JP6696017B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】更なるユーザビリティの向上を促進させることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置(ECサーバ100)は、特定部138と、提供部139とを備える。特定部138は、電子商店街で販売される所定の取引対象のうち、販売価格が予め設定された範囲内に収まる取引対象を特定する。提供部139は、特定部138により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
ネットワークを用いた電子商取引(EC:Electric Commerce)が活発に行われている。ECサイト等のサイトでは、複数のストアが参加する販売活動が行われる。従来、セール商品となる商品のセール条件をストアに通知して、セール条件を満たす商品の情報をストアから取得し、サービスを提供する技術が知られている。
特許第6294543号公報
しかしながら、上記の従来技術では、更なるユーザビリティの向上を促進させることができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、電子商店街で販売される所定の取引対象のうち、販売価格が予め設定された範囲内に収まる取引対象を特定する特定部と、前記特定部により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する提供部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理により提供されるコンテンツの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る販売者端末の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係るECサーバの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る売行情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る販売価格記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る売行管理サーバの構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る市場情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る情報処理がECサーバ100により実行される例を示す。なお、実施形態に係るECサーバ100は、本願に係る情報処理装置の一例である。また、実施形態に係る商品は、本願発明における取引対象の一例である。
〔情報処理システムの構成〕
図1の説明に先立って、図3を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図3に示すように、販売者端末10と、利用者端末20と、ECサーバ100と、売行管理サーバ200とが含まれる。販売者端末10と、利用者端末20と、ECサーバ100と、売行管理サーバ200とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図3に示した情報処理システム1には、複数台の販売者端末10や、複数台の利用者端末20や、複数台のECサーバ100や、複数台の売行管理サーバ200が含まれてもよい。
販売者端末10は、電子商店街において所定の商品を販売する販売者(以下、適宜「販売元」と呼ぶ)によって利用される情報処理装置である。販売者端末10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、販売者端末10がPCである場合を示す。なお、以下では、販売者端末10を販売者と表記する場合がある。すなわち、以下では、販売者を販売者端末10と読み替えることもできる。図1では、販売者端末10が販売者ID「U1」により識別される販売者(以下、「販売者U1」とする場合がある)が利用するPCである場合を示す。
また、販売者端末10は、GPSセンサ等に限らず種々のセンサにより、各種センサ情報を検知してもよい。また、販売者端末10は、加速度センサの機能を有し、販売者の移動における加速度情報(センサ情報)を検知し、取得する。また、販売者端末10は、温度センサや気圧センサ等の種々の機能を有し、温度や気圧等の販売者の置かれている環境情報を検知し、取得可能であってもよい。また、販売者端末10は、心拍センサ等の種々の機能を有し、販売者の生体情報を検知し、取得可能であってもよい。例えば、販売者端末10を利用する販売者は、販売者端末10と通信可能なウェアラブルデバイスを身に付けることにより、販売者端末10により販売者自身のコンテキスト情報を取得可能としてもよい。例えば、販売者端末10を利用する販売者は、販売者端末10と通信可能なリストバンド型のウェアラブルデバイスを身に付けることにより、販売者端末10により販売者自身の心拍(脈拍)に関する情報を販売者端末10が取得可能としてもよい。
利用者端末20は、所定の商品に関する情報の配信を要求する利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末20は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。図1に示す例においては、利用者端末20がPCである場合を示す。なお、以下では、利用者端末20を利用者と表記する場合がある、すなわち、以下では、利用者を利用者端末20と読み替えることもできる。図1では、利用者端末20が利用者ID「U11」により識別される利用者(以下、「利用者U11」とする場合がある)が利用するPCである場合を示す。
また、利用者端末20は、GPSセンサ等に限らず種々のセンサにより、各種センサ情報を検知してもよい。また、利用者端末20は、加速度センサの機能を有し、利用者の移動における加速度情報(センサ情報)を検知し、取得する。また、利用者端末20は、温度センサや気圧センサ等の種々の機能を有し、温度や気圧等の利用者の置かれている環境情報を検知し、取得可能であってもよい。また、利用者端末20は、心拍センサ等の種々の機能を有し、利用者の生体情報を検知し、取得可能であってもよい。例えば、利用者端末20を利用する利用者は、利用者端末20と通信可能なウェアラブルデバイスを身に付けることにより、利用者端末20により利用者自身のコンテキスト情報を取得可能としてもよい。例えば、利用者端末20を利用する利用者は、利用者端末20と通信可能なリストバンド型のウェアラブルデバイスを身に付けることにより、利用者端末20により利用者自身の心拍(脈拍)に関する情報を利用者端末20が取得可能としてもよい。
ECサーバ100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、売行管理サーバ200からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
売行管理サーバ200は、例えば、PC、WS等の情報処理装置であり、ネットワークNを介してECサーバ100に情報を送信する。
なお、図3では、ECサーバ100と売行管理サーバ200とは、別装置である場合を示したが、ECサーバ100と売行管理サーバ200とが一体であってもよい。また、ECサーバ100と売行管理サーバ200は、それぞれ同一とみなされる管理者によって管理されていてもよい。
以下、図1を用いて、情報処理の一例を説明する。例えば、販売者U1は、販売者端末10を介して、商品X1を販売するための価格をECサーバ100に要求したとする(ステップS101)。ECサーバ100は、商品X1の売行情報を売行管理サーバ200に要求する(ステップS102)。なお、売行情報は、例えば、商品X1が10万円で20個売れたといった売行に関する情報である。また、売行情報は、例えば、所定の期間(例えば、1日、1週間、1ヶ月など、又は、休日、元旦、クリスマス期間など)において、商品X1が10万円で20個売れたといった売行に関する情報であってもよい。売行管理サーバ200は、ストア毎の売行情報を収集する。図1の例では、売行管理サーバ200は、ストアAの売行情報と、ストアBの売行情報と、ストアCの売行情報といったストア毎の売行情報を収集する。売行管理サーバ200は、収集した売行情報をECサーバ100に送信する(ステップS103)。
ECサーバ100は、商品X1の売行情報を取得する(ステップS104)。ECサーバ100は、取得した売行情報に基づいて所定の条件を満たす価格を推定する。ここで、ECサーバ100により推定された価格を適宜「指標価格」と呼ぶ。例えば、ECサーバ100は、所定の閾値以上の売行が確保できる価格を推定する。具体的な例を挙げると、ストアAでは所定の商品(例えば、商品X2など)が1000円で30個売れ、ストアBでは所定の商品が1100円で28個売れ、ストアCでは所定の商品が1200円で4個売れ、ストアDでは所定の商品が1300円で0個売れた場合、1100円から1200円までの価格の幅で売行が極端に減少するため、ECサーバ100は、1200円までの範囲に収まる価格を推定する。また、上記の例では、ストアAの1000円が最安値であることから、ECサーバ100は、1000円から1200円までの範囲に収まる価格を推定してもよい。また、ECサーバ100は、市場における商品の総合的な売行やストア毎の売行から、価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、ストア毎の売行と、対応するストア毎の売行に関する重みとの内積の和により算出される総合的な売行から、価格を推定してもよい。このように、ECサーバ100は、特定の方程式を用いて、取得した売行情報から所定の条件を満たす価格を推定してもよい。
また、ECサーバ100は、取得した売行情報に応じて、価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、売行情報が所定の閾値以上である場合、市場における最安値を価格として推定してもよい。すなわち、ECサーバ100は、市場における最安値を用いて、価格を推定してもよい。また、例えば、ECサーバ100は、売行情報が所定の閾値未満である場合、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。
また、ECサーバ100は、所定の商品に関するコンテンツの閲覧履歴を取得することにより、取得した売行情報と閲覧履歴とに基づいて所定の条件を満たす価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、取得した売行情報と閲覧履歴からコンバージョン率を算出し、算出されたコンバージョン率が所定の閾値以上となる価格を推定してもよい。ここで、コンバージョン率は、所定の商品に関するコンテンツが閲覧されて、実際に購入に結び付いた割合である。また、ECサーバ100は、市場における最安値から所定値までの範囲に収まる価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、市場における最安値から最安値の5%以内となる所定値までの範囲に収まる価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、市場における最安値からコンバージョン率が所定の閾値以上となる所定値までの範囲に収まる価格を推定してもよい。そして、ECサーバ100は、推定された価格を販売者端末10に提案する(ステップS106)。
そして、販売者端末10は、販売者U1の操作に応じて実際に設定された販売価格をECサーバ100に送信する(ステップS107)。図1の例では、販売者端末10は、商品X1に関して実際に設定された販売価格を送信する。また、ECサーバ100は、販売者端末10により送信された販売価格に関する情報を所定の記憶部に記憶する。また、ECサーバ100は、販売者端末10に提案された価格と、実際の販売価格とを対応付けて所定の記憶部に記憶してもよい。
以下、図1の例を用いて、売行管理サーバ200により管理される市場M1について説明する。例えば、市情情報MA1は、ストアAにより販売される商品に関する市場情報である。例えば、市情情報MA1には、ストアAで販売される商品毎の売行情報や価格情報や閲覧履歴に関する情報が含まれる。なお、図1に示されていないが、市情情報MA1は、コンバージョン率に関する情報を含んでもよい。例えば、市場情報MA1は、売行情報と閲覧履歴に関する情報とから算出されたコンバージョン率に関する情報を含んでいてもよい。なお、市情情報MA1は、商品A1が商品X1であることを示す。また、図1の例では、売行情報に「売行AA1」や「売行AA2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、例えば1000円で1日30個売れたといった情報が格納される。
また、例えば、市場情報MB1は、ストアBにより販売される商品に関する市場情報である。例えば、市場情報MB1には、ストアBで販売される商品毎の売行情報や価格情報や閲覧履歴が含まれる。なお、市情情報MB1は、商品B1が商品X1であることを示す。また、例えば、市情情報MC1は、ストアCにより販売される商品に関する市場情報である。例えば、市場情報MC1には、ストアCで販売される商品毎の売行情報や価格情報や閲覧履歴が含まれる。なお、市情情報MC1は、商品C1が商品X1であることを示す。また、図1では、売行管理サーバ200により管理される市場情報には、ストアAの市場情報と、ストアBの市場情報と、ストアCの市情情報との3つのストアの市場情報が含まれることを示しているが、より複数のストアの市場情報が含まれていてもよいし、1つ又は2つのストアの市場情報のみが含まれていてもよい。
図1のステップS103において、売行管理サーバ200は、売行管理サーバ200により管理される市場(例えば、市場M1)に含まれるストアの数に応じた売行情報をECサーバ100に送信する。例えば、売行管理サーバ200は、市場に含まれるストアがストアA乃至ストアEである場合には、5つの各々の商品X1に対応する商品の売行情報を、各ストアに対応付けて送信する。また、図1では、売行管理サーバ200は、各ストアの市場情報に含まれる売行情報を送信する例を示したが、各ストアの市場情報に含まれる価格情報や閲覧履歴に関する情報などを売行情報と共に送信してもよい。例えば、売行管理サーバ200は、ストアAで販売される商品X1の価格情報や、ストアAが商品X1を販売するためのコンテンツ(例えば、商品ページ)に関する閲覧履歴に関する情報を送信してもよい。この場合、図1のステップS104において、ECサーバ100は、ストア毎の売行情報と共に、ストア毎の価格情報やストア毎の閲覧履歴に関する情報を取得する。例えば、ECサーバ100は、商品X1に関して、ストアAでは、売行情報は「売行AA1」であり、価格情報は「10万円」であり、閲覧履歴は「30」であるといった情報を、ストア毎に対応付けて取得してもよい。また、ECサーバ100は、商品X1に関してストア毎に取得された売行情報を用いてグラフを生成してもよい。例えば、ECサーバ100は、ストアAでは商品X1が10万円で20個売れ、ストアBでは商品X1が13万円で15個売れ、ストアCでは商品X1が8万円で35個売れたといった売行情報を用いて、例えば価格と売れた個数とを軸としたグラフを生成してもよい。
なお、図1では、商品X1が4Kテレビである場合を一例として示すが、取引対象とみなされるものであればどのようなものであってもよい。例えば、商品X1は、テレビや電化製品といったジャンルやカテゴリであってもよい。例えば、情報処理システム1は、商品X1がテレビである場合には、テレビのジャンルに特定される全ての商品のストア毎の売行情報を取得して、価格を推定してもよい。また、商品X1は、ブランド「○○」の4Kテレビといったブランド名により特定される商品であってもよい。また、商品X1は、JAN(Japanese Article Number Code)などの商品識別コードにより特定される特定の商品であってもよい。
なお、実施形態に係る販売情報は、販売状況又は購買状況に関する販売情報であってもよい。例えば、ECサーバ100は、販売予定(例えば、販売計画や受注予定など)に応じて価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、商品X1に関する新商品が市場において発売される予定がある場合には、商品X1の販売予定(例えば、商品X1の販売計画や受注予定など)に応じて価格を推定してもよい。また、ECサーバ100は、商品X1に関する新商品が市場において発売される予定がある場合には、商品X1に関する新商品の販売予定(例えば、新商品の販売計画や受注予定など)に応じて価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、商品X1と所定の関係を有する新商品が市場において発売される予定がある場合には、商品X1の販売予定に応じて価格を推定してもよい。例えば、ECサーバ100は、商品X1と所定の関係を有する新商品が市場において発売される予定がある場合には、商品X1と所定の関係を有する新商品の販売予定に応じて価格を推定してもよい。このように、ECサーバ100は、販売予定に応じて価格を推定することで、売行が所定の条件を満たすように価格を推定することができる。このように、ECサーバ100は、売行が所定の閾値以下とならないように価格を推定することができる。
以下、実施形態に係る情報処理の一例の説明に戻る。ECサーバ100は、電子商店街で販売される商品のうち、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定する(ステップS108)。例えば、ECサーバ100は、所定の条件として、販売価格が予め設定された範囲内に収まる商品を特定する。図1の例では、ECサーバ100は、販売価格と、ステップS105において推定された指標価格との差が所定の範囲内に収まる商品を特定してもよい。また、例えば、ECサーバ100は、販売価格が指標価格以下に設定された商品を特定してもよい。また、ECサーバ100は、販売者端末10から送信された販売価格に関する情報を記憶した所定の記憶部から商品を特定してもよい。
図1の例を用いると、ステップS106で提案された商品X1の指標価格が10万円である場合において、販売者U1が商品X1の販売価格を10万円以下に設定した場合には、商品X1は販売価格が所定の条件を満たす商品としてECサーバ100により特定される。また、商品X1の指標価格が10万円である場合において、販売者U1が商品X1の販売価格を10万円より上(例えば、11万円)に設定した場合には、商品X1はECサーバ100により特定されない。
そして、ECサーバ100は、販売価格が所定の条件を満たすと特定された商品の情報を所定の枠内に含むコンテンツを提供する(ステップS109)。すなわち、ECサーバ100は、特定した商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。具体的な例を挙げると、利用者U11が所定の商品に関する情報の配信を要求したとする。この場合、ECサーバ100は、利用者U11の検索結果に応じて、ステップS108において予め特定された商品の中から、対応する商品の情報を提供する。具体的には、利用者U11は、検索クエリとして「4Kテレビ」を入力したとする。言い替えると、ECサーバ100は、利用者U11から「4Kテレビ」のコンテンツの配信の要求を受信したとする。この場合、ECサーバ100は、利用者U11の検索クエリ「4Kテレビ」と対応する検索結果に応じて、商品X1の情報を所定の枠内に含むコンテンツを提供してもよい。
以下、図2の例を用いて、図1のステップS109においてECサーバ100から提供されるコンテンツの一例について説明する。例えば、図2に示すコンテンツページC100は、ECサーバ100から提供されるコンテンツの一例である。例えば、コンテンツページC100は、検索結果に応じて種々の商品の情報を表示するショッピングページである。図2の例では、コンテンツページC100は、図1のステップS107において特定された商品の情報を表示する所定の枠W1と、予め販売促進費や販促割合が設定された商品の情報を表示する所定の枠W2と、コンテンツの配信を要求する利用者の検索に応じた商品の情報を表示する所定の枠W3とを有する。ここで、販売促進費は、例えば、所定の商品が購入された際に、所定の商品を販売した販売者から電子商店街のサービス提供者に報酬として支払われる費用である。図1の例では、例えば、商品X1が購入された際に、商品X1を販売した販売者U1からECサーバ100に対して支払われる費用である。なお、販促割合は、例えば、商品の販売価格に対する報酬額の割合である。すなわち、ECサーバ100は、販売促進費や販促割合が設定された商品が購入された場合は、設定された販売促進費、または、販売価格と販促割合とを積算した額を報酬として商品の販売者に課金する。
また、ECサーバ100は、所定の枠W1乃至所定の枠W3における商品の情報表示方法に指定がない場合は、後述する情報処理によって決定される順序で商品の情報を並べたリストを所定の枠毎に生成してもよい。例えば、ECサーバ100は、利用者が「売れている順」を選択した場合は、商品の累積販売数が多い順に商品の情報を並べ、「安い順」を選択した場合は、商品の販売価格が安い順に商品の情報を並べ、「レビュー数の多い順」を選択した場合は、各商品に対して各利用者が登録したレビュー(評価等)の数が多い順に商品の情報を並べたリストを生成してもよい。
所定の枠W1は、ステップS109において販売価格が所定の条件を満たすと特定された商品の情報を表示する枠である。所定の枠W1は、例えば、売れている順、キーワード順、安い順、レビュー数の多い順に商品の情報を表示する枠であってもよい。また、所定の枠W1は、図1のステップS105においてECサーバ100で推定された指標価格と、実際の販売価格との差が小さい順に商品の情報を表示する枠であってもよい。また、所定の枠W1は、販売促進費が設定された商品の情報を優先的な態様で表示する枠であってもよい。なお、所定の枠W1は、他の商品の情報(例えば、所定の枠W2や所定の枠W3に含まれる商品の情報)よりも優先的な態様で表示するための枠であってもよい。例えば、所定の枠W1は、コンテンツページC100のトップに表示される枠であってもよいし、所定の枠W2の次に表示される枠であってもよい。
所定の枠W2は、販売促進費や販促割合に応じて商品の情報を表示する枠(以下、適宜「販促割合枠」と呼ぶ)である。また、所定の枠W2は、販売促進費や販促割合が設定された商品の情報を他の商品の情報(例えば、所定の枠W3に含まれる商品の情報)よりも優先的な態様で表示するための枠である。また、所定の枠W2は、販売促進費や販促割合が高い商品の情報をリストの上位に配置する枠である。なお、所定の枠W2は、販売促進費や販促割合に限らず、例えば、商品の情報が表示された際に販売者から電子商店街のサービス提供者に報酬として支払われる広告費の額や商品の価格に対する広告費の額の割合等に応じて商品の情報を表示する枠であってもよい。
所定の枠W3は、コンテンツの配信を要求した利用者の検索結果を表示する枠(以下、適宜「検索結果枠」と呼ぶ)である。所定の枠W3は、例えば、売れている順、キーワード順、安い順、レビュー数の多い順に商品の情報を表示してもよい。また、所定の枠W3は、販売価格と各種の指標値(例えば、人気度や売行を示す指標値)とを積算して算出されたスコアが高い商品の情報をリストの上位に配置する枠である。
なお、コンテンツページC100に所定の枠W2が含まれなくてもよい。また、コンテンツページC100に所定の枠W3が含まれなくてもよい。また、コンテンツページC100に所定の枠W1乃至所定の枠W3以外の所定の枠であって、特定の商品の情報を表示する所定の枠が含まれていてもよい。
〔2.販売者端末の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る販売者端末10の構成について説明する。図4は、実施形態に係る販売者端末10の構成例を示す図である。図4に示すように、販売者端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、ECサーバ100との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、販売者端末10に設けられたボタンや、販売者端末10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部13は、ECサーバ100で推定された価格に関する情報を出力する。
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、販売者端末10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、販売者端末10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、ECサーバ100で推定された価格に関する情報を表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部14は、要求部141と、受信部142と、送信部143とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(要求部141)
要求部141は、販売者端末10を利用する販売者の操作に応じて、所定の商品を販売するための価格に関する情報をECサーバ100に要求する。例えば、要求部141は、売行が所定の閾値以上となる価格に関する情報を要求する。
(受信部142)
受信部142は、要求部141による要求に応じてECサーバ100から送信された価格に関する情報を受信する。例えば、受信部142は、所定の商品に関して売行が所定の条件を満たすと推定された価格に関する情報を受信する。
(送信部143)
送信部143は、販売者端末10を利用する販売者によって実際に設定された販売価格に関する情報をECサーバ100に送信する。このように、送信部143は、所定の商品(図1の例では、商品X1)に対して実際に設定された販売価格に関する情報を送信する。
〔3.利用者端末の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る利用者端末20の構成について説明する。図5は、実施形態に係る利用者端末20の構成例を示す図である。図5に示すように、利用者端末20は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、制御部24とを有する。
(通信部21)
通信部21は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部21は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、ECサーバ100との間で情報の送受信を行う。
(入力部22)
入力部22は、利用者からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部22は、タッチパネル機能により表示面を介して利用者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部22は、利用者端末20に設けられたボタンや、利用者端末20に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部23)
出力部23は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部23は、ECサーバ100から提供されたコンテンツを出力する。
(制御部24)
制御部24は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、利用者端末20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、利用者端末20にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、ECサーバ100から提供されたコンテンツを表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部24は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部24は、要求部241と、受信部242とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(要求部241)
要求部241は、利用者端末20を利用する利用者の操作に応じて、所定のコンテンツを配信するようECサーバ100に要求する。
(受信部242)
受信部242は、要求部241による要求に応じてECサーバ100から配信されたコンテンツを受信する。例えば、受信部242は、ECサーバ100により特定された商品の情報を所定の枠(図2の例では、所定の枠W1)内に含むコンテンツを受信する。図2の例では、受信部242は、コンテンツページC100を受信する。また、受信部242は、受信したコンテンツを表示してもよい。
〔4.ECサーバの構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係るECサーバ100の構成について説明する。図6は、実施形態に係るECサーバ100の構成例を示す図である。図6に示すように、ECサーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、ECサーバ100は、ECサーバ100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、販売者端末10と、利用者端末20と、売行管理サーバ200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、売行情報記憶部121と、販売価格記憶部122とを有する。
売行情報記憶部121は、売行管理サーバ200から送信された情報を記憶する。例えば、売行情報記憶部121は、売行管理サーバ200から送信された売行情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る売行情報記憶部121の一例を示す。図7に示すように、売行情報記憶部121は、「売行ID」、「ストア」、「売行情報」、「価格情報」、「閲覧履歴」といった項目を有する。
「売行ID」は、売行管理サーバ200から送信された情報を識別するための識別情報を示す。「ストア」は、例えば所定の商品を提供するストアのストア名を示す。「売行情報」は、所定の商品の売行情報を示す。図7に示す例では、「売行情報」に「売行AA1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、売行を示すコンテンツデータが記憶される。例えば、「売行情報」には、1000円で1日30個売れたといった情報が記憶される。「価格情報」は、所定の商品の価格情報を示す。例えば、「価格情報」には、所定の商品の価格が記憶される。「閲覧履歴」は、所定の商品に関するコンテンツの閲覧履歴を示す。例えば、「閲覧履歴」には、所定の商品が1日に閲覧された回数が記憶される。
販売価格記憶部122は、販売者によって実際に設定された販売価格に関する情報を記憶する。例えば、販売価格記憶部122は、販売価格に関する情報と、ECサーバ100により推定されて販売者端末10に提案された指標価格に関する情報とを対応付けて記憶してもよい。ここで、図8に、実施形態に係る販売価格記憶部122の一例を示す。図8に示すように、販売価格記憶部122は、「販売ID」、「商品」、「販売者」、「販売価格」、「指標価格」といった項目を有する。
「販売ID」は、販売者端末10から送信された販売価格に関する情報を識別するための識別情報を示す。「販売者ID」は、販売者を識別するための識別情報を示す。「商品」は、例えば対象となる商品の商品名を示す。「販売価格」は、対象となる商品の実際の販売価格(具体的には、販売者により実際に設定された販売価格)を示す。「指標価格」は、対象となる商品の指標価格を示す。
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、ECサーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部130は、受付部131と、要求部132と、取得部133と、算出部134と、推定部135と、提案部136と、第2取得部137と、特定部138と、提供部139とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受付部131)
受付部131は、販売者端末10から送信された要求を受け付ける。例えば、受付部131は、所定の商品を販売するための価格に関する情報の要求を受け付ける。例えば、受付部131は、売行が所定の閾値以上となる価格に関する情報の要求を受け付ける。
(要求部132)
要求部132は、所定の商品の売行情報を売行管理サーバ200に要求する。例えば、要求部132は、売行管理サーバ200により管理される市場におけるストア毎の所定の商品の売行情報を要求する。
(取得部133)
取得部133は、要求部132による要求に応じて売行管理サーバ200から送信された情報を取得する。例えば、取得部133は、ストア毎の所定の商品の売行情報を取得する。例えば、取得部133は、売行情報と共に送信されたストア毎の所定の商品の価格情報や、閲覧履歴に関する情報などを取得する。
このように、取得部133は、所定の販売者により販売される商品の販売に関する販売情報を取得する。例えば、取得部133は、所定の販売者により販売される商品の市場における売行を示す売行情報を取得する。また、取得部133は、商品の価格を示す価格情報を更に取得してもよい。また、取得部133は、価格情報と売行情報とをストア毎に取得してもよい。また、取得部133は、商品に関するコンテンツの閲覧履歴に関する情報を更に取得してもよい。また、取得部133は、商品の在庫を示す在庫情報を更に取得してもよい。
(算出部134)
算出部134は、取得部133により取得された情報に基づいて所定の条件の対象となる情報を算出する。例えば、算出部134は、売行情報とコンテンツの閲覧履歴に関する情報とに基づいてコンバージョン率を算出する。例えば、算出部134は、1000円で所定の商品が1日に30個売れたといった情報と、所定の商品に関するコンテンツが1日に30回閲覧されたといった情報とに基づいて、所定の商品に関するコンテンツが閲覧されて、実際に購入に結び付いた割合を示すコンバージョン率を算出してもよい。また、算出部134は、取得部133により取得されたストア毎の売行情報に基づいて、例えば価格と売れた個数とを軸とした売行の傾向を算出してもよい。そして、算出部134は、例えば価格と売れた個数とを軸とした売行の傾向を示す特定の方程式に基づいて、グラフを生成してもよい。
(推定部135)
推定部135は、取得部133により取得された情報に基づいて、所定の商品の売行が所定の条件を満たす価格を推定する。例えば、推定部135は、取得部133により取得された売行情報に基づいて、売行が所定の条件を満たす価格を推定する。例えば、推定部135は、取得部133により取得されたストア毎の各情報に基づいて、売行が所定の条件を満たす価格を推定する。また、例えば、推定部135は、ストア毎の売行と、対応するストア毎の売行に関して予め定められた重みとの内積の和により算出された総合的な売行から価格を推定してもよい。このように、推定部135は、特定の方程式を用いて、取得した売行情報から売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。
また、推定部135は、売行情報と価格情報とに基づいて、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。例えば、推定部135は、ストア毎の売行情報と価格情報とに基づいて、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。また、推定部135は、売行情報が所定の閾値以上である場合、所定の商品に関する市場における価格の最安値に推定してもよい。また、推定部135は、売行情報が所定の閾値未満である場合、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。例えば、推定部135は、所定の商品に関する市場における価格の最安値から所定の範囲内に含まれる価格を推定してもよい。このように、推定部135は、売行情報に応じて、異なる方法を用いて価格を推定してもよい。
また、推定部135は、売行情報と閲覧履歴とに基づいて、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。例えば、推定部135は、算出部134により算出されたコンバージョン率が所定の閾値以上となる価格を推定してもよい。具体的には、推定部135は、売行情報と閲覧履歴とに基づいて算出されたコンバージョン率が所定の閾値以上となる価格を推定してもよい。
また、推定部135は、売行情報と在庫情報とに基づいて、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。また、推定部135は、在庫情報が所定の閾値以上である場合、所定の商品に関する市場における価格の最安値に推定してもよい。また、推定部135は、在庫情報が所定の閾値未満である場合、売行が所定の条件を満たす価格を推定してもよい。
(提案部136)
提案部136は、推定部135により推定された価格に関する情報を所定の販売者に提案する。例えば、提案部136は、推定部135において推定される価格を市場における最安値に決定した場合には、商品の市場における最安値を提案する。このように、提案部136は、所定の商品を販売する販売者に対して、予め設定された指標価格を提案してもよい。
(第2取得部137)
第2取得部137は、提案部136による提案に対して、販売者により実際に設定された販売価格に関する情報を販売者端末10から取得する。また、第2取得部137は、取得した情報を所定の記憶部(例えば、販売価格記憶部122)に格納してもよい。また、第2取得部137は、電子商店街で販売される商品の情報が更新された場合、販売価格に関する情報を販売者端末10から再度取得してもよい。また、第2取得部137は、予め設定された所定の期間毎(例えば、1日毎、1週間毎など)又は所定の期日(例えば、毎週月曜、毎月1日など)に、販売価格に関する情報を取得してもよい。そして、第2取得部137は、更新された商品の販売価格に関する情報を所定の記憶部に格納してもよい。例えば、第2取得部137は、商品の情報が更新される毎に、所定の記憶部に記憶された販売価格に関する情報を更新してもよい。
(特定部138)
特定部138は、電子商店街で販売される商品のうち、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定する。例えば、特定部138は、第2取得部137により取得された販売価格が所定の条件を満たす商品を特定する。特定部138は、例えば販売価格記憶部122に記憶された情報を用いて商品を特定する。
例えば、特定部138は、販売価格が予め設定された範囲内に収まる商品を特定する。例えば、特定部138は、売行が所定の条件を満たす価格として推定された指標価格と販売価格との差が所定の範囲内に収まる商品を特定してもよい。例えば、特定部138は、商品の販売に関する販売情報に基づいて推定された指標価格であって、売行が所定の条件を満たす価格として推定された指標価格と販売価格との差が所定の範囲内に収まる商品を特定してもよい。例えば、特定部138は、提案部136により提案された指標価格若しくは指標価格以下に設定された商品を特定してもよい。
また、特定部138は、電子商店街で販売される商品の情報が更新された場合、更新後の販売価格が所定の条件を満たす商品を特定する。また、特定部138は、更新後の販売価格が所定の条件を満たさなくなった商品を除外対象として特定してもよい。
(提供部139)
提供部139は、コンテンツの配信を要求する利用者からの配信要求に応じて、コンテンツを提供する。例えば、提供部139は、特定部138により特定された商品の情報を所定の枠(図2の例では、所定の枠W1)内に含むコンテンツ(図2の例では、コンテンツページC100)を提供する。具体的には、提供部139は、特定された商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。
また、提供部139は、特定された商品の情報のうち、所定の条件を満たす商品の情報を所定の枠内に含むコンテンツを提供する。例えば、提供部139は、特定された商品の情報のうち、所定の商品の情報の配信を要求した利用者の検索結果に応じた商品の情報を所定の枠内に含むコンテンツを提供する。言い替えると、提供部139は、特定された商品の情報のうち、所定の商品の情報の配信を要求した利用者の検索結果に応じた商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。
また、提供部139は、特定された商品の情報のうち、所定の商品の情報の配信を要求した利用者により受け付けられた検索クエリと対応する商品の情報を所定の枠内に含むコンテンツを提供する。言い替えると、提供部139は、特定された商品の情報のうち、所定の商品の情報の配信を要求した利用者により受け付けられた検索クエリと対応する商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。
また、提供部139は、特定された商品の情報を、他の商品の情報よりも優先的な態様で表示するコンテンツを提供する。例えば、提供部139は、特定された商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠であって、所定の商品の情報の配信を要求する利用者の検索結果を表示する検索結果枠(図2の例では、所定の枠W3)よりも優先的な態様で配置される枠内に表示するコンテンツとして提供する。また、例えば、提供部139は、特定された商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠であって、所定の商品が購入された際に、所定の商品を販売した販売者から電子商店街のサービス提供者に報酬として支払われる販売促進費に応じて所定の商品の情報を表示する販促割合枠よりも優先的な態様で配置される枠内に表示するコンテンツとして提供してもよい。
また、提供部139は、特定部138により更新後の販売価格が所定の条件を満たさなくなったと特定された商品の情報を所定の枠内に表示されないように除外したコンテンツを提供してもよい。例えば、提供部139は、更新後の販売価格が予め設定された範囲内に収まらなくなった場合、該当する商品の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツから除外してもよい。
〔5.売行管理サーバの構成〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る売行管理サーバ200の構成について説明する。図9は、実施形態に係る売行管理サーバ200の構成例を示す図である。図9に示すように、売行管理サーバ200は、通信部210と、市場情報記憶部220と、制御部230とを有する。なお、売行管理サーバ200は、売行管理サーバ200の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部210)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ECサーバ100との間で情報の送受信を行う。
(市場情報記憶部220)
市場情報記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
市場情報記憶部220は、各市場でストア毎に販売される全て又は一部の商品に関する情報を記憶する。例えば、市場情報記憶部220は、各市場でストア毎に販売される商品に関する売行情報を記憶する。ここで、図10に、実施形態に係る市場情報記憶部220の一例を示す。図10に示すように、市場情報記憶部220は、「市場ID」、「ストア」、「商品」、「売行情報」、「価格情報」、「閲覧履歴」といった項目を有する。
「市場ID」は、売行管理サーバ200により管理される市場を識別するための識別情報を示す。例えば、「市場ID」は、例えば特定のジャンルの商品を多く扱ったストアをまとめてグループ化した市場を識別するための識別情報を示してもよい。「ストア」は、
例えば各市場に含まれるストアのストア名を示す。「商品」は、例えばストア毎に販売される商品の商品名を示す。「売行情報」は、ストア毎に販売される商品の売行情報を示す。「価格情報」は、ストア毎に販売される商品の価格情報を示す。「閲覧履歴」は、ストア毎に販売される商品に関するコンテンツの閲覧履歴を示す。
(制御部230)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、売行管理サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部230は、受付部231と、特定部232と、送信部233とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受付部231)
受付部231は、ECサーバ100から送信された要求を受け付ける。例えば、受付部231は、所定の商品の売行情報の要求を受け付ける。例えば、受付部231は、所定の商品に関するストア毎の売行情報の要求を受け付ける。
(特定部232)
特定部232は、受付部231により受け付けられた要求に応じて、所定の商品に対応する各ストアに含まれる商品を特定する。例えば、特定部232は、商品名や識別情報(例えば、商品識別コード)により所定の商品に対応する商品をストア毎に特定する。また、特定部232は、所定の商品に対応する商品が複数ある場合、複数の商品を特定してもよい。
(送信部233)
送信部233は、特定部232により特定された商品に関する情報をECサーバ100に送信する。例えば、送信部233は、特定された商品の売行情報を送信する。例えば、送信部233は、商品の売行情報と共に、商品の価格情報や、閲覧履歴に関する情報や、在庫情報を送信する。例えば、送信部233は、特定された商品に関する情報をストア毎に対応付けて送信する。
〔6.情報処理のフロー〕
次に、図11乃至図12を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順について説明する。図11乃至図12は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、ECサーバ100は、所定の商品の売行情報を取得する(ステップS201)。また、ECサーバ100は、取得した売行情報が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS202)。また、ECサーバ100は、取得した売行情報が所定の閾値以上である場合(ステップS202;YES)、売行が所定の条件を満たす価格を推定する(ステップS203)。また、ECサーバ100は、取得した売行情報が所定の閾値未満である場合(ステップS202;NO)、市場における価格の最安値に推定する(ステップS204)。そして、ECサーバ100は、推定した価格を提案する(ステップS205)。
図12に示すように、ECサーバ100は、所定の商品の販売価格に関する情報を取得する(ステップS301)。例えば、ECサーバ100は、図11のステップS205において提案された価格の商品(若しくは図11のステップS203又はステップS204において推定された価格の商品)が実際に販売された販売価格に関する情報を取得する。また、ECサーバ100は、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定する(ステップS302)。例えば、ECサーバ100は、販売価格記憶部122に記憶された商品の中から所定の商品を特定する。また、ECサーバ100は、特定された商品の情報を所定の枠内に含むコンテンツを提供する(ステップS303)。
〔7.変形例〕
上述した実施形態に係る情報処理システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理システム1の他の実施形態について説明する。
〔スコア情報を算出する〕
上記実施形態では、ECサーバ100は、ECサーバ100で推定された価格を指標価格として、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定する例を示した。ここで、指標価格は、ECサーバ100で推定された価格でなくても、例えば、ECサーバ100を管理する管理者や所定の権限を有する者により指定された価格であってもよい。また、例えば、指標価格は、ECサーバ100を管理する管理者により、所定の販売者に対して提案された価格であってもよい。また、例えば、指標価格は、ECサーバ100を管理する管理者により、売行が所定の条件を満たすと推定された価格であってもよい。すなわち、ECサーバ100は、ECサーバ100を管理する管理者により定められた価格を指標価格として、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定してもよい。この場合、ECサーバ100は、売行が所定の条件を満たす価格として、ECサーバ100を管理する管理者により定められた価格と販売価格との差が所定の範囲内に収まる商品を特定してもよい。また、ECサーバ100は、所定の外部サーバにより定められた価格(例えば、売行が所定の条件を満たすと推定された価格)を指標価格して、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定してもよい。
なお、上記実施形態では、ECサーバ100は、所定の条件を満たす価格を要求した販売者が実際に設定した販売価格を取得する例を示した。図1では、ECサーバ100は、商品X1に関して、ステップS101において価格を要求した販売者U1から、ステップS107において送信された販売価格を取得する例を示した。ここで、ECサーバ100を管理する管理者により定められた価格を指標価格とする場合、販売者U1が特定されないため、ECサーバ100は、所定の記憶部に記憶された電子商店街で販売される所定の商品の中から、販売価格が所定の条件を満たす商品を特定してもよい。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係るECサーバ100は、特定部138と、提供部139とを有する。特定部138は、電子商店街で販売される所定の取引対象のうち、販売価格が予め設定された範囲内に収まる取引対象を特定する。提供部139は、特定部138により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、特定部138は、売行が所定の条件を満たす価格として推定された指標価格と販売価格との差が所定の範囲内に収まる取引対象を特定する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、特定部138は、取引対象の販売に関する販売情報に基づいて推定された指標価格であって、売行が所定の条件を満たす価格として推定された指標価格と販売価格との差が所定の範囲内に収まる取引対象を特定する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、実施形態に係るECサーバ100は、所定の取引対象を販売する販売元に対し、予め設定された指標価格を提案する提案部136を有する。また、特定部138は、販売価格が、提案部136により提案された指標価格若しくは指標価格以下に設定された取引対象を特定する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、提供部139は、特定部138により特定された取引対象の情報のうち、所定の取引対象の情報の配信を要求した利用者の検索結果に応じた取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、提供部139は、特定部138により特定された取引対象の情報のうち、所定の取引対象の情報の配信を要求した利用者により受け付けられた検索クエリと対応する取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、提供部139は、特定部138により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠であって、所定の取引対象の情報の配信を要求する利用者の検索結果を表示する検索結果枠よりも優先的な態様で配置される枠内に表示するコンテンツとして提供する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、提供部139は、特定部138により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠であって、所定の取引対象が購入された際に、所定の取引対象を販売した販売者から電子商店街のサービス提供者に報酬として支払われる販売促進費に応じて所定の取引対象の情報を表示する販促割合枠よりも優先的な態様で配置される枠内に表示するコンテンツとして提供する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
また、特定部138は、取引対象のうち、販売価格が予め設定された範囲内に収まらなくなった取引対象を除外対象として特定する。また、提供部139は、特定部138により除外対象として特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内から除外する。
これにより、実施形態に係るECサーバ100は、更なるユーザビリティの向上を促進させることができる。
〔9.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る販売者端末10、利用者端末20、ECサーバ100および売行管理サーバ200は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、販売者端末10、利用者端末20、ECサーバ100および売行管理サーバ200の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る販売者端末10、利用者端末20、ECサーバ100および売行管理サーバ200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14、24、130および230の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔10.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 販売者端末
20 利用者端末
100 ECサーバ
110 通信部
120 記憶部
121 売行情報記憶部
122 販売価格記憶部
130 制御部
131 受付部
132 要求部
133 取得部
134 算出部
135 推定部
136 提案部
137 第2取得部
138 特定部
139 提供部
200 売行管理サーバ
210 通信部
220 市場情報記憶部
230 制御部
231 受付部
232 特定部
233 送信部
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 電子商店街で販売される所定の取引対象のうち、当該所定の取引対象の売れた商品数と販売価格とに基づく当該所定の取引対象を販売するストア毎の売行と、対応する当該ストア毎の売行の重みとに基づく当該所定の取引対象の当該電子商店街における市場全体の売行が所定の閾値以上となる価格として推定された指標価格と、当該所定の取引対象の販売価格との差が予め設定された範囲内に収まる取引対象を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する提供部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定の取引対象を販売する販売元に対し、予め設定された指標価格を提案する提案部と、を更に備え、
    前記特定部は、
    前記販売価格が、前記提案部により提案された指標価格若しくは当該指標価格以下に設定された取引対象を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部は、
    前記特定部により特定された取引対象の情報のうち、所定の取引対象の情報の配信を要求した利用者の検索結果に応じた取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提供部は、
    前記特定部により特定された取引対象の情報のうち、所定の取引対象の情報の配信を要求した利用者により受け付けられた検索クエリと対応する取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記提供部は、
    前記特定部により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠であって、所定の取引対象の情報の配信を要求する利用者の検索結果を表示する検索結果枠よりも優先的な態様で配置される枠内に表示するコンテンツとして提供する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、
    前記特定部により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠であって、所定の取引対象が購入された際に、当該所定の取引対象を販売した販売者から電子商店街のサービス提供者に報酬として支払われる販売促進費に応じて当該所定の取引対象の情報を表示する販促割合枠よりも優先的な態様で配置される枠内に表示するコンテンツとして提供する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記特定部は、
    前記取引対象のうち、販売価格が予め設定された範囲内に収まらなくなった取引対象を除外対象として特定し、
    前記提供部は、
    前記特定部により除外対象として特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内から除外する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    電子商店街で販売される所定の取引対象のうち、当該所定の取引対象の売れた商品数と販売価格とに基づく当該所定の取引対象を販売するストア毎の売行と、対応する当該ストア毎の売行の重みとに基づく当該所定の取引対象の当該電子商店街における市場全体の売行が所定の閾値以上となる価格として推定された指標価格と、当該所定の取引対象の販売価格との差が予め設定された範囲内に収まる取引対象を特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する提供工程と、
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  9. 電子商店街で販売される所定の取引対象のうち、当該所定の取引対象の売れた商品数と販売価格とに基づく当該所定の取引対象を販売するストア毎の売行と、対応する当該ストア毎の売行の重みとに基づく当該所定の取引対象の当該電子商店街における市場全体の売行が所定の閾値以上となる価格として推定された指標価格と、当該所定の取引対象の販売価格との差が予め設定された範囲内に収まる取引対象を特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定された取引対象の情報を、所定のコンテンツ内に配置された所定の枠内に表示するコンテンツとして提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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