JP6696939B2 - 周辺画像表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラによって撮影された自車両の周辺の領域の画像を表示部に表示し、更に、自車両の走行進路領域に存在する障害物に対する警報表示を行う周辺画像表示制御装置に関する。
従来から、ゴルフカートが走行する走路上の障害物を検出し、障害物を検出した場合、ドライバーに障害物が走路上に存在する旨の警報表示を行う装置が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1に提案された装置(以下、「従来装置」と称呼する。)は、赤外線カメラが撮影した画像に基づいて走路を特定する。更に、従来装置は、ステレオカメラが撮影した画像に基づいて走路領域の各点の3次元座標を計測し、奥行き方向(Z)に対する高さ方向(Y)の傾斜(θ=ΔY/ΔZ)又は傾斜変化(Δθ)を算出する。そして、従来装置は、傾斜(θ)が予め設定された閾値(β)よりも大きい場合、又は、傾斜変化(Δθ)が予め設定された閾値(γ)よりも大きい場合、障害物が存在すると判定する。
特開2013−20543号公報(段落0031、0041乃至0047等を参照。)
従来装置はゴルフカートに適用されることを前提としている。このようなゴルフカートにおいては車体下端と接地面との間の距離が小さい。そのため、従来装置は、障害物が仮に小さくてもゴルフカートがそれを乗り超えることができないという前提に立って障害物の有無の判定を行っている。このような従来装置が、ゴルフカートよりも車体下端と接地面との間の距離が大きな自動車(特に、オフロード走行可能な車両)に適用された場合、当該自動車が乗り超えることができる障害物に対しても警報表示が行われる可能性が高い。そして、ドライバーはこのような不要な警報を煩わしく感じる可能性が高い。
本発明は前述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、車両が乗り越えることができる障害物に対して不要な警報がなされる可能性を低減し、ドライバーが障害物に対する警報を煩わしいと感じる可能性を低減することができる周辺画像表示制御装置を提供することにある。
本発明の周辺画像表示制御装置(以下、「本発明装置」とも呼称する。)は、
自車両SVの周辺の領域を撮影するカメラ(11)が撮影した画像を表示部(30)へ表示させる表示制御部(10)と、を備える。
更に、本発明装置は、
前記自車両が走行すると予測される走行予測進路(RCR)に沿って前記自車両の車体が通過すると予測される走行進路領域(ECA)を推定する推定部(10、ステップ515及びステップ520)と、
前記走行進路領域に存在する障害物に含まれる点であって前記走行予測進路に沿う前記自車両の進行に伴って高さが増加する点である障害部の前記自車両に対する位置及び前記障害部の前記自車両に対する高さを含む障害物情報を検出する障害物検出部(11、10及びステップ610)と、
前記走行予測進路方向において隣接する二つの前記障害部のうち前記自車両に近い方の障害部の高さが、前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さよりも大きい場合(ステップ630「Yes」)、前記自車両から遠い方の障害部の高さから前記自車両に近い方の障害部の高さを減算した減算値(YO−YB)の前記二つの障害部の間の前記走行予測進路に沿った距離(XO−XB)に対する第1の比(傾きGR=(YO−YB)/(XO−XB))が、前記自車両の前輪の接地点(CA)からの前記自車両の車体の前端における下端部(FB)の高さ(Yth)の前記車体の前端と前記接地点(CA)との車体水平方向における距離(Xth)に対する第2の比に基づいて予め設定される閾値(傾き閾値GRth=Yth/Xth)よりも大きいか否かを前記障害物情報を用いて判定し(ステップ645)、前記第1の比が前記閾値よりも大きいと判定した場合(ステップ645「Yes」)、前記自車両から遠い方の障害部を有する前記障害物を警報実施障害物として判定する判定部(10、ステップ655及びステップ660)と、を備える。
更に、前記表示制御部は、前記警報実施障害物に対してドライバーの注意を喚起させるための警報表示を前記表示部に表示させる(ステップ550)ように構成されている。
本発明装置によれば、自車両SVが乗り越えることができない可能性がある障害物を警報実施障害物として検出することができ、自車両SVが乗り超えることができる障害物を警報実施障害物として検出しない可能性を向上させることができる。これによって、ドライバーが警報表示に対して煩わしさを感じる可能性を低減することができる。
本発明の一態様によれば、
前記判定部は、
前記減算値が前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さ(Yth)よりも大きい警報実施障害物(ステップ650「Yes」)と、前記減算値が前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さ以下である警報実施障害物(ステップ650「Yes」)とで、前記警報表示の態様を変更する(図3Aの「障害物A」及び図3Bの「障害物B」を参照。)ように構成されている。
前記減算値が前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さ(Yth)よりも大きい警報実施障害物は、自車両SVが乗り越えることができずに、自車両SVの車体に接触する可能性が高い。一方、前記減算値が前記自車両の車体の前端における下端と前記接地点との間の高さ以下である警報実施障害物は、「当該警報実施障害物に走行予測進路に沿って隣接し且つ自車両SVに近い方の障害物」を乗り越えたときの自車両SVと地面との角度次第で自車両SVが乗り越えることができる可能性がある。これらの警報実施障害物の警報表示の態様を変更するので、自車両SVが乗り越えることができずに自車両SVの車体に接触する可能性が高い警報実施障害物であるのか、自車両SVが乗り越えることができる可能性がある警報実施障害物であるのか、をドライバーに認識しやすくすることができる。
本発明の一態様によれば、
前記障害物検出部は、
前記走行進路領域の左端を前記自車両の車幅方向の左側に拡大させ(LCE’)且つ前記走行進路領域の右端を前記自車両の前記車幅方向の右側に拡大させた(RCE’)拡大進路領域(ECA’)に存在する障害物に含まれる点である拡大領域障害部の前記自車両に対する位置及び前記拡大領域障害部の前記自車両に対する高さを含む拡大領域情報を検出し、
前記判定部は、
前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さ(Yth)よりも高い高さを有する拡大領域障害部が存在するか否かを前記拡大領域情報を用いて判定し、前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さ(Yth)よりも高い高さを有する拡大領域障害部が存在する場合、当該拡大領域障害部を有する前記障害物を前記警報実施障害物として判定する(図7の障害物C)ように構成されている。
これによって、自車両SVの旋回時に自車両SVの側面に接触する可能性の高い障害物をドライバーに認識させやすくすることができる。
なお、上記説明においては、発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、発明の各構成要素は、前記名称及び/又は符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る周辺画像表示制御装置(本制御装置)の概略システム構成図である。 図2は、走行予測進路及び走行進路領域を説明するための自車両の上面図である。 図3Aは、自車両が直進する場合の周辺画面の説明図である。 図3Bは、自車両が左側に旋回する場合の周辺画面の説明図である。 図4Aは、本発明の概要の説明図である。 図4Bは、本発明の概要の別の説明図である。 図5は、図1に示した周辺画像表示ECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図6は、図5に示したルーチンの危険度判定処理にて、周辺画像表示ECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図7は、本制御装置の変形例の旋回時表示画面の説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る周辺画像表示制御装置(以下、「本制御装置」と称呼される場合がある。)について図面を用いて説明する。本制御装置が搭載された車両を他車両と区別する必要がある場合、「自車両SV」と称呼する。本制御装置は、図1に示したカメラセンサ21が撮影した画像に基づいて自車両SVが乗り越えることができない可能性がある障害物を検出し、当該障害物に対してドライバーの注意を喚起させるための警報表示を行う。
本制御装置は周辺画像表示ECU10を備える。なお、ECUは、「Electric Control Unit」の略であり、マイクロコンピュータを主要部として備える。マイクロコンピュータは、CPU11とROM12及びRAM13等の記憶装置とを含む。CPU11はROM12に格納されたインストラクション(プログラム、ルーチン)を実行することによって、各種機能を実現する。
本制御装置は、更に、カメラセンサ21、車両状態センサ22及び表示部30を備える。これらは、周辺画像表示ECU10に接続されている。
カメラセンサ21は、自車両SV前方を撮影する車載ステレオカメラ装置、及び、車載ステレオカメラ装置によって撮影された画像を処理する画像処理装置(何れも図示省略)を備える。
車載ステレオカメラ装置は、自車両SVのルーフ前端部の車幅方向中央付近に設けられ(図2のカメラセンサ21の位置を参照。)、車両前後軸よりも左側に配置される左カメラと、車両前後軸よりも右側に配置される右カメラと、を有する。左カメラは所定時間が経過する毎に自車両SV前方の領域を撮影し、撮影した左画像を表す左画像信号を画像処理装置に送信する。同様に、右カメラは所定時間が経過する毎に自車両SV前方の領域を撮影し、撮影した右画像を表す右画像信号を画像処理装置に送信する。
画像処理装置は、受信した左画像信号が表す左画像及び受信した右画像信号が表す右画像からそれぞれ特徴点を抽出する。特徴点は、Harris、FAST(Features from Accelerated SegmentTest)、SURF(Speeded Up Robust Features)及びSIFT(Scale-Invariant Feature Transform)等の周知の手法を用いて抽出される。
そして、画像処理装置は、左画像の特徴点と右画像の特徴点とをマッチングし、対応関係にある左画像の特徴点と右画像の特徴点との間における視差を利用して、自車両SVと当該特徴点との間の距離及び当該特徴点の自車両SVに対する方位を算出する。特徴点と自車両SVとの間の距離及び特徴点の自車両SVに対する方位に基づいて、自車両SVの前端部の中央位置を原点とする水平面座標における特徴点の位置が決定される。
更に、画像処理装置は、左画像及び右画像に基づいて特徴点の高さを算出する。この特徴点の高さは、自車両SVを基準とした当該特徴点の高さである。この特徴点の高さは、前述した自車両SVと特徴点との間の距離と、車載ステレオカメラ装置から当該特徴点への仰俯角と、車載ステレオカメラ装置の自車両SVの地面への接地点からの高さと、に基づいて算出される。
更に、画像処理装置は、自車両と特徴点との間の距離、特徴点の自車両に対する方位及び特徴点の高さを含む障害物情報と、左画像及び右画像を含むカメラ画像情報と、を所定時間が経過する毎に周辺画像表示ECU10に送信する。
車両状態センサ22は、自車両SVの走行予測進路RCR(図2を参照。)を推定するために必要となる自車両の走行状態に関する車両状態情報を取得するセンサである。車両状態センサ22は、自車両SVの速度(即ち、車速)を検出する車速センサ、自車両の水平方向の前後方向及び左右(横)方向の加速度を検出する加速度センサ、自車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ、及び、操舵輪の舵角(操舵角)を検出する舵角センサ等を含む。車両状態センサ22は、所定時間が経過する毎に車両状態情報を周辺画像表示ECU10に出力する。
周辺画像表示ECU10は、車速センサによって検出される自車両SVの速度、及び、舵角センサによって検出される舵角に基づいて自車両SVの旋回半径を算出する。そして、周辺画像表示ECU10は、この旋回半径に基づいて、自車両SVの車幅方向の中心点の(実際には、自車両SVの左右の前輪の車軸上の中心点P(図2を参照。))が向かっている走行進路を走行予測進路RCR(図2を参照)として推定する。なお、周辺画像表示ECU10は、走行予測進路RCRを、自車両SVが旋回しているか直進しているかに依らず、自車両の現在位置から走行進路に沿って所定の距離だけ進んだ地点までの経路(即ち、有限長さの線)として認識(決定)する。更に、周辺画像表示ECU10は、自車両SVの速度、及び、ヨーレートから自車両SVの旋回半径を算出してもよい。
表示部30は、自車両SVの車内の図示しないインストルメントパネルに設けられている。この表示部30には、図3A及び図3Bに示すように、周辺画面300が表示される。周辺画面300は、カメラセンサ21が撮影した画像(カメラ画像)が表示されるカメラ画像表示領域310を含む。カメラ画像表示領域310に表示されるカメラ画像には、現在接地領域320、予想接地領域330、「0.5m」線340、「1.0m」線350、「2.0m」線360、右側面表示線370及び左側面表示線375が重畳して表示される。
現在接地領域320は、カメラ画像のうち「自車両SVの左右の前輪が現在接地している領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。予想接地領域330は、カメラ画像のうち「自車両SVの左右の前輪が接地すると予想される領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。
自車両SVの走行予測進路RCRに基づいて、「予想接地領域330が重畳して表示されるカメラ画像の画像領域」が特定される。図3Aに示す予想接地領域330では、自車両SVが直進する場合の走行予測進路RCRに基づいて、「当該予想接地領域330が重畳して表示されるカメラ画像の画像領域」が特定されている。一方、図3Bに示す予想接地領域330では、自車両SVが操舵されている場合の走行予測進路RCRに基づいて、「当該予想接地領域330が重畳して表示されるカメラ画像の画像領域」が特定されている。このため、図3Bに示す予想接地領域330は、図3Aに示す予想接地領域330に比較して左側に曲がっている。
「0.5m」線340は、カメラ画像のうち「現在の自車両SVの前端部よりも「0.5m」前方の領域に対応する画像領域」に重畳して表示され、「1.0m」線350は、カメラ画像のうち「現在の自車両SVの前端部よりも「1.0m」前方の領域に対応する画像領域」に重畳して表示され、「2.0m」線360は、カメラ画像のうち「現在の自車両SVの前端部よりも「2.0m」前方の領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。
右側面表示線370は、カメラ画像のうち「自車両SVが直進すると仮定した場合の自車両SVの車体の前方側の右側面が通過するであろう画像領域」に重畳して表示される。同様に、左側面表示線375は、カメラ画像のうち「自車両SVが直進すると仮定した場合の自車両SVの車体の前方側の左側面が通過するであろう画像領域」に重畳して表示される。
(作動の概要)
次に、本制御装置の作動の概要について説明する。
本制御装置は、カメラ画像表示領域310に表示されるカメラ画像において「自車両SVが乗り超えることができずに自車両SVの車体に接触する可能性が高い障害物である警報実施障害物に対応する画像領域」を強調表示(警報表示)することによって、当該障害物に対してドライバーの注意を喚起させる。
まず、本制御装置は、走行予測進路RCRに基づいて自車両SVの車体が通過すると予測される領域である走行進路領域ECA(図2を参照。)を推定する。走行進路領域ECAの推定処理の詳細について説明する。本制御装置は、前述したように、自車両SVの左右の前輪の車軸上の中心点(点Pを参照。)が向かっている走行進路を走行予測進路RCRとして推定する。更に、本制御装置は、自車両SVの車体の左端部の点PLが通過する左側走行予測進路LECと、自車両SVの車体の右端部の点PRが通過する右側走行予測進路RECと、を「有限の長さの走行予測進路RCR」に基づいて推定する。左側走行予測進路LECは、走行予測進路RCRを自車両SVの左右方向の左側に「車幅の半分を加えた値」だけ平行移動した進路である。右側走行予測進路RECは、走行予測進路RCRを自車両SVの左右方向の右側に「車幅Wの半分を加えた値」だけ平行移動した進路である。更に、第1装置は、左側走行予測進路LECと右側走行予測進路RECとの間の領域を走行進路領域ECAとして特定する。
次に、本制御装置は、走行進路領域ECAを、走行予測進路RCRに沿って、走行予測進路RCR方向にそれぞれが所定の長さを有する複数の領域Am(mは、1乃至nの自然数)に区分する。そして、本制御装置は、各領域Am(即ち、領域A1乃至Anのそれぞれ)に存在する特徴点の中から高さ(Y)が最大となる特徴点を暫定最高点PPmとして特定する。特徴点が存在しない領域では暫定最高点は特定されない。説明を簡単にするために、走行予測進路RCRに沿って自車両SVに近い順に暫定最高点PP1、暫定最高点PP2…暫定最高点PPnと表記する。即ち、暫定最高点PPmの「m」の値は、走行予測進路RCRに沿って自車両SVから遠ざかるほど、大きくなる。
更に、本制御装置は、特定した暫定最高点PPmのうち以下の条件Aが成立する暫定最高点PPmを最高点HPm(「障害部」と称呼する場合もある。)として特定する。最高点HPmの「m」の値は、暫定最高点PPmと同様に、走行予測進路RCRに沿って自車両SVから遠ざかるほど、大きくなる。
条件A:暫定最高点PPmの高さ(Ym)>暫定最高点PPm−1の高さ(Ym−1)
なお、自車両SVに最も近い暫定最高点PP1については、本制御装置は、暫定最高点PP1を最高点HP1と特定する。
次に、本制御装置は、走行予測進路RCR方向に沿って隣接する二つの最高点HPmの高さ(Y)の「傾きGR」を算出する。この傾き算出処理について図4Aを用いて説明する。図4Aでは、六つの最高点HP1乃至HP6が特定されている。最高点HP1が走行予測進路RCRに沿って自車両SVに最も近く、最高点HP6が走行予測進路RCRに沿って自車両SVから最も遠い。
本制御装置は、最高点HP1を基準点BPとして選択し、基準点BPとして選択された最高点HP1の高さ(Y1)が高さ閾値Yth以下であるか否かを判定する。高さ閾値Ythは、自車両SVの車体の前端部の下端FB(図4Aを参照)と自車両SVの左右の前輪の接地点CA(図4Aを参照。)を含む水平面との間の距離(高さ)(自車両SVの最低地上高)に予め設定されている。
最高点HP1の高さY1が高さ閾値Yth以下である場合、自車両SVは当該最高点HP1を含む障害物(その単体の障害物)を乗り超えることができると考えられる。このため、本制御装置は、最高点HP1を含む障害物を警報実施障害物として判定しない。換言すると、本制御装置は、最高点HP1を含む障害物を危険度DD「0」の障害物として判定する。なお、危険度DDについては後に詳述する。
一方、最高点HP1の高さY1が高さ閾値Ythよりも大きい場合、自車両SVは当該最高点HP1を含む障害物を乗り越えることができずに、当該最高点HP1を含む障害物と自車両SVの車体(車体の前端部の下端FB)とが接触する可能性が高い。このため、本制御装置は、最高点HP1を含む障害物を警報実施障害物として判定する。換言すると、本制御装置は、最高点HP1を含む障害物を危険度DD「2」の障害物として判定する。
次に、本制御装置は、基準点BP(最高点HP1)の次に走行予測進路RCRに沿って自車両SVに近い最高点HP2を対象点OPとして選択する。そして、本制御装置は、対象点OP(最高点HP2)の高さYO(Y2)が高さ閾値Ythよりも大きいか否かを判定する。
対象点OPの高さYOが高さ閾値Yth以下である場合、自車両SVは当該対象点OPを含む障害物を乗り超えることができると考えられる。このため、本制御装置は、当該対象点OPを含む障害物を警報実施障害物として判定しない。換言すると、本制御装置は、対象点OPを含む障害物を危険度DD「0」の障害物として判定する。
対象点OPの高さYOが高さ閾値Ythよりも大きい場合、本制御装置は、式1を計算することによって、対象点OPについての傾きGRを算出する。

GR=(YO−YB)/(XO−XB)・・・(式1)

式1の「YO」は対象点OPの高さを表し、式1の「YB」は基準点BPの高さを表す。更に、式1の「XO」は対象点OPから走行予測進路RCRに沿った自車両SV(車体の先端)までの距離を表し、式1の「XB」は基準点BPから走行予測進路RCRに沿った自車両SV(車体の先端)までの距離を表す。
そして、本制御装置は、傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きいか否かを判定する。傾き閾値GRthは、式2に基づいて算出される値に予め設定されている。

GRth=Yth/Xth・・・(式2)

式2の「Yth」は前述した高さ閾値Ythを表し、式2の「Xth」は自車両SVの左右の前輪の接地点CAから自車両SVの車体の前端部までの水平方向の距離(即ち、フロントオーバーハング)を表す。
傾きGRが傾き閾値GRth以下である場合、対象点OPの高さYOが高さ閾値Ythよりも大きくても、自車両SVが対象点OPの手前に存在する障害物(即ち、基準点BPを含む障害物)に乗り上げながら進行することを考慮すると、自車両SVは対象点OPを乗り超えることができると考えられる。このため、本制御装置は、当該対象点OPを警報実施障害物として判定しない。換言すると、本制御装置は、対象点OPを含む障害物を危険度DD「0」の障害物として判定する。
一方、図4Bに示したように、傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きい場合、自車両SVが当該対象点OPを乗り越えようとした場合、当該対象点OPを含む障害物と自車両SVの車体とが接触する可能性がある。そこで、本制御装置は、当該対象点OPが自車両SVの車体と接触する可能性が高い障害物であるのか、それとも、場合によっては自車両SVが乗り超える可能性がある障害物であるのかを判定するために、対象点OPの高さYOから基準点BPの高さYBを減算した値(高さ減算値ΔH)を計算する。
例えば、基準点BPを含む障害物が岩R1であり且つ対象点OPを含む障害物が岩R2であるとすると、高さ減算値ΔHはΔH2となる。一方、基準点BPを含む障害物が岩R1であり且つ対象点OPを含む障害物が岩R3であるとすると、高さ減算値ΔHはΔH3となる(この場合、岩R2は存在しない)。
そして、本制御装置は、高さ減算値ΔHが高さ閾値Ythよりも大きくなるか否かを判定する。
例えば、基準点BPを含む障害物が岩R1であり且つ対象点OPを含む障害物が岩R3である場合のように、高さ減算値ΔH(=ΔH3)が高さ閾値Ythよりも大きい場合、自車両SVが当該対象点OPを乗り越えようとしたとき、当該対象点OPを含む障害物と自車両SVの車体とが接触する。このため、本制御装置は、当該対象点OPを含む障害物を警報実施障害物であると判定する。即ち、本制御装置は、当該対象点OPを含む障害物を危険度DD「2」の障害物として判定する。
一方、基準点BPを含む障害物が岩R1であり且つ対象点OPを含む障害物が岩R2である場合のように、高さ減算値ΔH(=ΔH2)が高さ閾値Yth以下である場合、自車両SVが当該対象点OPを乗り越えようとしたとき、傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きいものの、自車両SVの前輪が基準点BPに乗り上げたときの当該自車両SVと地面との角度次第で当該対象点OPを乗り超えることができる可能性がある。換言すれば、自車両SVが基準点BPに乗り上げたときの当該自車両SVと地面との角度次第で当該対象点OPを乗り越えることができない可能性も残る。本制御装置は、このような対象点OPも当該対象点OPも警報実施障害物であると判定する。
なお、高さ減算値ΔHが高さ閾値Ythよりも大きい対象点OPの方(例えば、岩R3)が、高さ減算値が高さ閾値Yth以下である対象点OP(例えば、岩R2)よりも、自車両SVが当該対象点OPを乗り越えられない可能性が高いため、障害物としての危険度DDが大きい。このため、本制御装置は、高さ減算値が高さ閾値Ythよりも大きい対象点OPの危険度DDを「2」と判定し、高さ減算値が高さ閾値Yth以下である対象点OPの危険度DDを「1」と判定する。
ここで、図4Aに示した例に基づいて、本制御装置の作動について説明を加える。この例においては、以下の条件が成立していると仮定する。
・最高点HP1乃至HP3の高さY1乃至Y3は高さ閾値Yth以下である。
・最高点HP4乃至HP6の高さY4乃至Y6は高さ閾値Ythよりも大きい。
・最高点HP1と最高点HP2との間の傾きGR及び最高点HP2と最高点HP3との間の傾きGRは傾き閾値GRth以下である。更に、最高点HP3と最高点HP4との間の傾きGR及び最高点HP4と最高点HP5との間の傾きGRは傾き閾値GRth以下である。
・最高点HP5と最高点HP6との間の傾きGRは傾き閾値GRthよりも大きく、且つ、最高点HP6の高さY6から最高点HP5の高さY5を減算した値(高さ減算値ΔH)は高さ閾値Ythよりも大きい。
基準点BPとして選択された最高点HP1の高さY1は高さ閾値Yth以下であるので、本制御装置は当該最高点HP1を警報実施障害物として判定しない。次に、本制御装置は対象点OPとして最高点HP2を選択する。この場合、前述した仮定により、最高点HP2の高さY2は高さ閾値Yth以下であるので、本制御装置は、当該最高点HP2を警報実施障害物として判定しない。この後、本制御装置は、最高点HP2を基準点BPとして選択し、最高点HP3を対象点として選択する。この場合も同様に、前述した仮定により、最高点HP3の高さY3は高さ閾値Yth以下であるので、本制御装置は、当該最高点HP3を警報実施障害物として判定しない。
次に、本制御装置は、最高点HP3を基準点BPとして選択し、最高点HP4を対象点として選択する。前述した仮定により、最高点HP4の高さY4は高さ閾値Ythよりも大きいので、本制御装置は、最高点HP4についての傾きGR(即ち、最高点HP3と最高点HP4との間の傾き)を算出する。前述した仮定によりこの傾きGRは傾き閾値GRth以下であるので、本制御装置は、当該最高点HP4を警報実施障害物として判定しない。同様に、前述した仮定により最高点HP5についての傾きGR(即ち、最高点HP4と最高点HP5との間の傾き)は傾き閾値GRth以下であるので、本制御装置は、当該最高点HP5を警報実施障害物として判定しない。
次に、本制御装置は、最高点HP5を基準点BPとして選択し、最高点HP6を対象点として選択する。前述した仮定により、最高点HP6の高さY6は高さ閾値Ythよりも大きいので、本制御装置は、最高点HP6についての傾きGR(即ち、最高点HP5と最高点HP6との間の傾き)を算出する。前述した仮定により最高点HP6についての傾きGRは傾き閾値GRthより大きく、且つ、最高点HP6の高さY6から最高点HP5の高さY5を減算した値(高さ減算値ΔH=Y6−Y5)は高さ閾値Ythよりも大きい。このため、本制御装置は、当該最高点HP6を警報実施障害物であると判定する。より詳細には、本制御装置は、当該最高点HP6を危険度DD「2」の障害物であると判定する。
この後、本制御装置は、カメラ画像の全領域から危険度DD「2」の障害物として判定された最高点HP6を含む障害物の画像領域を特定する。そして、本制御装置は、カメラ画像表示領域310において最高点HP6を含む障害物の画像領域を赤色に着色して表示し、当該最高点HP6を含む障害物に対してドライバーの注意を喚起させる。
なお、本制御装置は、危険度DD「1」の障害物として判定された最高点を含む障害物が存在する場合、その障害物の画像領域を、黄色に着色して表示する。
以上の例から理解されるように、本制御装置は、走行予測進路方向において隣接する二つの最高点の高さの走行予測進路に沿った当該二つの最高点の距離に対する比(傾きGR)が、自車両SVの最低地上高である高さ閾値Ythの自車両SVのフロントオーバーハングに対する比を示す傾き閾値GRthよりも大きい場合、隣接する二つの最高点のうち、自車両SVから遠い方の最高点を含む障害物を警報実施障害物として判定する。
これによって、自車両SVが乗り越えることができない可能性がある障害物を警報実施障害物として検出することができ、自車両SVが乗り超えることができる障害物を警報実施障害物として検出しない可能性を向上させることができる。従って、ドライバーが警報表示に対して煩わしさを感じる可能性を低減することができる。
更に、本制御装置は、傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きい場合、前述した二つの最高点の高さの減算値(高さ減算値ΔH)が高さ閾値Ythよりも大きい障害物と、当該減算値(ΔH)が高さ閾値Yth以下である障害物とで警報表示の態様を変更する。これによって、自車両SVが乗り越えることができずに自車両SVの車体に接触する可能性が高い障害物であるのか、自車両SVが乗り越えることができる可能性がある障害物であるのか、をドライバーに認識しやすくすることができる。
(具体的作動)
周辺画像表示ECU10のCPU11は、図5にフローチャートで示したルーチンを所定時間が経過する毎に実行する。図5に示すルーチンは、周辺画面300を表示部30に表示させるためのルーチンである。
従って、所定のタイミングになると、CPU11は図5のステップ500から処理を開始し、以下に述べるステップ505乃至530の処理を順に行い、ステップ535に進む。
ステップ505:CPU11は、カメラセンサ21の画像処理装置から障害物情報及びカメラ画像情報を取得する。
ステップ510:CPU11は、車両状態センサ22から車両状態情報を取得する。
ステップ515:CPU11は、ステップ510にて取得した車両状態情報に基づいて、前述したように自車両SVの走行予測進路RCRを推定する。
ステップ520:CPU11は、ステップ515にて推定した走行予測進路RCRに基づいて、前述したように自車両SVの走行進路領域ECAを推定する。
ステップ525:CPU11は、周辺画面300において現在接地領域320を重畳表示するカメラ画像の画像領域を特定する。より詳細には、CPU11は、本ルーチンが前回実行された時点から現時点までの間の自車両SVの速度及び操舵輪の舵角に基づいて、現時点における左右の前輪の接地面の位置を特定する。そして、CPU11は、過去に取得したカメラ画像の中から特定した位置が映っているカメラ画像を取得する。更に、CPU11は、当該カメラ画像の画像領域の中から特定した位置に対応する画像領域を、現在接地領域320を重畳表示するカメラ画像の画像領域として特定する。
ステップ530:CPU11は、予想接地領域330を重畳表示するカメラ画像の画像領域を特定する。より詳細には、CPU11は、ステップ525にて特定した画像領域の車幅方向の中心にステップ515にて予測された走行予測進路RCRを設定し、当該設定した走行予測進路RCRを左側に左所定値だけ平行移動させ、当該設定した走行予測進路RCRを右側に右所定値だけ平行移動させる。CPU11は、左側に平行移動させた走行予測進路RCRと右側に平行移動させた走行予測進路RCRとに囲まれた領域に対応するカメラ画像の画像領域を、予想接地領域330を重畳表示するカメラ画像の画像領域として特定する。なお、左所定値と右所定値との合計は、前輪の幅となるように予め設定されている。
ステップ535:CPU11は、ステップ505にて取得した障害物情報に基づいて、ステップ520にて推定した走行進路領域ECA内に存在する特徴点が存在するか否かを判定する。
走行進路領域ECA内に存在する特徴点が存在する場合、CPU11はステップ535にて「Yes」と判定し、ステップ540に進み、走行進路領域ECA内に存在する特徴点の危険度を判定する危険度判定処理を実行する。実際には、CPU11は、ステップ540に進むと、図6にフローチャートで示したサブルーチンを実行する。
即ち、CPU11は、ステップ540に進むと、図6のステップ600から処理を開始してステップ605に進み、前述したように、走行進路領域ECAを走行予測進路RCRに沿って複数の領域A1乃至Anに区分し、ステップ610に進む。
ステップ610にて、CPU11は、前述したように、領域A1乃至Anのそれぞれにおける暫定最高点PPを特定し、特定した暫定最高点PPの中から前述した条件Aが成立する点を最高点HPとして特定する。そして、CPU11は、ステップ615に進み、走行予測進路RCRに沿って自車両SVに最も近い最高点HPを基準点BPに選択し、ステップ616に進む。
ステップ616にて、CPU11は、ステップ615にて基準点BPとして選択した最高点HPの高さYBが高さ閾値Ythよりも大きいか否かを判定する。高さYBが高さ閾値Yth以下である場合、CPU11はステップ616にて「No」と判定し、ステップ617に進む。この場合、自車両SVが当該基準点BPを乗り越えることができるので、ステップ617にて、CPU11は、当該基準点BPの危険度DDを「0」と判定し(即ち、当該基準点BPは障害物でないと判定し)、その旨をRAM13に記憶する。その後、CPUはステップ620に進む。
一方、高さYBが高さ閾値Ythよりも大きい場合、CPU11はステップ616にて「Yes」と判定し、ステップ618に進む。この場合、自車両SVが当該基準点BPを乗り超えることができないので、ステップ618にて、CPU11は、当該基準点BPの危険度DDを「2」と判定し(即ち、当該基準点BPは危険度DD「2」の障害物であると判定し)、その旨をRAM13に記憶する。その後、CPUはステップ620に進む。
ステップ620にて、CPU11は、走行予測進路RCRに沿ってステップ615にて選択した基準点BPの次に自車両SVに近い最高点HPが存在するか否かを判定する。走行予測進路RCRに沿って基準点BPの次に自車両SVに近い最高点HPが存在する場合、CPU11はステップ620にて「Yes」と判定し、ステップ625に進む。
ステップ625にて、CPU11は、走行予測進路RCRに沿って基準点BPの次に自車両SVに近い最高点HPを対象点OPに選択し、ステップ630に進む。ステップ630にて、CPU11は、対象点OPの高さYOが前述した高さ閾値Ythよりも大きいか否かを判定する。
対象点OPの高さYOが高さ閾値Yth以下である場合、CPU11は、ステップ630にて「No」と判定し、ステップ635に進み、当該対象点OPの危険度DDを「0」と判定し(即ち、当該対象点OPは障害物でないと判定し)、その旨をRAM13に記憶する。その後、CPUはステップ640に進む。
ステップ640にて、CPU11は、ステップ625にて選択された対象点OPを基準点BPに選択し、ステップ620に戻る。
CPU11がステップ630の処理を実行する時点において、対象点OPの高さYOが高さ閾値Ythよりも大きい場合、CPU11は、そのステップ630にて「Yes」と判定し、ステップ645に進む。
ステップ645にて、CPU11は、前述したように、式1に基づいて対象点OPについての傾きGRを算出し、算出した対象点OPの傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きいか否かを判定する。
対象点OPの傾きGRが傾き閾値GRth以下である場合、CPU11はステップ645にて「No」と判定し、ステップ635に進み、当該対象点OPの危険度DDを「0」と判定し、その旨をRAM13に記憶する。その後、CPUはステップ640に進む。
一方、対象点OPの傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きい場合、CPU11はステップ645にて「Yes」と判定し、ステップ650に進む。ステップ650にて、CPU11は、対象点OPの高さYOから基準点BPの高さYBを減算した減算値(高さ減算値ΔH=YO−YB)が高さ閾値Ythよりも大きいか否かを判定する。
高さ減算値ΔHが高さ閾値Yth以下である場合、CPU11はステップ650にて「No」と判定し、ステップ655に進み、対象点OPの危険度DDを「1」と判定し(即ち、当該対象点OPは危険度DD「1」の障害物であると判定し)、その旨をRAM13に記憶する。その後、CPUはステップ640に進む。
一方、高さ減算値ΔHが高さ閾値Ythよりも大きい場合、CPU11はステップ650にて「Yes」と判定し、ステップ660に進み、対象点OPの危険度DDを「2」と判定し(即ち、当該対象点OPは危険度DD「2」の障害物であると判定し)、その旨をRAM13に記憶する。その後、CPUはステップ640に進む。
更に、CPU11が、ステップ620の処理を実行する時点にて、走行予測進路RCRに沿って基準点BPの次に自車両SVに近い最高点HPが存在しない場合、CPU11は、ステップ620にて「No」と判定し、ステップ695に進み、本ルーチンを一旦終了し、図5のステップ545に進む。
ステップ545にて、CPU11は、カメラ画像の画像領域のうちステップ540にて危険度DD「2」又は危険度DD「1」の障害物であると判定され且つRAM13に記憶された障害物を読み出す。その後、CPUは、危険度DDに応じて着色される障害物の画像領域を特定し、ステップ550に進む。危険度DD「2」と判定された最高点HPを含む障害物の画像領域は赤色で表示され、危険度DD「1」と判定された最高点HPを含む障害物の画像領域は黄色で表示される。
ステップ550にて、CPU11は、周辺画面300を表示部30に表示し、ステップ595に進み、本ルーチンを一旦終了する。より詳細には、CPU11は、ステップ505にて取得したカメラ画像情報に含まれるカメラ画像とステップ525にて特定されたカメラ画像とを合成した画像をカメラ画像表示領域310に表示する。更に、CPU11は、カメラ画像表示領域310に表示される画像において、ステップ525にて特定した画像領域に現在接地領域320を重畳して表示し、ステップ530にて特定した画像領域に予想接地領域330を重畳して表示し、ステップ545にて特定した画像領域を危険度DDに対応する色で着色して表示する。
例えば、図3Aに示した例においては、障害物Aが危険度「1」と判定された結果、障害物Aが黄色に着直されて表示されている。この直後にドライバーが左方向に図示しないステアリングホイールを操舵し、自車両SVが左側に旋回する場合、走行予測進路RCRが左側に曲がるように変化するので、図3Bに示すように、走行進路領域ECAも左側に曲がるように変化する。この場合、障害物Aが走行進路領域ECAに存在しなくなり、障害物Bが走行進路領域ECAに存在するようになる。そして、図3Bに示した例において障害物Bが危険度「2」と判定されると仮定すると、障害物Bが赤色に着色された表示され、障害物Aは着色されずに表示される。
以上の例から理解されるように、本制御装置は、隣接する二つの最高点の傾きGRが傾き閾値GRthよりも大きい場合、隣接する二つの最高点のうち自車両SVから遠い方の最高点を含む障害物を警報実施障害物として判定する。これによって、自車両SVが乗り越えることができない障害物を警報実施障害物として検出することができ、自車両SVが乗り超えることができる障害物を警報実施障害物として検出しない可能性を向上させることができる。従って、ドライバーが警報表示に対して煩わしさを感じる可能性を低減することができる。
<本制御装置の変形例>
本制御装置の変形例は、図示しない方向指示器がオン状態(ターンシグナルランプが点滅状態)である場合、前述した周辺画面300の代わりに図7に示す旋回時表示画面700を表示する点で、前述した本制御装置と相違する。以下、この相違点を中心に説明する。
ドライバーは、自車両SVを左旋回させる場合、方向指示レバーを操作して左側方向指示器(左側のターンシグナルランプ)をオン状態(点滅状態)に設定する。一方、ドライバーは、自車両SVを右旋回させる場合、方向指示レバーを操作して右側方向指示器(右側のターンシグナルランプ)をオン状態(点滅状態)に設定する。本変形例では、自車両SVの左サイドミラーには「自車両SVの左側方の領域を撮影する図示しない左カメラ」が設けられ、自車両SVの右サイドミラーには「自車両SVの右側方の領域を撮影する図示しない右カメラ」が設けられている。更に、自車両SVの前端の左端部には「自車両SVの左側方の障害物を検出する図示しない左ミリ波レーダ」が設けられ、自車両SVの前端の右端部には「自車両SVの右側方の障害物を検出する図示しない右ミリ波レーダ」が設けられている。
本変形例は、図示しない方向指示器がオン状態である場合、図2に示す左側走行予測進路LECを車幅方向の左側に更に所定距離αLだけ移動させた左側走行予測進路LEC’と、図2に示す右側走行予測進路RECを車幅方向の右側に更に所定距離αLだけ移動させた右側走行予測進路REC’と、を算出する。なお、左側走行予測進路LEC’及び右側走行予測進路REC’は、自車両SVの後端まで伸びる線である。更に、本制御装置は、左側走行予測進路LEC’と右側走行予測進路REC’との間の領域を拡大走行進路領域ECA’として特定する。
そして、本変形例は、左ミリ波レーダ及び右ミリ波レーダの検出結果に基づいて、拡大走行進路領域ECA’に特徴点が存在するか否かを判定する。拡大走行進路領域ECA’に特徴点が存在する場合、本変形例は、当該特徴点の高さYが高さ閾値Ythよりも大きいか否かを判定する。
特徴点の高さが高さ閾値Ythよりも大きい場合、本変形例は、当該特徴点を危険度DD「2」の障害物と判定し、その旨をRAM13に記憶する。一方、特徴点の高さが高さ閾値Yth以下である場合、本変形例は、当該特徴点を危険度DD「0」と判定し、当該特徴点を障害物と判定しない。
次に、本変形例の旋回時表示画面700について図7を用いて説明する。
旋回時表示画面700は、左旋回時にはカメラセンサ21、左カメラ及び右カメラが撮影した画像のうち自車両SVの左側の領域の画像が表示され、右旋回時にはカメラセンサ21、左カメラ及び右カメラが撮影した画像のうち自車両SVの右側の領域の画像が表示される。
旋回時表示画面700は、カメラ画像表示領域710、自車両表示720、前輪現在接地領域730、前輪予想接地領域740、後輪現在接地領域750、後輪予想接地領域760、右側面表示線770及び左側面表示線780を含む。
カメラ画像表示領域710には、カメラセンサ21、左カメラ及び右カメラが撮影した画像(カメラ画像)が表示される。自車両表示720には、予め設定されている自車両SVの旋回時の画像が表示される。前輪現在接地領域730は、カメラ画像のうち「自車両SVの左右の前輪が現在接地している領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。前輪予想接地領域740は、カメラ画像のうち「自車両SVの左右の前輪が接地すると予想される領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。
後輪現在接地領域750は、カメラ画像のうち「自車両SVの左右の後輪が現在接地している領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。後輪予想接地領域760は、カメラ画像のうち「自車両SVの左右の後輪が接地すると予想される領域に対応する画像領域」に重畳して表示される。右側面表示線770は、カメラ画像のうち「自車両SVが直進すると仮定した場合の自車両SVの車体の前方側の右側面が通過するであろう画像領域」に重畳して表示される。左側面表示線780は、カメラ画像のうち「自車両SVが直進すると仮定した場合の自車両SVの車体の前方側の左側面が通過するであろう画像領域」に重畳して表示される。
更に、本制御装置は、拡大走行進路領域ECA’に「危険度DD「2」の障害物(図7に示す障害物Cを参照。)」が存在する場合、カメラ画像表示領域710に表示される画像において、当該障害物の画像領域を赤色で表示する。
これによって、ドライバーは自車両SVの旋回時に旋回時表示画面700を視認することによって、自車両SVの側面に接触する可能性の高い障害物の存在の有無を確認することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されることはなく、本発明の種々の変形例を採用することができる。表示部30は、HUD(Head−Up Display)、MID(Multi Information Display)、及び、ナビゲーション装置のタッチパネル等であってもよい。MIDは、スピードメータ、タコメータ、フューエルゲージ、ウォーターテンペラチャーゲージ、オド/トリップメータ、及び、ウォーニングランプ等のメータ類を集合させてダッシュボードに配置した表示パネルである。
更に、自車両SVと障害物との間の距離、当該障害物の自車両SVに対する方位及び当該障害物の高さの少なくとも一つを図示しないミリ波レーダ及び/又は赤外線レーダ等によって検出してもよい。
更に、本制御装置は、一つの障害物において複数の最高点HPを検出する可能性もある。この場合、本制御装置は、当該一つの障害物を、前記複数の最高点HPの中で最も高い危険度DDに対応する色で着色して表示する。
更に、本制御装置は、危険度DD「2」の障害物を赤色で表示し、危険度DD「1」の障害物を黄色で表示したが、これに限定されず、表示態様が変更されていればよく、例えば、危険度DD「2」の障害物を実線で囲って表示し、危険度DD「1」の障害物を点線で囲って表示してもよい。
更に、旋回時表示画面700は、旋回時表示画面700用の図示しないボタンが操作された場合に表示されるようにしてもよい。旋回時表示画面700の自車両表示720は半透明で表示されるようにし、旋回時表示画面700で表示される自車両SVの一方の側面の他方の側面付近の領域を半透明な自車両表示720を介してドライバーが視認できるようにしてもよい。
10…周辺画像表示ECU、11…CPU、12…ROM、13…RAM、21…カメラセンサ、22…車両状態センサ、30…表示部。

Claims (3)

  1. 自車両の周辺の領域を撮影するカメラが撮影した画像を表示部へ表示させる表示制御部を備える周辺画像表示制御装置であって、
    前記自車両が走行すると予測される走行予測進路に沿って前記自車両の車体が通過すると予測される走行進路領域を推定する推定部と、
    前記走行進路領域に存在する障害物に含まれる点であって前記走行予測進路に沿う前記自車両の進行に伴って高さが増加する点である障害部の前記自車両に対する位置及び前記障害部の前記自車両に対する高さを含む障害物情報を検出する障害物検出部と、
    前記走行予測進路方向において隣接する二つの前記障害部のうち前記自車両に近い方の障害部の高さが、前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さよりも大きい場合、前記自車両から遠い方の障害部の高さから前記自車両に近い方の障害部の高さを減算した減算値の前記二つの障害部の間の前記走行予測進路に沿った距離に対する第1の比が、前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さの前記車体の前端と前記接地点との車体水平方向における距離に対する第2の比に基づいて予め設定される閾値よりも大きいか否かを前記障害物情報を用いて判定し、前記第1の比が前記閾値よりも大きいと判定した場合、前記自車両から遠い方の障害部を有する前記障害物を警報実施障害物として判定する判定部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記警報実施障害物に対してドライバーの注意を喚起させるための警報表示を前記表示部に表示させるように構成された、
    周辺画像表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の周辺画像表示制御装置において、
    前記判定部は、
    前記減算値が前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さよりも大きい警報実施障害物と、前記減算値が前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さ以下である警報実施障害物とで、前記警報表示の態様を変更するように構成された、
    周辺画像表示制御装置。
  3. 請求項1に記載の周辺画像表示制御装置において、
    前記障害物検出部は、
    前記走行進路領域の左端を前記自車両の車幅方向の左側に拡大させ且つ前記走行進路領域の右端を前記自車両の前記車幅方向の右側に拡大させた拡大進路領域に存在する障害物に含まれる点である拡大領域障害部の前記自車両に対する位置及び前記拡大領域障害部の前記自車両に対する高さを含む拡大領域情報を検出し、
    前記判定部は、
    前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さよりも高い高さを有する拡大領域障害部が存在するか否かを前記拡大領域情報を用いて判定し、前記自車両の前輪の接地点からの前記自車両の車体の前端における下端部の高さよりも高い高さを有する拡大領域障害部が存在する場合、当該拡大領域障害部を有する前記障害物を前記警報実施障害物として判定するように構成された、
    周辺画像表示制御装置。
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