置から出発して、調節プレート42が図22に示した矢印の方向に、すなわち第1の回転方向とは反対の第2の回転方向に回転されていることによって調整される。この回転は、ディスク支持軸15の端部が半径方向でさらに内周側にある強制案内切欠部43の前側の端部の領域に配置されるまで行われる。この第2の動作位置ではインパクトディスク9が、図21の第1の動作位置における配置よりも被駆動軸6に対して半径方向に沈み込んでおり、切除ユニット8の動作時に外部の力の作用がなくても、切削プレート11の切削エッジ28により形成される切削ソケット部材10の作用エッジの半径方向で下方に沈み込んでいる。したがってこの第2の動作位置では建築材料の32の切除時に、切削ソケット部材10の切削プレート11だけが作用する。これより例えば展延性コンポーネント33だけを有する建築材料32の比較的に面積の大きな領域が、インパクトディスク9を傷めずに効率的に切除される。
図23は、本発明の装置のための一切除ユニット8のさらなる実施形態を側面図に示す。ここで、図23による切除ユニット8のさらなる実施形態および前に説明した切除ユニット8において、互いに対応するエレメントには同じ参照符号が付してあり、繰り返しを避けるために一部は再度詳細に説明しない。図23の実施形態における切除ユニット8は、2つの回転方向で作用する、すなわち両側で作用する切削ソケット部材10’を有し、この切削ソケット部材は、周方向で縁部側に配置された第1の切削プレート11aと第2の切削プレート11bの2つの群を有し、切削プレートはそれぞれ1つの切削エッジ28を備える。第1の切削プレート11aと第2の切削プレート11bの各群にはスクレーパモジュール12が前方に配設されている。
両側で作用する各切削ソケット部材10’のソケット本体22は、傾動軸45を介して切除ユニット8の周方向に傾動可能であるが、軸方向には実質的に遊びなしで固定されている。この傾動軸は、ソケット本体22の外周側24に対向する脚部領域においてソケット本体22を横切っている。両側で作用する切削ソケット部材10’の各ソケット本体22には、その外周側24とは反対の傾動軸45の側においてストッパピン46が形成されている。このストッパピンは、半径方向で内周側に向かって被駆動軸6の方向に伸長している。
被駆動軸6の周囲には周方向に回転可能な調節スリーブ47が配置されており、これら調節スリーブは複数のストッパリブ48を有する。ストッパリブ48は、半径方向に星形に被駆動軸6から離れるように伸長している。したがって周方向に隣接するストッパリブ48の対の間にはそれぞれ1つのピン受け入れ空間49が形成されている。各ピン受け入れ空間49は、両側で作用する切削ソケット部材10’のソケット本体22のストッパピン46を受け入れ、かつ該当するストッパピン46よりも周方向に大きく寸法設定されている。
図23の図で調節スリーブ47は、時計方向で前方にあるストッパピン46の壁がそれらに対向するストッパリブ48に当接するまで回転されている。したがって時計方向で後ろ側にある第1の切削プレート11aの切削エッジ28は、時計方向で前側にある第2の切削プレート11bの切削エッジ28よりも半径方向に隆起している。かくて切除ユニット8が反時計方向に回転する際に、第1の切削プレート11aの時計方向で前側にある半径方向に隆起した切削エッジ28が建築材料32と係合し、一方、この回転方向において、時計方向で前側にある第2の切削プレート11bの他方の群の切削エッジ28は係合しない。
図24は、第2の動作位置にある図23の一切除ユニット8のさらなる実施形態を側面図に示す。この第2の動作位置において、図23の第1の動作位置と比較して調節スリーブ47は、時計方向で後ろ側にあるストッパピン46の壁がそれらに対向するストッパリブ48の当接するまで回転されている。そして今度は、時計方向で前側にある第2の切削プレート11bの切削エッジ28が、時計方向で後ろ側にある第1の切削プレート11aの切削エッジ28よりも半径方向に隆起している。かくて切除ユニット8が時計方向に回転する際に、第2の切削プレート11bの時計方向で後ろ側にある半径方向に隆起した切削エッジ28が建築材料32と係合し、一方、この回転方向において時計方向で後ろ側にある第1の切削プレート11aの他方の群の切削エッジ28は係合しない。
したがって図23と図24による本発明の装置のための切除ユニット8の実施形態は、交換作業なしでこの切除ユニットを2つの回転方向で直接駆動することができる、ことを特徴とする。
1 外側プレート
2 内側プレート
3 ローラベアリング台
4 案内ローラ
5 駆動軸
6 被駆動軸
7 駆動モータ
8 切除ユニット
9 インパクトディスク
9a 受け入れ凹部
10,10’ 切削ソケット部材
11,11a,11b 切削プレート
12 スクレーパモジュール
13,13a,13b,13c 保護カバー
14a,14b 軸方向部分
15 ディスク支持軸
15a 端部ディスク
16 軸支持部材
17 支持プレート
18 リンクチェーン
19,20 ピニオン
21 中間リング
22 ソケット本体
23 内周側
24 外周側
25a 後ろ側の受け段
25b 前側の受け段
26 固定ネジ
27 受け入れポケット
28 切削エッジ
29 モジュール本体
30 ブラシエレメント
31 脆性コンポーネント
32 建築材料
33 展延性コンポーネント
34a 内周側軸方向部分
34b,34c 外周側軸方向部分
35a,35b 接続プレート
36 支持プレート
37 結合フランジ
38a,38b,38c 中空チャンバリム
39 トランスミッションホイール
40 駆動ホイール
41 軸方向部分
42 調節プレート
43 強制案内切欠部
44 半径方向オフセット切欠部
45 傾動軸
46 ストッパピン
47 調節スリーブ
48 ストッパリブ
49 ピン受け入れ空間

Claims (19)

  1. 中央長手軸を中心に回転可能な少なくとも1つの切除ユニット(8)によって建築材料(32)を切除するための装置であって、
    該切除ユニットは、建築材料(32)の少なくとも1つの脆性コンポーネント(31)を切除するために少なくとも一群のインパクトディスク(9)を有し、
    前記インパクトディスク(9)は、半径方向に遊びをもってディスク支持軸(15)に取り付けられており、
    前記ディスク支持軸(15)は、前記中央長手軸に対して半径方向に間隔を置いて配置されており、
    前記インパクトディスク(9)に対して周方向および/または軸方向に隣接して少なくとも1つの切削ソケット部材(10,10’)が配置されており、
    該切削ソケット部材は、建築材料(32)の少なくとも1つの展延性コンポーネント(33)を切削切除するための少なくとも1つの切削プレート(11,11a,11b)を有する、ことを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    作用エッジが前記切削ソケット部材(10,10’)の最も外側の箇所に配置されることを特徴とする装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    前記インパクトディスク(9)は、半径方向で外周側に半径方向の終端位置を規定する隆起部と、半径方向で内周側にある窪み部とを有する、ことを特徴とする装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の装置において、
    軸方向に隣接する2つのインパクトディスク(9)の間には中間リング(21)が設けられており、該中間リングは、該当するディスク支持軸(15)の周囲に配置されている、ことを特徴とする装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の装置において、
    各切削ソケット部材(10,10’)は、複数の切削プレート(11,11a,11b)を有する、ことを特徴とする装置。
  6. 請求項5に記載の装置において、
    1つの作用エッジを形成するために、切削プレート(11,11a,11b)の切削エッジ(28)は前記中央長手軸から等間隔に配置されている、ことを特徴とする装置。
  7. 請求項5に記載の装置において、
    少なくとも2つの作用エッジを形成するために、切削プレート(11,11a,11b)の複数の群の切削エッジ(28)が、前記中央長手軸から半径方向に異なる間隔で配置されている、ことを特徴とする装置。
  8. 請求項5から7のいずれか一項に記載の装置において、
    切削プレート(11,11a,11b)は、それぞれの切削ソケット部材(10,10’)に脱着可能に取り付けられている、ことを特徴とする装置。
  9. 請求項5から8のいずれか一項に記載の装置において、
    切削プレート(11,11a,11b)は、軸方向に遊びなしで受け入れポケット(27)内に配置されている、ことを特徴とする装置。
  10. 請求項5から9のいずれか一項に記載の装置において、
    軸方向に隣接する切削プレート(11,11a,11b)は、周方向にオフセットして配置されている、ことを特徴とする装置。
  11. 請求項5から10のいずれか一項に記載の装置において、
    複数の切削ソケット部材(10,10’)が設けられており、全ての切削ソケット部材(10,10’)の切削プレート(11,11a,11b)は、軸方向に切れ目なく切削領域を覆う、ことを特徴とする装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の装置において、
    前記切削ソケット部材(10,10’)には、解離した材料を除去するためのスクレーパモジュール(12)が前方に配設されている、ことを特徴とする装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の装置において、
    周方向にインパクトディスク(9)の複数の群と複数の切削ソケット部材(10,10’)が設けられている、ことを特徴とする装置。
  14. 請求項13に記載の装置において、
    周方向に軸方向部分(14a,14b)には、インパクトディスク(9)の群と切削ソケット部材(10,10’)とが交互に配置されている、ことを特徴とする装置。
  15. 請求項13に記載の装置において、
    周方向に1つの軸方向部分(14a,14a1,14a2,14aN)には、周方向に専らインパクトディスク(9)の群または切削ソケット部材(10,10’)だけが配置されており、外周側の軸方向部分(14b)には周方向にインパクトディスク(9)の群と切削ソケット部材(10,10’)とが交互に配置されている、ことを特徴とする装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の装置において、
    前記または各群のインパクトディスク(9)は、1つの動作位置において半径方向に、前記または各切削ソケット部材(10,10’)だけが建築材料(32)の展延性コンポーネント(33)の切除に対して作用するようにオフセットされている、ことを特徴とする装置。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の装置において、
    前記または各切削ソケット部材(10)は、周方向に片側で作用する切削プレート(11)を有する、ことを特徴とする装置。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載の装置において、
    前記または各切削ソケット部材(10’)は、周方向に両側で作用する第1の切削プレート(11a)と第2の切削プレート(11b)を有する、ことを特徴とする装置。
  19. 請求項18に記載の装置において、
    前記または各切削ソケット部材(10’)は、軸(45)を中心にして周方向に2つの動作位置に傾動可能である、ことを特徴とする装置。
JP2018507495A 2015-08-26 2016-08-09 建築材料の切除装置 Active JP6703096B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015114122.1A DE102015114122B3 (de) 2015-08-26 2015-08-26 Vorrichtung zum Abtragen von Bauwerkstoff
DE102015114122.1 2015-08-26
PCT/EP2016/068941 WO2017032588A1 (de) 2015-08-26 2016-08-09 Vorrichtung zum abtragen von bauwerkstoff

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018528097A JP2018528097A (ja) 2018-09-27
JP2018528097A5 JP2018528097A5 (ja) 2019-05-30
JP6703096B2 true JP6703096B2 (ja) 2020-06-03

Family

ID=56787450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018507495A Active JP6703096B2 (ja) 2015-08-26 2016-08-09 建築材料の切除装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP3341172B1 (ja)
JP (1) JP6703096B2 (ja)
KR (1) KR102460489B1 (ja)
DE (1) DE102015114122B3 (ja)
ES (1) ES2754477T3 (ja)
WO (1) WO2017032588A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202018104503U1 (de) 2018-08-06 2018-09-10 Herrenknecht Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Abtragen von Bauwerkstoff

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1964746A (en) * 1932-06-09 1934-07-03 Francis P Sloan Floor roughing machine
US4188696A (en) * 1978-03-24 1980-02-19 Collins Robert C Abrading tool
JPH07299636A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Kyocera Corp フライス工具用スローアウェイチップ
CH697895B1 (de) * 2001-06-16 2009-03-13 Air Tec Ag Frästrommel zu einer Bodenfräsmaschine.
WO2005091877A2 (en) * 2004-03-04 2005-10-06 Ralph Neri Cutter for scarifier device
KR101276548B1 (ko) * 2005-03-03 2013-06-24 그롭-베르케 게엠베하 운트 코. 카게 적어도 하나의 작동 스핀들을 구비한 공작 기계
US7708038B1 (en) * 2006-11-27 2010-05-04 Stewart John S Substantially helical, stepped blade row cutterhead having removable blade units
KR100886211B1 (ko) * 2007-04-19 2009-03-02 주식회사 그린환경 해머를 이용한 건축 폐기물 분쇄장치
US8807884B2 (en) * 2009-12-18 2014-08-19 Kennametal Inc. Tool holder for multiple differently-shaped cutting inserts

Also Published As

Publication number Publication date
DE102015114122B3 (de) 2016-11-10
EP3341172A1 (de) 2018-07-04
KR20180044308A (ko) 2018-05-02
WO2017032588A1 (de) 2017-03-02
EP3341172B1 (de) 2019-08-28
ES2754477T3 (es) 2020-04-17
KR102460489B1 (ko) 2022-10-31
JP2018528097A (ja) 2018-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2696994C2 (ru) Устройство для обработки стенок цилиндра двигателей внутреннего сгорания
JP6703096B2 (ja) 建築材料の切除装置
US10329909B2 (en) Edge cutting element for rotatable cutting drum
US10323364B2 (en) Asphalt milling cutter arrangements
CA2888792C (en) Rotor shaft for use in an aerating device
US20180328174A1 (en) Rotor for machine
NO311205B1 (no) Raspeblad-navanordning til bruk i en dekkslipemaskin
EP2353751B1 (de) Entbartungssystem zum mechanischen Entfernen eines Schneidbartes an einem stranggegossenen Werkstück
US9481042B2 (en) Ring-shaped tool for processing a work piece
SE512054C2 (sv) Sätt och anordning vid minröjning
KR102066205B1 (ko) 고기손질 테이블을 포함하는 육류 가공 시스템
JP2018528097A5 (ja)
KR20170093561A (ko) 벽돌벽 줄눈파기용 그라인더
KR101531600B1 (ko) 절단장치
KR20160077142A (ko) 원심 투사기
CN112593965B (zh) 一种滚刀可刮土的顶管机
JP6306422B2 (ja) 車両側方に研削体を備えた舗装路面の表面研削装置
TWM577027U (zh) Road cutter with replaceable blade and road cutting device therewith
WO2017092806A1 (en) Spring assembly to position liners in a blast wheel machine
WO1999041457A1 (en) Dual action cutting device
CN108571383A (zh) 用于去除缝隙内碎屑的工具和装置
JPH07136533A (ja) 破砕装置
RU72874U1 (ru) Измельчитель-активатор материалов ударного действия
KR101596882B1 (ko) 발전 터빈 블레이드 조립용 자동 리벳팅 장치
RU2561443C2 (ru) Фрезерный агрегат с кардановым подвесом (варианты)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190419

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6703096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250