JP6697206B1 - 眼科用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】眼球の内外を導通させるための管部材を眼球の外膜に刺さった状態に留置させるための器具において、角膜外周部への管部材の留置に適した眼科用器具を提供する。【解決手段】眼科用器具1は、本体2と本体2の一端側に接続された針部6とを備える。本体2は直線状に伸びた直線状部3と直線状部3とは異なる方向に伸びた屈曲部4とを有する。針部6は屈曲部4の先端5に接続されて、屈曲部4と同一の方向に直線状に伸びた形状を有する。管部材を眼球に装着する際には、先ず、針部6を管部材に通した状態にして、針部6で眼球の外膜としての角膜外周部に穴をあけつつ、同時に管部材を角膜外周部に刺さった状態にする。その後、器具1を引き抜くことで管部材を角膜外周部に留置させる。【選択図】図1

Description

本発明は、眼科手術の際に、眼球の内外を導通させるための管部材を眼球に留置させるための器具に関する。
従来、眼科手術に用いる管部材を眼球に留置(装着)させるための器具として、管部材としてのカニューレに針部を通した状態で、針部で眼球に穴をあけ、同時にカニューレを眼球の外膜に刺さった状態に留置させる器具が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2019−25023号公報
ところで、例えば角膜に管部材を留置させる場合には、できるだけ角膜の外周部に留置させるのが望ましい。角膜の中央付近に穴をあけると、角膜の形が変形してしまったり、針部が眼球に接近する様子が被手術者に見えてしまい恐怖心を与えてしまうおそれがあるためである。また、管部材を角膜の外周部に留置させる場合、針部や管部材によって虹彩や水晶体を傷つけないように、針部の先端が虹彩や水晶体から外れた方向に向ける必要がある。具体的には、角膜頂点側を前側、網膜の中心側を後側として前後方向を定めたとき、この前後方向に交差した横方向にできるだけ針部を寝かせた状態(より具体的には例えば針部が若干斜め前方に向いた状態)で、眼球に管部材を留置させる操作を行う必要がある。
ところが、特許文献1等に開示の従来の器具では、虹彩や水晶体の後方に位置する硝子体の外側の強膜に対して後側(網膜中心側)に向けて穴をあけて管部材を強膜に留置させることを想定しているので、角膜外周部に管部材を留置させる操作が困難であるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、角膜外周部への管部材の留置に適した眼科用器具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の眼科用器具は、
針部と、
直線状に伸びた直線状部を有し、一端側が前記針部と繋がった本体とを備え、
眼球の内外を導通させるための管部材に前記針部を通した状態で前記直線状部を持って前記針部で眼球の外膜に穴をあけつつ前記管部材を前記外膜に刺さった状態にした後に前記針部を前記外膜から退避させることで前記管部材を前記外膜に刺さった状態に留置させるための器具であって、
前記管部材は、眼科手術の際に前記外膜に装着させるための部材であり、かつ眼科手術後に眼球から取り外される部材であり、
前記針部は前記直線状部に対して角度が付けられている。
これによれば、針部が直線状部に対して角度が付けられているので、例えば管部材を角膜外周部において虹彩や水晶体から外れた方向に留置させる際に把持部となる直線状部のスペースを確保しやすくなり、管部材を角膜外周部に留置させる操作が容易となる。
第1実施形態に係る眼科用器具の側面図である。 管部材の側面図である。 第1実施形態の眼科用器具に管部材が装着された図である。 管部材を角膜外周部に留置させるために、管部材が装着された眼科用器具を、断層で示した前眼部における角膜外周部に接近させる様子を示した図である。 図4に続く図であり、針部で角膜外周部を刺して、同時に角膜外周部に管部材を差し込んだ様子を示した図である。 図5に続く図であり、角膜外周部に管部材を差し込んだ後に眼科用器具を引き抜く様子を示した図である。 角膜外周部に留置された管部材に液体注入装置が接続された図である。 第2実施形態に係る眼科用器具の側面図である。 第2実施形態の眼科用器具に管部材が装着された図である。 第3実施形態に係る眼科用器具の側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1の眼科用器具1は、眼科手術の際に管部材10(図2参照)を被手術眼(眼球)の角膜に刺さった状態に留置させるための管部材留置用器具である。
器具1は、棒状の本体2(棒状部)とその本体2の長手方向における一方の端部に接続された針部6とを備える。本体2は、長手形状に形成されて、長手方向における一端側が曲がった形状を有する。具体的には、本体2は、直線状に伸びた直線状部3と、直線状部3の一端7に連続した屈曲部4とを有する。直線状部3と屈曲部4とは例えば同一材料(例えば樹脂)による一体成形部材として構成される。
直線状部3は手術者(医者)によって把持される把持部として機能し、言い換えれば、管部材10を角膜に留置させる操作が行われる操作部として機能する。また例えば、直線状部3の中心軸線L1に沿った長さは、屈曲部4の中心軸線L2に沿った長さよりも長い。また直線状部3の中心軸線L1に直角な断面は例えば円形である。すなわち、直線状部3は例えば丸棒状又は円柱状に形成されるが、それ以外の形状に形成されてもよい。直線状部3の、屈曲部4が接続される端部7側の一部9には、指で挟持した際に滑りにくくする処理(例えば凹凸形状の表面)が施されている。
屈曲部4は、直線状部3の中心軸線L1が伸びた方向と異なる方向に直線状又は曲線状に伸びている。つまり、屈曲部4は直線状部3に対して角度が付けられて設けられる。屈曲部4は、直線状部3に対して針部6に角度を付与する角度付与部として機能する。屈曲部4の中心軸線L2(言い換えれば屈曲部4の先端5が向いた方向)と、直線状部3の中心軸線L1を屈曲部4側の端部7から外側に軸線L1と同方向に延長させた直線である延長線L4との成す角度θ1は例えば0度より大きく90度以下に設定され、より具体的には20度以上70度以下の角度(例えば45度)に設定される。上記角度θ1は、言い換えれば、針部6の中心軸線L3と上記延長線L4との成す角度でもある。
また、屈曲部4は、例えばその中心軸線L2に直角な断面が円形となる形状(つまり丸棒状又は円柱状)に形成されるが、直線状部3との接続部7から屈曲部4の先端5に向かうにしたがって徐々に径が小さくなる形状(つまり先細り形状)に形成される。なお、屈曲部4は先細り形状に形成されていなくてもよい。屈曲部4(本体2)の先端5は角度θ1で定まる方向に向いている。
なお、屈曲部4の先端5は、図2の管部材10を器具1に装着した際に管部材10を係止する形状(例えば爪部、嵌合凹部又は嵌合凸部など)に形成されてもよいし、該形状が形成されなくてもよい。
また、屈曲部4の中心軸線L2に沿った長さは、直線状部3の中心軸線L1に沿った長さよりも短くするのが好ましく、例えば直線状部3の長さの30%以下とすることができる。屈曲部4が長すぎると、把持部となる直線状部3と針部6との距離が大きくなってしまい、直線状部3を持って針部6を操作する際の操作性が低下するためである。
なお、直線状部3と屈曲部4との境界部7は本体2が伸びた方向を別の方向に変更する方向変更部として機能する。本体2は単一の方向変更部7を有する。
針部6は、直線状に伸びており、換言すれば屈曲部を有しない。針部6の先端6aは尖っている。針部6は金属製であり、例えば樹脂製の本体2とは別の成形部材として構成されている。針部6は、屈曲部4の中心軸線L2と針部6の中心軸線L3とが一致するように、屈曲部4の先端5に着脱不可能に又は着脱可能に接続されている。針部6は、針部6の基端側の一部6bが屈曲部4内に埋没し、針部6の先端6a側が露出するように設けられる。針部6の全体が直線状部3に対して上記角度θ1が付けられている。
また、針部6の長さa(図1参照)は、図2の管部材10の長さbよりも長い。すなわち、図3に示すように、針部6を管部材10に通すようにして管部材10を器具1に装着させた際に、針部6の先端6aからの一部が管部材10の開口から突出(貫通)するように、針部6の長さaが設定されている。また、針部6の長さaは、角膜に刺した際に、角膜を突き破って内側の前房内(角膜と虹彩の間の領域)に到達することが可能な長さ、かつ、前房内に到達した針部6の先端6aが前房内からはみ出ない長さに設定されており、具体的には例えば3mm以上10mm以下に設定されている。
図2の管部材10(カニューレ)は、緑内障手術等の眼科手術の際に、眼球の外膜(角膜や強膜)に装着させて、眼球の内外を導通させるための部材である。また管部材10は、手術の際に管部材10を介して前房内に液体を注入することで眼圧を一定に保持して眼内に血液が流出するのを抑制する液注入用の管であったり、管部材10を介して前房内に手術器具を挿入する器具挿入用の管であったり、手術の際に眼内を見やすくするための光を管部材10を介して前房内に導入する光導入用の管であったりする。
管部材10は、金属製の本体管11と、本体管11の一端に接続された大径部12とを有する。本体管11は、直線状に伸びており、軸線方向における一端から他端までを貫通する孔が内部に形成された管である。本体管11の、大径部12から露出した部分の長さc(図2参照)は、角膜の厚みより大きく、かつ、本体管11が角膜に刺さった状態で本体管11の先端が前房内からはみ出ない長さに設定されており、具体的には例えば2mm以上10mm以下に設定されている。また、本体管11を角膜に刺した際に角膜の形状が変形しないようにするという観点、又は手術後に本体管11を抜いた際に角膜に形成された穴が自然に塞がるようにするという観点では、本体管11の外径は小さいほうが好ましく、例えば1mm以下とすることができる。
大径部12は本体管11の外径よりも大きい外径を有した例えば金属製の円筒形状に形成される。大径部12は、管部材10の全部が眼内に挿入されないようにストッパとして機能させる部分である。すなわち、管部材10を角膜に留置させた際には、本体管11は前房内に差し込まれる一方で、大径部12は角膜の外面に露出する。なお、大径部12は、眼内の液が本体管11を介して大径部12から外側に流出するのを抑制する逆流抑制機能(逆止弁機能)を備えてもよい。
次に、図4〜図6を参照して、器具1を用いて管部材10を角膜に留置させる手順を説明する。手術者は、管部材10を角膜に留置させる際には、被手術者を寝かせて、被手術者の顔の周囲(耳側や頭側)に位置する。また、図4を参照すると、管部材10を留置させる部位は角膜21の外周部21a(角膜21と強膜25との境界付近)とするのがよい。角膜21の外周部21aであれば、針部6で角膜21に穴をあけることにより角膜21の形状が変形してしまったり、針部6の眼20への接近の様子が被手術者に視認されてしまうのを抑制できるためである。また、管部材10の留置部位21aは、例えば角膜21の外周部のうちの耳側とすることができる。
先ず、図3に示すように、針部6を管部材10に通して、管部材10を器具1に装着させる。このとき、管部材10の大径部12の端面を、本体2の先端5に接触させることで、管部材10を本体2又は針部6で保持させつつ、針部6の先端6aからの一部を管部材10から突出させる。
その後、手術者は、管部材10が装着した器具1の直線状部3を持って操作することで、管部材10を角膜21の外周部21aに留置させる(図4〜図6参照)。このとき、手術者は、例えば直線状部3の先端側の一部9(図1参照)を複数の指で摘まむようにして把持(換言すれば鉛筆を持つように把持)する。
具体的には、先ず、針部6の先端を角膜21の外周部21aに向けた状態で、器具1全体を外周部21aに接近させる(図4参照)。このとき、針部6で角膜21を刺した際に、針部6及び管部材10が虹彩22や水晶体23に接触しないように、図4の紙面で左右方向にできるだけ針部6を寝かせた状態(より具体的には例えば針部6が若干斜め前方(角膜頂点側)に向いた状態)に向けるとよい。
その後、針部6を角膜21の外周部21aに刺して穴をあけつつ、管部材10を外周部21aに差し込む(図5参照)。このとき、管部材10の大径部12が外周部21aの外面に接触するまで、管部材10の差し込み操作を行う。針部6が刺さった状態では、針部6の先端及び管部材10(本体管11)の先端は前房内24に位置し、虹彩22や水晶体23に接触しないようする。
その後、器具1(針部6)を角膜21から退避させることで、管部材10のみを角膜外周部21aに刺さった状態に留置させる(図6参照)。器具1を退避させる際には、管部材10が角膜21から抜けないように、管部材10の大径部12を鑷子等で押さえてもよい。
以上の手順を経て管部材10は角膜外周部21aに刺さった状態に留置される。その後の手術中は、例えば眼内に血液が流出するのを抑制するために、前房内の圧力(眼圧)を一定に保持するように管部材10を介して前房内に液体(水)を注入する。この場合、図7に示すように、液体注入装置30を管部材10に接続させる。液体注入装置30は、制御部31と注入管32と管状のコネクタ33とを有する。注入管32の一端が制御部31に接続され、他端がコネクタ33に接続されている。コネクタ33が、大径部12側から管部材10の孔に差し込まれることで、注入管32と管部材10とが接続される。制御部31は、前房内の圧力(液体を前房内に注入する際の圧力)をモニターする機能を備えており、この圧力が一定に保持されるように注入管32及びこれに接続された管部材10を介して前房内に液体を注入する。
なお、緑内障手術として、例えば房水の流れをよくして、異常に高くなった眼圧を下げるために線維柱体切除術が行われる。この場合、繊維柱帯切除用の器具(刃物)を前房内24に導入するための切り口が角膜21に形成される。この切り口は、液注入用の管部材10の留置部位21a(図4参照)とは別の部位に形成される。管部材10を介して前房内24に液体を適宜に注入して前房内24の圧力を高い状態に保持することで、上記切り口から前房水が流出するのを抑制できる。
手術後は、管部材10の大径部12を鑷子等で挟持して引き抜くことで、眼球から管部材10を取り外す。その後、必要に応じて、角膜外周部21aに形成された穴を塞ぐ縫合を行う。
このように、本実施形態では、針部6が把持部としての直線状部3に対して角度が付けられているので、角膜外周部21aへの管部材10の留置操作が容易となる。すなわち、図4〜図6の紙面で角膜頂点側を前側、網膜(図示外)の中心側を後側として前後方向を定めたとき、図4〜図6のように角膜外周部21aにおいて針部6をできるだけ前後方向に交差した横方向に寝かせた状態で操作を行う場合に、直線状部3を前側(手術者の顔側)に位置させることができる。さらに、針部6と直線状部3との角度θ1(図1参照)を0度より大きく90度以下とすることで、図4〜図6で示される操作の際に直線状部3を被手術眼20から図4〜図6の紙面で右側に遠ざけることができる。これによって、直線状部3を被手術者の顔表面から遠ざけることができ、直線状部3やそれを握る手術者の手のスペースを容易に確保できる。また、直線状部3が手術者の顔に近い前側に位置することで、直線状部3の操作が容易となる。
また、角度θ1(図1参照)を0度より大きく90度以下とすることで、90度より大きい場合(図4において、直線状部が破線301の位置にある場合)に比べて、針部6で角膜21を貫通させる操作が容易となる。すなわち、図4において直線状部3が実線位置にある場合(図1の角度θ1が0度より大きく90度以下の場合)には、手術者は鉛筆を握るようにして直線状部3の操作ができるので、その操作が容易となり、手術者が直線状部3に加えた操作力を針部6に容易に伝達できる。
これに対して、針部と直線状部が同一直線上に構成される場合(図4において直線状部が破線300の位置にある場合)には、直線状部300が後側(被手術者の顔表面に接近する側)に位置するので、直線状部300とそれを握る手術者の手のスペースを確保しにくい。また、直線状部300が手術者の顔から遠ざかる側に位置することで、手術者による直線状部300の操作がし難くなる。
また、直線状部と針部との角度が90度より大きい場合(図4において直線状部が破線301の位置にある場合)には、直線状部301が被手術眼20に接近してしまい、直線状部301やそれを握る手術者の手によって、被手術眼20が見にくくなる。
また、本実施形態では、本体2が屈曲しており、針部6は屈曲しておらず直線状の部分のみから構成されるので、針部6の構成を簡素化でき、例えば従来の針部を流用できる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態を第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。第1実施形態の管部材留置用器具は、本体が屈曲し、針部は屈曲していない構成であったが、第2実施形態の管部材留置用器具は、本体は屈曲しておらず、針部が屈曲した構成である。
図8は第2実施形態に係る器具40を例示している。器具40は、図1の器具1と同様に、眼科手術の際に管部材10(図2参照)を被手術眼の角膜に刺さった状態に留置させるための管部材留置用器具である。
図8の器具40は棒状の本体41と針部44とを有する。本体41は例えば樹脂製であり、全体が直線状に伸びた形状を有する。つまり、本体41には屈曲部は存在しない。本体41の先端42からの一部43は例えば先端42に近づくにつれて徐々に径が小さくなる形状(つまり先細り形状)に形成されてもよい。本体41は把持部(直線状部)として機能する。
針部44は、金属製であり、本体41とは別の成形部材として構成される。針部44は本体41の先端42に接続されている。針部44は先端側が基端側に対して角度が付けられた形状に形成されている。詳しくは、針部44の、本体41から突出した部分の途中には、伸び方向を別の方向に変更する方向変更部としての屈曲部45を有する。針部44は単一の屈曲部45を有する。針部44の、本体41の先端42から屈曲部45までの部分46を基端側部分として、その基端側部分46は、本体41が伸びた方向と同一方向に直線状に伸びている。すなわち、基端側部分46の中心軸線L6は、本体41の中心軸線L5の延長線に一致する。
針部44の、屈曲部45から先端47までの部分48を先端側部分として、その先端側部分48は、直線状に形成されるが、基端側部分46に対して角度θ2が付けられている。なお、角度θ2は、基端側部分46の中心軸線L6の延長線L7(本体41の中心軸線L5の延長線でもある)と、先端側部分48の中心軸線L8との成す角度である。角度θ2は、図1の角度θ1と同様の角度に設定される。また先端側部分48の長さは図1の針部6の長さaと同様に設定されている。
図2の管部材10を眼球に留置させる際には、先ず、図9に示すように、針部44の先端側部分48を管部材10に通すことで、管部材10を器具40(先端側部分48)に装着させる。その後、手術者は本体41を持って、図4〜図6の手順と同様にして管部材10を角膜外周部に留置させる。
このように、本実施形態では、針部44の先端47からの一部48(先端側部分)が直線状部としての本体41が伸びた方向に対して角度が付けられているので、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施形態では、本体41は全体が直線状に形成され、換言すれば本体41には屈曲部が存在しないので、本体41の構成を簡素化でき、例えば従来の本体を流用できる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態を第1、第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。第2実施形態の管部材留置用器具は、針部の途中に屈曲部を有した構成であったが、第3実施形態の管部材留置用器具は、針部の、本体から突出した部分の全体が本体に対して角度が付けられた構成である。
図10は第3実施形態に係る器具50を例示している。器具50は、図1の器具1と同様に、眼科手術の際に管部材10(図2参照)を被手術眼の角膜に刺さった状態に留置させるための管部材留置用器具である。
図10の器具50は棒状の本体51と針部52とを有する。本体51は、把持部(直線状部)として機能し、図8の本体41と同様の形状に形成される。
針部52は、金属製であり、本体51とは別の成形部材として構成される。針部52は本体51の先端53に接続されている。針部52の、本体51から突出した部分の全体が直線状に形成されており、つまり該突出した部分には屈曲部が存在しない。針部52の、本体51から突出した部分の長さは、図1の針部6の長さaと同様に設定されている。
針部52は例えば基端側の一部54が本体51に埋め込まれることで、本体51に接続される。この場合、針部52は、本体51の先端53の位置で屈曲して、その屈曲部より先端側が本体51から突出する。
針部52の中心軸線L10と、本体51の中心軸線L9の延長線L11との成す角度θ3は図1の角度θ1と同様の角度に設定される。
器具50を用いて図2の管部材10を眼球に留置させる際には、先ず、針部52を管部材10に通すことで、管部材10を器具50に装着させる。その後、手術者は本体51を持って、図4〜図6の手順と同様にして管部材10を角膜外周部に留置させる。
このように、本実施形態では、第1、第2実施形態と同様の効果が得られることに加えて、本体51から突出した針部52の全体が直線状に形成され、屈曲部が存在しないので、針部52の長さが必要以上に長くなってしまうのを抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では管部材を角膜に刺さった状態に留置させる例を示したが、管部材を強膜に刺さった状態に留置させるための器具に本発明を適用してもよい。この場合、管部材は、例えば強膜の内側の硝子体に対して液体、手術器具、又は光などを導入するために、眼球に留置される。
また、緑内障手術以外の手術(例えば白内障手術)のために管部材を眼球に留置させてもよい。
また、上記実施形態では直線状部(把持部)を含んだ本体と針部とが互いに別の成形部材として構成した例を示したが、本体と針部とを同一材料の一体成形部材として構成してもよい。
また、上記第2実施形態では、針部は途中で急激に向きを変える形状であったが、徐々に向きを変えていく形状(つまり屈曲部が曲線状になっている形状)であってもよい。
1、40、50 管部材留置用器具(眼科用器具)
2 本体
41、51 本体(直線状部)
3 直線状部
4 本体の屈曲部
6、44、52 針部
10 管部材
21 角膜
45 針部の屈曲部

Claims (8)

  1. 針部と、
    直線状に伸びた直線状部を有し、一端側が前記針部と繋がった本体とを備え、
    眼球の内外を導通させるための管部材に前記針部を通した状態で前記直線状部を持って前記針部で眼球の外膜に穴をあけつつ前記管部材を前記外膜に刺さった状態にした後に前記針部を前記外膜から退避させることで前記管部材を前記外膜に刺さった状態に留置させるための器具であって、
    前記管部材は、眼科手術の際に前記外膜に装着させるための部材であり、かつ眼科手術後に眼球から取り外される部材であり、
    前記針部は前記直線状部に対して角度が付けられている眼科用器具。
  2. 前記外膜は角膜である請求項1に記載の眼科用器具。
  3. 前記針部に前記角度を付与する部分が前記本体に設けられ
    前記針部は直線状に伸びており、
    前記管部材に前記針部を通して前記本体の先端に前記管部材の端面を接触させた状態で前記針部で眼球の外膜に穴をあけつつ前記管部材を前記外膜に刺さった状態に留置させるための器具である請求項1又は2に記載の眼科用器具。
  4. 前記本体の先端は前記管部材を係止する形状に形成される請求項3に記載の眼科用器具。
  5. 前記本体は、前記角度を付与する部分として、前記直線状部に対して角度が付けられた屈曲部を有し、
    前記屈曲部の長さは前記直線状部の長さよりも短い請求項3又は4に記載の眼科用器具。
  6. 前記針部は曲がった形状に形成される請求項1又は2に記載の眼科用器具。
  7. 前記針部は、前記直線状部の中心軸線の延長線に対して0度より大きく90度以下の角度が付けられている請求項1〜のいずれか1項に記載の眼科用器具。
  8. 前記管部材は、前記外膜としての角膜に刺さった状態に留置された後に、液体注入装置を接続させて、眼科手術中に前房内の圧力保持用の液体を前房内に注入するための部材である請求項1〜7のいずれか1項に記載の眼科用器具。
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