JP6701564B2 - 電動車両の誤発進抑制装置 - Google Patents
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Description
このような電動車両としては、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1には、運転者の着座状態を検出する手段(着座センサスイッチ)が備えられ、運転者の着座状態に基づき電動ブレーキを作動させることで、運転者が着座していない状態で車両の誤発進を防止することが提案されている。
図3、図4に示すように、電動車いす等からなる電動車両(以下「車両」という)1は、車体フレーム2を備える。
車体フレーム2には、前部に配置された左右一対の前輪3・3と、後部に配置された左右一対の後輪4・4とが備えられる。前輪3・3の直径は、後輪4・4の直径よりも小さく設定される。また、前輪3・3の左右方向の間隔は、後輪4・4の左右方向の間隔よりも小さく設定される。
後輪5は、車両駆動用の電動モータ6に連結される。電動モータ6は、電磁ブレーキ(図示せず)付きの構造であり、軸方向が車両1の左右方向に向かって配置され、車体フレーム2に保持される。
後輪5と電動モータ6との間には、電動モータ6からの出力を断続するクラッチ(図示せず)を動作するように操作される左右一対のクラッチレバー7・7が設置される。クラッチレバー7は、車両1の前後へ揺動可能に取り付けられ、車両前方へ操作されると、車両1を手押しで動かせるようにし、車両後方へ操作されると、車両1を電動モータ6で走行可能にさせる。
車体フレーム2には、後輪5・5の付近で左右一対の補助輪8・8が取り付けられる。
車体フレーム2には、後方部位で左右一対のバック支持棒12・12で支持されたバックサポート13が設置される。バックサポート13の前面には、運転者の保護のためのシートベルト14が取り付けられる。また、バックサポート13の背面の上部位には、手押しハンドル15が設置される。
左右の肘置き部17・17の一方(例えば、右側の肘置き部17)には、操作レバー(ジョイスティック)18を備えた操作ボックス19が設置される。操作レバー18は、車両進行方向及び電動モータ6の出力を調整するものであり、また、操作されていない状態では中立の位置となり、自動的に電磁ブレーキをかけ、車両1を停止させる。
操作ボックス19には、操作レバー18の他に、電源スイッチ、速度切替スイッチ、バッテリ残量表示部などが備えられる。
車体フレーム2には、シート9の下方でバッテリ21が設置されるとともに、電源プラグ22が設置される。バッテリ21は、電動モータ6に電力を供給するものである。電源プラグ22は、バッテリ21に充電をするために用いられる。
車体フレーム2には、前輪3と後輪4との間で、左右一対の横部持上げ取手23・23が取り付けられる。また、車体フレーム2には、背面側で、後部持上げ取手24が取り付けられる。
また、車体フレーム2には、背面側で、アクチュエータ25が設置される。アクチュエータ25は、例えば、バックサポート13の角度を変更するものである。
車両1の左側において、バック支持棒12・肘置き支持棒16には、第1のロック解除ボタン26・第2のロック解除ボタン27が設けられる。
誤発進抑制装置28は、車速検出手段(センサ)29と、肘置き状態検出手段(センサ)30と、制御ユニット(コンピュータ装置)31とを備える。
車速検出手段29は、車両1の速度としての車速を検出する。
肘置き状態検出手段30は、運転者の肘が肘置き部17に置かれている状態、つまり、運転者の肘が肘置き部17に所定の荷重で作用している状態を検出する。また、肘置き状態検出手段30は、運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状態、つまり、運転者の肘が肘置き部17に所定の荷重で作用していない状態を検出可能にさせる。
制御ユニット31は、車速検出手段29と肘置き状態検出手段30とに接続し、例えば、操作ボックス19内に備えられる。
また、制御ユニット31は、車速検出手段29により検出された車速が予め設定された所定値を超えているときには、肘置き状態検出手段30によって運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状態を一定時間検出したとしても、操作レバー18の繰作を有効状態にする。上記の所定値は、車両1が停止しているかどうかを示す値に設定される。
即ち、この実施例では、運転者の車両1の発進意思を、運転者の肘が肘置き部17に置かれているか否かに基づいて判断している。
このため、制御ユニット31には、車速判定部32と、肘置き判定部33と、タイマ34と、操作状態切替部35とが備えられる。
車速判定部32は、車速検出手段29により検出された車速が予め設定された所定値以下であるか否かを判断する。
肘置き判定部33は、肘置き状態検出手段30によって運転者の肘が肘置き部17に置かれている状態又は置かれていない状態を判断する。
タイマ34は、運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状態の一定時間を計測する。
操作状態切替部35は、操作レバー18の操作を無効状態又は有効状態に切り替える。
制御ユニット31は、操作レバー18を無効状態又は有効状態にする信号を出力して電動モータ6の駆動を制御する。
図1に示すように、誤発進抑制装置28において、プログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、車速判定部32により、車速が所定値以下か否かを判断する(ステップA02)。
このステップA02がYESで、車速が所定値以下の場合には、肘置き判定部33及びタイマ34により、運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状態を一定時間検出したか否かを判断する(ステップA03)。
このステップA03がYESで、運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状態を一定時間検出した場合には、操作状態切替部35により、操作レバー18の操作を無効状態とする(ステップA04)。そして、誤発進抑制装置28が操作レバー18の操作を無効状態にする信号を電動モータ6に送ることにより、操作レバー18の操作があっても、電動モータ6が駆動しない。
一方、前記ステップA02がNOで、車速が所定値を超えている場合、また、前記ステップA03がNOで、運転者の肘が肘置き部17に置かれている状態の場合には、操作状態切替部35により、操作レバー18の操作を有効状態とする(ステップA05)。そして、誤発進抑制装置28が操作レバー18の操作を有効状態にする信号を電動モータ6に送る。
これにより、電動モータ6は、操作レバー18の操作に基づいて駆動する(ステップA06)。
前記ステップA04の処理後、あるいは、前記ステップA06の処理後は、このプログラムをリターンする(ステップA07)。
これにより、運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状況で操作レバー18を誤って操作した場合に、車両1の誤発進を防止することができる。
また、制御ユニット31は、車速検出手段29により検出された車速が予め設定された所定値を超えているときには、肘置き状態検出手段30によって運転者の肘が肘置き部17に置かれていない状態を一定時間検出したとしても、操作レバー18の繰作を有効状態にする。
これにより、車両1の走行中に肘置き部17から運転者の肘を離した場合は、車両1の走行を続けることができるため、運転者に煩わしさを感じさせないようにすることができる。
2 車体フレーム
3 前輪
4 後輪
6 電動モータ
9 シート
17 肘置き部
18 操作レバー
19 操作ボックス
21 バッテリ
25 アクチュエータ
28 誤発進抑制装置
29 車速検出手段
30 肘置き状態検出手段
31 制御ユニット
32 車速判定部
33 肘置き判定部
34 タイマ
35 操作状態切替部
Claims (1)
- 車両駆動用の電動モータと、運転者の肘を支える肘置き部と、前記肘置き部に設置されて車両進行方向及び前記電動モータの出力を調整する操作レバーとを備えた電動車両の誤発進抑制装置であって、
車速を検出する車速検出手段と、
運転者の肘が前記肘置き部に置かれている状態を検出する肘置き状態検出手段と、
前記車速検出手段により検出された車速が予め設定された所定値以下で、前記肘置き状態検出手段によって運転者の肘が前記肘置き部に置かれていない状態を一定時間検出したときに、前記操作レバーの操作を無効状態にし、前記車速検出手段により検出された車速が予め設定された前記所定値を超えているときには、前記肘置き状態検出手段によって運転者の肘が前記肘置き部に置かれていない状態を一定時間検出したとしても、前記操作レバーの操作を有効状態に維持する制御を実行可能な制御ユニットと、
を備えたことを特徴とする電動車両の誤発進抑制装置。
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JP2016067463A JP6701564B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 電動車両の誤発進抑制装置 |
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JP2016067463A JP6701564B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 電動車両の誤発進抑制装置 |
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