JP6699220B2 - 機器、情報処理システム、機器情報送信方法及びプログラム - Google Patents

機器、情報処理システム、機器情報送信方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、機器、情報処理システム、機器情報送信方法及びプログラムに関する。
従来から、保守管理サーバが、顧客環境に設置された画像形成装置からリモートで(ネットワークを介して)情報を収集し、異常を検知すると保守要員を派遣して保守作業を行わせたり、収集した情報を解析することで消耗部品の交換時期を予測し、消耗部品の予防保守(消耗部品が消耗する前の保守)の計画を立てたりする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、保守管理サーバが画像形成装置からリモートで情報を収集する場合、画像形成装置で検出された全ての情報が収集される。このため特許文献1に開示された技術では、情報収集に伴うネットワーク負荷が増大してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、機器情報の収集に伴うネットワーク負荷を軽減することができる機器、情報処理システム、機器情報送信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる機器は、情報処理装置とネットワークを介して接続された機器であって、前記情報処理装置から、前記機器により検出される前記機器に関する複数種類の機器情報のうちの1種類以上の機器情報の取得指示を受信する指示受信部と、前記受信された取得指示に基づいて、前記検出された複数種類の機器情報のうち前記1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部に記憶させる不揮発性記憶部制御部と、前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に送信する機器情報送信部と、それぞれが、揮発性記憶部を構成する複数の記憶領域のうち自身に割り当てられた記憶領域に対する記憶制御を行う複数の揮発性記憶部制御部と、を備え、前記複数の揮発性記憶部制御部のうち、前記1種類以上の機器情報の記憶制御が割り当てられた1以上の揮発性記憶部制御部は、それぞれ、前記1種類以上の機器情報のうち自身に記憶制御が割り当てられた機器情報を自身に割り当てられた記憶領域に記憶させるとともに、当該記憶領域に記憶した前記機器情報を所定の出力頻度で前記不揮発性記憶部制御部に出力し、前記不揮発性記憶部制御部は、前記出力された前記1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部に記憶させる
本発明によれば、機器情報の収集に伴うネットワーク負荷を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の機器の機械的構成の一例を示す模式図である。 図3は、本実施形態の機器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態の機器及び情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、本実施形態の第1の設定情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図7は、本実施形態の対応情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図8は、本実施形態の第2の設定情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図9は、本実施形態の情報処理システムで実行される設定処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、本実施形態の揮発性記憶部制御部で実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、本実施形態のコントローラで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、本実施形態の情報処理装置で実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、本実施形態の取得対象の機器情報、出力頻度、及び送信頻度の一例を示す図である。 図14は、本実施形態の取得対象の機器情報、出力頻度、及び送信頻度の一例を示す図である。 図15は、変形例1のコントローラで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、変形例2の機器で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 図17は、変形例2の揮発性記憶部制御部で実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる機器、情報処理システム、機器情報送信方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、機器10と、情報処理装置50と、を備える。機器10及び情報処理装置50は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)などにより実現できる。
機器10は、ユーザ(顧客)環境に設置された管理対象の機器である。機器10は、例えば、印刷装置、複写機、複合機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、並びにPC(Personal Computer)等が挙げられる。複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。
本実施形態では、機器10は、ネットワーク2に接続可能な画像形成装置である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。なお図1に示す例では、機器10は1台のみ図示されているが、実際には複数台存在する。
図2は、本実施形態の機器10の機械的構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、機器10は、給紙トレイ12と、給紙コロ14と、搬送路15と、分離ローラ対16と、画像形成部18と、定着部40と、用紙センサ42と、用紙センサ44と、搬送センサ46とを、備える。なお図2に示す例では、後述するように、搬送ベルトに沿って各色の作像部が配列されたいわゆるタンデムタイプと称される印刷装置を示しているが、これに限定されるものではない。
給紙トレイ12には、複数の用紙が重ね合わせて収容される。
給紙コロ14は、給紙トレイ12の最上部に位置する用紙Pに当接されており、当接している用紙Pを搬送路15上に給紙する。
分離ローラ対16は、給紙コロ14により2枚以上の用紙が給紙された場合、用紙P以外の用紙を給紙トレイ12に押し戻すことにより、用紙Pを用紙P以外の用紙から分離し、用紙Pのみを搬送路15上で搬送し、画像形成部18へ送る。なお、給紙コロ14及び分離ローラ対16以外のローラなどを用いて搬送路15上で用紙Pを搬送し、画像形成部18へ送るようにしてもよい。
搬送路15上には、用紙Pの搬送方向の上流側から用紙センサ42、用紙センサ44、及び搬送センサ46が配されている。用紙センサ42、用紙センサ44、及び搬送センサ46は、いずれも光センサなどで実現でき、搬送路15上を搬送される用紙P(詳細には、用紙Pの先端)を検知する。
画像形成部18は、分離ローラ対16から送られた用紙Pに画像を形成するものであり、作像部20B、20M、20C、及び20Yと、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)32B、32M、32C、及び32Yと、搬送ベルト34と、駆動ローラ36と、従動ローラ38とを、備える。
作像部20B、20M、20C、及び20Yは、分離ローラ対16から送られた用紙Pを搬送する搬送ベルト34の搬送方向の上流側から作像部20B、20M、20C、及び20Yの順番で搬送ベルト34に沿って配列されている。
作像部20Bは、感光体ドラム22B、並びに感光体ドラム22Bの周囲に配置された帯電器24B、現像器26B、転写器28B、及び除電器30Bを備える。作像部20B及びVCSEL32Bは、感光体ドラム22B上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及び除電工程)を行うことにより、感光体ドラム22B上にブラックのトナー画像を形成する。
なお、作像部20M、20C、及び20Yは、いずれも作像部20Bと共通の構成要素を備えており、作像部20Mは、作像プロセスを行うことによりマゼンタのトナー画像を形成し、作像部20Cは、作像プロセスを行うことによりシアンのトナー画像を形成し、作像部20Yは、作像プロセスを行うことによりイエローのトナー画像を形成する。このため、以下では、作像部20Bの構成要素についての説明を主に行い、作像部20M、20C、及び20Yの構成要素については、作像部20Bの構成要素の符号に付したBに替えてそれぞれM、C、Yを付すに留め、その説明を省略する。
まず、帯電工程では、帯電器24Bは、回転駆動されている感光体ドラム22Bの外周面を暗中にて一様に帯電する。
続いて、露光工程では、VCSEL32Bは、回転駆動されている感光体ドラム22Bの外周面をブラック画像に応じた照射光で露光し、感光体ドラム22B上にブラック画像に基づく静電潜像を形成する。
続いて、現像工程では、現像器26Bは、感光体ドラム22B上に形成された静電潜像をブラックトナーで現像し、感光体ドラム22B上にブラックのトナー画像を形成する。
続いて、転写工程では、転写器28Bは、感光体ドラム22Bと搬送ベルト34により搬送される用紙Pとが接する転写位置で、感光体ドラム22B上に形成されたブラックのトナー画像を用紙Pに転写する。
最後に、除電工程では、除電器30Bは、感光体ドラム22B上の残留電位を除電する。そして、作像部20Bは、次回の画像形成を待機する。
搬送ベルト34は、駆動ローラ36と従動ローラ38とに巻回されたエンドレスのベルトであり、分離ローラ対16から送られた用紙Pが静電吸着作用により吸着される。搬送ベルト34は、駆動ローラ36が回転駆動することにより無端移動し、吸着されている用紙Pを作像部20B、20M、20C、20Yの順に搬送する。
そして、搬送ベルト34により搬送される用紙Pには、まず、作像部20Bによりブラックのトナー画像が転写され、続いて、作像部20Mによりマゼンタのトナー画像、作像部20Cによりシアンのトナー画像、作像部20Yによりイエローのトナー画像が重畳して転写される。これにより、用紙P上にフルカラーの画像が形成される。
定着部40は、搬送ベルト34から剥離された用紙Pを加熱及び加圧することにより、作像部20B、20M、20C、及び20Yにより形成されたフルカラーの画像を用紙Pに定着させる。画像が定着された用紙Pは、機器10の外部に排紙される。
なお、図2に示す例では、機器10が1次転写方式を採用している場合について説明したが、これに限定されず、中間転写ベルトなどを用いた2次転写方式を採用してもよい。
図3は、本実施形態の機器10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、機器10は、コントローラ100と、エンジン200と、を備える。
図3に示すように、コントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)103と、ROM(Read Only Memory)105と、HDD(Hard Disk Drive)107と、メモリカード109と、通信I/F(インタフェース)111と、操作パネル113と、を備える。
RAM103は、揮発性の記憶媒体であり、CPU101のワークエリアとなり、各種データが一時的に記憶される。ROM105は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU101で実行されるプログラムを記憶する。HDD107は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU101で実行されるプログラムを記憶したり、各種データなどを記憶したりする。CPU101は、コントローラ100の動作を統括的に制御することで、機器10の動作を制御する。具体的には、CPU101は、RAM103をワークエリアとしてROM105やHDD107などに記憶されたプログラムを実行することで、機器10全体の動作を制御する。
メモリカード109は、外付けの不揮発性の記憶媒体である。通信I/F111は、ネットワーク2を介して、情報処理装置50などの外部の装置と通信するためのインタフェースである。
操作パネル113は、ユーザの操作に応じた各種入力を受付けるとともに、各種画面を表示する。本実施形態では、操作パネル113が、各種入力の受付を行う受付機能と各種画面の表示を行う表示機能との双方を一体的に備えたタッチパネルである場合を説明するが、これに限定されるものではない。例えば、操作パネル113は、各種入力の受付けを行う入力装置と、各種情報の表示を行う表示装置と、を別体として構成してもよい。
図3に示すように、エンジン200は、CPU201と、RAM203と、ROM205と、入出力I/F(インタフェース)207と、電源装置209と、を備える。
RAM203は、揮発性の記憶媒体であり、CPU201のワークエリアとなり、各種データが一時的に記憶される。ROM205は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU201で実行されるプログラムを記憶する。入出力I/F207は、エンジン200の制御対象となる各種センサ、各種モータ、及び各種ソレノイドなどの各種電装品(例えば、給紙コロ14、分離ローラ対16、画像形成部18、定着部40、用紙センサ42、用紙センサ44、及び搬送センサ46など)とを接続するインタフェースである。
CPU201は、エンジン200の動作を統括的に制御する。具体的には、CPU201は、RAM203をワークエリアとしてROM205などに記憶されたプログラムを実行することで、入出力I/F207を介して接続された各種電装品の動作を制御することで、エンジン200の動作(例えば、印刷動作)を制御する。
電源装置209は、機器100にAC電源又はDC電源を供給する電源装置である。
図1に戻り、情報処理装置50は、機器10の保守業者が運営する装置であり、1台以上のコンピュータにより構成される。つまり、情報処理装置50は、1台のコンピュータにより装置として実現されても、2台以上のコンピュータによりシステムとして実現されても、どちらでもよい。情報処理装置50は、機器10から機器情報を収集し、収集した機器情報を解析することで、機器10の異常を検知し、保守要員を派遣して保守作業を行わせたり、機器10で使用されている消耗部品の交換時期を予測し、消耗部品の予防保守の計画を立てたりする。
図4は、本実施形態の情報処理装置50のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、情報処理装置50は、CPU501と、RAM503と、ROM505と、HDD507と、表示装置509と、入力装置511と、通信I/F513と、を備える。
RAM503は、揮発性の記憶媒体であり、CPU501のワークエリアとなり、各種データが一時的に記憶される。ROM505は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU501で実行されるプログラムを記憶する。HDD507は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU501で実行されるプログラムを記憶したり、各種データなどを記憶したりする。CPU501は、情報処理装置50の動作を統括的に制御する。具体的には、CPU501は、RAM503をワークエリアとしてROM505やHDD507などに記憶されたプログラムを実行することで、情報処理装置50全体の動作を制御する。
表示装置509は、各種画面を表示するものであり、例えば、ディスプレイなどが挙げられる。入力装置511は、ユーザの操作に応じた各種入力を受付けるものであり、例えば、マウス、キーボード、又はタッチパネルなどが挙げられる。なお、表示装置509と入力装置511とを、タッチパネルなどにより一体的に実現してもよい。通信I/F513は、ネットワーク2を介して、機器10などの外部の装置と通信するためのインタフェースである。
図5は、本実施形態の機器10及び情報処理装置50の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、機器10のエンジン200は、第1の設定情報記憶部251と、対応情報記憶部253と、第1の設定部255と、揮発性記憶部257と、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第N(Nは、2以上の自然数)の揮発性記憶部制御部259−Nと、搬送制御部261と、作像制御部263と、定着制御部265と、第1の電源制御部267と、を含む。
なお、以下の説明では、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nを各々区別する必要がない場合は、単に揮発性記憶部制御部259と称する場合がある。
第1の設定情報記憶部251及び対応情報記憶部253は、例えば、ROM205などにより実現できる。第1の設定部255及び揮発性記憶部制御部259は、例えば、CPU201及びRAM203などにより実現できる。揮発性記憶部257は、例えば、RAM203などにより実現できる。搬送制御部261、作像制御部263、及び定着制御部265は、例えば、CPU201、RAM203、及び入出力I/F207などにより実現できる。第1の電源制御部267は、例えば、CPU201、RAM203、及び電源装置209などにより実現できる。
また図5に示すように、機器10のコントローラ100は、指示受信部151と、第2の設定情報記憶部153と、第2の設定部155と、不揮発性記憶部157と、不揮発性記憶部制御部159と、機器情報送信部161と、通知部163と、第2の電源制御部165と、を含む。
指示受信部151及び機器情報送信部161は、例えば、CPU101、RAM103、及び通信I/F111などにより実現できる。第2の設定情報記憶部153及び不揮発性記憶部157は、例えば、HDD107やメモリカード109などにより実現できる。第2の設定部155、不揮発性記憶部制御部159、通知部163、及び第2の電源制御部165は、例えば、CPU101及びRAM103などにより実現できる。
また図5に示すように、情報処理装置50は、指示送信部551と、機器情報受信部553と、解析部555と、を備える。指示送信部551及び機器情報受信部553は、例えば、CPU501、RAM503、及び通信I/F513などにより実現できる。解析部555は、例えば、CPU501及びRAM503などにより実現できる。
指示送信部551は、機器10に対し、各種指示を送信する。本実施形態では、各種指示として、機器10により検出される機器10に関する複数種類の機器情報のうちの1種類以上の機器情報の取得指示、揮発性記憶部制御部259から不揮発性記憶部制御部159への出力頻度の変更指示、及び機器10から情報処理装置50への送信頻度の変更指示が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
なお本実施形態では、上述の取得指示、出力頻度の変更指示、及び送信頻度の変更指示が、後述の解析部555の解析結果に基づいて生成される場合を例に取り説明するが、これに限定されず、情報処理装置50の管理者による入力装置511からの操作入力に基づいて生成されてもよい。
また本実施形態では、機器10により検出される機器10に関する複数種類の機器情報が、紙サイズ、紙厚、給紙センサ到達時間、トナー残量、及び定着温度という5種類の機器情報である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
紙サイズは、例えば、用紙Pの大きさが挙げられる。紙厚は、例えば、用紙Pの厚さが挙げられる。給紙センサ到達時間は、例えば、給紙コロ14により用紙Pの給紙が開始されてから用紙センサ42により用紙Pが検知されるまでの時間が挙げられる。トナー残量は、例えば、現像器26B、26M、26C、26Yそれぞれが保持するトナーの残量が挙げられる。定着温度は、例えば、定着部40の温度が挙げられる。
指示受信部151は、情報処理装置50から各種指示を受信する。
通知部163は、指示受信部151により取得指示又は出力頻度の変更指示が受信された場合、当該指示をエンジン200に通知する。
第1の設定情報記憶部251は、指示と設定内容とを対応付けて記憶する。図6は、本実施形態の第1の設定情報記憶部251に記憶されている情報の一例を示す図である。図6に示す例では、取得指示として、給紙ジャム関連の機器情報の取得指示、トナー関連の機器情報の取得指示、定着ジャム関連の機器情報の取得指示、全機器情報の取得指示、及び指定機器情報の取得指示の5つの取得指示が例示され、設定内容として、各取得指示で取得対象となる種別の機器情報が定義されている。例えば、給紙ジャム関連の機器情報の取得指示の場合、設定内容として、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という給紙ジャムに関連する3種類の機器情報の取得が定義されている。
また図6に示す例では、出力頻度の変更指示として、給紙ジャム関連の機器情報の出力頻度を高頻度とする変更指示、全機器情報の出力頻度を中頻度とする変更指示、及び指定機器情報の出力頻度を低頻度とする変更指示の3つの変更指示が例示され、設定内容として、各変更指示の対象となる機器情報及び変更後の出力頻度が定義されている。例えば、給紙ジャム関連の機器情報の出力頻度を高頻度とする変更指示の場合、設定内容として、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という給紙ジャムに関連する3種類の機器情報の出力頻度を100枚に1回、即ち、100枚印刷する毎とすることが定義されている。
対応情報記憶部253は、機器情報と、当該機器情報を検出(取得)するモジュールを識別するモジュール識別情報と、を対応付けて記憶する。モジュール識別情報としては、例えば、モジュールに付与されたIDなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。図7は、本実施形態の対応情報記憶部253に記憶されている情報の一例を示す図である。図7に示す例では、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報が搬送制御部261に対応付けられ、トナー残量という機器情報が作像制御部263に対応付けられ、定着温度という機器情報が定着制御部265に対応付けられている。
搬送制御部261は、用紙Pの搬送を制御するものであり、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間を検出(取得)する。例えば、搬送制御部261は、給紙トレイ12内に設けられた複数のフォトセンサのセンシング結果の組み合わせから、紙サイズを検出する。また例えば、搬送制御部261は、搬送路15上に設けられた超音波センサのセンシング結果から、紙厚を検出する。また例えば、搬送制御部261は、給紙コロ14により用紙Pの給紙が開始されてから用紙センサ42により用紙Pが検知されるまでの時間を計測し、給紙センサ到達時間を検出する。なお、搬送制御部261は、コントローラ100から用紙Pの紙サイズ及び紙厚の情報を取得してもよい。この場合、コントローラ100側で用紙Pの紙サイズ及び紙厚が既知であるものとする。
作像制御部263は、作像部20B、20M、20C、及び20Yによる画像の作像及び用紙Pに対する作像した画像の形成を制御するものであり、トナー残量を検出(取得)する。例えば、作像制御部263は、現像器26B、26M、26C、26Yそれぞれ(詳細には、現像器26B、26M、26C、26Yそれぞれが有するトナー容器)に設けられたフォトセンサのセンシング結果から、現像器26B、26M、26C、26Yそれぞれのトナー残量を検出する。
定着制御部265は、定着部40による用紙Pに対する画像の定着を制御するものであり、定着部40の定着温度を検出する。例えば、定着制御部265は、定着部40に設けられたサーミスタのセンシング結果から、定着部40の定着温度を検出する。
第1の設定部255は、通知部163により通知された指示に基づいて、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nのうち該当する揮発性記憶部制御部259に対する設定を行う。
具体的には、第1の設定部255は、通知部163により取得指示が通知された場合、第1の設定情報記憶部251及び対応情報記憶部253を参照して、当該取得指示で取得を指示された機器情報を取得するモジュールを特定する。そして第1の設定部255は、特定したモジュールに対応付けられた揮発性記憶部制御部259に、取得を指示された機器情報の記憶制御及び所定の出力頻度での出力を設定する。所定の出力頻度としては、例えば、デフォルトの出力頻度(例えば、200枚に1回)が挙げられる。
また第1の設定部255は、通知部163により出力頻度の変更指示が通知された場合、第1の設定情報記憶部251及び対応情報記憶部253を参照して、当該出力頻度の変更指示の対象となる機器情報を取得するモジュールを特定する。そして第1の設定部255は、特定したモジュールに対応付けられた揮発性記憶部制御部259に、指示された出力頻度での出力を設定する。
ここで本実施形態では、搬送制御部261は、第1の揮発性記憶部制御部259−1に対応付けられ、作像制御部263は、第2の揮発性記憶部制御部259−2に対応付けられ、定着制御部265は、第Nの揮発性記憶部制御部259−Nに対応付けられているものとする。
このため、第1の設定部255は、通知部163により通知された取得指示が給紙ジャム関連の機器情報の取得指示である場合、第1の設定情報記憶部251(図6)及び対応情報記憶部253(図7)を参照して、当該取得指示で取得を指示された機器情報を取得するモジュールを搬送制御部261に特定する。そして第1の設定部255は、特定した搬送制御部261に対応付けられた第1の揮発性記憶部制御部259−1に、搬送制御部261により検出される紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力を設定する。
また、第1の設定部255は、通知部163により通知された取得指示が全機器情報の取得指示である場合、第1の設定情報記憶部251(図6)及び対応情報記憶部253(図7)を参照して、当該取得指示で取得を指示された機器情報を取得するモジュールを搬送制御部261、作像制御部263、及び定着制御部265に特定する。
そして第1の設定部255は、特定した搬送制御部261に対応付けられた第1の揮発性記憶部制御部259−1に、搬送制御部261により検出される紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力を設定する。また第1の設定部255は、特定した作像制御部263に対応付けられた第2の揮発性記憶部制御部259−2に、作像制御部263により検出されるトナー残量の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力を設定する。また第1の設定部255は、特定した定着制御部265に対応付けられた第Nの揮発性記憶部制御部259−Nに、定着制御部265により検出される定着温度の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力を設定する。
また、第1の設定部255は、通知部163により通知された出力頻度の変更指示が給紙ジャム関連の機器情報の出力頻度を高頻度とする変更指示である場合、第1の設定情報記憶部251(図6)及び対応情報記憶部253(図7)を参照して、当該出力頻度の変更指示の対象となる機器情報(紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間)を取得するモジュールを搬送制御部261に特定する。そして第1の設定部255は、特定した搬送制御部261に対応付けられた第1の揮発性記憶部制御部259−1に、当該第1の揮発性記憶部制御部259−1が記憶制御する機器情報である紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間の出力頻度を100枚に1回に設定する。
また、第1の設定部255は、通知部163により通知された出力頻度の変更指示が全機器情報の出力頻度を中頻度とする変更指示である場合、第1の設定情報記憶部251(図6)及び対応情報記憶部253(図7)を参照して、当該出力頻度の変更指示の対象となる機器情報(紙サイズ、紙厚、給紙センサ到達時間、トナー残量、及び定着温度)を取得するモジュールを、作像制御部263、及び定着制御部265に特定する。
そして第1の設定部255は、特定した搬送制御部261に対応付けられた第1の揮発性記憶部制御部259−1に、当該第1の揮発性記憶部制御部259−1が記憶制御する機器情報である紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間の出力頻度を200枚に1回に設定する。また第1の設定部255は、特定した作像制御部263に対応付けられた第2の揮発性記憶部制御部259−2に、当該第2の揮発性記憶部制御部259−2が記憶制御する機器情報であるトナー残量の出力頻度を200枚に1回に設定する。また第1の設定部255は、特定した定着制御部265に対応付けられた第Nの揮発性記憶部制御部259−Nに、当該第Nの揮発性記憶部制御部259−Nが記憶制御する機器情報である定着温度の出力頻度を200枚に1回に設定する。
第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nそれぞれは、揮発性記憶部257を構成する複数の記憶領域のうち自身に割り当てられた記憶領域に対する記憶制御を行う。
具体的には、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nのうち、1種類以上の機器情報の記憶制御が割り当てられた1以上の揮発性記憶部制御部259は、それぞれ、1種類以上の機器情報のうち自身に記憶制御が割り当てられた機器情報を自身に割り当てられた記憶領域に記憶させるとともに、当該記憶領域に記憶した機器情報を所定の出力頻度で不揮発性記憶部制御部159に出力する。
なお、1以上の揮発性記憶部制御部259は、1以上の記憶領域に記憶された1種類以上の機器情報を、出力頻度の変更指示で指示された出力頻度で不揮発性記憶部制御部159に出力する。
例えば、第1の設定部255により、第1の揮発性記憶部制御部259−1に対し、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力が設定されたとする。この場合、第1の揮発性記憶部制御部259−1は、搬送制御部261により紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間が検出される毎に、当該検出された紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間を、第1の揮発性記憶部制御部259−1に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶させる。また第1の揮発性記憶部制御部259−1は、当該記憶領域に記憶されている紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間を、デフォルトの出力頻度で不揮発性記憶部制御部159(コントローラ100)に出力する。
また例えば、第1の設定部255により、第2の揮発性記憶部制御部259−2に対し、トナー残量という機器情報の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力が設定されたとする。この場合、第2の揮発性記憶部制御部259−2は、作像制御部263によりトナー残量が検出される毎に、当該検出されたトナー残量を、第2の揮発性記憶部制御部259−2に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶させる。また第2の揮発性記憶部制御部259−2は、当該記憶領域に記憶されているトナー残量を、デフォルトの出力頻度で不揮発性記憶部制御部159(コントローラ100)に出力する。
また例えば、第1の設定部255により、第Nの揮発性記憶部制御部259−Nに対し、定着温度という機器情報の記憶制御及びデフォルトの出力頻度での出力が設定されたとする。この場合、第Nの揮発性記憶部制御部259−Nは、定着制御部265により定着温度が検出される毎に、当該検出された定着温度を、第Nの揮発性記憶部制御部259−Nに割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶させる。また第Nの揮発性記憶部制御部259−Nは、当該記憶領域に記憶されている定着温度を、デフォルトの出力頻度で不揮発性記憶部制御部159(コントローラ100)に出力する。
このように本実施形態では、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nのうち、第1の設定部255により機器情報の記憶制御が設定されている揮発性記憶部制御部259が、該当する記憶情報の揮発性記憶部257への記憶制御を行う。
また本実施形態では、揮発性記憶部制御部259は、機器情報を出力する場合、当該揮発性記憶部制御部259に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶されている機器情報のうち未出力の機器情報を不揮発性記憶部制御部159に出力する。このため、揮発性記憶部制御部259は、不揮発性記憶部制御部159に出力済みの機器情報を揮発性記憶部257の記憶領域から削除してもよい。
また例えば、第1の揮発性記憶部制御部259−1に設定されている紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間の出力頻度がデフォルト(例えば、200枚に1回)の状態で、第1の設定部255により、第1の揮発性記憶部制御部259−1に対し、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間の出力頻度として100枚に1回が設定されたとする。この場合、第1の揮発性記憶部制御部259−1は、当該第1の揮発性記憶部制御部259−1に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶されている紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間を100枚に1回の頻度で不揮発性記憶部制御部159(コントローラ100)に出力する。
なお本実施形態では、出力頻度の変更(出力頻度の変更指示)は、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nのうち、第1の設定部255により機器情報の記憶制御が設定されている揮発性記憶部制御部259に対して行われることを想定しているが、これに限定されるものではない。
第2の設定情報記憶部153は、指示と設定内容とを対応付けて記憶する。図8は、本実施形態の第2の設定情報記憶部153に記憶されている情報の一例を示す図である。図8に示す例では、送信頻度の変更指示として、給紙ジャム関連の機器情報の送信頻度を高頻度とする変更指示、全機器情報の送信頻度を中頻度とする変更指示、及び指定機器情報の送信頻度を低頻度とする変更指示の3つの変更指示が例示され、設定内容として、各変更指示の対象となる機器情報及び変更後の送信頻度が定義されている。例えば、給紙ジャム関連の機器情報の送信頻度を高頻度とする変更指示の場合、設定内容として、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という給紙ジャムに関連する3種類の機器情報の送信頻度を1時間に1回とすることが定義されている。
第2の設定部155は、指示受信部151により受信された指示に基づいて、不揮発性記憶部制御部159に対する設定を行う。具体的には、第2の設定部155は、指示受信部151により送信頻度の変更指示が受信された場合、第2の設定情報記憶部153を参照して、指示された機器情報の指示された送信頻度での送信を不揮発性記憶部制御部159に設定する。
例えば、第2の設定部155は、指示受信部151により受信された送信頻度の変更指示が給紙ジャム関連の機器情報の送信頻度を高頻度とする変更指示である場合、第2の設定情報記憶部153(図8)を参照して、不揮発性記憶部制御部159に対し、当該送信頻度の変更指示の対象となる機器情報(紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間)の送信頻度を1時間に1回に設定する。
また例えば、第2の設定部155は、指示受信部151により受信された送信頻度の変更指示が全機器情報の送信頻度を中頻度とする変更指示である場合、第2の設定情報記憶部153(図8)を参照して、不揮発性記憶部制御部159に対し、当該送信頻度の変更指示の対象となる機器情報(紙サイズ、紙厚、給紙センサ到達時間、トナー残量、及び定着温度)の送信頻度を1日に1回に設定する。
なお本実施形態では、送信頻度の変更(送信頻度の変更指示)は、情報処理装置50への送信対象となっている機器情報に対して行われることを想定しているが、これに限定されるものではない。
不揮発性記憶部制御部159は、指示受信部151により受信された取得指示に基づいて、機器10により検出された複数種類の機器情報のうち1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部157に記憶させる。具体的には、不揮発性記憶部制御部159は、揮発性記憶部制御部259(エンジン200)から出力された1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部157に記憶させる。
また不揮発性記憶部制御部159は、第2の設定部155による設定が行われる前は、所定の機器情報を所定の送信頻度で不揮発性記憶部157から読み出す。所定の機器情報としては、例えば、デフォルトで設定されている機器情報(例えば、全ての種類の機種情報)が挙げられ、所定の送信頻度としては、例えば、デフォルトの送信頻度(例えば、1日に1回)が挙げられる。
また不揮発性記憶部制御部159は、第2の設定部155による設定後は、設定された機器情報を設定された送信頻度で不揮発性記憶部157から読み出す。例えば、第2の設定部155により、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報の送信頻度が1時間に1回に設定されている場合、不揮発性記憶部制御部159は、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報を1時間に1回の頻度で不揮発性記憶部157から読み出す。
機器情報送信部161は、不揮発性記憶部157に記憶されている1種類以上の機器情報を情報処理装置50に送信する。具体的には、機器情報送信部161は、不揮発性記憶部157に記憶されている1種類以上の機器情報を所定の送信頻度で情報処理装置50に送信する。なお機器情報送信部161は、不揮発性記憶部157に記憶されている1種類以上の機器情報を、送信頻度の変更指示で指示された送信頻度で情報処理装置50に送信する。
本実施形態では、不揮発性記憶部制御部159は、設定されている機器情報を設定されている送信頻度で不揮発性記憶部157から読み出し、機器情報送信部161は、不揮発性記憶部制御部159により読み出された機器情報を情報処理装置50に送信する。このため機器情報送信部161は、不揮発性記憶部157に記憶されている1種類以上の機器情報を所定の送信頻度で情報処理装置50に送信する。
例えば、第2の設定部155により、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報の送信頻度が1時間に1回に設定されている場合、不揮発性記憶部制御部159は、紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報を1時間に1回の頻度で不揮発性記憶部157から読み出し、機器情報送信部161は、不揮発性記憶部制御部159により読み出された機器情報を情報処理装置50に送信する。このため機器情報送信部161は、不揮発性記憶部157に記憶されている紙サイズ、紙厚、及び給紙センサ到達時間という機器情報を1時間に1回の頻度で情報処理装置50に送信する。
なお本実施形態では、不揮発性記憶部制御部159は、機器情報を読み出す場合、不揮発性記憶部157に記憶されている読み出し対象の機器情報のうち未読み出しの機器情報を読み出すので、機器情報送信部161は、未送信の機器情報を情報処理装置50に送信することになる。
機器情報受信部553は、機器10から送信された1種類以上の機器情報を受信する。
解析部555は、機器情報受信部553により受信された1種類以上の機器情報を解析し、機器10を構成する部品のうち異常が生じている部品を特定したり、消耗部品の交換時期を予測したりする。このような解析手法としては、例えば、ワイブル解析や決定木などの公知の予測手法を用いた手法など公知技術を用いればよいため、詳細な説明を省略する。
第1の電源制御部267は、エンジン200側の電源制御(例えば、電源オン状態への移行、電源オフ状態への移行、及び省電力状態への移行など)を行う。
第2の電源制御部165は、コントローラ100側の電源制御(例えば、電源オン状態への移行、電源オフ状態への移行、及び省電力状態への移行など)を行う。
図9は、本実施形態の情報処理システム1で実行される設定処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、指示送信部551は、機器10に対し、指示を送信し、指示受信部151は、情報処理装置50から当該指示を受信する(ステップS101)。
続いて、指示受信部151により受信された指示が送信頻度の変更指示である場合(ステップS103でYes)、第2の設定部155は、第2の設定情報記憶部153を参照して、指示された送信対象の機器情報の指示された送信頻度での送信を不揮発性記憶部制御部159に設定する(ステップS105)。
なお、指示受信部151により受信された指示が送信頻度の変更指示でない場合(ステップS103でNo)、ステップS105の処理は実行されず、通知部163は、指示受信部151により受信された指示をエンジン200に通知する(ステップS107)。
続いて、通知部163により通知された指示が取得指示である場合(ステップS109でYes)、第1の設定部255は、第1の設定情報記憶部251及び対応情報記憶部253を参照して、当該取得指示で取得を指示された機器情報を取得するモジュールを特定し、特定したモジュールに対応付けられた揮発性記憶部制御部259に、指示された取得対象の機器情報の記憶制御及び所定の出力頻度での出力を設定する(ステップS111)。
なお、指示受信部151により受信された指示が取得指示でない場合(ステップS109でNo)、ステップS111の処理は実行されない。
続いて、通知部163により通知された指示が出力頻度の変更指示である場合(ステップS113でYes)、第1の設定情報記憶部251及び対応情報記憶部253を参照して、当該出力頻度の変更指示の対象となる機器情報を取得するモジュールを特定し、特定したモジュールに対応付けられた揮発性記憶部制御部259に、指示された出力対象の機器情報の指示された出力頻度での出力を設定する(ステップS115)。
なお、指示受信部151により受信された指示が出力頻度の変更指示でない場合(ステップS113でNo)、ステップS115の処理は実行されない。
図10は、本実施形態の揮発性記憶部制御部259で実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示す処理は定期的に行われる。
まず、揮発性記憶部制御部259は、第1の設定部255により取得対象の機器情報の記憶制御が設定されている場合(ステップS201でYes)、当該揮発性記憶部制御部259に対応付けられたモジュールにより取得対象の機器情報が検出されると、当該取得対象の機器情報を取得して、当該揮発性記憶部制御部259に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶する(ステップS203)。
なお、第1の設定部255により取得対象の機器情報の記憶制御が設定されていない場合(ステップS201でNo)、ステップS203以降の処理は行われない。
続いて、揮発性記憶部制御部259は、不揮発性記憶部制御部159への出力タイミングになると(ステップS205でYes)、当該揮発性記憶部制御部259に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶されている出力対象の機器情報を、不揮発性記憶部制御部159(コントローラ100)に出力する(ステップS207)。
なお、不揮発性記憶部制御部159への出力タイミングでない場合(ステップS205でNo)、ステップS207の処理は行われない。
図11は、本実施形態のコントローラ100で実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図11に示す処理は定期的に行われる。
まず、不揮発性記憶部制御部159は、揮発性記憶部制御部259(エンジン200)から機器情報が出力されると(ステップS301でYes)、出力された機器情報を不揮発性記憶部157に記憶する(ステップS303)。
なお、揮発性記憶部制御部259(エンジン200)から機器情報が出力されていない場合(ステップS301でNo)、ステップS303の処理は行われない。
続いて、不揮発性記憶部制御部159は、情報処理装置50への送信タイミングになると(ステップS305でYes)、不揮発性記憶部157に記憶されている送信対象の機器情報を読み出し、機器情報送信部161が情報処理装置50に送信する(ステップS307)。
なお、情報処理装置50への送信タイミングでない場合(ステップS305でNo)、ステップS307の処理は行われない。
図12は、本実施形態の情報処理装置50で実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図12に示す処理は定期的に行われる。
まず、機器情報受信部553が機器10から送信された機器情報を受信すると(ステップS401でYes)、解析部555は、機器情報受信部553により受信された機器情報を解析する(ステップS403)。
なお、機器情報受信部553により機器情報が受信されていない場合(ステップS401でNo)、ステップS403以降の処理は行われない。
続いて、解析部555の解析の結果、新たな指示を機器10へ送信する場合(ステップS405でYes)、指示送信部551は、解析部555の解析結果に基づく新たな指示を機器10へ送信する(ステップS407)。
なお、新たな指示を機器10へ送信しない場合(ステップS405でNo)、ステップS407の処理は行われない。
本実施形態の具体的な利用方法としては、例えば、以下のような利用方法が考えられる。
まず、情報処理装置50から機器10へ全機器情報の取得指示を行い、この取得指示に従って機器10から情報処理装置50へ送信された全機器情報を解析するとする。この場合、取得対象の機器情報、当該取得対象の機器情報の揮発性記憶部制御部259から不揮発性記憶部制御部159への出力頻度、及び当該取得対象の機器情報の機器10から情報処理装置50への送信頻度は、図13に示す通りとなる。
そして機器情報を解析した結果、給紙ジャム関連の異常が生じていることが疑われるとする。この場合、給紙ジャム関連の機器情報を集中的に取得して原因を解析することが異常を早期に解消することに寄与すると考えられる。
このため、情報処理装置50から機器10へ、情報処理装置50から機器10へ給紙ジャム関連の機器情報の取得指示、給紙ジャム関連の機器情報の出力頻度を高頻度とする変更指示、及び給紙ジャム関連の機器情報の送信頻度を高頻度とする変更指示を行い、これらの指示に従って機器10から情報処理装置50へ送信された機器情報を解析する。
この場合、取得対象の機器情報、当該取得対象の機器情報の揮発性記憶部制御部259から不揮発性記憶部制御部159への出力頻度、及び当該取得対象の機器情報の機器10から情報処理装置50への送信頻度は、図14に示す通りとなり、図13と比べ、給紙ジャム関連の機器情報を集中的に取得して原因を解析できることがわかる。
このように本実施形態によれば、情報処理装置50からの指示により、解析に必要な機器情報のみを機器10の不揮発性記憶部157に記憶させ、機器10から送信させるようにしているため、不揮発性記憶部157の記憶容量の圧迫を軽減できるとともに、機器情報の収集に伴うネットワーク負荷を軽減することができる。
また本実施形態では、機器情報が取得される毎に当該機器情報を不揮発性記憶部157に記憶するのではなく、一旦、揮発性記憶部257に記憶し、揮発性記憶部257に記憶された機器情報をまとめて不揮発性記憶部157に出力し、記憶する。このため本実施形態によれば、不揮発性記憶部157(例えば、HDD107)へのアクセス回数を低減でき、処理負荷を軽減することができる。
また本実施形態では、揮発性記憶部257から不揮発性記憶部157への機器情報の出力頻度を変更できるため、出力頻度を高く設定するようにすれば、機器10の解析時間の短縮や解析精度の向上に寄与でき、出力頻度を低く設定するようにすれば、揮発性記憶部257の記憶容量を小さくでき、コストの削減に寄与できる。
また本実施形態では、機器10から情報処理装置50への機器情報の送信頻度を変更できるため、送信頻度を高く設定するようにすれば、機器10の解析時間の短縮や解析精度の向上に寄与でき、送信頻度を低く設定するとともに、ネットワーク負荷の少ない時間帯に送信するようにすれば、機器情報の収集がネットワークに与える影響を抑えることができる。
(変形例1)
上記実施形態において、不揮発性記憶部制御部159は、1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部157(例えば、HDD107)に記憶できない場合、他の不揮発性記憶部157(例えば、メモリカード109)に記憶するようにしてもよい。
図15は、変形例1のコントローラ100で実行される処理の一例を示すフローチャートである。
まず、不揮発性記憶部制御部159は、揮発性記憶部制御部259(エンジン200)から機器情報が出力されると(ステップS501でYes)、出力された機器情報をHDD107に記憶可能か確認する(ステップS503)。
不揮発性記憶部制御部159は、HDD107に記憶可能な場合(ステップS503でYes)、出力された機器情報をHDD107に記憶し(ステップS505)、HDD107に記憶不可能な場合(ステップS503でNo)、出力された機器情報をメモリカード109に記憶する(ステップS507)。
なお、揮発性記憶部制御部259(エンジン200)から機器情報が出力されていない場合(ステップS501でNo)、ステップS503〜S507の処理は行われない。
以降のステップS509〜S511までの処理は、図11に示すフローチャートのステップS305〜S307までの処理と同様である。
変形例1によれば、一方の不揮発性記憶部157が故障したり、記憶容量が埋まってしまったりするような事態が発生しても対応できる。
(変形例2)
上記実施形態において、揮発性記憶部制御部259は、機器10の電源がオフされる場合、1以上の記憶領域に記憶され、かつ不揮発性記憶部制御部159に未出力の1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部制御部159に出力するようにしてもよい。
図16は、変形例2の機器10で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、第2の電源制御部165は、機器10のユーザによる電源オフ操作の操作入力に基づいて、エンジン200に電源オフ要求を行い、第1の電源制御部267は、当該電源オフ要求を受信する(ステップS601)。
続いて、第1の電源制御部267は、第1の揮発性記憶部制御部259−1〜第Nの揮発性記憶部制御部259−Nに、揮発性記憶部157に記憶している機器情報のうち不揮発性記憶部制御部159に未出力の機器情報を、不揮発性記憶部制御部159に出力することを指示する(ステップS603)。
続いて、第1の電源制御部267は、機器情報の記憶制御が設定されている揮発性記憶部制御部259による不揮発性記憶部制御部159への機器情報の出力の完了を待機し(ステップS605でNo)、完了すると(ステップS605でYes)、コントローラ100に電源オフ通知を行い、第2の電源制御部165は、当該電源オフ通知を受信する(ステップS607)。
続いて、第1の電源制御部267は、エンジン200の電源をオフにする制御を行い(ステップS609)、第2の電源制御部165は、コントローラ100の電源をオフにする制御を行う(ステップS611)。
図17は、変形例2の揮発性記憶部制御部259で実行される処理の一例を示すフローチャートである。
揮発性記憶部制御部259は、第1の電源制御部267により不揮発性記憶部制御部159への機器情報の出力が指示されると(ステップS701でYes)、第1の設定部255により取得対象の機器情報の記憶制御及び不揮発性記憶部制御部159への出力が設定されていれば(ステップS703でYes)、当該揮発性記憶部制御部259に割り当てられた揮発性記憶部257の記憶領域に記憶されている未出力の機器情報を、不揮発性記憶部制御部159(コントローラ100)に出力する(ステップS705)。
なお、第1の電源制御部267により不揮発性記憶部制御部159への機器情報の出力が指示されていない場合(ステップS701でNo)、第1の設定部255により取得対象の機器情報の記憶制御及び不揮発性記憶部制御部159への出力が設定されていない場合(ステップS703でNo)、ステップS705の処理は行われない。
変形例2によれば、機器10の電源がオフされる場合であっても、取得済みの機器情報を不揮発性記憶部157に記憶でき、取得済みの機器情報を全て残すことができる。
(変形例3)
上記実施形態において、機器情報送信部161は、不揮発性記憶部157に記憶されている1種類以上の機器情報をネットワークエラーなどネットワークの切断により情報処理装置50に送信できなかった場合、ネットワークが再接続された後に、当該1種類以上の機器情報を情報処理装置50に再送するようにしてもよい。
(変形例4)
上記実施形態では、揮発性記憶部制御部259が、主体的に不揮発性記憶部制御部159に機器情報を出力する場合を例に取り説明したが、不揮発性記憶部制御部159からの要求に基づいて、揮発性記憶部制御部259が、不揮発性記憶部制御部159に機器情報を出力するようにしてもよい。
また上記実施形態では、機器10が、主体的に情報処理装置50に機器情報を送信する場合を例に取り説明したが、情報処理装置50からの要求に基づいて、機器10が、情報処理装置50に機器情報を出力するようにしてもよい。
(プログラム)
上記実施形態及び各変形例の機器10、コントローラ100、及びエンジン200で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の機器10、コントローラ100、及びエンジン200で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の機器10、コントローラ100、及びエンジン200で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の機器10、コントローラ100、及びエンジン200で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の機器10、コントローラ100、及びエンジン200で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
なお、上記実施形態及び各変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
10 機器
12 給紙トレイ
14 給紙コロ
15 搬送路
16 分離ローラ対
18 画像形成部
20B、20M、20C、20Y 作像部
22B、22M、22C、22Y 感光体ドラム
24B、24M、24C、24Y 帯電器
26B、26M、26C、26Y 現像器
28B、28M、28C、28Y 転写器
30B、30M、30C、30Y 除電器
32B、32M、32C、32Y VCSEL
34 搬送ベルト
36 駆動ローラ
38 従動ローラ
40 定着部
42 用紙センサ
44 用紙センサ
46 搬送センサ
50 情報処理装置
151 指示受信部
153 第2の設定情報記憶部
155 第2の設定部
157 不揮発性記憶部
159 不揮発性記憶部制御部
161 機器情報送信部
163 通知部
165 第2の電源制御部
251 第1の設定情報記憶部
253 対応情報記憶部
255 第1の設定部
257 揮発性記憶部
259−1〜259−N(259) 第1の揮発性記憶部制御部〜第Nの揮発性記憶部制御部(揮発性記憶部制御部)
261 搬送制御部
263 作像制御部
265 定着制御部
267 第1の電源制御部
551 指示送信部
553 機器情報受信部
555 解析部
特許第4943241号公報

Claims (10)

  1. 情報処理装置とネットワークを介して接続された機器であって、
    前記情報処理装置から、前記機器により検出される前記機器に関する複数種類の機器情報のうちの1種類以上の機器情報の取得指示を受信する指示受信部と、
    前記受信された取得指示に基づいて、前記検出された複数種類の機器情報のうち前記1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部に記憶させる不揮発性記憶部制御部と、
    前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に送信する機器情報送信部と、
    それぞれが、揮発性記憶部を構成する複数の記憶領域のうち自身に割り当てられた記憶領域に対する記憶制御を行う複数の揮発性記憶部制御部と、
    を備え
    前記複数の揮発性記憶部制御部のうち、前記1種類以上の機器情報の記憶制御が割り当てられた1以上の揮発性記憶部制御部は、それぞれ、前記1種類以上の機器情報のうち自身に記憶制御が割り当てられた機器情報を自身に割り当てられた記憶領域に記憶させるとともに、当該記憶領域に記憶した前記機器情報を所定の出力頻度で前記不揮発性記憶部制御部に出力し、
    前記不揮発性記憶部制御部は、前記出力された前記1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部に記憶させる機器。
  2. 前記指示受信部は、前記情報処理装置から、前記1以上の揮発性記憶部制御部から前記不揮発性記憶部制御部への出力頻度の変更指示を更に受信し、
    前記1以上の揮発性記憶部制御部は、前記1以上の記憶領域に記憶された前記1種類以上の機器情報を前記出力頻度の変更指示で指示された出力頻度で前記不揮発性記憶部制御部に出力する請求項に記載の機器。
  3. 前記機器情報送信部は、前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を所定の送信頻度で前記情報処理装置に送信する請求項1または2に記載の機器。
  4. 前記指示受信部は、前記情報処理装置から、前記機器から前記情報処理装置への送信頻度の変更指示を更に受信し、
    前記機器情報送信部は、前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記送信頻度の変更指示で指示された送信頻度で前記情報処理装置に送信する請求項に記載の機器。
  5. 前記不揮発性記憶部制御部は、前記1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部に記憶できない場合、他の不揮発性記憶部に記憶する請求項1〜のいずれか1つに記載の機器。
  6. 前記1以上の揮発性記憶部制御部は、前記機器の電源がオフされる場合、前記1以上の記憶領域に記憶され、かつ前記不揮発性記憶部制御部に未出力の1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部制御部に出力する請求項1〜のいずれか1つに記載の機器。
  7. 前記機器情報送信部は、前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に送信できなかった場合、当該1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に再送する請求項1〜のいずれか1つに記載の機器。
  8. 機器と、当該機器とネットワークを介して接続された情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、
    前記機器は、
    前記情報処理装置から、前記機器により検出される前記機器に関する複数種類の機器情報のうちの1種類以上の機器情報の取得指示を受信する指示受信部と、
    前記受信された取得指示に基づいて、前記検出された複数種類の機器情報のうち前記1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部に記憶させる不揮発性記憶部制御部と、
    前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に送信する機器情報送信部と、それぞれが、揮発性記憶部を構成する複数の記憶領域のうち自身に割り当てられた記憶領域に対する記憶制御を行う複数の揮発性記憶部制御部と、を備え、
    前記複数の揮発性記憶部制御部のうち、前記1種類以上の機器情報の記憶制御が割り当てられた1以上の揮発性記憶部制御部は、それぞれ、前記1種類以上の機器情報のうち自身に記憶制御が割り当てられた機器情報を自身に割り当てられた記憶領域に記憶させるとともに、当該記憶領域に記憶した前記機器情報を所定の出力頻度で前記不揮発性記憶部制御部に出力し、
    前記不揮発性記憶部制御部は、前記出力された前記1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部に記憶させ、
    前記情報処理装置は、
    前記取得指示を前記機器に送信する指示送信部と、
    前記機器から前記1種類以上の機器情報を受信する機器情報受信部と、を備える情報処理システム。
  9. 情報処理装置とネットワークを介して接続された機器で実行される機器情報送信方法であって、
    前記情報処理装置から、機器により検出される前記機器に関する複数種類の機器情報のうちの1種類以上の機器情報の取得指示を受信する指示受信ステップと、
    不揮発性記憶部制御部が、前記受信された取得指示に基づいて、前記検出された複数種類の機器情報のうち前記1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部に記憶させる不揮発性記憶部制御ステップと、
    前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に送信する機器情報送信ステップと、
    複数の揮発性記憶部制御部それぞれが、揮発性記憶部を構成する複数の記憶領域のうち自身に割り当てられた記憶領域に対する記憶制御を行う揮発性記憶部制御ステップと、
    を含み、
    前記揮発性記憶部制御ステップでは、前記複数の揮発性記憶部制御部のうち、前記1種類以上の機器情報の記憶制御が割り当てられた1以上の揮発性記憶部制御部は、それぞれ、前記1種類以上の機器情報のうち自身に記憶制御が割り当てられた機器情報を自身に割り当てられた記憶領域に記憶させるとともに、当該記憶領域に記憶した前記機器情報を所定の出力頻度で前記不揮発性記憶部制御部に出力し、
    前記不揮発性記憶部制御ステップでは、前記不揮発性記憶部制御部は、前記出力された前記1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部に記憶させる機器情報送信方法。
  10. 情報処理装置とネットワークを介して接続された機器に、
    前記情報処理装置から、機器により検出される前記機器に関する複数種類の機器情報のうちの1種類以上の機器情報の取得指示を受信する指示受信ステップと、
    不揮発性記憶部制御部が、前記受信された取得指示に基づいて、前記検出された複数種類の機器情報のうち前記1種類以上の機器情報を不揮発性記憶部に記憶させる不揮発性記憶部制御ステップと、
    前記不揮発性記憶部に記憶されている前記1種類以上の機器情報を前記情報処理装置に送信する機器情報送信ステップと、
    複数の揮発性記憶部制御部それぞれが、揮発性記憶部を構成する複数の記憶領域のうち自身に割り当てられた記憶領域に対する記憶制御を行う揮発性記憶部制御ステップと、
    を実行させ
    前記揮発性記憶部制御ステップでは、前記複数の揮発性記憶部制御部のうち、前記1種類以上の機器情報の記憶制御が割り当てられた1以上の揮発性記憶部制御部は、それぞれ、前記1種類以上の機器情報のうち自身に記憶制御が割り当てられた機器情報を自身に割り当てられた記憶領域に記憶させるとともに、当該記憶領域に記憶した前記機器情報を所定の出力頻度で前記不揮発性記憶部制御部に出力し、
    前記不揮発性記憶部制御ステップでは、前記不揮発性記憶部制御部は、前記出力された前記1種類以上の機器情報を前記不揮発性記憶部に記憶させるためのプログラム。
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