JP6697461B2 - 感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法 - Google Patents

感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法 Download PDF

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Description

本発明は、感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法に関する。
従来から、ユーザがジェスチャをすることにより情報を提示する様々な技術が存在する。例えば、特許文献1では、ユーザによって操作される周辺機器の位置パラメータに基づいて双方向性コンテンツを出力している。
特開2012−80533号公報
上記特許文献1をはじめとする従来技術では、ジェスチャ(例えば、ハンドジェスチャ)により情報を提供している。しかし、上記情報を提供するためには、ユーザがジェスチャすることが必要であり、そのジェスチャを再現したい場合には、ユーザ自身がそのジェスチャを繰り返さなければならないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザ自身がジェスチャを繰り返すことなく再現することが可能な感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる感覚共有システムは、第1のユーザからの操作を受け付ける第1の操作インタフェース部と、前記第1の操作インタフェース部が受け付けた前記操作を示す第1の操作情報をサーバ装置に送信する第1の通信部と、を備えた第1の操作機器と、前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信する第2の通信部と、第2のユーザからの操作を受け付ける第2の操作インタフェース部と、前記第2の通信部が受信した前記第1の操作情報に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により前記操作を再現する操作制御部と、を備えた第2の操作機器と、を備えることを特徴とする感覚共有システムとして構成される。
また、本発明は、上記感覚共有システムで用いられる操作機器、上記感覚共有システムで実行される感覚共有方法としても把握される。
本発明によれば、ユーザ自身がジェスチャを繰り返すことなく再現することが可能となる。
本発明にかかる感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法を適用した感覚共有システムの構成例を示す図である。 操作機器の機能的な構成を示すブロック図である。 端末装置の機能的な構成を示すブロック図である。 記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 操作情報テーブルの例を示す図である(表形式)。 操作情報テーブルの例を示す図である(グラフ形式)。 操作補正テーブルの例を示す図である。 サーバ装置の機能的な構成を示すブロック図である。 サーバ記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 指示操作情報テーブルの例を示す図である。 操作補正履歴テーブルの例を示す図である。 指示操作情報テーブル格納処理の処理手順を示すフローチャートである。 比較学習処理の処理手順を示すフローチャートである。 操作値と時間とを軸とした電気信号の値を示すグラフである。 操作値と時間とを軸とした電気信号の値を示すグラフである(棒グラフ)。 モデル化された操作を表示部202に表示する様子を示す図である。 ユーザ情報の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる感覚共有システム、操作機器、および感覚共有方法を適用した感覚共有システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、感覚共有システム1000は、本システムのユーザが使用する操作機器100と、操作機器100をコントロールするための端末装置200と、端末装置200を管理するサーバ装置300とを有し、端末装置200とサーバ装置300とは、互いにネットワークNを介して接続されている。
なお、ネットワークNは、インターネット等の一般的な公衆回線網である。また、操作機器100と端末装置200とは互いにUSB(Universal Serial Bus)等のバスにより接続されている。さらに、複数の操作機器100(例えば、操作機器100a、100b)が端末装置200に接続されていてもよく、サーバ300に複数の端末装置200が接続されていてもよい。また、以下では、操作機器100と端末装置200とが異なる筐体である前提で説明しているが、1つの筐体として構成してもよい。
本システムでは、手本となる操作を示すユーザ(例えば、ピアノ教室の先生)である指示ユーザ(第1のユーザ)が使用する操作機器100を操作機器100A、操作機器100Aに接続されている端末装置200を端末装置200Aと表記し、上記指示ユーザが示す手本にしたがって操作するユーザ(例えば、ピアノ教室の生徒)である操作ユーザ(第2のユーザ)が使用する操作機器100を操作機器100B、操作機器100Bに接続されている端末装置200を端末装置200Bと表記している。以下では、これらのユーザを総称する場合には単にユーザと記載している。
さらに、以下では、指示ユーザの操作を操作ユーザに伝達する場合について記載しているが、操作ユーザの操作を指示ユーザに伝達してもよい。すなわち、第1のユーザと第2のユーザとは、必要に応じて適宜入れ替えてもよい。この場合、指示ユーザが操作ユーザの操作を把握することができる。また、以下では、ユーザが操作対象(例えば、ピアノ)を操作する例について示しているが、概念的には、ユーザ自身の動作(例えば、走る)を含むものである。まず、操作機器100について説明する。
操作機器100は、ユーザが自身のジェスチャによる操作(あるいはその感覚)を検出して伝達するための機器であり、例えば、ポゼストハンドにより構成される。
図2は、操作機器100の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、操作機器100は、操作インタフェース部101と、操作制御部102と、端末インタフェース部103とを有して構成されている。
操作インタフェース部101は、ユーザの操作を操作機器100に伝達するためのインタフェースであり、ジェスチャするユーザの部位(例えば、親指、人差し指等の各指)に装着される。操作インタフェース部101は、ユーザから受けた操作を電気信号に変換し、変換した電気信号を操作制御部102に出力する。また、操作インタフェース部101は、操作制御部102から出力された電気信号を受けて上記部位を動作させる。以下では、操作ユーザが各部位を操作するために、操作インタフェース部101が操作ユーザによる操作を受けて出力した電気信号を操作電気信号と表記している。また、操作ユーザの部位に指示ユーザの操作を伝達するために、操作制御部102から出力されて操作インタフェース部101が受けた電気信号を指示電気信号と表記している。これらの電気信号を総称する場合には単に電気信号と記載している。
操作制御部102は、電気信号を操作インタフェース部101または端末インタフェース部103に出力するためのユニットである。操作制御部102は、入力された電気信号が操作電気信号である場合にはその操作電気信号を端末インタフェース103に出力し、入力された電気信号が指示電気信号である場合にはその指示電気信号を操作インタフェース101に出力する。また、操作制御部102は、操作機器100が有する各部の動作を制御する。
端末インタフェース部103は、操作制御部101から出力された操作電気信号を端末装置200に送信し、または端末装置200から指示電気信号を受信するためのインタフェースである。上記各部の具体的な動作については、フローチャートを用いて後述する。続いて、端末装置200について説明する。
端末装置200は、操作機器100を制御するコントローラやPC(Personal Computer)等の情報処理装置から構成される。
図3は、端末装置200の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、端末装置200は、記憶部201と、表示部202と、操作情報記録部203と、操作補正部204と、機器インタフェース部205と、通信部206とを有して構成されている。
記憶部201は、例えば、メモリチップやディスク等の一般的な記憶媒体や記憶装置から構成され、本システムで使用される各種データを記憶する。
図4は、記憶部201が記憶するデータの例を示す図である。図4に示すように、記憶部201は、操作情報テーブル2011と、操作補正テーブル2012とを記憶する。
図5は、操作情報テーブル2011の例を示す図である。操作情報テーブル2011は、ユーザがジェスチャしたときに操作インタフェース部101を介して各部位から受信した電気信号を記憶するテーブルである。図5に示すように、操作情報テーブル2011は、ユーザが操作機器100を用いてジェスチャする部位である操作部位と、操作部位によりジェスチャされるタイミングを示す時間とが対応付けられ、時間ごと部位ごとの電気信号の値が記憶されている。
図5では、例えば、時間1における部位1のジェスチャにより生じた電気信号の値はa11であり、時間nにおける部位1のジェスチャにより生じた電気信号はc1nであることを示している。同様に、時間1における部位nのジェスチャにより生じた電気信号の値はcn1であり、時間nにおける部位nのジェスチャにより生じた電気信号はennであることを示している。操作情報テーブル2011は、操作情報記録部203により記録される。
なお、図5では、操作部位における電気信号の値をテーブル形式で保持することとしたが、図6に示すように、電気信号の値である操作値と時間とを軸とした座標面上に、上記電気信号の値をプロットし、グラフ形式によって保持することとしてもよい。このように、電気信号の値をグラフ形式で保持し、例えば、操作記録部203がディスプレイ等の表示部202に表示することにより、ユーザは、ジェスチャした操作部位により電気信号の値(例えば、鍵盤をたたく強さ)やタイミングを、一目で把握することができる。図6では、部位1、部位nにおける電気信号の値は、時間が経過するにつれて徐々に大きくなり時間2/nのタイミングで値が最大となっていることを示している。同様に、部位2における電気信号の値は、時間nのタイミングで値が最大となっていることを示している。
図7は、操作補正テーブル2012の例を示す図である。操作補正テーブル2012は、操作ユーザの操作部位による操作電気信号と指示ユーザの操作部位による指示電気信号との差分値を記憶するテーブルである。図7に示すように、操作補正テーブル2012は、補正対象となる操作部位を示す補正部位と、補正部位によりジェスチャされるタイミングを示す時間とが対応付けられ、時間ごと部位ごとに上記差分値が記憶されている。
図7では、例えば、時間1における部位1のジェスチャにより生じた操作電気信号の値と、時間1における部位1のジェスチャにより生じた指示電気信号の値との差分値が0.5(mV)であることを示している。すなわち、時間1における部位1のジェスチャにより生じた操作電気信号の値を、時間1における部位1のジェスチャにより生じた指示電気信号の値に補正するためには、0.5(mV)だけ操作電気信号の値を上げる必要があることを示している。同様に、時間1における部位nのジェスチャにより生じた操作電気信号の値を、時間1における部位nのジェスチャにより生じた指示電気信号の値に補正するためには、1.0(mV)だけ操作電気信号の値を下げる必要があることを示している。このように、操作補正テーブル2012には、操作電気信号と指示電気信号との差分値が時間ごと部位ごとに記憶されている。操作補正テーブル2012は、操作補正部204により記録される。
なお、操作補正テーブル2012についても、操作情報テーブル2011と同様、グラフ形式により保持されていてもよい。この場合、上記差分値やタイミングを、一目で把握することができる。例えば、図6に示すように、操作ユーザの部位nおよび指示ユーザの部位nの電気信号の値である操作値の差分値の範囲(網掛け部分)を、上記操作値と時間とを軸とした座標面上にプロットし、グラフ形式によって保持することとしてもよい。続いて、図3に戻って、表示部202以降の各部について説明する。
表示部202は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイから構成され、上述したように、操作ユーザや指示ユーザが操作機器100を操作した時の電気信号の値を示すテーブルやグラフ、操作電気信号と指示電気信号との差分値を示すテーブル等の各種情報を表示する。
操作情報記録部203は、操作機器100から受け取った電気信号を、それぞれのユーザについて、時間ごと部位ごとに操作情報テーブル2011に記録し、記録した操作情報テーブル2011を、通信部206を介してサーバ装置300に送信する。以下では、指示電気信号が操作情報テーブル2011に記録された場合に、その操作情報テーブル2011をサーバ装置300に送信しているが、操作電気信号が記録された操作情報テーブル2011をサーバ装置300に送信してもよい。ユーザが本システムを使用する際にログインする等して得られたログインID、あるいは端末装置200や操作機器100にあらかじめ付されたIDを識別すること等により、指示ユーザであるか操作ユーザであるかを識別することができる。
操作補正部204は、サーバ装置300から受信した指示電気信号の値が記録された操作情報テーブル2011と、操作機器100から受け取った操作電気信号の値が記録された操作情報テーブル2011とを比較して両者の差分値を求め、その値を操作補正テーブル2012に記録し、記録した操作補正テーブル2012を表示部202に表示する。また、端末装置200の操作補正部204は、上記差分値により操作機器100Bの操作をキャリブレーションする。さらに、操作補正部204は、記録した操作補正テーブル2012をサーバ装置300に送信する。送信された操作補正テーブル2012は、ユーザごとに蓄積される。
なお、以下では、操作補正テーブル2012を表示部202に表示しているが、操作電気信号の値が記録された操作情報テーブル2011、指示電気信号の値が記録された操作情報テーブル2011を表示部202に表示してもよい。この場合、操作ユーザは、手本となる指示ユーザの各部位の電気信号の値を確認することができ、指示ユーザが各部位をどのように動かしてジェスチャをしているのか、さらには自身が動かしている各部位との違いを容易に把握することができる。
機器インタフェース部205は、操作補正部204が求めた上記差分値、操作情報記録部203が記録した電気信号、サーバ装置300から受信された電気信号を操作機器100に送信し、または操作機器100から出力された電気信号を受け取るためのインタフェースである。
通信部206は、サーバ装置300から電気信号を受信し、または上記差分値や電気信号をサーバ装置300に送信するためのインタフェースである。上記各部の具体的な動作については、フローチャートを用いて後述する。続いて、サーバ装置300について説明する。
サーバ装置300は、端末装置200を管理するサーバ等の情報処理装置から構成される。
図8は、サーバ装置300の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置300は、サーバ記憶部301と、指示操作情報取得部302と、類似操作判定部303と、サーバ通信部304とを有して構成されている。
サーバ記憶部301は、記憶部201と同様、例えば、メモリチップやディスク等の一般的な記憶媒体や記憶装置から構成され、本システムで使用される各種データを記憶する。
図9は、サーバ記憶部301が記憶するデータの例を示す図である。図9に示すように、サーバ記憶部301は、指示操作情報テーブル3011と、操作補正履歴テーブル3012とを記憶する。
図10は、指示操作情報テーブル3011の例を示す図である。指示操作情報テーブル3011は、指示ユーザが操作機器100を用いてジェスチャしたときに各部位から受信した指示電気信号を記憶するテーブルである。指示操作情報テーブル3011の構成については、操作情報テーブル2011と同様であるためここではその説明を省略するが、図10では、例えば、時間1における部位1のジェスチャにより生じた指示電気信号の値はA11であり、時間nにおける部位1のジェスチャにより生じた指示電気信号はC1nであることを示している。同様に、時間1における部位nのジェスチャにより生じた指示電気信号の値はCn1であり、時間nにおける部位nのジェスチャにより生じた指示電気信号はEnnであることを示している。指示操作情報テーブル3011は、指示操作情報取得部302により記録される。
なお、図10では、操作部位における電気信号の値をテーブル形式で保持することとしたが、図5に示した場合と同様に、指示電気信号の値である操作値と時間とを軸とした座標面上に、上記指示電気信号の値をプロットし、グラフ形式によって保持することとしてもよい。この場合、指示ユーザは、ジェスチャした操作部位により指示電気信号の値(例えば、鍵盤をたたく強さ)やタイミングを、一目で把握することができる。
図11は、操作補正履歴テーブル3012の例を示す図である。操作補正テーブル3012は、操作補正テーブル2012を履歴形式で記憶したテーブルである。図11に示すように、操作補正履歴テーブル3012は、操作補正テーブル2012が記録される都度、サーバ記憶部301に記憶される。操作補正履歴テーブル3012の構成については、図7に示した操作補正テーブル2012と同様であるためここではその説明を省略するが、図11では、例えば、ある操作ユーザについて、2015年4月1日、2015年4月2日の操作補正テーブル2012が、操作補正履歴テーブル3012に記憶されている。
なお、操作補正履歴テーブル3012についても、操作情報テーブル2011や操作補正テーブル2012等と同様、グラフ形式により保持されていてもよい。この場合、上記差分値やタイミングを、過去に遡及して一目で把握することができる。続いて、図8に戻って、指示操作情報取得部302以降の各部について説明する。
指示操作情報取得部302は、指示ユーザが使用する端末装置200からサーバ通信部304を介して受信した指示電気信号を指示操作情報テーブル3011に記録する。また、指示操作情報取得部302は、操作ユーザが使用する端末装置200からサーバ通信部304を介して受信した指示操作情報取得要求に従って、指示操作情報テーブル3011に記憶されている指示ユーザの操作値を取得し、サーバ通信部304を介して要求された端末装置200に送信する。また、指示操作情報取得部302は、操作ユーザが使用する端末装置200からサーバ通信部304を介して受信した上記差分値を操作補正履歴テーブル3012に記録する。
なお、本実施の形態では、サーバ装置300側では指示操作情報テーブル3011が記憶されているが、各操作ユーザがジェスチャした結果である操作情報テーブル2011をそれぞれの操作機器100が接続された端末装置200から受信し、記憶してもよい。このように、操作ユーザのそれぞれについて操作情報テーブル2011をサーバ装置300側で記憶し、指示操作情報取得部302が指示操作情報テーブル3011と操作情報テーブル2011とを比較することにより、指示ユーザと操作ユーザのそれぞれの操作の違いの程度を把握することができる。
例えば、図14に示すように、操作ユーザや指示ユーザの部位ごとに、電気信号の値である操作値と時間とを軸とした座標面上に、上記電気信号の値をプロットし、グラフ形式によって保持することとしてもよい。このように、電気信号の値をグラフ形式で保持し、例えば、操作記録部203がディスプレイ等の表示部202に表示することにより、操作ユーザや指示ユーザは、他の操作ユーザとの違いや指示ユーザとの違いを一目で把握することができる。図14では、部位nにおける電気信号の値は、操作ユーザ1は全体を通して指示ユーザよりも大きく(例えば、鍵盤をたたく強さが強い)、操作ユーザ2は全体を通して指示ユーザよりも小さい(例えば、鍵盤をたたく強さが弱い)ことを示している。
さらに、図15に示すように、操作ユーザや指示ユーザの時間ごと部位ごとに、電気信号の値である操作値とユーザとを軸とした棒グラフによって保持することとしてもよい。このように、電気信号の値をグラフ形式で保持し、例えば、操作記録部203がディスプレイ等の表示部202に表示することにより、操作ユーザや指示ユーザは、部位ごとに、ある時間における他の操作ユーザとの違いや指示ユーザとの違いを一目で把握することができる。図15では、時間1における部位nの電気信号の値は、操作ユーザ1は指示ユーザよりも大きく(例えば、鍵盤をたたく強さが強い)、操作ユーザ2は指示ユーザよりも小さい(例えば、鍵盤をたたく強さが弱い)ことを示している。
類似操作判定部303は、指示操作情報取得部302が上記差分値を操作補正履歴テーブル3012に記録すると、記録された上記差分値と、指示操作情報テーブル3011に記憶されている指示ユーザの操作値とを参照し、指示ユーザの操作値から上記差分値の範囲内にある操作値が記録されている他の指示操作情報テーブル3011を検索し、検索されたその差分値の範囲内にある操作値が記録されている他の指示操作情報テーブル3011を、操作ユーザが操作している操作値に類似する操作値を含む指示操作情報テーブル3011であると判定し、サーバ通信部304を介して端末装置200に送信する。
すなわち、類似操作判定部303は、指示ユーザの操作値(例えば、指示ユーザが楽曲Aについて操作したときの操作値)を基準として、上記差分値の範囲内にある操作値を含む他の指示操作情報テーブル3011(例えば、指示ユーザが楽曲Bについて操作したときの操作値)を、その操作ユーザの練習に相応しい類似の指示操作情報テーブル3011であると判定し、その操作ユーザに対して、指示操作情報テーブル3011に記憶されている操作値に近い他の指示操作情報テーブル3011を、より易しい練習用の指示操作情報テーブル3011として端末装置200に送信する。このように、操作値が近い他の指示操作情報テーブル3011を、上記差分値を送信した操作ユーザの端末装置200に送信することにより、その操作ユーザの操作値と指示操作情報テーブル3011の操作値との間に乖離がある場合であっても、上記差分値と上記指示操作情報テーブル3011の操作値との間の範囲内にある操作値が記憶されている上記他の指示操作情報テーブル3011を用いて操作することができるので、当初目標としていた指示操作情報テーブル3011の操作値に近づける練習を段階的に行うことができる。
サーバ通信部304は、上記指示操作情報テーブル3011や他の指示操作情報テーブル3011を端末装置200に送信し、または上記取得要求や差分値を端末装置200から受信するためのインタフェースである。上記各部の具体的な動作については、フローチャートを用いて後述する。
なお、上述した各部は、実際には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のコントローラや演算装置を有した操作機器100、端末装置200、サーバ装置300にインストールされたプログラムを実行することにより実現される。
上記プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供されたり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供したり、配布してもよい。さらには、上記プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供したり、配布してもよい。続いて、本システムで行なわれる処理について説明する。
図12は、本システムで行なわれる指示ユーザの操作値を指示操作情報テーブル3011に格納するための処理(指示操作情報テーブル格納処理)の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、指示操作情報テーブル格納処理では、まず、指示ユーザが使用する端末装置200の操作情報記録部203は、各部位の操作値を操作情報テーブル2011に記録する(S1201)。実際には、操作情報記録部203は、例えば、指示ユーザが本システムを使用する際にログインする等して得られたログインID、あるいは指示ユーザが使用する端末装置200や操作機器100にあらかじめ付されたIDに対応付けて上記操作情報テーブル2011に操作値を記録する。
操作情報記録部203は、通信部204を介して上記操作値を記録した操作情報テーブル2011をサーバ装置300に送信し(S1202)、サーバ装置300の指示操作情報取得部302は、指示ユーザが使用する端末装置200から受信した操作情報テーブル2011を、指示操作情報テーブル3011に記録する(S1203)。このとき、指示操作情報取得部302は、端末装置200から受信した上記操作情報テーブル2011に対応付けられているIDと、あらかじめ指示ユーザとしてシステムに登録されているユーザとを比較して、当該ユーザが指示ユーザであると判定している。S1203の処理が終了すると、図12に示した指示操作情報格納処理が終了し、操作情報テーブル2011が指示操作情報テーブル3011としてサーバ装置300に記憶され、システム内で共有化される。
その後、操作ユーザが操作する操作機器100に接続された端末装置200の操作情報記録部203は、サーバ装置300に記憶された指示操作情報テーブル3011をダウンロードする等して取得し(S1204)、操作機器100の操作制御部102は、端末装置200が取得した上記指示操作情報テーブル3011を読み取り、読み取った指示操作情報テーブル3011に記憶されている操作値を出力して指示ユーザの操作を再現する(S1205)。
図13は、本システムで行なわれる指示ユーザの操作値と操作ユーザの操作値とを比較して両者の差を提示する処理(比較学習処理)の処理手順を示すフローチャートである。図13に示すように、比較学習処理では、まず、操作ユーザの端末装置200は、各部位の操作値を記録すると(S1301)、指示操作情報テーブル3011の取得要求をサーバ装置300に送信する(S1302)。
サーバ装置300の指示操作情報取得部302は、その取得要求に従って、該当する指示操作情報テーブル3011を取得し、端末装置200に送信する(S1303、1304)。該当する指示操作情報テーブル3011とは、例えば、操作ユーザの操作値(例えば、操作ユーザが楽曲Aについて操作したときの操作値)に対応する指示ユーザの操作値(例えば、指示ユーザが楽曲Aについて操作したときの操作値)を含む指示操作情報テーブル3011のことである。
指示操作情報テーブル3011を受け取った端末装置200は、S1301で記録した操作情報テーブル2011と、S1304で受信した指示操作情報テーブル3011とを比較し、両者の差分値を操作補正テーブル2012に記録し(S1305)、その操作補正テーブル2012を表示部に表示する(S1306)。このとき、端末装置200の操作補正部204は、上記差分値により操作機器100Bの操作をキャリブレーションする。このようなキャリブレーションにより、操作ユーザは、指示ユーザの操作値と操作ユーザ自身の操作値との乖離度を、直接自身の肌で感覚的に把握することができる。
操作ユーザが上記キャリブレーションによって指示ユーザの操作に近づくことが出来ればよいが、操作ユーザの習熟度等によっては、必ずしも上記指示操作情報テーブル3011との差分値により操作機器100をキャリブレーションしただけでは上達しない場合も考えられる。そこで、操作補正部204は、その操作補正テーブル2012をサーバ装置300に送信する(S1307)。
サーバ装置300の指示操作情報取得部302は、受信した操作補正テーブル2012を操作補正履歴テーブル3012に格納し(S1308)、類似操作判定部303は、格納された操作補正テーブル2012と、記憶されている指示操作情報テーブル3011とを参照し、指示操作情報テーブル3011に記憶されている操作値から操作補正テーブル2012に記憶されている上記差分値の範囲内にある操作値が記録されている他の指示操作情報テーブル3011を検索し(S1309)、検索された他の指示操作情報テーブル3011を、操作ユーザが操作している操作値に類似する操作値を含む指示操作情報テーブル3011であると判定し、端末装置200に送信する(S1310)。
端末装置200の操作情報記録部203は、サーバ装置300から受信した上記類似する操作値を含む指示操作情報テーブル3011と、S1301で記録した操作情報テーブル2011とを比較し、S1305、S1306の場合と同様に、操作補正テーブル2012に差分値を記録し(S1311、S1312)、その操作補正テーブル2012を表示部に表示する(S1313)。
このとき、端末装置200の操作補正部204は、新たに受信した上記差分値により操作機器100Bの操作をキャリブレーションする。このようなキャリブレーションにより、操作ユーザは、操作ユーザ自身の操作値との乖離度が小さい指示ユーザの操作値により、段階的に指示ユーザの操作を学習することができるようになる。操作ユーザは、自身が納得するまで上記ステップを繰り返すことにより、集中的かつ段階的に指示ユーザの操作を学習することができる。S1313の処理が終了すると、図13に示した比較学習処理が終了する。
このように、本システムでは、上記各処理を実行して、指示ユーザの操作値をサーバ装置に記憶し、操作ユーザや指示ユーザやその操作値を含む指示操作情報テーブルを受信してその操作値を出力することにより、手本となる指示ユーザの操作値を、指示ユーザが都度操作することなく容易に再現することができる。
また、操作ユーザの操作値と指示ユーザの操作値との差分値を示すことにより、操作ユーザは指示ユーザとの操作の違いを感覚的に把握すると共に、その差分値を示す電気信号を操作機器100に伝達してキャリブレーションすることにより、操作ユーザの操作を指示ユーザの操作に近づけるように補助することができる。さらには、操作ユーザの操作と指示ユーザの操作とに乖離があった場合でも、その差分値によりキャリブレーションするため、操作ユーザはあたかも指示ユーザが操作した時のような感覚で操作機器を操作することができる。
さらに、なかなか上達できない場合など、手本とする指示ユーザの操作値に類似する操作値を含む指示操作情報テーブルを検索して操作ユーザに提示することにより、操作ユーザと指示ユーザとの間の操作に乖離がある場合であっても、段階的に指示ユーザの操作に近づくことができる。
なお、上記実施の形態では、操作ユーザの操作値と指示ユーザの操作値との差分値により操作機器100をキャリブレーションした場合について説明した。しかし、本システムでは、操作ユーザや指示ユーザの操作補正テーブル2012を、サーバ装置300に操作補正履歴テーブル3012として履歴で蓄積している。したがって、操作ユーザは、端末装置200がサーバ装置300から操作補正履歴テーブル3012を受信し、操作ユーザの操作値と指示ユーザの操作値との乖離度を時系列に把握することができ、自身の上達具合を確認することができる。
また、他の操作ユーザの操作補正履歴テーブル3012をサーバ装置300から受信して、他の操作ユーザの操作値と自身の操作値とを比較し、客観的に操作ユーザ自身の操作を把握することができる。さらに、指示ユーザにとっては、操作ユーザの上達具合を一人一人確認することができ、操作ユーザの得手不得手を容易に把握することができ、その結果をフィードバックすることができる。なお、本実施の形態では、サーバ装置300には操作補正履歴テーブル3012が履歴で記憶されている前提で説明したが、端末装置200から操作情報テーブル2012をサーバ装置300が受信し、操作補正履歴テーブル3012と同様に履歴で記憶してもよい。この場合、上記のとおり、差分値ではなく操作値により自身の操作を把握することができる。
また、上記実施の形態では、操作情報テーブル2011、操作補正テーブル2012、あるいは電気信号の値を表示部202に表示したが、さらに操作ユーザにとってわかりやすいものとするために、これらのテーブルや電気信号の値から、指示ユーザおよび操作ユーザそれぞれの操作機器による操作をモデル化し、表示部202に表示したり、あるいは様々な手法でスコアリングした上で表示部202に表示してもよい。
図16は、モデル化された操作を表示部202に表示する様子を示す図である。図16に示す例では、親指と人差し指に、指示ユーザと操作ユーザとの間で操作値の差分が生じていることを示している。もちろん、このような表示とともに、実際の差分値を、差分が生じている指に対応付けて(図16では親指と人差し指の付近に)表示してもよい。
さらに、本システムでは、指示ユーザや操作ユーザがログインして使用する前提で説明したが、ログインして本システムを使用するために、あらかじめユーザや操作機器を含むユーザ情報をサーバ装置300に登録してもよい。
図17は、ユーザ情報の例を示す図である。図17に示すように、ユーザ情報には、例えば、指示ユーザや操作ユーザを識別するためのユーザIDおよびパスワードと、そのユーザの操作機器を識別するための操作機器IDと、そのユーザの身長、体重、年齢等の身体的な特徴を示す情報とが対応付けて記憶されている。図17では、例えば、ユーザID「U0001」、パスワード「xxxxx」によって識別されるユーザは、操作機器IDが「A0001」によって識別される操作機器を操作し、身長、体重、年齢が、それぞれ、α1、β1、γ1であることを示している。
このように、ユーザ情報を登録し、上記操作情報テーブル2011、操作補正テーブル2012、電気信号の値を対応付けてサーバ装置300に記憶させておくことにより、例えば、複数の操作ユーザのなかで、どのような身体的特徴を有した操作ユーザがどのような操作の傾向にあるか等、操作ユーザ(あるいは指示ユーザ)と実際の操作との関係性について、様々な角度で分析することが可能となる。
上記実施の形態では、ユーザによる操作の例として、ピアノ教室における先生である指示ユーザと操作ユーザである生徒が操作としてピアノを弾く場合について説明した。しかし、これに限らず、例えば、操作機器を指示ユーザである競技指導者の脚や腕に装着して走り方等の様々な運動の手本を操作ユーザである陸上競技者に示したり、指示ユーザである親が箸の持ち方等の日常の様々な行為の手本を操作ユーザである子供に示したり、さらには医療従事者である指示ユーザがリハビリの手本を患者である操作ユーザに示すなど、業種を問わず、ユーザの各部位に操作機器を装着して操作や感覚を伝達することが必要な様々なシーンに、本システムを活用することができる。
本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記各実施の形態に開示されている複数の構成要素を組み合わせた発明を形成してもよい。
例えば、上記実施の形態では、サーバ装置300に指示操作情報テーブル等を記憶してシステム内で共有することとした。しかし、指示ユーザが使用する操作機器や端末装置がマスタとなるように設定し、操作ユーザが使用する操作機器や端末装置がスレーブとなるように設定した上で、指示ユーザが使用する端末装置に指示操作情報テーブル等を記憶しておき、操作ユーザが使用する操作機器や端末装置から直接アクセスする等、サーバ装置300が有する一または複数の機能を、指示ユーザが使用する操作機器や端末装置に保持することとしてもよい。この場合、サーバ装置300を設ける必要がなくなるため、より簡素な構成で上記各効果を得ることができる。
1000 感覚共有システム
100 操作機器
101 操作インタフェース部
102 操作制御部
103 端末インタフェース部
200 端末装置
201 記憶部
2011 操作情報テーブル
2012 操作補正テーブル
202 表示部
203 操作情報記録部
204 操作補正部
205 機器インタフェース部
206 通信部
300 サーバ装置
301 サーバ記憶部
3011 指示操作情報テーブル
3012 操作補正履歴テーブル
302 指示操作情報取得部
303 類似操作判定部
304 サーバ通信部
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 第1のユーザからの操作を受け付ける第1の操作インタフェース部と、
    前記第1の操作インタフェース部が受け付けた前記操作を示す第1の操作情報をサーバ装置に送信する第1の通信部と、を備えた第1の操作機器と、
    前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信する第2の通信部と、
    第2のユーザからの操作を受け付ける第2の操作インタフェース部と、
    前記第2の通信部が受信した前記第1の操作情報に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により前記操作を再現する操作制御部と、前記第1の操作情報と前記第2の操作インタフェース部が受け付けた前記操作を示す第2の操作情報との差分に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により再現される操作を前記第1の操作情報を示す前記操作に補正する操作補正部と、を備えた第2の操作機器と、を備え、
    前記第1の操作機器は、
    前記第1の操作インタフェース部が、前記操作以外の他の操作を示す複数の前記第1の操作情報を受け付け、
    前記第1の通信部が前記サーバ装置に、前記他の操作を示す複数の前記第1の操作情報を送信し、
    前記第2の操作機器は、
    前記第2の通信部が、前記差分を示す操作補正情報を前記サーバ装置に送信し、前記他の操作を示す複数の前記第1の操作情報のうち、前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記操作補正部が、前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報と前記第2の操作情報との差分に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により再現される操作を前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報を示す前記操作に補正する、
    ことを特徴とする感覚共有システム。
  2. 前記第1の操作インタフェース部および前記第2の操作インタフェース部は、それぞれ、前記第1のユーザの部位および前記第2のユーザの部位ごとに入力を受け付け、
    前記操作制御部は、前記部位ごとに前記操作を再現する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の感覚共有システム。
  3. 第1の操作機器が有する第1のユーザからの操作を受け付ける第1の操作インタフェース部が受け付けた前記操作を示す第1の操作情報および前記操作以外の他の操作を示す複数の前記第1の操作情報をサーバ装置から受信する通信部と、
    第2のユーザからの操作を受け付ける第2の操作インタフェース部と、
    前記通信部が受信した前記第1の操作情報に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により前記操作を再現する操作制御部と、
    前記第1の操作情報と前記第2の操作インタフェース部が受け付けた前記操作を示す第2の操作情報との差分に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により再現される操作を前記第1の操作情報を示す前記操作に補正する操作補正部と、
    前記第1の操作情報と前記第2の操作情報とを表示部に表示する操作情報記録部と、を備え、
    前記通信部が、前記差分を示す操作補正情報を前記サーバ装置に送信し、前記他の操作を示す複数の前記第1の操作情報のうち、前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記操作補正部が、前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報と前記第2の操作情報との差分に基づいて、前記第2の操作インタフェース部により再現される操作を前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報を示す前記操作に補正する、
    ことを特徴とする操作機器。
  4. 前記操作情報記録部は、前記表示部に、前記第1の操作情報と前記第2の操作情報との差分を表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の操作機器。
  5. 前記第1の操作インタフェース部および前記第2の操作インタフェース部は、それぞれ、前記第1のユーザの部位および前記第2のユーザの部位ごとに入力を受け付け、
    前記操作制御部は、前記部位ごとに前記操作を再現し、
    前記操作情報記録部は、前記部位ごとに前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の操作機器。
  6. 前記通信部は、複数の前記第1のユーザについての前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記操作情報記録部は、複数の前記第1のユーザについての前記第1の操作情報と前記第2の操作情報とを表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の操作機器。
  7. 第1のユーザからの操作を受け付ける第1の操作ステップと、
    前記第1の操作ステップにおいて受け付けた前記操作を示す第1の操作情報をサーバ装置に送信する第1の通信ステップと、
    前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信する第2の通信ステップと、
    第2のユーザからの操作を受け付ける第2の操作ステップと、
    前記第2の通信ステップにおいて受信した前記第1の操作情報に基づいて、操作インタフェース部により前記操作を再現する操作制御ステップと、
    前記第1の操作ステップおよび前記第2の操作ステップが行われた場合に、前記第1の操作情報と前記第2の操作ステップにおいて受け付けた前記操作を示す第2の操作情報との差分に基づいて、前記操作インタフェース部により再現される操作を前記第1の操作情報を示す前記操作に補正する操作補正ステップと、を含み、
    前記第1の操作ステップにおいて、前記操作以外の他の操作を示す複数の前記第1の操作情報を受け付け、
    前記第1の通信ステップにおいて、前記サーバ装置に、前記他の操作を示す複数の前記第1の操作情報を送信し、
    前記第2の通信ステップにおいて、前記差分を示す操作補正情報を前記サーバ装置に送信し、前記他の操作を示す複数の前記第1の操作情報のうち、前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記操作補正ステップにおいて、前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報と前記第2の操作情報との差分に基づいて、前記操作インタフェース部により再現される操作を前記差分が所定の範囲にある前記第1の操作情報を示す前記操作に補正する、
    ことを特徴とする感覚共有方法。
  8. 前記第1の操作ステップおよび前記第2の操作ステップでは、それぞれ、前記第1のユーザの部位および前記第2のユーザの部位ごとに入力を受け付け、
    前記操作制御ステップでは、前記部位ごとに前記操作を再現する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の感覚共有方法。
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