JP2017116977A - 予測装置、予測方法、及び予測プログラム - Google Patents

予測装置、予測方法、及び予測プログラム Download PDF

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【課題】オークションにおける相場を適切に予測する予測装置、予測方法、及び予測プログラムを提供する。【解決手段】予測装置100は、取得部131と、予測部133とを有する。取得部131は、オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。予測部133は、取得部131により取得されたキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。例えば、取得部131は、商品を分類するカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。【選択図】図2

Description

本発明は、予測装置、予測方法、及び予測プログラムに関する。
従来、オークションにおける商品等の相場に関する情報を提供する技術が提供されている。例えば、ユーザが指定する商品等が出品中かつ入札可能であれば、各運営サイトの最高値を抽出し、抽出された最高値の最小値と最大値を相場情報としてユーザへ提供する技術が提供されている。
特開2009−265849号公報
しかしながら、上記の従来技術ではオークションにおける相場を適切に予測することができるとは限らない。例えば、各運営サイトの最高値の比較のみでは、各オークションにおいて商品が落札される価格帯等の相場を適切に予測することは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、オークションにおける相場を適切に予測する予測装置、予測方法、及び予測プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る予測装置は、オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記キーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する予測部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、オークションにおける相場を適切に予測することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る予測処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る予測装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るオークション情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る落札情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る予測情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係るカテゴリの階層の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るキーワードの共通化の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るキーワードの除外の一例を示す図である。 図11は、変形例に係る予測処理の一例を示す図である。 図12は、変形例に係る予測装置の構成例を示す図である。 図13は、変形例に係るオークション情報記憶部の一例を示す図である。 図14は、変形例に係るランキング情報記憶部の一例を示す図である。 図15は、予測装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る予測装置、予測方法、及び予測プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る予測装置、予測方法、及び予測プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.予測処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る予測処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る予測処理の一例を示す図である。図1では、予測装置100は、相場の予測対象となる商品に関する情報(以下、「商品情報」とする場合がある)を端末装置10から取得し、商品情報から抽出したキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。そして、予測装置100は、予測した相場に関する情報(以下、「相場情報」とする場合がある)を端末装置10へ提供する。なお、ここでいう商品には、サービス等の役務を含むものとする。すなわち、ここでいう商品は、有体物であるか無体物であるかを問わず、商取引の対象となり、相場の予測対象となり得るものを含む概念である。
図1に示すように、予測システム1には、端末装置10と、予測装置100とが含まれる。端末装置10と、予測装置100とは図示しない所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示した予測システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の予測装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザによる操作に従って、相場を予測したい商品の商品情報を予測装置100に送信する。そして、端末装置10は、予測装置100が予測した商品に関する相場情報の提供を予測装置100から受ける。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、上述した端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
予測装置100は、端末装置10から取得した商品情報からキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、端末装置10から取得した商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。例えば、予測装置100は、オークションにおける取引履歴に含まれる商品の落札価格に関する情報とその商品のキーワードとに基づいて、商品に関する相場を予測する。また、予測装置100は、予測した商品に関する相場に基づいて、相場情報を端末装置10に提供する。
図1に示す例においては、予測装置100は、商品情報に含まれる商品の分類情報(以下、「カテゴリ」とする場合がある)と商品情報から抽出したキーワードとの組み合わせ(以下、単に「組み合わせ」とする場合がある)に基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。具体的には、予測装置100は、組み合わせに対応する商品の落札価格に関する情報に基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。
以下、図1を用いて、予測処理の一例を説明する。図1に示す例においては、端末装置10を利用するユーザがユーザU1である場合を示す。まず、端末装置10は、相場を予測したい商品の商品情報を予測装置100に送信する(ステップS11)。図1では、端末装置10は、カテゴリ「ファッション」、タイトル「新品ワンピース」、説明文「ブランドXのワンピースです。」といった情報を含む商品情報GD11を予測装置100へ送信する。すなわち、図1では、端末装置10は、新品のブランドXのワンピースを、相場を予測したい商品として、商品情報GD11を予測装置100へ送信する。このように、端末装置10は、例えばインターネットオークションに出品する商品の相場を予測したい場合、そのインターネットオークションへの出品物の商品情報を予測装置100に送信する。
端末装置10から商品の商品情報GD11を取得した予測装置100は、商品情報GD11からキーワードを抽出する(ステップS12)。例えば、予測装置100は、商品情報GD11に含まれるタイトル「新品ワンピース」及び説明文「ブランドXのワンピースです。」からキーワードを抽出する。図1では、予測装置100は、キーワードリストKL11に示すように、商品情報GD11に含まれるタイトル及び説明文から、キーワード「新品」、「ワンピース」、及び「ブランドX」を抽出する。なお、予測装置100は、形態素解析等の種々の従来技術を適宜用いて、キーワードの抽出を行う。
その後、予測装置100は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する(ステップS13)。図1では、予測装置100は、落札リストLT11に示すように、オークションにおける取引履歴に含まれるカテゴリ及びキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、商品に関する相場を予測する。落札リストLT11に含まれるキーワードは、過去にオークションで取引された商品の商品情報から抽出されたキーワードであってもよい。
ここで、予測装置100は、落札リストLT11に示すように、カテゴリ及びキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報として、オークションにおいて過去にカテゴリ及びキーワードに対応する商品の価格帯を用いる。図1では、説明を簡単にするために、1〜1000(円)、1000〜5000(円)、5000〜10000(円)、及び10000〜(円)の4つの価格帯に分割される場合を示す。なお、価格帯は、上記に限らず、目的に応じて種々の分割がされてもよい。例えば、価格帯は、100円単位や1000円単位で分割されてもよい。
例えば、図1に示す落札リストLT11は、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」に対応する商品の落札数が10000(回)であることを示す。また、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」に対応する商品は、1〜1000(円)の価格帯での落札数が1000(回)であり、その確率が10%(=1000/10000×100)であることを示す。すなわち、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」に対応する商品は、10000(回)の取引(落札)のうち、1〜1000(円)の価格で取引された回数が1000(回)であることを示す。また、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」に対応する商品は、1〜1000(円)の価格で取引された割合が10%であることを示す。落札リストLT11の1行目の情報は、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」に対応する商品における価格帯の分布を示す。また、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」に対応する商品は、1000〜5000(円)の価格帯での落札数が2000(回)であり、その確率が20%(=2000/10000×100)であることを示す。
図1では、予測装置100は、落札リストLT11のうち、商品情報GD11に含まれるカテゴリ「ファッション」と、キーワードリストKL11に示すキーワードとに対応する情報に基づいて、商品情報GD11に対応する商品の相場を予測する。例えば、予測装置100は、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」の組み合わせに対応する情報、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「ワンピース」の組み合わせに対応する情報、及びカテゴリ「ファッション」及びキーワード「ブランドX」の組み合わせに対応する情報に基づいて、商品の価格帯を予測する。具体的には、予測装置100は、落札リストLT11のうち、1行目の情報、3行目の情報、及び4行目の情報に基づいて、商品情報GD11に対応する商品の相場を予測する。
ここで、予測装置100は、落札リストLT11のうち、1行目の情報、3行目の情報、及び4行目の情報の各価格帯の同時確率を算出することにより、商品情報GD11に対応する商品の相場を予測する。例えば、予測装置100は、落札リストLT11のうち、1行目の情報、3行目の情報、及び4行目の情報を用いて、商品情報GD11に対応する商品の価格帯の分布を示す価格分布MR11を生成する。例えば、予測装置100は、各価格帯の同時確率を以下の式(1)により算出する。
各価格帯の同時確率= Π該当行で各価格帯の確率 … (1)
上記の式(1)において、「Π該当行で各価格帯の確率」は、同時確率の算出に用いる各行での価格帯の確率の積算を示す。図1では、価格帯1〜1000(円)の同時確率は、1行目の1〜1000(円)の価格帯の確率10%、3行目の1〜1000(円)の価格帯の確率5%、及び4行目の1〜1000(円)の価格帯の確率2%の掛け算により算出される。例えば、予測装置100は、価格帯1〜1000(円)の同時確率を以下の式(2)により算出する。
1〜1000(円)の同時確率=0.1×0.05×0.02×100(%)…(2)
上記の式(2)により、予測装置100は、価格帯1〜1000(円)の同時確率を0.01(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯1000〜5000(円)の同時確率を0.64(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯1000〜5000(円)の同時確率を0.64(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯5000〜10000(円)の同時確率を15.6(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯10000〜(円)の同時確率を0.13(%)と算出する。
そして、予測装置100は、最も同時確率が高い価格帯を想定落札価格として予測してもよい。図1では、予測装置100は、最も同時確率が高い価格帯5000〜10000(円)を想定落札価格として予測してもよい。また、予測装置100は、最も同時確率が高い価格帯における所定の値を想定落札価格としてもよい。例えば、予測装置100は、最も同時確率が高い価格帯の最小値と最大値との平均値を想定落札価格としてもよい。例えば、予測装置100は、価格帯5000〜10000の場合、平均値7500(円)(=(5000+10000)/2)を想定落札価格としてもよい。なお、予測装置100は、平均値に限らず、例えば中央値など、目的に応じて種々の値を想定落札価格としてもよい。また、予測装置100は、落札数の割合に応じて各行の情報の重みを変動させて、同時確率を算出してもよい。例えば、予測装置100は、落札数が多い行の情報の重みを大きくして、同時確率を算出してもよい。
そして、予測装置100は、価格分布MR11に基づいて、ユーザU1へ提供する相場情報を生成する(ステップS14)。図1では、予測装置100は、価格分布MR11に基づいて、商品情報GD11に対応する商品の各価格帯における同時確率の分布を示す分布図を相場情報MD11として生成する。なお、図1に示す相場情報MD11は、一例であり、価格分布MR11に示す情報をユーザU1に提供可能であれば、どのような情報であってもよい。例えば、予測装置100は、価格分布MR11に基づいて、商品情報GD11に対応する商品の各価格帯における割合を数値で示す情報を、相場情報MD11として生成してもよい。
その後、予測装置100は、生成した相場情報を端末装置10へ送信する(ステップS15)。図1では、予測装置100は、相場情報MD11や想定価格帯を数値で示す数値情報PB11を端末装置10へ送信する。また、例えば、予測装置100は、カテゴリ「ファッション」やキーワードリストKL11に示すキーワード等を含む予測対象情報TD11を端末装置10へ送信する。
そして、予測装置100から相場情報を受信した端末装置10は、受信した相場情報を表示する(ステップS16)。例えば、端末装置10は、ウェブページ等の所定のページW11に相場情報MD11や数値情報PB11や予測対象情報TD11を表示する。その後、端末装置10に表示された相場情報MD11や数値情報PB11や予測対象情報TD11を閲覧したユーザU1は、自身が入力した商品情報GD11に対応する商品が価格帯5000〜10000(円)で落札される可能性が最も高いことを認識する。
上述したように、予測装置100は、取得した商品情報に含まれるカテゴリやキーワードに基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。具体的には、予測装置100は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。これにより、予測装置100は、商品情報に対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
なお、端末装置10が予測装置100に送信する商品情報には、商品の画像等、商品に関する情報であればどのような情報が含まれてもよい。また、予測装置100は、商品の画像に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、画像の有無に応じて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、画像有りの場合、予測した商品に関する相場を所定の割合だけ増加させてもよい。例えば、予測装置100は、画像有りの場合、予測した商品に関する相場を1.1倍してもよい。また、予測装置100は、商品の属性に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、商品の色やサイズやスペック(仕様)等に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、商品の色に応じて需要の多寡がある場合、需要の多い色の場合、予測した商品に関する相場を所定の割合だけ増加させてもよい。また、例えば、予測装置100は、商品のスペックに応じて需要の多寡がある場合、需要の多いスペックの場合、予測した商品に関する相場を所定の割合だけ増加させてもよい。例えば、予測装置100は、スマートフォンの記憶容量の大きさに応じて需要の多寡がある場合、需要の多い記憶容量の場合、予測した商品に関する相場を所定の割合だけ増加させてもよい。また、予測装置100は、商品の出品者の評価に関する情報に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、商品の出品者の評価が所定の閾値以上である場合、予測した商品に関する相場を所定の割合だけ増加させてもよい。
また、上記の例では、予測装置100がカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応する商品の落札価格に関する情報に基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測する例を示したが、予測装置100は、カテゴリを用いなくてもよい。例えば、予測装置100は、キーワードの組み合わせを用いて対応する商品のカテゴリ分類を行ってもよい。この場合、予測装置100は、キーワードに対応する商品の落札価格に関する情報に基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、複数のキーワードの組み合わせに対応する商品の落札価格に関する情報に基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、キーワードがカテゴリの異なる複数の商品に対応する概念である場合、複数のキーワードの組み合わせに商品の落札価格に関する情報を対応させてもよい。なお、予測装置100は、「スマートフォン」のように対応する概念(意味内容)が1つのカテゴリ(例えば、「家電」)の商品である場合、1つのキーワードに商品の落札価格に関する情報を対応付けてもよい。また、予測装置100は、商品情報に商品の画像が含まれる場合、商品の画像に基づいて、商品のカテゴリを特定してもよい。例えば、予測装置100は、キーワードと商品の画像とに基づいて、商品のカテゴリを特定してもよい。
また、予測装置100は、オークション以外のサービスに関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、ショッピングサイト等により提供される電子商取引サービスに関する情報に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、電子商取引サービスにおいて商品が販売される価格に関する情報に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、電子商取引サービスにおける商品の価格(例えば、定価)よりも安くなるように商品に関する相場を予測してもよい。また、例えば、予測装置100は、電子商取引サービスにおける商品の価格(例えば、定価)から所定の割合だけ減額した価格帯が最も高い確率になるように、各価格帯の確率を補正してもよい。また、予測装置100は、検索サービスにおける商品に関する検索履歴に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、検索サービスにおける商品名と価格(数値)に関する検索履歴に基づいて、商品に関する相場を予測してもよい。
また、予測装置100は、複数の商品に関する相場を予測する場合、各商品について個別に商品に関する相場を予測してもよいし、複数の商品を併せて商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、書籍等のように1巻や2巻等の複数の商品を含む場合、1巻や2巻を各々1つの商品としてもよいし、1巻や2巻等を併せて1つ商品としてもよい。すなわち、予測装置100は、1つの商品として相場を予測するかを適宜変更させてもよい。言い換えると、予測装置100は、商品情報に含まれる情報やその商品の属性(特徴)に応じて、相場の予測対象となる商品の概念を動的に変更してもよい。例えば、予測装置100は、商品情報のタイトルが「書籍○○の第1巻」であった場合、第1巻の書籍○○を相場の予測対象となる商品としてもよい。また、例えば、予測装置100は、商品情報のタイトルが「書籍○○の全巻セット」であった場合、書籍○○の全ての巻を合わせて1つの商品として相場の予測対象としてもよい。このように、予測装置100は、商品情報に含まれるキーワードに応じて、商品の概念を動的に変更して相場の予測対象となる商品を決定してもよい。
また、例えば、予測装置100は、3巻について個別に商品に関する相場と4巻について個別に商品に関する相場とを合成して、商品に関する相場を予測してもよい。また、例えば、予測装置100は、2つの商品を併せて商品に関する相場を予測してもよい。すなわち、予測装置100は、3巻と4巻とを1つの商品として、商品に関する相場を予測してもよい。また、予測装置100は、個別に予測した相場を合成した相場と、複数の商品を併せて予測した相場との両方を用いて商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、個別に予測した相場の合成した相場と、複数の商品を併せて予測した相場との平均で商品に関する相場を予測してもよい。
また、上記の例では、説明を簡単にするために、商品情報から抽出した単語をキーワードとする場合を説明したが、キーワードは単語に限らず種々の情報であってもよい。例えば、キーワードは、1つ以上の対応する概念があるものであれば形態素等であってもよい。また、キーワードは、同義語や類義語を合わせたものであってもよい。例えば、予測装置100は、1つのキーワードを同様の概念に対応する複数の単語等に対応させてもよい。この点を示す例については後述するが、例えば、予測装置100は、「車」や「四輪車」や「自動車」等を同一または類似する概念を示すものとして、1つのキーワード(例えば、「四輪自動車」)に対応させてもよい。この場合、予測装置100は、分散表現等の種々の従来技術を適宜用いて、各単語等の概念の関連を抽出してもよい。また、キーワードは、商品に関するトピック(話題)であってもよい。例えば、キーワードは、商品情報に含まれる情報から抽出されたトピックであってもよい。この場合、予測装置100は、種々の従来技術を適宜用いて、商品に関する情報からトピックを抽出してもよい。例えば、予測装置100は、商品のタイトルや説明文からトピックを抽出してもよい。
なお、予測装置100は、オークションサービスを提供する外部装置からオークションに関する各種情報を取得し、予測処理を行ってもよい。また、予測装置100は、オークションサービスを提供し、オークションに関する各種情報に基づいて予測処理を行ってもよい。すなわち、予測装置100は、オークションサービスを提供する装置と一体であってもよい。また、予測装置100とオークションサービスを提供する装置とは別体でもよい。
〔2.予測装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る予測装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る予測装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、予測装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、予測装置100は、予測装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、オークション情報記憶部121と、落札情報記憶部122と、予測情報記憶部123とを有する。
(オークション情報記憶部121)
実施形態に係るオークション情報記憶部121は、オークションに関する情報を記憶する。例えば、オークション情報記憶部121には、オークションに出品された商品の落札価格を含むオークションに関する情報が記憶される。図3は、実施形態に係るオークション情報記憶部の一例を示す図である。図3には、オークション情報記憶部121に記憶されるオークションに関する情報の一例を示す。図3に示すように、オークション情報記憶部121は、オークションに関する情報として、「出品物ID」、「出品者ID」、「カテゴリ」、「タイトル」、「説明文」、「落札価格」といった項目が含まれる。
「出品物ID」は、商品(出品物)を識別するための識別情報を示す。また、「出品者ID」は、対応する商品を出品したユーザを識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、出品物IDにより識別される商品が分類されるカテゴリを示す。例えば、「カテゴリ」は、出品物IDにより識別される商品情報に含まれるカテゴリを示す。また、「タイトル」は、出品物IDにより識別される商品の商品情報に含まれるタイトルを示す。また、「説明文」は、出品物IDにより識別される商品の商品情報に含まれる説明文を示す。例えば、「落札価格」は、出品物IDにより識別される商品の落札価格を示す。
例えば、図3に示す例において、出品物ID「AD11」により識別される商品の出品者は、出品者ID「E11」により識別されるユーザであることを示す。また、出品物ID「AD11」により識別される商品は、カテゴリが「ファッション」であり、タイトルが「[送料無料]アクセサリ・・・」であることを示す。また、出品物ID「AD11」により識別される商品は、説明文が「新品のブランドYの・・・」であり、落札価格が「8000」(円)であることを示す。
なお、オークション情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、オークション情報記憶部121は、商品が落札された日時に関する情報を記憶してもよい。オークションIDなどオークションを識別する情報を記憶してもよい。例えば、オークション情報記憶部121は、オークションIDなどオークションを識別する情報を記憶してもよい。オークション情報記憶部121は、入札された入札数を示す情報を記憶してもよい。また、オークション情報記憶部121は、商品の写真などの画像を示す情報を記憶してもよい。なお、予測装置100は、落札情報記憶部122に示す落札情報を外部の情報処理装置から取得する場合、オークション情報記憶部121を有さなくてもよい。
(落札情報記憶部122)
実施形態に係る落札情報記憶部122は、オークションにおける落札に関する情報(以下、単に「落札情報」とする場合がある)を記憶する。図4は、実施形態に係る落札履歴情報記憶部の一例を示す図である。図4には、落札情報記憶部122に記憶される落札情報の一例を示す。図4に示すように、落札情報記憶部122は、落札情報として、「落札情報ID」、「カテゴリ」、「キーワード」、「落札数」、「価格帯」といった項目が含まれる。
「落札情報ID」は、落札情報を識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、落札情報IDにより識別される落札情報に対応するカテゴリを示す。また、「キーワード」は、落札情報IDにより識別される落札情報に対応するキーワードを示す。また、「落札数」は、落札情報IDにより識別される落札情報の落札数を示す。すなわち、図4では、カテゴリ及びキーワードに対応する商品の落札数を示す。また、「価格帯」は、落札情報IDにより識別される落札情報に対応する各価格帯での落札数に関する情報を示す。図4では、1〜1000(円)、1000〜5000(円)、5000〜10000(円)、及び10000〜(円)の4つの価格帯に分割される場合を示す。
例えば、図4では、カテゴリ「家電」及びキーワード「スマホ」に対応する商品の落札数が20000(回)であることを示す。また、カテゴリ「家電」及びキーワード「スマホ」に対応する商品は、1〜1000(円)の価格帯での落札数が1000(回)であり、その確率が5%(=1000/20000×100)であることを示す。すなわち、カテゴリ「家電」及びキーワード「スマホ」に対応する商品は、1〜1000(円)の価格で取引された割合が5%であることを示す。また、カテゴリ「家電」及びキーワード「スマホ」に対応する商品は、1000〜5000(円)の価格帯での落札数が3000(回)であり、その確率が15%であることを示す。また、カテゴリ「家電」及びキーワード「スマホ」に対応する商品は、5000〜10000(円)の価格帯での落札数が6000(回)であり、その確率が30%であることを示す。また、カテゴリ「家電」及びキーワード「スマホ」に対応する商品は、10000〜(円)の価格帯での落札数が10000(回)であり、その確率が50%であることを示す。なお、落札情報記憶部122は、上記は入札履歴に関する情報の一例であって、落札情報であれば目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(予測情報記憶部123)
実施形態に係る予測情報記憶部123は、相場に関する予測情報(相場情報)を記憶する。図5は、実施形態に係る予測情報記憶部の一例を示す図である。図5に、実施形態に係る予測情報記憶部123に記憶される予測情報の一例を示す。図5に示す予測情報記憶部123は、「対象」、「カテゴリ」、「キーワード」、「価格帯」といった項目が含まれる。
「対象」は、相場を予測する対象(「相場予測対象」とする場合がある)を識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、相場を予測する対象に対応するカテゴリを示す。また、「キーワード」は、対象IDにより識別される相場予測対象に対応するキーワードを示す。また、「価格帯」は、対象IDにより識別される相場予測対象に対応する各価格帯の同時確率に関する情報を示す。図4では、1〜1000(円)、1000〜5000(円)、5000〜10000(円)、及び10000〜(円)の4つの価格帯に分割される場合を示す。
例えば、図5に示す例において、対象ID「GD11」により識別される相場予測対象(商品情報GD11)は、キーワードが「ファッション」であり、キーワードが「新品」、「ワンピース」、及び「ブランドX」であることを示す。また、「価格帯」は、対象ID「GD11」により識別される相場予測対象における価格帯1〜1000(円)の同時確率が0.01(%)であり、価格帯1000〜5000(円)の同時確率が0.64(%)であることを示す。また、「価格帯」は、対象ID「GD11」により識別される相場予測対象における価格帯5000〜10000(円)の同時確率が15.6(%)であり、価格帯10000〜(円)の同時確率が0.13(%)であることを示す。
なお、予測情報記憶部123は、上記に限らず、スコアの算出に用いる指標に関する情報であれば、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、予測情報記憶部123は、各価格帯における同時確率の分布を示す分布図を記憶してもよい。なお、予測装置100は、予測情報記憶部123に示す予測情報を端末装置10へ送信するのみである場合、予測情報記憶部123を有さなくてもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、予測装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(予測プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、予測部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、商品を分類するカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、商品を分類するカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札帯に関する情報を落札情報として取得する。例えば、取得部131は、落札情報記憶部122から落札情報を取得する。取得部131は、価格帯ごとに分割された落札価格に関する情報を取得する。取得部131は、価格帯の各々の落札数を含む落札価格に関する情報を取得する。
また、取得部131は、商品に関する文字情報から抽出されたキーワードに対応付けられた商品の落札価格に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、商品情報から抽出されたキーワードに対応付けられた落札情報を取得する。また、取得部131は、商品に関する文字情報から抽出された単語の概念に基づくキーワードに対応付けられた商品の落札価格に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、商品情報から抽出された単語の概念に基づくキーワードに対応付けられた商品の落札情報を取得する。また、取得部131は、オークションへの商品の出品者により入力される文字情報に基づくキーワードに対応付けられた商品の落札価格に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、オークションへの商品の出品者により入力される商品情報に基づくキーワードに対応付けられた落札情報を取得する。また、取得部131は、商品に関する画像情報に対応付けられた落札価格に関する情報を取得してもよい。
取得部131は、オークション以外のサービスに関する情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、サービスに関する情報として商品の所定のショッピングサイトにおける価格に関する情報を取得してもよい。また、取得部131は、サービスに関する情報として商品に関する検索履歴を取得してもよい。
また、例えば、予測装置100がオークションサービスを提供する場合、取得部131は、出品者が使用する情報処理装置からオークションに出品する商品に関する情報を取得する。この場合、取得部131は、取得したオークションに出品する商品に関する情報をオークション情報記憶部121に記憶する。また、例えば、予測装置100がオークションサービスを提供する場合、取得部131は、入札者が使用する情報処理装置から入札に関する情報を取得する。この場合、取得部131は、取得した入札に関する情報を落札情報記憶部122に記憶する。
また、予測装置100がオークションサービスを提供しない場合、取得部131は、オークションサービスを提供する外部装置からオークションに関する各種情報を取得する。この場合、取得部131は、取得したオークションに出品された商品に関する情報をオークション情報記憶部121に記憶する。また、例えば、取得部131は、落札情報を取得する。この場合、取得部131は、取得した落札情報を落札情報記憶部122に記憶する。
(生成部132)
生成部132は、オークションに関する情報から落札情報を生成する。例えば、生成部132は、オークション情報記憶部121に記憶されたオークションに関する情報から落札情報を生成する。例えば、生成部132は、オークションに関する情報に含まれるタイトルや説明文からキーワードを抽出する。例えば、生成部132は、形態素解析等の種々の従来技術を適宜用いて、キーワードの抽出を行う。なお、生成部132は、オークションの日時に関する情報に基づいて、落札情報の生成に用いるオークションに関する情報を決定してもよい。例えば、生成部132は、落札された日時に関する情報に基づいて、落札情報の生成に用いるオークションに関する情報を決定してもよい。例えば、生成部132は、落札された日時が所定の期間内(例えば、3ヶ月以内等)のオークションに関する情報を落札情報の生成に用いる情報として決定してもよい。
図1では、生成部132は、オークションに関する情報に基づいて、落札リストLT11を生成する。例えば、生成部132は、抽出したキーワードごとにカテゴリおよび落札価格と対応付けて、キーワードおよびカテゴリが対応する情報ごとに落札数や各価格帯における落札数および確率を示す落札情報を生成する。この場合、生成部132は、生成した落札情報を落札情報記憶部122に記憶する。また、図1では、生成部132は、商品情報GD11に基づいて、キーワードリストKL11を生成する。また、生成部132は、予測部133により予測された相場に基づいて、相場情報を生成してもよい。図1では、生成部132は、価格分布MR11に基づいて、ユーザU1へ提供する相場情報を生成する。
(予測部133)
予測部133は、取得部131により取得されたキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。例えば、予測部133は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。例えば、予測部133は、価格帯の各々の落札数を含む落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。予測部133は、相場として、商品の落札価格の分布に関する情報を予測する。
例えば、予測部133は、落札情報記憶部122に記憶された落札情報に基づいて、商品の相場を予測する。例えば、予測部133は、商品情報に含まれるカテゴリとキーワードの各々に対応する落札情報に基づいて、商品の相場を予測する。例えば、予測部133は、商品情報に含まれるカテゴリとキーワードの各々に対応する落札情報から各価格帯の同時確率を算出し、商品の相場を予測する。
図1では、予測部133は、落札リストLT11のうち、商品情報GD11に含まれるカテゴリ「ファッション」と、キーワードリストKL11に示すキーワードとに対応する情報に基づいて、商品情報GD11に対応する商品の相場を予測する。例えば、予測部133は、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「新品」の組み合わせに対応する情報、カテゴリ「ファッション」及びキーワード「ワンピース」の組み合わせに対応する情報、及びカテゴリ「ファッション」及びキーワード「ブランドX」の組み合わせに対応する情報に基づいて、商品の価格帯を予測する。具体的には、予測部133は、落札リストLT11のうち、1行目の情報、3行目の情報、及び4行目の情報に基づいて、商品情報GD11に対応する商品の相場を予測する。また、予測部133は、落札リストLT11のうち、1行目の情報、3行目の情報、及び4行目の情報の各価格帯の同時確率を算出することにより、商品情報GD11に対応する商品の相場を予測する。例えば、予測装置100は、各価格帯の同時確率を上記の式(1)により算出する。
図1では、予測部133は、価格帯1〜1000(円)の同時確率を0.01(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯1000〜5000(円)の同時確率を0.64(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯5000〜10000(円)の同時確率を15.6(%)と算出する。また、予測装置100は、価格帯10000〜(円)の同時確率を0.13(%)と算出する。そして、予測部133は、各価格帯の同時確率に基づいて、商品に関する相場を予測する。例えば、予測部133は、各価格帯の同時確率の大小関係に基づいて、商品に関する相場を予測する。例えば、予測部133は、最も同時確率が高い価格帯を想定落札価格として予測してもよい。図1では、予測装置100は、最も同時確率が高い価格帯5000〜10000(円)を想定落札価格として予測してもよい。なお、予測部133は、落札数の割合に応じて各行の情報の重みを変動させて、同時確率を算出してもよい。例えば、予測部133は、落札数が多い行の情報の重みを大きくして、同時確率を算出してもよい。
(提供部134)
提供部134は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、相場に関する情報を提供する。例えば、提供部134は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、相場に関する情報を端末装置10へ提供する。例えば、提供部134は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、相場情報を端末装置10へ送信する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定のネットワークと有線または無線で接続され、予測装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部15は、送信部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する予測処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する予測処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
送信部151は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、商品情報を予測装置100へ送信する。図1に示す例において、送信部151は、所定のアプリや所定のブラウザにおいて商品情報を入力することにより、商品情報を予測装置100へ送信する。
受信部152は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部152は、予測装置100から提供された相場情報やオークションに関する情報(以下、「オークション情報」とする場合がある)を受信する。また、受信部152は、相場情報やオークション情報を受信した場合、受信した相場情報やオークション情報を記憶部12に格納してもよい。
表示部153は、各種情報を表示する。例えば、表示部153は、予測装置100から提供された相場情報やオークション情報を表示する。図1では、端末装置10は、ウェブページ等の所定のページW11に相場情報MD11や数値情報PB11や測対象情報TD11を表示する。
なお、上述した制御部15による予測処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述したオークション情報の表示に関する処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔4.予測処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る予測システム1による予測処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、予測装置100の取得部131は、商品情報を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、端末装置10から商品情報を取得する。その後、取得部131は、商品情報に対応する落札情報を取得する(ステップS102)。例えば、取得部131は、落札情報記憶部122から商品情報に対応する落札情報を取得する。例えば、落札情報記憶部122から商品情報に含まれるキーワードの各々とカテゴリとの組み合わせに対応する落札情報を取得する。
その後、予測装置100の予測部133は、相場を予測する(ステップS103)。例えば、予測部133は、ステップS102において取得した落札情報に基づいて相場を予測する。
その後、予測装置100の提供部134は、相場情報を送信する(ステップS104)。例えば、提供部134は、予測部133により予測された相場に基づく相場情報を送信する。図1では、提供部134は、予測部133により予測された相場に基づく相場情報MD11を端末装置10に送信する。
〔5.カテゴリについて〕
上記の実施形態においては、カテゴリが「ファッション」や「家電」といったカテゴリである場合を例に説明したが。カテゴリはより詳細なカテゴリであってもよい。すなわち、予測装置100は、階層化されたカテゴリを用いて、より詳細なカテゴリに基づいてキーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測してもよい。この点について図8を用いて説明する。図8は、実施形態に係るカテゴリの階層の一例を示す図である。
図8に示すカテゴリ階層図CT11において、最上位のカテゴリ階層である階層HR1には、「ファッション」や「家電」といったカテゴリが含まれる。また、階層HR1の直下のカテゴリ階層である階層HR2には、「ファッション」の下位カテゴリとして「衣類」や「アクセサリ」といったカテゴリが含まれる。また、階層HR2の直下のカテゴリ階層である階層HR3には、「衣類」の下位カテゴリとして「ワンピース」や「シャツ」といったカテゴリが含まれる。また、各カテゴリの下に示す落札数は、各カテゴリに対応する商品の落札数を示す。例えば、「ワンピース」の下に示す落札数「1000」は、カテゴリ「ワンピース」に対応する商品の落札数が1000(回)であることを示す。例えば、「ワンピース」の上位のカテゴリである「衣類」の下に示す落札数「10000」は、カテゴリ「衣類」に対応する商品の落札数が10000(回)であることを示す。このように、カテゴリに対応する商品の落札数は、上位の階層に行くほど多くなる。
例えば、予測装置100は、階層HR1より下位の階層HR2、HR3等に含まれるカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測してもよい。例えば、予測装置100は、所定の閾値以上に達したカテゴリ階層のオークションに関する情報を用いて、落札情報を生成してもよい。例えば、所定の閾値を10000とした場合、商品情報に含まれるカテゴリが「シャツ」である場合、「シャツ」に対応する商品の落札数が2500(回)であるため、さらに以上のカテゴリに対応する商品の落札数が10000(回)以上になるまで、カテゴリ「シャツ」の上位カテゴリを検索する。図8では、「シャツ」の上位のカテゴリである「衣類」に対応する商品の落札数が10000(回)であるため、予測装置100は、カテゴリ「衣類」を用いる。すなわち、予測装置100は、カテゴリ「衣類」とキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、商品に関する相場を予測する。
上述したように、予測装置100は、取得した商品情報に含まれるカテゴリやキーワードに基づいて、商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。具体的には、予測装置100は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する想定落札価格を予測する。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、予測装置100は、商品情報に対応する商品であって、入札中の商品について、その商品の現在価格と予測した想定落札価格との価格差に基づいて、ランキングを決定する。これにより、予測装置100は、各商品の相場(想定落札価格)と現在価格との乖離に基づいて、各商品のランキングを決定することができる。また、予測装置100は、予測した相場に基づいて、各商品のランキングを決定することにより、ユーザに情報提供する際に、どの情報をユーザに提供するかを適切に決定することができる。したがって、予測装置100は、ユーザに適切に情報提供を行うことができる。
なお、予測装置100は、最下層のカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応する落札情報を生成し、相場の予測を行う際に落札数が所定の閾値以上になるまで、落札情報を合成してもよい。予測装置100は、カテゴリ「衣類」を用いる場合、カテゴリ「衣類」の下位に属する最下層のカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応する落札情報を合成してもよい。例えば、階層HR3が最下層である場合、予測装置100は、カテゴリ「ワンピース」とキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報やカテゴリ「シャツ」とキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報等に基づいて、商品に関する相場を予測する。なお、予測装置100は、カテゴリを動的に変動させて商品に関する相場を予測可能であれば、どのように情報を保持してもよい。
〔6.キーワードについて〕
また、上記の実施形態においては、説明を簡単にするために、商品情報から抽出した単語をキーワードとする場合を説明したが、キーワードは単語に限らず種々の情報であってもよい。この点について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態に係るキーワードの共通化の一例を示す図である。具体的には、図9は、キーワードの概念による共通化の一例を示す図である。
例えば、図9に示す落札情報記憶部122に記憶される落札情報には、カテゴリ「家電」とキーワード「スマホ」の組み合わせに対応する落札情報が含まれ、カテゴリ「家電」とキーワード「スマートフォン」の組み合わせに対応する落札情報が含まれる。ここで、カテゴリ「家電」に属するキーワード「スマホ」とカテゴリ「家電」に属するキーワード「スマートフォン」とは、いわゆる携帯電話機の一形態である多機能携帯電話という共通の概念に対応するキーワード(単語)である。
そこで、予測装置100は、落札情報記憶部122に記憶される落札情報を概念単位で共通化する(ステップS21)。例えば、予測装置100は、落札情報記憶部122Aに示すように落札情報を更新する。具体的には、予測装置100は、落札情報ID「SB15」により識別される落札情報と落札情報ID「SB16」により識別される落札情報とを合成し、落札情報ID「SB111」により識別される1つの落札情報とする。すなわち、予測装置100は、共通の概念に対応するキーワード(単語)は、共通の商品を示すものとして共通化する。これにより、予測装置100は、概念によりキーワードを共通化して多くの情報を相場予測に用いることができ、相場をより精度よく予測することが可能となる。
なお、上記の概念による共通化は一例であって、キーワードは、同義語や類義語を合わせたものであってもよい。また、上述したように、この場合、予測装置100は、分散表現等の種々の従来技術を適宜用いて、各単語等の概念の関連を抽出してもよい。また、キーワードは、商品に関するトピック(話題)であってもよい。例えば、キーワードは、商品情報に含まれる情報から抽出されたトピックであってもよい。この場合、予測装置100は、種々の従来技術を適宜用いて、商品に関する情報からトピックを抽出してもよい。
〔7.不要なキーワードについて〕
また、予測装置100は、相場の予測に不要なキーワードに対応する落札情報を除外して、相場を予測してもよい。この点について、図10を用いて説明する。図10は、実施形態に係るキーワードの除外の一例を示す図である。
例えば、図10に示す落札情報記憶部122に記憶される落札情報には、カテゴリ「家電」とキーワード「★」の組み合わせに対応する落札情報が含まれる。ここで、カテゴリ「家電」に属するキーワード「★」は、カテゴリ「家電」における商品の相場を予測するために有用な概念(意味)を示すキーワードではない。すなわち、カテゴリ「家電」におけるキーワード「★」は、相場の予測の精度向上に寄与しない不要なキーワードであり、カテゴリ「家電」とキーワード「★」の組み合わせに対応する落札情報は、不要な情報となる。
そこで、予測装置100は、落札情報記憶部122に記憶される落札情報から不要なキーワードに対応する落札情報を除外する(ステップS22)。例えば、予測装置100は、落札情報記憶部122Bに示すように落札情報を更新する。具体的には、予測装置100は、落札情報ID「SB100」により識別される落札情報を除外する。これにより、予測装置100は、相場の予測の精度向上に寄与すると想定されるキーワードに対応する落札情報のみを相場予測に用いることができ、相場をより精度よく予測することが可能となる。
なお、上記例においては、生成した落札情報から不要なキーワードの落札情報を除外する例を示したが、予測装置100は、不要なキーワードに対応する落札情報を生成しなくてもよい。また、予測装置100は、キーワードに対応する各価格帯の確率分布が一様な(例えば、4つの価格帯の確率が全て25%である)場合、そのキーワードを不要なキーワードとして除外してもよい。
〔8.変形例〕
上述した実施形態に係る予測システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、予測システム1の他の実施形態について説明する。
〔8−1.変形例:価格差に基づく情報提供〕
例えば、予測システム2は、想定予測価格と現在価格との差に基づいて、オークション情報を提供してもよい。この点について、図11〜図14を用いて説明する。図11は、変形例に係る予測処理の一例を示す図である。なお、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔8−1−1.予測処理〕
まず、図11を用いて、変形例に係る予測処理の一例について説明する。図11は、変形例に係る予測処理の一例を示す図である。図11では、予測装置200は、予測した相場に基づく価格差によりランキングされた商品を含むオークション情報を端末装置10に提供する。
図11に示すように、予測システム2は、端末装置10と、予測装置200とが含まれる。端末装置10と、予測装置200とは図示しない所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図11に示した予測システム2には、複数台の端末装置10や、複数台の予測装置200が含まれてもよい。
予測装置200は、端末装置10から取得した商品情報からキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、端末装置10から取得した商品情報に対応する商品に関する相場を予測する。例えば、予測装置200は、オークションにおける取引履歴に含まれる商品の落札価格に関する情報とその商品のキーワードとに基づいて、商品に関する相場を予測する。また、予測装置200は、予測した商品に関する相場に基づいて、オークション情報を端末装置10に提供する。
まず、端末装置10は、オークション情報の取得要求を予測装置200へ送信する(ステップS31)。例えば、端末装置10は、オークション情報の取得したい商品情報を予測装置200へ送信する。図11では、端末装置10は、カテゴリ「ファッション」、キーワード「新品」、「ワンピース」、「ブランドX」といった情報を含む商品情報GD21を予測装置200へ送信する。このように、端末装置10は、例えばインターネットオークションで購入したい商品に関する商品情報を予測装置200に送信する。
その後、予測装置200は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。例えば、予測装置200は、価格分布MR21を生成する。この点については、図1に示すステップS13と同様の処理のため説明を省略する。その後、予測装置200は、カテゴリ「ファッション」、キーワード「新品」、「ワンピース」、「ブランドX」に対応する商品の想定落札価格を算出する(ステップS32)。図12では、予測装置200は、想定落札価格表EP21に示すように、カテゴリ「ファッション」、キーワード「新品」、「ワンピース」、「ブランドX」に対応する商品の想定落札価格を「7500」(円)と算出する。
そして、予測装置200は、想定落札価格表EP21とオークションリストAL21とに基づいて、ランキングを決定する(ステップS33)。具体的には、予測装置200は、想定落札価格表EP21中の7500(円)とオークションリストAL21に含まれるカテゴリが「ファッション」であり、タイトルや説明文にキーワード「新品」、「ワンピース」、及び「ブランドX」を含む出品物とに基づいて、ランキングを決定する。図11では、予測装置200は、オークションリストAL21のうち、カテゴリが「ファッション」であり、タイトルや説明文にキーワード「新品」、「ワンピース」、及び「ブランドX」を含む出品物ID「AD21」により識別される商品と出品物ID「AD22」により識別される商品とのランキングを決定する。なお、図11では、説明を簡単にするために、想定落札価格表EP21には1つの想定落札価格が含まれる例を示すが、想定落札価格表EP21には複数の想定落札価格が含まれてもよい。
図11では、予測装置200は、ランキングリストLL21に示すように、出品物ID「AD22」により識別される商品がランキング1位であり、出品物ID「AD21」により識別される商品がランキング2位であることを示す情報を生成する。具体的には、ランキングリストLL21に示すように、ランキング「1」位の出品物ID「AD22」により識別される商品は、想定落札価格が「7500」(円)であり、現在価格が「2500」(円)であり、価格差が「5000」(円)である。また、ランキング「2」位の出品物ID「AD21」により識別される商品は、想定落札価格が「7500」(円)であり、現在価格が「7000」(円)であり、価格差が「500」(円)であることを示す。すなわち、出品物ID「AD22」により識別される商品は、価格差が出品物ID「AD21」により識別される商品の価格差よりも大きいため、ランキングが上位になる。
取得要求に対応する商品のランキングを決定した後、予測装置200は、ステップS31において取得要求を送信した端末装置10へオークション情報を提供する(ステップS34)。例えば、予測装置200は、オークション情報として、順位が高い商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を提供する。図11に示す例において、予測装置200は、オークション情報として、出品物ID「AD22」により識別される商品、出品物ID「AD21」により識別される商品の順に表示される一覧情報を端末装置10へ提供する。
予測装置200からオークション情報を受信した端末装置10は、受信したオークション情報を表示する(ステップS35)。例えば、端末装置10は、ランキングが高い商品に関する情報ほど上位に表示する。図11に示す例において、端末装置10は、カテゴリ「ワンピース」のオークション情報を表示するページW21において、最も順位の高い商品に関する情報を表示する領域AR21に、ランキング1位である出品物ID「AD22」により識別される商品に関する情報を表示する。また、端末装置10は、ページW21において、2番目に順位の高い商品に関する情報を表示する領域AR22に、ランキング2位である出品物ID「AD21」により識別される商品に関する情報を表示する。このように、端末装置10は、予測装置200において決定されたランキングに基づいて、商品に関する情報を表示する。
なお、上記例では、説明を簡単にするために、1つの想定落札価格を用い、2つの商品のランキングを決定する例を説明したが、複数の想定落札価格を用い、多数の商品のランキングを決定してもよい。すなわち、予測装置200は、種々の商品のランキングを、各々の想定落札価格と現在価格とに基づいて決定してもよい。また、上記例では、価格差が大きい商品のランキングを高くする場合を説明したが、価格差が小さい商品ほどランキングを高くしてもよい。例えば、予測装置200は、価格差が小さい商品ほどランキングを高くすることにより、想定落札価格に近い現在価格の商品を上位に表示させることにより、その商品の落札価格を想定落札価格に達する可能性を高めることができる。なお、上記のランキングは一例であって、予測装置200は、想定落札価格や現在価格に加えて、種々の情報に基づいてランキングを決定してもよい。
〔8−1−2.予測装置の構成〕
次に、図12を用いて、変形例に係る予測装置200の構成について説明する。図12は、変形例に係る予測装置200の構成例を示す図である。図12に示すように、予測装置200は、通信部110と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、予測装置200は、予測装置200の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例に係る記憶部220は、図12に示すように、オークション情報記憶部221と、落札情報記憶部122と、予測情報記憶部123、ランキング情報記憶部224とを有する。なお、オークション情報記憶部221については、対象の項目における「GD11」を「GD21」に、「GD12」を「GD22」に読み替えるものとする。
(オークション情報記憶部221)
変形例に係るオークション情報記憶部221は、オークションに関する情報を記憶する。図13は、変形例に係るオークション情報記憶部の一例を示す図である。図13には、オークション情報記憶部221に記憶されるオークションに関する情報の一例を示す。図13に示すように、オークション情報記憶部221は、オークションに関する情報として、「出品物ID」、「出品者ID」、「カテゴリ」、「タイトル」、「説明文」、「落札価格」、「現在価格」といった項目が含まれる。なお、図13に示すオークション情報記憶部221において、「現在価格」以外は、オークション情報記憶部121と同様であるため、説明を省略する。「現在価格」は、出品物IDにより識別される商品の現在入札されている最高価格を示す。例えば、図13に示す例において、オークション情報記憶部221には、出品物ID「AD21」により識別される出品物(商品)に関する情報や出品物ID「AD22」により識別される出品物(商品)に関する情報が含まれる。
(ランキング情報記憶部224)
変形例に係るランキング情報記憶部224は、相場に関する予測情報(相場情報)を記憶する。図14は、変形例に係るランキング情報記憶部の一例を示す図である。図14に、変形例に係るランキング情報記憶部224の一例を示す。図14に示すランキング情報記憶部224は、「ランキング」、「出品者ID」、「想定落札価格」、「現在価格」、「価格差」といった項目が含まれる。
「ランキング」は、各出品物のランキングを示す。例えば、「ランキング」は、各出品物の想定落札価格と現在価格との価格差に基づく順位を示す。「出品物ID」は、商品(出品物)を識別するための識別情報を示す。「想定落札価格」は、出品物IDにより識別される商品の想定落札価格を示す。また、「現在価格」は、出品物IDにより識別される商品の現在入札されている最高価格を示す。
例えば、図14に示す例において、ランキング「1」位の出品物ID「AD22」により識別される商品は、想定落札価格が「7500」(円)であり、現在価格が「2500」(円)であり、価格差が「5000」(円)であることを示す。また、例えば、ランキング「2」位の出品物ID「AD21」により識別される商品は、想定落札価格が「7500」(円)であり、現在価格が「7000」(円)であり、価格差が「500」(円)であることを示す。
なお、ランキング情報記憶部224は、上記に限らず、スコアの算出に用いる指標に関する情報であれば、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ランキング情報記憶部224は、各出品物のオークションの残り時間や即決価格等の情報を記憶してもよい。なお、予測装置200は、ランキング情報記憶部224に示す予測情報を端末装置10へ送信するのみである場合、ランキング情報記憶部224を有さなくてもよい。
(制御部230)
図12の説明に戻って、制御部230は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、予測装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(予測プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図12に示すように、制御部230は、取得部131と、生成部232と、予測部133と、提供部234とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図12に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図12に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(生成部232)
生成部232は、オークションに関する情報から落札情報を生成する。この点は、生成部132と同様であるため、説明を省略する。また、生成部232は、予測部133により予測された相場に基づいて、オークション情報を生成してもよい。例えば、生成部232は、想定落札価格表EP21とオークションリストAL21とに基づいて、ユーザU1へ提供するオークション情報を生成する。例えば、生成部232は、想定落札価格表EP21とオークションリストAL21とに基づくランキングリストLL21から、オークション情報を生成する。
(提供部234)
提供部234は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、相場に関する情報を提供する。例えば、提供部234は、相場に関する情報として、相場に基づいて推定される落札価格(想定落札価格)と商品の現在価格との価格差に基づいて、商品に関する情報(オークション情報)を提供する。例えば、提供部234は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、オークション情報を端末装置10へ提供する。例えば、提供部234は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、オークション情報を端末装置10へ送信する。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、取得部131と、予測部133とを有する。取得部131は、オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。予測部133は、取得部131により取得されたキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、商品情報に対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、商品を分類するカテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。予測部133は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、カテゴリとキーワードとの組み合わせに対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、商品に関する文字情報から抽出されたキーワードに対応付けられた商品の落札価格に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、商品に関する文字情報から抽出されたキーワードに対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、商品に関する文字情報から抽出された単語の概念に基づくキーワードに対応付けられた商品の落札価格に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、商品に関する文字情報から抽出された単語の概念に対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、オークションへの商品の出品者により入力される文字情報に基づくキーワードに対応付けられた商品の落札価格に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、オークションへの商品の出品者により入力される文字情報に対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、商品に関する画像情報に対応付けられた落札価格に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、商品に関する画像情報に対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、価格帯ごとに分割された落札価格に関する情報を取得する。予測部133は、価格帯ごとに分割された落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、価格帯ごとに分割された落札価格に関する情報に基づいてキーワードに対応する商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、価格帯の各々の落札回数を含む落札価格に関する情報を取得する。予測部133は、価格帯の各々の落札回数を含む落札価格に関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、価格帯の各々の落札回数に基づいて商品がどの価格帯で落札される可能性が高いかを予測することができる。したがって、予測装置100は、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、予測部133は、相場として、商品の落札価格の分布に関する情報を予測する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、相場として、商品の落札価格の分布に関する情報を予測することにより、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、オークション以外のサービスに関する情報を取得する。予測部133は、取得部131により取得したサービスに関する情報に基づいて、キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、オークション以外のサービスに関する情報を用いることにより、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、サービスに関する情報として商品の所定のショッピングサイトにおける価格に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、商品の所定のショッピングサイトにおける価格に関する情報を用いることにより、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200において、取得部131は、サービスに関する情報として商品に関する検索履歴を取得する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、サービスに関する情報として商品に関する検索履歴を用いることにより、オークションにおける相場を適切に予測することができる。
また、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、提供部134、234を有する。提供部134、234は、予測部133により予測された商品に関する相場に基づいて、相場に関する情報を提供する。
これにより、実施形態に係る予測装置100及び変形例に係る予測装置200は、適切に予測された商品に関する相場に基づいて、相場に関する情報を提供する。すなわち、適切な相場に関する情報を提供することができる。
また、変形例に係る予測装置200において、提供部234は、相場に関する情報として、相場に基づいて推定される落札価格と商品の現在価格との価格差に基づいて、商品に関する情報を提供する。
これにより、変形例に係る予測装置200は、現在価格と推定される落札価格との差に基づいて、適切にランキングされた商品に関する情報を提供することができる。
〔10.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態及び変形例に係る予測装置100、200は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図15は、予測装置100、200の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態及び変形例に係る予測装置100、200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、230の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔11.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 予測システム
100 予測装置
121 オークション情報記憶部
122 落札情報記憶部
123 予測情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 予測部
134 提供部

Claims (16)

  1. オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記キーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する予測部と、
    を備えたことを特徴とする予測装置。
  2. 前記取得部は、
    前記商品を分類するカテゴリと前記キーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報を取得し、
    前記予測部は、
    前記カテゴリと前記キーワードとの組み合わせに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する
    ことを特徴とする請求項1に記載の予測装置。
  3. 前記取得部は、
    前記商品に関する文字情報から抽出されたキーワードに対応付けられた前記商品の落札価格に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の予測装置。
  4. 前記取得部は、
    前記商品に関する文字情報から抽出された単語の概念に基づくキーワードに対応付けられた前記商品の落札価格に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の予測装置。
  5. 前記取得部は、
    前記オークションへの前記商品の出品者により入力される前記文字情報に基づくキーワードに対応付けられた前記商品の落札価格に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の予測装置。
  6. 前記取得部は、
    前記商品に関する画像情報に対応付けられた落札価格に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の予測装置。
  7. 前記取得部は、
    価格帯ごとに分割された前記落札価格に関する情報を取得し、
    前記予測部は、
    前記価格帯ごとに分割された前記落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の予測装置。
  8. 前記取得部は、
    前記価格帯の各々の落札数を含む前記落札価格に関する情報を取得し、
    前記予測部は、
    前記価格帯の各々の落札数を含む前記落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する
    ことを特徴とする請求項7に記載の予測装置。
  9. 前記予測部は、
    前記相場として、前記商品の落札価格の分布に関する情報を予測する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の予測装置。
  10. 前記取得部は、
    前記オークション以外のサービスに関する情報を取得し、
    前記予測部は、
    前記取得部により取得した前記サービスに関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の予測装置。
  11. 前記取得部は、
    前記サービスに関する情報として前記商品の所定のショッピングサイトにおける価格に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項10に記載の予測装置。
  12. 前記取得部は、
    前記サービスに関する情報として前記商品に関する検索履歴を取得する
    ことを特徴とする請求項10に記載の予測装置。
  13. 前記予測部により予測された前記商品に関する相場に基づいて、前記相場に関する情報を提供する提供部、
    さらに備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の予測装置。
  14. 前記提供部は、
    前記相場に関する情報として、前記相場に基づいて推定される落札価格と前記商品の現在価格との価格差に基づいて、前記商品に関する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項13に記載の予測装置。
  15. コンピュータが実行する予測方法であって、
    オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記キーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する予測工程と、
    を含むことを特徴とする予測方法。
  16. オークションにおけるキーワードに対応付けられた落札価格に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記キーワードに対応付けられた落札価格に関する情報に基づいて、前記キーワードに対応付けられた商品に関する相場を予測する予測手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする予測プログラム。
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