JP6702125B2 - リモコン装置、カラオケシステム及びリモコン用プログラム - Google Patents

リモコン装置、カラオケシステム及びリモコン用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、楽曲を演奏するカラオケ装置に対して選曲を行うリモコン装置、並びに、カラオケ装置とリモコン装置を含んで構成されるカラオケシステム、そして、情報処理装置で実行可能なリモコン用プログラムに関する。
現在、カラオケボックスやスナック等のナイト店で利用されるカラオケ装置は、選曲等、ユーザーの手元で操作する手段としてリモコン装置が使用されることが一般的である。カラオケ装置とリモコン装置は、無線環境下でお互いに対応付けられることで、カラオケボックスのように複数のカラオケ装置が利用される環境下においても適切に利用することが可能である。ところで、カラオケ装置で利用される楽曲は、日々、更新されることが一般的であって、楽曲の更新に伴い、リモコン装置において選曲のために利用される楽曲リストも併せて更新しなければならない。
特許文献1には、このような楽曲リストの更新を必要とするカラオケリモコン装置において、起動時に記憶手段に記憶されているテーブルをメモリに展開するのに必要な時間を短縮するために、ソート方式をソートコストに合わせて変更することが記載されている。
特開2014−48818号公報
特許文献1に記載のカラオケリモコン装置は、起動ごとにソート方式を変えることで時間を短縮することが可能であるが、起動時毎にソート処理を必要とするため、起動に必要な時間はソート処理を含んだ時間となる。本発明はカラオケシステム中、選曲等の操作に使用されるリモコン装置について、楽曲リストをメモリに展開するのに必要な時間を短縮することを目的とする。
そのため、本発明に係るリモコン装置は以下の構成を採用するものである。制御部と、メモリと、記憶部と、通信部とを備えるリモコン装置であって、前記記憶部は、楽曲関連情報を複数含んだ楽曲リストを構成するためのデータテーブルと、展開済の楽曲リストと、を記憶し、前記制御部は、対応付け処理と、更新確認処理と、簡易展開処理と、更新展開処理と、検索処理とを実行可能とし、前記対応付け処理では、前記リモコン装置でカラオケ装置を操作可能とするように前記カラオケ装置と対応付けし、前記更新確認処理では、前記通信部を介して前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とを比較し、前記更新確認処理において、更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とが一致する場合には前記簡易展開処理を実行し、異なる場合には前記更新展開処理を実行し、前記簡易展開処理では、前記記憶部に記憶されている展開済の楽曲リストを前記メモリに複製し、前記更新展開処理では、前記記憶部に記憶されているデータテーブルに、前記カラオケ装置から受信した更新データを適用したデータテーブルを、楽曲リストに変換して前記メモリに記憶させ、前記検索処理は、前記メモリに記憶されている楽曲リストに基づいて、楽曲関連情報の検索を行うことを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置において、前記更新確認処理では、前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報が異なる場合、前記更新展開処理と受信展開処理のどちらか一方を選択し、受信展開処理では、前記カラオケ装置で展開された楽曲リストを、前記通信部を介して受信して、前記メモリに記憶させることを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置において、前記更新確認処理は、前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報が異なる場合、前記更新展開処理と受信展開処理のどちらか一方を選択し、前記受信展開処理は、他のリモコン装置で展開された楽曲リストを、前記通信部を介して受信して、前記メモリに記憶させることを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置において、前記更新確認処理における前記更新展開処理と受信展開処理の選択は、更新データの個数、更新データのデータ量、前記通信部における通信速度、前記カラオケ装置との対応付けを解除してからの経過時間の少なくとも1つを使用して実行されることを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置において、前記検索処理は、前記対応付け処理で対応付けられたカラオケ装置の機種に応じて、検索対象とする楽曲関連情報を変更することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケシステムは、カラオケ装置、及び、前記カラオケ装置と通信可能なリモコン装置を備えたカラオケシステムであって、前記リモコン装置は、制御部と、メモリと、記憶部と、通信部とを備え、前記記憶部は、楽曲関連情報を複数含んだ楽曲リストを構成するためのデータテーブルと、過去に前記メモリに展開された楽曲リストと、を記憶し、前記制御部は、対応付け処理と、更新確認処理と、簡易展開処理と、更新展開処理と、検索処理とを実行可能とし、前記対応付け処理では、前記リモコン装置でカラオケ装置を操作可能とするように前記カラオケ装置と対応付けし、前記更新確認処理では、前記通信部を介して前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とを比較し、前記更新確認処理において、更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とが一致する場合には前記簡易展開処理を実行し、異なる場合には前記更新展開処理を実行し、前記簡易展開処理では、前記記憶部に記憶されている展開済の楽曲リストを前記メモリに複製し、前記更新展開処理では、前記記憶部に記憶されているデータテーブルに、前記カラオケ装置から受信した更新データを適用したデータテーブルを、楽曲リストに変換して前記メモリに記憶させ、前記検索処理は、前記メモリに記憶されている楽曲リストに基づいて、楽曲関連情報の検索を行うことを特徴とする。
また本発明に係るリモコン用プログラムは、情報処理装置において実行可能なリモコン用プログラムであって、前記情報処理装置は、メモリと、記憶部と、通信部とを備え、前記記憶部は、楽曲関連情報を複数含んだ楽曲リストを構成するためのデータテーブルと、過去に前記メモリに展開された楽曲リストと、を記憶し、対応付け処理と、更新確認処理と、簡易展開処理と、更新展開処理と、検索処理とを実行可能とし、前記対応付け処理では、前記情報処理装置でカラオケ装置を操作可能とするように前記カラオケ装置と対応付けし、前記更新確認処理では、前記通信部を介して前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とを比較し、前記更新確認処理において、更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とが一致する場合には前記簡易展開処理を実行し、異なる場合には前記更新展開処理を実行し、前記簡易展開処理では、前記記憶部に記憶されている展開済の楽曲リストを前記メモリに複製し、前記更新展開処理では、前記記憶部に記憶されているデータテーブルに、前記カラオケ装置から受信した更新データを適用したデータテーブルを、楽曲リストに変換して前記メモリに記憶させ、前記検索処理は、前記メモリに記憶されている楽曲リストに基づいて、楽曲関連情報の検索を行うことを特徴とする。
本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、データテーブルに対する更新が無い場合には、記憶部に記憶されている展開済みの楽曲リストをメモリに複製するという簡易な展開でよく、データテーブルから楽曲リストへの変換を不要とし、リモコン装置における楽曲リストをメモリに展開するのに必要な時間を短縮することが可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、データテーブルに対する更新がある場合には、更新展開処理と、カラオケ装置で展開された楽曲リストを受信する受信展開処理のどちらか一方を選択的に実行することで、リモコン装置における楽曲リストをメモリに展開するのに必要な時間を短縮することが可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、データテーブルに対する更新がある場合には、更新展開処理と、他のリモコン装置で展開された楽曲リストを受信する受信展開処理のどちらか一方を選択的に実行することで、リモコン装置における楽曲リストをメモリに展開するのに必要な時間を短縮することが可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、更新データの個数、更新データのデータ量、通信部における通信速度、カラオケ装置との対応付けを解除してからの経過時間の少なくとも1つを使用して更新展開処理と受信展開処理の選択を行うことで、更新展開処理、受信展開処理のどちらが短時間で完了するかを適切に判断することが可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、対応付け処理で対応付けられたカラオケ装置の機種に応じて、検索対象とする楽曲関連情報を変更することで、リモコン装置側で機種の依存性に配慮した検索処理を行うことが可能となる。リモコン装置は対応付け処理において、多機種のカラオケ装置と対応付けられることが考えられるが、異なるカラオケ装置と対応付けられた場合であっても、機種に適合した検索処理を行うことが可能となる。また、リモコン装置に対する更新データの配信、簡易展開処理、更新展開処理等についても、機種に依存して行う必要が無いため、更新データの配信、簡易展開処理、更新展開処理等の共通化を図ることが可能となり、リモコン装置の設計、運用の簡素化を図ることが可能となる。
本実施形態のカラオケシステムを示す図 本実施形態の起動処理を示すフロー図 本実施形態の更新処理を示すフロー図 楽曲リストの形成(データテーブルからの展開)を説明するための図 通常展開処理、簡易展開処理を説明するための図 更新展開処理、受信展開処理を説明するための図 他の実施形態(第3の実施形態)の通常展開処理を説明するための図
図1は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニター41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等を行う映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニター41以外に、タッチパネルモニター33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニター33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニター33は、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニター11などと同様、入力部として機能する。ユーザーは、タッチパネルモニター33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのRAM27を含んだ制御部を備えて構成されている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をRAM27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞表示処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞表示処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニター41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。
一方、リモコン装置1は、ユーザーからの指示に基づいて楽曲を検索する検索処理と、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバー装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザーから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニター11を備えている。タッチパネルモニター11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース(データテーブル・楽曲リスト)、各種プログラム等を記憶する不揮発性の記憶部としてのNAND型記憶部14a(本発明における「記憶部」に相当)、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するRAM14b(本発明における「メモリ」に相当)、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニター11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニター11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。CPU15は、操作処理部18から送られるユーザーの入力内容に従い、NAND型記憶部14aから各種プログラムを読み出し、後述する起動処理、更新処理、及び、検索処理を実行する。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニター11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニター11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
図2は、本実施形態の起動処理を示すフロー図である。起動処理は、リモコン装置1の電源が投入されて、楽曲を検索する検索処理、カラオケ装置2に対して楽曲を指定する選曲処理を行うことができる状態にするための処理の一部である。この起動処理は、できるだけ迅速に行うことが好ましいが、数十万曲の楽曲のデータテーブルを処理する必要があるため、その処理に時間がかかることになる。本実施形態では、この起動処理をできるだけ短時間で完了させることを目的としている。
リモコン装置1の電源が投入される、あるいは、ユーザーによるリセット指示が入力されると、起動処理が開始される。リモコン装置1では、カラオケ装置2における楽曲更新に適合したデータテーブルを有する必要がある。ここで、データテーブルとは、複数の楽曲の情報を含んで構成される。一例としてデータテーブルはテキストファイルである。本実施形態のデータテーブルは、楽曲を識別するための楽曲ID、同じ楽曲についてアレンジの違いを示すアレンジ種別、楽曲名、楽曲名の読み、歌手ID、歌い出し、楽曲情報とオリジナルの楽曲との差を示す原曲キー、楽曲の種別を示す区分等を含んで構成されている。例えば、検索処理において、曲名の読みが指定された場合、データテーブルを元に形成された楽曲リストに含まれる楽曲名の読みを参照して、候補となる楽曲に関する情報がタッチパネルモニター11に表示される。ユーザーは希望する楽曲を指定することで、カラオケ装置2に対し、指定された楽曲の楽曲IDが送信される。
データテーブルは、不揮発性、すなわち、リモコン装置1の電源を切った状態でも記憶内容が保持される記憶部としてのNAND型記憶部14aに記憶されている。データテーブルには、バージョン(本発明における識別情報)が規定されており、起動処理では、まず、NAND型記憶部14aに記憶しているデータテーブルのバージョンが取得される(S101)。そして、リモコン装置1は、カラオケ装置2と通信を行い、データテーブルの最新バージョンを問い合わせ、取得する。次にデータテーブルの現在のバージョンと取得した最新のバージョンとを比較し、更新が必要か否かが判定される。最新のバージョンが現在のバージョンと一致していれば更新の必要がない判断され(S103:No)、最新のバージョンが現在のバージョンと異なれば更新が必要と判定される(S103:Yes)。
データテーブルの更新が必要ないと判定された場合(S103:No)、リモコン装置1は、NAND型記憶部14aに楽曲リストが保存されているか否かを判定する(S104)。この楽曲リストは、データテーブルに基づいて形成される情報であって、データテーブルが、図4(a)に示すように、テキスト形式等、ユーザーが内容を確認することのできる情報であるのに対し、楽曲リストは、リモコン装置1のCPU15で扱い易いバイナリー形式の情報となっている。楽曲リストは、データテーブルに対して展開処理を施すことで形成される。
図4は、本実施形態の展開処理を説明するための図である。図4(a)に示されるようにデータテーブルは、カラオケ装置2に格納している楽曲情報毎に各種項目を含んだ楽曲関連情報で構成されている。展開処理では、リモコン装置1における検索処理の速度向上を実現するため、まず、記憶しているデータテーブルに対して、ソート処理を行う。ソート処理は、例えば、利用頻度の高い項目(この場合は、楽曲名の読み)を使用して、楽曲関連情報の順序を変更する処理である。データテーブル中、楽曲関連情報は、数十万件以上存在するため、このようにソート処理を行うだけでも検索処理における速度向上に寄与することが可能である。
図4(b)は、ソート処理が行われた後のデータテーブルである。データテーブルは、楽曲名の読みが昇順にソートされていることが分かる。展開処理では、ソートされたデータテーブルを、CPU15で処理し易いバイナリー化することで、楽曲リストを形成する。データテーブルのままでも検索処理を行うことは可能ではあるが、検索処理の速度向上を図るためには、このようにバイナリー化しておくことが好ましい。
起動処理中、NAND型記憶部14aに楽曲リストが保存されていない場合(S104:No)には、通常展開処理が実行される。通常展開処理では、まず、データテーブルから楽曲リストを形成する(S105)。従来、形成された楽曲リストは破棄することが通常であったが、本実施形態では、後で説明する簡易展開処理のため、形成した楽曲リストをNAND型記憶部14aに保存する(S106)。そして、S105で形成した楽曲リストをRAM14bに保存(S107)して、起動処理を終了する。RAM14bに保存された楽曲リストは、楽曲を検索する検索処理において使用されることになる。
一方、NAND型記憶部14aに楽曲リストが保存されている場合(S104:Yes)、保存されている楽曲リストを使用する簡易展開処理が実行される。この簡易展開処理では、NAND型記憶部14aに保存されている楽曲リストをRAM14bに複製する(S107)ことで処理が完了する。このように本実施形態では、通常展開処理でNAND型記憶部14aに保存しておいた楽曲リストを使用することで、楽曲リストをRAM14bに展開するのに必要な時間の短縮化が図られている。
図5(a)は通常展開処理を説明する図であって、図5(b)は簡易展開処理を説明するための図である。図5(a)に示す通常展開処理では、丸1に示す、データテーブル51から楽曲リスト53を形成し、NAND型記憶部14aに記憶する処理(S105・S106)、丸2に示す、形成した楽曲リスト53をRAM14bに複製する処理(S107)を必要としているのに対して、図5(b)に示す簡易展開処理では、丸1に示す、NAND型記憶部14aに保存してある楽曲リストをRAM14bに複製する処理(S107)で済むため、楽曲リストをRAM14bに展開するのに必要な時間の短縮化が図られることが分かる。
図2の起動処理に戻り、データテーブルの更新が必要であると判断された場合(S103:Yes)には、更新処理(S200)が実行される。図3は、本実施形態の更新処理を示すフロー図である。本実施形態では、先に説明したようにカラオケ装置2のタッチパネルモニター33を使用して楽曲を選曲することが可能となっている。そのため、カラオケ装置2においても、リモコン装置1と同様の展開処理が実行される。カラオケ装置2の場合、データテーブルは記憶部としてのハードディスク32に記憶されており、データテーブルから楽曲リストを形成し、RAM27に複製することで、カラオケ装置2における検索処理を行うことが可能となっている。
通常、カラオケボックス等では、カラオケ装置2は常時、起動状態となっており、リモコン装置1を起動する前には、起動状態であることが多い。そのため、データテーブルが更新された場合、カラオケ装置2にでは展開処理が完了していることが考えられる。本実施形態の更新処理(S200)では、このような事情に着目し、カラオケ装置2において、最新の楽曲リストが形成されている場合には、それを利用して楽曲リストをRAM14bに展開するのに必要な時間の短縮化を図ることとしている。
更新処理(S200)では、リモコン装置1は、対応付けされているカラオケ装置2に対して、更新済の楽曲リストがRAM27、あるいは、ハードディスク32に保存されているかを問い合わせる(S201)。カラオケ装置2でデータテーブルから形成した楽曲リストは、リモコン装置1の場合と同様、ハードディスク32に保存しておくことが好ましい。カラオケ装置2の起動時に、ハードディスク32に保存されている楽曲リストをRAM27に複製することで、カラオケ装置2の楽曲リストをRAM14bに展開するのに必要な時間の短縮を図ることが可能である。
更新済の楽曲リストが、カラオケ装置2に無い場合(S202:No)には、リモコン装置1は、更新展開処理を実行する。更新展開処理は、カラオケ装置2が保存している楽曲リストに対する差分データを受信して、NAND型記憶部14aに保存しているデータテーブルを更新した上で、RAM14bに楽曲リストを展開する処理である。まず、リモコン装置1は、カラオケ装置2から差分データを取得(受信)する(S205)。なお、リモコン装置1が休止ししている期間中に複数回のアップデートが行われていることがある。その場合、差分データは複数、存在することになる。そして、データテーブルに対して差分データによる更新が行われる。データテーブルにおける更新は、新しい楽曲関連情報の追加、既存の楽曲関連情報に対する修正、削除等である。データテーブルの更新が完了すると、更新されたデータテーブルから楽曲リストが形成される(S207)。楽曲リストの形成は、図4で説明した処理と同様である。
形成された楽曲リストは、簡易展開処理で利用するため、NAND型記憶部14aに保存(S208)され、更新処理(S200)が完了する。形成された楽曲リストは、起動処理においてRAM14bに複製され(S107)、検索処理に使用される。
一方、カラオケ装置2のRAM27、あるいは、ハードディスク32に、更新済の楽曲リストが保存されている場合(S202:Yes)には、先に説明したリモコン装置1において、データテーブルを更新して展開を行う更新展開処理と、これから説明する受信展開処理のどちらか一方が選択される。本実施形態では、処理の完了時間が短い(速い)方を推定し、選択することとしている。この推定には、カラオケ装置2とリモコン装置1と間の通信速度、差分データのデータ量、差分データの個数、更新済の楽曲リストのデータ量の何れか1つが使用される。通信速度は、所定値を使用することも可能であるが、過去所定時間の通信速度の平均を使用する、あるいは、通信速度を計測することで判定することが可能である。
更新展開処理に必要な時間は、差分データの総データ量を通信速度で除算して求めることが可能である。一方、受信展開処理に必要な時間は、更新済の楽曲リストのデータ量を通信速度で除算して求めることが可能である(S203)。推定された更新展開処理に必要な第1の時間と、受信展開処理に必要な第2の時間とを比較して、第1の時間が短い場合(S204:Yes)には、更新展開処理が選択され、第2の時間が短い場合(S204:No)には受信展開処理が選択される。推定には、通信に必要な時間のみならず、リモコン装置1の処理に必要な時間を含めて行うこととしてもよい。また、推定には、リモコン装置1とカラオケ装置2との対応付けが解除されてからの経過時間、または、リモコン装置1が電源OFFにされてからの経過時間を使用することも可能である。前回の更新からの経過時間を利用することになり、経過時間の増加によって、更新回数、すなわち、更新データのデータ量を推定することが可能である。
更新展開処理、受信展開処理の速度推定(S203)を行った後、更新展開処理の方が速いと判断された場合(S204:Yes)には、S205〜S208に示す更新展開処理が実行される。一方、受信展開処理の方が速いと判断された場合(S204:No)には、リモコン装置1は、カラオケ装置2で更新されて展開済の楽曲リストを受信する(S209)。そして、後の簡易展開処理で利用するため、受信した楽曲リストをNAND型記憶部14aに保存(S208)し、更新処理(S200)が完了する。受信した楽曲リストは、起動処理においてRAM14bに複製され(S107)、検索処理に使用される。受信展開処理(S209)では、楽曲リストが更新されるが、差分データを受信していないため、データテーブルの更新は完了していな。そのため、起動処理や検索処理など、他の処理の実行を妨げないタイミングにおいて差分データの受信(S205)および、差分データによるデータテーブルの更新(S206)が実行されることが望ましい。これにより、次回更新処理における差分データの個数を減らすことができる。
図6は、更新展開処理、受信展開処理を説明するための図であって、図6(a)は、更新展開処理を示す図であり、図6(b)は受信展開処理を示す図である。図6(a)に示す更新展開処理では、リモコン装置1は、カラオケ装置2に記憶されている差分データ52を受信(丸1の処理)する。次に、NAND型記憶部14aに記憶しているデータテーブル51と受信した差分データ52で、データテーブル51の更新を行った(丸2の処理)上で、バイナリー化して、RAM14bに記憶させる(丸3の処理)展開を実行することで処理が完了する。
一方、図6(b)に示す受信展開処理では、カラオケ装置2は、RAM27に記憶している更新、及び、展開済の楽曲リスト53を読み出してリモコン装置1に送信する。リモコン装置1は、受信した楽曲リスト53をRAM14bに記憶することで処理が完了する。更新展開処理では、比較的データ量が少ない差分データ52の受信で済むため通信時間は短い。しかし、リモコン装置1側において展開を行う必要があり、処理に掛かる時間は長い。一方、受信展開処理では、比較的データ量は大きな楽曲リスト53を受信するため、通信時間は長い。しかし、リモコン装置1では、受信した楽曲リスト53を複製するだけでよいため、処理にかかる時間は短い。本実施形態では、カラオケ装置2とリモコン装置1間の通信事情、リモコン装置1での処理事情を考慮し、速いと推定される更新展開処理、あるいは、受信展開処理の一方が選択される。
リモコン装置1のRAM14bに展開された楽曲リストは、ユーザーが楽曲を検索する検索処理に使用される。ここで、本実施形態のリモコン装置1は、多機種のカラオケ装置2に対応することが可能となっている。カラオケ装置2に対応付けられたリモコン装置1は、カラオケ装置2の機種に応じて、楽曲リスト中、検索対象とする楽曲関連情報を変更する。これはカラオケ装置2において、取り扱う楽曲情報が異なることを理由としている。例えば、リモコン装置1において、利用可能な楽曲関連情報を掲載したリストを機種毎に記憶しておくことで、検索対象とする楽曲関連情報を変更することが可能となる。このリストは、リモコン装置1がカラオケ装置2に対応付けられた際、カラオケ装置2から受信することとしてもよい。このように、本実施形態のリモコン装置1は、カラオケ装置2の異なる機種間で共通のデータテーブル(楽曲リスト)を使用することが可能であって、対応付けられるカラオケ装置2が異なる機種であっても、共通の起動処理、更新処理で対応することが可能となっている。
本発明の一実施形態について説明したが、その他の実施形態についても以下に説明する。以下、前述の実施形態と説明が重複する処理についてはその説明を省略する。
(第2の実施形態)
前述した実施形態において、起動処理はリモコン装置1の電源が投入される、あるいは、リモコン装置1に対し、ユーザーによるリセット指示が入力されると開始された。しかし、第2の実施形態では、起動処理はユーザーによる手動更新を受け付けた時点、定時更新の時点、または、カラオケ装置2との対応付け完了時点、などのリモコン装置1が起動中の任意のタイミングにおいて実行されてもよい。更新が必要か否かの判断(S103)において更新が必要と判断された場合(S103:Yes)、更新処理(S200)を実行し、楽曲リストをRAM14bに複製する(S107)。一方、更新が必要ないと判断された場合(S103:No)、RAM14bに記憶されている楽曲リストは最新の楽曲リストである。そのため、楽曲リストをRAM14bに複製する(S107)の処理を実行しなくてもよい。
(第3の実施形態)
本実施形態において、通常展開処理は、図5(a)に示すようにNAND型記憶部14aにおいて、丸1に示すデータテーブル51から楽曲リスト53を形成する処理(S105・S106)を実行し、丸2に示す、形成した楽曲リストをRAM14bに複製する処理(S107)を実行した。しかし、第3の実施形態では、丸1に示すデータテーブル51から楽曲リスト53を形成する処理(S105)は、NAND型記憶部14aに記憶されているデータテーブル51から、メモリ14b上に直接行うこととしてもよい。
図7は、第3の実施形態に関する通常展開処理を説明するための模式図である。この第3の実施形態では、NAND型記憶部14aに記憶されているデータテーブル51を読み出しつつ、所定のソート処理とバイナリー化処理とが実行され、RAM14b上に楽曲リスト53が形成される(丸1の処理)。したがって、楽曲リスト53がRAM14b上に形成された時点では、簡易展開処理で必要となる楽曲リストは、NAND型記憶部14aには保存されていない。そのため、RAM14bに楽曲リスト53が形成された後、RAM14bに記憶されている楽曲リストをNAND型記憶部14aに複製する処理が実行される(丸2)。本発明では、RAM14b、及び、NAND型記憶部14aの両方に楽曲リスト53を保持しておく必要があるが、前述した実施形態のように、NAND型記憶部14a上に楽曲リスト53を形成した上で、RAM14bに複製する、あるいは、この第3の実施形態のようにRAM14b上に楽曲リスト53を形成した上で、NAND型記憶部14aに複製する、というどちらの方式を採用してもよい。なお、第3の実施形態の方が、RAM14bに楽曲リスト53を形成するまでの処理量が、前述の実施形態よりも少なくなることが予想されるため、第3の実施形態の方が、楽曲リストをRAM14bに展開し、楽曲リストを使用可能とするのに必要な時間を短縮する点において有利である。
(第4の実施形態)
本実施形態において、受信展開処理はリモコン装置1とカラオケ装置2との間で実施された。しかし、第4の実施形態では、処理を実行するリモコン装置1と、リモコン装置1と対応付けられたカラオケ装置2に対応付けられた他のリモコン装置との間で実行されてもよい。その場合、他のリモコン装置、または、カラオケ装置2に他のリモコン装置に更新済の楽曲リストがあるか否かが問い合わせられる(S201)。更新済の楽曲リストが記憶されている場合(S202:Yes)、更新展開処理、または、受信展開処理の完了時間が短い(速い)方を推定し、選択する。リモコン装置1と他のリモコン装置との間の通信速度、差分データのデータ量、差分データの個数、更新済の楽曲リストのデータ量の何れか1つが使用される。通信速度は、所定値を使用することも可能であるが、過去所定時間の通信速度の平均を使用する、あるいは、通信速度を計測することで判定することが可能である。更新展開処理、受信展開処理の速度推定(S203)を行った後、更新展開処理の方が速いと判断された場合(S204:Yes)には、S205〜S208に示す更新展開処理が実行される。一方、受信展開処理の方が速いと判断された場合(S204:No)には、リモコン装置1は、他のリモコン装置で更新されて展開済の楽曲リストを受信する(S209)。そして、後の簡易展開処理で利用するため、受信した楽曲リストをNAND型記憶部14aに保存(S208)し、更新処理(S200)が完了する。第4の実施形態の説明では、リモコン装置1と他のリモコン装置との間の更新展開処理、および、受信展開処理の完了時間の比較を行った。しかし、リモコン装置1とカラオケ装置2との間の更新展開処理、受信展開処理の完了時間とも比較を行い、完了時間が短い(速い)処理を選択してもよい。これにより、最短期間でデータテーブルの更新および楽曲リストの形成が可能になる。
以上、本発明の実施形態のカラオケシステムについて説明したが、近年、ユーザーが所持するスマートホン等の情報処理装置をカラオケ装置2のリモコン装置として使用することも可能となっている。情報処理装置において、本発明に係るリモコン装置1と同様の処理を実現するリモコン用プログラムについても本発明の範疇に属する。
1:リモコン装置 25:音響制御部
2:カラオケ装置 27:RAM
5:サーバー装置 28:ビデオRAM
11:タッチパネルモニター 29:映像再生部
11a:表示部 30:CPU
11b:タッチパネル 31:映像制御部
12:ビデオRAM 32:ハードディスク
13:映像制御部 33:タッチパネルモニター
14a:NAND型記憶部 34:タッチパネル
14b:RAM 35:表示部
15:CPU 41:モニター
16:無線LAN通信部 42:スピーカー
17:操作部 43a、43b:マイクロホン
18:操作処理部 51:データテーブル
21:操作部 52:差分データ
22:操作処理部 53:楽曲リスト
24:LAN通信部 130:アクセスポイント

Claims (7)

  1. 制御部と、メモリと、記憶部と、通信部とを備えるリモコン装置であって、
    前記記憶部は、楽曲関連情報を複数含んだ楽曲リストを構成するためのデータテーブルと、展開済の楽曲リストと、を記憶し、
    前記制御部は、対応付け処理と、更新確認処理と、簡易展開処理と、更新展開処理と、検索処理とを実行可能とし、
    前記対応付け処理では、前記リモコン装置でカラオケ装置を操作可能とするように前記カラオケ装置と対応付けし、
    前記更新確認処理では、前記通信部を介して前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とを比較し、
    前記更新確認処理において、更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とが一致する場合には前記簡易展開処理を実行し、異なる場合には前記更新展開処理を実行し、
    前記簡易展開処理では、前記記憶部に記憶されている展開済の楽曲リストを前記メモリに複製し、
    前記更新展開処理では、前記記憶部に記憶されているデータテーブルに、前記カラオケ装置から受信した更新データを適用したデータテーブルを、楽曲リストに変換して前記メモリに記憶させ、
    前記検索処理は、前記メモリに記憶されている楽曲リストに基づいて、楽曲関連情報の検索を行うことを特徴とする
    リモコン装置。
  2. 前記更新確認処理では、前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報が異なる場合、前記更新展開処理と受信展開処理のどちらか一方を選択し、
    受信展開処理では、前記カラオケ装置で展開された楽曲リストを、前記通信部を介して受信して、前記メモリに記憶させることを特徴とする
    請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記更新確認処理は、前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報が異なる場合、前記更新展開処理と受信展開処理のどちらか一方を選択し、
    前記受信展開処理は、他のリモコン装置で展開された楽曲リストを、前記通信部を介して受信して、前記メモリに記憶させることを特徴とする
    請求項1に記載のリモコン装置。
  4. 前記更新確認処理における前記更新展開処理と受信展開処理の選択は、更新データの個数、更新データのデータ量、前記通信部における通信速度、前記カラオケ装置との対応付けを解除してからの経過時間の少なくとも1つを使用して実行されることを特徴とする
    請求項2または請求項3に記載のリモコン装置。
  5. 前記検索処理は、前記対応付け処理で対応付けられた前記カラオケ装置の機種に応じて、検索対象とする楽曲関連情報を変更することを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載のリモコン装置。
  6. カラオケ装置、及び、前記カラオケ装置と通信可能なリモコン装置を備えたカラオケシステムであって、
    前記リモコン装置は、制御部と、メモリと、記憶部と、通信部とを備え、
    前記記憶部は、楽曲関連情報を複数含んだ楽曲リストを構成するためのデータテーブルと、過去に前記メモリに展開された楽曲リストと、を記憶し、
    前記制御部は、対応付け処理と、更新確認処理と、簡易展開処理と、更新展開処理と、検索処理とを実行可能とし、
    前記対応付け処理では、前記リモコン装置でカラオケ装置を操作可能とするように前記カラオケ装置と対応付けし、
    前記更新確認処理では、前記通信部を介して前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とを比較し、
    前記更新確認処理において、更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とが一致する場合には前記簡易展開処理を実行し、異なる場合には前記更新展開処理を実行し、
    前記簡易展開処理では、前記記憶部に記憶されている展開済の楽曲リストを前記メモリに複製し、
    前記更新展開処理では、前記記憶部に記憶されているデータテーブルに、前記カラオケ装置から受信した更新データを適用したデータテーブルを、楽曲リストに変換して前記メモリに記憶させ、
    前記検索処理は、前記メモリに記憶されている楽曲リストに基づいて、楽曲関連情報の検索を行うことを特徴とする
    カラオケシステム。
  7. 情報処理装置において実行可能なリモコン用プログラムであって、
    前記情報処理装置は、メモリと、記憶部と、通信部とを備え、
    前記記憶部は、楽曲関連情報を複数含んだ楽曲リストを構成するためのデータテーブルと、過去に前記メモリに展開された楽曲リストと、を記憶し、
    対応付け処理と、更新確認処理と、簡易展開処理と、更新展開処理と、検索処理とを実行可能とし、
    前記対応付け処理では、前記情報処理装置でカラオケ装置を操作可能とするように前記カラオケ装置と対応付けし、
    前記更新確認処理では、前記通信部を介して前記カラオケ装置から受信した更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とを比較し、
    前記更新確認処理において、更新データの識別情報と、データテーブルの識別情報とが一致する場合には前記簡易展開処理を実行し、異なる場合には前記更新展開処理を実行し、
    前記簡易展開処理では、前記記憶部に記憶されている展開済の楽曲リストを前記メモリに複製し、
    前記更新展開処理では、前記記憶部に記憶されているデータテーブルに、前記カラオケ装置から受信した更新データを適用したデータテーブルを、楽曲リストに変換して前記メモリに記憶させ、
    前記検索処理は、前記メモリに記憶されている楽曲リストに基づいて、楽曲関連情報の検索を行うことを特徴とする
    リモコン用プログラム。
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