JP6697645B1 - 押出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的容易に且つ精度良くスロットの高さを調節可能にし、それによって吐出物の厚みを調節し易い押出方法を提供することを課題とする。【解決手段】流体物を吐出するためのスロットと、該スロットの高さを調節する調節機構とを備え、該調節機構が、前記スロットに沿って配されたスリットと、前記スリットの間隔を調節して前記スロットの高さを調節する複数の調節ネジとを有するダイを使用して、流体物を前記スロットから吐出する押出方法であって、前記複数の調節ネジから任意に選択したN個の調節ネジを回転させることによって前記スロットの高さを調節する調節工程を備え、前記調節工程は、前記N個の調節ネジに対応する前記スロットの位置1〜Nのうち位置nにおけるスロットの高さh1nが所定の式(1)で算出され、所定の式(2)で算出される計算高さh1={h11・・・h1N}と前記スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}との差e={e1・・・eN}が小さくなるように、前記N個の調節ネジそれぞれに加えるトルクを決定する工程を含む、押出方法。【選択図】なし

Description

本発明は、押出方法に関する。
従来、流体物を吐出するためのスロットが形成されたダイが、各種製品の製造に用いられている。例えば、前記ダイを備えたダイコータと呼ばれる塗工装置が、フィルムなどの表面に塗工膜を形成するために用いられている。また、溶融樹脂をフィルム状に押し出すためのTダイと呼ばれるダイが、フィルムを製造するために用いられている。
かかるダイを用いた製造方法は、前記スロットから吐出される吐出物の厚みを所望の値とするために、前記スロットの高さを調節する工程を含む。例えば、特許文献1には、流体物を吐出するためのスロットと、該スロットの高さを調節する調節機構とを備え、該調節機構が、前記スロットに沿って配されたスリットと、前記スリットの間隔を調節して前記スロットの高さを調節する複数の調節ネジとを有するダイを使用して、流体物を前記スロットから吐出する押出方法であって、前記複数の調節ネジの締め付けトルクを管理することによって、前記スロットの高さを調節する調節工程を備えた押出方法が記載されている。
特開2006−346649号公報
しかしながら、従来、前記スロットの高さの調節は作業者の勘に頼っており、前記スロットの高さを所望の値に調節するのには困難性が伴うという問題点がある。具体的には、前記スロットの一部分の高さを所望の値に変更するために、その部分に対応する位置の前記調節ネジのトルクを変化させて当該位置における前記スロットの高さを変化させると、前記スロットの別の位置における高さも変化してしまうという問題点がある。すなわち、前記スロットの一部分の高さが所望の値に調節されたとしても、変更の必要のない別の部分の高さまで変化してしまうという問題点がある。
また、前記ダイを用いた押出方法では、前記吐出物の厚みを均一にすることだけでなく、前記吐出物の厚みを部分的に変化させることもあり、このような場合にも同様に、前記スロットの高さの調節の問題点が生じている。
上記問題点に鑑み、本発明は、比較的容易に且つ精度良くスロットの高さを調節可能にし、それによって吐出物の厚みを調節し易い押出方法を提供することを課題とする。
本発明者らが鋭意検討したところ、1つのある位置の調節ネジのトルクを変化させた場合、各位置の調節ネジに対応する位置におけるスロットの高さの変化量が、前記トルクと比例関係にあること、及び、複数の調節ネジのトルクを変化させた場合には、各位置の調節ネジに対応する位置におけるスロットの高さの変化量が、個々の調節ネジに加えられたトルクの比例関係として表されるスロットの高さの変化量の和になっていることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明に係る押出方法は、
流体物を吐出するためのスロットと、該スロットの高さを調節する調節機構とを備え、該調節機構が、前記スロットに沿って配されたスリットと、前記スリットの間隔を調節して前記スロットの高さを調節する複数の調節ネジとを有するダイを使用して、流体物を前記スロットから吐出する押出方法であって、
前記複数の調節ネジから任意に選択したN個の調節ネジを回転させることによって前記スロットの高さを調節する調節工程を備え、
前記調節工程は、前記N個の調節ネジに対応する前記スロットの位置1〜Nのうち位置nにおけるスロットの高さh1nが下記式(1)で算出され、下記式(2)で算出される前記スロットの計算高さh={h11・・・h1N}と前記スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}との差e={e・・・e}が小さくなるように、前記N個の調節ネジそれぞれに加えるトルクを決定する工程を含む。
:差e={e・・・e}の位置nにおける値
refn:前記スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}の位置nにおける値
斯かる構成によれば、調節前のスロット高さhと、各調節ネジに加えられるトルクと各位置におけるスロットの高さの変化量を関連付ける比例定数kとを調べれば、式(1)で算出されるスロットの計算高さhと、スロットの高さの目標値hrefとの差eに基づいて、各調節ネジに加えるべきトルクが決定されるため、比較的容易に且つ精度良くスロットの高さを調節可能になり、それによって吐出物の厚みを調節し易くなる。
また、本発明に係る押出方法は、好ましくは、
下記式(3)で示される差e={e・・・e}の二乗の合計が最小となるT={T11・・・T1N}を求め、該Tに基づいて、前記N個の調節ネジそれぞれに加えるトルクを決定する。
斯かる構成によれば、式(3)で示される差eの二乗の合計が最小となるTに基づいて、各調節ネジに加えるべきトルクが決定されるため、より精度良くスロットの高さを調節可能になる。
以上の通り、本発明によれば、比較的容易に且つ精度良くスロットの高さを調節可能にし、それによって吐出物の厚みを調節し易い押出方法が提供され得る。
図1は、一実施形態に係る押出方法に用いるダイの概略斜視図である。 図2は、図1のダイの分解斜視図である。 図3は、図1のダイのIII−III線概略断面図である。 図4は、実施例1の調節前後におけるトルク、スロットの高さ及び塗工膜の厚みの変化を比較するためのグラフである。 図5は、比較例1の調節前後におけるスロットの高さ及び塗工膜の厚みの変化を比較するためのグラフである。 図6は、実施例2の調節前後におけるトルク、スロットの高さ及び塗工膜の厚みの変化を比較するためのグラフである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る押出方法について説明する。
本実施形態に係る押出方法は、図1〜図3に示されるようなダイコータ1と呼ばれる塗工装置を用いて、フィルムFなどの被塗工物の表面に流動物としての塗工液を塗工し、フィルムFの表面に形成されることとなる吐出物としての塗工膜を形成する方法である。
ダイコータ1は、塗工液を吐出するためのスロット11が形成されたダイ10を備えている。ダイ10は、ローラ部材などに支持されたフィルムFであってスロット11の開口110に近接するように走行するフィルムFなどの被塗工物に、スロット11から吐出させた塗工液を塗工して、フィルムFの表面に塗工膜を形成するように構成されている。ダイ10は、スロット11の開口110が形成された吐出部13がフィルムFなどの被塗工物に向かって突出するように形成されている。本実施形態では、ダイ10は、第1のダイブロック20(図における下側のダイブロック)と第2のダイブロック30(図における上側のダイブロック)とを有しており、それぞれのダイブロックの間にスロット11が形成されている。以下では、フィルムF又は塗工膜の流れる方向をMD、MDに直交する方向をTDと呼ぶことがある。また、スロット11の開口110の高さをスロット11の高さhとする。
本実施形態のダイ10は、さらに、スロット11の高さhを調節するための調節機構50を第2のダイブロック30側に有している。本実施形態では、調節機構50は、スロット11の幅方向に沿って第2のダイブロック30に配されたスリット51と、スリット51の間隔を調節してスロット11の高さhを調節する複数の調節ネジ52とを有している。複数の調節ネジ52は、スリット51の延びる方向に沿って(言い換えれば、スロット11の幅方向に沿って)並んでおり、各調節ネジ52が回転して前進又は後退することによって、スリット51の間隔が拡縮し、それに伴い、スロット11の高さhが拡縮するようになっている。
調節ネジ52としては、例えば、差動ネジ52が好適に用いられ、これによってスロット11の高さhの微調整が容易になる。差動ネジ52は、中空に形成された外ネジ521と、外ネジ521の内側に螺合するように形成された内ネジ522とを有し、外ネジ521及び内ネジ522は、それぞれのピッチの大きさが異なるように形成されている。これによって、スリット51は、外ネジ521を1回転させると、外ネジ521と内ネジ522とのピッチ差の分だけ、拡縮するようになっている。
図2に示されるように、本実施形態では、ダイ10は、第1のダイブロック20と第2のダイブロック30との間に挟持されるように配された板状のシム部材40を有している。シム部材40は、スロット11の開口110に向かって開口するようにC字状に形成されている。ダイ10は、シム部材40の開口42の幅が調節されることによって、塗工膜の幅を調節可能となっている。
スロット11は、高さhが通常0.01〜5mmに調節可能に構成されている。また、スロット11の幅は、通常200〜5000mmに設定されている。
調節ネジ52の数は、通常3〜90個である。また、各調節ネジ52の回転軸中心間の距離は、通常10〜400mmに設定されている。回転軸中心間の距離は、それぞれが等しい距離であることが好ましいが、異なる距離であってもよい。
第1のダイブロック20は、図3に示されるように、塗工液を収容する収容部(不図示)から通路21を介して供給される塗工液を一時的に溜めるための凹状に形成されたキャビティ22を有している。キャビティ22は、スロット11とつながっている。
第1のダイブロック20及び第2のダイブロック30のうち少なくとも第2のダイブロック30は、調節ネジ52の押圧力により弾性変形し得る材料により製造されていればよく、通常、ステンレスなどの金属により製造されている。また、シム部材40は、通常、ステンレスや真ちゅうなどの金属箔又はポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックフィルムにより製造されている。
塗工液としては、例えばポリマー溶液が挙げられる。塗工液の粘度は、通常0.0005〜200Pa・sに設定され、好ましくは0.001〜100Pa・sに設定される。なお、粘度は、レオメータ(HAAKE社製)により測定されるものとする。また、測定条件は、せん断速度1[1/s]、温度20℃とする。
次に、本実施形態に係る押出方法について詳述する。
本実施形態の押出方法は、フィルムFなどの被塗工物の表面に塗工膜を形成するためのダイコータ1を使用する塗工方法である。該塗工方法は、スロット11から塗工液が吐出されることによってフィルムFの表面に形成されることとなる塗工膜の厚みdを調節するために、複数の調節ネジ52から任意に選択したN個の調節ネジ52を回転させることによって、スロット11の高さhを調節する調節工程Pと、調節工程Pの後に、塗工液の押し出しを行う押出工程とを備える。なお、本実施形態では、ダイコータ1の収容部から供給される塗工液の流量を一定とする。また、各調節ネジ52は、右回転によりスロット11を縮小させ、左回転によりスロット11を拡大させるように構成されている。ここで、調節ネジ52を右回転させるために加えるトルクを正のトルクとし、調節ネジ52を左回転させるために加えるトルクを負のトルクとする。また、1〜N個の各調節ネジ52に対応する、調節ネジ52の位置、スロット11の位置及び塗工膜の位置を、位置1〜Nとする。
調節工程Pは、N個の各調節ネジ52に任意の大きさのトルクを加えて位置1〜Nにおけるスロット11の高さhの変化量を測定するデータ取得工程P1と、データ取得工程P1で得られたデータを基に、位置1〜Nにおける、各調節ネジ52に加えられたトルクの大きさ及びスロット11の高さhの変化量を関連付ける比例定数kを求める定数算出工程P2と、各調節ネジ52に加えられるトルクの大きさに関連付けられた位置1〜Nの位置nにおけるスロット11の高さh1nが下記式(1)で算出され、下記式(2)で算出されるスロット11の計算高さh={h11・・・h1N}とスロット11の高さの目標値href={href1・・・hrefN}との差e={e・・・e}が小さくなるように、各調節ネジ52に加えるべきトルクT={T11・・・T1N}を決定するトルク決定工程P3とを有する。
1nは、調節後の前記スロットの計算高さh={h11・・・h1N}の位置nにおける値を表す。
0nは、調節前の前記スロットの高さh={h01・・・h0N}の位置nにおける値を表す。
1iは、調節ネジに加えるトルクT={T11・・・T1N}の位置iにおける値を表す。
は、差e={e・・・e}の位置nにおける値を表す。
refnは、前記スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}の位置nにおける値を表す。
上記数4を行列式で表すと、下記式(4)のようになる。
上記式(1)を用いてスロット11の高さhを調節する上で、任意に選択するN個の調節ネジ52は、スロット11の幅方向(すなわちTD)において偏りなく分散していることが好ましい。また、特に細かな調節が必要な箇所を多めに選択してもよい。任意に選択するN個の調節ネジ52は、複数の調節ネジ52の全部であることが好ましい。
[データ取得工程P1]
データ取得工程P1では、N個の調節ネジ52の個々に、任意の大きさのトルクX={X・・・X}を加え、トルクX={X・・・X}を加える前後の位置1〜Nにおけるスロット11の高さhの変化量Y={Y・・・Y}を求める。より具体的には、位置1の調節ネジ52にトルクXを加えたときの位置1〜Nにおけるスロット11の高さhの変化量Y={Y11・・・Y1N}を測定し、位置2の調節ネジ52にトルクXを加えたときの位置1〜Nにおけるスロット11の高さhの変化量Y={Y21・・・Y2N}を測定し、位置3の調節ネジ52にトルクXを加えたときの位置1〜Nにおけるスロット11の高さhの変化量Y={Y31・・・Y3N}を測定し、以下同様にして、位置Nの調節ネジ52にトルクXを加えたときの変化量Y={YN1・・・YNN}まで測定する。
トルクX={X・・・X}は、N個の調節ネジ52全てにおいて等しくてもよく(すなわち、X=X=・・・=X、例えば右回転で1Nm)、各調節ネジ52全てにおいて又は部分的に異なっていてもよい。
位置1〜Nにおけるスロット11の高さhの測定値は、調節ネジ52に対応する部分の高さの測定値が採用される。すなわち、TDにおいて、調節ネジ52と同じ位置のスロット11の高さhが測定値として採用される。
[定数算出工程P2]
定数算出工程P2では、データ取得工程P1で取得したデータに基づいて、位置1〜Nにおける、各調節ネジ52に加えられたトルクX={X・・・X}及びスロット11の高さhの変化量Y={Y・・・Y}を関連付ける比例定数kを求める。
より具体的には、トルクXと位置1におけるスロット11の高さの変化量Y11とを関連付ける比例定数k11を式Y11=k11によって求め、トルクXと位置2におけるスロット11の高さの変化量Y12とを関連付ける比例定数k12を式Y12=k12によって求め、トルクXと位置3におけるスロット11の高さの変化量Y13とを関連付ける比例定数k13を式Y13=k13によって求め、以下同様にして、比例定数k1Nまで求める。また、トルクXと位置1におけるスロット11の高さの変化量Y21とを関連付ける比例定数k21を式Y21=k21によって求め、トルクXと位置2におけるスロット11の高さの変化量Y22とを関連付ける比例定数k22を式Y22=k22によって求め、トルクXと位置3におけるスロット11の高さの変化量Y23とを関連付ける比例定数k23を式Y23=k23によって求め、以下同様にして、比例定数k2Nまで求める。さらに、同様にして、比例定数kNNまで求める。
上記のように求めた比例定数kを一般化すると、下記式(5)のように表される。
式(5)において、kinは、位置iにおける調節ネジ52に1Nmのトルクを加えたときの位置nにおけるスロット11の高さhの変化量を表す。
そして、各調節ネジ52のトルクを変化させた場合、各位置の調節ネジ52に対応する位置におけるスロット11の高さhの変化量は、個々の調節ネジ52に加えられたトルクの比例関係として表されるスロット11の高さhの変化量の和になり、これを、比例定数kを用いて一般化すると、上記式(1)のように表すことができる。
[トルク決定工程P3]
トルク決定工程P3では、スロット11の位置1〜Nの位置nにおけるスロット11の高さh1nが上記式(1)で算出され、上記式(2)で算出されるスロットの計算高さh={h11・・・h1N}とスロット11の高さの目標値href={href1・・・hrefN}との差e={e・・・e}が小さくなるように、各調節ネジ52に加えるトルクT={T11・・・T1N}を算出する。
本実施形態では、T={T11・・・T1N}は、下記式(3)で示される差e={e・・・e}の二乗の合計が最小となるように最小二乗法で算出され、例えば、T={T11・・・T1N}は、任意の初期値を与え、エクセル(登録商標)のソルバーを用いることで算出される。そして、このT={T11・・・T1N}の値に基づいて、位置1〜Nの各調節ネジ52に加えるべきトルクT={T21・・・T2N}を決定する。位置1〜Nの各調節ネジ52に加えるべきトルクT={T21・・・T2N}としては、T={T11・・・T1N}の値をそのまま採用してもよく、T={T11・・・T1N}の値を基準として微調整した値を採用してもよい。
以上の通り、本実施形態の押出方法によれば、調節前のスロット高さh={h01・・・h0N}、各調節ネジに加えられるトルクと各位置におけるスロットの高さの変化量を関連付ける比例定数kを調べれば、式(1)で算出されるスロットの計算高さh={h11・・・h1N}と、スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}との差e={e・・・e}に基づいて、各調節ネジ52のトルクT={T11・・・T1N}が決定され、このT={T11・・・T1N}の値に基づいて、各調節ネジ52に加えるべきトルクT={T21・・・T2N}が決定されるため、比較的容易に且つ精度良くスロット11の高さhを調節可能になり、それによって塗工膜の厚みが調節し易くなる。
なお、本発明に係る押出方法は、上記実施形態に限定されるものではない。また、本発明に係る押出方法は、上記の作用効果によって限定されるものではない。本発明に係る押出方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、ダイコータ1を用いる塗工方法について説明したが、溶融樹脂を押し出すためのTダイなどを用いた樹脂フィルムの成形方法であってもよい。この場合、溶融樹脂の粘度は、1000〜5000Pa・sであることが好ましい。
また、上記実施形態では、複数の調節ネジ52から任意に選択したN個の調節ネジ52を回転させることによって、スロット11の高さhを調節する態様を示したが、ダイコータ1が有する全ての調節ネジ52を回転させることによって、スロット11の高さhを調節してもよい。
また、上記実施形態では、近似法として最小二乗法を示したが、この他、例えば、ニュートン法を採用してもよい。
以下、実施例を示すことにより、本発明をさらに説明する。
本実施例では、ダイコータを用いた塗工膜を形成する方法について検討した。
[塗工装置]
本実施例で使用したダイコータは、ステンレス製であり、第1のダイブロックと第2のダイブロックとの間に幅1300mmのスロットが形成されており、スロットの高さ調節機構として、第2のダイブロックに備えられたスリットと、TDにわたって配された26個(すなわち、N=26で位置1〜26)の調節ネジ(回転軸中心間距離:50mmで一定)とを有している。
[塗工条件]
表1に示す塗工条件で、被塗工物としてフィルムの表面に、塗工液として溶剤に溶解したアクリルポリマーを塗工し、吐出物としてアクリルポリマーからなる塗工膜を形成した。
[実施例1]
実施例1では、スロットの高さが概ね一定の状態であって塗工膜の厚みがTDの両端から中央部分にかけて大きくなるようなダイコータを用いて、塗工膜の厚みが均一となるスロットの高さとすべく、各調節ネジに加えるトルクの大きさを決定する方法を例示する。
(データ取得工程P1)
位置1の調節ネジ52にトルクXを加えたときの位置1〜26におけるスロット11の高さhの変化量Y={Y11・・・Y1_26}を測定し、位置2の調節ネジ52にトルクXを加えたときの位置1〜26におけるスロット11の高さhの変化量Y={Y21・・・Y2_26}を測定し、位置3の調節ネジ52にトルクXを加えたときの位置1〜26におけるスロット11の高さhの変化量Y={Y31・・・Y3_26}を測定し、以下同様にして、位置26の調節ネジ52にトルクX26を加えたときの変化量Y26={Y26_1・・・Y26_26}までを測定した。
(定数算出工程P2)
トルクXと位置1におけるスロット11の高さの変化量Y11とを関連付ける比例定数k11を式Y11=k11によって求め、トルクXと位置2におけるスロット11の高さの変化量Y12とを関連付ける比例定数k12を式Y12=k12によって求め、トルクXと位置3におけるスロット11の高さの変化量Y13とを関連付ける比例定数k13を式Y13=k13によって求め、以下同様にして、比例定数k1_26までを求めた。また、トルクXと位置1におけるスロット11の高さの変化量Y21とを関連付ける比例定数k21を式Y21=k21によって求め、トルクXと位置2におけるスロット11の高さの変化量Y22とを関連付ける比例定数k22を式Y22=k22によって求め、トルクXと位置3におけるスロット11の高さの変化量Y23とを関連付ける比例定数k23を式Y23=k23によって求め、以下同様にして、比例定数k2_26まで求めた。さらに、同様にして、比例定数k26_26までを求めた。結果を表2に示した。
(トルク決定工程P3)
表3に示すスロットの高さの目標値href={href1・・・href26}を設定し、上記式(1)〜(3)を用いた最小二乗法によって、位置1〜26のスロットの計算高さh={h11・・・h1_26}とスロットの高さの目標値href={href1・・・href26}との差e={e・・・e26}の二乗の合計が最小となる、位置1〜26における調節ネジに加えるトルクT={T11・・・T1_26}を算出した。結果を下記表3に示した。
(押出工程)
各調節ネジに加えるトルクT={T21・・・T2_26}に上記で算出したT={T11・・・T1_26}を採用し、フィルムに塗工膜を形成した。結果を表3及び図4に示した。
表3及び図4に示されるように、スロットの高さがTDにわたって概ね目標の高さに調節され、塗工膜の厚みを均一にすることができた。
[比較例1]
比較例1では、熟練の作業者が本手法を使わずにスロットの高さを調節した結果を例示する。比較例1では、h及びhrefの値を実施例1と同じ値に設定した。また、hの測定値を基に、5回にわたって調節ネジによりスロットの高さを調節した。結果を表4及び図5に示した。
表4及び図5に示されるように、比較例1では、実施例1と比較して、スロットの高さがTDにわたって目標値から外れる結果となった。また、それに伴い、塗工膜の厚みにもバラつきが認められた。よって、作業者の経験的な調整では困難であることが認められた。
下記表5には、実施例1及び比較例1の調節前後の塗工膜の厚みの精度をまとめた。厚み精度は、[最大厚み−最小厚み]/平均厚み×100で算出した。表5の結果から、実施例1の押出方法は、比較例1と比較して、容易に且つ精度良くスロットの高さを調節可能であり、それによって塗工膜の厚みを調節し易いものであることが認められた。
[実施例2]
実施例2では、スロットの高さが概ね一定の状態であって塗工後の塗工膜の厚みがTDの一端から他端にかけて大きくなるようなダイコータを用いて、塗工膜の厚みが均一となるスロットの高さとすべく、各調節ネジに加えるトルクの大きさを決定する方法を例示する。なお、塗工条件は、表6に示す条件とした。
実施例1と同様にして、データ取得工程P1〜押出工程を行い、塗工膜を形成した。比例定数のkの算出結果を表7に示した。また、スロットの高さ調節及び塗工の結果を表8及び図6に示した。
表8及び図6に示されるように、実施例1と同様に、スロットの高さがTDにわたって概ね目標の高さに調節され、塗工膜の厚みを均一にすることができた。
1:ダイコータ、
10:ダイ、11:スロット、110:開口、13:開口縁部、
20:第1のダイブロック、21:通路、22:キャビティ、
30:第2のダイブロック、
40:シム部材、42:開口、
50:調節機構、51:スリット、52:調節ネジ、521:外ネジ、522:内ネジ

Claims (2)

  1. 流体物を吐出するためのスロットと、該スロットの高さを調節する調節機構とを備え、該調節機構が、前記スロットに沿って配されたスリットと、前記スリットの間隔を調節して前記スロットの高さを調節する複数の調節ネジとを有するダイを使用して、流体物を前記スロットから吐出する押出方法であって、
    前記複数の調節ネジから任意に選択したN個の調節ネジを回転させることによって前記スロットの高さを調節する調節工程を備え、
    前記調節工程は、前記N個の調節ネジに対応する前記スロットの位置1〜Nのうち位置nにおけるスロットの高さh1nが下記式(1)で算出され、下記式(2)で算出される前記スロットの計算高さh={h11・・・h1N}と前記スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}との差e={e・・・e}が小さくなるように、前記N個の調節ネジそれぞれに加えるトルクを決定する工程を含む、押出方法。
    :差e={e・・・e}の位置nにおける値
    refn:前記スロットの高さの目標値href={href1・・・hrefN}の位置nにおける値
  2. 下記式(3)で示される差e={e・・・e}の二乗の合計が最小となるT={T11・・・T1N}を求め、該Tに基づいて、前記N個の調節ネジそれぞれに加えるトルクを決定する、請求項1に記載の押出方法。

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