JP6459562B2 - 画像形成装置の管理プログラム、画像形成装置の管理プログラムを記録した記録媒体、および画像形成装置の管理方法 - Google Patents

画像形成装置の管理プログラム、画像形成装置の管理プログラムを記録した記録媒体、および画像形成装置の管理方法 Download PDF

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本発明は、画像形成装置の管理プログラム、画像形成装置の管理プログラムを記録した記録媒体、および画像形成装置の管理方法に関し、特に、画像形成装置に備えられる消耗部材を管理するための、画像形成装置の管理プログラム、画像形成装置の管理プログラムを記録した記録媒体、および画像形成装置の管理方法に関する。
従来、画像形成装置に備えられた消耗部材の管理のために、消耗部材の残量が一定の基準を下回ったときに消耗部材の準備を指示する事前警告を発し、消耗部材の残量が無くなった状態になったときに交換を促す通知を送信することが行われている。
しかし、消耗部材の交換を促す通知は、画像形成装置内の消耗部材の残量のみを基準としているため、夜間の無人運転や長時間の会議等で管理者が不在となるときに消耗部材の残量が無くなり、画像形成装置が動作停止に陥る可能性がある。また、消耗部材の準備を指示する事前警告は消耗部材の発注を促す目的があり、事前警告がなされた時点で消耗部材を交換すると、消耗部材の残量が無くなるまで余裕がある消耗部材が交換されることになるため、消耗部材の交換頻度が増大し、効率的な消耗部材の管理を困難にする。
画像形成装置に備えられた消耗部材を効率的に管理することを可能にする従来技術としては下記特許文献1に記載されたものがある。すなわち、複数の画像形成装置に備えられた消耗品の状態を、ネットワークを通じてメンテナンス管理装置が取得し、各画像形成装置に備えられた消耗品のメンテナンス時期を消耗品の状態に応じて決定する。そして、メンテナンス時期が重複する場合は、当該メンテナンス時期に在席予定の担当者にメンテナンスの内容および時期を通知することで、一度に複数の画像形成装置のメンテナンスを行うことを可能とする。
特開2012−226555号公報
しかし、上記従来技術は、メンテナンス時期に在席予定の担当者が存在しない場合、画像形成装置の消耗部材の残量が無くなることで画像形成装置が動作停止に陥る可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものである。すなわち、予定されている管理者の不在期間の長さに対し画像形成装置に備えられた消耗部材の残量が十分でないと判断した場合に消耗部材の交換を管理者に促す。これにより、管理者不在時に消耗部材の残量が無くなることで画像形成装置が停止する事態を防止することが可能な画像形成装置の管理プログラム、および画像形成装置の管理方法を提供する。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)管理者の予定表を参照し、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量を確認する手順(a)と、前記手順(a)で確認された消耗部材の残量が、管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断する手順(b)と、前記手順(b)において、消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分でないと判断された場合に、消耗部材の交換を管理者に促す手順(c)と、各消耗部材の在庫および残量を管理する手順(d)と、を有し、前記手順(b)は、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が終了するまでを前記不在期間の長さとして、消耗部材の残量が、少なくとも前記不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断し、前記手順(c)は、前記手順(d)において管理されている各消耗部材の在庫および残量に基づいて、前記不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうちいずれかへの消耗部材の交換を管理者に促す、を有する手順をコンピュータに実行させる、画像形成装置の管理プログラム。
(2)管理者の予定表を参照し、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量を確認する手順(a)と、前記手順(a)で確認された消耗部材の残量が、管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断する手順(b)と、前記手順(b)において、消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分でないと判断された場合に、消耗部材の交換を管理者に促す手順(c)と、を有し、管理者に複数の不在期間が予定されており、先の不在期間の終了から次の不在期間の開始までの間隔が所定時間より短い場合は、前記先の不在期間の開始から前記次の不在期間の終了までの長さを前記不在期間の長さとする、手順をコンピュータに実行させる、画像形成装置の管理プログラム。
(3)前記管理者の不在期間は、複数の管理者のすべてが不在となる期間である、上記(1)に記載のプログラム。
)前記管理者の不在期間は、複数の管理者のすべてが不在となる期間である、上記(2)に記載のプログラム。
)前記手順(c)は、前記不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうち残量が最も少ないものへの消耗部材の交換を管理者に促す、上記(1)〜()のいずれかに記載のプログラム。
)前記手順は、管理者の不在期間の終了後、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量と、前記手順(d)において在庫および残量が管理されている各消耗部材の残量とを比較し、前記手順(d)において在庫として管理されている消耗部材のうち、前記画像形成装置に備えられた消耗部材の残量より残量の多い消耗部材の数が所定数より少ない場合は、前記手順(d)において管理されている在庫の消耗部材のうち残量が最も少ないものへの消耗部材の交換を管理者に促す手順(e)をさらに有する、上記(1)または(3)に記載のプログラム。
)前記手順は、前記手順(d)において管理されている在庫の消耗部材のうち、残量が所定の閾値以上であるものが所定数未満である場合は、消耗品の発注を管理者に促す手順(f)をさらに有する、上記(1)、(3)、または(6)に記載のプログラム。
)上記(1)〜()のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
)管理者の予定表を参照し、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量を確認する段階(a)と、前記段階(a)で確認された消耗部材の残量が、管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断する段階(b)と、前記段階(b)において、消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分でないと判断された場合に、消耗部材の交換を管理者に促す段階(c)と、各消耗部材の在庫および残量を管理する段階(d)と、を有し、前記段階(b)は、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が終了するまでを前記不在期間の長さとして、消耗部材の残量が、少なくとも前記不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断し、前記段階(c)は、前記段階(d)において管理されている各消耗部材の在庫および残量に基づいて、前記不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうちいずれかへの消耗部材の交換を管理者に促す、画像形成装置の管理方法。
予定されている管理者の不在期間の長さに対し画像形成装置に備えられた消耗部材の残量が十分でないと判断した場合に消耗部材の交換を管理者に促す。これにより、管理者不在時に消耗部材の残量が無くなることで画像形成装置が停止する事態を防止することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の管理プログラムが動作される画像形成装置を含む画像形成システムのブロック図である。 画像形成装置のブロック図である。 消耗部材管理データベースを示す図である。 画像形成装置の例としてのタンデム型カラー画像形成装置の構成図である。 スケジュールサーバーの構成を示すブロック図である。 PCの構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の管理方法のフローチャートであって、管理者の不在の際に事前に画像形成装置に備えられた消耗部材の交換を促すための各段階を示す図である。 図7のフローチャートのステップS101のサブルーチンフローチャートである。 管理者の予定表を示す図である。 交換判断基準について説明するための図である。 本実施形態に係る画像形成装置の管理方法のフローチャートであって、不在期間終了後に管理者に画像形成装置に備えられた消耗部材の交換を促すための各段階を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の管理方法のフローチャートであって、消耗部材の在庫の発注を促すための各段階を示す図である。
以下、図面を参照して、画像形成装置の管理プログラム、画像形成装置の管理プログラムを記録した記録媒体、および画像形成装置の管理方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の管理プログラムが動作される画像形成装置を含む画像形成システムのブロック図である。
画像形成システム100は、スケジュールサーバー110、画像形成装置120、およびPC(Personal Computer)130を有する。
スケジュールサーバー110、画像形成装置120、およびPC130は、ネットワーク140を介して相互に通信可能に接続される。ネットワーク140は、イーサネット(登録商標)等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいは、LAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)により構成することができる。
図2は画像形成装置のブロック図である。
画像形成装置120は、CPU(Central Processing Unit)121、RAM(Random Access Memory)122、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)124、通信部125、操作部126、表示部127、画像制御部128、読取部129、および印刷ユニット1210を有する。これらの構成要素は信号をやり取りするためのバス1211を介して相互に接続されている。
RAM122は、CPU121により実行されるプログラムおよび各種データを一時的に記憶する。RAM122に記憶された各種データはCPU121によって処理され、必要に応じてHDD124や画像制御部128に送信される。
ROM123には、各種プログラムや各種データが保存される。
HDD124には、CPU121が画像形成装置120の各構成要素を制御するためのプログラムおよび本実施形態に係る画像形成装置の管理プログラムを含む各種プログラム、画像データおよびその他の各種データが保存される。HDD124に格納されたプログラムおよびデータは、CPU121により必要に応じて読み出され、RAM122上で実行または処理される。
HDD124には、消耗部材管理データベースが保存されている。消耗部材管理データベースとは、印刷ユニット1210に備えられた消耗部材と、印刷ユニット1210に備えられていない在庫としての消耗部材とを、それらの残量とともに記録されるデータベースである。
図3は、消耗部材管理データベースを示す図である。
消耗部材管理データベースには、画像形成装置120の消耗部材の種類、管理番号、残量、および状態が記録される。消耗部材には、トナーボトルのようにトナーの消費により内容物が減少することで消耗するものの他、ローラーやベルトのように摩耗や劣化により性能が低下することで消耗するものも含む。後者の場合、例えば、ローラーやベルトの稼働寿命の残りを残量として消耗部材管理データベースに記録されることができる。管理番号は、管理者が消耗部材を特定するために各消耗部材に付与される番号であり、ラベル等により各消耗部材に付されることができる。消耗部材の状態は、消耗部材が、画像形成装置120に備えられた使用中の消耗部材か、画像形成装置120に備えられていない在庫の消耗部材かを示している。
消耗部材には、トナーボトル、現像剤ユニット、感光体、ベルト、ブラシ、クリーナー、ローラー、およびモーター等が含まれる。
消耗部材の残量は、未使用品の残量を100%としたときの内容物等の残りの割合で示されている。消耗部材の残量は、センサーにより検出されてもよく、使用時間と残量との関係をあらかじめ取得し、当該関係に計測した使用時間を対応させることで検出されてもよい。
在庫の消耗部材には、残量が100%の未使品の他、残量が100%未満の非未使用品も含まれる。すなわち、消耗部材管理データベースにおいては、非未使用品の消耗部材についても残量とともに管理される。
消耗部材管理データベースは、定期的に消耗部材の残量が検知される際に更新される。
通信部125は、画像形成装置120と外部機器との間で通信を行うためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、SATA、PCI Express、USB、IEEE1394等の規格によるネットワークインターフェースや、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11等の無線通信インターフェース等の各種ローカル接続インターフェース等が用いられる。
操作部126は、各種設定を行うタッチパネル、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等の各種固定キー等からなる。
表示部127は、各種情報を表示するディスプレイ、各種設定入力を行うタッチパネルおよび表示ランプ等からなる。表示部127と操作部126とで重複する機能は、いずれか一方が兼ねることができる。
画像制御部128は、通信部125により受信された印刷ジョブに含まれる印刷データのレイアウト処理およびラスタライズ処理を行い、画像データを生成する。印刷ジョブとは、画像形成装置120に対する印刷命令の総称であり、印刷データおよび印刷設定が含まれる。印刷データとは、印刷の対象である文書のデータであり、印刷データには、例えば、イメージデータ、ベクタデータ、テキストデータといった各種データが含まれる。具体的には、印刷データは、PDL(Page Description Language)データ、PDF(Portable Document Format)データまたはTIFF(Tagged Image File Format)データであり得る。印刷設定とは、用紙への画像形成に関する設定および印刷物の後処理に関する設定であり、例えば、グレースケールまたはフルカラー、2in1、両面印刷、ステープラー、穴あけ、および折り等の各種設定が含まれる。
読取部129は、原稿台の所定の読み取り位置にセットされた原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像装置で光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。
印刷ユニット1210は、電子写真方式により帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を経て、用紙に画像データに基づく画像形成を行い出力する。
CPU121は、プログラムに従って上記各構成要素の制御や各種の演算処理等を行う。すなわち、CPU121は、画像形成装置120を構成する各構成要素と連携をとりながら、各種処理、印刷、保存に関する制御全般を行なう。
CPU121は、スケジュールサーバー110から管理者の予定表を通信部125により取得させる。CPU121は、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、HDD124から消耗部材管理データベースを読み出して、印刷ユニット1210に備えられた消耗部材の残量を確認する。CPU121は、確認した消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断し、十分でない場合は、管理者にメールをし、または管理者のPC130の表示部への表示する等により、管理者に消耗部材の交換を促す。
CPU121は、管理者の不在期間の終了後、消耗部材管理データベースを参照し、画像形成装置120に備えられた消耗部材の残量と、在庫の消耗部材の残量とを比較する。CPU121は、画像形成装置120に備えられた消耗部材の残量より残量の多い在庫の消耗部材の数が所定数より少ない場合は、画像形成装置120に備えられた消耗部材を、在庫の消耗部材のうち残量が最も少ないものに交換するよう管理者に促す。
CPU121は、消耗部材管理データベースにおいて在庫として管理されている消耗部材のうち、残量が所定の基準値以上であるものが所定数未満である場合は、管理者にメールをし、または管理者のPC130の表示部への表示する等により、管理者に消耗品の発注を促す。本動作は、管理者に消耗部材の交換を促す際に行われることが望ましい。
図4は、画像形成装置の例としてのタンデム型カラー画像形成装置の構成図である。タンデム型カラー画像形成装置は、4組の画像形成部によりカラー画像形成を行う。
原稿台上に載置された原稿は読取部129の査露光装置の光学系により画像が走査露光され、ラインイメージセンサーに読み込まれ、光電変換された画像情報信号は、画像制御部128において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像形成部の光書込部に入力される。
4組の画像形成部はイエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部11Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部11M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部11C、黒(K)色の画像を形成する画像形成部11Kであり、それぞれ共通する符号11の後に形成する色をあらわす符号Y、M、C、Kを付して表記する。
画像形成部11Yは、感光体ドラム1Y及びその周囲に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像装置4Y及びドラムクリーナー5Yを有して構成される。
同様に、画像形成部11Mは、感光体ドラム1Mの周囲に配置された帯電部2M、光書込部3M、現像装置4M及びドラムクリーナー5Mを、画像形成部11Cは、感光体ドラム1Cの周囲に配置された帯電部2C、光書込部3C、現像装置4C及びドラムクリーナー5Cを、画像形成部11Kは、感光体ドラム1Kの周囲に配置された帯電部2K、光書込部3K、現像装置4K及びドラムクリーナー5Kを有して構成される。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kにおけるそれぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、帯電部2Y、2M、2C、2K、光書込部3Y、3M、3C、3K、現像装置4Y、4M、4C、4K及びドラムクリーナー5Y、5M、5C、5Kはそれぞれ共通する内容の構成である。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kは、それぞれ光書込部3C、3M、3Y、3Kにて画像情報信号を感光体ドラム1C、1M、1Y、1Kに書き込み、感光体ドラム1C、1M、1Y、1Kに画像情報信号に基づく潜像を形成する。そして潜像は現像装置4C、4M、4Y、4Kにより現像され、感光体ドラム1C、1M、1Y、1K上に可視画像であるトナー画像が形成される。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kのそれぞれ感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに、それぞれ、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、黒(K)色、の画像が形成される。
中間転写ベルト6は、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持されている。
画像形成部11Y、11M、11C、11Kより形成された各色のトナー画像は、走行する中間転写ベルト6上に一次転写部7Y、7M、7C、7Kにより逐次転写されてY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色層が重畳したトナーによるカラー画像(以下、「トナー画像」と称する)が形成される。
用紙搬送部HR10は用紙Sを搬送する。用紙Sは給紙トレイ291、292、293に収容されており、第1給紙部12により給紙され、レジストローラー13を経て、二次転写部7Aに搬送され、用紙S上に中間転写ベルト6上のトナー画像が転写される。二次転写部7Aは転写手段の一例であり、トナー画像を用紙Sに転写させ該用紙Sを搬送する。
トナー画像が転写された用紙Sは、定着部14にて熱と圧力とを加えることにより用紙S上のトナー画像が定着され、トナー画像の転写および定着により画像形成がされた用紙Sは定着搬送ローラー15及び排紙ローラー16を経て装置外に排出される。
定着部14は、定着ローラー31、押圧ローラー32、加熱ローラー33、および定着ベルト34を有する。定着ローラー31は押圧ローラー32により押圧され、用紙S上のトナー画像が載った側が凸になるように略円弧状のニップ領域が形成される。ニップ領域において用紙Sは加熱ローラー33を介して加熱された定着ベルト34とともに挟持される。そして、用紙S上に付着されたトナー画像のトナーが加熱および加圧されてトナー画像が用紙Sに定着される。定着部14は定着手段の一例であり、二次転写部7Aにより用紙Sに転写されたトナー画像を用紙Sに定着させ、該用紙Sを搬送する。
画像形成装置120は用紙反転部24を備えており、定着がなされた用紙を定着搬送ローラー15から用紙反転部24に導いて表裏を反転し排出、あるいは用紙の両面に画像形成を行うことを可能としている。
画像形成装置120の本体上部に設置された操作部126から画像形成を行うに際しての用紙Sのサイズ、枚数等を設定できる。さらに、操作部126から用紙の種類および各種通紙条件を設定できる。
画像形成のための上記各部の作動、および用紙Sを搬送するための各部の作動は、CPU121によって制御される。CPU121は、上記各部の制御や各種の演算処理を行なう。
図5は、スケジュールサーバーの構成を示すブロック図である。
スケジュールサーバー110は、CPU111、RAM112、ROM113、HDD114、操作部115、表示部116、および通信部117を有し、これらは信号をやり取りするためのバス118を介して相互に接続される。
RAM112は、CPU111の作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ROM113には、各種プログラムや各種データが保存される。
HDD114には、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや管理者の予定表を含む各種データが保存される。予定表は、ネットワーク140に接続されたPC130により参照可能に共有されることができる。ネットワーク140を介して共有可能な予定表の例としては、マイクロソフト社のOutlookがあり、例えば、CalまたはPOP3等のネットワークプロトコルによりPC130により参照されることができる。
操作部115は、例えばマウスといったポインティングデバイスやキーボード、タッチパネルを含み、各種の操作、入力を行うために使用される。
表示部116は、例えば液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。
通信部117は、外部機器と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、SATA、PCI Express、USB、IEEE1394等の規格によるネットワークインターフェースや、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11等の無線通信インターフェース等の各種ローカル接続インターフェース等が用いられる。
CPU111は、プログラムに従って上記各部の制御や各種の演算処理を行う。
CPU111は、画像形成装置120の要求に応じて、HDD114に保存された管理者の予定表を通信部117により画像形成装置120に送信させる。
CPU111は、PC130から、管理者による予定表の更新の要求が通信部117により受信されると、予定表の更新の要求に含まれる更新内容を予定表に反映させることで予定表を更新する。
図6は、PCの構成を示す図である。
PC130を構成する各要素の基本的な機能は、対応するスケジュールサーバー110の各要素と同様であるため、重複する説明を省略する。
CPU131は、印刷ジョブを通信部137により画像形成装置120に送信させることにより、画像形成装置120に印刷ジョブに基づく画像形成を行わせ、画像形成された用紙を出力させる。
CPU131は、通信部137により受信された画像形成装置120による要求に従い、画像形成装置120に備えられた消耗部材の交換を促す情報、および消耗品の発注を促す情報を表示部136に表示することができる。CPU131は、管理者を宛先とする消耗部材の交換を促すためのメール、および消耗品の発注を促すためのメールを、通信部137により画像形成装置120から受信することができる。
CPU131は、管理者により操作部135から入力された予定表の更新内容を含む予定表の更新の要求をスケジュールサーバー110に通信部137により送信させる。
図7は、本実施形態に係る画像形成装置の管理方法のフローチャートであって、管理者の不在の際に事前に画像形成装置に備えられた消耗部材の交換を促すための各段階を示す図である。本フローチャートは、画像形成装置のHDD124に保存された画像形成装置の管理プログラムに従い、画像形成装置120のCPU121により実行されることができる。
画像形成装置120のCPU121は、予定表をスケジュールサーバー110から取得し、管理者の不在期間を確認する(S101)。
図8は、図7のフローチャートのステップS101のサブルーチンフローチャートである。
CPU131は、予定表において、管理者の不在期間が予定されている場合、最初の不在期間を確認し(S201)、さらに次の不在期間を確認する(S202)。CPU131は、最初の不在期間である先の不在期間と次の不在期間との間隔が所定時間以上かどうか判断する(S203)。すなわち、CPU131は、先の不在期間の終了から次の不在期間の開始までの間隔が所定時間以上かどうか判断する。
CPU131は、先の不在期間と次の不在期間との間隔が所定時間以上でないと判断したときは(S203:NO)、先の不在期間から次の不在期間までを一つの不在期間とみなす(S204)。すなわち、先の不在期間の開始から次の不在期間の終了までの長さを一つの不在期間の長さとする。所定時間は、管理者により消耗部材の交換が十分可能な時間として、例えば、30分間〜60分間の間のいずれかの時間とすることができる。
なお、不在期間が重複している場合も、開始時間の早い先の不在期間の開始から開始時間の遅い次の不在期間の終了までが一つの不在期間とみなされる。
ステップS202〜ステップS204が繰り返されることにより、互いの間隔が所定時間未満の関係にある不在期間の組み合わせが、それぞれ一つの不在期間とみなされる。
図9は、管理者の予定表を示す図である。
予定表には、管理者の業務スケジュールや管理者の不在期間が記録されている。
図9において、例えば、金曜日の8時30分から10時30分までの不在期間を先の不在期間とすると、先の不在期間と、次の不在期間である11時00分から12時00分までの不在期間との間隔は30分間である。ステップS203における判断基準である所定時間を45分間とすると、先の不在期間と次の不在期間との間隔は所定時間未満となるため、先の不在期間から次の不在期間までが一つの不在期間とみなされる。図9において、一つの不在期間とみなされる期間が*Aとして示されている。
先の不在期間と次の不在期間との間隔が所定時間以上無い場合に先の不在期間から次の不在期間までを一つの不在期間とみなすのは次の理由による。すなわち、先の不在期間と次の不在期間との間隔が管理者により消耗部材の交換が困難となるような短時間である場合に、先の不在期間の長さに対応する減少量を有する消耗部材への交換を促しても、先の不在期間の終了後に消耗部材が交換されないことで消耗部材が無くなる可能性があるからである。
CPU131は、先の不在期間と次の不在期間との間隔が所定時間以上であると判断したときは(S203:YES)、当該先の不在期間を一つの不在期間として確定する(S205)。
CPU131は、管理者の不在期間の所定時間前まで待機する(S102)。所定時間は、管理者により消耗部材の交換が十分可能な時間として、例えば、30分間〜60分間の間のいずれかの時間とすることができる。
CPU131は、管理者の不在期間の所定時間前に、画像形成装置120に備えられた使用中の消耗部材の残量を消耗部材管理データベースにより確認する(S103)。このように、所定時間前に消耗部材の残量を確認するのは、不在期間の直前に管理者に消耗部材の交換を促しても、管理者には消耗部材を交換するための時間的な余裕がないためである。
CPU131は、画像形成装置120に備えられた消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対して十分な量として定めた交換基準以下かどうか判断する(S104)。交換基準は、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が終了するまでを不在期間の長さとし、当該不在期間の長さに対応する減少量として定めることができる。交換基準は、さらに不在期間が終了してから管理者により消耗部材が交換されるために必要な期間を考慮して定めることができる。このように、消耗部材の残量が十分かどうかを判断する際に、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が開始するまでの期間をも考慮するのは、管理者により事前に消耗部材が交換されてから不在期間が開始するまでの期間においても消耗部材の残量が減少するからである。
図10は、交換基準について説明するための図である。
交換基準は、不在期間の長さである不在時間と不在時間に必要な消耗部材の残量との関係のグラフをあらかじめ取得し、当該グラフを用いて定めることができる。
例えば、予定表における不在時間が8時間で、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が開始するまでの期間である所定時間(事前準備のための所定時間)が1時間である場合は、これらの和である9時間を不在時間として交換基準を定めることができる。すなわち、図10のグラフにおいて、9時間の不在時間に必要な消耗部材の残量である14%が交換基準として定められることができる。
CPU131は、交換基準より多い残量の在庫の消耗部材のうち最も残量が少ない消耗部材を消耗部材管理データベースにおいて検索する(S105)。
CPU131は、画像形成装置120において使用中の消耗部材の、検索により特定された消耗部材への交換を促す(S106)。これにより、管理者不在時に消耗部材の残量が無くなることで画像形成装置が停止する事態を防止できるとともに、残量の少ない消耗部材から使い切ることで、比較的残量の多い消耗剤を、今後の比較的長い管理者の不在期間に備えて確保することができる。
なお、CPU131は、交換基準より多い残量の在庫の消耗部材を、交換候補として、PC130の表示部136に表示させ、または管理者宛のメールに記載することにより、交換候補のいずれかへの交換を促してもよい。
図11は、本実施形態に係る画像形成装置の管理方法のフローチャートであって、不在期間終了後に管理者に画像形成装置に備えられた消耗部材の交換を促すための各段階を示す図である。本フローチャートは、画像形成装置のHDD124に格納された画像形成装置の管理プログラムに従い、画像形成装置のCPU121により実行されることができる。
画像形成装置のCPU121は、予定表をスケジュールサーバー110から取得し、管理者の不在期間の終了時間を確認する(S301)。
CPU121は、管理者の不在期間の終了時間まで待機する(S302)。
CPU121は、管理者の不在期間の終了時間になったら、画像形成装置120に備えられた使用中の消耗部材の残量を消耗部材管理データベースにより確認し(S303)、在庫の消耗部材の残量を消耗部材管理データベースにより確認する(S304)。
CPU131は、在庫の消耗部材に、画像形成装置120において使用中の消耗部材より残量の多いものが所定数以上あるかどうか判断する(S305)。所定数は、消耗部材の消耗速度や従来の交換頻度等を考慮して適当な値に定めることができる。
CPU131は、在庫の消耗部材に、画像形成装置120において使用中の消耗部材より残量の多いものが所定数以上あると判断したときは(S305:YES)、処理を終了する。この場合、現在画像形成装置120において使用中の消耗部材がそのまま使用される。
CPU131は、在庫の消耗部材に、画像形成装置120において使用中の消耗部材より残量の多いものが所定数以上ないと判断したときは(S305:NO)、消耗部材管理データベースにおいて、残量が最も少ない消耗部材を検索する(S306)。
CPU131は、画像形成装置120において使用中の消耗部材の、検索により特定された消耗部材への交換を促す(S307)。これにより、在庫の消耗部材のうち、残量が多い消耗部材は今後の管理者の比較的長期間の不在時に備えることができるとともに、残量が少ない消耗部材については、途中で交換する手間をかけずに使い切ることができる。
図12は、本実施形態に係る画像形成装置の管理方法のフローチャートであって、消耗部材の在庫の発注を促すための各段階を示す図である。本フローチャートは、画像形成装置のHDD124に格納された画像形成装置の管理プログラムに従い、画像形成装置のCPU121により実行されることができる。
画像形成装置のCPU121は、消耗部材管理データベースを参照し、在庫の消耗部材の残量を確認する(S401)。
CPU121は、在庫の消耗部材に残量が閾値以上のものが所定数以上あるかどうか判断する(S402)。残量の閾値は、例えば、管理者の従来の不在期間の長さの平均に対応する消耗部材の減少量等を考慮して適当な値に定めることができる。所定数は、消耗部材の消耗速度や従来の交換頻度等を考慮して適当な値に定めることができる。
CPU121は、在庫の消耗部材に残量が閾値以上のものが所定数以上あると判断したときは(S402:YES)、処理を終了する。
CPU121は、在庫の消耗部材に残量が閾値以上のものが所定数以上ないと判断したときは(S402:NO)、管理者へ消耗部材の購入を促す(S403)。これにより、今後の管理者の比較的長期間の不在時に交換可能な消耗部材が存在しないという状態を回避することができる。
本実施形態は以下の効果を奏する。
予定されている管理者の不在期間の長さに対し画像形成装置に備えられた消耗部材の残量が十分でないと判断した場合に消耗部材の交換を管理者に促す。これにより、管理者不在時に消耗部材の残量が無くなることで画像形成装置が停止する事態を防止することができる。
さらに、消耗部材の在庫および残量を管理し、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が終了するまでを不在期間の長さとし、不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうちいずれかへの消耗部材の交換を管理者に促す。これにより、管理者により事前に消耗部材が交換されてから不在期間が開始するまでの期間における消耗部材の残量の減少量をも考慮することで、管理者不在時に消耗部材の残量が無くなることをより確実に防止できる。
さらに、管理者の不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうち残量が最も少ないものへの消耗部材の交換を管理者に促す。これにより、残量の少ない消耗部材から使い切ることで、比較的残量の多い消耗剤を、今後の比較的長い管理者の不在期間に備えて確保することができる。
さらに、管理者に複数の不在期間が予定されており、先の不在期間の終了から次の不在期間の開始までの間隔が所定時間より短い場合は、先の不在期間の開始から次の不在期間の終了までの長さを不在期間の長さとする。これにより、先の不在期間と次の不在期間との間隔が管理者により消耗部材の交換が困難となるような短時間である場合に、先の不在期間の終了後に消耗部材が交換されないことで消耗部材が無くなる状態を回避できる。
さらに、管理者の不在期間の終了後、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量と、在庫の消耗部材の残量とを比較し、在庫の消耗部材のうち、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量より残量の多い消耗部材の数が所定数より少ない場合に、在庫の消耗部材のうち残量が最も少ないものへの消耗部材の交換を管理者に促す。これにより、在庫の消耗部材のうち、残量が多い消耗部材は今後の管理者の比較的長期間の不在時に備えることができるとともに、残量が少ない消耗部材については、途中で交換する手間をかけずに使い切ることができる。
さらに、在庫の消耗部材のうち、残量が所定の閾値以上であるものが所定数未満である場合に、消耗品の発注を管理者に促す。これにより、今後の管理者の比較的長期間の不在時に交換可能な消耗部材が存在しないという状態を回避することができる。
本発明に係る画像形成装置の管理プログラム、画像形成装置の管理プログラムを記録した記録媒体、および画像形成装置の管理方法は、上述した実施形態に限定されない。
例えば、管理者が複数存在する場合は、管理者の不在期間を複数の管理者すべてが不在となる期間とすることができる。これにより、管理者の数にかかわらず、より柔軟に、管理者不在時に消耗部材の残量が無くなることを防止できる。
また、上述した実施形態においては、本発明に係る画像形成装置の管理方法を、プログラムに従い実行するものとして説明したが、プログラムで実行する機能の一部または全部を回路等のハードウェアにより実現してもよい。
また、上述した実施形態においては、本発明に係る画像形成装置の管理方法を、画像形成装置においてプログラムに従い実行されるものとして説明したが、PCにおいてプログラムに従い実行されてもよい。
100 画像形成システム、
110 スケジュールサーバー、
120 画像形成装置、
130 PC。

Claims (9)

  1. 管理者の予定表を参照し、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量を確認する手順(a)と、
    前記手順(a)で確認された消耗部材の残量が、管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断する手順(b)と、
    前記手順(b)において、消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分でないと判断された場合に、消耗部材の交換を管理者に促す手順(c)と、
    各消耗部材の在庫および残量を管理する手順(d)と、を有し、
    前記手順(b)は、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が終了するまでを前記不在期間の長さとして、消耗部材の残量が、少なくとも前記不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断し、
    前記手順(c)は、前記手順(d)において管理されている各消耗部材の在庫および残量に基づいて、前記不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうちいずれかへの消耗部材の交換を管理者に促す、手順をコンピュータに実行させる、画像形成装置の管理プログラム。
  2. 管理者の予定表を参照し、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量を確認する手順(a)と、
    前記手順(a)で確認された消耗部材の残量が、管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断する手順(b)と、
    前記手順(b)において、消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分でないと判断された場合に、消耗部材の交換を管理者に促す手順(c)と、を有し、
    管理者に複数の不在期間が予定されており、先の不在期間の終了から次の不在期間の開始までの間隔が所定時間より短い場合は、前記先の不在期間の開始から前記次の不在期間の終了までの長さを前記不在期間の長さとする、手順をコンピュータに実行させる、画像形成装置の管理プログラム。
  3. 前記管理者の不在期間は、複数の管理者のすべてが不在となる期間である、請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記管理者の不在期間は、複数の管理者のすべてが不在となる期間である、請求項に記載のプログラム。
  5. 前記手順(c)は、前記不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうち残量が最も少ないものへの消耗部材の交換を管理者に促す、請求項1〜のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記手順は、
    管理者の不在期間の終了後、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量と、前記手順(d)において在庫および残量が管理されている各消耗部材の残量とを比較し、前記手順(d)において在庫として管理されている消耗部材のうち、前記画像形成装置に備えられた消耗部材の残量より残量の多い消耗部材の数が所定数より少ない場合は、前記手順(d)において管理されている在庫の消耗部材のうち残量が最も少ないものへの消耗部材の交換を管理者に促す手順(e)をさらに有する、請求項1または3に記載のプログラム。
  7. 前記手順は、
    前記手順(d)において管理されている在庫の消耗部材のうち、残量が所定の閾値以上であるものが所定数未満である場合は、消耗品の発注を管理者に促す手順(f)をさらに有する、請求項1、3、または6に記載のプログラム。
  8. 前記請求項1〜のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  9. 管理者の予定表を参照し、予定表において管理者の不在期間が予定されている場合、画像形成装置に備えられた消耗部材の残量を確認する段階(a)と、
    前記段階(a)で確認された消耗部材の残量が、管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断する段階(b)と、
    前記段階(b)において、消耗部材の残量が管理者の不在期間の長さに対応する減少量に対して十分でないと判断された場合に、消耗部材の交換を管理者に促す段階(c)と、
    各消耗部材の在庫および残量を管理する段階(d)と、を有し、
    前記段階(b)は、管理者に消耗部材の交換を促してから管理者の不在期間が終了するまでを前記不在期間の長さとして、消耗部材の残量が、少なくとも前記不在期間の長さに対応する減少量に対して十分かどうか判断し、
    前記段階(c)は、前記段階(d)において管理されている各消耗部材の在庫および残量に基づいて、前記不在期間の長さに対応する消耗部材の減少量を少なくとも残量として有する消耗部材のうちいずれかへの消耗部材の交換を管理者に促す、画像形成装置の管理方法。
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