JP6699550B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
通信を利用して複数の装置間で処理を行う技術が開発されている。非接触通信を利用して複数の装置間で決済処理を行う技術としては、例えば下記の特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2009−187476号公報
通信を利用して複数の装置間で処理を行う場合には、例えば一方の装置の通信可能範囲内に他方の装置が存在しなくなることなどによって、処理中に通信が途絶することが起こりうる。また、通信が途絶した場合には、通信により行われていた処理が未完了となる。
ここで、例えば、特許文献1に記載の技術が用いられる場合には、一方の装置のユーザが、当該一方の装置を用いて他方の装置に対するかざす操作を行い、再度非接触通信を行わせることによって、複数の装置間において未完了の処理を行うことが可能である。しかしながら、上記のように複数の装置間において未完了の処理を再度行わせるためにユーザの操作が必要となる場合には、ユーザの利便性を損ねる恐れがある。
本開示では、ユーザの利便性の向上を図ることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、上記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を上記通信対象の装置から取得し、上記第1の通信、または、上記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、上記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う処理部を備え、上記処理部は、上記第1の通信により上記通信を介した処理を行う場合において、上記第1の通信による上記通信を介した処理の実行中に上記第1の通信が途絶え、実行されていた上記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された上記装置に関する情報を用いて上記第2の通信を開始させ、上記第2の通信により、上記通信対象の装置との間で未完了となった上記通信を介した処理を行う、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、上記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を上記通信対象の装置から取得し、上記第1の通信、または、上記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、上記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行うステップを有し、上記処理を行うステップでは、上記第1の通信により上記通信を介した処理を行う場合において、上記第1の通信による上記通信を介した処理の実行中に上記第1の通信が途絶え、実行されていた上記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された上記装置に関する情報を用いて上記第2の通信を開始させ、上記第2の通信により、上記通信対象の装置との間で未完了となった上記通信を介した処理が行われる、情報処理装置により実行される情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、上記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を上記通信対象の装置から取得し、上記第1の通信、または、上記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、上記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行うステップをコンピュータに実行させ、上記処理を行うステップでは、上記第1の通信により上記通信を介した処理を行う場合において、上記第1の通信による上記通信を介した処理の実行中に上記第1の通信が途絶え、実行されていた上記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された上記装置に関する情報を用いて上記第2の通信を開始させ、上記第2の通信により、上記通信対象の装置との間で未完了となった上記通信を介した処理が行われる、プログラムが提供される。
本開示によれば、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握されうる他の効果が奏されてもよい。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムにおける処理の第1の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムにおける処理の第2の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムにおける処理の第3の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムにおける処理の第4の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムにおける処理の第5の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムにおける処理の第6の例を示す説明図である。 本実施形態に係る処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る処理装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理端末の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図11に示すICチップとアンテナとの構成の一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理方法
2.第1の実施形態に係る情報処理システム
3、本実施形態に係る情報処理装置
4.本実施形態に係るプログラム
5.第2の実施形態に係る情報処理システム
(本実施形態に係る情報処理方法)
[i]本実施形態に係る情報処理方法の概要
本実施形態に係る情報処理システム、および本実施形態に係る情報処理システムを構成する本実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する前に、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を本実施形態に係る情報処理装置が行う場合を例に挙げる。
上述したように、複数の装置間において未完了の処理を再度行わせるためにユーザの操作が必要である場合には、ユーザの利便性を損ねる恐れがある。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、通信対象の装置との間における一の通信方式に係る通信による通信を介した処理が未完了となった場合には、通信対象の装置との間の通信を、他の通信方式に係る通信に切り替える。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、切り替えられた上記他の通信方式に係る通信により、未完了となった通信を介した処理を行う。
上記のように、本実施形態に係る情報処理装置が、通信を介した処理が未完了となった場合に、通信対象の装置との間における通信を異なる通信方式の通信に切り替えることによって、ユーザがかざす操作などの所定の操作を行わなくても、本実施形態に係る情報処理装置では、未完了の処理が行われる。ここで、本実施形態に係るかざす操作とは、例えば、NFC(Near Field Communication)による通信が可能な装置(例えばNFCにおけるリーダ/ライタの役目を果たす装置など)との間でNFCによる通信を行うことが可能な通信範囲内に、情報処理装置を移動させる操作である。
つまり、本実施形態に係る情報処理装置が本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことによって、何らかの理由により通信が途絶えて通信を介した処理が未完了となった場合であっても、ユーザにかざす操作などの所定の操作を行わせることなく、本実施形態に係る情報処理装置は、未完了となった通信を介した処理を行うことができる。よって、本実施形態に係る情報処理装置が本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことによって、通信を介した処理に対応するサービスの円滑な継続が実現される。
したがって、本実施形態に係る情報処理装置が、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことによって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、上記のように、本実施形態に係る情報処理装置は、一の通信方式に係る通信による通信を介した処理が未完了となった場合には、通信対象の装置との間の通信を他の通信方式に係る通信に切り替えて、未完了となった通信を介した処理を行う。よって、本実施形態に係る情報処理装置を有する本実施形態に係る情報処理システムが、例えば、実店舗における決済に係るシステムである場合には、決済処理が未完了となることにより客がレジスタを占有してしまうことや、決済に係るサービスに要する時間の延長が必要となることを抑止することができる。
[ii]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理
本実施形態に係る情報処理装置は、第1の通信、または、第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う。
ここで、本実施形態に係る通信を介した処理としては、例えば、電子バリュー(貨幣または貨幣に準じた価値を有するデータ。以下、「電子マネー」と示す場合がある。)を用いた決済やクレジットを利用した決済などの任意の決済方式に係る決済処理が挙げられる。なお、本実施形態に係る通信を介した処理は、決済処理に限られず、例えば、部屋や会場などへの入退場に係る処理などの、任意のサービスに関する処理であってもよい。
また、本実施形態に係る第1の通信としては、例えば、NFCや、赤外線通信などの無線通信が挙げられる。なお、第1の通信は、例えば、USB(Universal Serial Bus)などを利用する有線通信であってもよい。以下では、本実施形態に係る第1の通信が、NFCである場合を例に挙げる。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える第1の通信を行うことが可能な第1通信部(後述する)、または、本実施形態に係る情報処理装置と接続されている第1の通信を行うことが可能な外部の通信デバイスによって、通信対象の装置と第1の通信を行う。
また、本実施形態に係る第2の通信としては、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)などのIEEE802.15.1を利用した無線通信(以下、「BT」と示す場合がある。)や、IEEE802.11を利用した無線通信などの、第1の通信よりも通信可能範囲が広い無線通信が挙げられる。本実施形態に係る第2の通信が、BLEのようなIEEE802.15.1を利用した無線通信である場合には、第2の通信は、低消費電力で行うことが可能な通信となる。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える第2の通信を行うことが可能な第2通信部(後述する)、または、本実施形態に係る情報処理装置と接続されている第2の通信を行うことが可能な外部の通信デバイスによって、通信対象の装置と第2の通信を行う。
本実施形態に係る第2の通信は、例えば、装置に関する情報を用いて行われる。本実施形態に係る装置に関する情報には、例えば、装置のIDやMAC(Media Access Control)アドレスなどのような、装置を特定することが可能な識別情報(データ)が含まれる。また、本実施形態に係る装置に関する情報には、例えば、鍵情報(データ)が含まれていてもよい。本実施形態に係る鍵情報は、例えば、第2の通信における認証や、サービスに関する処理の実行(例えば、サービスに関する処理の実行の際の認証など)に用いられる。
本実施形態に係る情報処理装置は、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、装置に関する情報を通信対象の装置から取得する。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、装置に関する情報を送信させる送信命令を含む送信要求を通信対象の装置に対して送信することによって、装置に関する情報を取得する。また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、通信対象の装置が主体的に送信した装置に関する情報を第1通信部(後述する)などで受信することによって、装置に関する情報を取得することも可能である。
より具体的には、本実施形態に係る情報処理装置は、第1の通信と第2の通信とを利用して、例えば下記の(A)、(B)に示す処理を行う。
(A)本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例
本実施形態に係る情報処理装置は、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、装置に関する情報を通信対象の装置から取得する。また、第1の通信が開始されると、本実施形態に係る情報処理装置は、開始された第1の通信により通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う。
第1の通信による通信を介した処理の実行中に第1の通信が途絶え、実行されていた通信を介した処理が未完了となった場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、取得された装置に関する情報を用いて第2の通信を開始させる。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、第2の通信により、通信対象の装置との間で未完了となった通信を介した処理を行う。
第1の例に係る処理が行われる場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、第1の通信による通信を介した処理が未完了となったときに、通信対象の装置との間の通信を第2の通信に切り替え、切り替えられた第2の通信により、未完了となった通信を介した処理を行う。よって、第1の例に係る処理が行われることによって、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
(B)本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例
本実施形態に係る情報処理装置は、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、装置に関する情報を通信対象の装置から取得する。装置に関する情報が取得されると、本実施形態に係る情報処理装置は、取得された装置に関する情報と状態情報とに基づいて、通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定する。
ここで、本実施形態に係る状態情報とは、通信を介した処理の状態を示すデータである。本実施形態に係る状態情報としては、例えば、1つの識別情報と処理の状態を示すデータとが対応付けられているデータや、識別情報と処理の状態を示すデータとがそれぞれ対応付けられて記憶されているテーブル(または、データベース)が挙げられる。また、本実施形態に係る状態情報は、取得される装置に関する情報に対応する通信を介した処理の状態を特定することが可能な、任意の形式のデータであってもよい。
本実施形態に係る処理の状態を示すデータには、例えば、処理IDなどの処理を特定することが可能なデータと、フラグなどの処理が完了しているか否かを示すデータとが含まれる。また、本実施形態に係る処理の状態を示すデータには、例えば、通信に関する処理がどこまで行われているかを示すデータ(または、残りの処理を示すデータ)や、処理パラメータなどの残りの処理に用いられる各種データがさらに含まれていてもよい。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、本実施形態に係る情報処理装置に接続されている外部記録媒体に記憶されている状態情報を参照することによって、取得された装置に関する情報に対応する通信を介した処理の状態を特定する。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、特定された通信を介した処理の状態によって、通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定する。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、状態情報を管理しているサーバなどの外部装置と通信を行い、取得された装置に関する情報に対応する状態情報を当該外部装置から取得して、取得された装置に関する情報に対応する通信を介した処理の状態を特定することも可能である。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、特定された通信を介した処理の状態によって、通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定する。
ここで、外部装置との通信は、第1の通信や第2の通信であってもよいし、LAN(Local Area Network)や基地局を介した無線通信などの他の通信方式に係る通信であってもよい。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、取得された装置に関する情報に含まれる識別情報と、状態情報の送信させるための命令とを含む送信要求を、上記外部装置へ送信させることによって、取得された装置に関する情報に対応する状態情報を上記外部装置から取得する。
状態情報が外部装置において管理される場合、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、実行されていた通信を介した処理の結果に応じた、通信対象の装置に対応する状態情報を、外部装置に対して送信させる。
例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、実行されていた通信を介した処理が完了したときに、通信対象の装置に対応する状態情報を、外部装置に対して送信させる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、実行されていた通信を介した処理が未完了となったときに、通信対象の装置に対応する状態情報を、外部装置に送信させる。ここで、本実施形態に係る情報処理装置が、上記(A)に示す第1の例に係る処理などの本実施形態に係る情報処理方法に係る処理により、第1の通信から第2の通信に切り替えて通信を介した処理を行う場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、切り替えられた第2の通信による通信を介した処理の実行中に第2の通信が途絶え、実行されていた通信を介した処理が未完了となったときに、通信対象の装置に対応する状態情報を、外部装置に対して送信させる。
通信対象の装置に対応する未完了の処理があると判定されない場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、上記(A)に示す第1の例に係る処理と同様の処理を行う。
また、通信対象の装置に対応する未完了の処理があると判定された場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、取得された装置に関する情報を用いて通信対象の装置との間で第2の通信を開始させ、状態情報に基づいて、第2の通信により通信対象の装置との間で未完了となった通信を介した処理を行う。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、状態情報を用いて未完了の通信を介した処理を特定して、未完了の通信を介した処理を行う。また、状態情報から通信を介した処理における残りの処理が特定可能な場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、未完了の通信を介した処理の残りの処理のみを行ってもよい。
第2の例に係る処理が行われる場合、本実施形態に係る情報処理装置は、通信対象の装置に対応する未完了の処理があるか否かを判定する。
通信対象の装置に対応する未完了の処理があると判定されない場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、上記(A)に示す第1の例に係る処理と同様の処理を行う。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、上記(A)に示す第1の例に係る処理と同様に、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、通信対象の装置に対応する未完了の処理があると判定された場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、第2の通信により通信対象の装置との間で未完了となった通信を介した処理を行う。つまり、第2の例に係る処理が行われる場合、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザにかざす操作などの所定の操作を行わせることなく、未完了となった通信を介した処理を行うことができる。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
したがって、第2の例に係る処理を行うことによって、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、上記(A)に示す第1の例に係る処理や、上記(B)に示す第2の例に係る処理を行う。なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記(A)に示す第1の例に係る処理や、上記(B)に示す第2の例に係る処理に限られない。
以下、本実施形態に係る情報処理装置を含む本実施形態に係る情報処理システムの一例を挙げつつ、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例を説明する。
以下では、本実施形態に係る通信を介した処理が決済処理である場合を例に挙げる。なお、上述したように、本実施形態に係る通信を介した処理が決済処理に限られないことは、言うまでもない。
また、以下では、本実施形態に係る第1の通信が、NFCである場合を例に挙げる。
(第1の実施形態に係る情報処理システム)
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000の一例を示す説明図である。
情報処理システム1000は、処理装置100と、情報処理端末200と、サーバ300とを有する。図1では、処理装置100とサーバ300とが、ネットワーク400を介して接続されている例を示している。ここで、本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
情報処理システム1000では、処理装置100と情報処理端末200との一方、または双方が、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う機能を有する。つまり、情報処理システム1000では、処理装置100と情報処理端末200との一方、または双方が、本実施形態に係る情報処理装置の役目を果たす。以下では、処理装置100を「第1の情報処理装置」と示し、情報処理端末200を「第2の情報処理装置」と示す場合がある。
なお、本実施形態に係る情報処理システムは、図1に示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理システムは、サーバ300を有していなくてもよい。また、本実施形態に係る情報処理システムは、例えば、複数の処理装置100を有する構成であってもよく、また、複数の情報処理端末200を有する構成であってもよい。以下では、図1に示す情報処理システム1000を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例についてを説明する。
[1]情報処理システム1000における処理の第1の例
情報処理システム1000における処理の第1の例として、処理装置100が本実施形態に係る情報処理装置の役目を果たし、処理装置100において上記(A)に示す第1の例に係る処理が行われる場合の処理の一例を挙げる。
図2は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000における処理の第1の例を示す説明図である。
例えば情報処理端末200のユーザがかざす操作を行うことによって、情報処理端末200と処理装置100との距離が第1の通信の通信可能範囲内となると、処理装置100と情報処理端末200とは、第1の通信を行う通信対象を検出するための捕捉処理を行う(S100)。
ここで、ステップS100の処理では、例えば、処理装置100が、13.56[MHz]など所定の周波数の磁界(以下、「搬送波」と示す。)を主体的に送信するリーダ/ライタの役目を果たし、情報処理端末200が受信される搬送波に基づいて負荷変調を行うことにより応答を行う役目を果たす。より具体的には、ステップS100の処理は、例えば、処理装置100が定期的/非定期的にポーリング信号を搬送波により送信し、搬送波を受信した情報処理端末200から負荷変調により送信される応答信号を受信することにより行われる。なお、情報処理システム1000では、情報処理端末200がリーダ/ライタの役目を果たしてもよい。
ステップS100により情報処理端末200が検出されると、処理装置100は、装置に関する情報を送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S102)。
ステップS102において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、装置に関する情報を第1の通信により送信する(S104)。
ステップS104において情報処理端末200から送信された装置に関する情報を受信すると、処理装置100は、情報処理端末200との間で第1の通信を介した決済処理(通信を介した処理の一例)を行う(S106)。
例えば、情報処理端末200に記憶されている電子バリューを用いた決済処理を行う場合には、処理装置100は、情報処理端末200に記憶されている電子バリューの値を情報処理端末200から取得し、情報処理端末200に記憶されている電子バリューの値を用いた決済を行う。そして、処理装置100は、決済の結果に応じた電子バリューの更新要求を情報処理端末200へ送信する。また、情報処理端末200は、処理装置100から送信される各種要求に応じた処理を行う。
ステップS106の処理が開始されると、処理装置100は、例えば、第1の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったか否かを判定する(S108)。処理装置100は、例えば、決済処理が完了する前において情報処理端末200からの応答が設定されている所定の時間検出されない場合に、第1の通信が途絶えて決済処理が未完了となったと判定する。
処理装置100は、例えば、ステップS108の処理を、決済処理が完了するまで、または、第1の通信が途絶えて決済処理が未完了となったと判定されるまで、繰り返す。
ステップS106の処理が完了した場合には、処理装置100と情報処理端末200とは、第1の通信を介した処理を終了する。
ステップS108の処理において、第1の通信が途絶えて決済処理が未完了となったと判定された場合には、処理装置100は、ステップS104において取得された装置に関する情報を用いて第2の通信を開始する。
処理装置100は、例えば取得された装置に関する情報に含まれる識別情報や鍵情報を用いて、情報処理端末200を探索する(S110)。ステップS110における探索に対して情報処理端末200が応答を行うと(S112)、処理装置100と情報処理端末200とは、第2の通信を行うための接続処理を行う(S114)。処理装置100と情報処理端末200とは、ステップS114において、例えば相互認証などを行う。
ステップS114の処理により第2の通信が可能な状態となると、処理装置100と情報処理端末200とは、未完了となったステップS106の決済処理を、第2の通信を介して行う(S116)。
なお、図2では示していないが、処理装置100は、例えば、ステップS108と同様の処理を行うことによって第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったか否かを判定することも可能である。図2では、第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったと判定されずに、決済処理が完了する場合を例に挙げる。また、第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったと判定される場合における処理については、後述する情報処理システム1000における処理の第4の例において説明する。
ステップS116において決済処理が完了すると、処理装置100は、決済処理が完了したことを情報処理端末200に通知するための完了通知を、第2の通信により送信する(S118)。ここで、完了通知には、通知内容を示す画像や文字を示すデータが含まれていてもよい。
ステップS118において処理装置100から送信された完了通知を受信した情報処理端末200は、ユーザに対して決済処理が完了したことを通知させる(S120)。
情報処理端末200は、例えば、文字や画像などを表示画面に表示させることによる視覚的な通知や、音声(音楽も含む)を、スピーカなどの音声出力デバイスに出力させることによる聴覚的な通知、これらを組み合わせた通知など、ユーザに対して通知することが可能な任意の方法によって、決済処理が完了したことをユーザに対して通知させる。
例えば図2に示す第1の例に係る処理が行われることによって、情報処理システム1000では、第1の通信による決済処理(通信を介した処理の一例)が第1の通信が途絶えることにより未完了となった場合に、切り替えられた第2の通信により未完了となった決済処理が行われる。よって、例えば図2に示す第1の例に係る処理が行われることによって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
[2]情報処理システム1000における処理の第2の例
次に、情報処理システム1000における処理の第2の例として、情報処理端末200が本実施形態に係る情報処理装置の役目を果たし、情報処理端末200において上記(A)に示す第1の例に係る処理が行われる場合の処理の一例を挙げる。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000における処理の第2の例を示す説明図である。
例えば情報処理端末200のユーザがかざす操作を行うことによって、情報処理端末200と処理装置100との距離が第1の通信の通信可能範囲内となると、処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS100と同様に、第1の通信を行う通信対象を検出するための捕捉処理を行う(S200)。
ステップS200により情報処理端末200が検出されると、処理装置100は、装置に関する情報を送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S202)。
ステップS202において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、装置に関する情報を第1の通信により送信する(S204)。
ステップS204において情報処理端末200から送信された装置に関する情報を受信すると、処理装置100は、例えば図2のステップS106と同様に、情報処理端末200との間で第1の通信を介した決済処理(通信を介した処理の一例)を行う(S206)。また、ステップS206において、処理装置100は、例えば、処理番号を示すデータと識別情報とを含む決済情報を、情報処理端末200に記憶させる。
ここで、決済情報に含まれる識別情報としては、例えば、処理装置100固有の識別情報が挙げられる。また、決済情報に含まれる識別情報は、本実施形態に係る情報処理システムが有する複数の処理装置において共通の識別情報であってもよい。本実施形態に係る決済情報は、処理装置100(通信対象の装置)に対応する装置に関する情報、または、本実施形態に係る情報処理システムが有する処理装置(通信対象の装置に相当する装置)に対応する装置に関する情報に該当する。
ステップS206の処理が開始されると、情報処理端末200は、例えば、第1の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったか否かを判定する(S208)。情報処理端末200は、例えば、完了通知が処理装置100から送信される前、すなわち決済処理が完了する前において、処理装置100からの要求が設定されている所定の時間検出されない場合に、第1の通信が途絶えて決済処理が未完了となったと判定する。
情報処理端末200は、例えば、ステップS208の処理を、決済処理が完了するまで、または、第1の通信が途絶えて決済処理が未完了となったと判定されるまで、繰り返す。
ステップS206の処理が完了した場合には、処理装置100と情報処理端末200とは、第1の通信を介した処理を終了する。
ステップS208の処理において、第1の通信が途絶えて決済処理が未完了となったと判定された場合には、情報処理端末200は、例えば、ステップS206において取得された決済情報(処理装置100などに対応する装置に関する情報)を用いて第2の通信を開始する。
情報処理端末200は、例えば取得された決済情報に含まれる識別情報を用いて、処理装置100を探索する(S210)。ステップS210における探索に対して処理装置100が応答を行うと(S212)、処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS114の処理と同様に、第2の通信を行うための接続処理を行う(S214)。
ステップS214の処理により第2の通信が可能な状態となると、処理装置100と情報処理端末200とは、未完了となったステップS206の決済処理を、第2の通信を介して行う(S216)。
なお、未完了となったステップS206の決済処理は、例えば、処理装置100を介して情報処理システム1000が有するサーバ300により行われてもよい。例えば、情報処理端末200が探索する対象がサーバ300である場合に、情報処理システム1000では、未完了となったステップS206の決済処理の解決が処理装置100を介してサーバ300により図られる。
ステップS216において決済処理が完了すると、処理装置100は、図2のステップS118と同様に、完了通知を第2の通信により送信する(S218)。
ステップS218において処理装置100から送信された完了通知を受信した情報処理端末200は、図2のステップS120と同様に、ユーザに対して決済処理が完了したことを通知させる(S220)。
例えば図3に示す第2の例に係る処理が行われることによって、情報処理システム1000では、第1の通信による決済処理(通信を介した処理の一例)が第1の通信が途絶えることにより未完了となった場合に、切り替えられた第2の通信により未完了となった決済処理が行われる。よって、例えば図3に示す第2の例に係る処理が行われることによって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
[3]情報処理システム1000における処理の第3の例
第2の通信を行う際には、装置間で鍵情報を用いる認証が行われる場合がある。ここで、鍵情報は、上述したように情報処理端末200が第1の通信により処理装置100に対して送信する装置に関する情報に含まれうるが、情報処理端末200が、不特定の処理装置100と通信を行う場合には、第2の通信に用いられる鍵情報を一時的なものとしたいというニーズがでてくることが考えられる。
そこで次に、情報処理システム1000における処理の第3の例として、処理装置100が、一時的に用いられる鍵情報を情報処理端末200から取得することが可能な処理の一例を挙げる。処理装置100が一時的に用いられる鍵情報を取得することによって、当該鍵情報が用いられる第2の通信は、ワンタイムの通信路による通信となる。
図4は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000における処理の第3の例を示す説明図である。図4では、鍵情報を「パスキー」と示している。
例えば情報処理端末200のユーザがかざす操作を行うことによって、情報処理端末200と処理装置100との距離が第1の通信の通信可能範囲内となると、処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS100と同様に、第1の通信を行う通信対象を検出するための捕捉処理を行う(S300)。
ステップS300により情報処理端末200が検出されると、処理装置100は、識別情報を送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S302)。
ステップS302において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、識別情報を第1の通信により送信する(S304)。
ステップS304により情報処理端末200から送信された識別情報を受信した処理装置100は、パスキーの設定に係る処理を行わせるための命令などを含むパスキー設定要求を、第1の通信により送信する(S306)。ここで、パスキー設定要求は、鍵情報の生成を行わせるための生成要求に該当する。
ステップS306において処理装置100から送信されたパスキー設定要求を受信した情報処理端末200は、パスキーを生成して生成されたパスキーを設定する(S308)。情報処理端末200は、例えば、パスキー設定要求に応じて乱数を生成させ、生成された乱数の値に基づく任意の方法(例えば、乱数の値をパスキーとする方法など)によりパスキーを設定する。情報処理端末200は、例えば、一様乱数を生成してもよいし、直前に行われていた処理の内容を絡めて乱数を生成してもよい。また、情報処理端末200は、例えば、パスキー設定要求に応じて自動的にパスキーを設定してもよいし、パスキー設定要求に応じてパスキーをユーザに設定させるためのパスキー設定画面を表示画面に表示させ、ユーザ操作に基づいてパスキーを設定してもよい。
処理装置100は、パスキーを送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S310)。
ステップS310において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、設定されたパスキーを第1の通信により送信する(S312)。
ステップS312において情報処理端末200から送信されたパスキーを受信することによって、処理装置100では、情報処理端末200(通信対象の装置)においてパスキー設定要求(生成要求)に基づき生成された鍵情報が、第1の通信により取得される。
以降、処理装置100と情報処理端末200との間では、例えば、図2に示す第1の例に係る処理(または、例えば図2に示すステップS102以降の処理など、第1の例に係る処理の一部)や、図3に示す第2の例に係る処理(または、例えば図3に示すステップS202以降の処理など、第2の例に係る処理の一部)などが行われる。
例えば図4に示す第3の例に係る処理が行われることによって、情報処理システム1000では、一時的な鍵情報を情報処理端末200において設定させることができ、また、第1の通信により当該一時的な鍵情報を処理装置100に取得させることができる。
また、第2の通信が、例えば、IEEE802.15.1を利用した無線通信や、IEEE802.11を利用した無線通信である場合には、鍵情報を用いて無線通信が一度確立されると当該鍵情報を用いた第2の通信が可能となってしまう。図4に示す第3の例に係る処理が行われることによって、用いられる鍵情報を一時的な鍵情報とすることが可能となるので、情報処理端末200などのユーザがより安心して利用することができる情報処理システムが実現される。
[4]情報処理システム1000における処理の第4の例
情報処理システム1000における処理の第4の例として、処理装置100が本実施形態に係る情報処理装置の役目を果たし、処理装置100において上記(B)に示す第2の例に係る処理が行われる場合の処理の一例を挙げる。
図5は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000における処理の第4の例を示す説明図である。図5では、例えば切り替えられた第2の通信によっても処理が未完了となった場合における処理の一例を示している。
例えば図2のステップS116のように第2の通信により決済処理が行われると、処理装置100は、例えば、図2のステップS108と同様の処理を行うことによって、第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったか否かを判定する(S400)。
ステップS400において第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったと判定されると、処理装置100は、情報処理端末200に対応する決済処理が未完了であることを示す状態情報を、サーバ300へ送信する(S402)。
なお、図5では示していないが、情報処理端末200は、図3のステップS208と同様の処理を行うことによって、第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったか否かを判定してもよい。決済処理が未完了となったか否かを判定する場合、情報処理端末200は、例えば、第2の通信が途絶えて行われている決済処理が未完了となったと判定されると、状態情報を記憶部(後述する)などに記録する。
ステップS400において処理装置100から送信された状態情報を受信したサーバ300は、受信した状態情報を保持する(S402)。そして、サーバ300は、ステップS400において処理装置100から送信された状態情報に対する応答を、処理装置100へ送信する(S406)。
処理装置100は、例えば、第2の通信により信号を送信して、情報処理端末200などの外部装置を探索する(S408)。
処理装置100から第2の通信により送信される信号が検出されると、情報処理端末200は、処理装置100が第2の通信の通信範囲内に存在すると判定する。また、情報処理端末200は、例えば記憶部(後述する)に記憶されている状態情報などを参照して未完了の処理があるか否かを判定する。そして、未完了の処理がある場合には、情報処理端末200は、例えば、通信を介した処理の状態の通知と、かざす操作などの処理を再度行うための操作を促す通知とを、ユーザに対して行う。情報処理端末200は、例えば、文字や画像などを表示画面に表示させることによる視覚的な通知や、音声(音楽も含む)を、スピーカなどの音声出力デバイスに出力させることによる聴覚的な通知、これらを組み合わせた通知など、ユーザに対して通知することが可能な任意の方法によって、上記のような通知を行う。
例えば情報処理端末200のユーザがかざす操作を行うことによって、情報処理端末200と処理装置100との距離が第1の通信の通信可能範囲内となると、処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS100と同様に、第1の通信を行う通信対象を検出するための捕捉処理を行う(S412)。なお、情報処理端末200のユーザがかざす操作を行う対象の処理装置は、処理装置100に限られず、本実施形態に係る情報処理システムを構成する他の処理装置であってもよい。図5では、情報処理端末200のユーザがかざす操作を行う対象の処理装置が、処理装置100である場合を例に挙げる。
ステップS412により情報処理端末200が検出されると、処理装置100は、装置に関する情報を送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S414)。
ステップS414において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、装置に関する情報を第1の通信により送信する(S416)。
ステップS416において情報処理端末200から送信された装置に関する情報を受信すると、処理装置100は、情報処理端末200に対応する状態情報の送信を要求する送信命令を含む送信要求を、サーバ300に対して送信する(S418)。
ステップS418において処理装置100から送信された送信要求を受信したサーバ300は、送信要求に応じた状態情報を処理装置100に対して送信する(S420)。
処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS114の処理と同様に、第2の通信を行うための接続処理を行う(S422)。
ステップS422の処理により第2の通信が可能な状態となると、処理装置100と情報処理端末200とは、未完了となった決済処理を第2の通信により再度行う(S424)。なお、未完了となったステップS422の決済処理は、例えば、処理装置100を介してサーバ300により行われてもよい。
ステップS424において決済処理が完了すると、処理装置100は、図2のステップS118と同様に、完了通知を第2の通信により送信する(S426)。
ステップS426において処理装置100から送信された完了通知を受信した情報処理端末200は、図2のステップS120と同様に、ユーザに対して決済処理が完了したことを通知させる(S428)。
例えば図5に示す第4の例に係る処理が行われることによって、情報処理システム1000では、例えば図2に示す第1の例に係る処理によっても決済処理(通信を介した処理の一例)が未完了となった場合であっても、再度、第1の通信が行われたときに未完了となった通信を介した処理を行うことができる。
[5]情報処理システム1000における処理の第5の例
情報処理システム1000における処理は、図2に示す第1の例に係る処理〜図5に示す第4の例に係る処理に限られない。次に、情報処理システム1000における処理の第5の例として、情報処理端末200が、いわゆるシンクライアント端末である場合における処理の一例を挙げる。
図6は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000における処理の第5の例を示す説明図である。
例えば情報処理端末200のユーザがかざす操作を行うことによって、情報処理端末200と処理装置100との距離が第1の通信の通信可能範囲内となると、処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS100と同様に、第1の通信を行う通信対象を検出するための捕捉処理を行う(S500)。
ステップS500により情報処理端末200が検出されると、処理装置100は、装置に関する情報を送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S502)。
ステップS502において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、装置に関する情報を第1の通信により送信する(S504)。
ステップS504において情報処理端末200から送信された装置に関する情報を受信すると、処理装置100は、図2のステップS100と同様に、情報処理端末200を探索する(S506)。ステップS506における探索に対して情報処理端末200が応答を行うと(S508)、処理装置100は、サーバ300との間でサーバ300と通信を行うための接続処理を行う(S510)。また、処理装置100は、図2のステップS114と同様に、情報処理端末200との間で第2の通信を行うための接続処理を行う(S512)。ステップS510の接続処理には、例えば、サーバ300における処理装置100の識別情報などを用いた認証処理が含まれていてもよい。
ステップS510およびステップS512により、処理装置100とサーバ300との間の通信路、および処理装置100と情報処理端末200との間の通信路が確立されると、処理装置100は、例えば、情報処理端末200から適宜データを取得しつつ、サーバ300との間で決済処理を行う(S514)。
ステップS514において決済処理が完了すると、処理装置100は、図2のステップS118と同様に、完了通知を第2の通信により送信する(S516)。
ステップS516において処理装置100から送信された完了通知を受信した情報処理端末200は、図2のステップS120と同様に、ユーザに対して決済処理が完了したことを通知させる(S518)。
例えば図5に示す第5の例に係る処理が行われることによって、情報処理システム1000では、情報処理端末200がいわゆるシンクライアント端末である場合においても、決済処理が実現される。ここで、シンクライアント型の決済では、処理時間が長くなり易いが、図5に示す第5の例に係る処理では、第1の通信よりも通信範囲が広い第2の通信により決済処理が行われるので、決済処理(通信を介した処理の一例)が未完了となる可能性が低減される。また、図5に示す第5の例に係る処理では、第1の通信よりも通信範囲が広い第2の通信により決済処理が行われるので、図5に示す第5の例に係る処理が行われることによって、情報処理システム1000では、例えばユーザがかざす操作を行う時間を短縮することができ、円滑なサービスの提供が実現される。
[6]情報処理システム1000における処理の第6の例
情報処理システム1000における処理は、図2に示す第1の例に係る処理〜図6に示す第5の例に係る処理に限られない。次に、情報処理システム1000における処理の第6の例として、情報処理端末200のユーザが、決済方式を選択して決済を行うことが可能な処理の一例を挙げる。
図7は、第1の実施形態に係る情報処理システム1000における処理の第6の例を示す説明図である。
例えば情報処理端末200のユーザがかざす操作を行うことによって、情報処理端末200と処理装置100との距離が第1の通信の通信可能範囲内となると、処理装置100と情報処理端末200とは、図2のステップS100と同様に、第1の通信を行う通信対象を検出するための捕捉処理を行う(S600)。
ステップS600により情報処理端末200が検出されると、処理装置100は、装置に関する情報を送信させる送信命令を含む送信要求を、第1の通信により送信する(S602)。
ステップS602において処理装置100から送信された送信要求を受信した情報処理端末200は、装置に関する情報を第1の通信により送信する(S604)。
ステップS604において情報処理端末200から送信された装置に関する情報を受信すると、処理装置100は、例えば、決済に関する情報と当該決済に関する情報を記録させるための命令とを含む記録要求を第1の通信により送信する(S606)。本実施形態に係る決済に関する情報としては、例えば、決済金額を含むデータが挙げられる。また、決済金額がサーバ300などの外部装置において管理されている場合には、本実施形態に係る決済に関する情報は、外部装置において管理されている決済金額を示すデータと対応付けられている決済処理番号を示すデータであってもよい。
ステップS606において処理装置100から送信された記録要求を受信した情報処理端末200は、記録要求に応じて決済に関する情報を記憶部(後述する)などに記録し、記録要求に対する応答を送信する(S608)。
情報処理端末200は、決済金額をユーザに対して通知する(S610)。情報処理端末200は、例えば、文字や画像などを表示画面に表示させることによる視覚的な通知や、音声(音楽も含む)を、スピーカなどの音声出力デバイスに出力させることによる聴覚的な通知、これらを組み合わせた通知など、ユーザに対して通知することが可能な任意の方法によって、決済金額をユーザに対して通知する。
記憶部(後述する)などに記憶されている決済に関する情報が決済金額を示す場合には、情報処理端末200は、例えば、決済に関する情報に基づいて、決済金額をユーザに対して通知する。また、決済金額がサーバ300などの外部装置において管理されている場合には、情報処理端末200は、例えば、当該外部装置と通信を行い、記憶部(後述する)などに記憶されている決済に関する情報に対応する決済金額を当該外部装置から取得して、決済金額をユーザに対して通知する。ここで、情報処理端末200は、サーバ300などの外部装置と直接的に通信を行ってもよいし、中継装置(図示せず)などを介して通信を行ってもよい。
情報処理端末200は、決済方式を決定する(S612)。情報処理端末200は、例えば、ユーザ操作に基づきユーザにより選択された決済方式を、決済処理に用いる決済方式として決定する。また、情報処理端末200は、例えば、ランダムに決済方式を選択することもでき、または、任意の条件に従って付された優先度に基づいて決済方式を選択することも可能である。
ステップS612において決済方式が決定されると、情報処理端末200は、処理装置100やサーバ300と通信を行い、通信が行われる装置間で決定された決済方式に応じた決済処理が行われる(S614)。図7では、情報処理端末200、処理装置100、およびサーバ300間で決済処理が行われる例を示している。
ステップS614において決済処理が完了すると、処理装置100は、図2のステップS118と同様に、完了通知を第2の通信により送信する(S616)。
ステップS616において処理装置100から送信された完了通知を受信した情報処理端末200は、図2のステップS120と同様に、ユーザに対して決済処理が完了したことを通知させる(S618)。
例えば図7に示す第6の例に係る処理が行われることによって、情報処理端末200のユーザが、決済方式を選択して決済を行うことが可能な情報処理システムが実現される。また、情報処理端末200のユーザが決済方式を選択して決済を行うことが可能となることによって、情報処理端末200のユーザが安心して利用することができるサービスが実現される。
第1の実施形態に係る情報処理システム1000によって、例えば、図2に示す第1の例に係る処理〜図7に示す第6の例に係る処理が実現される。なお、情報処理システム1000における処理が、図2に示す第1の例に係る処理〜図7に示す第6の例に係る処理に限られないことは、言うまでもない。
(本実施形態に係る情報処理装置)
次に、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例について説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例として、図1に示す第1の実施形態に係る情報処理システム1000を構成する処理装置100(第1の情報処理装置)と、情報処理端末200(第2の情報処理装置)の構成の一例を、例に挙げる。
[I]処理装置100
図8は、本実施形態に係る処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。処理装置100は、例えば、第1通信部102と、第2通信部104と、制御部106とを備える。
また、処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ROM(図示せず)は、制御部106が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部106により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、状態情報などの本実施形態に係る情報処理方法に係るデータや、各種アプリケーションなどの様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、処理装置100から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられる。また、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[処理装置100のハードウェア構成例]
図9は、本実施形態に係る処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図9は、第1の通信がNFCである場合における処理装置100のハードウェア構成の一例を示している。
処理装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164と、搬送波送受信回路166と、アンテナ168とを備える。また、処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス170で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)などの演算回路で構成される、1または2以上のプロセッサや、各種処理回路などで構成され、処理装置100全体を制御する制御部106として機能する。また、MPU150は、処理装置100において、例えば、後述する処理部110の役目を果たす。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、状態情報などの本実施形態に係る情報処理方法に係るデータや、各種アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられる。また、記録媒体156は、処理装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、各種処理回路などが挙げられる。
また、操作入力デバイス160は、例えば、処理装置100上に備えられ、処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。
また、表示デバイス162は、例えば、処理装置100上に備えられ、処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic
Electro-Luminescence Display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode Display)ともよばれる。)などが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、処理装置100の外部装置としての外部操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や外部表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することも可能であることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、処理装置100が備える第2の通信による通信を行う通信手段であり、第2通信部104として機能する。ここで、通信インタフェース164としては、例えば、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路や、IEEE802.11ポートおよび送受信回路などが挙げられる。
搬送波送受信回路166およびアンテナ168は、処理装置100が備える第1の通信による通信を行う通信手段であり、第1通信部102として機能する。搬送波送受信回路166およびアンテナ168は、NFCにおけるリーダ/ライタとして機能する。
アンテナ168は、例えば、送受信アンテナとしての所定のインダクタンスをもつコイルおよび所定の静電容量をもつキャパシタからなる共振回路と、復調回路とから構成される。そして、アンテナ168が、例えば、13.56[MHz]の搬送波を受信することによって、搬送波送受信回路166は、情報処理端末200などの外部装置から負荷変調などにより送信されるデータなどを復調する。なお、例えば、搬送波送受信回路166が復調回路を備える場合には、アンテナ168は、共振回路で構成されていてもよい。
搬送波送受信回路166は、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)などの変調を行う変調回路と、当該変調回路の出力を増幅する増幅回路とを備え、アンテナ168の送受信アンテナから搬送波信号をのせた搬送波を送信させる。搬送波送受信回路166を備えることによって、処理装置100は、NFCにおけるイニシエータ機能を有し、いわゆるリーダ/ライタの役目を果たす。ここで、搬送波送受信回路166がアンテナ168から送信する搬送波信号としては、例えば、ポーリング信号や、配信情報などの各種データを示す信号などが挙げられる。また、搬送波送受信回路166は、例えば、MPU150によって搬送波の送信が制御される。
また、搬送波送受信回路166は、例えば、アンテナ168により受信された信号を復調する復調回路を備えていてもよい。復調回路は、例えば、変調回路(または増幅回路)とアンテナ168の共振回路との間における電圧の振幅変化を包絡線検波し、検波した信号を2値化することによって、アンテナ168により受信された信号を復調する。なお、復調回路は、例えば、変調回路(または増幅回路)とアンテナ168の共振回路との間における電圧の位相変化を用いて、アンテナ168により受信された信号を復調することも可能である。
処理装置100は、例えば図9に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。なお、本実施形態に係る処理装置100のハードウェア構成は、図9に示す構成に限られない。
例えば、処理装置100は、接続されている第2の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第2の通信を行う場合には、通信インタフェース164を備えていなくてもよい。
また、処理装置100は、第1の通信がNFCではない場合には、搬送波送受信回路166およびアンテナ168を備えていなくてもよい。また、第1の通信がNFCではない場合、処理装置100は、赤外線通信デバイスなどの第1の通信に対応する通信デバイスをさらに備える。
また、処理装置100は、接続されている第1の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第1の通信を行う場合には、搬送波送受信回路166およびアンテナ168などの、第1の通信に対応する通信デバイスを備えていなくてもよい。
また、処理装置100は、例えば、LAN端子および送受信回路や、LTE/3G用のアンテナなどの通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)など、他の通信デバイスをさらに備えていてもよい。
また、処理装置100は、例えば、記録媒体156や、操作入力デバイス160、表示デバイス162を備えない構成をとることも可能である。
また、例えば、図9に示す構成(または変形例に係る構成)は、1、または2以上のIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
再度図8を参照して、処理装置100の構成の一例について説明する。
第1通信部102は、第1の通信により外部装置と通信を行う。第1通信部102における第1の通信は、例えば制御部106により制御される。
ここで、第1通信部102としては、例えば、図9に示す搬送波送受信回路166およびアンテナ168のようなNFCに対応する通信デバイスや、赤外線通信デバイスなどが挙げられる。
第2通信部104は、第2の通信により外部装置と通信を行う。第2通信部104における第2の通信は、例えば制御部106により制御される。
ここで、第2通信部104としては、例えば、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路や、IEEE802.11ポートおよび送受信回路などが挙げられる。
制御部106は、例えばMPUなどで構成され、処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部106は、例えば、処理部110を備え、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
処理部110は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。処理部110は、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると装置に関する情報を通信対象の装置から取得する。また、処理部110は、第1の通信または第2の通信により、通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う。
より具体的には、処理部110は、例えば、上記(A)に示す第1の例に係る処理や、上記(B)に示す第2の例に係る処理を行う。また、処理部110は、例えば図4に示すように、情報処理端末200などの通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、通信対象の装置に対して鍵情報の生成を行わせるための生成要求を送信させ、通信対象の装置において生成された鍵情報を、第1の通信により取得してもよい。
また、処理部110は、例えば、図6に示す第6の例に係る処理における処理装置100の処理や、図7に示す第6の例に係る処理における処理装置100の処理を行うことも可能である。
制御部106は、例えば、処理部110を備えることによって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
処理装置100は、例えば図8に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。
したがって、処理装置100は、例えば図8に示す構成によって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、例えば図8に示す構成によって、処理装置100は、例えば上述したような、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が行われることにより奏される効果を、奏することができる。
なお、本実施形態に係る処理装置(第1の情報処理装置)の構成は、図8に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係る処理装置は、処理部110を、制御部106とは個別に備える(例えば、別の処理回路で実現する)ことができる。また、本実施形態に係る処理装置は、処理部110における処理を、複数の処理回路で行う構成であってもよい。
また、例えば、接続されている第1の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第1の通信を行う場合には、本実施形態に係る処理装置は、第1通信部102を備えていなくてもよい。
また、例えば、接続されている第2の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第2の通信を行う場合には、本実施形態に係る処理装置は、第2通信部104を備えていなくてもよい。
[II]情報処理端末200
図10は、本実施形態に係る情報処理端末200の構成の一例を示すブロック図である。情報処理端末200は、例えば、第1通信部202と、第2通信部204と、制御部206とを備える。
また、情報処理端末200は、例えば、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、通知に係る画面やパスキー設定画面などの様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理端末200は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ROM(図示せず)は、制御部206が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部206により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、情報処理端末200が備える記憶手段であり、例えば、状態情報などの本実施形態に係る情報処理方法に係るデータや、各種アプリケーションなどの様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、情報処理端末200から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられる。また、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[情報処理端末200のハードウェア構成例]
図11は、本実施形態に係る情報処理端末200のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図11は、第1の通信がNFCである場合における情報処理端末200のハードウェア構成の一例を示している。
情報処理端末200は、例えば、MPU250と、ROM252と、RAM254と、記録媒体256と、入出力インタフェース258と、操作入力デバイス260と、表示デバイス262と、通信インタフェース264と、ICチップ266と、アンテナ268とを備える。また、情報処理端末200は、例えば、データの伝送路としてのバス270で各構成要素間を接続する。
MPU250は、例えば、MPUなどの演算回路で構成される、1または2以上のプロセッサや、各種処理回路などで構成され、情報処理端末200全体を制御する制御部206として機能する。また、MPU250は、情報処理端末200において、例えば、後述する処理部210の役目を果たす。
ROM252は、MPU250が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM254は、例えば、MPU250により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体256は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、状態情報などの本実施形態に係る情報処理方法に係るデータや、各種アプリケーションなどの様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体256としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられる。また、記録媒体256は、情報処理端末200から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース258は、例えば、操作入力デバイス260や、表示デバイス262を接続する。操作入力デバイス260は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス262は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース258としては、例えば、USB端子や、DVI端子、HDMI(登録商標)端子、各種処理回路などが挙げられる。
また、操作入力デバイス260は、例えば、情報処理端末200上に備えられ、情報処理端末200の内部で入出力インタフェース258と接続される。操作入力デバイス260としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。
また、表示デバイス262は、例えば、情報処理端末200上に備えられ、情報処理端末200の内部で入出力インタフェース258と接続される。表示デバイス262としては、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどが挙げられる。
なお、入出力インタフェース258が、情報処理端末200の外部装置としての外部操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や外部表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することも可能であることは、言うまでもない。また、表示デバイス262は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース264は、情報処理端末200が備える第2の通信による通信を行う通信手段であり、第2通信部204として機能する。通信インタフェース264は、例えば、処理装置100などの外部装置と通信を行う。
ここで、通信インタフェース264としては、例えば、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路や、IEEE802.11ポートおよび送受信回路などが挙げられる。また、通信インタフェース264は、例えば、処理装置100が備える通信インタフェース164と通信方式が対応するデバイスである。
ICチップ266およびアンテナ268は、情報処理端末200が備える第1の通信による通信を行う通信手段である。ICチップ266およびアンテナ268は、例えば13.56[MHz]など所定の周波数の搬送波によって、リーダ/ライタまたはリーダ/ライタ機能を有する外部装置との間で、NFCによる通信を行う。アンテナ268は、搬送波を受信し、応答信号を送信する役目を果たす。また、ICチップ266は、受信された搬送波に基づいて、リーダ/ライタなどの外部装置から送信された搬送波信号を復調して処理し、負荷変調により応答信号を送信させる。
図12は、図11に示すICチップ266とアンテナ268との構成の一例を示す説明図である。なお、情報処理端末200は、例えば図12に示すICチップ266の構成を、ICチップの形態で備えていなくてもよい。
アンテナ268は、例えば、所定のインダクタンスをもつコイル(インダクタ)L1と、所定の静電容量をもつキャパシタC1とからなる共振回路で構成され、搬送波の受信に応じて電磁誘導により誘起電圧を生じさせる。そして、アンテナ268は、所定の共振周波数で誘起電圧を共振させた受信電圧を出力する。ここで、アンテナ268における共振周波数は、例えば、13.56[MHz]など搬送波の周波数に合わせて設定される。アンテナ268は、上記構成により、搬送波を受信し、また、ICチップ266が備える負荷変調回路282において行われる負荷変調によって応答信号の送信を行う。
ICチップ266は、キャリア検出回路272と、検波回路274と、レギュレータ276と、復調回路278と、MPU280と、負荷変調回路282とを備える。なお、図12では示していないが、ICチップ266は、例えば、過電圧や過電流がMPU280に印加されることを防止するための保護回路(図示せず)をさらに備えていてもよい。ここで、保護回路(図示せず)としては、例えば、ダイオード等で構成されたクランプ回路などが挙げられる。
また、ICチップ266は、例えば、ROM284と、RAM286と、不揮発性メモリ288とを備える。MPU280と、ROM284と、RAM286と、不揮発性メモリ288とは、例えば、データの伝送路としてのバス290によって接続される。また、バス290は、バス270と接続される。
ROM284は、MPU280が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM286は、MPU280により実行されるプログラム、演算結果、実行状態などを一時的に記憶する。
不揮発性メモリ288は、例えば、決済に関する情報や、電子バリュー、各種アプリケーションなど様々なデータを記憶する。また、状態情報は、不揮発性メモリ288に記憶されてもよい。ここで、不揮発性メモリ288としては、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)や、フラッシュメモリなどが挙げられる。また、不揮発性メモリ288は、例えば耐タンパ性を有していてもよい。
キャリア検出回路272は、アンテナ268から伝達される受信電圧に基づいて、例えば、矩形の検出信号を生成し、当該検出信号をMPU280へ伝達する。また、MPU280は、伝達される上記検出信号を、例えば、データ処理のための処理クロックとして用いる。ここで、上記検出信号は、アンテナ268から伝達される受信電圧に基づくものであるので、リーダ/ライタ(またはリーダ/ライタの役目を果たす装置)などの外部装置から送信される搬送波の周波数と同期することとなる。したがって、ICチップ266は、キャリア検出回路272を備えることによって、リーダ/ライタ(またはリーダ/ライタの役目を果たす装置)などの外部装置との間の処理を、当該外部装置と同期して行うことができる。
検波回路274は、アンテナ268から出力される受信電圧を整流する。ここで、検波回路274は、例えば、ダイオードD1と、キャパシタC2とで構成される。
レギュレータ276は、受信電圧を平滑、定電圧化し、MPU280へ駆動電圧を出力する。ここで、レギュレータ276は、受信電圧の直流成分を駆動電圧として用いる。
復調回路278は、受信電圧に基づいて搬送波信号を復調し、搬送波に含まれる搬送波信号に対応するデータ(例えば、ハイレベルとローレベルとの2値化されたデータ信号)を出力する。ここで、復調回路278は、受信電圧の交流成分をデータとして出力する。
MPU280は、例えばレギュレータ276から出力される駆動電圧を電源として駆動し、復調回路278において復調されたデータの処理を行う。ここで、MPU280は、例えば、MPUなどの演算回路で構成される、1または2以上のプロセッサや、各種処理回路などで構成される。
また、MPU280は、リーダ/ライタ(またはリーダ/ライタの役目を果たす装置)などの外部装置への応答に係る負荷変調を制御する制御信号を処理結果に応じて選択的に生成する。そして、MPU280は、制御信号を負荷変調回路282へと選択的に出力する。
負荷変調回路282は、例えば、負荷ZとスイッチSW1とを備え、MPU280から伝達される制御信号に応じて負荷Zを選択的に接続する(有効化する)ことによって負荷変調を行う。ここで、負荷Zは、例えば、所定の抵抗値を有する抵抗で構成される。また、スイッチSW1は、例えば、pチャネル型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field effect transistor)や、nチャネル型のMOSFETで構成される。
ICチップ266は、上記のような構成によって、アンテナ268が受信した搬送波信号を処理し、負荷変調によってアンテナ268に応答信号を送信させることができる。
ICチップ266およびアンテナ268は、例えば図12に示す構成を有することによって、所定の周波数の搬送波を用いてリーダ/ライタ(またはリーダ/ライタの役目を果たす装置)などの外部装置とNFCによる通信を行う。なお、本実施形態に係るICチップ266およびアンテナ268の構成が、図12に示す例に限られないことは、言うまでもない。
情報処理端末200は、例えば図11に示す構成によって、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。なお、本実施形態に係る情報処理端末200のハードウェア構成は、図11に示す構成に限られない。
例えば、情報処理端末200は、アンテナ268と電気的に接続される搬送波送受信回路(例えば図9に示す搬送波送受信回路166)をさらに備え、NFCにおけるリーダ/ライタ機能を有していてもよい。
また、情報処理端末200は、第1の通信がNFCではない場合には、ICチップ266およびアンテナ268を備えていなくてもよい。また、第1の通信がNFCではない場合、情報処理端末200は、赤外線通信デバイスなどの第1の通信に対応する通信デバイスをさらに備える。
また、情報処理端末200は、接続されている第1の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第1の通信を行う場合には、ICチップ266およびアンテナ268などの、第2の通信に対応する通信デバイスを備えていなくてもよい。
また、情報処理端末200は、例えば、接続されている第2の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第2の通信を行う場合には、通信インタフェース264を備えていなくてもよい。
また、情報処理端末200は、例えば、LTE/3G用のアンテナなどの通信アンテナおよびRF回路など、他の通信デバイスをさらに備えていてもよい。
また、情報処理端末200は、例えば、記録媒体256や、操作入力デバイス260、表示デバイス262のうちの1または2以上を備えない構成であってもよい。なお、例えば、情報処理端末200に外部の表示デバイスが接続されている場合には、情報処理端末200は、表示デバイス262を備えているか否かによらず、当該外部の表示デバイスに、通知に係る画面やパスキー設定画面などの様々な画面を表示させることが可能である。
また、情報処理端末200は、例えば、音声(音楽も含む)を出力する音声出力デバイスをさらに備えていてもよい。本実施形態に係る音声出力デバイスとしては、例えば、スピーカが挙げられる。また、本実施形態に係る音声出力デバイスは、音声信号を処理するDSP(Digital Signal Pocessor)や、音声信号を増幅する増幅器などをさらに有していてもよい。
音声出力デバイスを備える場合、情報処理端末200は、例えば、完了通知などの各種通知の内容を示す音声(音楽も含む)を、当該音声出力デバイスから出力させる。なお、例えば、情報処理端末200に外部の音声出力デバイスが接続されている場合には、情報処理端末200は、音声出力デバイスを備えているか否かによらず、当該外部の音声出力デバイスに、完了通知などの各種通知の内容を示す音声(音楽も含む)を出力させることも可能である。
また、例えば、図11に示す構成(または変形例に係る構成)は、1、または2以上のICで実現されてもよい。
再度図10を参照して、情報処理端末200の構成の一例について説明する。第1通信部202は、第1の通信により外部装置と通信を行う。第1通信部202における第1の通信は、例えば制御部206により制御される。
ここで、第1通信部202としては、例えば、図11に示すICチップ266およびアンテナ268のようなNFCに対応する通信デバイスや、赤外線通信デバイスなどが挙げられる。
第2通信部204は、第2の通信により外部装置と通信を行う。第2通信部204における第2の通信は、例えば制御部206により制御される。
ここで、第2通信部204としては、例えば、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路や、IEEE802.11ポートおよび送受信回路などが挙げられる。
制御部206は、例えばMPUなどで構成され、情報処理端末200全体を制御する役目を果たす。また、制御部206は、例えば、処理部210を備え、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
処理部210は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。処理部210は、通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると装置に関する情報を通信対象の装置から取得する。また、処理部210は、第1の通信または第2の通信により、通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う。
より具体的には、処理部210は、例えば、上記(A)に示す第1の例に係る処理や、上記(B)に示す第2の例に係る処理を行う。
制御部206は、例えば、処理部210を備えることによって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
情報処理端末200は、例えば図10に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。
したがって、情報処理端末200は、例えば図10に示す構成によって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、例えば図10に示す構成によって、処理装置100は、例えば上述したような、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が行われることにより奏される効果を、奏することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理端末(第2の情報処理装置)の構成は、図10に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係る情報処理端末は、処理部210を、制御部206とは個別に備える(例えば、別の処理回路で実現する)ことができる。また、本実施形態に係る情報処理端末は、処理部210における処理を、複数の処理回路で行う構成であってもよい。
また、例えば、接続されている第1の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第1の通信を行う場合には、本実施形態に係る情報処理端末は、第1通信部202を備えていなくてもよい。
また、例えば、接続されている第2の通信による通信が可能な外部の通信デバイスを介して外部装置と第2の通信を行う場合には、本実施形態に係る情報処理端末は、第2通信部204を備えていなくてもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な装置として、処理装置(第1の情報処理装置)を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、図1に示すような店舗などに設置される装置(例えば、POS(Point Of Sale)に係る装置など)や、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータ、スマートフォンや携帯電話などの通信装置や、タブレット型の装置など、様々な機器などに適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器などに組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
また、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な装置として、情報処理端末(第2の情報処理装置)を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、図1に示すようなスマートフォンや携帯電話などの通信装置や、ICカード、タブレット型の装置、PCなどのコンピュータ、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機など、様々な機器などに適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器などに組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
(本実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラムとしては、例えば、本実施形態に係る処理装置(第1の情報処理装置)として機能させるためのプログラムや、本実施形態に係る情報処理端末(第2の情報処理装置)として機能させるためのプログラムが挙げられる。
また、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理によって奏される効果を、奏することができる。
(第2の実施形態に係る情報処理システム)
次に、第2の実施形態に係る情報処理システムとして、ユーザに対して通信を介した処理に関する各種通知を行うことが可能な情報処理システムについて説明する。以下では、通信を介した処理が決済処理である場合を主に例に挙げる。
なお、第2の実施形態に係る情報処理システムを例に挙げて示す本実施形態に係る通知方法は、上述した第1の実施形態に係る情報処理システムに対しても適用することが可能である。
図13は、第2の実施形態に係る情報処理システム2000の一例を示す説明図である。
情報処理システム2000は、リーダ/ライタ500と、情報処理装置600と、情報処理装置700と、サーバ800とを有する。ここで、図13では、情報処理装置600がICカードであり、情報処理装置700がスマートフォンなどの通信装置である例を示している。
リーダ/ライタ500と情報処理装置600とは、例えばNFCにより通信を行う。また、情報処理装置600と、情報処理装置700とは、例えば、IEEE802.15.1やIEEE802.11を利用した無線通信を行う。情報処理装置700とサーバ800とは、例えば、ネットワークを介して(または直接的に)通信を行う。
以下、図13に示す情報処理システム2000を例に挙げて、本実施形態に係る通知方法について説明する。なお、以下では、表示画面に画像や文字などが表示されることによる視覚的な通知を主に例に挙げるが、本実施形態に係る通知方法に係る通知は、視覚的な通知に限られない。例えば、本実施形態に係る通知方法に係る通知は、音声(音楽も含む)による聴覚的な通知や、振動などによる触覚的な通知、または、視覚的な通知、聴覚的な通知、および触覚的な通知のうちの2以上を組み合わせた通知であってもよい。
図14は、本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図である。図14に示すA〜図14に示すEは、それぞれ本実施形態に係る通知方法により実現される通知パターンを示している。以下、図14を適宜参照して、本実施形態に係る通知方法により実現される通知パターンの一例を説明する。
(1)第1の通知パターン(図14のA)
リーダ/ライタ500と情報処理装置600との間で決済処理が完了すると、情報処理装置600は、決済の内容を示す情報(データ。以下「決済情報」と示す。)を情報処理装置700へ送信することによって、決済の内容を情報処理装置700へ通知する。また、情報処理装置700は、例えば、情報処理装置600から取得された決済情報をサーバ800へ送信することによって、決済の内容をサーバ800へ通知する。
図15は、本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図であり、第1の通知パターンにより実現されるユースケースの一例を示している。図15は、第1の通知パターンにより実現されるユースケースを、図15のA〜図15のFの順に時系列で示している。
例えば実店舗において情報処理装置600を利用した決済が行われ(図15のA〜図15のC)、リーダ/ライタ500と情報処理装置600との間で決済処理が決済処理が完了すると、情報処理装置600の表示画面には決済の内容が表示される(図15のD)。
情報処理装置600が決済の内容を情報処理装置700へ通知すると、情報処理装置700の表示画面には決済の内容が表示される(図15のE)。
また、情報処理装置700が決済の内容をサーバ800へ通知することによって、例えば、情報処理装置600や情報処理装置700のユーザは、決済の内容を、他の情報処理装置900などを利用して確認することができる(図15のF)。
図16A、図16Bは、本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図であり、第1の通知パターンに係る処理の一例を示している。図16AのAは、リーダ/ライタ500における処理の一例を示しており、図16AのBは、情報処理装置600における処理の一例を示している。また、図16BのAは、情報処理装置700における処理の一例を示しており、図16BのBは、サーバ800における処理の一例を示している。
(1−1)リーダ/ライタ500における処理の一例(図16AのA)
リーダ/ライタ500は、決済金額、決済に用いる電子マネー種別を決定し(S700)、決済のためのコマンドを生成して、情報処理装置600へ送信する(S702)。リーダ/ライタ500は、例えば、決済のためのコマンドを送信してから設定されている所定の時間が経過しても情報処理装置600からの応答がない場合には、ステップS702の処理を繰り返してもよい。また、リーダ/ライタ500は、ステップS702の処理を設定された所定の回数繰り返しても情報処理装置600からの応答がない場合には、図16AのAに示す処理を終了することも可能である。
ステップS702において送信された決済のためのコマンドに応じた応答が情報処理装置600から取得されると、リーダ/ライタ500は、例えば図16AのAに示す処理を終了する。なお、リーダ/ライタ500は、例えば、決済処理の内容に応じて、ステップS702、S704の処理を複数回行い、決済処理が完了した後に、図16AのAに示す処理を終了してもよい。
(1−2)情報処理装置600における処理の一例(図16AのB)
情報処理装置600は、図16AのAに示すステップS702においてリーダ/ライタ500から送信された決済のためのコマンドが受信されると(S800)、当該決済のためのコマンドに対する応答を行う(S802)。
情報処理装置600は、受信された決済のためのコマンドから決済金額や電子マネー種別を特定し、表示画面に内容を表示する(S804)。ステップS804の処理により、例えば図15のDに示すような表示画面への表示が実現される。
情報処理装置600は、決済情報を情報処理装置700へ送信することにより、決済の内容を情報処理装置700へ通知する(S806)。そして、情報処理装置600は、図16AのBに示す処理を終了する。
(1−3)情報処理装置700における処理の一例(図16BのA)
情報処理装置700は、図16AのBに示すステップS806において情報処理装置600から送信された決済情報を受信すると、決済情報が示す内容(通知内容)と、現在設定されている通知設定とに基づいて、通知の必要性や通知内容を判断する(S900)。
ステップS900の判断の結果、通知を行うと判定されない場合には、情報処理装置700は、例えば図16BのAに示す処理を終了する。
また、ステップS900の判断の結果、通知を行うと判定された場合には、情報処理装置700は、決済情報が示す内容を表示画面に表示させる(S904)。ステップS904の処理により、例えば図15のEに示すような表示画面への表示が実現される。
情報処理装置700は、決済情報をサーバ800へ送信することにより、決済の内容をサーバ800へ通知する(S906)。そして、情報処理装置700は、図16BのAに示す処理を終了する。
(1−4)サーバ800における処理の一例(図16BのB)
サーバ800は、図16BのAに示すステップS906において情報処理装置700から送信された決済情報を受信すると、決済情報が示す内容を、データベースに記録する(S1000)。そして、サーバ800は、図16BのBに示す処理を終了する。決済情報が示す内容がデータベースに記録されることによって、例えば図15のFに示すように、他の情報処理装置900などを利用したユーザによる決済の内容の確認が可能となる。
(2)第2の通知パターン(図14のB)
リーダ/ライタ500と情報処理装置600との間で決済処理が完了すると、情報処理装置600は、決済情報を情報処理装置700へ送信することによって、決済の内容を情報処理装置700へ通知する。また、情報処理装置700は、例えば、情報処理装置600から取得された決済情報をサーバ800へ送信することによって、決済の内容をサーバ800へ通知する。
サーバ800は、情報処理装置700から取得された決済情報に基づいて、決済に係る通知が必要であるか否かを判定する。サーバ800は、例えば、1ヶ月などの設定されている所定の期間内における決済金額の合計値が、設定されている所定の値を超えた場合などに、決済に係る通知が必要であると判定する。
決済に係る通知が必要であると判定すると、サーバ800は、例えば、通知内容を示すデータと通知を行わせる命令とを含む通知情報(データ)を、情報処理装置700へ送信することにより、通知内容を情報処理装置700へ通知する。また、情報処理装置700は、通知情報を情報処理装置600へ送信することによって、通知内容を情報処理装置700へ通知する。
(3)第3の通知パターン(図14のC)
情報処理装置600と情報処理装置700とが、通信が可能な通信可能範囲内に存在しなくなった場合には、情報処理装置600および情報処理装置700それぞれは、通信対象の装置が通信可能範囲内に存在しないことを示す通知を、ユーザに対して行う。情報処理装置600および情報処理装置700それぞれは、例えば、設定されている所定の時間が経過しても通信対象の装置から送信される信号が検出されない場合に、通信対象の装置が通信可能範囲内に存在しないと判定する。
(4)第4の通知パターン(図14のD)
決済処理を行う際に、情報処理装置600は、例えば、決済処理の実行の承認を求める承認要求を情報処理装置700へ送信して、決済の内容を情報処理装置700へ通知する。ここで、本実施形態に係る承認要求には、例えば、決済金額と、決済処理の実行の可否を示すデータの送信命令とが含まれる。
そして、情報処理装置700は、承認要求に対する応答を行い、当該応答が決済処理の実行を承認することを示す場合に、情報処理装置600は、決済処理を行う。
図17は、本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図であり、第4の通知パターンにより実現されるユースケースの一例を示している。図17は、第4の通知パターンにより実現されるユースケースを、図17のA〜図17のDの順に時系列で示している。
例えば実店舗において情報処理装置600を利用した決済が行われる際に、決済金額が設定されている所定の金額を超えている場合には、情報処理装置600は、承認要求を情報処理装置700へ送信して、決済の内容を情報処理装置700へ通知する(図17のA)。情報処理装置600が決済の内容を情報処理装置700へ通知すると、情報処理装置700の表示画面には承認要求に応じて承認画面が表示される(図17のB)。
承認画面に対するユーザ操作により決済が承認されると(図17のC)、情報処理装置700は、決済が承認されたことを示す応答を情報処理装置600へ送信する。その結果、情報処理装置600はリーダ/ライタ500との間で決済処理を行い、決済が完了する(図17のD)。
図18は、本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図であり、第4の通知パターンの変形例に係るユースケースの一例を示している。図18は、第4の通知パターンの変形例に係るユースケースを、図18のA〜図18のDの順に時系列で示している。なお、図18ではユーザのパスワードの入力操作により認証が行われるユースケースを示しているが、第4の通知パターンの変形例に係るユースケースは、図18に示す例に限られない。例えば、第4の通知パターンの変形例に係るユースケースは、スライダなどのユーザが操作を行うことが可能なデバイスに対する操作など、他のユーザ操作により認証が行われるユースケースであってもよい。
情報処理装置600が、扉に設置されている装置の通信可能範囲内に入ると(図18のA)、情報処理装置600は、扉を開錠させるためのパスワードの入力画面を表示画面に表示させる(図18のB)。パスワードの入力画面に対するユーザ操作によりパスワードが入力されると(図18のC)、情報処理装置600は、パスワードを示すデータを扉に設置されている装置に送信することにより、パスワードを扉に設置されている装置へ通知する。そして、扉に設置されている装置は、通知されたパスワードを用いて認証し、認証が完了すると、扉を開錠する(図18のD)。
図19A、図19Bは、本実施形態に係る通知方法を説明するための説明図であり、第4の通知パターンに係る処理の一例を示している。図19AのAは、リーダ/ライタ500における処理の一例を示しており、図19AのBは、情報処理装置600における処理の一例を示している。また、図19Bは、情報処理装置700における処理の一例を示している。
(4−1)リーダ/ライタ500における処理の一例(図19AのA)
リーダ/ライタ500は、決済金額、決済に用いる電子マネー種別を決定し(S1100)、決済のためのコマンドを生成して、情報処理装置600へ送信する(S1102)。リーダ/ライタ500は、例えば、決済のためのコマンドを送信してから設定されている所定の時間が経過しても情報処理装置600からの応答がない場合には、ステップS1102の処理を繰り返してもよい。また、リーダ/ライタ500は、ステップS1102の処理を設定された所定の回数繰り返しても情報処理装置600からの応答がない場合には、図19AのAに示す処理を終了することも可能である。
ステップS1102において送信された決済のためのコマンドに応じた応答が情報処理装置600から取得されると、リーダ/ライタ500は、例えば図19AのAに示す処理を終了する。なお、リーダ/ライタ500は、例えば、決済処理の内容に応じて、ステップS1102、S1104の処理を複数回行い、決済処理が完了した後に、図19AのAに示す処理を終了してもよい。
(4−2)情報処理装置600における処理の一例(図19AのB)
情報処理装置600は、図19AのAに示すステップS1102においてリーダ/ライタ500から送信された決済のためのコマンドが受信されると(S1200)、承認要求を情報処理装置700へ送信して、情報処理装置700に対して承認確認を行う(S1202)。情報処理装置600は、情報処理装置700から送信される承認要求に対する応答を受信することにより情報処理装置700から承認を得る(S1204)。そして、情報処理装置600は、ステップS1102においてリーダ/ライタ500から送信された決済のためのコマンドに対する応答を行う(S1206)。
情報処理装置600は、図16AのBのステップS806と同様に、受信された決済のためのコマンドから決済金額や電子マネー種別を特定し、表示画面に内容を表示する(S1206)。
情報処理装置600は、決済情報を情報処理装置700へ送信することにより、決済の内容を情報処理装置700へ通知する(S1210)。そして、情報処理装置600は、図19AのBに示す処理を終了する。
(4−3)情報処理装置700における処理の一例(図19B)
情報処理装置700は、図19AのBに示すステップS1202において情報処理装置600から送信された承認要求を受信すると、例えば図17のBに示すような承認画面を表示画面に表示させ、承認画面に対するユーザ操作に基づいて、情報処理装置600からの決済の承認の依頼を承認し、承認したことを示す承認要求に対する応答を行う(S1300)。なお、情報処理装置700は、承認画面に対するユーザ操作に基づいて、情報処理装置600からの決済の承認の依頼を、否認することも可能である。
情報処理装置700は、図19AのBに示すステップS1210において情報処理装置600から送信された決済情報を受信すると、決済情報が示す内容(通知内容)と、現在設定されている通知設定とに基づいて、通知の必要性や通知内容を判断する(S1302)。
ステップS1302の判断の結果、通知を行うと判定されない場合には、情報処理装置700は、例えば図19Bに示す処理を終了する。
また、ステップS1302の判断の結果、通知を行うと判定された場合には、情報処理装置700は、図16AのBのステップS904と同様に、決済情報が示す内容を表示画面に表示させる(S1306)。
情報処理装置700は、決済情報をサーバ800へ送信することにより、決済の内容をサーバ800へ通知する(S1308)。そして、情報処理装置700は、図19Bに示す処理を終了する。
(5)第5の通知パターン(図14のE)
リーダ/ライタ500は、情報処理装置600との間の処理が失敗した場合には、処理においてエラーが発生して処理が失敗したことや、エラーの内容、エラーの原因などを示すデータを情報処理装置600へ送信することによって、処理のエラー内容を通知する。また、リーダ/ライタ500は、例えば、リーダ/ライタ500が備える表示デバイスや、リーダ/ライタ500に接続されている外部の表示デバイスなどに、処理のエラー内容を表示させることによって、リーダ/ライタ500のユーザに対して処理のエラー内容を通知することも可能である。
第2の実施形態に係る情報処理システム2000では、例えば、上記(1)に示す第1の通知パターン〜上記(5)に示す第5の通知パターンの通知が行われる。
情報処理システム2000において上記(1)に示す第1の通知パターン〜上記(5)に示す第5の通知パターンの通知に示すような通知が行われることによって、情報処理システム2000では、例えば下記の(a)〜(e)に示すような通知が実現され、また、それぞれの通知により下記に示すような効果が奏される。
(a)電子マネーの決済に関する通知
上記(a)に示す通知により、意図しない電子マネーの利用を発見することが可能となる。また、決済に関する履歴を、スマートフォンなどの通信装置やサーバなどの、ICカードよりも記憶容量が大きい装置に記憶することができる。
(b)電子マネーのチャージの通知
上記(b)に示す通知により、ユーザは、電子マネーのチャージが正常に行われたか否かを確認することが可能となるので、ユーザに安心感を与えることができる。
(c)電子マネーの残金額ある一定額を下回った場合における通知
上記(c)に示す通知により、ユーザに対して電子マネーのチャージを促すことが可能となるので、電子マネー業者にとって取引の機会を増加させることができる。
(d)改札器に定期券の機能を有するICカードをかざした際において、定期券の有効期限が迫っていることを通知
上記(d)に示す通知により、定期券の更新をユーザに促すことができる。また、上記(d)に示す通知により、定期券の有効期間にユーザが気づかずに電子マネーによる決済が行われるリスクを低減することができる。また、上記(d)に示す通知により、定期券の有効期間にユーザが気づかずに電子マネーによる決済が行われた際に、電子マネーによる決済が行えないことによりユーザが改札を通ることができず、ユーザが改札で詰まる可能性を低減することができる。
(e)決済などが失敗した際に、エラー原因などの通知
上記(e)に示す通知により、処理のリトライに係る操作をユーザに促すことができる。また、上記(e)に示す通知により、ユーザ一人当たりに対してトータルでかかる処理時間を短縮することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を前記通信対象の装置から取得し、前記第1の通信、または、前記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、前記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う処理部を備え、
前記処理部は、
前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う場合において、前記第1の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第1の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された前記装置に関する情報を用いて前記第2の通信を開始させ、
前記第2の通信により、前記通信対象の装置との間で未完了となった前記通信を介した処理を行う、情報処理装置。
(2)
前記処理部は、
取得された前記装置に関する情報と、前記通信を介した処理の状態を示す状態情報とに基づいて、前記通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定し、
未完了の処理があると判定されない場合に、前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記処理部は、
取得された前記装置に関する情報と、前記通信を介した処理の状態を示す状態情報とに基づいて、前記通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定し、
未完了の処理があると判定された場合には、取得された前記装置に関する情報を用いて前記通信対象の装置との間で前記第2の通信を開始させ、
前記状態情報に基づいて、前記第2の通信により、前記通信対象の装置との間で未完了となった前記通信を介した処理を行う、(1)、または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記処理部は、
前記第2の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第2の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、前記通信対象の装置に対応する前記通信を介した処理の状態を示す状態情報を、外部装置に送信させ、
前記通信対象の装置から前記装置に関する情報が取得された場合には、前記外部装置から取得された、前記装置に関する情報に対応する前記状態情報に基づいて、前記通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定する、(2)、または(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記処理部は、
前記通信対象の装置との間で前記第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置に対して、鍵情報の生成を行わせるための生成要求を送信させ、
前記通信対象の装置において前記生成要求に基づき生成された鍵情報を、前記第1の通信により取得する、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)
前記鍵情報は、前記第2の通信における認証に用いられる、(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記鍵情報は、サービスに関する処理の実行に用いられる、(5)に記載の情報処理装置。
(8)
前記処理部は、前記通信を介した処理として、決済処理を行う、(1)〜(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(9)
通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を前記通信対象の装置から取得し、前記第1の通信、または、前記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、前記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行うステップを有し、
前記処理を行うステップでは、
前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う場合において、前記第1の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第1の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された前記装置に関する情報を用いて前記第2の通信を開始させ、
前記第2の通信により、前記通信対象の装置との間で未完了となった前記通信を介した処理が行われる、情報処理装置により実行される情報処理方法。
(10)
通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を前記通信対象の装置から取得し、前記第1の通信、または、前記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、前記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行うステップをコンピュータに実行させ、
前記処理を行うステップでは、
前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う場合において、前記第1の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第1の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された前記装置に関する情報を用いて前記第2の通信を開始させ、
前記第2の通信により、前記通信対象の装置との間で未完了となった前記通信を介した処理が行われる、プログラム。
100 処理装置
102、202 第1通信部
104、204 第2通信部
106、206 制御部
110、210 処理部
200 情報処理端末
300、800 サーバ
400 ネットワーク
500 リーダ/ライタ
600、700、900 情報処理装置
1000、2000 情報処理システム

Claims (10)

  1. 通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を前記通信対象の装置から取得し、前記第1の通信、または、前記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、前記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行う処理部を備え、
    前記処理部は、
    前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う場合において、前記第1の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第1の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された前記装置に関する情報を用いて前記第2の通信を開始させ、
    前記第2の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第2の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、前記通信対象の装置に対応する前記通信を介した処理が未完了であることを示す状態情報を外部装置に送信して前記外部装置に保持させ、
    前記通信対象の装置との間で第1の通信が再度開始されて前記通信対象の装置から前記装置に関する情報が取得された場合には、当該情報の前記通信対象の装置に対応する前記状態情報を前記外部装置から取得すると共に、前記第2の通信を再度開始させ、
    前記第2の通信により、前記状態情報において前記通信対象の装置との間で未完了とされた前記通信を介した処理を行う、情報処理装置。
  2. 前記処理部は、
    取得された前記装置に関する情報と、前記通信を介した処理の状態を示す状態情報とに基づいて、前記通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定し、
    未完了の処理があると判定されない場合に、前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理部は、
    取得された前記装置に関する情報と、前記通信を介した処理の状態を示す状態情報とに基づいて、前記通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定し、
    未完了の処理があると判定された場合には、取得された前記装置に関する情報を用いて前記通信対象の装置との間で前記第2の通信を開始させ、
    前記状態情報に基づいて、前記第2の通信により、前記通信対象の装置との間で未完了となった前記通信を介した処理を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理部は、
    記外部装置から取得された、前記装置に関する情報に対応する前記状態情報に基づいて、前記通信対象の装置に対応する未完了の処理があるかを判定する、請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理部は、
    前記通信対象の装置との間で前記第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置に対して、鍵情報の生成を行わせるための生成要求を送信させ、
    前記通信対象の装置において前記生成要求に基づき生成された鍵情報を、前記第1の通信により取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記鍵情報は、前記第2の通信における認証に用いられる、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記鍵情報は、サービスに関する処理の実行に用いられる、請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記処理部は、前記通信を介した処理として、決済処理を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を前記通信対象の装置から取得し、前記第1の通信、または、前記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、前記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行うステップを有し、
    前記処理を行うステップでは、
    前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う場合において、前記第1の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第1の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された前記装置に関する情報を用いて前記第2の通信を開始させ、
    前記第2の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第2の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、前記通信対象の装置に対応する前記通信を介した処理が未完了であることを示す状態情報を外部装置に送信して前記外部装置に保持させ、
    前記通信対象の装置との間で第1の通信が再度開始されて前記通信対象の装置から前記装置に関する情報が取得された場合には、当該情報の前記通信対象の装置に対応する前記状態情報を前記外部装置から取得すると共に、前記第2の通信を再度開始させ、
    前記第2の通信により、前記状態情報において前記通信対象の装置との間で未完了とされた前記通信を介した処理が行われる、情報処理装置により実行される情報処理方法。
  10. 通信対象の装置との間で第1の通信が開始されると、前記通信対象の装置を特定することが可能な識別情報を含む装置に関する情報を前記通信対象の装置から取得し、前記第1の通信、または、前記第1の通信よりも通信可能範囲が広い第2の通信により、前記通信対象の装置との間で通信を介した処理を行うステップをコンピュータに実行させ、
    前記処理を行うステップでは、
    前記第1の通信により前記通信を介した処理を行う場合において、前記第1の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第1の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、取得された前記装置に関する情報を用いて前記第2の通信を開始させ、
    前記第2の通信による前記通信を介した処理の実行中に前記第2の通信が途絶え、実行されていた前記通信を介した処理が未完了となったときには、前記通信対象の装置に対応する前記通信を介した処理が未完了であることを示す状態情報を外部装置に送信して前記外部装置に保持させ、
    前記通信対象の装置との間で第1の通信が再度開始されて前記通信対象の装置から前記装置に関する情報が取得された場合には、当該情報の前記通信対象の装置に対応する前記状態情報を前記外部装置から取得すると共に、前記第2の通信を再度開始させ、
    前記第2の通信により、前記状態情報において前記通信対象の装置との間で未完了とされた前記通信を介した処理が行われる、プログラム。
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