JP6702620B2 - 蓋の押さえ具 - Google Patents
蓋の押さえ具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6702620B2 JP6702620B2 JP2015106239A JP2015106239A JP6702620B2 JP 6702620 B2 JP6702620 B2 JP 6702620B2 JP 2015106239 A JP2015106239 A JP 2015106239A JP 2015106239 A JP2015106239 A JP 2015106239A JP 6702620 B2 JP6702620 B2 JP 6702620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- container opening
- retainer
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Table Equipment (AREA)
Description
この所定の調理時間の経過を待つ間、容器内部の温度低下を防止するために蓋の裏面を容器開口縁部に当接させて前記開放した容器開口を閉じるようにするが、この蓋はシート状又はフィルム状のものであることが多く、容器開口縁部からめくれ上がったりずれたりしがちであり、このため前記開放した容器開口が閉じられた状態が保持されにくい。この前記開放した容器開口がしっかりと閉じられていないことは容器内部の温度低下を招き、喫食時の食品が冷めたり、食品形成物から食品への変化(例えば、膨潤)が十分に行われないことから食品の食味が悪くなる問題があった。この前記開放した容器開口がしっかりと閉じられるように種々の提案がなされてきた(例えば、特許文献1参照)。
そこで、本発明では、食品形成物が湯に浸かり調理時間が経過後に食品に添加すべき添加物を添加時に十分加熱した状態にできる蓋の押さえ具を提供することを目的とする。
該容器は、容器本体と、容器本体に取り付けられる蓋と、を含んでなる。容器本体は、容器本体の内部と外部とを連通させる開口である容器開口を有する。蓋は、容器開口の縁部である容器開口縁部に蓋の裏面が取り付けられ、該裏面が容器開口縁部に取り付けられることで蓋の表面が平面に略沿った状態となる。そして、該容器は、食品形成物と添加物とを該容器の内部に収容している。この食品形成物は、湯に浸けて調理時間(例えば、3分、5分等)が経過することで喫食可能な食品となるものであり、該食品としては、ラーメン、うどん、そば、やきそば、そうめん等のような麺類、パスタ類、リゾットや雑炊等のご飯類等を例示できる。この添加物は、食品形成物が湯に浸かり調理時間が経過後に食品に添加するものであり、例えば、食品の食味を向上するために添加される油脂、醤油、スープ(濃縮物を含む)、香味油、香辛料等を挙げることができる。
かかる容器においては、容器開口縁部に取り付けられた蓋の裏面の一部又は全部を容器開口縁部から取り外すことで容器開口を開放し、該開放した容器開口を経て添加物を容器の外部に取り出す。そして、該開放した容器開口を経て容器本体の内部に所定量及び所定温度の湯を注入する(これにより食品形成物が湯に浸かる。)。その後、容器開口縁部から取り外された蓋を元の位置に戻し(容器開口縁部に蓋の裏面が当接する)、調理時間の経過を待つ。調理時間の経過後、容器開口縁部から蓋を取り外し、添加物を容器本体内部の食品に添加し、添加物が添加された食品を喫食することができる。かかる容器は、いわゆるカップインスタント食品(カップ麺、カップご飯)等と呼ばれ、現在多用されているものである。本押さえ具は、容器本体の内部に湯を注入した後に、容器開口縁部に蓋の裏面が当接するように元の位置に戻された蓋を、調理時間の間、容器開口縁部に蓋の裏面がしっかり当接するように蓋を押さえるために用いるものである。
当接面は、平面である基準平面に略存する面であり、本押さえ具を容器に装着した際に蓋の表面に当接することで(本押さえ具を容器に装着した際には、容器開口縁部に裏面が当接した蓋の表面が沿っている平面と基準平面とが略一致する。)、容器開口縁部が連続する方向に関し少なくとも一部の容器開口縁部とともに蓋を挟持する(容器開口縁部が閉じた曲線(一部が線分であるものを含む)に沿っているものであれば、当接面は、該曲線の少なくとも一部において容器開口縁部とともに蓋を挟持するように蓋の表面に当接する。)。
収容空間は、本押さえ具を容器に装着した際、添加物を収容するものであり、容器本体の内部に裏面が面する蓋の表面の部分に面する。なお、「容器本体の内部に裏面が面する蓋の表面の部分」とは、蓋の表面を平面に沿わせた場合、蓋の裏面のうち容器本体の内部に面する部分を通過する、該平面に対して垂直な直線が通過する蓋の表面の部分をいい、かかる部分は、容器本体の内部に注がれた湯の熱気が伝わりやすい蓋の表面部分である。
このような本押さえ具によれば、容器本体の内部に湯を注入した後に、容器開口縁部に蓋の裏面が当接するように元の位置に蓋を戻し、収容空間に添加物が収容されるようにして本押さえ具を容器に装着することで、当接面が容器開口縁部とともに蓋を挟持することで蓋の裏面と容器開口縁部とがしっかり当接し容器内部の温度低下を減少させると共に、収容空間に収容された添加物は、容器本体の内部に注がれた湯の熱気が蓋を伝わることで加熱され、食品形成物が湯に浸かり調理時間が経過後に食品に添加されるべき添加物を添加時までに十分加熱することができる。
こうすることで当接面が、容器開口縁部が連続する方向に関し全部の容器開口縁部(例えば、容器開口縁部が閉じた曲線(一部が線分であるものを含む)に沿っているものであれば、該曲線に沿った全ての容器開口縁部である)とともに蓋を挟持するように蓋の表面に当接するので、容器開口縁部が連続する方向に関して全ての位置の容器開口縁部が蓋の裏面としっかり当接(該曲線に沿った全部の位置にて当接する)するので容器内部の温度低下を一層減少させることができる。
こうすることで収容空間が、収容空間を規定する前記押さえ具の内面と、蓋の表面と、により形成される閉じた空間となるので、容器本体の内部に注がれた湯の熱気が蓋を通して伝わることで、蓋表面から収容空間に進入した熱が収容空間から散逸することを減少させ(収容空間は閉じた空間である)、収容空間に存する添加物を効果的に加熱することができる。
こうすることで、当接面に取り囲まれた凹部として収容空間が形成されるので、収容空間を取り囲むように当接面が蓋の表面に当接し、収容空間を確実かつ容易に閉じた空間とすることができ、蓋表面から収容空間に進入した熱が収容空間から散逸することを確実に減少させ、収容空間に存する添加物を一層効果的に加熱することができる。
容器に本押さえ具を装着し調理時間が経過する間は、基準平面が水平になるようにされることが多く、当接面が蓋の表面に当接することで本押さえ具を容器が支える状態においては、本押さえ具の重心位置から基準平面に下ろした垂線の足が、当接面に含まれるか又は当接面に取り囲まれるようにすることで本押さえ具を容器が安定して支えることができ、本押さえ具の使用を安全かつ安定ならしめる。
容器は容器開口縁部が円形状に形成されることが多い。かかる容器開口縁部が連続する方向に関して全部の容器開口縁部が蓋の裏面としっかり当接するように当接面が蓋の表面に当接すると共に、本押さえ具の重心位置から基準平面に下ろした垂線の足が当接面に含まれるか又は当接面に取り囲まれるようにするには、本押さえ具が、基準平面に対して垂直な直線を軸とする回転体を略なすように形成すれば本押さえ具を容易に構成できる。
こうすることで、当接面が蓋の表面に当接し本押さえ具が容器に装着されている状態から、蓋よりも外方に突出する突出部に指をかけて本押さえ具を引き上げることで本押さえ具を容器から容易に取り外すことができ便利である。
ここに「蓋よりも外方に突出する突出部」とは、基準平面に蓋を正投影した投影像である蓋投影像に、基準平面に突出部を正投影した投影像である突出部投影像が含まれないことをいう(蓋投影像の外縁よりも外側に突出部投影像が存する。)。
こうすることで、当接面が蓋の表面に当接し本押さえ具が容器に装着されている状態において、容器に対して本押さえ具が側方(基準平面に平行な方向)へ不意に変位することをスカート部が容器に当接することで制限し、容器に対して本押さえ具がずれることを防止又は減少させることができる。
こうすることで、本押さえ具を容器に装着する際、当接面を蓋の表面に向けて移動させることで(蓋の表面に対して、スカート部の端縁(通常は下縁)から当接面が近づくように本押さえ具を移動させる。)、スカート部の内面と容器とが干渉(例えば、当接、摺動)して当接面が蓋の表面に対して適した位置に案内される。これにより当接面が蓋の表面に適した位置で当接することができ、蓋の裏面と容器開口縁部とをしっかり当接させ容器内部の温度低下をうまく減少させることができる。
こうすることで、テーブルや机等の上面(通常、水平面である)に、本押さえ具を逆状態(当接面よりもスカート部の前記端縁が上方に存する状態であり、本押さえ具を容器に装着する状態の逆の状態である。)で安定して載置でき、本押さえ具はその全縁に沿ってスカート部が設けられているので、逆状態において本押さえ具は有底無蓋の容器状をなす。このため本押さえ具は逆状態において、食品を喫食する際に取り皿として用いることができ、便利である(本押さえ具は、調理時間が経過する間は容器の蓋の押さえ具として機能し、調理時間が経過後は容器内部の食品を喫食する際の取り皿として用いることができる。)。
本押さえ具11は、ここでは図示しないカップ麺容器に注がれる熱湯による加熱に十分耐えうるような耐熱性の合成樹脂材料により一体的に形成されると共に、仮想上の直線Dを軸とする回転体形状を有している。
内部空間21は、球台形状を略なす球台空間25と、球台空間25に連なるように形成された円柱空間23と、を含んでなる。
球台空間25の形状をなす球台は球の中心を含まないものであり、該球台の一対の底面のうち一底面(上底面)は半径r3であり、該一対の底面のうち他底面(下底面)は半径r2である(r0>r2>r3)。この該一対の底面のうち半径の大きな他底面(下底面、半径r2)が他底面15に含まれるように球台空間25は形成されている(球台空間25は直線Dに沿って一底面13方向側が窄まっている。)。このように球台空間25は、半径r2の円をなす他底面と、他底面と略平行な半径r3の円をなす一底面と、側面(球帯)たる側面26と、により取り囲まれた球台形状を略なすと共に、半径r2の他底面がなす円の中心と半径r3の一底面がなす円の中心とを直線Dが通過している。
円柱空間23は、直線Dを軸とする半径r4(r4<r3)の直円柱形状を有しており、該直円柱の一底面が、球台空間25を規定する半径r3の一底面に含まれている。このようにして球台空間25と円柱空間23とが一体となって内部空間21を形成しており、内部空間21の球台空間25は他底面15側から一底面13方向側に向かって先細りとなり、円柱空間23への入り口23bを取り囲むように当接面27(直線Dに対して垂直な平面に略沿っている)が形成されているので、後述の如く、本押さえ具11はカップ麺容器101の蓋105にうまくかぶせると共に蓋105の上面外縁に沿って当接面27がうまく当接できる。
図5は、本押さえ具11を適用するカップ麺容器101を示す平面図であり、図6は図5のE−E断面図である。図5及び図6を参照して、カップ麺容器101について説明する。
カップ麺容器101は、有底無蓋の容器本体103と、容器本体103の上面開口104を閉じるシート状の蓋105と、を有してなり、蓋105は裏面105bの外縁が容器本体103の上縁部103cに沿って連続的に接着されることで容器本体103の内部空間103fを密閉している。容器本体103の内部空間103fには、熱湯を注ぐことでラーメンとして食すことができる乾燥麺201と、熱湯を注ぎ所定時間が経過し食す直前に内部空間103fに注入すべきスープが封入されたスープ封入袋203(スープ封入袋203は乾燥麺201の上面に載置されている。)と、が収容されている。
第1ステップでは、まず、容器本体103の上面開口104を閉じる蓋105を容器本体103の上縁部103cの一部から剥離し、上面開口104の一部を開放する。
次いで、図7のように、開放した上面開口104からスープ封入袋203を取り出す。
そして、所定量(乾燥麺201が十分に浸る程度)の熱湯301を容器本体103の内部空間103fに注ぐ。
第2ステップでは、まず、第1ステップにて容器本体103の上縁部103cの一部から剥離した蓋105の裏面105bが上縁部103cに面するように戻す。
次いで、蓋105の表面105a(上面)の中央部分にスープ封入袋203を載置する。
そして、本押さえ具11を蓋105の表面105a(上面)に載置する。この状態を図8及び図9に示しており、かかる状態のまま、熱湯による調理に必要な所定時間(例えば、5分間)が経過するまで待つ。なお、図9においては、図示及び理解を容易にするため、蓋105の表面105a(上面)と当接面27との間に隙間を設けて図示しているが、実際には蓋105の表面105a(上面)と当接面27とは密接している。また、図9においては、図示及び理解を容易にするため、蓋105の表面105a(上面)とスープ封入袋203の外面との間が離れているように図示しているが、実際は、スープ封入袋203は蓋105の表面105a(上面)に載置された状態となっている(スープ封入袋203の外面は蓋105の表面105a(上面)に接している。)。
この本押さえ具11を蓋105の表面105a(上面)に載置する際、球台空間25の側面26が一底面13方向側に向かって先細りとなっているので、蓋105に対する本押さえ具11の位置決めがなされ、蓋105の上面外縁に沿って当接面27がうまく当接する。これによって蓋105の裏面105b(下面)が容器本体103の上縁部103cに沿って連続して当接するので、蓋105の裏面105b(下面)と容器本体103上縁部103cとの間から蒸気が逃げにくく、前記所定時間の経過における容器本体103の内部空間103fの温度低下を減少させることができる(保温性向上)。また、蓋105の表面105a(上面)に載置されたスープ封入袋203は、円柱空間23に収容されることで、容器本体103の内部空間103fに存する熱湯(不図示)から蓋105を伝わって円柱空間23に進入した熱により効果的に加熱され(蓋105を伝わった熱気が円柱空間23に閉じ込められることで散逸することを減少させ、円柱空間23が効果的に温度上昇する。)、スープ封入袋203に封入されたスープを加熱し取り扱いを容易にすることができる(例えば、スープに油脂を含む場合、該油脂が固化しているとスープ封入袋203からうまく取り出せないことがあるが、スープを加熱して該油脂を液化させることでスープ封入袋203から絞り出す等が容易になりうまく取り出すことができる。)。加えて、スープ封入袋203に封入されたスープが予め加熱されることで、該スープを注入する際、容器本体103に収容されている内容物(ここでは熱湯による調理済みラーメン)の温度低下を減少させ、該内容物の食味を向上させることができる。そして、本押さえ具11の下方外縁部19が容器本体103の外面103aから外方に張り出しているので(張り出し分G)、この下方外縁部19に指をかけやすく、本押さえ具11をカップ麺容器101から容易に取り外すことができる。
第1ステップにおいて、熱湯301を容器本体103の内部空間103fに注いだ後、熱湯による調理に必要な所定時間(例えば、5分間)が経過したら(その間、本押さえ具11が蓋105の表面105a(上面)に当接すると共にスープ封入袋203は円柱空間23中にて加熱される。)、本押さえ具11の下方外縁部19に指をかけて、本押さえ具11をカップ麺容器101から上方に向けて持ち上げて取り外す。そして、カップ麺容器101から取り外した本押さえ具11は、一底面13がテーブル上面401に当接するようにテーブル上面401に載置される(即ち、本押さえ具11は蓋105の上面に当接している状態とは反転した状態でテーブル上面401に載置される。)。その後、蓋105を容器本体103の上縁部103cから上方に剥離し、容器本体103の上面開口104を開放する。そして、開放された上面開口104から、スープ封入袋203に封入されたスープを容器本体103の内部空間103fに注入する(必要に応じ撹拌する。)。そして、開放された上面開口104から、容器本体103に収容されている内容物221(ここでは熱湯による調理済みラーメン)を矢印Jのように取り出し、テーブル上面401に載置された本押さえ具11の内部空間21に収容する。この内容物221を本押さえ具11の内部空間21に収容した状態を図10に示している。このように内部空間21に一度収容した内容物221を口に運んで食すことができ、このように本押さえ具11は取り皿としても用いることができる。
本押さえ具11においては、収容空間(円柱空間23)が、収容空間(円柱空間23)を規定する前記押さえ具11の内面と、蓋105の表面105aと、により形成される閉じた空間である。
本押さえ具11においては、収容空間(円柱空間23)が、基準平面Pに対して窪んだ当接面27に取り囲まれた凹部として形成されるものである(図2において収容空間(円柱空間23)が当接面27に取り囲まれている)。
本押さえ具11においては、前記押さえ具11の重心位置G(図4参照)から基準平面Pに下ろした垂線の足Jが、当接面27に含まれるか又は当接面27に取り囲まれるものである(ここでは当接面27に取り囲まれている)。
本押さえ具11は、基準平面Pに対して垂直な直線Dを軸とする回転体を略なすものである。
本押さえ具11においては、突出部が、当接面27の外縁から垂下するように設けられたスカート部28である。
本押さえ具11においては、スカート部28の内面(ここでは側面26)がスカート部28の端縁(ここでは下方外縁部19)から当接面27に向かうにつれて窄まるものである。
本押さえ具11においては、スカート部28が前記押さえ具11の全縁に沿って設けられ、当接面27よりもスカート部28の前記端縁(下方外縁部19)が上方に存する状態である逆状態(図10の状態)において、水平面(ここではテーブル上面401が水平面である)に安定して載置可能なものである(図10)。
13 一底面(上底面)
15 他底面(下底面)
17 側面
19 下方外縁部
21 内部空間
23 円柱空間
23b 入り口
25 球台空間
26 側面
27 当接面
28 スカート部
101 カップ麺容器
103 容器本体
103a 外面
103c 上縁部
103f 内部空間
104 上面開口
105 蓋
105a 表面
105b 裏面
201 乾燥麺
203 スープ封入袋
221 内容物
301 熱湯
401 テーブル上面
Claims (6)
- 容器開口を有する容器本体と、表面が平面に沿って容器開口の縁部である容器開口縁部に裏面が取り付けられるシート状又はフィルム状の蓋と、を含んでなると共に、湯に浸けて調理時間が経過することで喫食可能な食品となる食品形成物と、食品形成物が湯に浸かり調理時間が経過後に食品に添加する添加物と、を内部に収容した容器に用いる、該蓋とは別体の蓋の押さえ具であって、
該蓋の押さえ具が該蓋に載置されることで容器本体に係合することなく、容器開口縁部が連続する方向に関して全部の容器開口縁部とともに該蓋を挟持するように該蓋の表面に当接しうる、基準平面に存する当接面と、
容器本体の内部に裏面が面する該蓋の表面の部分に面し、添加物を収容する収容空間と、
該蓋よりも外方に突出し、当接面の外縁から垂下するように設けられたスカート部と、を備えてなり、
収容空間が、収容空間を規定する該押さえ具の内面と、該蓋の表面と、により形成され、基準平面に対して窪んだ当接面に取り囲まれた閉じた空間である凹部として形成され、
スカート部の内面がスカート部の端縁から当接面に向かうにつれて窄まるものである、蓋の押さえ具。 - スカート部が前記押さえ具の全縁に沿って設けられるものである、請求項1に記載の蓋の押さえ具。
- 当接面よりもスカート部の前記端縁が上方に存する状態である逆状態において、水平面に安定して載置可能なものである、請求項2に記載の蓋の押さえ具。
- 基準平面に対して垂直な直線を軸とする回転体を略なすものである、請求項1乃至3のいずれか1に記載の蓋の押さえ具。
- 請求項1乃至4のいずれか1に記載の前記蓋の押さえ具と、前記容器と、を含む、セット。
- 請求項1乃至4のいずれか1に記載の前記蓋の押さえ具を用いた、前記容器に収容された食品形成物の調理方法であって、
容器開口縁部に取り付けられた蓋の裏面の一部又は全部を容器開口縁部から取り外すことで容器開口を開放する開放ステップと、
該開放した容器開口を経て添加物を容器の外部に取り出す取り出しステップと、
該開放した容器開口を経て、食品形成物が湯に浸かるように容器本体の内部に湯を注入する注湯ステップと、
容器開口縁部から取り外された蓋の裏面が容器開口縁部の全部に面するよう蓋を配置する蓋配置ステップと、
取り出しステップにて取り出された添加物を、蓋配置ステップにて配置された蓋の表面に載置する載置ステップと、
当接面が容器開口縁部が連続する方向に関して全部の容器開口縁部とともに蓋を挟持するように蓋の表面に当接すると共に、蓋の表面に載置された添加物が収容空間に収容されるように前記蓋の押さえ具を前記容器に配置する押さえ具配置ステップと、
前記蓋の押さえ具を前記容器から取り外す押さえ具取り外しステップと、
蓋の裏面の一部又は全部を容器開口縁部から取り外すことで容器開口を再び開放する再開放ステップと、
該開放した容器開口を経て添加物を前記容器内部に添加する添加ステップと、を含んでなる、調理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106239A JP6702620B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 蓋の押さえ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106239A JP6702620B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 蓋の押さえ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016214777A JP2016214777A (ja) | 2016-12-22 |
JP6702620B2 true JP6702620B2 (ja) | 2020-06-03 |
Family
ID=57579622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015106239A Active JP6702620B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 蓋の押さえ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6702620B2 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628964U (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-20 | ||
JPS6235960U (ja) * | 1985-08-20 | 1987-03-03 | ||
JPS62134866U (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-25 | ||
JPS63101088U (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-30 | ||
JPS6427065U (ja) * | 1987-08-05 | 1989-02-16 | ||
JPH0738168Y2 (ja) * | 1991-05-16 | 1995-08-30 | ダイニチ株式会社 | 食器用蓋 |
JP3021335U (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | 株式会社インターナショナル.ケミカル | 電子レンジ調理用食器蓋及び食器蓋セット |
JP2000069924A (ja) * | 1998-08-27 | 2000-03-07 | Maabin Boeki Kk | カップ麺容器用蓋押え具 |
JP3059734U (ja) * | 1998-12-09 | 1999-07-13 | 柴田ハリオ硝子株式会社 | 広告文字等が施された皿 |
JP3102075U (ja) * | 2003-12-04 | 2004-07-02 | 共栄産業株式会社 | カップ麺の蓋押え兼箸置き |
JP2005318832A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Showa Sangyo Co Ltd | 生麺又は半生麺、該麺を収容可能な湯戻し用容器、並びに、前記麺の製造方法 |
JP6566710B2 (ja) * | 2015-05-07 | 2019-08-28 | 明星食品株式会社 | ホットスポット付蓋材 |
-
2015
- 2015-05-26 JP JP2015106239A patent/JP6702620B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016214777A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5582854A (en) | Cooking with the use of microwave | |
US20090184025A1 (en) | Microwaveable nested trays | |
US20160316969A1 (en) | Multi-cavity cooking device | |
JP6702620B2 (ja) | 蓋の押さえ具 | |
US2780181A (en) | Device for preparing ravioli | |
US9119499B2 (en) | Universal ramen cooking container | |
US20120285337A1 (en) | Taco frying apparatus that presses and shapes multiple tortillas into a "V" shape form that can be dipped into a standard home deep fryer. | |
US20150118370A1 (en) | Microwave macaroni cooking bowl | |
JP5711034B2 (ja) | 調理装置 | |
KR200439220Y1 (ko) | 불판 열을 이용한 가온 용기 | |
JP6284695B2 (ja) | 電磁波応用装置による食材の加熱方法および電磁波応用装置による加熱が行われる食材が入れられてなる容器 | |
KR20160004610A (ko) | 조리용 뒤집개가 구비된 부침용기 덮개 | |
JP2008054943A (ja) | 電子レンジ用調理容器 | |
KR101590710B1 (ko) | 컵라면 용기 고정장치 | |
JP5658915B2 (ja) | 電子レンジによる調理方法及び電子レンジ調理用調味液セット | |
JP7286182B2 (ja) | 乾燥食品および乾燥食品製造方法 | |
KR20110066316A (ko) | 마늘 전용구이기 | |
KR20210036111A (ko) | 즉석식품용 이중커버 | |
JPS6049771A (ja) | 貝殻付き貝類の包装体 | |
JP5943901B2 (ja) | 電子レンジ用容器及び調理具材付電子レンジ用容器 | |
JP6570974B2 (ja) | 電子レンジ調理用包装容器詰めスクランブルエッグの素及びスクランブルエッグの製造方法 | |
KR200214862Y1 (ko) | 음식물 조리중 뒤집개를 지지 보관할 수 있는 구조의프라이팬 | |
JPH11341954A (ja) | 真空調理の方法 | |
JP3076105U (ja) | 携帯式鍋物ランチボックス | |
TWM604592U (zh) | 防燙筷架泡麵器結構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200326 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200501 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6702620 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |