JP2002091291A - ピアノ教授用データ通信システム - Google Patents

ピアノ教授用データ通信システム

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JP2002091291A
JP2002091291A JP2000285146A JP2000285146A JP2002091291A JP 2002091291 A JP2002091291 A JP 2002091291A JP 2000285146 A JP2000285146 A JP 2000285146A JP 2000285146 A JP2000285146 A JP 2000285146A JP 2002091291 A JP2002091291 A JP 2002091291A
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piano
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automatic performance
internet
communication network
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伊東伸朗
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅あるいは自宅近くのピアノ教室であって
も離れた場所に居る有能な教師のピアノレッスンをマン
ツーマンで受けることができるようにする。 【解決手段】 インターネットに接続した複数の自動演
奏ピアノシステムで構成され、各自動演奏ピアノシステ
ムは、演奏されたデータをMIDIデータで出力すると
共に入力されたMIDIデータを再現する自動演奏ピア
ノ5と、ピアノ5の演奏場面を撮影するカメラ6,7
と、ピアノ5付近における会話音声を取り込むマイク8
と、カメラ6,7の撮影画像データとマイク8の収集音
声データを夫々圧縮して前記MIDIデータと共にイン
ターネットに送信する手段と、インターネットから取り
込んだ画像圧縮データを伸張して得た画像を表示するデ
ィスプレイ21と、インターネットから取り込んだ音声
圧縮データを伸張して得た音声データを出力する手段1
9とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネット通信
網を介してピアノの演奏を教授するデータ通信システム
に係り、特に、生徒のピアノ演奏を脇で先生が指導する
のと同等の指導効果を得ることができるピアノ教授用デ
ータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ピアノを習いたいという人が多く、ピア
ノ教室が盛んであるが、従来のピアノ教室では、教師と
生徒が1台のピアノを使用して、生徒のピアノ演奏を教
師が脇で聴きながら生徒の指使いや打鍵,テンポ,強弱
などを指導しており、教師がその場に居て指導しないと
効果が上がらないのが普通である。このように、従来の
ピアノ演奏の指導は、教師と生徒とが実際に対面しなが
ら同じピアノあるいは並べた2台のピアノを使用しマン
ツーマンで行うのが必然的形態となっている。
【0003】しかし、この様な形態のピアノ教室では、
レッスンを受ける時間に制約を受けるため、忙しくて夜
にしか空き時間を作れない人は、なかなかピアノレッス
ンを受けることができない。このため、例えば、特開平
10―63175号公報記載の無教室音楽教育システム
では、生徒の演奏をMIDI規格に変換して伝送し、デ
ータベースに記録されている演奏楽曲の楽譜と比較し、
比較した結果つまり演奏評価結果を送り返すことで、修
正演奏を可能とする技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平10―
63175号公報記載の従来技術は、教師が脇で直接指
導するのではなく、データベースの例えば教師の演奏楽
曲と比較した結果しか分からず、どのようにしたら教師
と同じように演奏できるのかは、生徒自身が独自に解決
法を見つける必要があり、実際のピアノ教室と同等の指
導効果を得ることができない。
【0005】本物のピアノレッスンは、教師が生徒に対
してマンツーマンで生徒の問題点を指摘しその場で解決
法を伝授することであり、通常5分程度の演奏でも数十
箇所の改善点が指摘されるのが常である。従って、生徒
と教師との間でワンレッスン2時間程度かかってしま
い、教師が教えられる生徒数は、月に50人程度と非常
に少なくなってしまうため、経営的に継続するのが困難
になるという問題がある。また、生徒側から見れば、有
能な教師にレッスンを受けられる生徒数が限られてしま
うという問題がある。
【0006】このように本物のピアノレッスンは、教師
と生徒とが同じ場所に居ないとレッスンができないた
め、有能な教師について習いたいという生徒は、その教
師が遠方に居る場合、遠い距離を通学しなければならな
いという問題もあり、また、様々な教師についてレッス
ンを受けたい人は、あちこちのピアノ教室に参加せざる
を得ないという問題もある。
【0007】本発明の目的は、自宅あるいは自宅近くの
ピアノ教室であっても離れた場所に居る有能な教師のピ
アノレッスンをマンツーマンで受けることができるピア
ノ教授用データ通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、インターネ
ット通信網に接続した複数の自動演奏ピアノシステムで
構成され、各自動演奏ピアノシステムは、演奏されたデ
ータをMIDIデータで出力すると共に入力されたMI
DIデータを再現する自動演奏ピアノと、該自動演奏ピ
アノの演奏場面を撮影するカメラと、前記自動演奏ピア
ノ付近における会話音声を取り込むマイクと、前記カメ
ラの撮影画像データと前記マイクの収集音声データを夫
々圧縮して前記自動演奏ピアノから出力されるMIDI
データと共に前記インターネット通信網に送信する手段
と、該インターネット通信網から取り込んだ画像圧縮デ
ータを伸張して得た画像を表示するディスプレイと、前
記インターネット通信網から取り込んだ音声圧縮データ
を伸張して得た音声データを出力する手段とを備えるこ
とで、達成される。
【0009】好適には、上記において、インターネット
通信網に接続されたコントロールセンタを有し、前記自
動演奏ピアノシステムは、該コントロールセンタを経由
してデータの授受を行う構成とする。
【0010】教師の自動演奏ピアノと生徒の自動演奏ピ
アノとをインターネットで結んだ本発明では、教師と生
徒が夫々離れた場所で夫々の自動演奏ピアノを弾くこと
で、互いに相手先のピアノを自動演奏させることが可能
となり、互いの演奏を離れた場所で再生し相互に生演奏
を交換することができる。従って、生徒の生演奏を聴い
た教師は、その場で生徒の改善点を指摘することがで
き、生徒はその改善点の指摘をオンラインにて知ること
が可能となる。教師の改善点の指摘や生徒の質問等は、
自動演奏ピアノ近辺に設置したカメラやマイクで収集し
た画像,音声をインターネットで授受することで行う。
【0011】自動演奏ピアノ同士で授受するMIDIデ
ータや、カメラの画像データ,マイクの音声データの間
で同期がとれないとスムースなピアノレッスンができな
い。この同期がとれない場合には、インターネットにピ
アノレッスン用のコントロールセンタを設け、このコン
トロールセンタで上記同期をとってデータの授受を行う
様にすることで、解決できる。また、コントロールセン
タに教師/生徒間で授受するデータを蓄積しておくこと
で、生徒はこのコントロールセンタにアクセスすること
で容易に復習が可能となる。このコントロールセンタ
は、教師側のサーバに構築することでもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係るピアノ
教授用データ通信システムの全体構成図である。このピ
アノ教授用データ通信システムは、複数の自動演奏ピア
ノシステム1a,1b,…と、ピアノレッスン用のコン
トロールセンタ2と、これらを相互に接続するインター
ネット通信網3とを備えて成る。また、インターネット
通信網3には、個人所有等のパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという。)4も接続される。
【0014】図2は、図1に示す自動演奏ピアノシステ
ム1a(1b,…も同じ)の構成図である。この自動演
奏ピアノシステムは、例えば、カリフォルニアピアノデ
ィスク社製の自動演奏ピアノ5が用いられる。この自動
演奏ピアノ5は、演奏者が演奏した音をMIDIデータ
として出力し、また、取り込んだMIDIデータに従っ
て鍵盤やペダルを自動的に動かすと共に当該入力MID
Iデータに忠実に音を再現するものである。即ち、演奏
者が下手であればその下手な演奏を忠実にMIDIデー
タに変換して出力し、取り込んだMIDIデータが下手
な演奏者のものであればその音を忠実に再現すると共に
打鍵のテンポや強弱等も忠実に再現するものである。
【0015】自動演奏ピアノ5の付近には、演奏者の全
体の姿勢等が観察できるように全体を撮影する全体カメ
ラ6と、演奏者の手元つまり指先の動きを撮影する手元
カメラ7と、演奏者の音声を拾うマイク8と、パソコン
10が設けられている。
【0016】パソコン10は、CPU11と、主メモリ
12と、入出力インタフェース13,14と、通信処理
手段15と、内蔵時計16と、これらを相互に接続する
バス17とを備え、通信処理手段15がインターネット
通信網3に接続される。自動演奏ピアノ5,全体カメラ
6,手元カメラ7,マイク8が、入出力インタフェース
13に接続され、入出力インタフェース14に、キーボ
ードやマウスなどの操作機器18と、スピーカ19と、
プリント20と、ディスプレイ21が接続され、バス1
7に、ハードディスク等の外部記憶装置22が接続され
る。このディスプレイ21は、相手方の自動演奏ピアノ
システムに設けられている全体カメラ6と手元カメラ7
の各映像を同時に表示可能な大型のディスプレイや、2
つのディスプレイで構成するのが好ましい。
【0017】この自動演奏ピアノシステムは、ピアノ5
で演奏された楽曲データをMIDIデータに変換してパ
ソコン10の入出力インタフェース13から取り込み、
このMIDIデータに内蔵時計16の時刻データを埋め
込み、インターネット通信網3に送信する。これと同時
に、カメラ6,7の撮影画像をCPU11が画像圧縮
(例えば、MPEG2に圧縮)すると共に各撮像画像に
内蔵時計16の時刻データを埋め込んでインターネット
通信網3に送信し、更に、マイク8から取り込んだ音声
データを圧縮(例えば、MP3に圧縮)すると共に内蔵
時計16の時刻データを埋め込んでインターネット通信
網3に送信する。
【0018】今仮に、図1の自動演奏ピアノシステム1
aに生徒が居り、自動演奏ピアノシステム1cに教師が
居たとして、生徒側のデータ(MIDIデータ、画像圧
縮データ、音声圧縮データ)がシステム1aからシステ
ム1cに送られると、自動演奏ピアノシステム1cで
は、図2のパソコン10にインターネット通信網3から
取り込まれたMIDIデータが入出力インタフェース1
3を通して自動演奏ピアノ5に送られる。
【0019】これにより、自動演奏ピアノ5は、このM
IDIデータに基づいて忠実に演奏を行う。この演奏
は、ピアノシステム1aにおける生徒の演奏を忠実に再
現したものとなる。これと同時に、CPU11は、主メ
モリ12上に画像圧縮データを展開して元の画像データ
に伸張し、これをディスプレイ21に送って画面に表示
すると共に、音声圧縮データも主メモリ12上に展開し
てスピーカ19から出力させる。
【0020】このとき、MIDIデータの演奏と、ディ
スプレイ21の映像と、スピーカ19からの音声出力
は、ピアノシステム1a側で同時刻に出力されたデータ
であれば、ピアノシステム1c側でも同時に出力される
必要がある。つまり、この3種類のデータの同期をとる
必要があるが、この同期は、各データに埋め込まれてい
る時刻データを基にCPU11がとることとなる。
【0021】この生徒の演奏を再現したシステム1cの
自動演奏ピアノ5の音や強弱,テンポ等を聴き、ディス
プレイ21の画像を観察していた教師は、直すべき点が
あればそれを音声会話にて話し、鍵盤を叩いて修正す
る。このとき自動演奏ピアノ5から出力されるMIDI
データや、カメラ6,7の映像画像、マイク8の音声デ
ータは、前述と同様にして夫々時刻データが埋め込まれ
てピアノシステム1a側に送信され、再生される。
【0022】このようにして、自動演奏ピアノシステム
1a,1c間で各種データの授受を行うことで、生徒の
演奏が教師側のピアノで忠実に再現され、教師の模範演
奏が生徒側のピアノで忠実に再現されるため、更に、映
像や会話音声も同時にMIDIデータに同期して再生さ
れるため、遠く離れたシステム1a,1c間であって
も、あたかも同じ教室内でマンツーマンで指導を受けて
いるのと同等の指導を受けることが可能となる。
【0023】近年のインターネット通信網の回線速度は
高速化の一途を辿り、大量の音声や画像の圧縮データと
MIDIデータを授受しても、オンラインの双方向通信
で時間遅れなくデータの再現が可能になってきている。
しかし、データの圧縮作業や圧縮データの伸張作業は、
ピアノシステムのCPU11が行う必要があり、CPU
11が過負荷になると、データ圧縮作業や伸張作業が遅
れ、MIDIデータの演奏に対して映像や音声の再生に
遅れが生じる。このため、CPU11の負荷を減らす必
要があり、CPU11が処理せざるを得ない仕事以外の
負荷は他の装置に処理させる構成が望ましい。
【0024】そこで、本実施形態のピアノ教授用データ
通信システムでは、図1に示す様に、インターネット通
信網3にコントロールセンタ2を接続してあり、ピアノ
システム間のデータの送受信は、必ずコントロールセン
タ2を仲介して行う構成としている。図3は、コントロ
ールセンタ2の構成図である。このコントロールセンタ
2は、CPU30と、主メモリ31と、基準時計32
と、入出力インタフェース33と、インターネット通信
網3に接続される通信制御手段34と、大容量外部記憶
装置35と、これらを相互に接続するバス36とを備
え、入出力インタフェース33に、キーボードやマウス
などの操作機器37と、ディスプレイ38と、プリント
39とが接続されている。
【0025】このコントロールセンタ2の主な仕事は、
上述した同期をとる処理と、データの蓄積にある。ピア
ノシステム1aとピアノシステム1cの間でデータを授
受する場合、夫々のデータに時刻データを埋め込むこと
を前に述べた。しかし、ピアノシステム1aの内蔵時計
と、ピアノシステム1cの内蔵時計とが全く同一時刻を
刻んでいるとは限らず、むしろ、違っていることの方が
多い。このため、ピアノシステム1aがPM3:00の
時刻に送信したデータに対するシステム1cの返信デー
タに時刻PM2:50が埋め込まれている場合もある。
【0026】そこで、このコントロールセンタ2のCP
U30は、取り込んだデータに埋め込まれている時刻デ
ータの代わりに、自身の内蔵時計(基準時計)32の時
刻データを埋め込み、相手側に送信すると共に、自身の
大容量外部記憶装置35に蓄積する。このようにするこ
とで、コントロールセンタ2を経由するデータの時間順
序が明確となり、後から記憶装置35内のデータを読み
出すときに間違った順序で呼び出すことがなくなる。
【0027】また、ピアノシステム側において、MID
Iデータは自動演奏ピアノ5に取り込まれてハードウェ
ア的に復元されるため、時間遅れなく演奏されるが、画
像データと音声データは、CPU11がソフトウェアに
よりデータ圧縮やデータ伸張するため、CPUの能力が
低いと、MIDIの演奏に比べて映像や音声の再生に時
間遅れが生じ同期がとれなくなってしまう。この時間遅
れを放置しておくと、ピアノの演奏と教師の音声会話及
び画像による指摘とが不一致となり、生徒側は何を指摘
されているのか分からなくなってしまう。
【0028】この時間遅れは、CPU11や主メモリ1
2の能力に依存するため、システムが古いほど顕著にな
るが、システム固有の値ということもいえるため、どの
程度時間遅れがあるのかを試験して求めておき、その時
間遅れの値をコントロールセンタ2に設定しておけば、
その時間遅れの値だけ、データに埋め込んでおく時刻デ
ータを調整することができ、システムを最新型に更新し
なくても済むことになる。
【0029】この様にコントロールセンタ2を設けたピ
アノ教授用データ通信システムにおいて、生徒は、ピア
ノ教室に来て、先ず、コントロールセンタ2にアクセス
する。そして、予約している教師あるいは指導を受けた
い教師を選択し、その教師のピアノシステムとの間の通
信路をコントロールセンタ2に設定させ、以後は、上述
したと同様にして、データの授受を行いながら、ピアノ
レッスンを受けることとなる。このとき、コントロール
センタ2は、生徒側のシステムが古く上述した時間遅れ
が例えば0.5msある場合には、教師側から送られて
くるデータのうち、MIDIデータに再埋め込みする時
刻データを、同時刻の画像データ,音声データより0.
5ms遅らせておく。これにより、生徒側のピアノシス
テムでは、MIDIデータの演奏と同時に画像と音声が
出力されることとなる。
【0030】自動演奏ピアノは、生徒の自宅に設置する
ことが理想であるが、コストの問題もあるので、小規模
なピアノ教室を多店舗化し、生徒夫々のデータはコント
ロールセンタ2で一括管理し、生徒のレッスン時間に合
わせて小規模教室と教師側との間でデータのやり取りを
行うのが好ましいといえる。
【0031】また、自宅に帰った生徒は、いつでもコン
トロールセンタ2にインターネット通信網3経由で、例
えば図1の自宅のパソコン4からアクセスすれば、自分
自身の過去のデータを取り出すことができ、自宅に自動
演奏ピアノが無い場合でも、スピーカから出力される演
奏(最近のパソコンには、精度や音源数などの性能は自
動演奏ピアノに比べて落ちるが、MIDIデータを演奏
できる音源をもっているのが普通である。)と画像で過
去のレッスン内容を再生することができ、いつでも復習
することができる。この場合、コントロールセンタ2で
時刻データを基準時刻に直すため、時間の順序通りにデ
ータを再生することが可能である。
【0032】また、過去のレッスンを忠実に再現可能な
ため、同じ事を何度も何度も生徒が理解するまで長時間
レッスンを繰り返す必要性が無く、生徒はコントロール
センタ2に何度もアクセスするだけで済むため、レッス
ン費用が低減すると共に、教師も多数の生徒を教えるこ
とが可能となる。更に、生徒個人のレッスン履歴を大量
に蓄積でき、生徒は過去のレッスン内容を瞬時に取り出
すことができ24時間いつでも復習ができるので、従来
の個別のレッスンに比較して生徒の理解力を飛躍的に向
上させることが可能となる。
【0033】このように、本実施形態のピアノ教授用デ
ータ通信システムは、インターネットで生徒と教師間を
つなぐことにより、多数の生徒に理想の音楽教育を提供
できるだけでなく、世界中の音楽学校との間をネットで
結び、離れた場所に居ながらにして世界規模のコンクー
ルに参加することも可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、一方の自動演奏ピアノ
による演奏を他方の自動演奏ピアノで再現する複数の自
動演奏ピアノをインターネット経由で接続し、自動演奏
ピアノの演奏データの授受と同時に、演奏場面の撮影画
面データと会話音声データとを一緒に授受して再生し、
一方の自動演奏ピアノによる演奏の問題点を、他方の自
動演奏ピアノの演奏及び画像と音声データとにより指摘
する構成としたので、離れた場所に居る教師と生徒との
間でも実際に同一教室内でピアノレッスンを受けている
と同等の指導効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るピアノ教授用データ
通信システムの全体構成図である。
【図2】図1に示す自動演奏ピアノシステムの構成図で
ある。
【図3】図1に示すコントロールセンタの構成図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b,…,1c 自動演奏ピアノシステム 2 コントロールセンタ 3 インターネット通信網 4,10 パソコン 5 自動演奏ピアノ 6 全体カメラ 7 手元カメラ 8 マイクロフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10G 1/00 G10G 1/00 G10H 1/00 G10H 1/00 Z H04N 7/18 H04N 7/18 R Fターム(参考) 2C028 AA09 BA02 BA03 BA05 BB04 BB05 BB06 BC01 BC05 BD02 BD03 CA12 CB13 5B049 BB22 CC02 CC21 DD01 DD03 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF06 FF09 GG04 GG07 5C054 AA01 CD03 DA09 EA03 HA16 5D082 AA27 5D378 MM82 NN00 NN22 QQ01 QQ38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット通信網に接続した複数の
    自動演奏ピアノシステムで構成され、各自動演奏ピアノ
    システムは、演奏されたデータをMIDIデータで出力
    すると共に入力されたMIDIデータを再現する自動演
    奏ピアノと、該自動演奏ピアノの演奏場面を撮影するカ
    メラと、前記自動演奏ピアノ付近における会話音声を取
    り込むマイクと、前記カメラの撮影画像データと前記マ
    イクの収集音声データを夫々圧縮して前記自動演奏ピア
    ノから出力されるMIDIデータと共に前記インターネ
    ット通信網に送信する手段と、該インターネット通信網
    から取り込んだ画像圧縮データを伸張して得た画像を表
    示するディスプレイと、前記インターネット通信網から
    取り込んだ音声圧縮データを伸張して得た音声データを
    出力する手段とを備えることを特徴とするピアノ教授用
    データ通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、インターネット通信
    網に接続されたコントロールセンタを有し、前記自動演
    奏ピアノシステムは、該コントロールセンタを経由して
    データの授受を行う構成としたことを特徴とするピアノ
    教授用データ通信システム。
  3. 【請求項3】 一方の自動演奏ピアノによる演奏を他方
    の自動演奏ピアノで再現する複数の自動演奏ピアノをイ
    ンターネット経由で接続し、自動演奏ピアノの演奏デー
    タの授受と同時に、演奏場面の撮影画面データと会話音
    声データとを一緒に授受して再生し、一方の自動演奏ピ
    アノによる演奏の問題点を、他方の自動演奏ピアノの演
    奏及び画像と音声データとにより指摘する構成としたこ
    とを特徴とするピアノ教授用データ通信システム。
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