JP6699540B2 - 床板取付部材 - Google Patents

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本発明は、コンテナ内に設けられた複数のレール部材に床板を取り付ける床板取付部材、床板およびコンテナに関するものである。
従来、輸送コンテナの床面に、床枠と、床枠内の前後方向に適宜の間隔をおいて組み付けられた複数の横はりと、床枠内の左右方向に適宜の間隔をおいて組み付けられた複数の縦はりと、を設け、床枠、横はりおよび縦はりの上に床板を固定したものがある(例えば、特許文献1参照)。この床板上には、金網が張られ、この金網を利用して大型貨物が床板上に固定される構造となっている。
このようなコンテナは、床板の下に横はりと縦はりが設けられているので、例えば、床板の下に空気を流すことはできない。そこで、コンテナの床に、断面T字状の複数のTレールを適宜の間隔をおいて配置し、これらのTレールの上に床板を配置したものがある。このようなコンテナでは、床板の下の空間に冷風を流して冷凍コンテナとして使用することが可能となっている。
特開2006−69632号公報
上記したコンテナでは、Tレール上に床板が固定されることなく配置されたり、Tレール上にビスや溶接で床板が固定される。しかし、Tレール上に床板を固定することなく配置した場合、床板が振動や加速度等により移動して床板が不安定となるため輸送用コンテナとして使用するのは難しいといった問題がある。また、図9に示すように、Tレール上にビスで床板を固定した場合や、図10に示すように、Tレール上に溶接で床板を固定した場合、床板を取り外すことが困難なため、床板の下側の清掃などのメンテナンスを行うことができないといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、床板の安定性と、メンテナンス性を確保することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、コンテナ(1)内に設けられた複数のレール部材(50)に床板(40)を取り付ける床板取付部材であって、外周面にネジ山(11a)が形成された軸部(11)とネジ頭(12)とを有するネジ(10)と、軸部のネジ山と螺合するナット(21)と一体で形成された固定プレート(20)と、を備え、床板には、貫通穴(40a)が形成されており、レール部材には、レール本体(52)と該レール本体の頂部に形成されたフランジ部(51)が設けられ、ネジの軸部貫通穴挿通された床板と固定プレートの間にフランジ部が挟持された状態で床板がレール部材にネジ固定される。さらに、ネジの軸部が挿通される貫通穴が形成され、床板とレール部材のフランジ部との隙間に配置されたスペーサ(30)を備えている。
これによれば、床板には、貫通穴(40a)が形成されており、レール部材には、レール本体(52)と該レール本体の頂部に形成されたフランジ部(51)が設けられ、ネジの軸部貫通穴挿通された床板と固定プレートの間にフランジ部が挟持された状態で床板がレール部材にネジ固定されるので、床板の安定性を確保することができる。また、ネジにより床板を容易にレール部材から外して、例えば、床板の下側の清掃などを行うことができるので、メンテナンス性を確保することができる。さらに、ネジの軸部が挿通される貫通穴が形成され、床板とレール部材のフランジ部との隙間に配置されたスペーサ(30)を備えているので、ネジをネジ固定する際に固定プレートが変形するのを防止することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係るコンテナに設けられたレール部材に床板が取り付けられた様子を表した図である。 コンテナの概略断面図である。 本発明の第1実施形態に係る床板取付部材の上面図である。 本発明の第1実施形態に係る床板取付部材の側面図である。 レール部材への床板の取り付けについて説明するための図である。 レール部材への床板の取り外しについて説明するための図である。 固定プレートにスペーサを一体化した床板取付部材の側面図である。 スペーサを設けない場合の床板取付部材の側面図である。 レール部材上にビスで床板を固定したときのレール部材と床板の断面図である。 レール部材上に溶接で床板を固定したときのレール部材と床板の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るコンテナについて図1〜図6を用いて説明する。図1に示すように、本実施形態のコンテナ1は、冷凍車に搭載される冷凍コンテナとして構成されている。コンテナ1の床面には、複数のレール部材50が設けられている。図2に示すように、複数のレール部材50は、所定間隔をあけて並べて配置されている。
レール部材50には、レール本体52と該レール本体52の頂部に形成されたフランジ部51が設けられている。各レール部材50は、断面T字形状を成しており、Tレールと呼ばれる。レール部材50は、アルミニウム、SUSなどの金属材料を用いて構成されている。
ネジ10は、外周面にネジ山11aが形成された軸部11とネジ頭12とを有している。ネジ頭12には、プラス記号形状の溝が形成されている。ネジ10は、プラスネジとして構成されている。ネジ10は、SUSなどの金属材料を用いて構成されている。
固定プレート20は、矩形形状の板部材により構成されている。固定プレート20は、SUSなどの金属材料を用いて構成されている。固定プレート20の中央には貫通穴20aが形成されている。固定プレート20は、ネジ10の軸部11のネジ山11aと螺合するナット21と一体で形成されている。
ナット21は、六角ナットとして構成されている。ナット21は、固定プレート20の中央に配置されている。すなわち、固定プレート20の貫通穴20aはナット21の穴部と一致する位置に形成されている。固定プレート20は、ナット21の中心を通る最大寸法がレール本体52の所定間隔よりも大きくなっている。具体的には、矩形形状の固定プレート20の対角線の長さが、レール本体52の所定間隔よりも大きくなっている。
スペーサ30は、ネジ10の軸部11に挿通される貫通穴30aが形成され、リング形状を成している。スペーサ30は、硬質ゴムにより構成されている。スペーサ30は、床板40とレール部材50のフランジ部51との隙間に配置される。
床板40は、アルミニウムにより構成されており、平板状を成している。床板40には、ネジ10の軸部11を挿通するための後述する複数の貫通穴40aが形成されている。複数の貫通穴40aは、レール部材50のフランジ部51の上に床板40を載せたときに、隣り合うフランジ部51の隙間に位置するようになっている。
ネジ10と、ナット21と一体で形成された固定プレート20は、床板40をレール部材50に取り付ける床板取付部材を構成している。
次に、レール部材50への床板40の取り付けについて図5を用いて説明する。図5(a)、図5(b)、図5(c)の上段は、床板取付部材の上面図であり、図5(a)、図5(b)、図5(c)の下段は、床板取付部材の側面図である。図5(a)、図5(b)、図5(c)では、床板40を省略してある。作業者は、図5(a)、図5(b)、図5(c)の順に床板40をレール部材50に取り付ける。
作業者は、まず、床板40をレール部材50から持ち上げた状態で床板40の表面側から床板40の貫通穴40aにネジ10の軸部11を挿通させた後、床板40の裏面側からネジ10の軸部11にスペーサ30を配置する。
作業者は、次に、固定プレート20と一体で形成されたナット21を回転させて固定プレート20をネジ10の軸部11の先端に取り付ける。なお、スペーサ30は、ナット21とネジ頭12の間に配置される。
作業者は、床板40に形成された各貫通穴40aに対して上記作業を繰り返し、床板40の各貫通穴40aにネジ10および固定プレート20を仮固定する。
次に、図5(a)に示すように、隣り合うレール部材50のフランジ部51の隙間からレール本体52の間に固定プレート20を挿入しながら床板40をレール部材50のフランジ部51の上に載せる。このとき、スペーサ30は、自重により固定プレート20の上に載った状態となる。また、固定プレート20の上面は、レール部材50のフランジ部51の下面よりも低い位置となる。
作業者は、次に、プラスドライバ100をネジ10のネジ頭12に合わせてネジ10を時計回りに回転させる。このとき、ネジ10とナット21との摩擦によりネジ10と一緒に固定プレート20も回転する。
ここで、固定プレート20は、ナット21の中心を通る最大寸法がレール本体52の所定間隔よりも大きくなっている。このため、図5(b)の上段に示すように、ネジ10の回転に伴って固定プレート20の角部がフランジ部51の下側に回り込みレール本体52の側壁に接触する。そして、固定プレート20の角部がレール本体52の側壁に接触した後は、固定プレート20の回転は止まりネジ10のみが回転する。
作業者は、さらに、プラスドライバ100を用いてネジ10のを時計回りに回転させ、スペーサ30およびフランジ部51を床板40と固定プレート20で挟むようにして締め付ける。
このようにして、ネジ10の回転に伴ってネジ10の軸部11に貫通穴40aが挿通された床板40と固定プレート20の間にフランジ部51が挟持された状態で床板40がレール部材50にネジ固定される。
なお、不図示の冷凍装置から送風される冷風を、床板40とレール部材50により形成される空間に導入するよう構成して、本実施形態のコンテナ1が冷凍コンテナとして構成される。
次に、レール部材50への床板40の取り外しについて図6を用いて説明する。図6(a)、図6(b)、図6(c)の上段は、床板取付部材の上面図であり、図6(a)、図6(b)、図6(c)の下段は、床板取付部材の側面図である。図6(a)、図6(b)、図6(c)では、床板40を省略してある。作業者は、図6(a)、図6(b)、図6(c)の順に床板40をレール部材50から取り外す。
作業者は、まず、図6(a)に示すように、プラスドライバ100をネジ10のネジ頭12に合わせてネジ10を反時計回りに回転させる。このとき、ネジ10とナット21との摩擦によりネジ10と一緒に固定プレート20も回転する。
ここで、固定プレート20は、ナット21の中心を通る最大寸法がレール本体52の所定間隔よりも大きくなっている。このため、図6(b)の上段に示すように、ネジ10の回転に伴って固定プレート20の角部が、隣り合うレール本体52の反対側のレール本体52の側壁に接触する。そして、固定プレート20の角部がレール本体52の側壁に接触した後は、固定プレート20は回転することなくネジ10のみが回転する。
作業者は、さらに、プラスドライバ100を用いて、ネジ10の軸部11からナット21から外れるまで、ネジ10を反時計回りに回転させる。ネジ10の軸部11からナット21から外れると、自重により固定プレート20はコンテナ1の床面に落下する。そして、作業者は、床板40をレール部材50から取り外す。このように、作業者は、プラスドライバ100を用いて容易に床板40をレール部材50から取り外すことができる。
上記したように床板取付部材は、コンテナ1内に設けられた複数のレール部材50に床板40を取り付けるものである。床板取付部材は、外周面にネジ山11aが形成された軸部11とネジ頭12とを有するネジ10と、軸部11のネジ山11aと螺合するナット21と一体で形成された固定プレート20と、を備える。床板40には、貫通穴40aが形成されており、レール部材には、レール本体52と該レール本体の頂部に形成されたフランジ部51が設けられている。そして、ネジ10の軸部11に貫通穴40aが挿通された床板40と固定プレート20の間にフランジ部51が挟持された状態で床板40がレール部材50にネジ固定される。
これによれば、床板40には、貫通穴40aが形成されており、レール部材50には、レール本体52と該レール本体52の頂部に形成されたフランジ部51が設けられ、ネジ10の軸部11に貫通穴40aが挿通された床板40と固定プレート20の間にフランジ部51が挟持された状態で床板40がレール部材50にネジ固定されるので、床板の安定性を確保することができる。また、ネジにより床板を容易にレール部材から外して、例えば、床板の下側の清掃などを行うことができるので、メンテナンス性を確保することができる。
ところで、床板40がレール部材50の上に配置されている構成では、床板40の下に違法な荷物を隠して輸出又は輸入することができてしまう。このため、レール部材50上にビスや溶接で床板が固定されているコンテナでは、輸出、輸入用のコンテナとして使用することができない。
しかし、本実施形態のコンテナは、床板40をレール部材50に容易に取り付けたり床板40をレール部材50から容易に取り外したりすることができるので、輸出、輸入用のコンテナとして使用することもできる。
また、ネジ10とナット21を用いて床板40をレール部材50にネジ固定する際には、作業者が、床板40のレール部材50側からナット21を支持しながらネジ10を工具で回転させる必要があるが、床板40のレール部材50側からナット21を支持するのは困難である。
しかし、本実施形態では、複数のレール部材50は、所定間隔を設けて配置されており、固定プレート20は、ナット21の中心を通る最大寸法が所定間隔よりも大きくなっており、ネジ10を回転させる際に固定プレート20がレール部材50に接触して固定される。
このため、ネジ10を回転させる際に、作業者がナット21と一体で形成された固定プレート20が回転しないように床板のコンテナ1の床面側から固定プレート20を支持することなく、固定プレート20が回転しないようにすることができる。
また、ネジ10の軸部11に挿通される貫通穴30aが形成され、床板40とレール部材50のフランジ部51との隙間に配置されたスペーサ30を備えている。これによれば、ネジ10をネジ固定する際に固定プレート20が変形するのを防止することができる。
また、スペーサ30は、ナット21および固定プレート10と一体で形成されている。これによれば、床板40のレール部材50への固定時および床板40のレール部材50からの取り外し時の作業を軽減することができる。
また、上記床板取付部材を用いてコンテナ1内に設けられた複数のレール部材50に取り付けられる床板40であって、ネジ10の軸部11に貫通穴40aが挿通された床板40と固定プレート10の間にフランジ部51が挟持された状態で床板40がレール部材50にネジ固定される。
これによれば、床板の安定性を確保することができる。また、ネジにより床板を容易にレール部材から外して、例えば、床板の下側の清掃などを行うことができるので、メンテナンス性を確保することができる。
また、上記取付部材を用いて床板40が取付られる複数のレール部材50を備えたコンテナ1であって、ネジ10の軸部11に貫通穴40aが挿通された床板40と固定プレート10の間にフランジ部51が挟持された状態で床板40がレール部材50にネジ固定される。
これによれば、床板の安定性を確保することができる。また、ネジにより床板を容易にレール部材から外して、例えば、床板の下側の清掃などを行うことができるので、メンテナンス性を確保することができる。
また、コンテナ1は、冷凍車に搭載される冷凍用コンテナであり、床板40とレール部材50により形成される空間に冷却装置からの冷風が流れるよう構成されている。このように、コンテナ1を冷凍車に搭載される冷凍用コンテナに適用することができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、固定プレート20とナット21を一体で形成したが、図7に示すように、固定プレート20、ナット21およびスペーサ30を一体で形成してもよい。これにより床板40のレール部材50への固定時および床板40のレール部材50からの取り外し時の作業を軽減することができる。
(2)上記実施形態では、床板40とレール部材50のフランジ部51との隙間にスペーサ30を配置したが、図8に示すようにスペーサ30省略することもできる。
(3)上記実施形態では、コンテナ1を冷凍車に搭載される冷凍コンテナに用いたが、海上輸送用コンテナや定置用コンテナに用いることもできる。
(4)上記各実施形態では、ネジ10をプラスネジとして構成したが、例えば、六角ボルトや六角穴付きボルト等、プラスネジ以外のネジにより構成してもよい。
(5)上記各実施形態では、コンテナは、冷凍車に搭載される冷凍用コンテナを例に説明したが、冷凍車あるいは船舶に搭載され、壁面に断熱材が設けられた保温用のリーファーコンテナとして構成することもできる。この場合も、床板とレール部材により形成される空間に冷却装置からの冷風が流れるよう構成することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、コンテナ内に設けられた複数のレール部材に床板を取り付ける床板取付部材であって、外周面にネジ山)が形成された軸部とネジ頭とを有するネジと、軸部のネジ山と螺合するナットと一体で形成された固定プレートと、を備え、床板には、貫通穴が形成されており、レール部材には、レール本体と該レール本体の頂部に形成されたフランジ部が設けられ、ネジの軸部に貫通穴が挿通された床板と固定プレートの間にフランジ部が挟持された状態で床板がレール部材にネジ固定される。
また、第2の観点によれば、複数のレール部材は、所定間隔を設けて配置されており、固定プレートは、ナットの中心を通る最大寸法が所定間隔よりも大きくなっている。
これによれば、ネジを回転させる際に固定プレートがレール部材に接触して固定される。したがって、ネジを回転させる際に、作業者がナットと一体で形成された固定プレートが回転しないように床板のコンテナの床面側から固定プレートを支持することなく、固定プレートが回転しないようにすることができる。
また、第3の観点によれば、ネジの軸部に挿通される貫通穴が形成され、床板とレール部材のフランジ部との隙間に配置されたスペーサを備えている。これによれば、ネジをネジ固定する際に固定プレートが変形するのを防止することができる。
また、第4の観点によれば、スペーサは、ナットおよび固定プレートと一体で形成されている。これによれば、床板のレール部材への固定時および床板のレール部材からの取り外し時の作業を軽減することができる。
また、第5の観点によれば、上記床板取付部材を用いてコンテナ内に設けられた複数のレール部材に取り付けられる床板であって、ネジの軸部に貫通穴が挿通された床板と固定プレートの間にフランジ部が挟持された状態で床板がレール部材にネジ固定される。
これによれば、床板の安定性を確保することができる。また、ネジにより床板を容易にレール部材から外して、例えば、床板の下側の清掃などを行うことができるので、メンテナンス性を確保することができる。
また、第6の観点によれば、上記取付部材を用いて床板が取付られる複数のレール部材を備えたコンテナであって、ネジの軸部に貫通穴が挿通された床板と固定プレートの間にフランジ部が挟持された状態で床板がレール部材にネジ固定される。
これによれば、床板の安定性を確保することができる。また、ネジにより床板を容易にレール部材から外して、例えば、床板の下側の清掃などを行うことができるので、メンテナンス性を確保することができる。
また、第7の観点によれば、コンテナは、冷凍車に搭載される冷凍用コンテナであり、床板とレール部材により形成される空間に冷却装置からの冷風が流れるよう構成されている。このように、コンテナ1を冷凍車に搭載される冷凍用コンテナに適用することができる。
1 コンテナ
10 ネジ
11 軸部
12 ネジ頭
20 固定プレート
21 ナット
30 スペーサ
40 床板
50 レール部材
51 フランジ部
52 レール本体

Claims (3)

  1. コンテナ(1)内に設けられた複数のレール部材(50)に床板(40)を取り付ける床板取付部材であって、
    外周面にネジ山(11a)が形成された軸部(11)とネジ頭(12)とを有するネジ(10)と、
    前記軸部の前記ネジ山と螺合するナット(21)と一体で形成された固定プレート(20)と、を備え、
    前記床板には、貫通穴(40a)が形成されており、
    前記レール部材には、レール本体(52)と該レール本体の頂部に形成されたフランジ部(51)が設けられ、
    前記ネジの前記軸部前記貫通穴挿通された前記床板と前記固定プレートの間に前記フランジ部が挟持された状態で前記床板が前記レール部材にネジ固定され
    さらに、前記ネジの前記軸部に挿通される貫通穴が形成され、前記床板と前記レール部材の前記フランジ部との隙間に配置されたスペーサ(30)を備えた床板取付部材。
  2. 前記複数のレール部材は、所定間隔を設けて配置されており、
    前記固定プレートは、前記ナットの中心を通る最大寸法が前記所定間隔よりも大きくなっている請求項1に記載の床板取付部材。
  3. 前記スペーサは、前記ナットおよび前記固定プレートと一体で形成されている請求項1または2に記載の床板取付部材。
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