JP5494442B2 - コンソールボックス - Google Patents

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Description

本発明は、車両の左右のシート間に配置されるコンソールボックスに関し、その組付け構造に関するものである。
従来のコンソールボックスには、コンソールボックスのアウターパネルとインナーボックスの間に、後部座席に対し空調を行うためのダクトを設けたものがある。(特許文献1)
通常このコンソールボックスは、アウターパネルとインナーボックスを同一の樹脂材料(例えばPP(ポリプロピレン))で形成し、インナーボックス(又はアウターパネル)側にリブを形成し、アウターパネル(又はインナーボックス)と振動溶着により一体化するものが一般的である。
しかし、インナーボックスのボックスの内側に植毛などを行う場合は、インナーボックスの樹脂材料に制約ができ、アウターパネルとインナーボックスを異なる樹脂材料で製造する場合がある。このときは、振動溶着で一体かすることができないため、アウターパネルをインナーボックスに組付けることになるが、アウターパネルとインナーボックスの材質の違いなどによる寸法誤差を吸収する必要がある。
従来技術の構造を、図4に示す。通常、インナーボックス80の上端部でアウターパネル72を、クリップ挿入部82にクリップ取付部74に取付けられたクリップ90を係合させると共に、下端部でタッピングスクリュー92、ナットスプリング94などにより固定する。この下端部の組付けは、インナーボックス80に形成された取付部84とアウターパネル72に形成された取付座76がコンソールボックス70の中央方向に傾斜させて形成し、固定する部分を長穴としアウターパネルとインナーボックスの高さ方向の寸法誤差を吸収する構成をとっている。
特開2008−62709号公報
この構成では、コンソールボックス70の組付けの品質を確保するため、下端部のタッピングスクリュー92とナットスプリング94の締め付けは、締め付けの強度を一定にする必要がある。この具体的なアウターパネル72とインナーボックス80の組付け作業では、タッピングスクリュー92の組付け方向を必ず作業者の垂直方向にして作業を行うことにより組付け品質を確保している。この時、図に示すようにコンソールボックス70の中央方向に傾斜さて取付部84、取付座76が設けられているため、左右両側の組付けを行う場合、左右のどちらか一方側の組付け(通常複数箇所)行った後、コンソールボックス70を他方の組付けの取付部84の傾斜方向に合わせ回転させた後、組付けを行う必要がある。
そのため、組付け作業に時間が掛かり、コストアップになってしまうという問題があった。
本発明の目的は、アウターパネルとインナーボックスの組付け時に、アウターパネルとインナーボックスの組付け方向を変更する必要がなく、アウターパネルとインナーボックスの高さ方向の寸法誤差を吸収することができる組付け構造を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の発明は、少なくとも左右2枚のアウターパネルとインナーボックスを組みつけて成るコンソールボックスにおいて、アウターパネル及びインナーボックスの上端側に設けられ、アウターパネルとインナーボックスを係合させるクリップ部及びクリップ挿入部と、アウターパネルまたはインナーボックスの下端側に設けられ、アウターパネルまたはインナーボックスから突出し、ネジが挿入される取付穴を有する取付部と、アウターパネルまたはインナーボックスの下端側で、取付部より上部側に設けられ、アウターパネルまたはインナーボックスから突出したネジが挿入される係合穴を有する係合部と、係合部に取付けられたナットスプリングとを有し、取付部と係合部がナットスプリングを介しネジで組付けられており、左右アウターパネルのネジの組付け方向は同一方向であることを特徴とする。
上記構成により、取付部と係合部は、ナットスプリングを介しネジにより組付けられているのでる、アウターパネルとインナーボックスに上下方向の寸法誤差があっても、確実に組付けることができる。また、左右のアウターパネルのネジの組付け方向は同一方向なので、左右のアウターパネルの組付け時に、組付け方向を変更する必要がなく、短時間で組付けを行うことができ、安価に製造することができる。
本発明の請求項2に記載の発明は、アウターパネル及びインナーボックスから突出させて設けられた取付部と係合部は、左右にそれぞれ複数箇所設けられると共に、隙間を設け組付けられていることを特徴とする。
上記構成により、左右にそれぞれ複数箇所設けられた取付部と係合部が、間隙を設け組み付けられているので、アウターパネルとインナーボックスに上下方向の寸法誤差を確実に吸収することができ、安定な組付け状態を維持することができる。
本発明の請求項3に記載の発明は、取付部と前記係合部の隙間は、0mmより大きく2.0mmより小さい値であることを特徴とする。
上記構成により、取付部と前記係合部の隙間を、0mmより大きく2.0mmより小さい値とすることによりコンソールボックスの組付けに関する品質をより確実に管理することができ、安定的なコンソールボックスを提供することができる。
本発明のコンソールボックスは、アウターパネルとインナーボックスの組付け時に、アウターパネルとインナーボックスの組付け方向を変更する必要がなく、アウターパネルとインナーボックスの高さ方向の寸法誤差を吸収することができる。
本発明に係るコンソールボックスの左右のアウターパネルとインナーボックス等を示す分解斜視図である。 本発明に係るコンソールボックスの組付け状態を示す断面図である。 本発明に係るコンソールボックスの取付部と係合部に隙間の状態を示す部分断面図である。 従来技術に係るコンソールボックスの組付け状態を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態のコンソールボックスを示す。
図1は、本発明のコンソールボックス10を構成するのアウターパネル12、14とインナーボックス30等を示す分解斜視図である。なお、本件実施例に示すコンソールボックス10は、上部に取付けられる蓋体、ヒンジ部との部品は省略している。また、アウターパネル14側のウレタン50、52他の部品は省略している。
この実施例に示すコンソールボックス10は、樹脂材料としてABS樹脂で形成されたインナーボックス30の両側に、樹脂材料としてポリプロピレン樹脂で形成アウターパネル12、14が取付けられる構成になっている。インナーボックス30の上部側には、クリップ挿入部40、下端側には取付部32が形成されている。
アウターパネル12、13には、上端側にクリップ部20、下端側には、係合部22が形成されている。この係合部22には、ナットスプリング60取付けられ、インナーボックス30の取付部32より挿入されたネジとしてのタッピングスクリュー62により固定される構成となっている。この固定箇所は、左右に3箇所ずつ設けられ、複数箇所で固定さ列構成となっている。
また、アウターパネル12に内側にはウレタン50が、インナーボックス30のダクト形成部18には、ウレタン52が貼り付けられる。
次に、図2のコンソールボックス10の断面図により、組付けられた状態の構造を説明する。
アウターパネル12、14は、上端側でアウターパネル12,14に設けられた、クリップ部20が、インナーボックス30に設けられたクリップ挿入部40のクリップ挿入穴42に挿入され固定される。一方下端側は、アウターパネル12、14に設けられた係合部22にナットスプリング60が取付けられ、インナーボックス30に設けられた取付部32に挿入されたタッピングスクリュー62が、ナットスプリング60が螺合されている。係合部22及び取付部32は、コンソールボックス10に対し水平方向に形成されており、これらに対しタッピングスクリュー62は、左右とも垂直方向から組付けられるため、コンソールボックス10を回転させることなく組付け作業を行うことができる。
アウターパネル12、14の内側には、ウレタン50が、インナーボックス30にはウレタン52が貼付けられている。ウレタン52は、インナーボックス30に設けられたダクト形成リブ16間に貼付けられており、ウレタン50はこのダクト形成リブ16間の幅より広く設けられている。これらによりダクト部18が形成され、ウレタン50、52は、ダクト部18の空調風との断熱を行うと共に、アウターパネル12,14及びインアーボックス30の露結を防ぐために設けられている。
次に、図3により下端部側の、タッピングスクリュー62とナットスプリング60等の組付け状態の説明を行う。
アウターパネル14の係合部24を有する係合部22に取付られたナットスプリング60に対し、インナーボックス30の取付部32から取付穴34を通してタッピングスクリュー62を挿入する。そして、このタッピングスクリュー62とナットスプリング60とを螺合する。
この時、係合部22の下端と取付部32の上端とは、0.7mmの隙間ができるように設計されている。この隙間の設計で寸法公差は、0より大きく1.4mmより小さい値に設定されている。寸法公差に設定範囲としては、0より大きく2.0mmより小さい値の範囲で設定することが好ましい。この隙間を設定することにより、アウターパネル12,14とインナーボックス30に高さ方向の寸法誤差が発生し寸法誤差が0に近い場合でも、係合部22と取付部32が組付け時に当接することなく組付けられ、良好に組付けを行うことができる。また、寸法誤差2.0となってもナットスプリング等により、アウターパネルへの変形は最小限におさえられ、意匠性に影響することははない。
本件実施例のネジとして、タッピングスクリューを用いたが、通常のボルトを用いても良い。また、ナットとしてスプリングナットを用いたが、係合部がナットを保持できるような形状とし、通常のナットを用いるようにしても良い。
本実施例では、コンソールボックスの組付け構造に適用したが、大型の左右の部材を同時に組付けるような収納部材等の組付け構造に適用することができる。
10 コンソールボックス
12 アウターパネル
14 アウターパネル
16 ダクト形成リブ
18 ダクト部
20 クリップ部
22 係合部
24 係合穴
30 インナーボックス
32 取付部
34 取付穴
40 クリップ挿入部
42 クリップ挿入穴
50 ウレタン
52 ウレタン
60 ナットスプリング
62 タッピングスクリュー(ネジ)
70 コンソールボックス
72 アウターパネル
74 クリップ取付部
76 取付座
80 インナーボックス
82 クリップ挿入部
84 取付部
90 クリップ
92 タッピングスクリュー
94 ナットスプリング

Claims (3)

  1. 少なくとも左右2枚のアウターパネルとインナーボックスを組みつけて成るコンソールボックスにおいて、アウターパネル及びインナーボックスの上端側に設けられ、アウターパネルとインナーボックスを係合させるクリップ部及びクリップ挿入部と、
    アウターパネル及びインナーボックスの下端側に設けられ、アウターパネルまたはインナーボックスから突出し、ネジが挿入される取付穴を有する取付部と、
    アウターパネル及びインナーボックスの下端側で、前記取付部より上部側に設けられ、アウターパネルまたはインナーボックスから突出した前記ネジが挿入される係合穴を有する係合部と、
    前記係合部に取付けられたナットスプリングとを有し、
    前記取付部と前記係合部が前記ナットスプリングを介し前記ネジで組付けられており、左右の前記アウターパネルの前記ネジの組付け方向は同一方向であることを特徴とするコンソールボックス。
  2. 前記アウターパネル及び前記インナーボックスから突出させて設けられた、前記取付部と前記係合部は、左右にそれぞれ複数箇所設けられると共に、隙間を設け組付けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンソールボックス。
  3. 前記取付部と前記係合部の隙間は、0mm〜2.0mmであることを特徴とする請求項2に記載のコンソールボックス。
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